JP2780606B2 - 発光表示装置 - Google Patents

発光表示装置

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JP2780606B2
JP2780606B2 JP5211890A JP21189093A JP2780606B2 JP 2780606 B2 JP2780606 B2 JP 2780606B2 JP 5211890 A JP5211890 A JP 5211890A JP 21189093 A JP21189093 A JP 21189093A JP 2780606 B2 JP2780606 B2 JP 2780606B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光表示装置に関し、
特に車両に搭載されるオーディオ装置やエアコン等の電
気機器に使用されるインジケータ装置として好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に搭載されるオーディオ
装置やエアコン等の電気機器に用いられるインジケータ
装置がある。このインジケータ装置は、図23に示すよ
うに、発光素子100(例えばLED)と、この発光素
子100に対向して配されたインジケータレンズ110
と、このインジケータレンズ110を保持するスライダ
120と、インジケータレンズ110の表示面111の
周囲を遮蔽するノブ130等より構成されている。発光
素子100より発せられた光は、インジケータレンズ1
10の入射面112より入射して、インジケータレンズ
110の表示面111より外部へ放射される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のイン
ジケータ装置は、車室内が暗くなる夜間時には、発光素
子100がONしている時(発光している時)とOFF
している時(発光していない時)とでインジケータレン
ズ110のコントラストが明瞭であるが、車室内が明る
い昼間時には、発光素子100がONしている時とOF
Fしている時とでインジケータレンズ110のコントラ
ストが低下することから、インジケータレンズ110の
表示によって機器の制御状態を識別するのが困難にな
る。
【0004】これは、外部からインジケータレンズ11
0に入射した外来光が、インジケータレンズ110内部
やインジケータレンズ110の周辺部品(例えばスライ
ダ120)で反射して、再びインジケータレンズ110
を透過して放射されることにより、1つには、発光素子
100がOFFされている時でも、あたかもインジケー
タレンズ110が点灯しているように見えるためであ
り、もう1つには、発光素子100がONしている時で
も、その光量を上回る反射光が放射されるためである。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目
的は、外来光の影響によるインジケータレンズのコント
ラストの低下を防止することのできる発光表示装置の提
供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、表示窓が設けられて、この表示窓の周囲
が遮蔽された遮蔽部材と、この遮蔽部材の内側に配され
て、発光作用を行なう発光手段と、前記遮蔽部材と前記
発光手段との間に配されて、前記発光手段の光が入射す
る入射面、および前記表示窓に現れる表示面を有し、前
記入射面に入射した前記発光手段の光を前記表示面より
放射するインジケータレンズと、前記発光手段および前
記インジケータレンズの周辺に配される周辺部品とを備
えた発光表示装置において、前記インジケータレンズ
は、前記遮蔽部材の外側から前記表示面を通過して前記
遮蔽部材の内側へ入り込んだ外来光が、前記入射面から
前記表示面に至るレンズ側面へ向かう場合に、そのレン
ズ側面に対する外来光の入射角が全反射角より大きくな
るように前記レンズ側面の形状が決定されるとともに、
前記レンズ側面で全反射した反射光が前記入射面へ向か
う場合に、前記入射面に対する反射光の入射角が全反射
角より小さくなるように前記入射面の形状が決定され、
前記周辺部品は、少なくとも前記入射面と対面する部位
が光を吸収する色で覆われたことを技術的手段とする。
【0006】
【作用】上記構成より成る本発明の発光表示装置は、遮
蔽部材の外側からインジケータレンズの表示面を通過し
て遮蔽部材の内側へ外来光(例えば太陽光)が入り込ん
だ時に、その外来光が入射面から表示面に至るレンズ側
