JP2777721B2 - 薄葉体繰出装置 - Google Patents

薄葉体繰出装置

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JP2777721B2
JP2777721B2 JP63313607A JP31360788A JP2777721B2 JP 2777721 B2 JP2777721 B2 JP 2777721B2 JP 63313607 A JP63313607 A JP 63313607A JP 31360788 A JP31360788 A JP 31360788A JP 2777721 B2 JP2777721 B2 JP 2777721B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水洗廃棄可能な薄葉体を便座上に定量自動
繰出する装置に係り、その目的は、便座上に、これを衛
生的に被覆する薄葉体をロール状に巻回した薄葉体から
巻戻して自動的に繰出し、前記薄葉体をロール状に巻回
した薄葉体から切離して滑落不能に挾持させるととも
に、用済後は前記挾持状態を自動的に解除して水洗廃棄
可能とした薄葉体繰出装置を提供することにある。
〔従来技術〕
近年、例えば、衛生面を考慮して便座に薄葉体(以
下、〔従来技術〕と〔発明が解決するための課題〕の記
載欄においては、シートペーパーという)55399号公報
に記載されている便座用カバー供給装置が身受けられ
る。
そして、前記装置は、便座の上面を覆うことができる
大きさ及び形状に整形され、かつ、それがシート状に連
続した状態で巻回して形成した薄葉体(以下、〔従来技
術〕と〔発明が解決するための課題〕の記載欄において
は、シートペーパーロールという)を連続繰出可能に載
架支持するペーパーホルダーと、シートペーパーロール
から繰出されたシートペーパーを便座の上面近くにおい
て前方に所定の長さ分を繰出すための繰出ローラ装置
と、前記便座上に所定量繰出されたシートペーパーの後
端を切断する切断刃を備えた切断装置とによって構成さ
れている。
かかる従来の装置において、シートペーパーの繰出及
び切断動作は、操作スイッチを投入し送りローラ装置に
てシートペーパーを定量繰出したあと、切断刃を昇降さ
せてシートペーパーの切断を行っている。前記のよう
に、洋式便器の使用に際しては、便座上にシートペーパ
ーを自動的に敷いて着座することができるので、使用者
は洋式便器を衛生的に利用することができる。
〔発明が解決するための課題〕
しかるに、前記従来の便座用カバー供給装置の構成で
は、次に示すような種々の問題があった。
(1) 便座上に定量繰出されたシートペーパーを切断
する場合、シートペーパーは軟質薄葉で非常に腰が弱い
うえに、吸湿性に富み、しかも便座上を被うために大判
状に製せられている。その上、切断に際しては、シート
ペーパーロール側はローラ装置により挾持されているも
のの、便座側に繰出された部位は全く固定されておら
ず、これらの状態で切断を行うと、シートペーパーは切
断刃を構成する可動刃と固定刃との間に喰い込んだりし
て、切断作業が円滑に行えない問題があった。
(2) 又、前記シートペーパーの切断後、シートペー
パーロール側の切断端は固定刃上に乗載されているだけ
であるため、巻戻されたシートーペーパーに巻ぐせがつ
いていたりすると、切断刃の手前側でカールしてしま
い、繰出時、切断端が可動刃と固定刃との間を通って便
座上に繰出すことができず、切断刃とローラ装置との間
の空所で紙詰りを起す問題があった。
(3) シートペーパーが便座上に繰出され、これを切
断したあと、使用者が便座に着座しようとしたとき、前
記便座上のシートペーパーは、何等固定保持されること
なく乗載されているだけであるため、着座する際、使用
