JP2779002B2 - ガスコックの補修法 - Google Patents
ガスコックの補修法Info
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Landscapes
- Taps Or Cocks (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば都市ガス用などの配管に設けたガス
コックにおいて、閉子の周面にグリスなどの新しい潤滑
剤を塗布し、しかも、ガス漏れを無くせるようにするた
めの技術に関する。
コックにおいて、閉子の周面にグリスなどの新しい潤滑
剤を塗布し、しかも、ガス漏れを無くせるようにするた
めの技術に関する。
さらに詳しくは、配管に設けたコック本体に密閉型の
作業用ケースを気密状に取付けると共に、前記作業用ケ
ースに対して気密状に貫通させた閉子挿脱具を閉子に連
結し、 前記作業用ケースの外部からの操作で前記閉子挿脱具
を引出して、前記閉子を前記作業用ケースの内部に抜出
し、 前記作業用ケースに対して気密状に貫通させた清掃具
を前記作業用ケースの外部から操作すると共に、前記閉
子挿脱具を前記作業用ケースの外部から回転操作して、
前記作業用ケース内の閉子の周面を前記清掃具で掃除
し、 前記作業用ケースに対して気密状に貫通させた潤滑剤
塗布具を前記作業用ケースの外部から操作すると共に、
前記閉子挿脱具を前記作業用ケースの外部から回転操作
して、前記作業用ケース内の閉子の周面に潤滑剤を塗布
し、 前記閉子挿脱具を前記作業用ケースの外部から押込ん
で、前記閉子を前記コック本体に嵌着し、 前記作業用ケースを前記コック本体から取外すと共
に、前記閉子挿脱具を前記閉子押から取外すガスコック
の補修法の改良に関する。
作業用ケースを気密状に取付けると共に、前記作業用ケ
ースに対して気密状に貫通させた閉子挿脱具を閉子に連
結し、 前記作業用ケースの外部からの操作で前記閉子挿脱具
を引出して、前記閉子を前記作業用ケースの内部に抜出
し、 前記作業用ケースに対して気密状に貫通させた清掃具
を前記作業用ケースの外部から操作すると共に、前記閉
子挿脱具を前記作業用ケースの外部から回転操作して、
前記作業用ケース内の閉子の周面を前記清掃具で掃除
し、 前記作業用ケースに対して気密状に貫通させた潤滑剤
塗布具を前記作業用ケースの外部から操作すると共に、
前記閉子挿脱具を前記作業用ケースの外部から回転操作
して、前記作業用ケース内の閉子の周面に潤滑剤を塗布
し、 前記閉子挿脱具を前記作業用ケースの外部から押込ん
で、前記閉子を前記コック本体に嵌着し、 前記作業用ケースを前記コック本体から取外すと共
に、前記閉子挿脱具を前記閉子押から取外すガスコック
の補修法の改良に関する。
従来、実開昭64−3179号公報に示されるように、掃除
した周面に新しい潤滑剤を塗布した閉子をコック本体に
嵌着した後、輸送ガスを内蔵する作業用ケースをそのま
まの状態でコック本体から取外していた。
した周面に新しい潤滑剤を塗布した閉子をコック本体に
嵌着した後、輸送ガスを内蔵する作業用ケースをそのま
まの状態でコック本体から取外していた。
しかし、作業用ケースを取外した時に、ケース内のガ
スが大気放散され、作業者が臭いでガス漏れを感じて、
ガス漏れ有無の確認に手数を要したり、あるいは、近年
多用されてきたガス漏れ警報器に連動の遮断弁が不測に
動作する等の問題があり、一層改良の余地があった。
スが大気放散され、作業者が臭いでガス漏れを感じて、
ガス漏れ有無の確認に手数を要したり、あるいは、近年
多用されてきたガス漏れ警報器に連動の遮断弁が不測に
動作する等の問題があり、一層改良の余地があった。
本発明の目的は、ガスコックの閉子に新しい潤滑剤を
塗布する作業を、輸送ガスの大気放散が全く無い状態で
実行できるようにし、ガス漏れの誤認による作業負担増
加や不必要なガス供給遮断などを未然に防止できるよう
にする点にある。
塗布する作業を、輸送ガスの大気放散が全く無い状態で
実行できるようにし、ガス漏れの誤認による作業負担増
