JP2779685B2 - 定速走行装置 - Google Patents

定速走行装置

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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 負圧駆動式アクチュエータを使用する定速走行装置に
関し、 アクセル操作終了後の車速変動を軽減することを目的
とし、 目標車速と走行車速との差を検出してスロットル開度
の制御量を算出する定速走行制御手段と、該制御量に応
じた負圧を導入して前記スロットル開度を調節するコン
トロールバルブ、および強制的に大気を導入して該スロ
ットル開度を全閉に戻すリリースバルブを有する負圧駆
動式アクチュエータと、前記目標車速を上昇させるアク
セル操作の終了時に一時的に前記リリースバルブをオフ
にして大気を導入させるバルブオフ制御手段と、変速制
御によるオーバードライブのオン/オフを検出し、オン
のときはオフのときより前記リリースバルブのオフ時間
を長くするオフ時間切替手段とを備えるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は負圧駆動式アクチュエータを使用する定速走
行装置に関する。
車両を自動的に目標車速で走行させる定速走行装置に
は、スイッチ操作で目標車速を変更できるモードがあ
る。定速走行中(セットモード)にリジュームSWを押し
て目標車速を上昇させるアクセルモードはその1つであ
る。一般にこのアクセル操作の終了時は慣性で車速がオ
ーバーシュートするので、走行フィーリングを改善する
ためにはその安定化が望まれる。
〔従来の技術〕
第5図は従来のアクセルモードの動作波形図で、リジ
ュームSWをオンにしている期間(但し、定速走行中)が
アクセルモードになる。このアクセルモードではメモリ
に記憶している目標車速を一定時間率で上方へ更新する
ため、実際の走行車速も目標車速を追いながら上昇す
る。
運転者は走行車速が希望する値に上昇するとリジュー
ムSWをオフにするので、この時点でアクセルモードから
セットモードに切替わり、以後は更新後の目標車速での
定速走行が行われる。
ところで、リジュームSWをオフにしたとき、電子的に
行われる目標車速の更新は直ちに停止するが、制御系は
機械的遅延要素が多いため走行車速は暫らく変動する。
このうち走行フィーリングを悪化させるのは、最初に発
生する大きなオーバーシュートである。
一般にこのオーバーシュートを軽減するために、アク
セル終了時に一時的にスロットルを戻す制御を行う。ス
ロットルを制御するアクチュエータが負圧を動力源とす
る負圧駆動式の場合は、フェイルセーフ用のリリースバ
ルブを一定時間オフにして大気を導入し、アクチュエー
タ駆動力を瞬時にゼロにしてスロットルを戻す。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のオーバーシュート軽減法ではリリース
バルブのオフ時間が一定のため、アクセル終了時のスロ
ットル開度の大小によって効果に差が出る。例えばA/T
(オートマチック・トランスミッション)車については
OD(オーバードライブ)のオン/オフを選択できる場
合、ODオン(駆動力小)のときは同じ走行車速でもODオ
フ(駆動力大)よりスロットル開度が大きくなる。この
ため同じ時間だけリリースバルブをオフにした場合、OD
オンのときのスロットルの戻り量ΔTA1は不十分になる
ので、オーバーシュートの軽減効果は少ない。この点を
改善するためにリリースバルブのオフ時間を長く設定す
ると、ODオフのときの戻り量ΔTA2が過剰になってアン
ダーシュートが発生するため、これも好ましくない。
本発明はアクセル終了時のスロットル戻り量がODのオ
ン/オフで異なる値となるように制御して、アクセル終
了後の車速を速やかに安定化しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図で、1は定速走行制御装置、
2は負圧駆動式アクチュエータ、3はスロットル、4は
変速制御装置である。
アクチュエータ2はスロットル開度の制御量に応じた
負圧を導入してスロットル開度を調節するコントロール
バルブCVと、強制的に大気を導入して該スロットル開度
を全閉に戻すリリースバルブRVとを有する。
定速走行制御装置1は、目標車速と走行車速との差を
検出してスロットル開度の制御量を算出する定速走行制
御手段1Aと、前記目標車速を上昇させるアクセル操作の
終了時に一時的にリリースバルブRVをオフにして大気を
導入させるバルブオフ制御手段1Bと、変速制御によるOD
のオン/オフを検出し、ODオンのときODオフのときより
前記リリースバルブRVのオフ時間を長くするオフ時間切
替手段1Cとを備える。マイクロコンピュータを使用する
場合、これらの手段1A〜1Cはプログラムによって構成さ
れる。
変速制御装置4は車速とスロットル開度の関係から最
適なシフト位置をマップ計算し、実際にそのシフト位置
になるよう変速制御を行う。本発明ではODオン/オフ信
号を定速走行制御装置1側で参照してリリースバルブRV
のオフ時間切替えを行う。
〔作用〕
定速走行制御装置1はセットSWが押されるとセットモ
ードに入り、そのときの車速を目標車速メモリに記憶し
て定速走行制御を開始する。この制御中は目標車速と走
行車速の差がゼロになるようにアクチュエータ2のコン
トロールバルブCVを制御する(リリースバルブRVはオン
状態にあって大気を遮断している)。
このセットモードでリジュームSWが押されると、該SW
がオンの時間だけメモリ内の目標車速を一定率で上方に
更新する。このアクセル操作は定速制御中に行うため、
目標車速の上昇に追従して走行車速も上昇する。ここま
では従来と変らない。
やがてリジュームSWがオフになるとリリースバルブRV
