JP2778081B2 - スキャナーシステム - Google Patents

スキャナーシステム

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JP2778081B2 JP4854489A JP4854489A JP2778081B2 JP 2778081 B2 JP2778081 B2 JP 2778081B2 JP 4854489 A JP4854489 A JP 4854489A JP 4854489 A JP4854489 A JP 4854489A JP 2778081 B2 JP2778081 B2 JP 2778081B2
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えばカラー写真等の原稿の製版を行なう際
に用いられるレイアウトスキャナーシステムに係り、特
に出力の条件に最適化された品質劣化の少ない画像を効
率良く得られるようにしたスキャナーシステムに関する
ものである。
[従来の技術] 現在、製版の分野においては、カラー写真等の原稿の
製版を行なう際に、レイアウトスキャナーシステムが開
発され実用化されている。このレイアウトスキャナーシ
ステムは、1枚のフィルム上に所望のレイアウトで一つ
または二つ以上の画像を出力することのできる編集機能
を有するものである。そして、この種のレイアウトスキ
ャナーシステムは、多くのメーカーより販売されてお
り、製版システムとしては極めて画期的なものである。
その一般的な使われ方は、例えば人物画像のにきび,し
わ等を消去するような特殊処理と、製版(集版)をする
方法である。また、カラー写真の印刷は、一般的には一
過性の処理として取扱われているが、カタログ,パンフ
レット,リーフレット等は、一度使用した写真を拡大・
縮小・回転等の画像処理をしたり、トリミング変更して
流用,再利用する場合が多い。このような作業は、一般
的に前者を集版作業、後者をデータベースによる製版作
業と称することが多い。
[発明が解決しようとする課題] ところで、よく使われる(流用,再利用される)カラ
ー写真等は、磁気テープ,磁気ディスク等の外部記録媒
体に保存し、再利用することができるが、この再利用時
(データベース運用時)には、一般に画像サイズの変更
(画像の拡大・縮小等)処理を伴う。この場合、画像の
品質面から劣化を考えると、まず拡大・縮小時における
画像情報そのものの劣化が挙げられるが、拡大・縮小の
率(%)に応じてその変倍方法を決定することにより、
経済的な時間である程度の品質を維持することができ
る。また、次に重要なこととして、網点化された後の画
像の品質がある。ここでは、特にモアレ(干渉縞)やジ
ャギー(階段状のガタツキ)が問題となってくる。現状
のレイアウトスキャナーシステムでは、このモアレやジ
ャギーを無くすために、データベースへの登録時に画像
情報に直接特殊処理(各種画像処理)を施しているもの
が多い。この方法によれば、データベースへの登録後に
画像を再利用(運用)する場合の変倍率が、100%に近
い時には登録時の印刷物と同等の品質が得られるが、10
0%から大きく違う(例えば、20%,200%)時には、モ
アレやジャギーとして印刷物上に現われることがある
(これらは、画像サイズが変更されることで、網点とパ
ターンがぶつかったり(モアレ)、小さなジャギーが拡
大されて目立つことにより生じる)。また、拡大率が大
きい時には、必要以上にぼけが大きくなってしまうこと
も考えられる。このような問題を解決することにより、
レイアウトスキャナーシステムは、真に有効なシステム
になり得ると考えられる。
一方、最近のレイアウトスキャナーシステムとして、
きりぬきマスクのみを有し、マスク自体も画像に合わせ
て変倍することが可能なものがあるが、いわゆる特殊処
理(各種画像処理)用のマスクとしての登録ではないた
め、属性情報(必要に応じて付加情報を含む)としては
特に持たない。このため、例えば第2図(a)に示すよ
うにエアコンのような画像情報(直線が多く細かいパタ
ーンを有するもの)の場合には、モアレやジャギーが出
力されないように、または出てしまったら出ないように
画像を修正してデータベースへ登録することが多い。そ
して、このようなレイアウトスキャナーシステムによれ
ば、データベースへ登録する時と同様な条件(用途:製
版またはCD−I,CD−ROM,Video,解像度,倍率等)で画像
を運用する場合には、品質の安定した画像が得られる
が、逆にそうでない場合には、スキャナーから取込んだ
画像情報をそのまま登録して運用した方が、画像処理を
施してから登録して運用するよりも良いということさえ
起り得る。この原因としては、施す画像処理は運用時の
条件に合ったものでなければ最適化が図れないことと、
