JP2778992B2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP2778992B2 JP1157358A JP15735889A JP2778992B2 JP 2778992 B2 JP2778992 B2 JP 2778992B2 JP 1157358 A JP1157358 A JP 1157358A JP 15735889 A JP15735889 A JP 15735889A JP 2778992 B2 JP2778992 B2 JP 2778992B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー複写機におけるクリーニング装置に関
し,より詳細には各々の複写プロセスに基づく像を順次
重ねてカラー画像を形成する感光体或いは中間体転写上
に残留する現像剤を清掃するクリーニング装置に関す
る。
〔従来の技術〕
カラー複写システムの1つとして,感光体の近傍にグ
ラック,イエロー,マゼンタ,シアンの現像剤を各々貯
蔵した現像器を備え,帯電処理を施した感光体に対しレ
ンズ,ミラー等から成る光学系が原稿内容に対応する情
報光を照射し,露光処理を行うことにより感光体上に静
電潜像を形成し該静電潜像に対して第1色目の現像処理
を行った後,その転写処理及び感光体上のクリーニング
処理を実現せずに感光体上にその第1色目の静電潜像を
保持し,その上から同様の工程で必要に応じて第2色
目,第3色目,第4色目の現像処理を実行した静電潜像
を重ね合わせることにより感光体上にカラー像を作成
し,その後搬送されてくる転写紙に一括して転写するこ
とにより,カラー複写処理を実現する方式がある。
更に,感光体に代えて中間転写体を利用するカラー複
写システムもある。即ち,これは各色の現像剤によって
現像処理を施された感光体上の静電潜像を順次転写し,
保持する中間転写体を備えたものである。この種のカラ
ー複写システムにおける複写工程は,帯電処理を施され
た感光体に対し,レンズ,ミラー等から成る光学系が原
稿内容に対応する情報光を照射し,露光処理を行うこと
により感光体上に静電潜像を形成し,該静電潜像に対
し,第1色目の現像処理が施される。その後現像された
顕像は中間転写体に転写され、中間転写体はその第1色
目の像を保持する。その後,必要に応じて第2色目,第
3色目,第4色目のための帯電,露光,現像の各々の処
理が実行され,中間転写体上に次々重ね合わされ,最後
に搬送されてきた転写紙に対し重ね合わせたカラー像を
一括して転写することによりカラー転写処理を実現する
方式である。
上記2つのカラー複写システムにあっては,第一の例
における感光体或いは第二の例における中間転写体はカ
ラーを形成するための各色の転写処理が全て終了するま
で,それらの表面上に保持されている現像処理が施され
た顕像に対してクリーニング処理を行ってはならず,そ
の間例えばブラシクリーニング方式にあっては,ブラシ
の感光体或いは中間転写体に対する接触状態を解除して
おかなければならない。
その後,感光体或いは中間体転写体とは非接触状態に
あったクリーニング装置のブラシが接触状態に戻される
ことによって,感光体或いは中間転写体上の残留現像剤
のクリーニング処理が実行される。
上記で説明したブラシクリーニング装置とは,回転す
る天然或いは合成繊維毛の円筒ブラシを感光体或いは中
間転写体に接触させ,その表面に残留する現像剤をブラ
シによって払い落とす方式である。このようにして払い
落とされた現像剤は現像剤搬送スクリューによって現像
剤回収部に回収されることになる。
また,上記ブラシは導電性であり,バイアス電圧のか
かった金属ローラと接触し,感光体或いは中間転写体表
面のクリーニング処理が実行されている間,該ブラシに
バイアス電圧が印加され,現像剤を電気的に吸引してブ
ラシの回転に伴う現像剤の飛散を防止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のクリーニング装置においては,
カラー画像を作成するため,クリーニング処理終了後,
ブラシを感光体或いは中間転写体表面に対して非接触状
態にしようとするとき,ブラシに対するバイアス電圧の
印加と,その駆動が停止され,該ブラシに付いている現
像剤が感光体或いは中間転写体上に付着して,次回の複
写工程に基づく画像が上記付着現像剤の影響により劣化
し,画像不良が発生する原因となる。また,一連のカラ
ー複写工程が終了した後,再び上記ブラシを接触状態に
戻すとき,ブラシと感光体或いは中間転写体との衝突に
より,感光体或いは中間転写体上の今回クリーニングす
