JP2780189B2 - パッシブシートベルトの取付構造 - Google Patents

パッシブシートベルトの取付構造

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JP2780189B2
JP2780189B2 JP1161030A JP16103089A JP2780189B2 JP 2780189 B2 JP2780189 B2 JP 2780189B2 JP 1161030 A JP1161030 A JP 1161030A JP 16103089 A JP16103089 A JP 16103089A JP 2780189 B2 JP2780189 B2 JP 2780189B2
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JP
Japan
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retractor
bracket
belt
seat belt
passive
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信成 山本
清 平澤
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明はパッシブシートベルトの取付構造に関する。
b.従来の技術 シートベルトは安全上の理由から使用が義務づけられ
るようになり、各種のシートベルトが採用されている。
しかしながら、着用の煩雑から、シートベルトを使用し
ない運転者も少なくない。そこで、シートに着座してド
アを閉めると強制的にシートベルトが装着されるいわゆ
るパッシブシートベルトが有効である。
パッシブシートベルトには各種のものが知られている
が、一般的なものは第6図および第7図のように、ベル
ト100の一端がドアパネル101下部に引留められ、ベルト
100の他端がドアパネルサッシュ部102に設けられたスル
ーリング103を通してドアパネル101に内蔵されたリトラ
クタ104に巻取られている。
ベルト100の途中にはシート105の中央に設けられたバ
ックル106に留めるトングプレート107が設けられてい
る。
この種のパッシブシートベルトではシート105に座っ
てドアパネル101を閉めるとリトラクタ104によってベル
ト100の一部が巻取られて運転者に密着する。このリト
ラクタには、緊急時にロック機構が働くリトラクタをシ
ョルダ側と膝側を別々に設けるようにしたものもある。
このようなものでは、ショルダリトラクタとラップリト
ラクタを別々にブラケットを介して取付けるようにして
いる。
c.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来技術によると、ショルダリト
ラクタとラップリトラクタを別々に車体に取付けるので
取付け作業が煩雑となる。
本発明は上記課題を解決し、組付け作業の能率を向上
し得るパッシブシートベルトの取付装置を提供すること
を目的とする。
d.課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、ドアパネルの裏面
に、シートベルト用リトラクタを内蔵したパッシブシー
トベルトの取付構造において、パッシブシートベルト本
体を、ショルダリトラクタとラップリトラクタと、それ
ぞれのベルトを支持するスルーリングと、ベルトの先端
に設けられたトングプレートとで構成し、上記ショルダ
リトラクタとラップリトラクタを、絞り成形によって皿
状に成形され、かつ全周に固定用のフランジを設けたブ
ラケットに予め装着し、該ブラケットを、ドアパネルの
ドアインナパネルに形成されたブラケットと同形状の取
付穴に取付けたことにある。
e.作用 ショルダリトラクタとラップリトラクタを共通のブラ
ケットに装着する。次に、ブラケットごと車体に取付け
て車体への取付けが完了する。
f.実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
第1図はドアトリムを外してパッシブシートベルトを
示す斜視図、第2図はシートベルトをドアパネルから外
して示す斜視図、第3図はシートベルト構造を示す概念
図である。
第1図ないし第3図において、1はドアパネル、2は
パッシブシートベルト本体で、これは両端をショルダリ
トラクタ3とラップリトラクタ4に巻戻されたベルト5,
5′と、それぞれベルト5,5′の途中をドアパネル1のサ
ッシュ部1aおよびドアパネル1下部に支持するスルーリ
ング6,6′と、ベルト5,5′の先端に設けられ、シート中
央のバックル(図示せず)に留められるトングプレート
7とで構成されている。上記スルーリング6は、サッシ
ュ部1aに装着されたベルトアンカ8に取付けられてお
り、ショルダリトラクタ3から引き出されたベルト5を
支持する。また、スルーリング6′はドアパネル1に装
着されたベルトアンカ8′に取付けられており、ラップ
リトラクタ4から引き出されたベルト5を支持する。ベ
ルトアンカ8にはボディ9側に突出するストライカ10が
設けられており、このストライカ10に対向するボディ9
のピラー11には第4図のようにドアパネル1を閉じたと
きにストライカ10を収納する収納穴11aが設けられてい
る。上記ショルダリトラクタ3とラップリトラクタ4は
第5図のように、ブラケット12に取り付けてドアパネル
1のインナパネル13に設けられた取付穴13aにネジ14を
