JP2777899B2 - 記録装置 - Google Patents
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Landscapes
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子写真技術,印刷技術等を応用した記録装置に関
し、 小型,低コストでしかも耐久性の優れた高精細記録装
置を実現することを目的とし、 透明導電層,感光層,及び表面に微小凹部が一様に形
成された絶縁層から成る三層構造の無端状感光体と、前
記感光体の前記透明導電層側に設けられた潜像形成用の
光源と、前記光源と対向する位置で前記感光体の前記絶
縁層側が浸される導電性現像インクを収納するインク供
給手段と、前記光源と対向する位置で前記現像インク中
に配置された対向電極と、前記透明導電層と前記対向電
極間に前記現像インクによる現像を助けるためのバイア
スを印加するバイアス電源とを備えた構成とする。
し、 小型,低コストでしかも耐久性の優れた高精細記録装
置を実現することを目的とし、 透明導電層,感光層,及び表面に微小凹部が一様に形
成された絶縁層から成る三層構造の無端状感光体と、前
記感光体の前記透明導電層側に設けられた潜像形成用の
光源と、前記光源と対向する位置で前記感光体の前記絶
縁層側が浸される導電性現像インクを収納するインク供
給手段と、前記光源と対向する位置で前記現像インク中
に配置された対向電極と、前記透明導電層と前記対向電
極間に前記現像インクによる現像を助けるためのバイア
スを印加するバイアス電源とを備えた構成とする。
本発明は電子写真技術,印刷技術等を応用した記録装
置に関する。
置に関する。
近年、情報産業の急速な発展に伴い、各種の情報シス
テムが開発されており、それに適した出力機(プリン
タ)の要望が高まっている。この要望は、卓上で使える
小型のプリンタとか、書面内に写真や図等が載せられる
高精細な画像出力等である。
テムが開発されており、それに適した出力機(プリン
タ)の要望が高まっている。この要望は、卓上で使える
小型のプリンタとか、書面内に写真や図等が載せられる
高精細な画像出力等である。
従来、この種の出力機としては、用途により各種のプ
リンタがあるが、一長一短があり、決定的なものがない
のが実情である。ところで、一般的に記録方式はインパ
クト方式とノンインパクト方式に分けられる。インパク
ト方式は小型,低価格,メンテナンスフリー等の利点が
ある反面、騒音の点で問題がある。一方、ノンインパク
ト方式にはシリアル方式とページ方式がある。シリアル
方式では、小型,低価格の利点はあるが、熱転写方式は
記録速度が遅く、インクジェット方式は目詰りを生じる
等の問題を抱えている。ページ方式では、電子写真方式
が代表として挙げられ、高速印字,高印字品質等の利点
があるが、プロセスが複雑であるため、低価格化,装置
小型化に対し、現状では限界レベルに達している。
リンタがあるが、一長一短があり、決定的なものがない
のが実情である。ところで、一般的に記録方式はインパ
クト方式とノンインパクト方式に分けられる。インパク
ト方式は小型,低価格,メンテナンスフリー等の利点が
ある反面、騒音の点で問題がある。一方、ノンインパク
ト方式にはシリアル方式とページ方式がある。シリアル
方式では、小型,低価格の利点はあるが、熱転写方式は
記録速度が遅く、インクジェット方式は目詰りを生じる
等の問題を抱えている。ページ方式では、電子写真方式
が代表として挙げられ、高速印字,高印字品質等の利点
があるが、プロセスが複雑であるため、低価格化,装置
小型化に対し、現状では限界レベルに達している。
上記の記録方式の中で、高速で高精細記録に適してい
るのは電子写真方式である。この電子写真方式は、帯
電、露光(潜像形成)、現像、転写、定着のプロセスか
ら成る。ここで、現像プロセスの違いから二つに大別さ
れる。5〜20μmのトナーとよばれる粉体を感光ドラム
(感光体)上の静電潜像部に付着させ可視像とする乾式
現像と、絶縁性液体中に電荷を持ったトナー粒子(0.1
〜0.5μm)を分散させ静電潜像部に付着させる湿式現
像である。
るのは電子写真方式である。この電子写真方式は、帯
電、露光(潜像形成)、現像、転写、定着のプロセスか
ら成る。ここで、現像プロセスの違いから二つに大別さ
れる。5〜20μmのトナーとよばれる粉体を感光ドラム