る残留現像剤が飛散してしまい,複写機内部を汚すばか
りでなく,飛散した現像剤が複数設置されている異なる
色の現像器中に混入する恐れもあり,そのような場合に
は画像劣化の原因となる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり,クリ
ーニング後のブラシを感光体或いは中間転写体から非接
触状態にするとき,前記ブラシが保持する現像剤により
感光体或いは中間転写体上に現像剤によるクリーニング
跡が発生するのを回避して画像劣化おを防止し,またク
リーニング処理のためにブラシを再び感光体或いは中間
転写体に接触させるときに発生する現像剤の内部飛散を
防止して,現像剤による複写機内部の汚染,或いは現像
剤の現像器混入に起因する画像劣化を防止することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために,クリーニング
手段が感光体或いは中間転写体に対して非接触状態を構
成した後も所定時間継続してクリーニング手段の導電性
ブラシをバイアス電圧を印加した状態で駆動し,またク
リーニング手段が感光体或いは中間転写体に対してクリ
ーニング状態を実行するために接触状態を構成する所定
時間前からクリーニング手段の導電性ブラシをバイアス
電圧を印加した状態で駆動する制御手段を有するクリー
ニング装置を提供するものである。
〔作用〕
本発明によるクリーニング装置は,クリーニング手段
が感光体或いは中間転写体に対して非接触状態を構成し
た後も所定時間継続してクリーニング手段の導電性ブラ
シをバイアス電圧を印加した状態で駆動し,またクリー
ニング手段が感光体或いは中間転写体に対して接触状態
を構成する所定時間前から予めクリーニング手段の導電
性ブラシをバイアス電圧を印加した状態で駆動する。
〔実施例〕
以下,本発明によるクリーニング装置の一実施例を添
付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明を利用しているカラー複写システムの
一例である。光学系(図示せず)からの情報光を受光し
て,その表面に静電潜像が露光される感光体ドラム101
と,該感光体ドラム101の近傍に設置され,その表面に
対し帯電処理を施す帯電器126と,帯電処理後,光学系
からの光102により露光処理を経た感光体ドラム101の表
面に形成された静電潜像に対して現像処理を実行する現
像装置103と,感光体ドラム101の帯電状態を解除する除
電ランプ112,125及び除電器117と,感光体ドラム101の
表面における残留現像剤を除去するクリーニング装置11
9と,感光体ドラム101上の像をレジストローラ114によ
って搬送されてくる転写紙113上に転写を行う転写器115
とを有する。前記現像装置103は,感光体ドラム101上に
形成された静電潜像を第1色の現像剤(イエロー:Y)に
よって現像するY現像ローラ104を持ったY現像器105
と,第2色の現像剤(マゼンタ:M)によって現像するM
現像ローラ106を持ったM現像器107と,第3色の現像剤
(シアン:C)によって現像するC現像ローラ108を持っ
たC現像器109と,第4色の現像剤(ブラック:Bk)によ
って現像するBk現像ローラ111を持ったBk現像器110とか
ら構成されている。
上記各々の現像器105,107,109,110の内部に設置され
ている現像ローラ104,106,108,111は感光体ドラム101と
は非接触状態にて現像処理を行う。またクリーニング装
置119は,転写処理終了後の感光体ドラム101上の残留現
像剤を払い落とす導電性ブラシ124と,バイアス電源122
に接続され該導電性ブラシ124に対してバイアス電圧を
印加するバイアスローラ123と,該バイアスローラ123を
クリーニングするバイアスブレード121と,前記導電性
ブラシ124によって払い落とされた現像剤を所定の現像
剤回収部(図示せず)へ搬送する現像剤搬送スクリュー
118と,クリーニング装置119の移動に起因する現像剤溢
れを防止する例えばウレタンゴム等で構成されたシール
部材116とから構成されている。
また,前記クリーニング装置119を感光体ドラム101に
対して接触状態或いは非接触状態にするソレノイド120
と,該ソレノイド120を駆動するための駆動回路130と,
前記ソレノイド120或いは除電器117の動作を検出してバ
イアス電源122,導電性ブラシ124等に制御信号を出力す
る制御部127を備えている。該制御部127は,検出信号を
デジタル化してバスライン(図示せず)に入力する入力
インターフェース(図示せず)と,制御信号等を所定の
