JP2778919B2 - エアバッグ等の乗車人拘束装置を膨張させるための装置 - Google Patents

エアバッグ等の乗車人拘束装置を膨張させるための装置

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JP2778919B2 JP6274803A JP27480394A JP2778919B2 JP 2778919 B2 JP2778919 B2 JP 2778919B2 JP 6274803 A JP6274803 A JP 6274803A JP 27480394 A JP27480394 A JP 27480394A JP 2778919 B2 JP2778919 B2 JP 2778919B2
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    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグの如き膨張
可能な乗車人拘束装置を膨張させるためのインフレータ
・アセンブリに関する。より詳細には、本発明は、エア
バッグ・インフレータの周囲環境から該インフレータの
内側のガス発生材料へ湿分が伝達されるのを阻止する隔
離部材を有するエアバッグ・インフレータに関する。
【0002】
【従来の技術】多くのエアバッグ・インフレータの構造
が知られている。幾つかのインフレータ構造は、可燃性
のガス発生材料を備えている。ある周知のインフレータ
構造は、収容されたガスと可燃性のガス発生材料との組
み合わせを備えている。ガス発生材料が点火すると、収
容されているガスが加熱され、その結果流体圧が増大す
る。増大した流体圧は、ある部材を破断し、収容されて
いるガス、並びに、ガス発生材料の点火により生じたガ
スをインフレータからエアバッグへ解放する。そのよう
なガスは、インフレータのハウジングに設けられる排出
開口を通ってエアバッグの中へ流れる。
【0003】可燃性のガス発生材料は、インフレータの
周囲の雰囲気中の湿分に露呈されると劣化することがあ
る。従って、インフレータは、周囲雰囲気中の湿分がガ
ス発生材料に接触するのを阻止するための何等かの手段
を備えている。湿分を阻止する1つの手段は、上記排出
開口を覆うようにインフレータ・ハウジングの表面に接
着剤によって固着された金属箔のシールである。この金
属箔のシールは、インフレータの内側のガス発生材料と
該インフレータの外側の環境との間に湿分バリアを形成
する。インフレータが作動すると、上記排出開口を通っ
て流れるガスの圧力が、上記金属箔のシールを破断す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、排出開口を塞ぐ破裂部材とは独立し
て湿分がガス発生材料に達することを阻止する部材を備
えた、エアバッグの如き乗車人(乗物に乗っている人)
拘束装置を膨張させるための装置を提供する。
【0005】本装置は、内部に加圧ガスを保有するチャ
ンバを形成するハウジングと;排出開口を有し、ハウジ
ングの一部を形成するオリフィス板と;該オリフィス板
のチャンバとは逆側に設けられたディヒューザでありデ
ィヒューザ室を有しているものと;オリフィス板を貫き
チャンバ内に延びる部分とディヒューザ室内に延びる部
を有するアクチュエータ・ハウジングと;該アクチ
ュエータ・ハウジング内に配置されたガス発生材料及び
該ガス発生材料のための点火装置と;アクチュエータ・
ハウジングのチャンバ内の部分を包囲しかつ排出開口と
チャンバとの連通を阻止し、ガス発生材料の点火によっ
て破断する部分を備えた破裂カップと;を有している。
ディヒューザ室を形成する壁にはガス開口が設けられて
おり、またディヒューザ室内に設けられ、排出開口とガ
ス開口との連通を阻止すると同時に外気がオリフィス板
アクチュエータ・ハウジングとの間を通り破裂カップ
内に侵入するのを防止するリング状の薄い板の形態の隔
離部材が備えられている。
【0006】本発明の上記及び他の特徴は、図面を参照
して本発明を説明する以下の記載から当業者には明らか
となろう。
【0007】
【実施例】本発明は、エアバッグ・インフレータに関
し、より詳細には、エアバッグを膨張させて乗物の乗車
人を保護するためのインフレータに関する。本発明は、
種々のインフレータ構造に適用可能である。本発明の代
表例として、図1はインフレータ10を示している。
【0008】インフレータ10はハウジング12を備え
ている。ハウジング12は、インフレータ10の長手方
