JP2779017B2 - 空気調和装置におけるドレン管の配管構造 - Google Patents

空気調和装置におけるドレン管の配管構造

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JP2779017B2
JP2779017B2 JP1305477A JP30547789A JP2779017B2 JP 2779017 B2 JP2779017 B2 JP 2779017B2 JP 1305477 A JP1305477 A JP 1305477A JP 30547789 A JP30547789 A JP 30547789A JP 2779017 B2 JP2779017 B2 JP 2779017B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気調和装置(以下、単に空調機という)
におけるドレン管の配管構造に係り、特にユニット建物
の2階以上に取付けられた空調機からドレンを排出する
ための配管構造に関する。
〔背景技術〕
一般に空調機から排出されるドレンは、空調機の背面
側等に設けられた専用の排水口から、ドレン管を介し
て、屋内引込排水管あるいはそのまま屋外へ排出されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述のように屋内引込排水管にドレン
管を接続するには、管の引込作業が必要であり、また、
屋外へドレンを直接排出する場合でも、ドレン管を建物
の外壁伝いに取設する必要がある。
ところが、ユニット建物の2階以上に空調機が、設け
られている場合、当該空調機から延出するドレン管を、
屋内引込排水管まで引き込むには、壁、天井(床)、柱
等の貫通工事が必要とされる場合があり、作業性の悪
化、建物強度の劣化が問題となる。また、建物の外壁を
伝って、ドレン管を配設する場合には、高所作業や建物
外観上の問題があり、いずれの場合でも、配管構造上の
複雑化やコスト上昇の問題は回避出来ない。
このようなことから、ユニット建物の2階以上に空調
機が設けられる場合には、ドレン管は、ドレンが一階屋
根やベランダ等の樋に流れ込むように配設されているの
が現状である。
本発明の目的は、柱、壁の隙間を有効に利用し、建物
の外観を損なうことなく、しかも配管作業の容易、迅速
化を図ることのできる空調機におけるドレン管の配管構
造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ユニット建物の一部を構成する柱、壁の隙
間に沿って、空気調和装置のドレン管を配設するととも
に、このドレン管の下部が、前記柱、壁の隙間の下端部
よりも更に所定長さ延出可能に束ねられた状態で、当該
柱に保持する構成とした空調機におけるドレン管の配管
構造である。
〔作用〕
このような構成においては、建物ユニットを構成する
柱、壁の隙間に沿って、これらの下端部よりも所定長さ
延出可能としたドレン管が予め束ねられているので、ド
レン管の一端を空調機の排水口に接続した後、他端を
柱、壁の隙間に沿って下方に引き延ばすだけで配管作業
を完了させることができる。
また、柱内部の中空部分を利用して、ドレン管を延出
可能とした場合にあっては、ドレン管を建物の外部に露
出させない場合に要求される別途の貫通工事は一掃さ
れ、作業負担の軽減が可能となり、建物の強度劣化を招
くことはない。しかも、ドレン管は、各階毎に柱、壁の
隙間に沿って配管されるので、高所作業に伴う危険が未
然に回避される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、1階ユニット10と、2階ユニ
ット20とから構成される2階建ユニット式建物の一部概
略構成図であり、第3図は2階ユニット20全体を下から
見た場合の概略斜視図である。第1図および第2図にお
いて、空調機の室内機1が、この2階ユニット20に取付
られる場合が示されている。
2階ユニット20は、内部が中空とされた複数の柱21、
各柱21間に横架された梁22、および間仕切壁23等から構
成されている。なお、これらの構成は、1階ユニットも
共通である。従って、両ユニット10、20を組み立てた状
態では、各柱12、21は互いに連通されるようになってい
る。
また、前記柱21には、後述するドレン管4を柱内部に
引き込むための第1の穴8が形成されているとともに、
1階ユニット10の柱12には、柱内部に引き込まれたドレ
ン管4を当該柱の外側へ引き出すための第2の穴13が形
成されている。
前記空調機は、室外に、図示しない室外機を別体とし
て設けるセパレート式のユニット空調機であり、室外機
と室内機1との間は、冷媒用配管2により接続されるよ
うになっている。また、室内機1の背面側には、ドレン
排出口であるジョイント5が設けられ、このジョイント
5には、ドレン管4が接続されるようになっている。
このドレン管4は、第4図に示されるように、プラス
チック製の管6に、断熱用のラバーフォーム7が被覆さ
れたもので、全体として、素手でも曲げることが出来る
ほどの十分な可撓性を有している。
前記ドレン管4は、図中上部側の一端部が前記ジョイ
ント5に接続され、他端側は、前記第1の穴8を介し
て、柱21の内面9に沿って図中下方向に配設されてい