者の体がシートペーパーに触れてこれが便座から滑落し
たり、あるいは、着座中に体を動かしたりすると、シー
トペーパーが便座からずれたり、あるいは、用足後便座
から立上ったときにシートペーパーが臀部に付着したり
して不衛生である等の問題があった。
(4) 更に、便座用カバー供給装置には、その使用勝
手上、便座の後背部に取付けられており、しかも、シー
トペーパーの繰出口は、シートペーパーを繰出すうえか
ら常時開口されている。従って、前記繰出口からカバー
供給装置内に汚水が浸入しやすく、この結果、シートペ
ーパーが汚損されて不衛生となったり、切断刃が発錆し
て円滑な切断が行えない等の問題があった。
本発明は前記した種々の問題に鑑み、シートペーパー
の繰出した後、これを切断し、挾持させ、用済後は前記
挾持を解いてシートペーパーを水洗廃棄させるととも
に、シートペーパーの繰出口を確実に閉鎖して汚水の浸
入を阻み、かつ、この間に、次のシートペーパーを所定
の繰出位置まで進出させておいて、機器内の突起物にシ
ートペーパーの先端が引掛って紙詰りとなるのを未然に
防いで、次回の繰出をスムースに行うようにしたことを
特徴とする薄葉体繰出装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、薄葉体を挾持して便座上に繰出す繰出手段
と、前記繰出手段によって繰出される薄葉体を便座上に
案内する所定経路の一部を構成する開閉手段及びこの開
閉手段の上側において薄葉体を開閉手段との間で挾持
し、かつ、薄葉体を前記繰出手段との間でテンションを
加えて薄葉体のミシン目を破断する破断突起を具備した
回動プレートとからなるペーパー繰出・破断手段と、前
記ペーパー繰出・破断手段の開閉手段を段階的に、か
つ、回動プレートと追随させて駆動制御させる駆動手段
とを備えたことを特徴とする。
又、前記駆動手段によって多段階に駆動制御される開
閉手段に、薄葉体の繰出口を開閉自在に閉鎖させる閉鎖
部材を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、ペーパー繰出・破断手段の開閉手段によっ
て薄葉体の繰出経路が構成されているので、繰出手段に
よる薄葉体の繰出しが円滑に行えるとともに、薄葉体を
便座上に定量繰出した後は、薄葉体の繰出経路を閉鎖す
ることができるので、開閉手段を薄葉体の挾持手段とし
て使用できる。しかも、開閉手段は前記繰出手段との間
で薄葉体にテンションを加えて薄葉体のミシン目を破断
する手段にも利用でき至便である。
又、前記開閉手段には繰出口を開閉自在に閉鎖する閉
鎖部材が取付けられているので、繰出口からの汚水の浸
入を確実に防止する汚水浸入防止手段としても使用でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第14図により説
明する。
本発明の薄葉体繰出装置は、ペーパー繰出・破断装置
Aと、前記装置を駆動制御する駆動手段(以下、〔実施
例〕及び〔発明の効果〕の記載欄においては、駆動制御
装置という)Bとによって構成されており、最初に、第
1図ないし第7図においてペーパー繰出・破断装置Aの
構成を説明する。
第1図ないし第7図において、1は薄葉体繰出装置
で、その使用上洋式便器2の後背部に設置されている。
3は便座で、その後背部両端に突設したヒンジ軸を、薄
葉体繰出装置1のケーシング4両側に前方に向けて膨出
形成した膨出部aの内側面に枢着させることによって便
器2上に起伏自在に乗載されている。次に、第3図及び
第7図において、5,6はケーシング4の長さ方向の両端
部に、それぞれケーシング4の側壁との間に所定の空間
を有して、前記ケーシング4と一体的に垂下形成された
支持壁で、この支持壁5,6間には、ボスbを前記支持壁
5,6の上部に回動自在に枢支させた一対の支持板7,7の前