(感光体)上の静電潜像部に付着させ可視像とする乾式
現像と、絶縁性液体中に電荷を持ったトナー粒子(0.1
〜0.5μm)を分散させ静電潜像部に付着させる湿式現
像である。
ところが、これらの乾式,湿式現像方式は次の欠点を
有している。
有している。
まず、乾式現像で高解像記録を実現するには、現状の
トナー粒子径をさらに細かくする必要がある。解像度10
00dpiではトナー粒子径を6μm以下にし、解像度2000d
piではトナー粒子径を3μm以下にするとが必要であ
る。しかし、粉体の微細化にもトナーの特性を満足させ
るという点では限界がある。製造面から6μm以下の均
一の粒子を造るのは難しく、また、均一なトナー帯電量
を得ることも難しい。さらに、トナーを細かくするとト
ナーが凝集するため、搬送性が悪くなり、画像品位を劣
化させると言う問題が生じる。一方、湿式現像では、液
体中に0.1〜0.5μmのトナー粒子を分散させているの
で、現像時の問題はないが、ドラム上に形成したトナー
像を記録紙に転写する際に記録紙に絶縁性液体が染み込
むため、それを乾燥するための熱源が必要であり、また
高速記録のときは、可燃性ガスが大量に発生してその臭
いが問題になる。さらに、現像液のトナー濃度を一定に
保つため、現像液の撹拌機構や現像部に現像液を強制的
に供給する機構等を要するため、装置が大型になる等の
問題がある。
トナー粒子径をさらに細かくする必要がある。解像度10
00dpiではトナー粒子径を6μm以下にし、解像度2000d
piではトナー粒子径を3μm以下にするとが必要であ
る。しかし、粉体の微細化にもトナーの特性を満足させ
るという点では限界がある。製造面から6μm以下の均
一の粒子を造るのは難しく、また、均一なトナー帯電量
を得ることも難しい。さらに、トナーを細かくするとト
ナーが凝集するため、搬送性が悪くなり、画像品位を劣
化させると言う問題が生じる。一方、湿式現像では、液
体中に0.1〜0.5μmのトナー粒子を分散させているの
で、現像時の問題はないが、ドラム上に形成したトナー
像を記録紙に転写する際に記録紙に絶縁性液体が染み込
むため、それを乾燥するための熱源が必要であり、また
高速記録のときは、可燃性ガスが大量に発生してその臭
いが問題になる。さらに、現像液のトナー濃度を一定に
保つため、現像液の撹拌機構や現像部に現像液を強制的
に供給する機構等を要するため、装置が大型になる等の
問題がある。
このように、従来方式では、小型,低コストな高精細
記録装置を実現するのは難しい。
記録装置を実現するのは難しい。
本発明は、小型,低コストでしかも耐久性の優れた高
精細記録装置を実現することを目的としている。
精細記録装置を実現することを目的としている。
第1図は本発明の原理説明図で、図中、1は感光体、
2は光源、3は対向電源、4はインク溜(インク供給手
段)、5はバイアス電源である。
2は光源、3は対向電源、4はインク溜(インク供給手
段)、5はバイアス電源である。
感光体1は透明導電層8上に感光層9,絶縁層10を形成
した三層構造のもので、本図では円筒状のものを例示し
ている。絶縁層10の表面には微小凹部10aが一様に形成
されている。
した三層構造のもので、本図では円筒状のものを例示し
ている。絶縁層10の表面には微小凹部10aが一様に形成
されている。
光源2は、潜像形成用のもので、感光体1内(透明導
電層8側)に設けられている。
電層8側)に設けられている。
インク溜4は感光体1の外側(絶縁層10側)に光源2
と対向して設けられ、該インク溜4に収納されている導
電性現像インク11には感光体1の表面が浸されている。
と対向して設けられ、該インク溜4に収納されている導
電性現像インク11には感光体1の表面が浸されている。
対向電極3は、光源2と対向する位置で現像インク11
内に配置されている。
内に配置されている。
バイアス電源5は、透明導電層8と対向電極3に接続
されてこれらの間に現像インク11による現像を助けるた
めのバイアスを印加する。
されてこれらの間に現像インク11による現像を助けるた
めのバイアスを印加する。
記録に際しては、バイアス電源5より透明導電層8と
対向電極3とにバイアスを印加するとともに、感光体1
を矢印で示す時計方向に回転させ、所定時期に光源2よ
り所定のパターンで光を照射する。光照射した感光層9
内部には光生成キャリアが生じ、静電潜像電荷12が形成
される。そして、この静電潜像電荷12と、絶縁層10の凹
部10a付近で上記バイアスによって現像インク11中に注
入される注入電荷13(静電潜像電荷12と逆極性)との静
電力により、凹部10aに現像インク11が保持されてイン
ク像が形成される。その後、このインク像は、記録紙に
転写,定着される。
対向電極3とにバイアスを印加するとともに、感光体1
を矢印で示す時計方向に回転させ、所定時期に光源2よ
り所定のパターンで光を照射する。光照射した感光層9
内部には光生成キャリアが生じ、静電潜像電荷12が形成
される。そして、この静電潜像電荷12と、絶縁層10の凹
部10a付近で上記バイアスによって現像インク11中に注
入される注入電荷13(静電潜像電荷12と逆極性)との静
電力により、凹部10aに現像インク11が保持されてイン
ク像が形成される。その後、このインク像は、記録紙に
転写,定着される。
この方式によれば、現像剤が液体であるために前述の
ような乾式での粉体を用いることによる問題はなくなる
し、またインク自体が現像液であるため、前述の湿式で
のトナーの潤滑液である絶縁性液体の臭いやしみ等の問
題もなくなる。さらに、本方式では、ドット単位の凹部
にインクを満たしてインク像を形成するため、像として
形成されたインクの表面張力による像の拡がりが規制さ
れ、小型,低コストで高精細記録が可能な記録装置を実
現することができる。
ような乾式での粉体を用いることによる問題はなくなる
し、またインク自体が現像液であるため、前述の湿式で
のトナーの潤滑液である絶縁性液体の臭いやしみ等の問
題もなくなる。さらに、本方式では、ドット単位の凹部
にインクを満たしてインク像を形成するため、像として
形成されたインクの表面張力による像の拡がりが規制さ
れ、小型,低コストで高精細記録が可能な記録装置を実
現することができる。
以下、第2図及び第3図に関連して本発明の実施例を
説明する。
説明する。
第2図に第1の実施例を示す。
第2図は本例の記録装置の構造概要を示す側面図で、
図中、6は除電用の光源、7は押し付けローラ、100は
記録紙である。なお、第1図と同様の部材には同符号を
付している。
図中、6は除電用の光源、7は押し付けローラ、100は
記録紙である。なお、第1図と同様の部材には同符号を
付している。
感光体1の透明導電層8は、ガラス,アクリル樹脂等
の透明基材上にITO等の透明導電物質を蒸着して形成さ
れ、感光層9は、Se系,CdS,a−Si,有機系の感光材で形
成される。また絶縁層10の表面の凹部10aは、数μm〜1
00μm,深さ数μm〜30μmのものである。光源2として
は、半導体レーザ,LEDアレイ,液晶シャッタ等のデバイ
スが用いられる。
の透明基材上にITO等の透明導電物質を蒸着して形成さ
れ、感光層9は、Se系,CdS,a−Si,有機系の感光材で形
成される。また絶縁層10の表面の凹部10aは、数μm〜1
00μm,深さ数μm〜30μmのものである。光源2として
は、半導体レーザ,LEDアレイ,液晶シャッタ等のデバイ
スが用いられる。
記録に際しては、第1図に関連して前述したように現
像インク11を凹部10aに保持させてインク像を形成す
る。この場合、バイアス電源5の印加バイアスについて
は、絶縁層10の凹部10aに加わる電界で凹部10aにはイン
クを満たすが非印字部ではインクが付着しないようにす
る。さらに、絶縁層10の表面には、使用するインクが付
着しない素材を選ぶかあるいはコーティングする。
像インク11を凹部10aに保持させてインク像を形成す
る。この場合、バイアス電源5の印加バイアスについて
は、絶縁層10の凹部10aに加わる電界で凹部10aにはイン
クを満たすが非印字部ではインクが付着しないようにす
る。さらに、絶縁層10の表面には、使用するインクが付
着しない素材を選ぶかあるいはコーティングする。
このように可視像化されたインク像がA部に移動する
と、該インク像は、押し付けローラ7により感光体1に
押し付けられる記録紙100に転写,定着される。
と、該インク像は、押し付けローラ7により感光体1に
押し付けられる記録紙100に転写,定着される。
この方式によれば、第1図に関連して前述したよう
に、小型,低コストで高精細記録が可能な記録装置を実
現することができる。
に、小型,低コストで高精細記録が可能な記録装置を実
現することができる。
本例では、この転写,定着時に、除電用(潜像電荷消
去用)光源6の光照射による除電を同時に行うようにな
っているので、転写効率は向上する。
去用)光源6の光照射による除電を同時に行うようにな
っているので、転写効率は向上する。
第3図に第2の実施例を示す。
第3図は本例の記録装置の構造概要を示す側面図で、
図中、21は少なくとも表面が弾性を有する中間記録体、
22は押し付けローラである。なお、第1,2図と同様の部
材には同符号を用いている。
図中、21は少なくとも表面が弾性を有する中間記録体、
22は押し付けローラである。なお、第1,2図と同様の部
材には同符号を用いている。
像形成に際しては、前例と同様に、感光体1を時計方
向に回転させ、透明導電層8と対向電極3の間にバイア
ス電源5によってバイアスを印加する。この状態で、所
定時期に光源2より画像信号に対応した光を照射する
と、光照射を受けた感光層9内部には光生成キャリアが
生じ、バイアスの極性に対応した静電潜像電荷が形成さ
れる。一方、現像インク11側では、静電潜像電荷と逆極
性の電荷が注入され、該両電荷の静電力により、凹部10
aに現像インクが引き付けられてインク像が形成され
る。なお、バイアス電源5の印加バイアスについては、
絶縁層10の凹部10aに加わる電界で凹部10aにはインクを
満たすが非印字部ではインクが付着しないようにする。
さらに、絶縁層10の表面には、使用するインクが付着し
ない素材を選ぶかあるいはコーティングする。このよう
に可視像化されたインク像がA部に移動すると、該イン
ク像は中間記録体22の表面に転移し、記録紙100上に転
写,定着される。中間記録体22の少なくとも表面は、弾
性と有しているが、この表面には、使用するインクを弾
く材料を選ぶかあるはコーティングする。一例として、
水性インクを用いる場合には、中間記録体22の表面には
シリコーンゴム等の撥水性材料を用いる。
向に回転させ、透明導電層8と対向電極3の間にバイア
ス電源5によってバイアスを印加する。この状態で、所
定時期に光源2より画像信号に対応した光を照射する
と、光照射を受けた感光層9内部には光生成キャリアが
生じ、バイアスの極性に対応した静電潜像電荷が形成さ
れる。一方、現像インク11側では、静電潜像電荷と逆極
性の電荷が注入され、該両電荷の静電力により、凹部10
aに現像インクが引き付けられてインク像が形成され
る。なお、バイアス電源5の印加バイアスについては、
絶縁層10の凹部10aに加わる電界で凹部10aにはインクを
満たすが非印字部ではインクが付着しないようにする。
さらに、絶縁層10の表面には、使用するインクが付着し
ない素材を選ぶかあるいはコーティングする。このよう
に可視像化されたインク像がA部に移動すると、該イン
ク像は中間記録体22の表面に転移し、記録紙100上に転
写,定着される。中間記録体22の少なくとも表面は、弾
性と有しているが、この表面には、使用するインクを弾
く材料を選ぶかあるはコーティングする。一例として、
水性インクを用いる場合には、中間記録体22の表面には
シリコーンゴム等の撥水性材料を用いる。
このように、絶縁層10に接する中間記録体22の表面は
弾性を有しているため、凹部10aの摩耗は防止され、か
つ、記録体表面がざらざらしていても中間記録体22の表
面がこれに密着して良好な転写が実現される。
弾性を有しているため、凹部10aの摩耗は防止され、か
つ、記録体表面がざらざらしていても中間記録体22の表
面がこれに密着して良好な転写が実現される。
従って、小型,低コストで、しかも耐久性の優れた高
精細記録装置を実現することができる。
精細記録装置を実現することができる。
なお、中間記録体22に対向する除電用の光源6を感光
体1の内部に設け、転写,定着時に該光源6の光照射に
より除電を同時に行えば、転写効率は向上する。
体1の内部に設け、転写,定着時に該光源6の光照射に
より除電を同時に行えば、転写効率は向上する。
以上述べたように、本発明によれば、小型,低コスト
で、しかも耐久性の優れた高精細記録装置を実現するこ
とが可能である。
で、しかも耐久性の優れた高精細記録装置を実現するこ
とが可能である。
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の第1の実施例の記録装置の構造概要を
示す側面図、 第3図は本発明の第2の実施例の記録装置の構造概要を
示す側面図で、 図中、 1は感光体、 2は光源、 4はインク供給手段、 7,22は押し付けローラ、 8は透明導電層、 9は感光層、 10は絶縁層、 10aは凹部、 11は導電性現像インク、 21は中間記録体、 12は静電潜像電荷、 13は注入電荷である。
示す側面図、 第3図は本発明の第2の実施例の記録装置の構造概要を
示す側面図で、 図中、 1は感光体、 2は光源、 4はインク供給手段、 7,22は押し付けローラ、 8は透明導電層、 9は感光層、 10は絶縁層、 10aは凹部、 11は導電性現像インク、 21は中間記録体、 12は静電潜像電荷、 13は注入電荷である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 正 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小池 修司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−142366(JP,A) 特開 昭62−79476(JP,A) 特開 昭63−82754(JP,A) 特開 昭57−190962(JP,A) 特公 昭60−21381(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 115 G03G 15/10
Claims (1)
- 【請求項1】透明導電層(8),感光層(9),及び表
面に微小凹部(10a)が一様に形成された絶縁層(10)
から成る三層構造の無端状感光体(1)と、 前記感光体(1)の前記透明導電層(8)側に設けられ
た潜像形成用の光源(2)と、 前記光源(2)と対向する位置で前記感光体(1)の前
記絶縁層(10)側が浸されると導電性現像インク(11)
を収納するインク供給手段(4)と、 前記光源(2)と対向する位置で前記現像インク(11)
中に配置された対向電極(3)と、 前記透明導電層(8)と前記対向電極(3)間に前記現
像インク(11)による現像を助けるためのバイアスを印
加するバイアス電源(5)とを備えたことを特徴とする
記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049865A JP2777899B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049865A JP2777899B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02230264A JPH02230264A (ja) | 1990-09-12 |
JP2777899B2 true JP2777899B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12842944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1049865A Expired - Fee Related JP2777899B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777899B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6021381A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-02 | Kokusai Electric Co Ltd | 光cvd装置の薄膜生成反応炉 |
JP2624233B2 (ja) * | 1985-10-03 | 1997-06-25 | 富士通株式会社 | 画像形成法 |
JPH0797247B2 (ja) * | 1986-12-04 | 1995-10-18 | 富士通株式会社 | 画像形成装置 |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP1049865A patent/JP2777899B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH02230264A (ja) | 1990-09-12 |
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