る。このドレン管4の下部側は、前記柱21の下端部より
も更に所定長さだけ延出可能に束ねられた状態で、当該
柱21の中空部分内に保持されている。具体的には、少な
くとも、後述する屋内引込排水管30まで延出して配管可
能な長さの管が束ねられている。さらに、ドレン管4の
下端部には、おもりWが必要に応じて取り付けられてい
る。
前記屋内引込排水管30は、空調機から排出されるドレ
ンを排出するための管で、当該管の上端には、漏斗状の
接続口31が設けられている。
このように構成された本実施例においては、ドレン管
4は、次のように配管される。
すなわち、先ず、基礎11上に1階ユニット10が固設さ
れた後、続いて2階ユニット20を積層する直前に、柱21
の中空部分内に保持されているドレン管4の下部側の端
部に設けられているおもりWを下方に引くことにより、
ドレン管4を引き出す。この際、この引き出されたドレ
ン管4を、既に設置されている1階ユニット10の柱12の
上端開口部24より挿入し、前記おもりWを利用して、柱
12の下方向に挿通させる。続いて、前記第2の穴13より
前記ドレン管4の下端部を、おもりWと一緒に、柱12の
外部へ引き出す。ここでおもりWは外されて、ドレン管
4は屋内引込排水管30の先端に設けられている接続口31
にジョイントされる。なお、この接続口31の形状は漏斗
状なので、当該ジョイントに特別な作業および取付部材
等は必要ない。
このような本実施例によれば、次のような効果があ
る。
すなわち、ユニット建物の柱内部の中空部分を利用し
て、ドレン管4の配管が行われ、配管専用のスペースを
必要とすることがないので、スペースの有効利用が図ら
れる。また、建物の外部にドレン管4を露出させない構
造なので、外壁伝いにドレン管4が露出するという従来
のような問題はなく、建物の外観を損なうとはない。し
かも、ドレン管4の配管作業は、各階ユニットの積層作
業と並行して行い得るので、作業の容易化と迅速化が可
能である。また、配管作業に当り、建物に対して特別な
貫通工事が必要とされないため、建物強度の劣化問題も
生じない。
なお、実施にあたり、前記実施例における配管構造
が、他階部分、例えば1階または3階に利用される場合
には、ドレン管4の延出可能長さを予め長く設定してお
くか、あるいは、不要長さを適宜切断することにより、
前述の実施例と同様の配管構造が実現可能となる。
また、ドレン管4を、予め各柱内部に保持させてお
き、ドレン管4の両端部が外部に引き出し可能としてお
けば、建物完成後に空調機を設置しても、前述の実施例
と同様の配管構造とし得る。
さらに、ドレン管4は、必ずしも柱の内部空間に保持
させておく場合に限らず、第5図にも示されるように、
柱の外側に沿ってドレン管4を配設したり、あるいは間
仕切壁23の隙間に沿ってドレン管4を配設してもよい。
ただし、前記実施例のように柱内部の空間を利用すれ
ば、配管作業上、または建物外観上有利である。
また、ユニット建物においては、柱内にダイヤフラム
と称されている補強プレートが設けられるのが通常であ
るが、この場合、前記ダイヤフラムにドレン管の挿通孔
を形成しておけば、ドレン管の配設を容易に行うことが
でき、あるいは、ダイヤフラムに挿通孔を形成しない
で、当該部分を迂回してドレン管を一旦外方に延出さ
せ、間仕切壁の隙間等を通した後に再度柱内に配設する
構成とすることもできる。また、これに代え、前記ダイ
ヤフラムを柱内に設けずに、柱の外側にフランジ状に形
成した場合には、前記挿通孔の形成は不要となり、ま
た、ドレン管の迂回を行わせることも不要と考えられ
る。
なお、空調機の種類は、特に限定されるものではな
く、ドレンを外部に排出するタイプの空調機全てが含ま
れる。また、ドレン管は、可撓性を有する管であれば他
の材質によるもので代替可能である。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、建物の外観を損なうこ
となく、しかも配管作業の容易、迅速化を図るとこので
きる空調機におけるドレン管の配管構造を提供できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の要部を示す断面図、第
2図は前記実施例の要部斜視図、第3図は2階ユニット
全体を下から見た概略斜視図、第4図はドレン管の横断
面図、第5図は前記実施例の変形例を示す要部断面図で
ある。 1……室内機、4……ドレン管、10……1階ユニット、
12,21……柱、20……2階ユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニット建物の一部を構成する柱、壁の隙
    間に沿って、空気調和装置のドレン管を配設するととも
    に、このドレン管の下部が、前記柱、壁の隙間の下端部
    よりも更に所定長さ延出可能に束ねられた状態で、当該
    柱に保持されていることを特徴とする空気調和装置にお
    けるドレン管の配管構造。
JP1305477A 1989-11-24 1989-11-24 空気調和装置におけるドレン管の配管構造 Expired - Lifetime JP2779017B2 (ja)

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