向の中央軸線34の周囲で伸長する円筒形の容器14を
備えている。端部キャップ16が、円周方向の溶接部に
よって、容器14の一端部18に取り付けられている。
オリフィス板20が、円周方向の溶接部によって、容器
14の他端部22に取り付けられている。
【0009】容器14、端部キャップ16及びオリフィ
ス板20は一緒になって、ハウジング12の中にチャン
バ24を形成している。チャンバ24は、収容されてい
るガスの供給源を保有している。収容されているガス
は、95%のアルゴン及び5%のヘリウムであるのが好
ましい。上記ガスは、約140.6乃至246.1kg
/cm2(約2,000乃至3,500psi)の圧力
でチャンバ24の中に収容されている。他のガスをチャ
ンバ24の中に収容することができ、そのようなガスを
別の圧力で収容することができる。例えば、空気又は窒
素あるいは気体混合物をチャンバ24の中に収容するこ
とができる。
【0010】オリフィス板20(図1及び図2)は、外
周面30並びに内周面32を有している。オリフィス板
20は、半径方向に伸長する内側及び外側の側面36、
38を有している。円形の複数の排出開口40が、オリ
フィス板20に形成され、内側及び外側の側面36、3
8の間で軸方向に伸長している。排出開口40は、イン
フレータ10の中央軸線34の周囲で円形の列として配
列されている。図1には2つの排出開口40だけが示さ
れているが、オリフィス板20にはより多くの数の排出
開口が形成されていることを理解する必要がある。
【0011】可燃性のガス発生材料48(図1)が、容
器14と同軸状のアクチュエータ・ハウジング50の中
に設けられている。ガス発生材料48は、チャンバ24
の中に収容されているガスと共に、インフレータ10の
膨張流体供給手段を形成する。アクチュエータ・ハウジ
ング50の管状部分52(図1及び図2)が、オリフィ
ス板20に固着されている。アクチュエータの部分52
の外周面54が、オリフィス板20の内周面32に当接
して係合している。
【0012】破裂カップ60が、オリフィス板20の内
側面36に固着されている。破裂カップ60は、円筒形
の部材であり、アクチュエータ・ハウジング50及びガ
ス発生材料48を包囲している。破裂カップ60は、オ
リフィス板20に隣接する壊れやすい部分62を有して
いる。
【0013】ディフューザ70が、インフレータ10の
左側の端部(図1で見て)に設けられている。ディフュ
ーザ70は、オリフィス板20から軸方向に伸長する外
周壁部分72を有している。ディフューザの外周壁72
は、外周面74(図4)及び内周面76を有している。
ディフューザ70の半径方向に伸長する環状面78が、
内周面74と外周面76との間に伸長している。
【0014】ディフューザ70はまた、該ディフューザ
の外周壁部分72の軸方向の外方端から半径方向且つ軸
方向内方に伸長する円錐形の壁部80を有している。デ
ィフューザの円錐形の壁部80は、半径方向に伸長する
壁部82で終端となっている。壁部82は、アクチュエ
ータのハウジング部分52の外周面54に隣接して設け
られる環状の半径方向の内側面84を有している。
【0015】ディフューザの壁部72、80、82は、
アクチュエータのハウジング部分52及びオリフィス板
20と共に、インフレータ10の中に拡散室90を形成
している。排出開口40は、破裂カップ60の内部から
拡散室90の中へ流体が流れるのを許容する。ディフュ
ーザの外側壁72に設けられて半径方向に伸長する複数
のガス出口92が、拡散室90からインフレータ10を
出てエアバッグ(図示せず)の中へ流体が流れるのを許
容する。ガス出口92は、ディフューザ70の外周部の
周囲で円形の列として配列されている。
【0016】イグナイタすなわち点火装置94が、アク
チュエータ・ハウジングの管状部分52の中にチャンバ
96を形成するスリーブ95の内側に固着されている。
イグナイタ94は、ガス発生材料48を点火するのに適
した適宜な周知のイグナイタとすることができる。イグ
ナイタ94、スリーブ95及びアクチュエータ・ハウジ
ング50の間には、防湿シールが設けられている。この
シールは、溶接又はかしめを含む多くの方法で達成する
ことができる。防湿シールは、イグナイタ94とハウジ
ング50との間の経路に沿って、インフレータ10の周
囲の環境からガス発生材料48へ湿分が伝達するのを阻
止する。
【0017】インフレータ10はこの例では隔離膜10
の形態である隔離部材(図1、図2、図4及び図7)
を備えている。隔離膜100は、インフレータ10の長
手方向の中央軸線の周囲で対称形に伸長するリング形状