加や不必要なガス供給遮断などを未然に防止できるよう
にする点にある。
本発明の特徴手段は、作業用ケース内においてガス漏
れが無い状態で、閉子の周面に新しい潤滑剤を塗布し
て、前記閉子をコック本体に嵌着した後、前記作業用ケ
ースを前記コック本体から取外す前に、前記作業用ケー
ス内にパージ用ガスを供給して、前記作業用ケースに接
続した輸送ガス回収用容器に、前記作業用ケース内の輸
送ガスを密封入することにあり、その作用・効果は次の
通りである。
れが無い状態で、閉子の周面に新しい潤滑剤を塗布し
て、前記閉子をコック本体に嵌着した後、前記作業用ケ
ースを前記コック本体から取外す前に、前記作業用ケー
ス内にパージ用ガスを供給して、前記作業用ケースに接
続した輸送ガス回収用容器に、前記作業用ケース内の輸
送ガスを密封入することにあり、その作用・効果は次の
通りである。
空気などの適当なパージ用ガスを作業用ケースに供給
して、作業用ケースに内蔵されていた輸送ガスを容器に
密封入し、輸送ガスが大気放散しない状態にしてから作
業用ケースをコック本体から取り外すのである。
して、作業用ケースに内蔵されていた輸送ガスを容器に
密封入し、輸送ガスが大気放散しない状態にしてから作
業用ケースをコック本体から取り外すのである。
したがって、前述従来技術のように、作業用ケースを
取外した時にケース内からの輸送ガス放散に起因して、
作業者がガス漏れを誤認したり、ガス漏れ検知器による
ガス供給自動遮断が不測に生じたりする問題を確実に解
消でき、ガス漏れの無い状態でのガスコックの補修を、
作業に無駄の無い能率良好な状態で、かつ、不測なガス
遮断による顧客の迷惑が無い状態で良好に実行できる。
取外した時にケース内からの輸送ガス放散に起因して、
作業者がガス漏れを誤認したり、ガス漏れ検知器による
ガス供給自動遮断が不測に生じたりする問題を確実に解
消でき、ガス漏れの無い状態でのガスコックの補修を、
作業に無駄の無い能率良好な状態で、かつ、不測なガス
遮断による顧客の迷惑が無い状態で良好に実行できる。
その結果、使用中のガスコックにおける閉子への潤滑
剤塗布を、ガス漏れの無い状態で実行できるのみなら
ず、作業性において有利に、かつ、ガス供給面で良好に
実行できる、一段と優れたガスコックの補修法を確立で
きた。
剤塗布を、ガス漏れの無い状態で実行できるのみなら
ず、作業性において有利に、かつ、ガス供給面で良好に
実行できる、一段と優れたガスコックの補修法を確立で
きた。
次に実施例を示す。
先ず、第1図ないし第3図により工具を説明する。
工具は、作業用ケース(1)、そのケース(1)を配
管(A)のガスコック(B)に取付けるための装着具
(2)、並びに、作業用ケース(1)に付設した閉子挿
脱具(4)、潤滑剤塗布具(5)、清掃具(6)から成
っている。
管(A)のガスコック(B)に取付けるための装着具
(2)、並びに、作業用ケース(1)に付設した閉子挿
脱具(4)、潤滑剤塗布具(5)、清掃具(6)から成
っている。
作業用ケース(1)は、閉子(B1)を出し入れするた
めの口(1a)と、アクリル等の透明体で形成された覗き
窓(1b)を有する。
めの口(1a)と、アクリル等の透明体で形成された覗き
窓(1b)を有する。
装着具(2)は、コック本体(B2)に作業用ケース
(1)を、口(1a)がコック本体(B2)の閉子挿脱口
(b)に接続するように取付けるための手段であって、
閉子挿抜口(b)を形成する筒状部分に着脱自在なベー
ス(2A)と、ベース(2A)に対して作業用ケース(1)
を位置決めするためのスペーサ(2B)と、ベース(2A)
に作業用ケース(1)の接続用フランジ(1A)を着脱自
在に取付けるためのボルト(2C)から成っている。
(1)を、口(1a)がコック本体(B2)の閉子挿脱口
(b)に接続するように取付けるための手段であって、
閉子挿抜口(b)を形成する筒状部分に着脱自在なベー
ス(2A)と、ベース(2A)に対して作業用ケース(1)
を位置決めするためのスペーサ(2B)と、ベース(2A)
に作業用ケース(1)の接続用フランジ(1A)を着脱自