一度画像処理を施してしまうとスキャナーから取込んだ
画像情報を復元することは難しいことが挙げられる。
本発明は上述のような問題を解決するために成された
もので、出力の条件に最適化された品質劣化の少ない画
像を効率良く得ることができ、しかも他のメディアへの
運用を容易に行なうことが可能なスキャナーシステムを
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、
原稿の画像を入力し,当該画像情報を色分解して出力す
る画像入力手段と、画像入力手段から出力される画像情
報と、画像処理のエリアを指定するための特殊処理用の
マスク情報およびその属性情報を画像情報とは別にデー
タベースとして登録する記憶手段と、画像の登録時の拡
大・縮小倍率と,データベースとして記憶された記憶手
段からの画像の流用(運用)時の拡大・縮小倍率と,属
性情報とを基に特殊処理を施す必要があるか否かを判定
する機能、および判定の結果特殊処理を施す必要がある
場合には、特殊処理用のマスク情報を拡大・縮小して新
たなマスク情報を作成し,その属性情報に示される特殊
処理を画像の流用(運用)時の条件を考慮して画像情報
に施し出力対象に出力する機能を有する画像処理手段と
を備えている。
また、請求項2の発明では、1枚のフィルム上に所望
のレイアウトで少なくとも一つ以上の画像を出力できる
編集機能を有するレイアウト用のスキャナーシステムに
おいて、原稿の画像を入力し,当該画像情報を色分解し
て出力する画像入力手段と、画像入力手段から出力され
る画像情報を記憶する第1の記憶手段と、割付指定紙ま
たは版下に示されている製版サイズやマスク情報等の位
置情報を読取る入力手段と、入力手段から出力される位
置情報を記憶する第2の記憶手段と、仕上り状態におけ
る原稿の倍率および傾き角度を測定する倍率角度出し手
段と、画像表示手段と、画像入力手段から出力される画
像情報と、画像処理のエリアを指定するための特殊処理
用のマスク情報およびその属性情報を画像情報とは別に
データベースとして登録する第3の記憶手段と、第1お
よび第2の記憶手段に記憶されている画像情報および位
置情報を読出し,この情報を倍率角度出し手段から出力
される倍率および傾き角度の情報に基づいて画像表示手
段に表示させる機能、画像の登録時の拡大・縮小倍率
と,データベースとして記憶された第3の記憶手段から
の画像の流用(運用)時の拡大・縮小倍率と,属性情報
とを基に特殊処理を施す必要があるか否かを判定する機
能、および判定の結果特殊処理を施す必要がある場合に
は、特殊処理用のマスク情報を拡大・縮小して新たなマ
スク情報を作成し,その属性情報に示される特殊処理を
データベースとして記憶された第3の記憶手段からの画
像の流用(運用)時の条件を考慮して画像情報に施しフ
ィルムに出力する機能を有する画像処理手段とを備えて
いる。
[作用] 従って、本発明のスキャナーシステムにおいては、画
像情報をデータベースとして登録する際に、画像処理の
エリアを指定するための特殊処理用のマスク情報および
その属性情報を付加して、画像情報とは別にデータベー
スとして登録し、さらにデータベースとして登録された
画像を流用(運用)する場合には、画像の登録時の拡大
・縮小倍率と画像の流用(運用)時の拡大・縮小倍率と
属性情報とを用いて特殊処理を施す必要があるか否かを
判定し、その必要がある場合に特殊処理用のマスク情報
を拡大・縮小して新たなマスク情報を作成し、その属性
情報に示される特殊処理を画像の流用(運用)時の条件
を考慮して画像情報に施すことにより、特殊処理が不必
要なエリアの処理を削除して画像品質の劣化を回避する
ことが可能となる。
[実施例] 本発明では、画像情報をデータベースとして登録する
際に、画像処理のエリアを指定するための特殊処理用の
マスク情報およびその属性情報を付加して、画像情報と
は別に登録するものである。すなわち、画像情報をデー
タベースとして登録する際に、特殊処理用のマスク情報
およびその属性情報を付加してデータベースとして登録
し、画像を流用(運用)する時に、画像の登録時の拡大
・縮小倍率と画像の流用(運用)時の拡大・縮小倍率と
属性情報とを用いて特殊処理を施す必要があるか否かを
判定し、その必要がある場合に特殊処理用のマスク情報
を拡大・縮小して新たなマスク情報を作成し、その属性
情報に示される特殊処理を画像の流用(運用)時の条件
を考慮して画像情報に施し出力対象に出力するものであ
る。
以下、上記のような考え方に基づいた本発明の一実施
例について、図面を参照して説明する。
第1図は、本発明をレイアウトスキャナーシステムに
適用した場合の構成例を示すブロック図である。本実施
例のレイアウトスキャナーシステムは第1図に示す如
く、画像入力手段であるカラースキャナー1と、第1の