介してネジ留めされている。ブラケット12は絞り成形に
よって皿状に成形され、全周に固定用のフランジ15が設
けられている。ブラケット12の開放側には図示しないド
アトリムが配装されて閉塞されている。
上記構成によると、ショルダリトラクタ3とラップリ
トラクタ4をブラケット12に取付け、このブラケット12
をドアパネル1のインナパネル13の取付穴13aにネジ14
を介して取付ける。ブラケット12の外側にはドアトリム
が配設されて塞がれる。
g.発明の効果 以上述べたように、本発明によるパッシブシートベル
トの取付構造によると、以下のような効果を奏する。
パッシブシートベルト本体を、ショルダリトラクタと
ラップリトラクタと、それぞれのベルトを支持するスル
ーリングと、ベルトの先端に設けられたトングプレート
とで構成したので、パッシブシートベルト本体は、ショ
ルダリトラクタとラップリトラクタと、それぞれのベル
トでつながって、一つのユニットとして構成されること
から、ドアパネルに取り付けるに際して、組み付け易
く、組み付け工数が少なくてすみ、作業性の向上を図る
ことができる。
ショルダリトラクタとラップリトラクタを、絞り成形
によって皿状に成形され、かつ全周に固定用のフランジ
を設けたブラケットに予め装着し、該ブラケットを、ド
アパネルのドアインナパネルに形成されたブラケットと
同形状の取付穴に取付けたので、ショルダリトラクタと
ラップリトラクタをブラケットに取り付けてユニットと
してドアインナパネルの取付穴に取り付けることができ
るから、室内スペースを制限することがなく、取付作業
性の向上を図ることができる。また、インナパネルの取
付穴をブラケットで塞ぐので、インナパネルの強度低下
を防ぐことができる。さらに、リトラクタをブラケット
内に内装するので、リトラクタに対する防塵、防水を効
果的に行なうことができると共に輸送中の変形を防止す
ることができる。
関連する先行技術 実公昭61−40610号公報 実公昭63−10971号公報 実公昭56−17227号公報
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明によるパッシブシートベル
トの取付構造の一実施例を示し、第1図はドアトリムを
外した状態の斜視図、第2図はシートベルトを取り外し
た状態の分解斜視図である。第3図はシートベルトの構
造を示す概念図、第4図はストライカと収納穴を示す斜
視図、第5図は第1図のA−A線断面図、第6図はパッ
シブシートベルトを示す概念図、第7図は従来のパッシ
ブシートベルトの取付構造を示す斜視図である。 1……ドアパネル、 2……パッシブシートベルト本体、 3……ショルダリトラクタ、 4……ラップリトラクタ、 5……ベルト、 6……スルーリング、 7……トングプレート、 9……ボディ、 12……ブラケット。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 22/04 - 22/08 B60R 22/18 - 22/26 B60R 22/34 - 22/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネルの裏面に、シートベルト用リト
    ラクタを内蔵したパッシブシートベルトの取付構造にお
    いて、パッシブシートベルト本体を、ショルダリトラク
    タとラップリトラクタと、それぞれのベルトを支持する
    スルーリングと、ベルトの先端に設けられたトングプレ
    ートとで構成し、上記ショルダリトラクタとラップリト
    ラクタを、絞り成形によって皿状に成形され、かつ全周
    に固定用のフランジを設けたブラケットに予め装着し、
    該ブラケットを、ドアパネルのドアインナパネルに形成
    されたブラケットと同形状の取付穴に取付けたことを特
    徴とするパッシブシートベルトの取付構造。
JP1161030A 1989-06-23 1989-06-23 パッシブシートベルトの取付構造 Expired - Lifetime JP2780189B2 (ja)

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US07/542,174 US5054814A (en) 1989-06-23 1990-06-22 Passive type seat belt mounting structure
CA002019654A CA2019654C (en) 1989-06-23 1990-06-22 Passive type seat belt mounting structure

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JPH0325049A JPH0325049A (ja) 1991-02-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53111208A (en) * 1977-03-10 1978-09-28 Toshiba Corp Input device of electronic channel selector circuit

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JPH0325049A (ja) 1991-02-01

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