フォーマットで出力する出力インターフェース(図示せ
ず)と,各種制御処理を行うためのプログラムが格納さ
れているROM(図示せず)と,前記ROM内の格納プログラ
ムに従って各種の処理を実行するCPU(図示せず)と,
該CPUの処理結果やデータを記憶するRAM(図示せず)と
から構成されている。
以上の構成において,その動作を第2図のタイミング
チャートを用いて説明する。
第2図のタイミングチャートに示されているように,
制御部127に複写開始指令信号が入力すると,制御部127
はその内部で複写開始指令信号を処理し,帯電器126に
対して制御信号を出力して帯電器126がONし(第2図A
点),その結果感光体ドラム101は一様に帯電される。
その後感光体ドラム101に対しては露光光学系からの情
報光102により第1色目の露光処理が開始される(第2
図B点)。第1色目の露光処理が実行されている間に感
光体ドラム101に対する除電器117がOFFし(第2図C
点),その除電処理を停止すると共に,前記制御部127
が制御信号を駆動回路130へ出力し,ソレノイド120を駆
動してクリーニング装置119を感光体ドラム101とは反対
方向へ移動させ,クリーニング装置119の導電性ブラシ1
24を感光体ドラム101に対して非接触状態にする(第2
図D点)。但し,バイアス電源122からのバイアスロー
ラ123に対するバイアス電圧の印加は,クリーニング装
置119の導電性ブラシ124が感光体ドラム101に対して非
接触状態になった時点(第2図D点)から第2図E点ま
での時間t1だけ継続している。また同時にクリーニング
装置119の導電性ブラシ124の回転も第2図D点から第2
図E点までの時間t1の間だけ継続している。
その結果,バイアス電圧を印加されている導電性ブラ
シ124の駆動により電気的に感光体ドラム101表面上の残
留現像剤を完全に吸引するだけでなく,導電性ブラシ12
4に付着した現像剤を導電性ブラシ124が感光体ドラム10
1に対して非接触状態になった後においても,現像剤搬
送スクリュー118方向へ送り出し,導電性ブラシ124に付
着した現像剤を全て除去する。
上記の如く,第2図E点でバイアス電圧の印加と導電
性ブラシ124の回転が停止した後,第1色目の露光処理
が終了し(第2図F点),形成された静電潜像に対して
Y現像器105のY現像ローラ104によってイエロー現像剤
による現像処理が実行され,感光体ドラム101上に形成
された顕像は感光体ドラム101にそのまま保持され,OFF
状態の除電ランプ112,転写器115,除電器117,そして感光
体ドラム101に対して非接触状態にあるクリーニング装
置及び除電ランプ125を各々通過して,ON状態にある帯電
器126により2度目の帯電処理が実行される。その後,
第2色目の露光処理が開始され(第2図G点),第2図
H点まで継続する。感光体ドラム101上に既に形成され
ているイエロー像の上に重ねてM現像器107のM現像ロ
ーラ106によりマゼンタ現像剤による現像処理が実行さ
れ,像はそのまま保持され,上記と同様にOFF状態にあ
るクリーニング装置等を通過して3度目の帯電処理が帯
電器126により実行される。その後,第3色目の露光処
理が実行され(第2図I点),該露光処理は第2図J点
で終了し,上記と同様に感光体ドラム101上に既に形成
されているイエロー+マゼンタ像の上に重ねてC現像器
109のC現像ローラ108により形成された静電潜像に対し
シアン現像剤による現像処理が実行される。同様に感光
体ドラム101に対して第4色目の露光処理が実行される
(第2図K点)。その間に制御部127はレジストローラ1
14に対して制御信号を出力して,レジストローラ114をO
Nさせ(第2図L点),給紙部(図示せず)より転写紙1
13を転写部Xへ搬送してくる。
その後,第2図M点において帯電器126により感光体
ドラム101に対して実行されていた帯電処理が終了し,
続いて直ぐ後の第2図N点において,前記第4色目の露
光処理が終了し,形成された静電潜像に対しBk現像器11
0のBk現像ローラ111によりブラック現像剤による現像処
理が行われ,イエロー+マゼンタ+シアン像にブラック
現像剤による顕像が重ね合わされる。
また前記第2図L点で駆動していたレジストローラ11
4は,転写紙113を転写部Xに搬送し終わり,第4色目の
露光処理終了後その駆動を停止する(第2図O点)。
上記複数回の複写工程を経て,感光体ドラム101上に
重ねられたカラー像は,転写部において搬送されてきた
転写紙113上に転写器115の動作により転写された後,定
着部(図示せず)により定着処理を経て複写機外部に排
出される。
