JP2779488B2 - コア巻取ウエブロールの巻取軸からの抜き出し方法 - Google Patents

コア巻取ウエブロールの巻取軸からの抜き出し方法

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JP2779488B2 JP8069395A JP6939596A JP2779488B2 JP 2779488 B2 JP2779488 B2 JP 2779488B2 JP 8069395 A JP8069395 A JP 8069395A JP 6939596 A JP6939596 A JP 6939596A JP 2779488 B2 JP2779488 B2 JP 2779488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、プラスチックフ
イルムや紙などのウエブのコア巻取装置において、巻取
軸上のコア巻取ウエブロールを巻取軸から抜き(取り)
出す方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においては、コア巻取ウエブロール
の巻取軸からの抜き出しは、巻取軸に隣接して設置した
プッシャ類を介してコア巻取ウエブロールを巻取軸に沿
って押動する(押し出す)ことによって行なわれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来のコア
巻取ウエブロールの抜き出し方法で用いるプッシャ類
は、その駆動機構も含めると、設備(装置)が大がかり
で、設備コストが高いという問題がある。
【0004】この発明は上記のような問題に鑑み、構造
がコンパクトでコストも安価な設備で実施することがで
きるコア巻取ウエブロールの抜き出し方法を提供するこ
とを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコア巻取
ウエブロールの抜き出し方法は、外周部に巻取軸線周り
及び巻取軸線方向に間隔をおいて、ウエブロール抜き出
しころを、頂部が外周面からわずかに突出するとともに
支軸線(ころ軸線)が巻取軸線に対して傾斜して延びる
ように埋設した巻取軸を、コア巻取ウエブロールの回転
を拘束した状態で、コア巻取ウエブロールがウエブロー
ル抜き出しころとの接触を介して抜き出し方向の移動力
を受ける方向に回転することからなる。
【0006】この発明の方法におけるウエブロール抜き
出しころとしては、ローラのほか、ころ軸受類も使用す
ることができる。
【0007】またこの方法におけるコア巻取ウエブロー
ルの回転の拘束は、手をその外周部に直接押し当てる
(当接する)ことにより行なうことができるほか、手ま
たは足によって、ブレーキブロック、ブレーキ板、ブレ
ーキバンド、ブレーキローラなどの制動部材を、直接ま
たはレバー機構などを介してコア巻取ウエブロールの外
周部に押し付けたり、あるいは巻取軸の回転に連動して
巻取軸に沿って移動可能に構成した(例えば巻取軸に平
行に延びるとともに巻取軸に連動して回転するねじ軸
に、ブレーキアーム等を介してねじ係合させた)前記の
ような制動部材を、ばねなどを介して自動的または半自
動的にコア巻取ウエブロールの外周部に押し付けるなど
の形態で行なうことができる。
【0008】さらに巻取軸の回転は、その回転駆動機構
を介して行なうが、回転方向は必ずしもウエブをコアに
巻取る方向と一致させる必要はない。
【0009】この発明の方法においては、巻取軸の回転
により、巻取軸線に対して傾斜したウエブロール抜き出
しころと回転を拘束したコア巻取ウエブロールのコアと
の接触を介して、コア巻取ウエブロールに作用する抜き
出し方向の移動力のままに、コア巻取ウエブロールは巻
取軸のウエブ抜き出し端部に向かって移動して抜き出さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて、この発明に
係るコア巻取ウエブロールの巻取軸からの抜き出し方法
の実施態様を説明する。
【0011】図1は、コアを巻取軸端に装着するナット
類を介して締め付けて固定するコアのナット締め付け式
巻取軸を用いる態様を略示したもので、この巻取軸11
の外周部には、巻取軸線周り及び巻取軸線方向のそれぞ
れに等間隔をおいてころ穴12が形成してあり、このこ
ろ穴12のそれぞれには、ウエブロール抜き出しころ1
3が、頂部がころ穴12からわずかに外方に突出すると
ともに軸線が巻取軸線に対して傾斜して延びる状態で設
置してある。
【0012】ここでウエブロール抜き出しころ13の軸
線の巻取軸線に対する傾斜は、巻取軸11の回転時に、
コア巻取ウエブロール22に矢印27で示す抜き出し方
向の移動力が作用するように、矢印25で示す巻取軸1
1の回転方向において抜き出し側が反抜き出し側より先
になる(図1において右上がりになる)ような形態にし
てある。
