JP2778983B2 - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JP2778983B2 JP2778983B2 JP1128738A JP12873889A JP2778983B2 JP 2778983 B2 JP2778983 B2 JP 2778983B2 JP 1128738 A JP1128738 A JP 1128738A JP 12873889 A JP12873889 A JP 12873889A JP 2778983 B2 JP2778983 B2 JP 2778983B2
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ，複写機等の電子写真装置に関す
る。
る。
従来より、電子写真装置の中には電位計を内蔵してい
るものがあり、この電位計により感光体の電位を検知
し、この検知値に基づいて、感光体の経時，環境変化に
対して感光体電位を一定にさせている。また原稿に応じ
た濃度の自動調整のためのデータ検知用として電位計を
設けているものもある。
るものがあり、この電位計により感光体の電位を検知
し、この検知値に基づいて、感光体の経時，環境変化に
対して感光体電位を一定にさせている。また原稿に応じ
た濃度の自動調整のためのデータ検知用として電位計を
設けているものもある。
例えば、所定濃度の黒と白のパターンを感光体上に露
光してその電位を検知し、検知値が一定の値になるよう
に帯電出力，露光出力を制御したり、あるいは電位計に
より原稿地肌の電位を検知して現像バイアスを変化さ
せ、自動濃度調整を行つている。
光してその電位を検知し、検知値が一定の値になるよう
に帯電出力，露光出力を制御したり、あるいは電位計に
より原稿地肌の電位を検知して現像バイアスを変化さ
せ、自動濃度調整を行つている。
上記従来技術にいては、万が一、電位計が故障した
り、帯電装置，露光装置等が故障すると制御系が暴走
し、２次故障が発生する可能性が高い。
り、帯電装置，露光装置等が故障すると制御系が暴走
し、２次故障が発生する可能性が高い。
例えば、帯電装置が故障して異常に高い帯電が行われ
ると、感光体地肌の電位が上がり、この電位値を規定値
とするために露光出力も上昇し、露光装置のランプの劣
化が早まり、かつ感光体の劣化も早まることになり、装
置全体の寿命の短縮化が問題となる。
ると、感光体地肌の電位が上がり、この電位値を規定値
とするために露光出力も上昇し、露光装置のランプの劣
化が早まり、かつ感光体の劣化も早まることになり、装
置全体の寿命の短縮化が問題となる。
本発明の目的は、異常検知の幅を狭めて精度を上げ、
信頼性の高い電子写真装置を提供することにある。
信頼性の高い電子写真装置を提供することにある。
上記目的は、原稿に対する像露光と同時に黒白の基準
パターンを感光体上に露光し、電位計により前記基準パ
ターンの電位を検知し、その検知値により帯電出力及び
露光出力の制御、並びに電位の異常判定を行う電子写真
装置において、作像シーケンスが終了した前記感光体の
残留電位を検知し、検知した残留電位に基づいて前記基
準パターンの黒電位及び白電位の許容範囲と制御範囲を
規定する値を補正する手段を備えていることを特徴とす
る。
パターンを感光体上に露光し、電位計により前記基準パ
ターンの電位を検知し、その検知値により帯電出力及び
露光出力の制御、並びに電位の異常判定を行う電子写真
装置において、作像シーケンスが終了した前記感光体の
残留電位を検知し、検知した残留電位に基づいて前記基
準パターンの黒電位及び白電位の許容範囲と制御範囲を
規定する値を補正する手段を備えていることを特徴とす
る。
作像シーケンスが終了した前記感光体の残留電位を検
知し、検知した残留電位に基づいて前記基準パターンの
黒電位及び白電位の許容範囲と制御範囲を規定する値を
補正するので、電位の異常判定の精度を上げることが可
能になり、制御系の暴走を精度良く防止できる。
知し、検知した残留電位に基づいて前記基準パターンの
黒電位及び白電位の許容範囲と制御範囲を規定する値を
補正するので、電位の異常判定の精度を上げることが可
能になり、制御系の暴走を精度良く防止できる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明による電子写真装置の一実施例を示す
構成図であつて、１は電位計、２はベルト状の感光体、
３は感光体２を駆動する複数のローラ、４は除電部、５
はクリーニング部、６は帯電部、７はイレーサ、８は現