一方,制御部127からの制御信号により感光体ドラム1
01上の残留現像剤を除去するために除電器117がONし
(第2図P点),同時にクリーニング装置119の導電性
ブラシ124が回転を開始し,更に該導電性ブラシ124に対
してバイアスローラ123を介してバイアス電源122よりバ
イアス電圧の印加が開始する(第2図P点)。
その結果,例えば,今回クリーニングする感光体ドラ
ム101上に残留する現像剤に対して上記の如く接触前に
バイアス電圧を印加し,その駆動を開始しているので,
導電性ブラシ124が既に現像剤を電気的に吸引できる状
態にあり,後の導電性ブラシ124と感光体ドラム101との
衝突による感光体上の現像剤の周囲への飛散を回避する
ことができる。
またそれから時間t2経過後,制御部127から制御信号
が駆動回路130に出力され,ソレノイド120は,クリーニ
ング装置119を感光体ドラム101方向に移動させ,導電性
ブラシ124を感光体ドラム101の表面に接触させて(第2
図Q点),クリーニング処理を開始する。即ち,感光体
ドラム101表面上の残留現像剤をバイアス電圧が印加さ
れている導電性ブラシ124が払い落とし,払い落とされ
た現像剤は現像剤搬送スクリュー118によって現像剤回
収部(図示しない)に送られる。その後,感光体ドラム
101は更に除電ランプ125によって除電処理され,次の複
写開始指令信号が入力されるまで,待機状態に保持され
る。
次に第3図及び第4図に基づいて,中間転写体を用い
るカラー複写システムに本発明を応用した実施例を説明
する。
第1図において既に説明した部分と重複する部分に関
しては,その説明を簡略化する。
301は感光体ドラムであり,302は露光光学系からの原
稿走査光であり,303は各々イエロー,マゼンタ,シア
ン,ブラックの現像剤を持った現像装置(305,307,309,
310は各々の現像器,304,306,308,311は各々現像ロー
ラ)であり,312及び320は感光体ドラム301に対する除電
ランプであり,313は除電器であり,314はクリーニング装
置(315は現像剤搬送スクリュー,316は導電性ブラシ,31
7はバイアスローラ,318はバイアス電源,319はバイアス
ブレード)であり,321は感光体ドラム301に対する帯電
器である。
次に,感光体ドラム301において形成された各色の顕
像を順次転写し,一連のカラー複写工程が終了するまで
上記顕像を保持する中間転写ベルト322と,該中間転写
ベルト322を張架する張架ローラ330と,感光体ドラム30
1上の顕像を中間転写体322に転写するための転写器323
と,中間転写体322上の残留現像剤をクリーニングする
クリーニング装置327と,該クリーニング装置327を矢印
方向に移動させるソレノイド331と,該ソレノイド331を
駆動する駆動回路341と,給紙部(図示せず)から転写
紙325を所定の転写部Yに搬送するレジストローラ324
と,搬送されてきた転写紙325に対して中間転写ベルト3
22上の複数色により重ね合わされたカラー像を転写する
転写器326と,前記中間転写ベルト322を除電する除電器
343とから構成されている。
更に上記クリーニング装置327は,中間転写ベルト322
と接触状態となり,中間転写ベルト上の残留現像剤を払
い落とす導電性ブラシ329と,該導電性ブラシ329に対し
てバイアス電源332からのバイアス電圧を印加するバイ
アスローラ330と,該バイアスローラ表面をクリーニン
グするバイアスブレード342と,前記導電性ブラシ329に
よって払い落とされた現像剤を現像剤回収部(図示せ
ず)に搬送する現像剤搬送スクリュー328とから構成さ
れている。
また,第1の実施例と同様に上記カラー複写システム
の全体を制御する制御部340を有する。
以上の構成において,その動作を第4図のタイミング
チャートを用いて説明する。
第4図のタイミングチャートに示されているように,
制御部340に複写開始指令信号が入力すると,制御部340
はその内部で複写開始指令信号を処理し,帯電器321をO
Nし(第4図A点),感光体ドラム301を一様に帯電す
る。その後第1色目の露光処理302が実行され(第4図
B点),その間に中間転写ベルト322に対するクリーニ
ング装置327がOFF動作になる(第4図C点),即ち,制
御部340が制御信号を駆動回路341を介してソレノイド33
1に出力してクリーニング装置327を中間転写ベルト322
と反対方向へ移動させて,クリーニング装置327の導電
性ブラシ329が中間転写体ベルト322に対して非接触状態
を構成するようにする。但し,導電性ブラシ329の回転
