JP2779698B2 - 自動二輪車のカウリングおよびその製造方法 - Google Patents

自動二輪車のカウリングおよびその製造方法

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JP2779698B2 JP2208686A JP20868690A JP2779698B2 JP 2779698 B2 JP2779698 B2 JP 2779698B2 JP 2208686 A JP2208686 A JP 2208686A JP 20868690 A JP20868690 A JP 20868690A JP 2779698 B2 JP2779698 B2 JP 2779698B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は自動二輪車の車体を覆うべくそこに設けられ
るカウリング、およびその製造方法に関するものであ
る。
(2) 従来の技術 従来、自動二輪車において、その車体に種々の形態の
カウリングを設けるようにしたものが知られている(図
書「バイクメカニズム図鑑」フェアリングと空気抵抗、
株式会社グランプリ出版参照)。
(3) 発明が解決しようとする課題 近年ロードレーサに代表されるように自動二輪車の高
速化時代を迎え最高速度180km/h以上にも及ぶ高速自動
二輪車が出現するようになった。
ところで自動二輪車が高速化されると、当然ながら空
気抵抗増と、風圧によるライダの疲労が問題となり、そ
の低減対策として車体にカウリングが装備される。
ところが一般にカウリングは不透明で構成されるのが
通常であるので、このカウリングによってエンジン、そ
の他のメカ部分が遮閉されてしまい、それらを外部から
見ることができないため、自動二輪車特有の躍動感、機
能美が損なわれ、多様化するユーザや第三者の嗜好に合
致しない場合がある。また、カウリングを取り外さない
限りはエンジンの形式や大きさ、外観の汚れ具合、エン
ジン周りの各種部品の取付状態等が外部から視覚的に判
断できないため、メンテナンス上も不利である。
本発明は前記課題を解決した新規なカウリングおよび
その製造方法を提供することを目的とするものである。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記目的達成のため、請求項1の発明は、自動二輪車
の車体に支持されて、その車体と該車体に搭載のエンジ
ンとを覆う、自動二輪車のカウリングであって、該カウ
リングは、前記エンジンのシリンダ部を側方より透視で
きるように、該シリンダ部に対面する部分が透明体によ
り構成されることを特徴とし、また請求項2の発明は、
請求項1の発明の特徴に加えて、前記透明体は無色透明
体であることを特徴とし、また請求項3の発明は、請求
項1の発明の特徴に加えて、前記透明体が着色透明体で
あることを特徴とする。
更に請求項4の発明は、請求項2に記載のカウリング
の製造方法であって、ABS樹脂材によりカウリング成形
体を射出成形する工程と、該カウリング成形体の表,裏
両面に無色クリヤ塗料を塗装して前記無色透明体を得る
工程とよりなることを特徴とし、さらにまた請求項5の
発明、請求項3に記載のカウリングにおける着色透明体
の製造方法であって、ABS樹脂材によりカウリング成形
体を射出成形する工程と、前記カウリング成形体の表面
に適量の染料、もしくは顔料の少なくとも一方をクリヤ
塗料に混合したものを塗装し、また前記カウリング成形
体の裏面に無色クリヤ塗料を塗装して前記着色透明体を
得る工程とよりなることを特徴とする。
(2) 作用 前記カウリングの構成によれば、車体にカウリングを
装着してカウリング機能を発揮させつつ、このカウリン
グを通して車体内部、特に動力源たるエンジンのシリン
ダ部を側方から透視することができ、自動二輪車特有の
躍動感、機能美を十分に発揮させることができる。
またカウリングを外さなくてもその内部空間、特にエ
ンジンのシリンダ側部を透視できることにより、エンジ
ンの形式や大きさ、外観の汚れ具合、エンジン周りの各
種部品の取付状態等を目視確認することができ、メンテ
ナンスがし易い。
また特に請求項4のカウリング製造方法によれば、従
来の射出成形によりカウリング成形体を成形しても、そ
の成形体表裏の微細な凹凸面をクリヤ塗装が埋めて平滑
面とすることで無色透明体が簡単容易に得られ、一方、
請求項5のカウリング製造方法によれば、カウリング成
形体の、裏面側に比べ塗装し易く凹凸形状が少ない(従
って色にバラツキや濃淡を生じにくい)表面側にのみ着
