JP2779364B2 - 灸 台 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、腰痛や肩凝りを
緩和させる発明に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、スポンジに粘着テープが貼ってあ
り、小さな艾が付いているものがあるが、火傷を負いや
すく、一人では腰や背中には、使いずらい。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）粘着テープで肌に付着させるため、熱くても我慢
してしまい、火傷を負うことがある。 （ロ）老人の一人暮しでは、腰や背中にはつかいずら
い。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、乾燥させた練り漢方薬（３）の厚さと、布（４）
の厚さで艾の熱が緩和され、我慢できなくなれば金網
（２）の位置から上部（６）迄の深さがあるので、燃え
ている艾も落とさずに移動でき、老人の一人暮しでも簡
単に使用できる。本発明は、以上の構成よりなる灸台で
ある。

【０００５】

【発明の実施の形態】灸台に艾を置き、艾に火をつけ、
患部に灸台を置く。

【０００６】

【実施例】以下、本発明について説明する。 （イ）円柱状の陶器（１）に、練り漢方薬（３）を金網
（２）の位置から下部（５）迄の深さに詰め、乾燥させ
る。 （ロ）乾燥すると縮むので、何度も練り漢方薬（３）を
詰める。 （ハ）縮じまらなくなったら、布（４）で下部（５）を
ふさぐ。 （ニ）艾を適量金網（２）に置き、艾に火をつけ患部に
灸台を置く、熱さに弱い人は、あらかじめ患部にタオル
を敷き、その上に灸台を置いても良い。

【０００７】

【発明の効果】従来品と比べて灸時間が長く、低温で火
傷の心配もなく、腰や背中など一人暮しでは、灸が難し
い箇所でも容易にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の断面図である。

【符号の説明】

（１） 陶器 （２） 金網 （３） 練り漢方薬 （４） 布 （５） 下部 （６） 上部 （７） 漢方薬固定突起

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 円柱状の陶器（１）に、金網（２）を
   敷き、下部（５）から金網（２）迄の深さに、練り漢方
   薬（３）を詰め込み乾燥させ、布（４）で下部（５）を
   ふさいだ灸台。