面へ向かう場合には、外来光がレンズ側面で全反射す
る。そして、レンズ側面で全反射した反射光が、インジ
ケータレンズの入射面へ向かう場合には、入射面で全反
射することなく、大部分の反射光が入射面を通過してイ
ンジケータレンズの外へ出る。この入射面を通過した光
(外来光)は、入射面と対面する部位が光を吸収する色
で覆われた周辺部品に吸収されることになる。この結
果、外来光がインジケータレンズ内に入射した場合で
も、再びインジケータレンズの外部へ出る外来光は少な
くなる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の発光表示装置の第1実施例を
図1ないし図20を基に説明する。図1はインジケータ
装置(発光表示装置)の断面図である。本実施例のイン
ジケータ装置1は、図4に示すように、車室内のインス
トルメントパネル2に設置されるエアコン操作パネル3
に適用されるものである。インジケータ装置1は、フロ
ントケース4に配されて乗員が手動操作するノブ5(本
発明の遮蔽部材)、このノブ5の操作を電気的に変換す
る内部スイッチ6、ノブ5の操作を内部スイッチ6へ伝
えるスライダ7(本発明の周辺部品)、内部スイッチ6
がONされた時に発光するLED8(本発明の発光素
子)、ノブ5とLED8との間に配されたインジケータ
レンズ9等より構成されている。
【0008】ノブ5は、光透過性の乳白アクリル樹脂の
成形品で、成形後の表面に黒塗装が施された後、レーザ
カットによる意匠部(図示しない)が設けられている。
また、ノブ5には、インジケータレンズ9を通して機器
のON状態を点灯表示するための表示窓5a(図3参
照)が設けられている。このノブ5は、スライダ7の端
部に軽圧入されるとともに、爪嵌合によってスライダ7
に固定されている。なお、フロントケース4は、ABS
樹脂の成形品で、表面が黒色に塗装されている。
【0009】スライダ7は、白色のABS樹脂の成形品
で、周囲に設けられた複数のレール7aがフロントケー
ス4に設けられた溝4aに嵌合して、フロントケース4
に対して摺動可能な状態で組付けられている。内部スイ
ッチ6は、復帰用ゴムブーツ6aとを備える自己復帰式
スイッチで、操作力を加えている間だけ動作して、操作
力を取り除くことによって動作する前の状態に復帰す
る。従って、乗員がノブ5を押して操作力が加えられる
と、復帰用ゴムブーツ6aが変形しながら内部接点(図
示しない)が短絡し、乗員がノブ5から指を離して操作
力を解除すると、復帰用ゴムブーツ6aの弾性力によっ
て内部接点が離れて元の位置へ復帰する。
【0010】LED8は、一定の視野角を持つ指向性の
自発光デバイスで、ホルダ10(本発明の周辺部品)に
保持されて回路基板11に半田付けされている。ホルダ
10は、ABS樹脂の成形品で、成形後の表面が黒色に
塗装されて、回路基板11に組付けられている。回路基
板11は(ガラスエポキシ基板)は、フロントケース4
に螺子(図示しない)によって固定されている。また、
回路基板11には、ノブ5の意匠部を照明するバルブ1
2が組付けられている。バルブ12の光は、スライダ7
の反射面で拡散導光されて、ノブ5の裏側を照射する。
【0011】インジケータレンズ9は、透明アクリル樹
脂の成形品で、全面に鏡面加工が施されており、図2
(インジケータレンズの上方視図)および図3(インジ
ケータレンズの正面図)に示すように、LED8の光が
入射する入射面9a、表示面9bを有する嵌合部9c、
および位置決め用の係止部9dが形成されて、嵌合部9
cがノブ5の表示窓5aに嵌合された状態で、スライダ
7に軽圧入されて固定されている。なお、アクリル樹脂
は、可視光線の透過率が93%、直角入射光の表面反射
が7%であり、可視光線の吸収が殆どない。また、アク
リル樹脂の屈折率nは1.49である。
【0012】このインジケータレンズ9は、LED8の
光を効率的に乗員のEyePoint方向へ向けるため
に、インジケータレンズ9とLED8との距離、入射面
9aの形状、および嵌合部9cの表示面9bの形状を以
下のように設定している。今、図5に示すように、視野
角α°を有するLED8の光が表示面9bの幅β(図2
参照)のインジケータレンズ9を照射する場合を想定す
ると、LED8の光源からインジケータレンズ9の入射
面9aまでの距離Lは、以下の式で求められる値に設定
されている。
【数1】L≧1/tan(α/2)×β/2
【0013】インジケータレンズ9に照射されたLED
8の光は、インジケータレンズ9の入射面9aで一度屈
