JP2780992B2 - サーモメータ・コードまたはサーキュラー・コードに適したエラー訂正電子回路 - Google Patents

サーモメータ・コードまたはサーキュラー・コードに適したエラー訂正電子回路

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビットD1、D2、・・・DMビットとして連続
的に表されるM個の最初の2進ビットを供給する入力段
によって構成される電子回路に関し、ここでMは少なく
とも3であり、最初のビットは、整数変数Pの関数とし
て第1の2進値と第2の2進値との間で切り替わり、そ
の結果、Pが0とMにわたる範囲のある特定の整数値に
設定される場合、各ビットDi(ここで「i」はライニン
グ整数)はi>Pの場合2進値の一方であり、i≦Pの
場合他方の2進値であることが望ましい。
(従来技術) この最初のパラグラフで説明した電子回路は、J.G.ピ
ーターソンのIEEE・JSSC、SC−14巻、第6号、1979年、
12月の932−937頁の「モノリシック・ビデオA/Dコンバ
ータ」で知られている。ここでは、フラッシュ・タイプ
のアナログ・ディジタル変換器(ADC)が説明されてお
り、この変換器はアナログ入力電圧をディジタル出力信
号に変換する場合の中間ステップとして「サーモメー
タ」・コードを発生させることが望ましい1組の入力比
較器を有し、ここで、このサーモメータ・コードとは、
1つのグループの2進法の1とこれに続く1つのグルー
プの2進法の0、またはその逆によって構成されるディ
ジタル・コードである。このサーモメータ・コードで
は、「1」のグループに「0」はなく、またその逆も真
である。
以下に第1表は、Mビットのサーモメータ・コードの
構造を更に詳しく示してある。Mは3以上である。この
コードは、ここではD1、D2、・・・DMとして表されるM
個のディジタル信号によって構成される。「全部0」及
び「全部1」のケースを含む場合、M+1個の「1」と
「0」の順列がある。
この順列は、整数変数Pの関数としてのアルゴリズム
の形態で定義されることができる。ビットD1−DMの中の
任意の1つをビットDiとすると、ここで「i」はライニ
ング整数である。0からMにわたるディジタル範囲内の
Pのある特定の値において、各ビットDiはi>Pに対し
て「0」、i≦Pに対して「1」、である。これは、
「1」のグループのサイズはPが1増加する毎に1増加
するという概念を表す。
Pはアナログ入力電圧とディジタル的に等価である。
第I表で「1」と「0」の位置は逆にすることが可能で
ある。
「サーキュラー」コードは、サーモメータ・コードの
延長であって、「1」のグループ及び「0」のグループ
の全ての可能な順列を含んでいる。下記の第II表は、M
ビットのサーキュラー・コードの組織を示している。順
列は、サーモメータ・コードと同じ方法で変数Pの関数
として定義される。事実、0≦P≦Mに対する第II表の
部分は第I表と同じである。第II表の残りの部分は、ど
のようにして「0」のグループが再び表れ、Pが2Mに達
した場合に、サーキュラー・コードが端部を「ラップ・
アラウンド」することを可能にするためにサイズが前進
的に増加するかを示している。サーキュラー・コード
は、1985年12月16日に出願された米国特許出願第809,45
3号で開示されているようなホールデング・タイプのADC
に使用される。
サーモメータ・コードまたはサーキュラー・コードを
発生させる入力段は、時として「1」を誤って「0」の
グループに混入させまたはその逆の場合を発生させる。
この種のエラーは、ここでは遷移ビット・エラーと称す
るが、この理由は、「0」と「1」との間に少なくとも
1つの余分の遷移が存在するからである。
遷移ビット・エラーは、通常高度が「0」と「1」と
の間で意図的に遷移を行う近くで発生し、特にこれはフ
ラッシュADC及びホールデングADCで発生する。
例えば、Pが2である場合、6ビットのサーモメータ
・コード(D1D2D3D4D5D6)が(110000)として現れる。
もしD4が「0」の替わりに「1」として発生されると、
このコードは実際には、(110100)として現れる。
「0」と「1」の間に3つの遷移が存在することは、遷
移ビット・エラーを示している。
このエラーは、2つの主要な問題を発生させる。第1
に、D4が「0」であるべきなのか、D3が「1」であるべ
きなのが、分からないが、この理由は、ビットの遷移が
次々に発生しているからである。実際のコードは、意図
されたコードが(110000)または(111100)のいずれで
あるかを何等示していない。第2に、適当な修正機構が
存在しない場合、ADC内でこのコードをディジタル出力
信号に変換する出力回路は、通常「0」と「1」の間に
2つ以上の遷移の存在する場合を処理するように通常設
計されていない。ビット遷移エラーは、出力信号を大き
く壊してしまう可能性がある。
これらの問題に対処する1つの方法は、コードにD4
「1」を「0」に変換するかまたはD3の「0」を「1」
に変換するディジタル論理回路を通過させることであ
る。その結果得られるコードは、サーモメータ・ホーマ