在に取付けるためのボルト(2C)から成っている。
ベース(2A)は、コック本体(B2)の筒状部分に外嵌
する筒状部(2a)と、その筒状部分の端面に載置される
載置部(2b)と、作業用ケース(1)の接続用フランジ
(1A)を載置するフランジ部(2c)を有する。
する筒状部(2a)と、その筒状部分の端面に載置される
載置部(2b)と、作業用ケース(1)の接続用フランジ
(1A)を載置するフランジ部(2c)を有する。
ベース(2A)の筒状部(2a)の内周面に、コック本体
(B2)の筒状部分の外周面に付設した突起(7)に係合
して筒状部(2a)の軸芯方向移動を規制する溝(8)
と、筒状部(2a)が特定位相の軸芯周り姿勢にあるとき
にのみ、溝(8)の一端側において突起(7)への係合
を解除して筒状部(2a)の挿抜を許容する縦溝(9)と
を形成し、筒状部(2a)を筒状部分に対して固定するた
めのセットボルト(10)を設けてある。
(B2)の筒状部分の外周面に付設した突起(7)に係合
して筒状部(2a)の軸芯方向移動を規制する溝(8)
と、筒状部(2a)が特定位相の軸芯周り姿勢にあるとき
にのみ、溝(8)の一端側において突起(7)への係合
を解除して筒状部(2a)の挿抜を許容する縦溝(9)と
を形成し、筒状部(2a)を筒状部分に対して固定するた
めのセットボルト(10)を設けてある。
つまり、縦溝(9)を突起(7)に一致させる状態で
筒状部(2a)をコック本体(B2)の筒状部分に外嵌さ
せ、突起(7)が係合するように筒状部(2a)を回転さ
せたのち、セットボルト(10)で筒状部(2a)を固定す
ることにより、コック本体(B2)にベース(2A)を装着
するように構成してある。突起(7)は、閉子(B1)を
閉塞姿勢に回止め固定するための針金等を掛けるために
コック本体(B2)に本来的に形成された封印用掛部であ
る。
筒状部(2a)をコック本体(B2)の筒状部分に外嵌さ
せ、突起(7)が係合するように筒状部(2a)を回転さ
せたのち、セットボルト(10)で筒状部(2a)を固定す
ることにより、コック本体(B2)にベース(2A)を装着
するように構成してある。突起(7)は、閉子(B1)を
閉塞姿勢に回止め固定するための針金等を掛けるために
コック本体(B2)に本来的に形成された封印用掛部であ
る。
スペーサ(2B)は、作業用ケース(1)の口(1a)お
よびベース(2A)の孔に内嵌して、ベース(2A)に対し
て作業用ケース(1)を位置決めするものである。
よびベース(2A)の孔に内嵌して、ベース(2A)に対し
て作業用ケース(1)を位置決めするものである。
作業用ケース(1)とコック本体(B2)との接続部を
気密状態にシールするために、ベース(2A)への作業用
ケース(1)の取付けに伴って、作業用ケース(1)と
スペーサ(2B)で挟圧される第1シール材(3a)と、ス
ペーサ(2B)とコック本体(B2)で挟圧される第2シー
ル材(3b)を設けてある。
気密状態にシールするために、ベース(2A)への作業用
ケース(1)の取付けに伴って、作業用ケース(1)と
スペーサ(2B)で挟圧される第1シール材(3a)と、ス
ペーサ(2B)とコック本体(B2)で挟圧される第2シー
ル材(3b)を設けてある。
閉子挿脱具(4)を形成するに、作業用ケース(1)
に対して摺動及び回転自在に貫通するシャフト(4A)を
設け、シャフト(4A)の内端に、ねじ(4a)で閉子
(B1)の操作軸に連結自在な連結部(4B)を形成し、ハ
ンドル(4d)付のナット(4C)をシャフト(4A)外端側
のネジ(4b)に螺合し、座金(4c)を作業用ケース
(1)に当てた状態で、かつ、シャフト(4A)を回止め
した状態で、ナット(4C)を回転操作すると、シャフト
(4A)に連結した閉子(B1)をコック本体(B2)から作
業用ケース(1)内に抜出せるように構成してある。
又、シャフト(4A)の外端側に、回止め工具を係合させ
るための角軸部(4e)を形成し、また、作業用ケースに
螺合装着されたブッシング(11)とシャフト(4A)の隙
間を気密状態にシールするためのOリング(12)を設け
てある。