部下端を連結板8にて相互に連結して形成したU字枠状
の揺動枠体9が取付けられており、この揺動枠体9に
は、ボスbに支軸10を介してシート状に連続して巻回し
た薄葉体(以下、単にシートペーパーロールという)11
が回転自在に横架され、又、この揺動枠体9下部の支持
板7,7間には、縦断面がコ字状をなした回動プレート12
が回動自在に横架されている。そして、前記回動プレー
ト12は、一方の下端面(第3図の左側)に、孤状のペー
パー押圧部13が一体に形成されており、又、反対側の下
端面には、第7図で示すように、山形状の破断突起14を
形成して、常時、ばねdにて支持板7,7に突設したスト
ッパーe側に押圧付勢されている。15はシートペーパー
ロール11から巻戻された葉のように薄くして可撓性があ
り、便座3を覆いつくす程の面積をもつ薄葉体(以下、
端にシートペーパーという)cを便座3上に繰出すため
の繰出ローラで、第7図に示すように、ケーシング4の
一方に収容した電動機16と、他方に設置された支持脚台
16aとの間に横架され、前記電動機16の起動により減速
装置16bを介して減速回転する。18はシートペーパーロ
ール11を載架したケーシング4に被冠した保護カバー、
19は揺動枠体9の支持板7,7間に前記繰出ローラ15と摺
接させて回転可能に取付けた押圧ローラで、シートペー
パーロール11から巻戻しされたシートペーパーcは、第
3図で示すように、押圧ローラ19に約半周以上巻掛けた
状態に繰出15との間で挾持され、この繰出ローラ15の駆
動により、ペーパー繰出口17から便座3上に定量繰出さ
れる。なお、前記繰出ローラ15と押圧ローラ19とによっ
てシートペーパーcの繰出手段を構成する。20は上面を
横長で扁平状となして回動プレート12の下側において、
繰出ローラ15から繰出口17にかけてケーシング4内を上
下に区画し、かつ、回動プレート12との間でペーパー送
出路21を形成した状態で支持壁5,6間に回動自在に横架
した開閉手段(以下、〔実施例〕及び〔発明の効果〕記
載欄においては、可動プレートという)で、上面の繰出
ローラ15側には、回動プレート12の押圧部13と対応する
位置においてゴム製の押圧片22が止着されており、又、
下側面には第3図のように、長さ方向に沿って複数個の
従動ローラ23が回動自在に取付けられている。更に、可
動プレート上20のペーパー繰出口17側には、繰出口17を
閉鎖する横長なゴム製の閉鎖部材hが設けられている。
24は円板カムで、電動機25により減速装置16bを介して
回動する回動軸26に、回動プレート20の従動ローラ23と
摺接して前記可動プレート20を回動させることができる
よう偏心して取付けられる。又、可動プレート20は常時
ばねfにより従動ローラ23を介して円板カム24側に付勢
されている。27は前記回動軸26を回動自在に支承する軸
受板である。28,28aは前記可動プレート20が回動した位
置を検出する可動プレート位置検出センサ(以下、端に
位置検出センサという)で、第7図,第8図で示すよう
に、回動軸26の軸央付近において、ケーシング4の底面
に回動軸26の回動に支障がないように設けたセンサ取付
函29内に第8図の如く、2個並設して収容されている。
そして、前記位置検出センサ28,28aは平面形状がコ字状
をなし、かつ、このコ字状部の互いに対向する壁面に発
光素子と受光素子とをそれぞれ備えており、又、前記セ
ンサ28,28aのコ字状部分には、回動軸26に軸着した検出
板30,31がそれぞれ遊合されている。即ち、前記検出板3
0,31は第9図(A),(B)のように、約1/3の切欠部
を備えた状態で弧状に形成されて前記取付函29内におい
て回動軸26に、第10図(A)〜(D)の如く、検出板3
0,31を重合した場合の切欠部gが、約50゜の切欠角とな