ットになっている。ビット・エラーは意図されたコード
について、不確かであるため0または2である。平均的
なビット・エラーは1である。しかし、平均2乗ビット
・エラーは 即ち約1.4である。これは、平均エラーでなくて平均2
乗エラーに基づく信号ノイズ比のような性能指標に対し
て不当に高いものである。
本発明は、サーモメータ・コードまたはサーキュラー
・コードとして構成されることが望ましい複数の最初の
2真ビット内の遷移ビット・エラーを解消するディジタ
ル「平均化」手法を使用するエラー訂正回路を提供す
る。本発明によれば、第1パラグラフで定義した電子回
路は、 Kが少なくとも1である場合、ビットD-K-1・・・D0
及びDM+1・・・DM+Kとして連続的に表される2K個のエン
ド・ゾーン2進ビットを基するエンド・ゾーン手段、 信号E1、E2、・・・EMとして連続的に表されるM個の
中間信号を発生する合計手段であって、各信号Eiは2K+
1ビットDi-K・・・Di・・・Di+Kの加重アナログ合計に
従って実質的に変化するように発生される合計手段、及
び 信号E1、E2・・・EMをそれぞれ信号F1、F2、・・・FM
として連続的に表される別の信号と比較することによっ
てビットB1、B2・・・BMとして連続的に表されるM個の
訂正2進ビットを発生する比較手段であって、各ビット
Biは、もし信号Eiが信号Fiを超えていれば、2進値の一
方で発生され、もし信号Eiが信号Fi未満であれば、他方
の2進値で発生される比較手段によって構成されるエラ
ー訂正手段によって構成されることを特徴とする。
(作用) エラーの訂正は、基本的に2つのステップで行われ
る。訂正回路は、先ず、それぞれ最初のビットに対応す
る複数の同じ中間信号を発生する。各中間信号は、対応
する最初のビットの周囲に中心を有する選択された奇数
の連続した最初のビットのウエイト付けされたアナログ
和に従って変化する。本発明の訂正回路は、そこで中間
信号を対応する別の信号と比較し、同じ複数の「訂正さ
れた」ビットを発生させる。
もし最初のビット中に1個の遷移ビット・エラーが存
在すれば本回路は、真のサーモメータ・フォーマットま
たはサーキュラー・フォーマットにおいて訂正されたビ
ットを発生させる。例えば、(110100)として誤って供
給された上述の6ビットのコードを考えてみよう。ディ
ジタル平均化によって、訂正回路は、最初の(110100)
のコードを真のサーモメータ・コード(111000)に変換
する。この回路は、また一定のタイプのマルチ遷移ビッ
ト・エラーを訂正する。
上述の例において、訂正されたコードは、それが(11
0000)または(111100)のいずれであるかに関係なく、
最初に意図されたコードから1ビット離れている。従っ
て、平均ビット・エラーは上述したディジタル・スキー
ムで発生されたものと同じである。しかし、本発明の平
均2乗ビット・エラーは1のみである。これはディジタ
ル・スキームの場合よりも30%少ない。本発明は従って
ADCの様なアップリケーションに大切な利点を提供する
が、ここには平均2乗エラーによって決まる重要な性能
上の指標が存在する。
(実施例) さて本発明は、添付図を参照して例によって説明され
る。
図面及び好適な実施例の説明において、同一の参照番
号は同一または非常に類似した1つもしくは複数の項目
を表す。「N」は以前に定義された信号を相補する信号
を示すためにサフィックスとして使用されている。
第1図を参照して、1はサーモメータ・フォーマット
またはサーキュラー・フォーマットの中で意図されてい
るコードにおける遷移ビット・エラーを訂正するために
本発明のディジタル「平均化」原理を適用する回路を示
す。訂正されるコードは、アナログ入力電圧VIに応答し
て入力段10から供給されるM個の最初のビットD1−Dm
よって構成されている。サーモメータ・コードまたは、
サーキュラー・コードのいずれか希望されるかによっ
て、ビットD1−DMは第I表または第II表に示され、上で
議論した特性を有することが望ましい。下端及び上端の
エンド・ゾーンのサブ回路12及び14、合計回路16、信号
発生器18、及び比較回路20によって構成されるネットワ
ークによって、D1−DMビット内の遷移ビット・エラーが
訂正される。
D1−DMビットは、合計回路16によって受取られる。更
に、この回路16は、最初のコードの始めまたは終わりの
近くでエラーの訂正が行われることを可能にするため、
幾つかの追加ビットを必要とする。この追加ビットは、
サブ回路12及び14によって与えられる。
特に、下部のサブ回路12はK個のビットD-K+1・・・D
0、を供給する。上部のサブ回路14は、同様に別のK個
のビットDM+1・・・DM+Kを供給する。Kは一般的に1で
あるが所望の訂正精度に従ってこれよりも大きくてもよ
い。第1図は、Kが2である場合を示す。ビットトD
-K+1−D0及びDM+1−DM+Kの値は下記に論じる方法で決定
される。
合計回路16は、M個の相互に接続された合計素子A1
A2・・・AMによって構成され、これらは、それぞれM+
2KビットのDK+1−DM+Kに応答して中間電圧信号E1、E2
・・EMを発生する。各合計素子Aiは2K+1個のビットD
