JP2779281B2 - 自転車用ブザー - Google Patents

自転車用ブザー

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JP2779281B2
JP2779281B2 JP3328700A JP32870091A JP2779281B2 JP 2779281 B2 JP2779281 B2 JP 2779281B2 JP 3328700 A JP3328700 A JP 3328700A JP 32870091 A JP32870091 A JP 32870091A JP 2779281 B2 JP2779281 B2 JP 2779281B2
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JP
Japan
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bicycle
buzzer
piezoelectric buzzer
switch
power source
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JP3328700A
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義一 伊藤
律夫 西村
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BURIJISUTON SAIKURU KK
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BURIJISUTON SAIKURU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車の車軸部に設け
たハブ発電機を電源とする自転車用ブザーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のブザー付き自転車としては、少年
用のスポーツ車や、幼児用の自転車として、乾電池を電
源とするブザーを有するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の乾電池
式ブザーは、ブザー本体と乾電池を収納するスペースが
必要であるため、自転車に余分なスペースを設けなけれ
ばならない上に、その分重量も増加することになる。ま
た乾電池が消耗すれば、ブザーが発音しなくなるから、
乾電池を交換しなければならないが、この乾電池の交換
も面倒である上に、不経済であり、さらに乾電池から液
漏れが生じた場合は、その液の腐蝕作用によって電気回
路を破損するおそれが生ずる等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、自転車の車軸部に設けたハブ発
電機を電源とし、非安定マルチバイブレータと、この非
安定マルチバイブレータを介して駆動されて電子音を発
生する圧電性ブザーと、押圧することによって前記圧電
性ブザーの電子音を発生させる押圧スイッチと、前記電
源、圧電性ブザー及び押圧スイッチを電気的に接続する
リード線とを具え、前記押圧スイッチに突起部を設け、
前記自転車のハンドルポストの上部に設けられた引き上
げ棒用の孔に、前記リード線、圧電ブザー及び押圧スイ
ッチを順次押入し、前記押圧スイッチの突起部によって
前記引き上げ棒用の孔に固定するようにして自転車用ブ
ザーを構成する。
【0005】また、自転車の車軸部に設けたハブ発電機
を電源とし、非安定マルチバイブレータと、この非安定
マルチバイブレータを介して駆動されて電子音を発生す
る圧電性ブザーと、押圧することによって前記圧電性ブ
ザーの電子音を発生させる押圧スイッチと、前記電源、
圧電性ブザー及び押圧スイッチを電気的に接続するリー
ド線とを具え、前記押圧スイッチを前記自転車のハンド
ルグリップの任意の位置に設け、このハンドルグリップ
の孔内に前記リード線及び圧電ブザーを挿入し、この孔
をキャップによって閉じることによっても、自転車用ブ
ザーを構成することもできる。また、自転車の車軸部に
設けたハブ発電機を電源とし、この電源の電力を充電す
るコンデンサを有する整流回路と、この整流回路の出力
側に接続した非安定マルチバイブレータと、この非安定
マルチバイブレータの出力側に接続した圧電ブザーとを
具え、前記ハブ発電機と整流回路との間にスイッチを設
け、前記圧電ブザーを前記自転車のハンドルバー又はハ
ンドルポスト内に挿入することもできる。
【0006】
【作用】上述のように本発明においては、電源として駆
動力の軽いハブ発電機を使用するので、自転車の走行中
はいつでもブザーを使用することができる。そしてこの
ブザーには従来必要としていた乾電池等の電源が不要に
なるから、その電池の収納スペースを余分に設ける必要
はなくなる。このため自転車がその分コンパクトになる
上に、電池の交換も不要になるから経済的効果も得られ
る。
【0007】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図中1(図2参照)は自転車の前輪、2は後輪、3
は自転車フレームのヘッドパイプ、4は前ホーク、5は
ハンドルポスト、6はハンドルバー、7はハンドルグリ
ップ、8は前輪用の泥よけ、9はヘッドランプで、10は
そのランプケースである。
【0008】図6は本発明において電源として使用する
ハブ発電機の一例(特願平3−232433号)を示すもの
で、これは、自転車のフレームに固定した車軸11に対し
て車輪のハブ体12を回転自在に嵌合し、このハブ体12の
内部に中空円筒状の固定筒体13を前記車軸11に固定して
設け、この固定筒体13内に発電コイル体14を固定して設
けると共に、磁石15と一体的に形成した回転子16を前記
車軸11に回転自在に設け、ハブ体12の回転を増速して回
転子16に伝達する遊星伝動装置Aを有するハブ内蔵式の
発電装置である。
【0009】図1は本発明装置の回路ブロック図の一例
を示すもので、Dは前輪1のハブ体12内に設けたハブ発
電機、17はスイッチ、18は整流回路、19は非安定マルチ
バイブレーター、20は増幅回路、21は圧電ブザーであ
る。
【0010】すなわち本発明においては、自転車の車軸
部に設けたハブ発電機Dを電源とし、非安定マルチバイ
ブレーター19を介して圧電ブザー21を駆動して電子音を
発生するようにして自転車用ブザーを構成する。
【0011】図3は、圧電ブザー21をハンドルポスト5
の上端部内に設けた実施例を示すもので、これは、ハン
ドルポスト5の上部に設けられた引き上げ棒22用の孔5