折した後、嵌合部9cを透過して表示面9bよりインジ
ケータレンズ9の外へ出る。従って、入射面9aで屈折
した全ての光が表示面9bへ向かう平行光線(図5およ
び図6参照)となるように、入射面9aが外側(LED
8側)へ緩やかに膨らむ凸面形状とされている。
【0014】LED8の光が表示面9bよりインジケー
タレンズ9の外へ出る時には、再度表示面9bで屈折す
ることになる。従って、この表示面9bで屈折した光
が、乗員のEyePoint方向へ向くように偏向する
必要がある。そこで、本実施例では、表示面9bにカッ
トを施すことによって、運転席側と助手席側との両方に
指向性を持たせている(図5参照)。
【0015】また、本実施例のインジケータレンズ9
は、表示面9bよりインジケータレンズ9内に入射した
外来光が、入射面9aから嵌合部9cに至るレンズ側面
9eへ向かう場合に、そのレンズ側面9eへの外来光の
入射角が全反射角(臨界角:42°10′)より大きく
なるようにレンズ側面9eの形状が決定されている。ま
た、レンズ側面9eで全反射した反射光は、すべて入射
面9aへ向かい、且つ入射面9aに対する反射光の入射
角が全反射角より小さくなるように、入射面9aとレン
ズ側面9eとの関係が設定されている。
【0016】次に、本実施例の作動を説明する。乗員に
よってノブ5が押される(ON操作)と、スライダ7を
介して内部スイッチ6がONされることにより、内部ス
イッチ6よりON信号が出力される。この内部スイッチ
6のON信号によって、LED8に電流が流れて発光す
る。バルブ12は、車両ライトスイッチ(図示しない)
と連動して点灯する。
【0017】LED8より発せられた光は、一定の視野
角α°でインジケータレンズ9の入射面9aへ入射す
る。ここで、LED8の光は、入射面9aを通過する時
に屈折して略平行光線となる(図5および図6参照)。
この平行光線は、嵌合部9cの表示面9bを通過する時
に再び屈折して、乗員のEyePoint方向(運転席
側と助手席側)へ投射される。このように、LED8の
光は、インジケータレンズ9を通して効率良く乗員のE
yePoint方向へ向けられるため、乗員がLED8
の発光状態を認識することができる。
【0018】続いて、外来光がインジケータレンズ9の
表示面9bへ入射した時の影響について説明する。な
お、外来光は、あらゆる方向から表示面9bに入り込む
ため、例を上げて説明する。まず、図7および図8に示
すように、表示面9bで屈折してレンズ側面9eへ向か
う外来光イ、ロ、ハは、レンズ側面9eに対する入射角
θ(レンズ側面9eの法線に対する角度)が全反射角よ
り大きくなるため、レンズ側面9eで全反射して入射面
9aへ向かう(図9参照・図7のA部拡大図)。入射面
9aへ向かう外来光は、入射面9aに対する入射角(入
射面9aの法線に対する角度)が全反射角より小さくな
ることから、大部分の外来光は入射面9aを通過して
(屈折して)インジケータレンズ9の外へ出る。入射面
9aで反射した一部の外来光は、レンズ側面9eあるい
は表示面9bへ向かう。
【0019】ここで、インジケータレンズ9へ光が入射
する場合の入射角度と表面反射率との関係、およびイン
ジケータレンズ9から光が出る場合の入射角度と内部反
射率との関係を、それぞれ図11および図12に示す。
なお、図中にて、入射光の振動方向が入射方向と法線と
が成す平面内にある場合をR1 で示し、入射光の振動方
向が入射方向と法線とが成す平面に鉛直である場合をR
2 で示す。
【0020】図12に示すように、インジケータレンズ
9から光が出る場合の反射率は、入射角が全反射角(4
2°10′)以下の場合では略5%以下となる。従っ
て、レンズ側面9eで全反射した外来光は、入射面9a
に対して全反射角より小さくなることから、入射面9a
で反射する外来光は、全体の約5%以下となり、大部分
の外来光が、入射面9aで反射することなく、入射面9
aを通過してインジケータレンズ9の外へ出ることにな
る。入射面9aを通過してインジケータレンズ9の外へ
出た外来光は、LED8を保持するホルダ10側へ向か
う。ホルダ10は、光を吸収する黒色に塗装されている
ことから、インジケータレンズ9の外へ出た外来光は、
ホルダ10に吸収されることになる。
【0021】次に、表示面9bで屈折した後、嵌合部9
cの側面9fに向かう外来光ニは、嵌合部9cの側面9
fに対する入射角γ(側面9fの法線に対する角度)が
全反射角より小さいため、上述のように、外来光の大部
分が嵌合部9cの側面9fを通過し、外来光の一部(全