i-K・・・Di・・・Di+Kを受取り、ここで「i」は再び
ランニング整数である。各素子Aiは、ここでビットDi-K
−Di+Kの重み付けされたアナログ合計に従って実質的に
変化するようにその信号Eiを達成する。更に正確には、
EiはΣ(j−K〜K)aijDi+jの関数であり、ここで
「i」はランニング整数でありaij項は加重定数であ
る。
各信号Eiは、通常Σ(j=−K〜K)aijDi+jと共に
大きく段階かつ直線的に変化するこの関係は下記のよう
に表すことができる。
EiAEi+BΣ(j=−K〜K)aijDi+j (1) ここでAEiは素子Aiの定義でありBは一般定数であ
る。素子A1−AMは同じものであることが望ましい。
この結果、定数AEiは実質的に等しい。iの各各の値
における加重定数aijは同様に実質的に等しい。等式
(1)は従って下記のように単純化されることが可能で
ある。
EiA+BΣ(j=−K〜K)ajDi+j (2) ここでAは回路16の一般定数でありaj項は単純化され
た加重定数である。定数ajは一般的に等しい(2)式は
そこで下記のようになる。
EiA+BΣ(j=−K〜K)Di+j (3) ここで各aj項は任意に位置に設定されている。
信号発生器18は、シングル・エンドまたはダブル・エ
ンドの平均化構造のいずれが希望されるかに従って決ま
る値でM個の別の電圧信号F1、F2・・・FMを供給する。
シングル・エンドの場合、各電圧Fiは通常の回路動作の
間対応する信号Eiによって達成される両端電圧水準の一
般的に畧中間の基準レベルに設定される。この基準レベ
ルは同一であることが望ましい。ダブル・エンドの場
合、各信号Fiは、以下に論じる方法によって信号Fiの補
数として与えられる。
比較回路20は、M個の比較器C1、C2・・・CMによって
構成され、これらはそれぞれ電圧E1−EMをそれぞれ電圧
F1−FMと比較することによってM個の「訂正された」デ
ィジタル・ビットB1、B2・・・BMを発生する。b1が2進
値「0」と「1」の選択された1つであるとすると、各
比較器C1は、もし、EiがFiを超えていれば、b1の値とし
てそのビットBiを供給する。EiがFi未満である場合に
は、逆のことが発生する。比較器C1はb1と反対の2進値
b2でビットBiを発生する。b1とb2がそれぞれ「1」及び
「0」に等しいか、またはその逆であるかは合計素子Ai
の内部構造によって決まる。通常の結果では、Biは、も
しビットDi-K−Di+Kの「平均」がH(例えば1/2よりも
大きい)であれば「1」として与えられ、この平均がL
(例えば1/2以下)であれば「0」として与えられる。
訂正されたビットB1−BMは、サーモメータ・コードま
たはサーキュラー・コードを形成することが望ましい。
ディジタルによる平均化のため、一般的な動作期間の間
にビットB1−BMで発生する遷移ビット・エラーの数は、
ビットD1・・・DM内に存在する遷移ビット・エラーの数
よりもはるかに少ない。このことは、特に単一の遷移ビ
ット・エラーに対して真である。3ビット以上の平均化
を達成するためにKを1に等しく設定することによって
非常に良好な精度が得られる。
第2図は、第1図に示す回路のダブル・エンドの実施
例を示す。第2図の補数のアーキテクチャーにおいて、
各ビットDiは別の線でステージ10から供給される一対の
信号の間の差に基づいている。ステージ10は、またビッ
トDjの補数DNiを供給するが、この理由は補数DNiが反対
の方向に取られた上述の差3に基づいているからであ
る。Di及びDNiが数字的に0及び1として表される場
合、DNiは1−Diに等しい。
第1図の信号発生器18は、第2図において合計回路16
の一体的な部分として形成されている。2K+1個のビッ
トDi-K・・・Di・・・Di+Kを受取る場合、合計素子Ai
またそれらのそれぞれの補数DNi-K・・・DNi・・・D
Ni+Kを受取る。素子Aiは、補数の重み付けされたアナロ
グ合計に従って変化するように、信号Fiを発生する。即
ち、Fiは、Σ(j=−K〜K)bijDNi+jの関数であり、
ここでBij項は加重定数である。
Ei信号と同様に、各信号Fiは通常Σ(j=−K〜K)
bijDNi+jと共に大きく段階的かつ直線的に変化する。そ
の結果、 FiAFi+BΣ(j=−K〜K)bijDNi+j (4) ここで、AFiは素子Aiに対する別の定義である。各Fi
の合計は、対応するEiの合計と同じそれぞれの定義で行
われることが望ましい。素子A1−AMが同じである場合、
等式(4)は下記のように単純化される。
FiA+BΣ(j=−K〜K)ajDNi+j (5) ajの加重定数が等しい好適な実施例において、等式
(5)は下記の通りとなる。
FiA+BΣ(j=−K〜K)DNi+j (6) ここで、aj項は、再び1に設定されている。
第3図について、これは特にサーモメータ・コードに
向けられた第2図の実施例に対する別の詳細を示す。第
3図のステージ10はアナログ入力回路22及び共通クロッ
ク信号(図示せず)によって制御されるM個のフリップ
フロップM1、M2、・・・MMによって構成される。入力V1
に応答して、回路22はM個の電圧VD1、VDN2・・・VDM