像部、９は転写部である。
構成図であつて、１は電位計、２はベルト状の感光体、
３は感光体２を駆動する複数のローラ、４は除電部、５
はクリーニング部、６は帯電部、７はイレーサ、８は現
像部、９は転写部である。
同図において、メインスイッチがオンされると、ロー
ラ３が回転して感光体２が回動し、クリーニング部５が
作動する。次いで除電部4,帯電部6,イレーサ7,現像部8,
転写部９等の各部が作動して、感光体２が帯電され、か
つ像露光されて公知のコピー作動がなされる。
ラ３が回転して感光体２が回動し、クリーニング部５が
作動する。次いで除電部4,帯電部6,イレーサ7,現像部8,
転写部９等の各部が作動して、感光体２が帯電され、か
つ像露光されて公知のコピー作動がなされる。
また、上記像露光と同時に感光体２上には基準パター
ン（図示せず）が露光される。この基準パターンは公知
のように所定濃度の黒と白のパターンからなる。
ン（図示せず）が露光される。この基準パターンは公知
のように所定濃度の黒と白のパターンからなる。
前記電位計１はメインスイツチがオンされると同時に
常にオン状態となり、前記基準パターンの黒電位，白電
位を検知する。
常にオン状態となり、前記基準パターンの黒電位，白電
位を検知する。
第２図（その１），（その２）は制御作動のフローチ
ヤートであつて、電位計１により黒電位VDと白電位VLが
検知されると（ステツプ２−１）、検知された黒電位VD
は先ず予め所定された許容範囲の最小値VDMINより大き
いか否かが判定され（ステツプ２−２）、大きい時（ス
テツプ２−２のＹ）には許容範囲の最大値VDMAXより小
さいか否か判定する（ステツプ２−３）。
ヤートであつて、電位計１により黒電位VDと白電位VLが
検知されると（ステツプ２−１）、検知された黒電位VD
は先ず予め所定された許容範囲の最小値VDMINより大き
いか否かが判定され（ステツプ２−２）、大きい時（ス
テツプ２−２のＹ）には許容範囲の最大値VDMAXより小
さいか否か判定する（ステツプ２−３）。
ステップ２−２の判定で黒電位VDが許容範囲の最小値
VDMIN以下の場合には、さらに制御可能な最小値DMIN
より大きいかどうかの判定を行い（ステップ２−４）、
制御可能な最小値DMINより大きければ、帯電出力Ｇ
を（VG＋ΔVG）のようにプラス修正して（ステップ２−
６）ステップ２−３に進む。一方、ステップ２−４で黒
電位VDが制御可能な最小値DMIN以下であると判定され
れば、ステップ２−５で異常表示を行って処理を終え
る。
VDMIN以下の場合には、さらに制御可能な最小値DMIN
より大きいかどうかの判定を行い（ステップ２−４）、
制御可能な最小値DMINより大きければ、帯電出力Ｇ
を（VG＋ΔVG）のようにプラス修正して（ステップ２−
６）ステップ２−３に進む。一方、ステップ２−４で黒
電位VDが制御可能な最小値DMIN以下であると判定され
れば、ステップ２−５で異常表示を行って処理を終え
る。
また、ステップ２−３で、黒電位VDが許容範囲の最大
値VDMAX以上の場合には、さらに制御可能な最大値
DMAXより小さいかどうかの判定を行い（ステップ２−
７）、この最大値DMAXより小さければ、帯電出力Ｇ
を（VG−ΔVG）のようにマイナス修正して（ステップ２
−８）ステップ２−９に進む。一方、ステップ２−７で
黒電位VDが制御可能な最大値DMAX以上であると判定さ
れれば、ステップ２−５で異常表示を行って処理を終え
る。
値VDMAX以上の場合には、さらに制御可能な最大値
DMAXより小さいかどうかの判定を行い（ステップ２−
７）、この最大値DMAXより小さければ、帯電出力Ｇ
を（VG−ΔVG）のようにマイナス修正して（ステップ２
−８）ステップ２−９に進む。一方、ステップ２−７で
黒電位VDが制御可能な最大値DMAX以上であると判定さ
れれば、ステップ２−５で異常表示を行って処理を終え
る。
上述のように黒電位VDの検知値が予め定められた所定
範囲にあるか否かの判定がなされた後、同様にして白電
位VLの検知値の判定がなされる。すなわち、白電位VLは
先ず許容範囲の最小値VLMINより大きいか否かが判定さ
れ（ステツプ２−９）、大きい時（ステツプ２−９の
Ｙ）には許容範囲の最大値VLMAXより小さいか否かが判
定される（ステツプ２−10）。
範囲にあるか否かの判定がなされた後、同様にして白電
位VLの検知値の判定がなされる。すなわち、白電位VLは
先ず許容範囲の最小値VLMINより大きいか否かが判定さ
れ（ステツプ２−９）、大きい時（ステツプ２−９の