体の約5%以下)が嵌合部9cの側面9fで反射する
(図10参照・図7のB部拡大図)。そして、嵌合部9
cの側面9fを通過した外来光は、嵌合部9cが嵌合す
るノブ5の嵌合孔壁面に当たるが、ノブ5の表面が黒塗
装されていることから、ノブ5に吸収されることにな
る。
【0022】続いて、表示面9bよりインジケータレン
ズ9内へ外来光が入り込んだ時の様子をシミュレーショ
ンにより観察した。その結果を図13〜図16に示す。
このシミュレーションによれば、表示面9bからインジ
ケータレンズ9内に入り込んだ後、入射面9aよりイン
ジケータレンズ9の外へ出る外来光が約72.9%(図
13参照)、嵌合部9cの側面9fよりインジケータレ
ンズ9の外へ出る外来光が約6%(図14参照)、レン
ズ側面9eよりインジケータレンズ9の外へ出る外来光
が約1.44%(図15参照)、再び表示面9bよりイ
ンジケータレンズ9の外へ出る外来光が約1.4%(図
16参照)であった。
【0023】このように、表示面9bよりインジケータ
レンズ9内に入り込んだ外来光の大部分(全体の約7
2.9%)は、入射面9aよりインジケータレンズ9の
外へ出ることが確認された。この入射面9aおよび嵌合
部9cの側面9fよりインジケータレンズ9の外へ出た
外来光は、殆どがホルダ10およびノブ5に吸収される
ことから、再び表示面9bよりインジケータレンズ9の
外へ出ることはない。
【0024】レンズ側面9eよりインジケータレンズ9
の外へ出た外来光は、白色のスライダ7に拡散反射し
て、再びインジケータレンズ9内に入り込み、その内の
何%(1%未満)かは、再び表示面9bよりインジケー
タレンズ9の外へ出ることが考えられる。従って、表示
面9bよりインジケータレンズ9の外へ出る外来光は、
精々2%未満であると推測される。
【0025】一方、図23に示した従来のインジケータ
レンズ110の場合は、同様のシミュレーションを行な
った結果、入射面112よりインジケータレンズ110
の外へ出る外来光が約58%(図17参照)、ノブ13
0に嵌合するインジケータレンズ110の側面113よ
りインジケータレンズ110の外へ出る外来光が約5.
9%(図18参照)、レンズ側面114よりインジケー
タレンズ110の外へ出る外来光が約12.8%(図1
9参照)、再び表示面111よりインジケータレンズ1
10の外へ出る外来光が約3.5%(図20参照)であ
った。
【0026】このシミュレーションの結果を比較する
と、本実施例の場合は、表示面9bよりインジケータレ
ンズ9の外へ出る外来光が従来の場合より半分以下に減
少するとともに、レンズ側面9eよりインジケータレン
ズ9の外へ出る外来光は、従来の約1/9まで減少して
いる(従って、レンズ側面9eより外へ出た後、スライ
ダ7で反射して再び表示面9bより外へ出る外来光も減
少する)。この結果、本実施例では、表示面9bからイ
ンジケータレンズ9内に入り込んだ外来光が、再び表示
面9bよりインジケータレンズ9の外へ出て乗員のEy
ePoint方向へ向かう割合は非常に少なくなる。こ
れにより、LED8のOFF時(発光していない時)
に、インジケータレンズ9が外来光の影響によって恰も
点灯しているように見えることがなく、またLED8の
ON時(発光している時)においても、その光量を上回
る反射光とならないため、LED8のON時とOFF時
とでインジケータレンズ9のコントラストが明瞭にな
る。
【0027】図21に本発明の第2実施例を示す。本実
施例のインジケータレンズ9は、図21に示すように、
レンズ側面9eに導出部13が設けられている。この導
出部13は、表示面9bより導出部13へ入り込んだ外
来光ホが、導出部13の側面で全反射して導出部13か
らインジケータレンズ9の外へ出るように設けられてい
る。従って、導出部13の端面と対向する部位に配され
た周辺部品は、導出部13より外へ出た外来光を吸収す
ることのできる色(例えば黒)で塗装されていることが
望ましい。また、導出部13以外のレンズ側面9eへ入
射する外来光ヘは、すべてレンズ側面9eで全反射して
入射面9aへ向かい、入射面9aよりインジケータレン
ズ9の外へ出る。
【0028】図22に本発明の第3実施例を示す。本実
施例のインジケータレンズ9は、図22に示すように、
レンズ側面9eの両側に長く延びる導出部13を設けた
もので、第2実施例と同様の効果を期待することができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の発光表示装置は、表示面よりイ