びM個の別の電圧VDN1、VDN2・・・VDNMを供給する。各
々の別の電圧VDNiは、電圧VDiに対する補数である。ク
ロック信号に応答して各フリップフロップM1は、もしV
DiがVDNiよりも大きければ「1」でビットDiをラッチ
し、もしこれの逆であれば「0」でこれをラッチする。
各対の構成部品Ai及びCiは、延長された入力「フリップ
フロップ」Siを形成する。次いで、フリップフロップM1
−MMと合わせて相互接続されたフリップフロップS1−SM
は、主従関係のフリップフロップ・ラダーを形成する。
第3図に示すサーモメータ・コードの例において、各
下部エンド・ゾーンのビットDi(i<1)は、訂正され
たコードを正しく終了させるために「1」に設定されな
ければならない。各上端エンド・ゾーンのビットDi(i
>M)は同様に「0」に設定されなければならない。こ
れらの2つの状態は、Kが1に等しい場合について下記
の第III表に示されている。
第3図は、サブ回路12及び必然的な終端を設けるため
の2進法の「1」及び「0」のソースによって構成され
ていることを示している。
第3図及び第3表に基づく簡単な数字による例は、本
発明の訂正回路の動作原理を示す場合に有用である。素
子A1−AMが等式3及び6に従い、Aは0に等しいと仮定
する。Bは1(ボルト)に等しいとする。各電圧E1また
はF1は、そこで0(ボルト)と3(ボルト)の間で変化
する。ビットB1−BMに対する2進値b1及びb2をそれぞれ
「1」及び「0」とする。また、ビットD1−DMは6ビッ
トのコードを形成すると仮定する。
この回路が動作する方法は、下記の3つのケースを検
討することによって理解することができる。
ケース1は、最初のコード(D1・・・D6)にエラーの
ない場合を示している。意図された「0」と「1」との
遷移がビットD2とD3の間で発生している。中間電圧E2
F2、E3、及びF3は「0」と「1」との遷移に対して「隣
り合っている」。合計回路16は、これらの電圧を両端の
水準(0ボルト及び3ボルト)の間の値で発生する。そ
れにもかかわらず、E2はF2よりも大きく、一方E3はF3
りも小さい。訂正されたコード(B1・・・B6)はこれに
よって最初のコードを繰返す。
ケース2は上述の例で開始されるが、1つの遷移ビッ
ト・エラーが意図された「0」と「1」との遷移点の近
くで発生する。最初のコードの「1」と「0」の構成
は、D3が誤っているかD4が誤っているかのいずれかであ
ることを示している。(D1・・・D6)が(110000)また
は(111100)のいずれであったかは明らかではない。そ
の結果、訂正回路は(B1・・・B6)を2つの潜在的に正
しい最初のコードの「平均」として与える。これによっ
て1ビットの平均エラーと1ビットの平均2乗エラーの
両方が与えられる。
ケース3は、1つの遷移ビット・エラーが規則的な
「0」と「1」との遷移点からはるかに離れたところで
発生する場合を表している。「1」と「0」が最初のコ
ードで構成されている方法から(D1・・・D6)は(1100
00)でなければならなかったことが明らかである。この
アナログ合計は、D5における明らかなエラーを解消す
る。訂正されたコード(B1・・・B6)は、当初意図され
た(110000)で供給される。第4図は、特にサーキュラ
ー・コードを指向する第2図の実施例の詳細を示す。第
4図の構成部品10、16及び20は、更に第3図に対して上
で説明した方法で構成されている。フリップフロップSI
−SMは実質的に同じものである。第4図の電圧VD1−VDM
及びVDN1及びVDNMは、1987年12月2日に出願された米国
特許出願第127,867号で説明されているホールデングADC
の補間回路から与えられた補間信号であることが望まし
い。
第4図における各エンド・ゾーンのビットD1(i<
1)は、訂正されたサーキュラー・コードが端部をラッ
プ・アラウンドすることを可能にするためビットDNM+i
と同じでなければならない。各上部エンド・ゾーンのビ
ットDi(i>M)も、同様にビットDNi-Mと同じでなけ
ればならない。下記の第IV表は、Kが1であるケースに
ついてこれらの条件を示している。第1図のサブ回路12
及び14は、単にフリップフロップM1−MMに対する適当な
接続を行うことによって第4図において実行される。
第4図は、各々の最初のビットDi(1≦i≦M)が別
の信号di及びdNiで形成された作動信号であることを示
している。特に、Diはdi−dNiu等しい。各々の訂正され
たビットBiは、同様に1対の信号bi及びbNiと共に形成
される。Biはbi−bNiに等しい。
第5図に移って、これは、第3図または第4図におけ
る各々の延長された入力フリップフロップSiを実行する
ための一般的な電圧合計回路の内部回路を示す。第5図
のフリップフロップは、文字「Q」で始まる参照符号に
よって示される幾つかの一般化されたトランジスタを有
している。これらのトランジスタの各々は第1フロー電
極(1E)、第2フロー電極(2E)及びフロー電極間の電
流の伝導を制御するための制御電極(CE)を有してい
る。各トランジスタのフロー電極の間を移動する電荷担