の部材である。隔離膜100は、薄く可撓性を有する非
腐食性の材料から形成されている。隔離膜100は、約
0.076乃至0.51mm(約0.003乃至0.0
20インチ)の厚みを有するステンレス鋼から形成され
るのが好ましい。隔離膜100は、他の金属又はプラス
チックから形成することもできる。
【0018】隔離膜100は、拡散室90を横断し、排
出開口40とガス出口92との間設けられている。隔
離部材100は、拡散室90を外側の室部分146及び
内側の室部分148に分割している。
【0019】隔離膜100の半径方向最内方の部分は、
軸方向に伸長する管状の中央フランジ102であって、
該フランジは、隔離膜の中央開口104を形成してい
る。中央フランジ102(図2)は、ディフューザの壁
部分82の内側面84とアクチュエータ・ハウジングの
管状部分52の外周面54との間に設けられている。デ
ィフューザの壁部分82、隔離膜のフランジ102、及
び、アクチュエータ・ハウジングの部分52は、アクチ
ュエータ・ハウジングの部分52の周囲で伸長する円周
方向の溶接部106によって、一緒に溶接されている。
溶接部106は、隔離膜のフランジ102の位置におい
て、ディフューザ70、隔離膜100及びアクチュエー
タ・ハウジング50の間に気密シールをもたらしてい
る。
【0020】隔離膜100の円錐形の壁部110が、中
央フランジ102から半径方向外方且つ軸方向内方に
(チャンバ24に向かって)伸長している。円錐形の壁
部110は、ディフューザ70及びアクチュエータ・ハ
ウジング50の接合部とディフューザ及びオリフィス板
20の接合部との間で伸長している。円錐形の壁部11
0は、オリフィス板20の方を向いた内側面112を有
している。円錐形の壁部110はまた、ディフューザ7
0の方を向いた外側面114も有している。円錐形の壁
部110は、図5及び図6に示すように、概ね円錐形の
形状及び外観を隔離膜100に与えている。
【0021】隔離膜100は、ディフューザ70及びオ
リフィス板20の接合部に隣接して、円錐形の壁部11
0から半径方向外方に伸長する環状の壁部分116を有
している。隔離膜100の他の環状の壁部分118が、
半径方向の壁部分116から軸方向内方に(チャンバ2
4に向かう方向に)伸長している。軸方向に伸長する壁
部分118は、ディフューザ70の外側壁72の内周面
に当接して係合している。
【0022】隔離膜100は、円周方向外方の環状フラ
ンジ120を有している。この円周方向外方のフランジ
120は、軸方向の壁部分118から半径方向外方に伸
長している。フランジ120は、半径方向に伸長する平
行な内側及び外側の側面122、124を有している。
フランジ120は、ディフューザ70とオリフィス板2
0との間で軸方向において挟まれている。フランジ12
0の内側面122は、オリフィス板20の軸方向外方の
面38に当接して係合している。フランジ120の外側
面124は、ディフューザの外側壁72の軸方向内方の
面78に当接して係合している。フランジ120の外方
の端部126が、ディフューザ70及びオリフィス板2
0のそれぞれの外側面74、30から半径方向外方へ突
出している。
【0023】ディフューザの壁部分72、オリフィス板
20、及び、隔離膜のフランジ120は、インフレータ
10の外周部の周囲に伸長する円周方向の溶接部128
によって、一緒に溶接されている。溶接部128は、隔
離膜のフランジ120の位置において、ディフューザ7
0、隔離膜100、及び、オリフィス板20の間に気密
シールを形成している。
【0024】隔離膜100の大部分は、均一な断面厚み
を有している。隔離膜100の一部であり隔離膜の他の
部分よりも小さな断面厚みを有している応力発生部13
0が、半径方向の壁部分116に形成されている。応力
発生部130の小さな断面厚みは、半径方向の平面で見
たときに弧状の断面形状を有する環状の溝132を設け
ることにより生ずる。溝132、従って、応力発生部1
30は、インフレータ10の中央軸線34と同軸状にな
って、隔離膜100の周囲を完全に伸長している。
【0025】インフレータ10は通常、図1及び図2に
示すような作動されない状態にある。イグナイタ94は
作動されず、従って、ガス発生材料48は点火されてい
ない。破裂カップ60は、図1に実線で示す位置に設け
られ、その壊れやすい部分62は破断されていない。ガ
ス出口92は、外側の室部分146に開口しており、排
出開口40は、内側の室部分148に開口している。隔
離膜100は、流体が排出開口40とガス出口92との