Ｙ）には許容範囲の最大値VLMAXより小さいか否かが判
定される（ステツプ２−10）。
ステップ２−９の判定で白電位VLが許容範囲の最小値
VLMIN以下の場合には、さらに制御可能な最小値LMIN
より大きいかどうかの判定を行い（ステップ２−11）、
制御可能な最小値LMINより大きければ、露光出力（ラ
ンプ出力）LAMPを（VLAMP＋ΔＶ）のようにプラス修
正して（ステップ２−14）ステップ２−10に進む。一
方、ステップ２−11で白電位VLが制御可能な最小値
LMIN以下であると判定されれば、ステップ２−13で異常
表示を行って処理を終える。
VLMIN以下の場合には、さらに制御可能な最小値LMIN
より大きいかどうかの判定を行い（ステップ２−11）、
制御可能な最小値LMINより大きければ、露光出力（ラ
ンプ出力）LAMPを（VLAMP＋ΔＶ）のようにプラス修
正して（ステップ２−14）ステップ２−10に進む。一
方、ステップ２−11で白電位VLが制御可能な最小値
LMIN以下であると判定されれば、ステップ２−13で異常
表示を行って処理を終える。
また、ステップ２−10で、白電位VLが許容範囲の最大
値VLMAX以上の場合には、さらに制御可能な最大値
LMAXより小さいかどうかの判定を行い（ステップ２−1
2）、この最大値LMAXより小さければ、帯電出力
LAMPを（VLAMP−ΔＶ）のようにマイナス修正して（ス
テップ２−15）ステップ２−16に進む。一方、ステップ
２−12で白電位VLが制御可能な最大値LMAX以上である
と判定されれば、ステップ２−13で異常表示を行って処
理を終える。
値VLMAX以上の場合には、さらに制御可能な最大値
LMAXより小さいかどうかの判定を行い（ステップ２−1
2）、この最大値LMAXより小さければ、帯電出力
LAMPを（VLAMP−ΔＶ）のようにマイナス修正して（ス
テップ２−15）ステップ２−16に進む。一方、ステップ
２−12で白電位VLが制御可能な最大値LMAX以上である
と判定されれば、ステップ２−13で異常表示を行って処
理を終える。
そして、第２図（その２）のように公知のコピー作動
のシーケンスが実行され（ステツプ２−16）、このコピ
ー作動シーケンスが略終了し、感光体２上に残つた残留
トナーがクリーニングされた後、感光体２の残留電位VR
の検知が行われる（ステツプ２−17）。
のシーケンスが実行され（ステツプ２−16）、このコピ
ー作動シーケンスが略終了し、感光体２上に残つた残留
トナーがクリーニングされた後、感光体２の残留電位VR
の検知が行われる（ステツプ２−17）。
前記残留電位VRが制御範囲（０＜VR＜VRI）内にある
時（ステツプ２−18のＹ）には、上述した許容範囲と制
御範囲を規定する値VDMIN,VDMAX,DMIN,DMAX,VLMIN,
VLMAX,LMIN,LMAXを残留電位の値に基づいて補正す
るVR補正を行い（ステツプ２−19）、また残留電位VRが
制御範囲外にある時（ステツプ２−18のＮ）には、異常
値（VR＜VR2）か否かの判定が行われ（ステツプ２−2
0）、予め定めた所定範囲外の異常値であると（ステツ
プ２−20のＮ）、異常であることの表示を行いかつ装置
全体の作動を停止し（ステツプ２−21）、また制御範囲
外にあるものの直ちに問題となる程度の値でない時（ス
テツプ２−20のＹ）には、感光体（OPC）２の寿命であ
ると判断して異常表示のみを行い（ステツプ２−22）、
作動停止を行わずメンテナンス担当のサービスマンが来
るまで装置の使用を可能にする。
時（ステツプ２−18のＹ）には、上述した許容範囲と制
御範囲を規定する値VDMIN,VDMAX,DMIN,DMAX,VLMIN,
VLMAX,LMIN,LMAXを残留電位の値に基づいて補正す
るVR補正を行い（ステツプ２−19）、また残留電位VRが
制御範囲外にある時（ステツプ２−18のＮ）には、異常
値（VR＜VR2）か否かの判定が行われ（ステツプ２−2
0）、予め定めた所定範囲外の異常値であると（ステツ
プ２−20のＮ）、異常であることの表示を行いかつ装置
全体の作動を停止し（ステツプ２−21）、また制御範囲
外にあるものの直ちに問題となる程度の値でない時（ス
テツプ２−20のＹ）には、感光体（OPC）２の寿命であ
ると判断して異常表示のみを行い（ステツプ２−22）、
作動停止を行わずメンテナンス担当のサービスマンが来
るまで装置の使用を可能にする。
このように、本実施例では電位計１により電位の異常
を判定して異常表示、および／または動作停止をするよ