体(電子または正孔)は、その第1電極で始まりその第
2電極で終了する。
第5図の一般的なトランジスタの各々は、エミッタ、
コレクタ、及びベースを有するバイポーラ・トランジス
タであることが望ましく、これはそれぞれ第1フロー電
極、第2フロー電極、及び制御電極である。しかし、各
々の一般化されたトランジスタは、絶縁ゲートタイプま
たはジャンクッション・タイプの電界効果トランジスタ
(FET)として具現化されてもよい。このFETのソース
(ドレン、及びゲート電極はそれぞれ第1、第2及び制
御電極である 第5図のフリップフロップSi内の合計素子Aiは、同一
極性の入力トランジスタQA及びQB、2K+1の抵抗RA-K
・・RA0・・・RAK、および2K+1個の抵抗RB-K・・・RB
0・・・RBKの中心にある。トランジスタQAおよびQBの第
1電極は、供給点PQで共に接続されている。それらの第
2電極は、それぞれ線LEおよびLFによってノードNEおよ
びNFに接続されている。各抵抗RAjの一端は、QAの制御
電極に接続されている。各トランジスタRBjの一端は同
様にQBの制御電極に接続されている。対応する各対の抵
抗RAjおよびRBjの他端は、それぞれの信号di+jおよびd
Ni+jの形態でビットDi+jを差動的に受け取る。
第5図の比較器Ciは、同一極性のストレージ・トラン
ジスタQEおよびQFと従来のビット・ストレージ・セルと
して構成された負荷24によって構成される。このセルに
2進ビットを格納することを可能にするセル電流は、ト
ランジスタQEおよびQFの第1電極に接続された供給点PS
で与えられる。信号Eiは、QEの第2電極およびQFの制御
電極の接合点におけるノードNEに加えられる。信号Fi
同様にQFの第2電極およびQEの制御電極の接合点におけ
るノードNFに加えられる。負荷24は、信号bi及びbNi
形態でビットBiを供給する。ある種の実施例では、ビッ
トBiは負荷24に接続されたノードNF及びNEから直接加え
られる。
残りの素子は、電流ソース26とスイッチ28である。電
流ソース26によって、供給電流ICSが与えられる。スイ
ッチ28は、クロック信号VCに応答して点PQとPSの間で電
流ICSを切替える。
フリップフロップは下記のように動作する。クロック
VCが第1クロック値VC1にある場合、スイッチ28は第5
図に示す位置にある。トランジスタQE及びQFはいずれも
オフされている。トランジスタQA及びQBは、スイッチ28
によって電流ICSを受取る。それぞれ線LEおよびLFを通
って流れる電流IEiおよびIFiの合計は略ICSに等しい。
ビットDI-K−Di+Kの値を表す増加電圧は、トランジス
タQAおよびQBの制御電極でおおよそ合計される。これに
よって、これらの導電性水順がそのビットの値に従って
相違する。ICSは、同様の方法でIEiとIFiを分割する。
負荷24は、電流IEi及びIFiを電圧Ei及びF1に変換す
る。スイッチ28は、クロックVCがVC1と異なる第2のク
ロック信号VC2に切替えられる場合、位置を変更する。
トランジスタQA及びQBはいずれもオフする。信号VCが切
替えられた場合、トランジスタQE及びQFは、電圧Ei及び
Fiのいずれが高いかによって「1」または「0」の状態
でラッチする。ビットBiはラッチされた状態に対応する
値で与えられる。
第6図は、Kが1に等しい場合に、第4図で使用可能
である3つのフリップフロップSi-1、Si、及びSi+1のブ
ロックに対する特定の相互接続を示す。第6図の各フリ
ップフロップは、第5図のフリップフロップのNPNバイ
ポーラの実施例である。第5図のそれぞれの項を実行す
る第6図の特定の素子は、2つの数字を検査することに
よって決定されることが可能である。
第7図にいって、これは第4図のフリップフロップSi
を実行するために使用されることが望ましい電流合計回
路の詳細を示す。第7図の素子の一部は、第5図と同じ
である。共通の素子に関しては、ここでは簡単な論議し
か行わない。
第7図のフリップフロップSiにおける合計回路は、第
1トランジスタQA-K・・・QA0・・・QAk及び第2トラン
ジスタGB-K・・・QB0・・・QBKとして示されている2
(2K+1)個の同一極性の入力トランジスタの中心にあ
る。トランジスタQA-K−QAKの第2電極は、線LEによっ
てノードNE及び点PSの間で切替わるスイッチ30Eに接続
されている。トランジスタQB-K−QBKの第2電極は、同
様に線LFによってノードNFと点P−Sの間で切替わるス
イッチ30Fに接続されている。各対の対応するトランジ
スタQAj及びQBjは、信号di+j及びdNi+jの形態でビットD
i+jを差動的に受取る。
第7図のフリップフロップの重要な特徴は、入力トラ
ンジスタの2つを除く全ての第1電極が2K個の最も近い
フリップフロップに接続されていることである。特に、
フリップフロップSiの各対のQAj及びQBjの第1電極は、
(a)1+j<1の場合にはフリップフロップSi+j+M
供給点PQに接続され、(b)1≦i+j≦Mの場合、フ
リップフロップSi+jの供給点PQに接続され、及び(c)
i+j>Mの場合、フリップフロップSi+j-Mの供給点PQ