るようにその取付位置を互いにずらして軸着されてい
る。この結果、位置検出センサ28,28aは、検出板30,31
が個々の切欠部をずらして回動軸26に取付けられている
ため、回動軸26の回動により、発光素子の光の遮光,開
放に対応して可動プレート20の位置を検出する。32は取
付函29の蓋体で、位置検出センサ28,28aを紙粉等の被害
から保護する。33は第11図で示すように、シートペーパ
ーロール11から繰出されるシートペーパーcの一枚分に
相当する長さ位置毎に穿孔した透孔34を、前記位置検出
センサ28,28aと同様、光電的に検出して電動機16を駆動
制御する信号をを送出するペーパー繰出位置検出センサ
で、ペーパー繰出口17側に位置する連結板8に取付けら
れており、このセンサ33にシートペーパーcの透孔34が
検出されると、シートペーパーcは便座3上にこれを覆
う長さ繰出され、かつ、一枚分に相当する長さ位置に設
けたミシン目35を繰出ローラ15と破断突起14との間に位
置させて電動機16を停止させる。36はシートペーパーc
の中央に便座3の開口部3aと対応して設けた打抜片で、
第11図のように、一部を切残した状態でシートペーパー
cに連結されている。又、37は可動プレート20に穿孔し
たセンサ33から投光される光の通過口である。更に、第
7図において、38は減速装置16bの上方に取付けた電源
スイッチで、保護カバー18をケーシング4から外したと
きは解放され、第7図のように、ケーシング4に保護カ
バー18を被せ、これをフック部材4aにて掛止したとき
は、ケーシング4側に設けた投入部材39によって投入で
きるように設けられている。又、第1図において、40は
ケーシング4の一方の膨出部a上面に設けたペーパー繰
出スイッチ、41は電源ランプ、42は紙トラブルランプで
ある。
次に、前記のように構成したペーパー繰出・破断装置
Aを駆動制御する駆動制御装置Bの構成を第12図の電気
回路図によって説明する。
第12図において、51は電源回路で、電源スイッチ38を
介して交流電源に1次側を接続した変圧器Trと、変圧器
Trの2次側に交流入力端を接続したダイオードブリッジ
DBと、このダイオードブリッジDBの直流出力端に接続し
た定電圧装置AVRと、定電圧装置AVRの入力端に並列接続
した平滑コンデンサC1,C2とを備えており、商用電源を
降圧して全波整流を行い定電圧化した定電圧電源Vccを
次に述べる隠回路に動作用電源として供給する。
52は半波ゼロクロス検出回路で、エミッタ接地のトラ
ンジスタQ1と、そのベースにアノードを接続した定電圧
ダイオードZDとを備え、定電圧ダイオードZDのカソード
は抵抗R1を介してダイオードブリッジDBの半波整流出力
端に接続され、又、トランジスタQ1のコレクタは抵抗R2
を介して定電圧電源Vccと接続し、電源回路51から入力
される半波整流波が、定電圧ダイオードZDのツエナ電圧
分だけ高い位置で立上り・立下るパルス波形のゼロクロ
ス信号を、前記トランジスタQ1のコレクタと抵抗R2との
接続点からワンチップ4ビットマイクロコンピュータ
(以下、単に4ビットマイコンと称する)LSIの入力端
に入力する。
53は発光パルス増幅回路53aと、ペーパー繰出位置検
出センサ33とを備えたペーパー検出回路で、発光パルス
増幅回路53aは、定電圧電源Vccと接地間に抵抗R3とコン
デンサC3を直列に挿入し、ベースを定電圧電源Vccに抵
抗R4を介して接続するとともに、前記4ビットマイコン
LSIの出力端Dと接続したトランジスタQ2のコレクタ
を、前記抵抗R3のコンデンサC3との接続点に抵抗R5を介
して接続して構成され、又、前記センサ33は、例えば、
ホトダイオードdとホトトランジスタTとによって設け
られ、前記トランジスタQ2のエミッタを、カソードを接