及び導電性ブラシ329に対するバイアス電圧の印加は,
そのまま時間t1だけ継続される(第4図E点)。その結
果,バイアス電圧を印加されている導電性ブラシ329の
駆動により導電性ブラシ329に付着した現像剤は現像剤
搬送スクリュー118方向へ送り出される。またその間除
電器343がOFFする(第4図D点)。
更に第1色目の露光処理が終了し(第4図F点),形
成された静電潜像が現像器305の現像ローラ304によって
イエロー現像剤により現像され,その結果顕像化した画
像は転写器323により中間転写ベルト322に対して転写処
理が実行される。
その後,感光体ドラム301は除電器313によって除電さ
れ,クリーニング装置314によってその表面をクリーニ
ングされ,さらに除電ランプ320により除電されて,再
び帯電器321によって,その表面を一様に帯電させられ
る。
その後,第2回目の露光処理が行われ(第4図G点か
ら第4図Hまで),形成された静電潜像は上記と同様の
工程において,現像器307の現像ローラ306によってマゼ
ンタ現像剤で現像されて,転写器323によって中間転写
ベルト322上に保持されている第1色目のイエロー像に
重ねて転写される。
更に上記同様に除電器313,クリーニング装置314等に
よりクリーニングされた感光体ドラム301は,帯電器321
によりその表面を再び帯電され,第3色目の露光処理が
実行される(第4図I点から第4図J点)。その後,形
成された静電潜像は現像器309の現像ローラ308によって
シアン現像剤で現像されて中間転写ベルト322上に保持
されているイエロー+マゼンタ像に重ねて転写される。
更に,同様の工程を経て感光体ドラム301表面に第4
色目の露光処理が開始され(第4図K点),その間に制
御部340からの制御信号によりレジストローラ324が駆動
し,給紙部(図示せず)から転写紙325を転写部Yへと
搬送を開始し,同時に転写器326にも制御部340からの制
御信号が出力されてONする(第4図L点)。
その後帯電器321が感光体ドラム301に対する帯電処理
をOFFし(第4図M点),第4色目の露光処理が終了す
る(第4図N点)。その後形成された第4回目の静電潜
像は、現像器310の現像ローラ311によってブラック現像
剤により現像され,この感光体ドラム301上のブラック
現像剤による顕像は中間転写ベルト322上に保持されて
いるイエロー+マゼンタ+シアン像に重ねて転写され
る。
続いて,レジストローラ324が転写紙325を転写部Yま
で搬送してくると,レジストローラ324はOFFし(第4図
O点),その後,制御部340からの制御信号に基づきク
リーニング装置327の導電性ブラシ329が中間転写ベルト
329に接触する以前にONし,回転を開始すると同時にバ
イアス電源322からバイアスローラ330を介して導電性ブ
ラシ329に対してバイアス電圧が印加される(第4図P
点)。その結果,今回クリーニングする中間転写ベルト
322上に残留する現像剤に対して中間転写ベルト322への
接触前にバイアス電圧を印加し,その駆動を開始してい
るため,導電性ブラシ329が既に現像剤を電気的に吸引
できる状態にあり,後の導電性ブラシ329と中間転写ド
ラム322の衝突によって中間転写ベルト322上の現像剤が
周囲に飛散することがなくなる。
その後除電器343がONし(第4図Q点),中間転写ベ
ルト322の除電が開始される。一方,導電性ブラシ329が
ONし,回転を開始すると同時に導電性ブラシ329に対し
てバイアス電圧が印加された第4図P点から時間t2時間
経過した後,制御部340は制御信号を駆動回路341に出力
し,該駆動回路341によって駆動されるソレノイド331は
クリーニング装置327を中間転写ベルト322方向に移動さ
せ,導電性ブラシ329を中間転写ベルト322に接触させる
(第4図R点)。その結果中間転写ベルト322上の残留
現像剤をバイアス電圧が印加されている導電性ブラシ32
9が払い落とし,払い落とされた現像剤は現像剤搬送ス
クリュー328が現像剤収納部(図示せず)へ搬送する。
その後搬送されてきた転写紙325に対する中間転写ベ
ルト322上のカラー像の転写器326による転写処理が終了
した(第4図S点)後,転写紙325は定着処理を経て装
置外へ排出される。中間転写ベルト322及び感光体ドラ
ム301と,その周辺の各部は制御部340が次回の複写開始
指令信号を受けるまで待機状態となる。
上記の如く,本発明は,クリーニング装置の感光体或
いは中間転写体に対して接触或いは解除を行うとき,導
電性ブラシにバイアス電圧を印加し,また駆動状態にす
るため,感光体或いは中間転写体上にクリーニングブラ