に対して摺動及び回転自在に貫通するシャフト(4A)を
設け、シャフト(4A)の内端に、ねじ(4a)で閉子
(B1)の操作軸に連結自在な連結部(4B)を形成し、ハ
ンドル(4d)付のナット(4C)をシャフト(4A)外端側
のネジ(4b)に螺合し、座金(4c)を作業用ケース
(1)に当てた状態で、かつ、シャフト(4A)を回止め
した状態で、ナット(4C)を回転操作すると、シャフト
(4A)に連結した閉子(B1)をコック本体(B2)から作
業用ケース(1)内に抜出せるように構成してある。
又、シャフト(4A)の外端側に、回止め工具を係合させ
るための角軸部(4e)を形成し、また、作業用ケースに
螺合装着されたブッシング(11)とシャフト(4A)の隙
間を気密状態にシールするためのOリング(12)を設け
てある。
潤滑剤塗布具(5)を形成するために、グリスガン
(G)からのグリスを閉子(B1)に向けて吐出するグリ
スチューブ(5A)を、作業用ケース(1)に対して摺動
自在に貫通させ、グリスチューブ(5A)を外方に付勢す
るスプリング(5B)を設け、グリスチューブ(5A)の先
端を閉子(B1)に近づけてグリスを吐出させながら、閉
子挿抜具(4)で閉子(B1)を回転および摺動させるこ
とにより、閉子(B1)の周面全体にグリスを塗布できる
ように構成してある。又、グリスチューブ(5A)と作業
用ケース(1)のブッシング(5C)の隙間を気密状態に
シールするためのOリング(13)を設けてある。
(G)からのグリスを閉子(B1)に向けて吐出するグリ
スチューブ(5A)を、作業用ケース(1)に対して摺動
自在に貫通させ、グリスチューブ(5A)を外方に付勢す
るスプリング(5B)を設け、グリスチューブ(5A)の先
端を閉子(B1)に近づけてグリスを吐出させながら、閉
子挿抜具(4)で閉子(B1)を回転および摺動させるこ
とにより、閉子(B1)の周面全体にグリスを塗布できる
ように構成してある。又、グリスチューブ(5A)と作業
用ケース(1)のブッシング(5C)の隙間を気密状態に
シールするためのOリング(13)を設けてある。
清掃具(6)を形成するに、操作棒(6A)を作業用ケ
ース(1)に対して摺動自在に貫通させ、操作棒(6A)
の内端に、閉子(B1)の周面に対する拭取具(6B)を揺
動自在に取付け、操作棒(6A)を抜出し方向に付勢する
スプリング(6C)を設け、操作棒(6A)を押込んで拭取
具(6B)を閉子(B1)の周面に押し当てた状態で、閉子
挿抜具(4)により閉子(B1)を回転および摺動させ
て、閉子(B1)の周面を掃除するように構成してある。
又、操作棒(6A)と作業用ケース(1)のブッシング
(6D)の隙間を気密状態にシールするためのOリング
(14)を設けてある。又、拭取具(6B)は、操作棒(6
A)に支承された台(6a)とこれに係合保持されたフェ
ルト等の拭取材(6b)とからなる。
ース(1)に対して摺動自在に貫通させ、操作棒(6A)
の内端に、閉子(B1)の周面に対する拭取具(6B)を揺
動自在に取付け、操作棒(6A)を抜出し方向に付勢する
スプリング(6C)を設け、操作棒(6A)を押込んで拭取
具(6B)を閉子(B1)の周面に押し当てた状態で、閉子
挿抜具(4)により閉子(B1)を回転および摺動させ
て、閉子(B1)の周面を掃除するように構成してある。
又、操作棒(6A)と作業用ケース(1)のブッシング
(6D)の隙間を気密状態にシールするためのOリング
(14)を設けてある。又、拭取具(6B)は、操作棒(6
A)に支承された台(6a)とこれに係合保持されたフェ
ルト等の拭取材(6b)とからなる。
作業用ケース(1)にコック(15)付のパージ用ガス
供給路(16)とコック(17)付の輸送ガス回収路(18)
を接続し、袋状などの輸送ガス回収用容器(19)を輸送
ガス回収路(18)に接続し、ポンプや口によるパージ用
ガス供給路(16)からの空気供給によって、作業用ケー
ス(1)内の輸送ガスを輸送ガス回収用容器(19)に送
って密封入し、輸送ガスの大気放散を防止できるように
構成してある。
供給路(16)とコック(17)付の輸送ガス回収路(18)
を接続し、袋状などの輸送ガス回収用容器(19)を輸送
ガス回収路(18)に接続し、ポンプや口によるパージ用
ガス供給路(16)からの空気供給によって、作業用ケー
ス(1)内の輸送ガスを輸送ガス回収用容器(19)に送
って密封入し、輸送ガスの大気放散を防止できるように
構成してある。
次に、上記工具によるガスコック(B)の補修法を説
明する。
明する。
[1]コック本体(B2)から閉子抜止め用のグランドを
取外して、閉子(B1)を抜出せるようにする。
取外して、閉子(B1)を抜出せるようにする。
[2]コック本体(B2)の第2シール材(3b)が当たる
面をワイヤーブラシ等を用いて清掃する。
面をワイヤーブラシ等を用いて清掃する。
[3]グリスチューブ(5A)および操作棒(6A)の動作
確認を行う。なお、拭取具(6B)の拭取材(6b)の汚れ
がひどい場合には、拭取材(6b)を取替える。
確認を行う。なお、拭取具(6B)の拭取材(6b)の汚れ
がひどい場合には、拭取材(6b)を取替える。
[4]第4図に示すように、閉子(B1)の操作軸にシャ
フト(4A)を取付け、コック本体(B2)にベース(2A)
を取付ける。
フト(4A)を取付け、コック本体(B2)にベース(2A)
を取付ける。
[5]シャフト(4A)を作業用ケース(1)に貫通させ
て、作業用ケース(1)をベース(2A)に取付ける。こ
の時、パージ用ガス供給路(16)と、輸送ガス回収路
(18)のコック(15),(17)を閉じて、作業用ケース
(1)をコック本体(B2)に気密状に取付ける。
て、作業用ケース(1)をベース(2A)に取付ける。こ
の時、パージ用ガス供給路(16)と、輸送ガス回収路
(18)のコック(15),(17)を閉じて、作業用ケース
(1)をコック本体(B2)に気密状に取付ける。
[6]シャフト(4A)の外端に座金(4c)を入れると共
にナット(4C)を螺合させ、第1図に示すように工具を
セットし、ハンドル(4d)の操作でシャフト(4A)を引
出し、第2図に示すように、閉子(B1)をコック本体
(B2)から作業用ケース(1)内に抜出す。
にナット(4C)を螺合させ、第1図に示すように工具を
セットし、ハンドル(4d)の操作でシャフト(4A)を引
出し、第2図に示すように、閉子(B1)をコック本体
(B2)から作業用ケース(1)内に抜出す。
[7]清掃具(6)によって閉子(B1)の周面を掃除す
る。この時、拭取具(6B)が揺動によってテーパ状の周
面に沿う姿勢となる。
る。この時、拭取具(6B)が揺動によってテーパ状の周
面に沿う姿勢となる。
[8]潤滑剤塗布具(5)によって閉子(B1)の周面に
グリスを塗布する。
グリスを塗布する。
[9]ナット(4C)および座金(4c)をシャフト(4A)
から取り外す。
から取り外す。
[10]グリスチューブ(5A)と拭取具(6B)が閉子移動
経路外に位置していることを確認し、シャフト(4A)の
回転により閉子(B1)の開相当姿勢に調整し、シャフト
(4A)の押込みで閉子(B1)をコック本体(B2)に嵌着
する。
経路外に位置していることを確認し、シャフト(4A)の
回転により閉子(B1)の開相当姿勢に調整し、シャフト
(4A)の押込みで閉子(B1)をコック本体(B2)に嵌着
する。
[11]パージ用ガス供給路(16)と輸送ガス回収路(1
8)のコック(15),(17)を開き、パージ用ガス供給
路(16)から作業用ケース(1)内に空気を供給して、
作業用ケース(1)内の輸送ガスを輸送ガス回収用容器
(19)に密封入し、輸送ガス回収路(18)のコック(1
7)を閉じる。
8)のコック(15),(17)を開き、パージ用ガス供給
路(16)から作業用ケース(1)内に空気を供給して、
作業用ケース(1)内の輸送ガスを輸送ガス回収用容器
(19)に密封入し、輸送ガス回収路(18)のコック(1
7)を閉じる。
[12]作業用ケース(1)をベース(2A)から取外すと
共にシャフト(4A)から抜取る。
共にシャフト(4A)から抜取る。
[13]ベース(2A)、シャフト(4A)を取外し、グラン