地したホトダイオードdのアノードに接続し、又、コレ
クタが定電圧電源Vccと接続されたホトトランジスタT
のエミッタを接地抵抗R6に接続して、この接続点を4ビ
ットマイコンLSIの入力端D1に接続し、前記4ビットマ
イコンLSIの出力端Dからパルス信号が一定周期毎に出
力される度に前記センサ33に通常の約10倍の電流を瞬時
に流し、前記センサ33の発光輝度を高め、かつ、その電
流に相当する電圧をホトトランジスタTのエミッタと抵
抗R6との接続点で検出し、この電圧に相当する信号が4
ビットマイコンLSIの入力端D1に入力される。そして、
シートペーパーcの透孔34がセンサ33の位置まで移動す
ると、ホトダイオードdの孔は可動プレート20の通過口
37を通過してホトトランジスタTに検知されず、この結
果4ビットマイコンLSIに検出信号が入力されないこと
によって、シートペーパーcの繰出位置を検出するもの
である。
54は便座3に着座した場合、これを検出するための着
座検出回路で、カソードを接地し、アノードを定電圧電
源Vccに抵抗R7を介して接続したホトダイオードd1と、
エミッタ接地のホトトランジスタT1とを備えたホトセン
サPSからなり、前記ホトトランジスタT1のコレクタを抵
抗R8を介して定電圧電源Vccに接続するとともに、この
抵抗R8とホトトランジスタT1のコレクタとの接続点を4
ビットマイコンLSIの入力端にD2に接続し、便座3に着
座したときのみホトダイオードd1の発光を、例えば、図
示しない機械的手段によりホトトランジスタT1に検知さ
れないように遮光させ、ホトトランジスタT1のコレクタ
と抵抗R8との接続点から信号が出力されず、これによ
り、4ビットマイコンLSIの入力端D2に信号が入力され
ないことによって便座3に着座したことを検出する。な
お、便座3を起立させたときも同様に、ホトダイオード
d1の発光を遮光し、着座検出回路54から4ビットマイコ
ンLSIに信号が入力されず、便座3を便器2上に載せて
シートペーパーcの繰出しを行うときのみ、ホトセンサ
PSからの出力信号は、4ビットマイコンLSIに入力され
て便座3に着座していないか、あるいは、着座又は便座
3が起立しているかを検出する。
55は位置検出センサ28,28aを備え可動プレート位置検
出回路で、第1の位置検出センサ28は、カソードを接地
し、アノードを定電圧電源Vccに抵抗R9を介して接続し
たホトダイオードd2と、エミッタ接地のホトトランジス
タT2とからなり、このホトトランジスタT2はコレクタを
定電圧電源Vccに抵抗R10を介して接続し、かつ、抵抗R
10との接続点を4ビットマイコンLSIの入力端Fと接続
し、又、第2の位置検出センサ28aも第1の位置検出セ
ンサ28と同様に、即ち、カソードを接地し、アノードを
定電圧電源Vccに抵抗R11を介して接続したホトダイオー
ドd3と、エミッタ接地のホトトランジスタT3とからな
り、このホトトランジスタT3のコレクタを定電圧電源Vc
cに抵抗R12を介して接続するとともに、前記抵抗R12
の接続点を4ビットマイコンLSIの入力端F1に接続する
ことによって構成されており、それぞれホトダイオード
d2,d3の発光が検出板30,31により遮光されたときは、位
置検出センサ28,28aからの出力信号が4ビットマイコン
LSIに入力されず、逆に、検出板30,31の切欠部によって
ホトダイオードd2,d3からの発光がホトトランジスタT2,
T3に受光されたときは、位置検出センサ28,28aからの出
力信号が4ビットマイコンLSIに入力させる。そして、
前記位置検出センサ28,28aからの出力信号が4ビットマ
イコンLSIの入力端F,F1に同時に入力されたとき、ある
いは、入力されなかったときは、次に述べる電動機駆動
回路56が自動的に開路されて電動機25の運転を強制的に