に接続されている。条件(a)及び(c)によって、合
計がサーキュラー・コードの端部をラップ・アラウンド
することが可能にある。第7図は、フリップフロップSi
がフリップフロップS1−SMの中心に近い状態を示す。フ
リップフロップSiのトランジスタQA0及びQB0のみが、フ
リップフロップSiの点PQに接続された第1電極を有して
いる。
フリップフロップSiの点PQは、また最寄りの2K個のフ
リップフロップの2K対の差動的に形成された入力トラン
ジスタの第1電極に接続されている。厳密にはフリップ
フロップSiの一部ではないが、これらのトランジスタ
は、ダッシュの符号を使用して第7図に示されている。
全体として、フリップフロップSiの電流ソース26は、点
PQを介して、合計回路16の2(K+1)個の入力トラン
ジスタに電流ICSを与える。
訂正回路は、第7図を実行することによって下記のと
おり動作する。クロック信号VCがVC1と等しい場合、ス
イッチ30E及び30Fが線LE及びLFをそれぞれノードNE及び
NFに接続する。クロックVCは、フリップフロップS1−SM
の全てに対して共通して供給される。フリップフロップ
S1、SMの各々におけるトランジスタQE及びQFは、従って
オフされる。
フリップフロップS1−SMは、実質的に同じ物であるか
ら、フリップフロップSiの入力トランジスタは、ICS
畧等しい合計供給電流を受入れる。更に、トランジスタ
QAj及びQBjの各対は、それらのサイズによって決まる部
分的な供給電流を受入れる。各ビットDi+jの値によっ
て、対応する対のQAj+QBjのトランジスタの1つがオン
され、他はオフされる。オンされたトランジスタQA-K
QAKの電流を流れる増加電流は、ラインLEに沿って合計
され、電流IEiを発生する。同様に、線LFを流れる電流I
Fiは、オンされたトランジスタQB-K−QBKの電流を流れ
る増加電流の合計として形成される。従って、電流IEi
及びIFiは、ビットDi-K−D-+Kの値に従って変化する。
トランジスタQA-K−QAK及びQB-K−QBKは、その幅を除
いて同一であることが望ましい。各対QAj及びQBjの第1
電極が同じ幅wjを有すると仮定すれば、電流IEi及びIFi
は下記のように表される。
IEi(ICS/WT)Σ(j=−K〜K)wjDi+j (7) IFi(ICS/WT)Σ(j=−K〜K)wj(1−D
i+j (8) ここで項wTはΣ(j=−K〜K)wjに等しく、D
ijは、トランジスタQAjがオンでトランジスタQBjがオフ
の場合、1として与えられ、このDi+jは、逆の場合に
は、0として与えられる。等式(7)及び(8)は、wj
項が加重定数である等式(2)及び(5)の特定の場合
である。
第5図の場合のように、負荷24は、電流IEi及びIFi
電圧Ei及びFiに変換する。クロックVCがVC2に切替えら
れた場合、スイッチ30E及び30Fは線LE及びLFを点PSに接
続する。点PSは、ICSに畧等しい供給電流を受け取る。
トランジスタQE及びQFはそこで「1」または「0」の状
態でラッチする。これによって、負荷24は、信号VCがV
C2に変化する直前に信号Eiが信号Fiよりも大きかったか
小さかったかによって決まる2進値でビットBiを発生す
る。
若干の変更を加えると、第7図に示す回路は、またサ
ーモメータ・コードとして使用されることが可能であ
る。「1」及び「0」のソースとして機能する適当なサ
イズのソースが、ラップアラウンドを行う接続の代わり
に使用される。
第8図は、Kが1である場合、第4図で使用可能な3
つの同一の回路Si-1′、Si′、及びSi+1′のブロックに
対する特定の相互接続を示す。第8図の回路Si′は、フ
リップフロップSiに対する入力トランジスタの幾つかが
第8図の回路Si-1′及びSi+1′内に示されていることを
除いて、第7図のフリップフロップSiのNPNバイポーラ
・インブリメンテーションである。このこのを念頭に入
れて、第7図の各アイテムを実行する第8図の素子は検
査によって確かめられることが可能である。信号bi及び
bNiは、第8図における電流出力として与えられること
に留意のこと。
本発明は、特定の実施例を参照して説明されてきた
が、これは専ら説明目的のためであって、以下で請求す
る本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではな
い。例えば、延長された入力フリップフロップは、補足
的なFETを使用する電流乗数器によって実行されること
ができる。従って、添付の特許請求の範囲によって定義
される本発明の範囲と精神から逸脱することなく、種々
の変更とアップリケーションが当業者によって可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるサーモメータ・コードまたはサ
ーキュラー・コードの遷移ビット・エラーを訂正する一
般的な回路のブロック図である。 第2図は、補数信号を使用する第1図の実施例のブロッ
ク図である。 第3図及び第4図は、それぞれ、サーモメータ・コード
及びサーキュラー・コードを訂正する第2図の実施例の
ブロック図である。 第5図及び第7図は、第3図または第4図の回路で使用