ドパッキン、グランドをコック本体(B2)に取付ける。
ドパッキン、グランドをコック本体(B2)に取付ける。
次に別実施例を説明する。
コック本体(B2)に作業用ケース(1)を取付けるた
めの具体的手段は適当に変更できる。例えば配管(A)
に係止した一対のフックと作業用ケース(1)をボルト
・ナット等の締付連結具で連結して、締付連結具による
作用で作業用ケース(1)をコック本体(B2)に固定し
てもよい。また、作業用ケース(1)の具体構造やコッ
ク本体(B2)に対する接続構造は適当に選定できる。
めの具体的手段は適当に変更できる。例えば配管(A)
に係止した一対のフックと作業用ケース(1)をボルト
・ナット等の締付連結具で連結して、締付連結具による
作用で作業用ケース(1)をコック本体(B2)に固定し
てもよい。また、作業用ケース(1)の具体構造やコッ
ク本体(B2)に対する接続構造は適当に選定できる。
閉子挿脱具(4)の具体構造は適当に変更でき、例え
ば閉子(B1)に対する連結及び連結解除のためや、閉子
(B1)を挿脱するための駆動手段を備えさせてもよい。
ば閉子(B1)に対する連結及び連結解除のためや、閉子
(B1)を挿脱するための駆動手段を備えさせてもよい。
清掃具(6)の具体構造は適当に変更でき、例えば拭
取具(6B)を駆動回転式や洗剤注入式に形成しても良
い。
取具(6B)を駆動回転式や洗剤注入式に形成しても良
い。
潤滑剤塗布具(5)の具体構造は適当に変更でき、例
えば、ブラシなどの塗付部材を有するものや吹付式のも
のでもよい。また、グリスに代えてオイルやシール剤を
塗布するように構成しても良い。
えば、ブラシなどの塗付部材を有するものや吹付式のも
のでもよい。また、グリスに代えてオイルやシール剤を
塗布するように構成しても良い。
パージ用ガス供給路(16)に例えばN2などのパージ用
ガスを供給するボンベを接続する等、作業用ケース
(1)内にパージ用ガスを供給する手段は適当に選定で
きる。
ガスを供給するボンベを接続する等、作業用ケース
(1)内にパージ用ガスを供給する手段は適当に選定で
きる。
輸送ガス回収用容器(19)の具体構造は適当に変更で
き、例えばピストンで作業用ケース(1)内の輸送ガス
を吸入すると共に、パージ用ガス供給路(16)から作業
用ケース(1)内に外気を吸入するように構成したもの
であってもよい。
き、例えばピストンで作業用ケース(1)内の輸送ガス
を吸入すると共に、パージ用ガス供給路(16)から作業
用ケース(1)内に外気を吸入するように構成したもの
であってもよい。
配管(A)による輸送ガスの種類は不問であり、ま
た、補修対象となるガスコック(B)の型式も不問であ
り、例えば閉子(B1)をボトム側で抜止めする型式で
は、閉子抜止用ボルトの挿通孔をキャップで閉塞した状
態で施工すればよい。
た、補修対象となるガスコック(B)の型式も不問であ
り、例えば閉子(B1)をボトム側で抜止めする型式で
は、閉子抜止用ボルトの挿通孔をキャップで閉塞した状
態で施工すればよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図面の構
造に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図面の構
造に限定されるものではない。
図面は本発明の実施例を示し、第1図及び第2図は抗議
の一部切欠図、第3図は第1図のIII−III矢視図、第4
図は施工状態の説明図である。 (1)……作業用ケース、(4)……閉子挿脱具、
(5)……潤滑剤塗布具、(6)……清掃具、(19)…
…輸送ガス回収用容器、(A)……配管、(B1)……閉
子、(B2)……コック本体。
の一部切欠図、第3図は第1図のIII−III矢視図、第4
図は施工状態の説明図である。 (1)……作業用ケース、(4)……閉子挿脱具、
(5)……潤滑剤塗布具、(6)……清掃具、(19)…
…輸送ガス回収用容器、(A)……配管、(B1)……閉