間で拡散室90を横断して流れるのを防止する。従っ
て、隔離膜100は、インフレータ10の周囲の周囲環
境から排出開口40を通ってインフレータ10の内部へ
流体が流れるのを阻止する。
【0026】乗物の減速度が所定の減速度を越えた場合
に、イグナイタ94が周知の態様で作動され、ガス発生
材料48に点火する。ガス発生材料48の点火により、
破裂カップ60の閉鎖端に対して圧力を与えるガスが発
生する。破裂カップ60は、その壊れやすい部分62に
おいて破断し、図1に破線で示す位置へ移動する。チャ
ンバ24の中に収容されているガスは、ガス発生材料4
8によって加熱され、排出開口40を通ってチャンバ2
4から流出する。そのガスは、排出開口40を通って、
ディフューザの内側の室部分148の中へ流れる。
【0027】その流れるガスは、隔離膜100の円錐形
の壁部110の内側面112に接触する。上記流れるガ
スによって隔離膜100に与えられる力は、該隔離膜に
排出開口40から離れる方向の応力を与える。応力発生
部130は、隔離膜100の最も弱い部分である。従っ
て、流れるガスから隔離膜100に与えられる力が、応
力発生部130の材料の破断強度を越えた時に、隔離膜
は、周知の部分すなわち応力発生部130において破断
する。
【0028】破断した隔離膜100は、図3に示す位置
へ移動する。隔離膜100の円錐形の壁部110は、デ
ィフューザの壁部82、80の内側面の上に位置する。
隔離膜の壁部分118(図4)は、ディフューザの外側
壁72に隣接する位置に留まっている。隔離膜100
は、排出開口40並びにガス出口92の邪魔をしていな
い。従って、チャンバ24から流れるガスは、排出開口
40から拡散室90及びガス出口92を通って、エアバ
ッグを膨張させる。隔離膜100は薄いので、ディフュ
ーザの壁部82、80の輪郭に従うに十分な可撓性を有
しており、従って、隔離膜が拡散室90の中に存在する
ことにより、拡散室90を通って流れる流体に悪影響を
与えることはない。
【0029】隔離膜100はインフレータ10の適所に
溶接されているので、空気又は湿分は、破断されていな
い隔離膜100の周囲を通過することはできない。従っ
て、隔離膜100は、インフレータ10の周囲に露出さ
れたガス出口92とガス発生材料及びインフレータ10
の内側の他の部分に露出された排出開口40との間に気
密シールを形成する。隔離膜100を溶接によりインフ
レータ10の中で接続することにより、隔離膜が該隔離
膜と関連する他の部分から外れてしまう傾向が極めて少
なくなる。そのような傾向は、接着剤で接続した場合に
はより顕著であろう。
【0030】隔離膜100は弾性を有しており、インフ
レータ10が温度変化、空気圧変化、及び高度の変化を
受けて隔離膜の前後に差圧が生じた場合には、撓むこと
ができる。そのような圧力変化が生じた場合には、ディ
フューザの外側壁72に対して溶接又は他の手段で固着
されていない隔離膜100の軸方向に伸長する壁部分1
18(図4)を、矢印144で示す半径方向内方に向か
って、ディフューザの壁部から引き離すことができる。
隔離膜100のこのような弾性は、該隔離膜100とハ
ウジング12との間の接続部が劣化する傾向を減少させ
る。
【0031】本発明に関する上記記載から、当業者は、
本発明の改善例、変形例、及び、変更例を理解すること
ができよう。当業者にとって自明なそのような改善例、
変形例及び変更例は、請求の範囲によって保護されるべ
きものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたインフレータ・アセ
ンブリの断面図である。
【図2】図1のインフレータ・アセンブリの一部を拡大
して隔離部材の一部を示す断面図である。
【図3】インフレータ・アセンブリが作動した後の図1
のインフレータ・アセンブリの各部の間の関係を示す図
2と同様の断面図である。
【図4】作動する前のインフレータ・アセンブリの一部
を更に拡大して示す断面図である。
【図5】隔離部材の軸方向の端面図である。
【図6】隔離部材の斜視図である。
【図7】隔離部材の側面図である。
【符号の説明】
10 インフレータ 12 ハウジング 20 オリフィス板 24 チャンバ 34 ハウジングの軸線 40 排出開口 48 ガス発生材料 50 アクチュエータ・ハウジング 62 壊れやすい部分 70 ディフューザ 90 拡散室 92 ガス出口 100 隔離部材 102、118、120 フランジ 130 応力発生部 132 環状の溝