aを利用して、電源に接続したリード線23と、基板と一
体の圧電ブザー21と、押圧スイッチ24の各部品を孔5a
内に順次押入し、この押圧スイッチ24に設けた突起部24
aで圧入固定するようにしたものである。
【0012】図4は、圧電ブザー21をハンドルグリップ
7の外側端部内に設けた実施例を示すもので、これは、
ハンドルバー6を利用して、電源に接続したリード線23
と、基板と一体の圧電ブザー21とをハンドルグリップ7
の外側端部の孔7a内に挿入し、この孔7aに設けたね
じ孔7bに、押圧スイッチ25aと、音の抜孔25bを一体
に設けたキャップ25を螺着したものである。またこの場
合、押圧スイッチ26をハンドルグリップ7の内側端部の
表面に露出するように設置してもよい。
【0013】図5は、圧電ブザー21をヘッドランプ9の
ランプケース10内に設けた実施例を示すもので、21aは
圧電ブザー21の基板であり、10aはケース10の側面に設
けた音抜き孔である。なおこの場合押圧スイッチ(図示
せず)は、ハンドル近傍に設置するのがよい。
【0014】次に上述のように構成した本発明装置の作
用を説明する。ハブ発電機Dは自転車が走行中であれ
ば、いつでも電源として使用可能である。従ってスイッ
チ17(図1参照)を閉じると、整流回路18によってハブ
発電機Dの出力が交流から直流へ変換され、非安定マル
チバイブレーター19で発生した矩形波が増幅回路20で増
幅され、それによって圧電ブザー21を駆動して警報を発
する。またスイッチ17を開くと、ハブ発電機Dから電流
は圧電ブザー21に流れないが、整流回路18内のコンデン
サーに充電されている電流により、圧電ブザー21は数秒
間程度は発音し続けて停止する。従って、自転車走行中
の警笛としてのブザーは、数秒間(約10秒)発音すれば
充分な警報となるので、スイッチ開閉動作は短時間でよ
い。このことから、スイッチの設置場所をハンドルグリ
ップ7から、ハンドルポスト5の方に移動しても、つま
り指で押し続けていなくてもよいので、自転車走行の安
全性を損なうことはない。
【0015】
【発明の効果】上述のように本発明においては、電源と
して駆動力の軽いハブ発電機を使用するので、自転車の
走行中はいつでもブザーを使用することができる。そし
てこのブザーには従来必要としていた乾電池等の電源が
不要になるから、その電池の収納スペースを余分に設け
る必要がなくなる。このため本発明によれば、自転車が
その分コンパクトになる上に、電池の交換も不要になる
から経済的にも有利であるという効果が得られる。ま
た、スイッチを開いても整流回路内の充電されたコンデ
ンサからの電流により圧電ブザーが数秒間程度発音し続
ける構成としているので、乗り手がスイッチを押し続け
る必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の回路ブロック図である。
【図2】本発明装置を装備する自転車の側面図である。
【図3】ハンドルポスト部に圧電ブザーを装着する状態
を示す部分斜視図である。
【図4】ハンドルグリップ部に圧電ブザーを装着する状
態を示す部分斜視図である。
【図5】ヘッドランプ内に圧電ブザーを装着する状態を
示す一部切欠斜視図である。
【図6】本発明において電源として使用する自転車用ハ
ブ発電機の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 3 ヘッドパイプ 4 前ホーク 5 ハンドルポスト 6 ハンドルバー 7 ハンドルグリップ 8 泥よけ 9 ヘッドランプ 10 ランプケース 11 車軸 12 ハブ体 13 固定筒体 14 発電コイル体 15 磁石 16 回転子 A 遊星伝動装置 D ハブ発電機 17 スイッチ 18 整流回路 19 非安定マルチバイブレーター 20 増幅回路 21 圧電ブザー 22 引き上げ棒 23 リード線 24 押圧スイッチ 25 キャップ 25a 押圧スイッチ 26 押圧スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の車軸部に設けたハブ発電機を電
    源とし、非安定マルチバイブレータと、この非安定マル
    チバイブレータを介して駆動されて電子音を発生する圧
    電性ブザーと、押圧することによって前記圧電性ブザー
    の電子音を発生させる押圧スイッチと、前記電源、圧電
    性ブザー及び押圧スイッチを電気的に接続するリード線
    とを具え、前記押圧スイッチに突起部を設け、前記自転
    車のハンドルポストの上部に設けられた引き上げ棒用の
    孔に、前記リード線、圧電ブザー及び押圧スイッチを順
    次押入し、前記押圧スイッチの突起部によって前記引き
    上げ棒用の孔に固定するようにしたことを特徴とする自
    転車用ブザー。
  2. 【請求項2】 自転車の車軸部に設けたハブ発電機を電
    源とし、非安定マルチバイブレータと、この非安定マル
    チバイブレータを介して駆動されて電子音を発生する圧
    電性ブザーと、押圧することによって前記圧電性ブザー
    の電子音を発生させる押圧スイッチと、前記電源、圧電
    性ブザー及び押圧スイッチを電気的に接続するリード線
    とを具え、前記押圧スイッチを前記自転車のハンドルグ
    リップの任意の位置に設け、このハンドルグリップの孔
    内に前記リード線及び圧電ブザーを挿入し、この孔をキ
    ャップによって閉じたことを特徴とする自転車用ブザ
    ー。
  3. 【請求項3】 自転車の車軸部に設けたハブ発電機を電
    源とし、この電源の電力を充電するコンデンサを有する
    整流回路と、この整流回路の出力側に接続した非安定マ
    ルチバイブレータと、この非安定マルチバイブレータの
    出力側に接続した圧電ブザーとを具え、前記ハブ発電機
    と整流回路との間にスイッチを設け、前記圧電ブザーを
    前記自転車のハンドルバー又はハンドルポスト内に挿入
    したことを特徴とする自転車用ブザー。
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JPH05162673A JPH05162673A (ja) 1993-06-29
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JP2005506161A (ja) * 2001-10-21 2005-03-03 フラミッシュ ホールディングス ピーティーワイ リミテッド 音響放射デバイス

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