可能である一般的な延長入力フリップフロップの回路図
である。 第6図及び第8図は、それぞれ、第5図及び第7図のフ
リップフロップのバイポーラ・インプリメンテーション
を示す回路図である。 16……合計回路、20……比較器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−203011(JP,A) 特開 昭62−86919(JP,A) 特開 昭62−86918(JP,A) 特開 昭60−100833(JP,A) 欧州公開217009(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03M 13/00 - 13/22

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビットD1、D2、・・・DMとして連続的に表
    されるM個の最初の2進ビットを供給する入力段によっ
    て構成される電子回路であって、ここでMは少なくとも
    3であり、最初のビットは整数変数Pの関数として第1
    の2進値と第2の2進値との間で切り替わり、その結
    果、Pが0からMにわたる特定の整数値に設定される場
    合、各ビットDi(ここで「i」はライニング整数)は、
    i>Pの場合にこれらの2進値の一方であり、i<Pの
    場合に他方の2進値である電子回路において、上記の電
    子回路は、 Kが少なくとも1である場合、ビットD-K+1・・・D0
    びDM+1・・・DM+Kとして連続的に表される2K個のエンド
    ・ゾーン2進ビットを供給するエンド・ゾーン手段、 信号E1、E2、・・・EMとして連続的に表されるM個の中
    間信号を発生する合計手段であって、各信号Eiは2K+1
    ビットDi-K・・・Di・・・Di+Kの加重アナログ合計に従
    って実質的に変化するように発生される合計手段、及び 信号E1、E2、・・・EMをそれぞれ信号F1、F2、・・・FM
    として連続的に表される別の信号と比較することによっ
    てビットB1、B2、・・・BMとして連続的に表されるM個
    の訂正2進ビットを発生する比較手段であって、各ビッ
    トBiは、もし信号Eiが信号Fiを超えていれば、2進値の
    一方で発生され、もし信号Eiが信号Fi未満であれば、他
    方の2進値で発生される比較手段によって構成されるエ
    ラー訂正手段によって構成されることを特徴とする電子
    回路。
  2. 【請求項2】最初の各ビットDiが、i≦Pの場合に第1
    の2進値であり、i>Pの場合に第2の2進値であるこ
    とが望ましい場合において、各エンド・ゾーンのビット
    Diは、i<1の場合に第1の2進値に固定され、i>M
    の場合に第2の2進値に固定されることを特徴とする請
    求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】各信号Fiは、通常の動作中に信号Eiによっ
    て達成される両端の電圧の間の基準電圧に設定されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の回路。
  4. 【請求項4】2K+1個のビットDi-K・・・D1・・・Di+K
    の各グループ内のビットは、信号Eiを発生する場合畧同
    じ重みを与えられていることを特徴とする請求項1記載
    の回路。
  5. 【請求項5】合計手段は、2K+1個のビットDi-K・・・
    D1・・・Di+Kの補数の加重アナログ合計に従って実質的
    に変化するように各信号Fiを発生させることを特徴とす
    る請求項1記載の回路。
  6. 【請求項6】最初の各ビットDiが、i≦Pの場合に第1
    の2進値であり、i>Pの場合に第2の2進値であるこ
    とが望ましい場合において、各エンド・ゾーンのビット
    Diは、i<1の場合に第1の2進値に固定され、i>M
    の場合に第2の2進値に固定されることを特徴とする請
    求項5記載の回路。
  7. 【請求項7】i<1の場合の各エンド・ゾーン・ビット
    DiはビットDNM+1と同じであり、i>Mの場合の各エン
    ド・ゾーン・ビットDiはビットDNi-Mと同じであること
    を特徴とする請求項5記載の回路。
  8. 【請求項8】2K+1個のビットDi-K・・・Di・・・Di+K
    の各グループ内のビット及びそれらの補数は、信号Ei
    びFiを発生する場合畧同じ重みを与えられていることを
    特徴とする請求項5記載の回路。
  9. 【請求項9】合計手段及び比較手段がセクションS1、S2
    ・・・SMとして連続的に表されるM個のセクションによ
    って構成され、各セクションSiは、 供給電圧ICSを与える電圧ソース、 第1及び第2入力トランジスタであって、各各のトラン
    ジスタは第1フロー電極、第2フロー電極、及びフロー
    電極間の電流伝導を制御する制御電極を有し、第1電極