記憶手段である磁気ディスク2と、対話式の入力手段で
あるデジタイザー3と、グラフィックディスプレイ4
と、第2の記憶手段である磁気ディスク5またはフロッ
ピーディスク6と、倍率角度出し手段である倍率角度出
し装置7およびフロッピーディスク8と、画像表示手段
であるカラーディスプレイ9と、第3の記憶手段である
光ディスク10と、画像処理手段であるコンピュータ11
と、出力手段である出力機12とから構成している。
ここで、カラースキャナー1は、原稿であるカラー写
真の画像を入力し、この画像情報をY(イエロー),M
(マゼンタ),C(シアン),BK(ブラック)の4色に色
分解して出力するものである。また、磁気ディスク2
は、カラースキャナー1から出力される画像情報を記憶
するものである。一方、デジタイザー3は、割付指定紙
または版下に示されている製版サイズやマスク情報等の
位置情報を読取り、かつこれをグラフィックディスプレ
イ4上に表示するものである。また、磁気ディスク5ま
たはフロッピーディスク6は、デジタイザー3から出力
される位置情報を記憶するものである。さらに、倍率角
度出し装置7は、仕上り状態における原稿の倍率および
傾き角度を測定し、かつこれをフロッピーディスク8に
記憶するものである。
一方、光ディスク10は、カラースキャナー1から出力
される画像情報をフーリエ変換し、特殊処理用のマスク
情報およびその属性情報を付加した形でデータベースと
して登録するものである。ここで、マスク情報は画像処
理のエリアを指定するための情報で、具体的には座標情
報である。また、属性情報は何のマスクなのかを示す情
報で、例えば空間フィルタ用マスク、アンチエリアス用
マスク等である。この場合、一つのマスク情報について
2つ以上の属性情報を持たせるようにしてもよいが、本
実施例では第2図(b)に示すような空間フィルタ用マ
スクを持たせた場合について述べる。さらに、属性情報
は必要に応じて、すなわち属性の内容に応じて付加情報
を含むものであり、本実施例(空間フィルタ)ではモア
レに大きく影響する空間周波数近辺のパワースペクトル
の情報を持たせている。
また、コンピュータ11は、磁気ディスク2および磁気
ディスク5に記憶されている画像情報および位置情報を
それぞれ読出し、この情報をフロッピーディスク8に記
憶されている倍率および傾き角度の情報に基づいてカラ
ーディスプレイ9に表示させる機能、画像の登録時の解
像度,拡大・縮小倍率と、データベースとして記憶され
た光ディスク10からの画像の流用(運用)時の拡大・縮
小倍率,解像度,スクリーン線数,角度と、上記属性情
報に含まれる付加情報とを基に特殊処理を施す必要があ
るか否かを判定する機能、判定の結果特殊処理を施す必
要がある場合には、特殊処理用のマスク情報を拡大・縮
小して新たなマスク情報を作成する機能、および上記デ
ータベースとして記憶された光ディスク10からの画像の
流用(運用)時の条件と付加情報であるパワースペクト
ルの情報とを基に、フィルタリングの幅と強さを決定し
て特殊処理を画像に施し出力機12に出力する機能を有す
るものである。さらに、出力機12は、コンピュータ11で
の処理情報(集版演算結果情報)を製版用フィルムに出
力するものである。ここで、特殊処理とは、モアレ、ジ
ャギー等を無くするための修正処理のことを言うもので
ある。
次に、以上の如く構成したレイアウトスキャナーシス
テムにおいて、カラースキャナー1によって色分解され
たカラー写真の画像情報は、磁気ディスク2に一度記憶
される。また、割付指定紙または版下に示されている製
版サイズやマスク情報等の位置情報は、デジタイザー3
等の適宜の手段によって読取られ、磁気ディスク5また
はフロッピーディスク6に記憶されると共に、グラフィ
ックディスプレイ4上に表示される。さらに、仕上り状
態における原稿の倍率および傾き角度が倍率角度出し装
置7によって測定され、フロッピーディスク8に記憶さ
れる。さらにまた、カラースキャナー1から出力される
画像情報は、原則としてしわを取るとか汚れをとる等の
他は無修正で、フーリエ変換してデータベースとして光
ディスク10に登録される。この時、磁気ディスク2また
は光ディスク10に、当該画像情報のファイル名,検索情
報等が登録されるが、これに加えて特殊処理用のマスク
情報と、その属性情報(空間フィルタ用マスク)、およ
び付加情報(モアレに大きく影響する周波数近辺のパワ
ースペクトルの情報)も、画像情報とは別に登録され
る。
一方、コンピュータ11では、磁気ディスク2および磁
気ディスク5に記憶されている画像情報および位置情報
がそれぞれ読出され、この情報はフロッピーディスク8
に記憶されている倍率および傾き角度の情報に基づいて
カラーディスプレイ9に表示される。この場合、コンピ
ュータ11によって、カラーディスプレイ9に表示された