シに付着した現像剤がクリーニング跡として残留するこ
とを回避し,また周囲への現像剤の飛散を防止すること
ができる。更に,本発明は,クリーニング処理後に僅か
に残留するような現像剤を感光体或いは中間転写体から
回収するための特別の手段を必要とせず,従来の構成で
導電性ブラシに対する特定の制御を実行するだけで実現
することができるため,画像劣化を回避することができ
ると共に装置の小型化を促進でき,また製造コストを低
減し,画像劣化修正の高速処理を実現することが可能と
なる。
〔発明の効果〕
以上説明した通り,本発明によるクリーニング装置
は,クリーニング手段が感光体或いは中間転写体に対し
て非接触状態を構成した後も所定時間継続してクリーニ
ング手段の導電性ブラシをバイアス電圧を印加した状態
で駆動し,またクリーニング手段が感光体或いは中間転
写体に対して接触状態を構成する所定時間前からクリー
ニング手段の導電性ブラシをバイアス電圧を印加した状
態で駆動する制御手段を有するため,クリーニング後の
ブラシを感光体或いは中間転写体から非接触状態にする
とき,前記ブラシが保持する現像剤により感光体或いは
中間転写体上にクリーニング跡が発生するのを回避して
画像劣化を防止し,またクリーニング処理のためにブラ
シを再び感光体或いは中間転写体に接触させるときに発
生する現像剤の内部飛散を防止して,現像剤による複写
機内部の汚染,或いは現像剤の現像器混入に起因する画
像劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明の第1の実施例を示す構造説明図であ
り,第2図は第1図に示すカラー複写システムの各部に
おけるタイミングチャートであり,第3図は,本発明の
第2の実施例を示す構造説明図であり,第4図は第3図
に示すカラー複写システムの各部におけるタイミングチ
ャートである。 符号の説明 101,301……感光体ドラム 102,302……露光光学系 103,303……現像装置 113,325……転写紙 115,323,326……転写器 117,313,343……除電器 119,314,327……クリーニング装置 120,331……ソレノイド 122,318,332……バイアス電源 123,317,330……バイアスローラ 124,316,329……導電性ブラシ 126,321……帯電器 127,340……制御部 322……中間転写ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/01 G03G 21/00 310 - 334 G03G 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電,露光,現像の画像形成プロセスを感
    光体上にて繰り返し,前記感光体上に各々の画像プロセ
    スに基づく像を順次重ねて,カラー画像を形成する間,
    前記感光体に対して非接触状態が保持され,前記画像形
    成プロセス終了後前記感光体に対して接触状態に復帰し
    て感光体上の残留現像剤を清掃するクリーニング手段を
    有するカラー複写システムにおいて, 前記クリーニング手段が前記感光体に対して非接触状態
    になった後も所定時間継続して前記クリーニング手段を
    バイアス電圧を印加した状態で駆動し,また前記クリー
    ニング手段が前記感光体に対して接触状態になる所定時
    間前から前記クリーニング手段をバイアス電圧を印加し
    た状態で駆動する制御手段を有することを特徴とするク
    リーニング装置。
  2. 【請求項2】帯電,露光,現像の画像形成プロセスを感
    体上に繰り返し,前記感光体に近接する中間転写体上に
    各々の画像プロセスに基づく像を順次重ねて,カラー画
    像を形成する間,前記中間転写体に対して非接触状態が
    保持され,前記画像形成プロセス終了後,前記中間転写
    体に対して接触状態に復帰して中間転写体上に残留現像
    剤を清掃するクリーニング手段を有するカラー複写シス
    テムにおいて, 前記クリーニング手段が前記中間転写体に対して非接触
    状態になった後も所定時間継続して前記クリーニング手
    段をバイアス電圧を印加した状態で駆動し,また前記ク
    リーニング手段が前記中間転写体に対して接触状態にな
    る所定時間前から前記クリーニング手段をバイアス電圧
    を印加した状態で駆動する制御手段を有することを特徴
    とするクリーニング装置。
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