    は第1供給点で共に接続され、第2電極の各々は一対の
    ノードの別のノードに接続されている第1及び第2入力
    トランジスタ、 2K+1対の第1及び第2インピーダンス素子であって、
    各第1インピーダンス素子の一端は第1トランジスタの
    制御電極に接続され、各第2インピーダンス素子の一端
    は第2トランジスタの制御電極に接続され、各対のイン
    ピーダンス素子の他端は2K+1個のビットDi-K・・・Di
    ・・・Di+Kの異なったビットを差動的に受け取る2K+1
    対の第1及び第2インピーダンス素子、 ノードでそれぞれ供給される信号Ei及びFiに応答してビ
    ットBiを発生し、ビットBiを格納するため供給電流を受
    け取る第2供給点を有するビット格納手段、及び 第1供給点と第2供給点の間で電流ICSを切り替えるク
    ロック信号に応答する切り替え手段によって構成される
    ことを特徴とする請求項5記載の回路。
  10. 【請求項10】各インピーダンス素子は抵抗であること
    を特徴とする請求項9記載の回路。
  11. 【請求項11】合計手段及び比較手段はセクションS1
    S2・・・SMとして連続的に表されるM個の畧同じセクシ
    ョンによって構成され、各セクションSiは、 第1供給点で供給電流ICSを与える電流ソース、 第1トランジスタQA-K・・・QA0・・・QAK及び第2トラ
    ンジスタQB-K・・・QB0・・・QBKとして連続的に表され
    る2(2K+1)個の同一極性の入力トランジスタであっ
    て、各トランジスタは、第1フロー電極、第2フロー電
    極、及びフロー電極間の電流伝導を制御する制御電極を
    有し、第1電極には共に電流ICSに畧等しい電流が供給
    され、各対の対応するトランジスタQAj及びQBj(ここで
    「j」はランニング整数)の第1電極は共に接続され、
    各対のトランジスタQAj及びQBjの制御電極はビットDi+j
    に差動的に応答し、第1トランジスタの第2電極は共に
    第1線に接続され、第2トランジスタの第2電極は共に
    第2線に接続されている同一極性の入力トランジスタ、 第1ノード及び第2ノードにそれぞれ供給される信号Ei
    及びFiに応答してビットBiを発生し、ビットBiを格納す
    るために供給電流を受け取る第2供給点を有するビット
    格納手段、及び (a)クロック信号が第1クロック値である場合、第1
    線及び第2線をそれぞれ第1ノード及び第2ノードに接
    続し、(b)クロック信号が第1クロック値と異なる第
    2クロック値である場合、第1線及び第2線を第2供給
    点に接続するためにクロック信号に応答する切り替え手
    段によって構成されることを特徴とする請求項5記載の
    回路。
  12. 【請求項12】各セクションSiの各対のトランジスタQA
    j及びQBjの第1電極は、1≦i+j≦Mの場合、更にセ
    クションSi+jの第1供給点に接続されることを特徴とす
    る請求項11記載の回路。
  13. 【請求項13】1<1の場合の各エンド・ゾーン・ビッ
    トDiはビットDNM+1に等しく、i>Mの場合の各エンド
    ・ゾーン・ビットDiはビットDNi-Mに等しいことを特徴
    とする請求項12記載の回路。
  14. 【請求項14】各セクションSiの各対の対応するトラン
    ジスタQAj及びQBjの第1電極は、(a)i+j<1の場
    合、セクションSi+j+Mの第1供給点に更に接続され、
    (b)1≦i+j≦Mの場合、セクションSi+jの第1供
    給点に更に接続され、(c)i+j>Mの場合、セクシ
    ョンSi+j-Mの第1供給点に更に接続されることを特徴と
    する請求項11記載の回路。
  15. 【請求項15】各セクションSiのトランジスタQAj及びQ
    Bjの第1電極は、畧同じ幅wjを有し、クロック信号が第
    1クロック値である場合、第1線及び第2線を通ってそ
    れぞれ流れる電流IEi及びIFiは、 IEi(ICS/wT)Σ(j=−K〜K)wjDi+j IFi(ICS/wT)Σ(j=−K〜K)wjDi+j) として得られ、ここで、wT=(j=−K〜K)wjであ
    り、トランジスタQAjが完全にオンしトランジスタQBj
    オフしている場合、Di+jは1として与えられ、かつトラ
    ンジスタQBjが完全にオフしトランジスタQAjがオフして
    いる場合、Di+jは0として与えられることを特徴とする
    請求項14記載の回路。
  16. 【請求項16】各トランジスタはバイポーラ・トランジ
    スタであることを特徴とする請求項15記載の回路。
JP1032506A 1988-02-12 1989-02-10 サーモメータ・コードまたはサーキュラー・コードに適したエラー訂正電子回路 Expired - Lifetime JP2780992B2 (ja)

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