うに構成しているため制御系の暴走を防止でき、装置の
信頼性を高められる。
を判定して異常表示、および／または動作停止をするよ
うに構成しているため制御系の暴走を防止でき、装置の
信頼性を高められる。
また電位異常判定の値を残留電位の値に基づいて補正
するため、異常検知の幅を狭めて精度を上げることがで
きる。
するため、異常検知の幅を狭めて精度を上げることがで
きる。
以上説明したように、本発明によれば、作像シーケン
スが終了した前記感光体の残留電位を検知し、検知した
残留電位に基づいて前記基準パターンの黒電位及び白電
位の許容範囲と制御範囲を規定する値を補正するので、
電位の異常判定の精度を上げることが可能になり、信頼
性の高い電子写真装置を提供できる。
スが終了した前記感光体の残留電位を検知し、検知した
残留電位に基づいて前記基準パターンの黒電位及び白電
位の許容範囲と制御範囲を規定する値を補正するので、
電位の異常判定の精度を上げることが可能になり、信頼
性の高い電子写真装置を提供できる。
第１図は本発明による電子写真装置の一実施例の構成
図、第２図は本実施例の制御作動のフローチヤートであ
る。 １……電位計、２……被測定物。
図、第２図は本実施例の制御作動のフローチヤートであ
る。 １……電位計、２……被測定物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540
Claims (1)
- 【請求項１】原稿に対する像露光と同時に黒白の基準パ
ターンを感光体上に露光し、電位計により前記基準パタ
ーンの電位を検知し、その検知値により帯電出力及び露
光出力の制御、並びに電位の異常判定を行う電子写真装
置において、 作像シーケンスが終了した前記感光体の残留電位を検知
し、検知した残留電位に基づいて前記基準パターンの黒
電位及び白電位の許容範囲と制御範囲を規定する値を補
正する手段を備えていることを特徴とする電子写真装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128738A JP2778983B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128738A JP2778983B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 電子写真装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02308268A JPH02308268A (ja) | 1990-12-21 |
| JP2778983B2 true JP2778983B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=14992237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1128738A Expired - Fee Related JP2778983B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2778983B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6040024B2 (ja) * | 1976-09-17 | 1985-09-09 | キヤノン株式会社 | 静電潜像安定化方法 |
| JPS57200054A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-08 | Canon Inc | Picture forming device |
| JPS59133571A (ja) * | 1983-01-21 | 1984-07-31 | Canon Inc | 複写装置 |
| JPS60131563A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-13 | Nec Corp | 電子写真式印刷装置 |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP1128738A patent/JP2778983B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02308268A (ja) | 1990-12-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |