JP2777724B2 - 摺動部材用合成樹脂組成物 - Google Patents
摺動部材用合成樹脂組成物Info
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- JP2777724B2 JP2777724B2 JP1041454A JP4145489A JP2777724B2 JP 2777724 B2 JP2777724 B2 JP 2777724B2 JP 1041454 A JP1041454 A JP 1041454A JP 4145489 A JP4145489 A JP 4145489A JP 2777724 B2 JP2777724 B2 JP 2777724B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軸受、カム、歯車、すべり板、可撓軸用ラ
イナーチューブ、ガイド部材等に用いられて好適な摺動
部材用合成樹脂組成物に関するものである。
イナーチューブ、ガイド部材等に用いられて好適な摺動
部材用合成樹脂組成物に関するものである。
(従来の技術) 合成樹脂の自己潤滑性、耐摩耗性を向上させる目的
で、合成樹脂にポリ四フッ化エチレン樹脂(以下「PTF
E」と略記する)を混合してなる合成樹脂軸受は従来よ
く知られている。
で、合成樹脂にポリ四フッ化エチレン樹脂(以下「PTF
E」と略記する)を混合してなる合成樹脂軸受は従来よ
く知られている。
それら合成樹脂軸売は、PTFEを混合することにより摺
動特性を向上させ、摺動面に潤滑油を給油することなく
長期の使用に耐え得るという利点を有する反面、断続運
転により再起動時の摩擦係数が高く、かつ動摩擦係数が
不安定であるという問題と、すべり速度の上昇によっ
て、耐摩耗性が悪化するという問題がある。
動特性を向上させ、摺動面に潤滑油を給油することなく
長期の使用に耐え得るという利点を有する反面、断続運
転により再起動時の摩擦係数が高く、かつ動摩擦係数が
不安定であるという問題と、すべり速度の上昇によっ
て、耐摩耗性が悪化するという問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来技術における摺動部材の欠点を解決
し、再起動時の摩擦係数が低く、かつ動摩擦係数が安定
しており、すべり速度に関係なく耐摩耗性が良好な摺動
部材用合成樹脂組成物を得ることを目的とする。
し、再起動時の摩擦係数が低く、かつ動摩擦係数が安定
しており、すべり速度に関係なく耐摩耗性が良好な摺動
部材用合成樹脂組成物を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば上記目的は、合成樹脂に5〜60重量%
のポリ四フッ化エチレン樹脂と、0.1〜15重量%のリン
酸カルシウム、リン酸マグネシウム、リン酸バリウム、
リン酸リチウムから選択されるリン酸塩が均一に混合し
てなる摺動部材用合成樹脂組成物によって達成される。
のポリ四フッ化エチレン樹脂と、0.1〜15重量%のリン
酸カルシウム、リン酸マグネシウム、リン酸バリウム、
リン酸リチウムから選択されるリン酸塩が均一に混合し
てなる摺動部材用合成樹脂組成物によって達成される。
本発明に使用される合成樹脂は、摺動部材に要求され
る機械的性質、化学的性質を備えており、加うるに耐摩
耗性や自己潤滑性を具有しているものであれば一層好ま
しく、また用途によっては振動などを吸収し得る弾性を
有するものであってもよい。
る機械的性質、化学的性質を備えており、加うるに耐摩
耗性や自己潤滑性を具有しているものであれば一層好ま
しく、また用途によっては振動などを吸収し得る弾性を
有するものであってもよい。
具体的には、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテル
イミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、
ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリフェニレンサ
ルファイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリエ
ーテルエーテルケトン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リエーテルエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、フェノール樹脂から選択される。
ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテル
イミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、
ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリフェニレンサ
ルファイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリエ
ーテルエーテルケトン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リエーテルエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、フェノール樹脂から選択される。
主成分をなす合成樹脂に配合されるPTFEとしては、例
えば三井デュポンフロロケミカル(株)社製の商品名
「テフロン6J」、「テフロン7J」、あるいはダイキン工
業(株)社製の商品名「ルブロンL−2」、「ルブロン
L−5」、「ルブロンLD−1」、さらには(株)喜多村
社製の商品名「KTL−610」等を挙げることができる。
えば三井デュポンフロロケミカル(株)社製の商品名
「テフロン6J」、「テフロン7J」、あるいはダイキン工
業(株)社製の商品名「ルブロンL−2」、「ルブロン
L−5」、「ルブロンLD−1」、さらには(株)喜多村
社製の商品名「KTL−610」等を挙げることができる。
このPTFEの配合量は5〜60重量%、就中10〜50重量%
である。PTFEの配合量が5重量%未満では摺動特性の向
上に効果が十分でなく、また60重量%を超えると成形性
を悪化させたり、機械的強度の低下を来すことになる。
である。PTFEの配合量が5重量%未満では摺動特性の向
上に効果が十分でなく、また60重量%を超えると成形性
を悪化させたり、機械的強度の低下を来すことになる。
リン酸塩は、それ自体は何ら潤滑性を示さないが、主
成分をなす合成樹脂とPTFEに配合されることにより、PT
FEの潤滑被膜の相手材への移着性を助長し、且つ該被膜
の相手材への保持性を高め、被膜の耐久性を高めるとい
う効果を発揮する。
成分をなす合成樹脂とPTFEに配合されることにより、PT
FEの潤滑被膜の相手材への移着性を助長し、且つ該被膜
の相手材への保持性を高め、被膜の耐久性を高めるとい
う効果を発揮する。
リン酸塩としては、アルカリ金属もしくはアルカリ土
類金属のリン酸塩、具体的にはリン酸カルシウム、リン
酸マグネシウム、リン酸バリウム、リン酸リチウムから
選択され、その配合量は0.1〜15重量%が好適である。
類金属のリン酸塩、具体的にはリン酸カルシウム、リン
酸マグネシウム、リン酸バリウム、リン酸リチウムから
選択され、その配合量は0.1〜15重量%が好適である。
そして、その配合量は0.1重量%未満ではPTFEの潤滑
被膜の相手材への移着性および該被膜の保持性・耐久性
に効果が発揮されず、また15重量%を超えて配合する
と、該PTFEの潤滑被膜の相手材への移着量が多くなりす
ぎ、却って摺動特性を悪化させるという欠点が現れる。
被膜の相手材への移着性および該被膜の保持性・耐久性
に効果が発揮されず、また15重量%を超えて配合する
と、該PTFEの潤滑被膜の相手材への移着量が多くなりす
ぎ、却って摺動特性を悪化させるという欠点が現れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
<実施例1> ポリアセタール樹脂(「POM」と略記する。ポリプラ
スチック社製の「ジュラコンM90:商品名」粉末に、20重
量%のPTFE(ダイキン工業社製、商品名「ルブロンL−
5」)粉末と3重量%のリン酸リチウム粉末を配合し、
混合してPOMとPTFEとリン酸リチウムの混合粉末を得
た。この混合粉末をスクリュウインライン型射出成形機
によって、成形温度160〜200℃および射出成形圧力900k
g/cm2の条件で成形し、内径10mm、外径14mm、長さ12mm
の円筒状軸受を得た。
スチック社製の「ジュラコンM90:商品名」粉末に、20重
量%のPTFE(ダイキン工業社製、商品名「ルブロンL−
5」)粉末と3重量%のリン酸リチウム粉末を配合し、
混合してPOMとPTFEとリン酸リチウムの混合粉末を得
た。この混合粉末をスクリュウインライン型射出成形機
によって、成形温度160〜200℃および射出成形圧力900k
g/cm2の条件で成形し、内径10mm、外径14mm、長さ12mm
の円筒状軸受を得た。
<実施例2〜4> ポリフェニレンサルファイド樹脂(「PPS」と略記す
る。トープレン社製の「T−4:商品名」)粉末に、30重
量%の前記実施例1と同様のPTFE粉末と5重量%のリン
酸マグネシウム(実施例2)、リン酸バリウム(実施例
3)、リン酸リチウム(実施例4)の粉末をそれぞれ配
合し、混合してPPSとPTFEとリン酸マグネシウムの混合
粉末(実施例2)、PPSとPTFEとリン酸バリウムの混合
粉末(実施例3)、PPSとPTFEとリン酸リチウムの混合
粉末(実施例4)を得た。これらの混合粉末をスクリュ
