JP3070419U - 温灸器 - Google Patents

温灸器

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JP3070419U
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donut
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JP2000001040U
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又二郎 大木
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又二郎 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この温灸器は自分で自分の体のすべてのツボに
対して温灸治療が可能となる。 【解決手段】灸棒を挿入する金属筒とドーナッツ型の当
接体を設け、ドーナッツ型の開口部に金網を設けて発熱
部Aとすると共に、この当接体との間に間隔を設けてス
テンレス製の金網で包むように接続するために側面の発
熱部Bが形成され、これによって温灸器を直角方向に加
えて横方向から使用することができて、体の手の届かな
いツボに対しても使用することが可能となった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は灸棒を用いた押し当て式の温灸器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から灸棒を使用した押し当て式の温灸器は色々市販されているが 、温度の問題や使用上の問題等適当な器具が見当らなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
特に手足などのツボに対して使用者の手の届く場所ならばよいが、体 の裏、例えば背中や腰のツボに対しては器具を直角に当てるため手が回 らず、他人の手を借りる不便さがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
考案者は永年に亘りこの温灸器に関して研究開発を続けた結果本考案 に到達したものであって本考案はツボに直角に当てる発熱体を有する当 接体と灸棒との間に間隔を設け、この両者をステンレスの金網で接続す ることによって当接体の側面を発熱面として形成し、しかも手持ち部に 継ぎ棒を取り付けることにより、背中や腰の手の届かないツボに対して も確実に届く構成としたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
添付図面により本考案の実施の形態を説明すると、図1は本考案の温 灸器をツボに対して直角に押し当てる当接体Aの平面図であって中心に 円形の開孔部を設ける。図2は図1の当接体Aの断面図であり、(1) は円形の金属ワッシャーであって図1に示すように円形の開孔部を設け る。(2)は金網であって、この金網(2)によって後述するように着 火している灸棒(6)の落下を防止しており熱源が保たれている。(3 )は磁石であって(4)は磁石(3)の保持材である。
【0006】 図3は本考案の温灸器の全体を示す断面図であり、灸棒(6)を挿入 する金属筒(5)の先端に当接部Aを間隔を設けて配し両者をステンレ スの金網(8)で包むように接続する。図にあっては作図上接続部の構 造は省略しているが適当な締め具で接続する。図4はツボ灸器の平面図 である。
【0007】
【実施例】
図3により本考案の温灸器を説明すると、灸棒(6)を挿入する金属 筒(5)と当接体Aは間隔を置いて配置し、ステンレス製の金網(8) で包むように接続する。灸棒(6)に着火Cして金属筒(5)内に挿入 落下させると、灸棒の着火部Cは当接体Aの開孔部の金網(2)によっ て支持されてここが発熱部となる。この発熱部の温度は65〜80℃で あって着火部Cが直接肌に当ることがなく、灸跡は残らずツボに押し当 てることによって確実な温灸効果が得られる。
【0008】 またこの温灸器は当接体Aと灸棒を挿入する金属筒(5)の間に間隔 を設けてステンレス製の金網(8)で包むように接続するため当接体A の側面は65〜75℃に加熱されて発熱部Bとなり、さらにこの金属筒 (5)に20〜30cmの継ぎ棒Dを継ぎたすことによって長尺の温灸 器となって側面の発熱部Bをツボに押し当てることによって背中や腰な ど手の届かないツボでも温灸治療が可能となる。図にあっては継ぎ棒D は作図上直線で省略している。
【0009】
【考案の効果】
上述の如く本考案の温灸器は自分の体の前面はもとより裏面の手の届 かない背中や腰までも人手を借りることなく自分で温めることができる 。また治療に当っては2ケ所以上のツボを温めることをよしとする。
【0010】 したがって本考案の温灸器を使用することによって体全体を温めるこ とができて、頭や肩、背中、腰、ヒザ等の痛みを止め、姿勢がよくなり 歩行が楽になると共に目や内臓がよくなるという従来からの温灸器に比 較して卓越した効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】当接部の平面図
【図2】断面図
【図3】全体を示す断面図
【図4】ツボ灸器の平面図
【符号の説明】
(1)…ワッシャー板 (2)…金網 (3)…磁石 (4)…保持材 (5)…金属筒 (6)…灸棒 (8)…ステンレス金網 (9)…柄 A…当接部 B…斜めの発熱部 C…着火部 D…継ぎ棒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体としての金網(2)を中間層に設け
    たドーナッツ型の当接体Aおよびこの当接体Aに一定間
    隔を設けて金属筒(5)を上方に配し、当接体Aの接触
    面側から金網(8)を設けて金属筒(5)を包んで一体
    とし、該金属筒(5)内に灸棒(6)を挿入して成る温
    灸器。
  2. 【請求項2】発熱体としての金網(2)を中間層に設け
    たドーナッツ型の当接体Aおよびこの当接体Aに一定間
    隔を設けて金属筒(5)を上方に配し、当接体Aの接触
    面側から金網(8)を設けて金属筒(5)を包んで一体
    とし、該金属筒(5)内に灸棒(6)を挿入し、金属筒
    (5)に長尺の棒体Dを挿入して成る長尺の温灸器。
  3. 【請求項3】発熱体としての金網(2)を中間層に設け
    たドーナッツ型の当接体Aに柄(9)を設けた温灸器。
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