のオフ制御が行われる。このとき変速制御装置4側のOD
オン/オフ信号を判定し、ODオンであれば長いオフ時間
を使い、またODオフであれば短いオフ時間(例えば従来
と同じ)を使用する。
このようにすると第2図に示すようにODオンでスロッ
トル開度TAが大きく開いてアクセル終了となっても、ス
ロットルの戻り量ΔTA2が従来のΔTA1より大きくなるの
で車速オーバーシュートを低く抑えることができる。ま
た、ODオフ時のスロットル戻り量は小さい(例えばΔTA
1)ので、車速アンダーシュートが発生することもな
い。
〔実施例〕 第3図は定速走行装置の具体例である。定速走行制御
装置1はCPU11を使用し、そのプログラムで前述の手段1
A〜1Cを構成する。アクチュエータ2はコントロールバ
ルブCVとリリースバルブRVを有し、リリースバルブRVを
オフ(開状態)にすると大気が導入され、ダイヤフラム
がスロットル3を引く力を失う。従って、定速走行中は
リリースバルブRVをオン(閉状態)にする。そして、コ
ントロールバルブCVで大気と負圧を交互に導入して内部
の圧力を調整する。CPU11によるCV制御は、所定周期内
の負圧導入時間の比率を変化させるデューティ形式で行
われる。従って、デューティ→アクチュエータ内部圧力
→スロットル開度の関係が成り立つ。
アクチュエータ2に供給される負圧は、インテークマ
ニホールドから得られる負圧を主とし、バキュームポン
プにより発生されるものを補助とすることもある。
車速は車速センサから取込まれ、各モードの指示信号
はセット、リジューム、キャンセルの各SWから取込まれ
る。ODオン/オフ信号も入力ポートの1つで読取られ
る。
第4図は本発明の一実施例を示すフローチャートで、
50ms毎に実行される。ステップS1はアクセル中か否かの
判定である。定速走行のモードにはセットモードとアク
セルモードの他にクラッチやブレーキSWがオンになった
キャンセルモード等があるので、これらをモードRAMの
データから判別する。ここでアクセル中と判定されたら
ステップS2でリジュームSWのオン時間を判定する。つま
り、セットモードでリジュームSWがオンになっても、そ
れが最小アクセル時間(例えば600ms)以下であればリ
リースバルブRVのオフ制御は行わない。従って、このと
きはステップS3でリリースバルブRVのオフ時間カウンタ
RVCNTをクリアして終了する。
これに対しステップS3でY(イエス)となったらステ
ップS4でODオン/オフを判定する。そして、ODオフのと
きはステップS5でRVCNTに「2」をセットし、またODオ
ンのときはステップS6でRVCNTに「4」をセットする。
本ルーチンは50ms周期で実行されるため、RVCNT=2は
短いオフ時間(2×50ms=100ms)の設定になり、またR
VCNT=4は長いオフ時間(4×50ms=200ms)の設定に
なる。
やがてステップS1でアクセル中でないと判定された
ら、次のステップS7でセット中か否かを判定する。セッ
ト中であれば更に次のステップS8でRVCNTの値を調べ
る、このときがアクセル終了直後であるとすると、RVCN
Tは2か4であるので、ステップS9でRVCNTを1だけデク
リメントし、次のステップS10でRVオフ(通電カット)
出力を出す。
この50ms後に再びステップS1に入るがこのときもステ
ップS9を通るので、RVオフ出力を出し続ける。更に次の
50ms後になると、「2」が初期セットされたRVCNTは前
回までに「0」になっているので、ステップS8からステ
ップS11へ分岐してRVオフを終了する(RVオン出力を出
す)。これに対し、「4」が初期セットされたRVCNTは
まだ「2」が残っているので更に2回本ルーチンを実行
する。この結果ODオフとODオンでリリースバルブRVのオ
フ時間が自動的に切替わる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、負圧駆動式アクチ
ュエータを使用した定速走行制御装置において、アクセ
ル終了時の車速変動をODオン/オフによらず安定化でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の動作波形図、 第3図は定速走行制御装置のシステム構成図、 第4図は本発明の一実施例を示すフローチャート、 第5図は従来のアクセル時の動作波形図である。 図中、1は定速走行制御装置、2は負圧駆動式アクチュ
エータ、3はスロットル、4は変速制御装置、RVはリリ
ースバルブである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 31/00 - 31/18 F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 41/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標車速と走行車速との差を検出してスロ
    ットル開度の制御量を算出する定速走行制御手段(1A)
    と、 該制御量に応じた負圧を導入して前記スロットル開度を
    調節するコントロールバルブ(CV)、および強制的に大
    気を導入して該スロットル開度を全閉に戻すリリースバ
    ルブ(RV)を有する負圧駆動式アクチュエータ(2)
    と、 前記目標車速を上昇させるアクセル操作の終了時に一時
    的に前記リリースバルブをオフにして大気を導入させる
    バルブオフ制御手段(1B)と、 変速制御によるオーバードライブのオン/オフを検出
    し、オンのときはオフのときより前記リリースバルブの
    オフ時間を長くするオフ時間切替手段(1C)とを備えて
    なることを特徴とする定速走行装置。
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