ウインライン型射出成形機によって、成形温度270〜300
℃および射出成形圧力800kg/cm2の条件で成形し、それ
ぞれ内径10mm、外径14mm、長さ12mmの円筒状軸受を得
た。
る。トープレン社製の「T−4:商品名」)粉末に、30重
量%の前記実施例1と同様のPTFE粉末と5重量%のリン
酸マグネシウム(実施例2)、リン酸バリウム(実施例
3)、リン酸リチウム(実施例4)の粉末をそれぞれ配
合し、混合してPPSとPTFEとリン酸マグネシウムの混合
粉末(実施例2)、PPSとPTFEとリン酸バリウムの混合
粉末(実施例3)、PPSとPTFEとリン酸リチウムの混合
粉末(実施例4)を得た。これらの混合粉末をスクリュ
ウインライン型射出成形機によって、成形温度270〜300
℃および射出成形圧力800kg/cm2の条件で成形し、それ
ぞれ内径10mm、外径14mm、長さ12mmの円筒状軸受を得
た。
<実施例5〜6> 前記実施例2〜4と同様のPPS粉末に、30重量%の前
記実施例1と同様のPTFE粉末と0.5重量%のリン酸リチ
ウム(実施例5)、15重量%のリン酸リチウム(実施例
6)の粉末をそれぞれ配合し、混合してPPSとPTFEとリ
ン酸リチウムの混合粉末(実施例5〜6)を得た。これ
らの混合粉末をスクリュウインライン型射出成形機によ
って、前記実施例2〜4の成形条件と同一の条件で成形
し、それぞれ内径10mm、外径14mm、長さ12mmの円筒状軸
受を得た。
記実施例1と同様のPTFE粉末と0.5重量%のリン酸リチ
ウム(実施例5)、15重量%のリン酸リチウム(実施例
6)の粉末をそれぞれ配合し、混合してPPSとPTFEとリ
ン酸リチウムの混合粉末(実施例5〜6)を得た。これ
らの混合粉末をスクリュウインライン型射出成形機によ
って、前記実施例2〜4の成形条件と同一の条件で成形
し、それぞれ内径10mm、外径14mm、長さ12mmの円筒状軸
受を得た。
<実施例7> ポリイミド樹脂(「PI」と略記する。日本ポリイミド
社製の「キネル1000:商品名」)粉末に、20重量%の前
記実施例1と同様のPTFE粉末と3重量%のリン酸リチウ
ム粉末を配合し、混合してPIとPTFEとリン酸リチウムの
混合粉末を得た。この混合粉末を圧縮成形機によって、
成形温度250℃、成形圧力400kg/cm2の条件で円筒状成形
物を得、該成形物を機械加工して内径10mm、外径14mm、
長さ12mmの円筒状軸受を得た。
社製の「キネル1000:商品名」)粉末に、20重量%の前
記実施例1と同様のPTFE粉末と3重量%のリン酸リチウ
ム粉末を配合し、混合してPIとPTFEとリン酸リチウムの
混合粉末を得た。この混合粉末を圧縮成形機によって、
成形温度250℃、成形圧力400kg/cm2の条件で円筒状成形
物を得、該成形物を機械加工して内径10mm、外径14mm、
長さ12mmの円筒状軸受を得た。
<比較例1> 前記実施例2と同様にPPS粉末に、30重量%の前記実
施例1と同様のPTFE粉末を配合し、混合してPPSとPTFE
の混合粉末を得た。この混合粉末をスクリュウインライ
ン型射出成形機によって、前記実施例2の成形条件と同
一の条件で成形し、それぞれ内径10mm、外径14mm、長さ
12mmの円筒状軸受を得た。
施例1と同様のPTFE粉末を配合し、混合してPPSとPTFE
の混合粉末を得た。この混合粉末をスクリュウインライ
ン型射出成形機によって、前記実施例2の成形条件と同
一の条件で成形し、それぞれ内径10mm、外径14mm、長さ
12mmの円筒状軸受を得た。
<比較例2> 前記実施例2と同様のPPS粉末に、30重量%の前記実
施例1と同様のPTFE粉末と20重量%のリン酸リチウム粉
末を配合し、混合してPPSとPTFEとリン酸リチウムの混
合粉末を得た。この混合粉末をスクリュウインライン型
射出成形機によって、前記実施例2の成形条件と同一の
条件で成形し、それぞれ内径10mm、外径14mm、長さ12mm
の円筒状軸受を得た。
施例1と同様のPTFE粉末と20重量%のリン酸リチウム粉
末を配合し、混合してPPSとPTFEとリン酸リチウムの混
合粉末を得た。この混合粉末をスクリュウインライン型
射出成形機によって、前記実施例2の成形条件と同一の
条件で成形し、それぞれ内径10mm、外径14mm、長さ12mm
の円筒状軸受を得た。
<比較例3> 前記実施例1と同様のPOM粉末に、5重量%のリン酸
リチウム粉末を配合し、混合してPOMとリン酸リチウム
の混合粉末を得た。この混合粉末をスクリュウインライ
ン型射出成形機によって、前記実施例1の成形条件と同
一の条件で成形し、内径10mm、外径14mm、長さ12mmの円
筒状軸受を得た。
リチウム粉末を配合し、混合してPOMとリン酸リチウム
の混合粉末を得た。この混合粉末をスクリュウインライ
ン型射出成形機によって、前記実施例1の成形条件と同
一の条件で成形し、内径10mm、外径14mm、長さ12mmの円
筒状軸受を得た。
上記各実施例および比較例で得た円筒状軸受につい
て、以下に示す条件にてジャーナル試験を行った結果を
表に示す。
て、以下に示す条件にてジャーナル試験を行った結果を
表に示す。
<試験条件> すべり速度:20m/min 荷 重:10kg 相 手 材:ステンレス鋼(SUS304)、#800エメリ
ー仕上げ 潤 滑:無潤滑 時 間:24
時間 表中、動摩擦係数は試験開始後定常状態に達したとき
の値であり、静摩擦係数は動摩擦係数が定常状態に達し
た後に回転を止め、再び始動させたときの値をもって示
した。また、*印は動摩擦係数が不安定であることを示
す。
ー仕上げ 潤 滑:無潤滑 時 間:24
時間 表中、動摩擦係数は試験開始後定常状態に達したとき
の値であり、静摩擦係数は動摩擦係数が定常状態に達し
た後に回転を止め、再び始動させたときの値をもって示
した。また、*印は動摩擦係数が不安定であることを示
す。
試験結果から、本実施例の合成樹脂組成物は比較例に
比べて摩擦係数が低く、かつ安定しており、耐摩耗性に
優れていることが判る。実施例1〜7においては、試験
後の相手材表面にPTFEの潤滑被膜が強固に形成されてい
ることが観察された。
比べて摩擦係数が低く、かつ安定しており、耐摩耗性に
優れていることが判る。実施例1〜7においては、試験
後の相手材表面にPTFEの潤滑被膜が強固に形成されてい
ることが観察された。
これに対し比較例1および比較例3の試験結果から判
るように、PTFEのみの配合あるいはリン酸塩のみの配合
では良好な摺動特性を得ることができない。
るように、PTFEのみの配合あるいはリン酸塩のみの配合
では良好な摺動特性を得ることができない。
比較例1および比較例3の試験後の相手材表面は潤滑
被膜が形成されておらず、この潤滑被膜の有無が摺動特
性に差がでたものと推測される。
被膜が形成されておらず、この潤滑被膜の有無が摺動特
性に差がでたものと推測される。
また、比較例2においては、試験後の相手材表面への
PTFEの潤滑被膜の移着量が多すぎ、試験結果からも判る
ように却って対摩耗性を損なう結果となっている。
PTFEの潤滑被膜の移着量が多すぎ、試験結果からも判る
ように却って対摩耗性を損なう結果となっている。
(発明の効果) 本発明の摺動部材用合成樹脂組成物は、再起動時の摩
擦係数が低く、かつ動摩擦係数が安定しており、すべり
速度に関係なく耐摩耗性に優れている。
擦係数が低く、かつ動摩擦係数が安定しており、すべり
速度に関係なく耐摩耗性に優れている。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイ
ミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタ
レート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリフェニレンサル
ファイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリエー
テルエーテルケトン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
エーテルエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂から選択される合成樹脂を主成分と
し、該合成樹脂に5〜60重量%のポリ四フッ化エチレン
樹脂と、0.1〜15重量%のリン酸カルシウム、リン酸マ
グネシウム、リン酸バリウム、リン酸リチウムから選択
されるリン酸塩を均一に混合してなる摺動部材用合成樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1041454A JP2777724B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 摺動部材用合成樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1041454A JP2777724B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 摺動部材用合成樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219849A JPH02219849A (ja) | 1990-09-03 |
JP2777724B2 true JP2777724B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12608823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1041454A Expired - Lifetime JP2777724B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 摺動部材用合成樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777724B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012197351A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Daido Metal Co Ltd | 摺動用樹脂組成物 |
US8415281B2 (en) | 2009-10-06 | 2013-04-09 | Daido Metal Company Ltd. | Sliding resin composition |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
JP2608195B2 (ja) * | 1991-06-24 | 1997-05-07 | セントラル硝子株式会社 | 熱可塑性ウレタン樹脂組成物 |
JP2726580B2 (ja) * | 1991-09-25 | 1998-03-11 | ポリプラスチックス株式会社 | 摺動性改良ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 |
US6057393A (en) * | 1992-09-14 | 2000-05-02 | Oiles Corporation | Sulfide polymer composition for sliding member and sliding member therefrom |
JPH07145248A (ja) * | 1993-11-24 | 1995-06-06 | Daido Metal Co Ltd | 振動吸収用摺動部材 |
JP2001323115A (ja) * | 2000-05-17 | 2001-11-20 | Oiles Ind Co Ltd | 摺動部材用樹脂組成物および摺動部材 |
JP5178698B2 (ja) | 2009-12-18 | 2013-04-10 | 大同メタル工業株式会社 | 摺動用樹脂組成物 |
CN107987505A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-05-04 | 吕玲 | 一种高强度耐磨工程塑料及其制备方法 |
JPWO2021215264A1 (ja) | 2020-04-21 | 2021-10-28 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8505682D0 (en) * | 1985-03-05 | 1985-05-09 | Ici Plc | Polyarylether |
IT1190352B (it) * | 1985-04-05 | 1988-02-16 | Montefluos Spa | Procedimento per la produzione di un materiale composito a base di una matrice polimerica |
JPS6479259A (en) * | 1987-06-22 | 1989-03-24 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | Highly heat-stable polyarylene thioether ketone composition |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1041454A patent/JP2777724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8415281B2 (en) | 2009-10-06 | 2013-04-09 | Daido Metal Company Ltd. | Sliding resin composition |
JP2012197351A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Daido Metal Co Ltd | 摺動用樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02219849A (ja) | 1990-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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