マスクを示す線と、色分解された画像情報との相対的位
置を調整して、色分解された画像情報が所定の位置に自
動的に配置されて、画像情報と位置情報とが合成され
る。このような画像処理を各色分解された画像について
行なうことによって、一枚のフィルム上に出力すべき全
ての画像の位置が決定され、出力機12より製版用フィル
ムに出力される。また、必要に応じて図示しないカラー
ハードコピー機で、カラーハードコピーとして出力させ
るようにしてもよい。
一方、光ディスク10にデータベースとして登録された
画像情報を流用(運用)する場合には、コンピューター
11では、画像の登録時の解像度,拡大・縮小倍率と、画
像の流用(運用)時の拡大・縮小倍率,解像度,スクリ
ーン線数,角度と、光ディスク10に登録した属性情報
(空間フィルタ用マスク)に含まれる付加情報(パワー
スペクトルの情報)とにより、特殊処理(空間フィルタ
マスク処理)を施す必要があるか否かが判定される(空
間周波数は、変倍率に反比例し、解像度に比例する)。
この結果、特殊処理を施す必要があると判定された場合
には、光ディスク10に登録した特殊処理用のマスク情報
を拡大・縮小して新たなマスク情報が作成される。その
後、上記画像の流用(運用)時の条件と、付加情報であ
るパワースペクトルの情報とにより、フィルタリングの
幅と強さが決定され、これに基づいて特殊処理(空間フ
ィルタマスク処理)が画像に施される。そして、コンピ
ュータ11では、かかる画像の編集処理結果の情報を磁気
ディスク2に格納した後、レイアウト済みの画像が出力
機12より製版用フィルムに出力される。
上述したように、本実施例のレイアウトスキャナーシ
ステムでは、原稿であるカラー写真の画像情報をデータ
ベースとして登録する際に、画像処理のエリアを指定す
るための特殊処理用のマスク情報と、その属性情報(空
間フィルタ用マスク)、および付加情報(モアレに大き
く影響する周波数近辺のパワースペクトルの情報)を付
加した形で登録し、さらにデータベースとして登録され
た画像を流用(運用)する場合には、画像の登録時の解
像度,拡大・縮小倍率と、画像の流用(運用)時の拡大
・縮小倍率,解像度,スクリーン線数,角度と、付加情
報であるパワースペクトルの情報とを用いて、特殊処理
(空間フィルタマスク処理)を施す必要があるか否かを
判定し、その必要がある場合には光ディスク10に登録さ
れた特殊処理用のマスク情報を拡大・縮小して新たなマ
スク情報を作成し、さらに画像の流用(運用)時の条件
とパワースペクトルの情報とを用いてフィルタリングの
幅と強さを決定し、特殊処理(空間フィルタマスク処
理)を施すようにしているので、特殊処理(空間フィル
タマスク処理)が不必要なエリアの処理を削除して、画
像品質の劣化を回避することが可能となる。これによ
り、出力の条件(製版フィルム)に最適化された品質劣
化の少ない画像を効率良くかつ容易に得ることができ
る。また、特殊処理においてオペレータである人間の感
性によらない部分(モアレ等)の全自動化を図ることが
できる。さらに、出力の条件に最適化させるため、CD−
I,CD−ROM,Video等の他のメディアへの運用を容易に行
なうことができる。
尚、上記実施例では、特殊処理として空間フィルタマ
スク処理を行なう場合について述べたが、これ以外のも
のであってもよいことは言うまでもない。例えば、特殊
処理としてアンチエリアスマスク処理を行なうようにし
てもよく、この場合には特殊処理のマスク情報の属性情
報として、第2図(c)に示すようなアンチエリアス用
マスクを画像情報に付加した形で光ディスク10に登録す
ればよい。なおこの場合、前述の付加情報(パワースペ
クトルの情報)は登録する必要がない。そして、画像情
報を流用(運用)する場合には、特殊処理用のマスク情
報を拡大・縮小して新たなマスク情報を作成し、輪郭を
サーチしていき補間するようにすればよく、これにより
ジャギーの発生を無くすることができる。
また、上記実施例では、原稿がカラー写真である場合
について述べたが、これ以外のものであってもよいこと
は言うまでもない。
さらに、上記実施例では、コンピューター11での画像
処理を出力機12より製版フィルムに出力する場合につい
て述べたが、CD−I,CD−ROM,Video等の他のメディアへ
の出力の場合に、磁気テープ,フロッピーディスク等に
出力すればよい。
さらにまた、上記実施例では、本発明をレイアウトス
キャナーシステムに適用した場合について述べたが、そ
の他のスキャナーシステムについても同様に適用するこ
とができるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、画像情報をデー
タベースとして登録する際に、画像処理のエリアを指定