色クリヤ塗料を塗装することで、色ムラの発生を効果的
に抑えながら着色透明体が簡単容易に得られる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例であって、本発明カウリン
グを備えた自動二輪車の全体側面図であり、この図にお
いて車体Bの主体部分を構成するフレーム1の前部に
は、下端に前車輪Wfを軸架するとともに上端に操向ハン
ドル2を取付けたフロントフォーク3が操向可能に支承
され、またフレーム1の後部には、後車輪Wrを軸架した
スイングアーム4が上下に揺動可能に支持される。前,
後輪Wf,Wr間において、フレーム1には、前,後方向に
シリンダ部5,6を配列した車体Bの一部を構成するV型
エンジンEが懸架される。
フレーム1上には燃料タンクTが搭載され、また該フ
レーム1の後部には後方に延びるリヤフレーム8が一体
に固着され、このリヤフレーム8にエンジンEの排気系
9が支持される。
フレーム1の前部には、該フレーム1、フロントフォ
ーク3、エンジンE等の車体Bの前部を覆うフロントカ
ウリングCfが設けられる。このフロントカウリングCf
は、後に詳述するように何れも無色、あるいは着色透明
のABS樹脂材よりなるアッパカウル10、左右一対のミド
ルカウル11および左右一対のロアーカウル12を一体に結
合して構成される。アッパカウル10は主としてフロント
フォーク3の上部、およびそこに取付けられる機器類を
覆うもので、その上縁に透明のウィンドスクリーン13
が、またその前面にヘッドライト用レンズ14が取付けら
れる。前記左右一対のミドルカウル11は、主としてエン
ジンEの上半部の左右側面を覆っている。そして各ミド
ルカウル11には、その上部にサイドランプ15が取付けら
れ、またその中央部に通風口16,17が開口される。さら
に左右一対のロアーカウル12は主としてエンジンEの下
半部の左右側面を覆っており、そこにもエンジンEの排
気系9冷却用の通風口18が開口される。
リヤフレーム8には、これを覆うリヤカウリングCrが
設けられ、このリヤカウリングCrもまた後に詳述するよ
うに無色または着色透明のABS樹脂材により構成され、
その上面前,後に前,後部シートSf,Srが設けられる。
前記無色または着色透明の、フロントカウリングCfお
よびリヤカウリングCrは何れも同一材料、同一製法によ
り構成されるもので、その基材としてアクリル樹脂、ブ
ダジエン樹脂、およびスチレン樹脂からなるABS樹脂が
用いられる。ところでこのABSB樹脂は、ブダジエン樹脂
の含有割合を減ずることにより射出成形後の成形品の透
明度が増すがその反面耐衝撃性が減ずるという性質を有
しているので、本実施例では透明度を顕出し易くするた
めのカウリングとして必要な剛性を確保できる範囲でブ
ダジエン樹脂の含有割合を減じたABS樹脂が使用され
る。
次に全体を無色透明とした前記カウリングCfおよびCr
の製造工程について説明するに、まず前記ABS樹脂系を
通常の射出成形型を用い通常の条件のもとで射出成形し
て乳白色のカウリング成形体20(第2図)を得る。
次に成形されたカウリング成形体20の表面および裏面
に、第2図に示すようにアクリルメラミン樹脂またはア
クリルウレタン樹脂からなる公知の無色クリヤ塗料を塗
装して無色透明層21,22をコーティングする。
以上により無色透明のカウリングが完成する。
ここで乳白色のカウリング成形体20にクリヤ塗装を施
すと、これが透明になるのは、カウリング成形体20の表
裏の微細な凹凸面をクリヤ層21,22が埋めて平滑面とす
るからである。
次に着色透明の前部および後部カウリングCf,Crの製
造工程について説明すると、前述のABS樹脂の射出成形
により成形されたカウリング成形体20の表面に、前記ク
リヤ塗料に有機質染料および無機質顔料をそれぞれ0.5
〜1重量%混合したもの、あるいは前記クリヤ塗料に前
記染料を単独で0.5〜1重量%混合したもの、または前
記クリヤ塗料に前記顔料を単独で0.5〜1重量%混合し
たもの、すなわち着色透明クリヤ塗料を塗装して着色透
明層23をコーティングする。
一方カウリング成形体20の裏面には、前記無色透明ク
リヤ塗料を塗装して無色透明層22をコーティングする。
ところで未塗装のカウリング成形体の裏面は、表面に
比べて凹凸形状が多いために塗装がしずらい上に全面に
わたって良好な塗装が難しいことから、もしこの裏面に
着色クリヤ塗料を塗装すると、色にバラツキや濃淡を生
じ易くなるので、前述のようにカウリング成形体20の表
面にのみ着色透明塗料を塗装する。
