JP2778470B2 - フリーアクセスフロア - Google Patents
フリーアクセスフロアInfo
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- JP2778470B2 JP2778470B2 JP15783394A JP15783394A JP2778470B2 JP 2778470 B2 JP2778470 B2 JP 2778470B2 JP 15783394 A JP15783394 A JP 15783394A JP 15783394 A JP15783394 A JP 15783394A JP 2778470 B2 JP2778470 B2 JP 2778470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- metal wire
- conductive
- free access
- buffer pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
る支持脚とを有し、床スラブ上に載置されて床スラブと
床板との間に間隙を設けるようにして敷き詰めるフリー
アクセスフロアに関する。
リーアクセスフロアを敷き詰めて2重床構造としてい
る。その際、床板に存在しうる僅かな不安定性を吸収す
るために、ゴム製の緩衝パッドを床板と支持脚との間に
介在させているが、電子計算機室やクリーンルームなど
に使用するフリーアクセスフロアでは、床板の不安定性
の吸収のほか、床板の帯電防止のために、導電性の緩衝
パッドを使用している。すなわち隣接する床板とこれを
支持する支持脚との間に導電性の緩衝パッドを介在させ
ることにより、一部の床板が摩擦などによって帯電した
としても、緩衝パッドを通じて次々に隣接する床板に放
電し、また支持脚を通じて床スラブ内に放電して、床板
の帯電を防止している。この導電性緩衝パッドとして従
来は、ゴムに導電性材料を混入した導電性ゴムを使用し
ていた。
パッドは導電性ゴムによって形成されていたから、床板
の不安定性の吸収のためには十分ではあっても、少なか
らざる電気抵抗があるから、床板の帯電の防止のために
は必ずしも十分とはいえなかった。また導電性ゴムの表
面は平滑に形成されているから、ワックスがけなどの清
掃作業や補修作業によって洗剤やゴミなどが侵入する
と、導電性ゴムと床板との間の導通が維持できなくなる
という問題点もあった。更に床板は人の歩行などによっ
て繰り返して押圧され、この結果導電性ゴムの摩耗が激
しく、耐用寿命の点でも問題があった。したがって本発
明は、床板の帯電防止を十分に図ることができ、清掃作
業などによっても帯電防止機能が劣化するおそれがな
く、且つ耐用寿命の長い床板と支持脚との間の導電性緩
衝パッドを提供することを目的とする。
するためになされたものであり、すなわち、複数枚の床
板と、それぞれ隣接する床板を支持する複数個の支持脚
とを有し、床板と支持脚との間に緩衝パッドを介在させ
たフリーアクセスフロアにおいて、緩衝パッドを、床板
に当接する上面側において導電性金属線の一部が露出す
るように、メッシュ状に編組した導電性金属線を緩衝材
に埋設して形成したことを特徴とするフリーアクセスフ
ロアである。その際、緩衝材として導電性ゴムを用いる
ことができる。
床板どうしはこの金属線によって互いに導通するから、
導電性ゴムによる導通の場合と比較して床板の帯電防止
機能がより十分に図られる。また導電性金属線はメッシ
ュ状に編組されていて凹凸があるから、洗剤やゴミなど
が侵入しても凹部にのみ侵入し、したがって帯電防止機
能が劣化するおそれがない。更に金属線の残部は緩衝材
に埋設されているから、緩衝材の形状を維持して変形を
防止する機能をも果たし、したがって耐用寿命が長くな
る。又、緩衝材に導電性ゴムを使用することによりさら
に導電性能を上げることもできる。
明の一実施例を示し、このフリーアクセスフロアは複数
枚の床板1と複数個の支持脚2とを有し、各支持脚2は
隣接する4枚の床板1の各1つの隅を支持している。各
床板1の位置ずれを防止するために、支持脚2の上面に
は4本の位置決め突起2aが突設されており、これに対
応して各床板1の四隅の下面には、位置決め突起2aが
嵌入する凹部1aが形成されている。床板1と支持脚2
との間には、本発明による緩衝パッド3が介在してい
る。緩衝パッド3は、図3に示すように円盤状に形成さ
れ、支持脚2の位置決め突起2aが貫通する孔3aが4
カ所に形成されており、こうして緩衝パッド3の脱落が
防止されている。緩衝パッド3は図4に示すように、緩
衝材3bと導電性金属線3cとからなり、本実施例の導
電性金属線3cはステンレス鋼によって形成されてい
る。導電性金属線3cはメッシュ状に編組されており、
下半部分は緩衝材3b内に埋設されているが、床板1に
当接する上面側の導電性金属線3cは露出している。
導電性金属線3cの床板1に当接する上面側は露出して
おり、隣接する床板1どうしの導通はこの金属線3cに
よってなされるから、床板1の帯電は確実に防止され
る。また金属線3cはメッシュ状に編組されていて凹凸
があるから、洗剤やゴミなどが侵入しても凹部にのみ侵
入し、帯電防止機能が劣化するおそれがない。更に金属
線3cの下半部分は緩衝材3bに埋設されているから、
緩衝材3bの変形が防止されて耐用寿命が長くなる。な
お緩衝材3bとしては、非導電性のゴムシートを用いる
ことができるほか、導電性ゴムを用いることによって、
導電性能の一層の向上を図ることもできる。
の緩衝パッドは外面形状円形に形成されていたが、この
実施例の緩衝パッド3は、支持脚2の位置決め突起2a
が通過する部分を切欠いた十字形に形成されており、し
たがって上記実施例の孔3aは設けられていない。その
他の構成は上記実施例と同様であり、したがって上記実
施例と同様の効果を得ることができる。
に編組した導電性金属線をその一部が露出するようにし
て緩衝材に埋設しているから、この緩衝パッドを用いた
フリーアクセスフロアによれば、床板の不安定性の吸収
が図られるほか、長期にわたり確実に床板の帯電を防止
することができる。
平面図
例の平面図
…支持脚 2a…位置決め突起 3…緩衝パッド 3
a…孔 3b…緩衝材 3c…導電性金属線
Claims (2)
- 【請求項1】複数枚の床板と、それぞれ隣接する前記床
板を支持する複数個の支持脚とを有し、前記床板と支持
脚との間に緩衝パッドを介在させたフリーアクセスフロ
アにおいて、 前記緩衝パッドを、前記床板に当接する上面側において
導電性金属線の一部が露出するように、メッシュ状に編
組した前記導電性金属線を緩衝材に埋設して形成したこ
とを特徴とするフリーアクセスフロア。 - 【請求項2】前記緩衝材として導電性ゴムを用いた請求
項1記載のフリーアクセスフロア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15783394A JP2778470B2 (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | フリーアクセスフロア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15783394A JP2778470B2 (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | フリーアクセスフロア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07300978A JPH07300978A (ja) | 1995-11-14 |
JP2778470B2 true JP2778470B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=15658333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15783394A Expired - Lifetime JP2778470B2 (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | フリーアクセスフロア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778470B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2582998B (en) * | 2019-08-26 | 2021-12-08 | Sig Trading Ltd | Improved flooring component |
-
1994
- 1994-05-02 JP JP15783394A patent/JP2778470B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07300978A (ja) | 1995-11-14 |
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