するための特殊処理用のマスク情報およびその属性情報
を付加して別々に登録し、さらにデータベースとして登
録された画像を流用(運用)する場合には、画像の登録
時の拡大・縮小倍率と画像の流用(運用)時の拡大・縮
小倍率と属性情報とを用いて特殊処理を施す必要がある
か否かを判定し、その必要がある場合に特殊処理用のマ
スク情報を拡大・縮小して新たなマスク情報を作成し、
その属性情報に示される特殊処理を画像の流用(運用)
時の条件を考慮して施し出力するようにしたので、出力
の条件に最適化された品質劣化の少ない画像を効率良く
得ることができ、しかも他のメディアへの運用を容易に
行なうことが可能なスキャナーシステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をレイアウトスキャナーシステムに適用
した場合の一実施例を示すブロック図、第2図は画像情
報,空間フィルタ用マスク,アンチエリアス用マスクを
示す図である。 1……カラースキャナー、2……磁気ディスク、3……
デジタイザー、4……グラフィックディスプレイ、5…
…磁気ディスク、6……フロッピーディスク、7……倍
率角度出し装置、8……フロッピーディスク、9……カ
ラーディスプレイ、10……光ディスク、11……コンピュ
ータ、12……出力機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−144167(JP,A) 特開 昭58−184945(JP,A) 特開 昭59−11062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 1/00 - 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を入力し,当該画像情報を色分
    解して出力する画像入力手段と、 前記画像入力手段から出力される画像情報と、画像処理
    のエリアを指定するための特殊処理用のマスク情報およ
    びその属性情報を前記画像情報とは別にデータベースと
    して登録する記憶手段と、 前記画像の登録時の拡大・縮小倍率と,データベースと
    して記憶された前記記憶手段からの画像の流用(運用)
    時の拡大・縮小倍率と,前記属性情報とを基に特殊処理
    を施す必要があるか否かを判定する機能、および前記判
    定の結果特殊処理を施す必要がある場合には、前記特殊
    処理用のマスク情報を拡大・縮小して新たなマスク情報
    を作成し,その属性情報に示される特殊処理を前記画像
    の流用(運用)時の条件を考慮して画像情報に施し出力
    対象に出力する機能を有する画像処理手段と、 を備えて成ることを特徴とするスキャナーシステム。
  2. 【請求項2】1枚のフィルム上に所望のレイアウトで少
    なくとも一つ以上の画像を出力できる編集機能を有する
    レイアウト用のスキャナーシステムにおいて、 原稿の画像を入力し,当該画像情報を色分解して出力す
    る画像入力手段と、 前記画像入力手段から出力される画像情報を記憶する第
    1の記憶手段と、 割付指定紙または版下に示されている製版サイズやマス
    ク情報等の位置情報を読取る入力手段と、 前記入力手段から出力される位置情報を記憶する第2の
    記憶手段と、 仕上り状態における原稿の倍率および傾き角度を測定す
    る倍率角度出し手段と、 画像表示手段と、 前記画像入力手段から出力される画像情報と、画像処理
    のエリアを指定するための特殊処理用のマスク情報およ
    びその属性情報を前記画像情報とは別にデータベースと
    して登録する第3の記憶手段と、 前記第1および第2の記憶手段に記憶されている画像情
    報および位置情報を読出し,この情報を前記倍率角度出
    し手段から出力される倍率および傾き角度の情報に基づ
    いて前記画像表示手段に表示させる機能、前記画像の登
    録時の拡大・縮小倍率と,データベースとして記憶され
    た前記第3の記憶手段からの画像の流用(運用)時の拡
    大・縮小倍率と,前記属性情報とを基に特殊処理を施す
    必要があるか否かを判定する機能、および前記判定の結
    果特殊処理を施す必要がある場合には、前記特殊処理用
    のマスク情報を拡大・縮小して新たなマスク情報を作成
    し,その属性情報に示される特殊処理をデータベースと
    して記憶された前記第3の記憶手段からの画像の流用
    (運用)時の条件を考慮して画像情報に施しフィルムに
    出力する機能を有する画像処理手段と、 を備えて成ることを特徴とするスキャナーシステム。
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