第3図には、本発明の他の実施例が示される。この実
施例では、フロントカウリングCfおよびリヤカウリング
Crの一部に従来の不透明部分を設けた場合であってフロ
ントカウリングCfの、アッパカウル10はその下部領域が
不透明体Aで形成され、残りの部分は前述の無色透明も
しくは着色透明体により構成される。
フロントカウリングCfのミドルカウル11は、前述の実
施例と同じくその全体が無色透明体、もしくは着色透明
体により構成されており、該ミドルカウル11に対面する
エンジンEの上半部(即ちシリンダ部5,6)の側面に、
このミドルカウル11を通して外部から透視することがで
きる。さらにリヤカウリングCrのロアーカウル12は、そ
の全体が従来のものと同じく不透明体Aで構成される。
次に前記リヤカウリングCrはその前半部が無色または
着色透明体に、その後半部が不透明体Aで構成される。
而して第3図に示す実施例ではフロントおよびリヤカ
ウリングCf,Crに透明部と不透明部とをそれぞれ設けて
アクセントをもたせて意匠的効果が高められる。
C.発明の効果 以上のように請求項1の発明によれば、自動二輪車の
カウリングを通して車体内部、特に動力源たるエンジン
のシリンダ部を側方より透視できるようにしたので、カ
ウリング本来の機能を何等損なうことなく自動二輪車特
有の躍動感、機能美が十分に発揮させることができて自
動二輪車の付加価値を高めることができ、またカウリン
グを外さなくてもその内部空間、特にエンジンのシリン
ダ側部を透視できることにより、エンジンの形式や大き
さ、外観の汚れ具合、エンジン周りの各種部品の取付状
態等を、カウリングを装着したまま外部から容易に目視
判断できるため、メンテナンス作業上も有利である。
また特に請求項4の発明によれば、従来の射出成形に
よりカウリング成形体を成形しても、そのカウリング成
形体表裏の微細な凹凸をクリヤ塗装が埋めて平滑面とす
ることで無色透明体を簡単容易に且つ低コストで形成す
ることができ、一方、請求項5の発明によれば、カウリ
ング成形体の、裏面側に比べ塗装し易く凹凸形状が少な
い(従って色にバラツキや濃淡を生じにくい)表面側に
のみ着色クリヤ塗料を塗装することで、色ムラの発生を
効果的に抑えながら着色透明体を簡単容易に且つ低コス
トで形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すもので、カウリングを
備えた自動二輪車の全体側面図、第2図は第1図II−II
線拡大断面図、第3図は本発明の他の実施例を示すもの
で、カウリングを備えた自動二輪車の全体側面図であ
る。 B……車体、Cf……カウリングとしてのフロントカウリ
ング、E……エンジン、5,6……シリンダ部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動二輪車の車体(B)に支持されて、そ
    の車体(B)と該車体(B)に搭載のエンジン(E)と
    を覆う、自動二輪車のカウリング(Cf)であって、 該カウリング(Cf)は、前記エンジン(E)のシリンダ
    部(5,6)を側方より透視できるように、該シリンダ部
    (5,6)に対面する部分が透明体により構成されること
    を特徴とする、自動二輪車のカウリング。
  2. 【請求項2】前記透明体は、無色透明体である、請求項
    1記載の自動二輪車のカウリング。
  3. 【請求項3】前記透明体は、着色透明体である、請求項
    1記載の自動二輪車のカウリング。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のカウリングの製造方法で
    あって、ABS樹脂材によりカウリング成形体(20)を射
    出成形する工程と、該カウリング成形体(20)の表,裏
    両面に無色クリヤ塗料を塗装して前記無色透明体を得る
    工程とよりなることを特徴とするカウリングの製造方
    法。
  5. 【請求項5】請求項3に記載のカウリングの製造方法で
    あって、ABS樹脂材によりカウリング成形体(20)を射
    出成形する工程と、前記カウリング成形体(20)の表面
    に適量の染料、もしくは顔料の少なくとも一方をクリヤ
    塗料に混合したものを塗装し、また前記カウリング成形
    体(20)の裏面に無色クリヤ塗料を塗装して前記着色透
    明体を得る工程とよりなることを特徴とするカウリング
    の製造方法。
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