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−91611(JP,A) 特開 昭50−20435(JP,A) 特公 昭44−10443(JP,B1) 特公 昭42−10098(JP,B1) 特表 平6−503288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグ等の乗車人拘束装置を膨張さ
    せるための装置において、 内部に加圧ガスを保有するチャンバ(24)を形成する
    ハウジング(12)と; 排出開口(40)を有し、前記ハウジングの一部を形成
    するオリフィス板(20)と; 該オリフィス板の前記チャンバの逆側に設けられたディ
    ヒューザ(70)でありディヒューザ室(90)を有し
    ているものと; 前記オリフィス板を貫き、前記チャンバ(24)内に延
    びる部分と前記ディヒューザ室(90)内に延びる部分
    とを有するアクチュエータ・ハウジング(50)と; 該アクチュエータ・ハウジング内に配置されたガス発生
    材料(48)及び該ガス発生材料のための点火装置(9
    4)と; 前記アクチュエータ・ハウジングの前記チャンバ内の部
    分を包囲し、かつ前記排出開口と前記チャンバとの連通
    を阻止し、前記ガス発生材料の点火によって破断する部
    分(62)を備えた破裂カップ(60)と; 前記ディヒューザ室(90)を形成する壁(72、8
    0、82)に設けられたガス開口(92)と; 前記ディヒューザ室内に設けられ、前記排出開口とガス
    開口との連通を阻止すると同時に外気が前記オリフィス
    板(20)とアクチュエータ・ハウジング(50)との
    間を通り前記破裂カップ(60)内に侵入するのを防止
    するリング状の薄い板の形態の隔離部材(100)と; を備えた装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、前記隔離部材
    (100)は、前記ディヒューザの壁(72)に固着さ
    れた第1の部分(120)、前記アクチュエータ・ハウ
    ジング(50)に固着された第2の部分(102)、並
    びにこれら第1及び第2の部分の間に延びる第3の部分
    (110)を有しており、該第3の部分が、それに作用
    する前記加圧ガスの圧力を受けて破断可能であり、破断
    した時に、前記加圧ガスの圧力に応答して、加圧ガスが
    前記排出開口(40)から前記ガス開口(92)に流れ
    ることができるようにする位置まで移動可能であるよう
    に構成されたことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置において、前記隔離部材
    (100)の第1の部分(120)は、第1の溶接位置
    において前記オリフィス板(20)と前記ディヒューザ
    の壁(72)との間でこれらに溶接され、前記隔離部材
    の第2の部分(102)は、前記第1の溶接位置から軸
    方向且つ半径方向に隔置された第2の溶接位置において
    前記アクチュエータ・ハウジング(50)と前記ディヒ
    ューザの壁(82)との間でこれらに溶接され、前記第
    3の部分(110)は、前記第1及び第2の溶接位置の
    間で軸方向且つ半径方向に伸長することを特徴とする装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2の装置において、前記隔離部材
    (100)の第1及び第2の部分(120、102)
    は、第1の断面厚みを有しており、前記第3の部分(1
    10)は、前記隔離部材の第1及び第2の部分の断面厚
    みよりも小さな断面厚みの応力発生部(130)を有す
    ることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の装置において、前記ハウジン
    グ(12)は軸線(34)を有するほぼ円筒形であり、
    前記隔離部材(100)は、前記軸線の周囲で伸長する
    概ね円形の形状を有しており、前記隔離部材はまた応力
    発生部(130)を有し、該応力発生部は、環状の溝を
    有しており、この環状の溝は、該環状の溝の両側に位置
    する前記隔離部材の部分の断面厚みよりも小さな断面厚
    みを有することを特徴とする装置。
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