子、(B2)……コック本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 十亀 洋一 大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番11号 株式会社協成内 (56)参考文献 特開 平2−500579(JP,A) 実開 昭51−87730(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 5/00 - 5/22 F16K 43/00
Claims (1)
- 【請求項1】配管(A)に設けたコック本体(B2)に密
閉型の作業用ケース(1)を気密状に取付けると共に、
前記作業用ケース(1)に対して気密状に貫通させた閉
子挿脱具(4)を閉子(B1)に連結し、 前記作業用ケース(1)の外部からの操作で前記閉子挿
脱具(4)を引出して、前記閉子(B1)を前記作業用ケ
ース(1)の内部に抜出し、 前記作業用ケース(1)に対して気密状に貫通させた清
掃具(6)を前記作業用ケース(1)の外部から操作す
ると共に、前記閉子挿脱具(4)を前記作業用ケース
(1)の外部から回転操作して、前記作業用ケース
(1)内の閉子(B1)の周面を前記清掃具(6)で掃除
し、 前記作業用ケース(1)に対して気密状に貫通させた潤
滑剤塗布具(5)を前記作業用ケース(1)の外部から
操作すると共に、前記閉子挿脱具(4)を前記作業用ケ
ース(1)の外部から回転操作して、前記作業用ケース
(1)内の閉子(B1)の周面に潤滑剤を塗布し、 前記閉子挿脱具(4)を前記作業用ケース(1)の外部
から押込んで、前記閉子(B1)を前記コック本体(B2)
に嵌着し、 前記作業用ケース(1)を前記コック本体(B2)から取
外すと共に、前記閉子挿脱具(4)を前記閉子(B1)か
ら取外すガスコックの補修法であって、 前記作業用ケース(1)のコック本体(B2)からの取外
しに先立って、前記作業用ケース(1)内にパージ用ガ
スを供給して、前記作業用ケース(1)に接続した輸送
ガス回収用容器(19)に、前記作業用ケース(1)内の
輸送ガスを密封入するガスコックの補修法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22382089A JP2779002B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | ガスコックの補修法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22382089A JP2779002B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | ガスコックの補修法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389083A JPH0389083A (ja) | 1991-04-15 |
JP2779002B2 true JP2779002B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=16804237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22382089A Expired - Fee Related JP2779002B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | ガスコックの補修法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2779002B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP22382089A patent/JP2779002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0389083A (ja) | 1991-04-15 |
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