ンジケータレンズ内へ入り込んだ外来光がレンズ側面で
全反射した後、大部分の外来光が入射面よりインジケー
タレンズの外へ出て周辺部品に吸収されることから、再
び表示面からインジケータレンズの外へ出る外来光が減
少する。この結果、発光手段が発光していない時に、外
来光の影響によって恰もインジケータレンズが点灯して
いるように見えることはなく、発光手段が発光している
時と発光していない時とで、インジケータレンズのコン
トラストが明瞭になり、視認性の向上を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るインジケータ装置の断面図であ
る。
【図2】インジケータレンズの上方視図である。
【図3】インジケータレンズの正面図である。
【図4】車室内のインストルメントパネルを示す斜視図
である。
【図5】インジケータレンズを透過するLEDの光線を
示す図である。
【図6】インジケータレンズを透過するLEDの光線を
示す図である。
【図7】インジケータレンズに外来光が入射した時の様
子を示す図である。
【図8】インジケータレンズに外来光が入射した時の様
子を示す図である。
【図9】図7のA部拡大図である。
【図10】図7のB部拡大図である。
【図11】インジケータレンズへの入射角度と表面反射
率との関係を示すグラフである。
【図12】インジケータレンズの入射角度と内部反射率
との関係を示すグラフである。
【図13】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図14】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図15】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図16】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図17】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る(従来例)。
【図18】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る(従来例)。
【図19】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る(従来例)。
【図20】外来光のシミュレーション結果を示す図であ
る(従来例)。
【図21】第2実施例に係るインジケータレンズの正面
図である。
【図22】第3実施例に係るインジケータレンズの正面
図である。
【図23】従来のインジケータ装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 インジケータ装置(発光表示装置) 5 ノブ(遮蔽部材) 5a 表示窓 7 スライダ(周辺部品) 8 LED(発光手段) 9 インジケータレンズ 9a 入射面 9b 表示面 9e レンズ側面 10 ホルダ(周辺部品)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示窓が設けられて、この表示窓の周囲が
    遮蔽された遮蔽部材と、 この遮蔽部材の内側に配されて、発光作用を行なう発光
    手段と、 前記遮蔽部材と前記発光手段との間に配されて、前記発
    光手段の光が入射する入射面、および前記表示窓に現れ
    る表示面を有し、前記入射面に入射した前記発光手段の
    光を前記表示面より放射するインジケータレンズと、 前記発光手段および前記インジケータレンズの周辺に配
    される周辺部品とを備えた発光表示装置において、 前記インジケータレンズは、前記遮蔽部材の外側から前
    記表示面を通過して前記遮蔽部材の内側へ入り込んだ外
    来光が、前記入射面から前記表示面に至るレンズ側面へ
    向かう場合に、そのレンズ側面に対する外来光の入射角
    が全反射角より大きくなるように前記レンズ側面の形状
    が決定されるとともに、前記レンズ側面で全反射した反
    射光が前記入射面へ向かう場合に、前記入射面に対する
    反射光の入射角が全反射角より小さくなるように前記入
    射面の形状が決定され、 前記周辺部品は、少なくとも前記入射面と対面する部位
    が光を吸収する色で覆われたことを特徴とする発光表示
    装置。
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