【0013】この巻取軸11上にコア21を介して巻取
ったウエブロール、すなわちコア巻取ウエブロール22
を巻取軸11から抜き出す際には、コア巻取りウエブロ
ール22の外周面部に手23または制動部材を当接させ
てその回転を拘束した状態で、巻取軸11をその回転駆
動機構(図示せず)を介して矢印25の方向に低速で回
転させる。この際ウエブロール抜き出しころ13は、コ
ア21の内周面とのころがり接触を介して、巻取軸11
の回転方向に対して逆側の斜め方向(矢印26)に回転
し、これによってコア巻取ウエブロール22に、矢印2
7の抜き出し方向の移動力が作用し、この作用力のまま
にコア巻取ウエブロール22は巻取軸11上を抜き出し
方向に移動して、その端部から抜き出される。このよう
にして抜き出したコア巻取ウエブロール22は、例えば
この端部に臨ませる旋回式のコア巻取ウエブロールの支
持アーム類に引き渡すようにすることができる。
【0014】図2は、心軸に複数のエア拡縮式コアチャ
ック(コアホルダ)を装着するフリクション式巻取軸を
用いる場合を略示したもので、この巻取軸15は、心軸
16に、エアチャック17と、外周部に軸線周りに等間
隔をおいて形成したころ穴19にウエブロール抜き出し
ころ20を頂部がわずかに突出する状態で巻取軸線に対
し傾斜して配置したころ保持リング18とを交互に装着
した構造からなっている。
【0015】このころ保持リング18のウエブロール抜
き出しころ20の軸線に対する傾斜は、図1に示すウエ
ブロール抜き出しころ13と同じように、矢印25で示
す巻取軸15の回転方向において、抜き出し側が反抜き
出し側よりも先になるような形態にしてある。
【0016】この巻取軸15からのコア巻取ウエブロー
ル22の抜き出しも、コアチャック17によるコア巻取
ウエブロール22の保持を開放した後に、手23または
制動部材の外周面部に対する押し当てを介して、コア巻
取ウエブロール22の回転を拘束した状態で、巻取軸1
5を回転駆動機構を介して低速で矢印25の方向に回転
することにより行なうことができる。
【0017】この発明はこのほか、種々の形態で実施す
ることができるもので、図示の構成に限定されるもので
はない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、この発明に係るコア巻取ウエブロールの抜き出し方
法は、設備的には、巻取軸におけるウエブロール抜き出
しころの付設のみか、またはこの巻取軸におけるウエブ
ロール抜き出しころの付設に、制動部材の準備、あるい
はこの制動部材を含む制動手段の付設を加えた形で、実
施することができるので、設備コストの大幅な低減をは
かることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコア巻取ウエブロールの抜き出
し方法の一実施態様を示す巻取軸の部分図である。
【図2】この発明に係るコア巻取ウエブの抜き出し方法
の他の実施態様を示す巻取軸の部分図である。
【符号の説明】
11 巻取軸 12 ころ穴 13 ウエブロール抜き出しころ 15 巻取軸 16 心軸 17 コアチャック 18 ころ保持リング 19 ころ穴 20 ウエブロール抜き出しころ 21 コア 22 ウエブロール 23 手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 19/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に巻取軸線周り及び巻取軸線方向
    に間隔をおいて、ウエブ抜き出しころを、頂部が外周面
    からわずかに突出するとともに支軸線が巻取軸線に対し
    て傾斜して延びるように埋設した巻取軸を、コア巻取ウ
    エブロールの回転を拘束した状態で、コア巻取ウエブロ
    ールがウエブロール抜き出しころとの接触を介して抜き
    出し方向の移動力を受ける方向に回転することからな
    る、コア巻取ウエブロールの巻取軸からの抜き出し方
    法。
  2. 【請求項2】 コア巻取ウエブロールの回転の拘束を、
    手を外周部に押し当てることにより行なう、請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 コア巻取ウエブロールの回転の拘束を、
    手または足により制動部材をコア巻取ウエブロールの外
    周部に押し付けることによって行なう、請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 コア巻取ウエブロールの回転の拘束を、
    巻取軸の回転に連動して巻取軸に沿って移動可能な制動
    部材を、自動的または半自動的に外周部に押し付けるこ
    とによって行なう、請求項1記載の方法。
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