停止させる。
前記電動機駆動回路56は、交流電源と電動機16,25と
の間に直列に挿入したホトトライアックTh1,Th2と、ア
ノードを定電圧電源Vccに接続し、カソードが抵抗R13,R
14を個々に介在させた前記4ビットマイコンLSIの出力
端D3,D4に個別に接続した発光ダイオードLE1,LE2とから
なるホトカプラPC1,PC2を備えて構成されており、これ
らホトカプラPC1,PC2は、各センサ28,28a,33,PSからの
出力信号を4ビットマイコンLSIが入力信号として取込
んだとき、個々にオンし、電動機16,25を個別に駆動回
転させる。57はランプ点灯回路で、電源ランプ41とペー
パー繰出スイッチ40は定電圧電源Vccと4ビットマイコ
ンLSIの入力端D6との間に抵抗R15を介して直列に挿入さ
れ、又、前記スイッチ40と4ビットマイコンLSIとの間
には、定電圧電源Vccと接続する抵抗R16が接続されてい
る。更に、紙トラブルランプ42は定電圧電源Vccと4ビ
ットマイコンLSIの出力端D5との間に抵抗R17を介して直
列に挿入接続することにより構成されている。
又、第12図中、Pは4ビットマイコンLSIを動作させ
クロックパルスを発振させるための発振回路であり、更
に、Rは4ビットマイコンに供給される定電圧電源を立
上げたとき、あるいは、電圧が急降下(低下)したと
き、4ビットマイコンLSIの動作を安定させるための回
路である。
そして、前記駆動制御装置Bの4ビットマイコンLSI
には、第13図のフローチャートで示す制御シーケンスが
プログラムされており、ペーパー操出・破断装置Aは、
前記プログラムに基づく制御シーケンスにより、各セン
サからの出力信号に応じて駆動制御される。
次に、動作について説明する。
便座3にシートペーパーcを繰出さないときは、ペー
パー繰出口17が第6図で示すように、可動プレート20に
取付けたゴム製の閉鎖部材hにより常時完全に閉鎖され
ているので、汚水がケーシング4内に浸入するのを防ぐ
ことができる。
使用者が用足しを行うにあたり、便座3上にシートペ
ーパーcを繰出す場合について説明する。
第12図にないし第14図において、電源スイッチ38の投
入により、ランプ点灯回路57が通電されて電源ランプ41
が点灯し、次にペーパー繰出スイッチ40を投入すると、
4ビットマイコンLSIにプログラムされた制御シーケン
スにより、4ビットマイクンLSIの出力端のD4が“H"レ
ベルから“L"レベルとなり、電動機駆動回路56の発光ダ
イオードLE2が点灯され、これによりホトトライアックT
h2を導通させてホトカプラPC2をオン状態となし、商用
周波数の交流電源が電動機25に通電されてこれを起動す
る(この場合、便座3が起立していたり、あるいは、便
座3に着座していたりすると、着座検出回路54のホトセ
ンサPSがオフ状態にあるため、電動機25は起動しない。
又、ペーパー検出部分にシートペーパーが残っていると
きも同様である。)。前記電動機25により円板カム24が
回動軸26を介して回動し、従動ローラ23を介して可動プ
レート20を第6図の状態(ペーパー繰出口17の閉鎖)か
ら第3図のようにペーパー繰出口17を開放する方向に回
動させる。前記可動プレート20が第3図のように、ペー
パー繰出口17を完全に開いた状態まで回動すると、第10
図(B)に示すように、回動軸26に止着した一対の検出
板30,31が、それぞれ可動プレート位置検出センサ28,28
aのホトダイオードd2,d3の発光を遮光し、該センサ28,2
8aからの出力信号が4ビットマイコンLSIの入力端F,F1
に入力されないので、その出力端D4は“H"レベルとなっ
てホトカプラPC2がオフし、電動機25を停止させ、可動
プレート20をペーパー送出路21と平行に位置させる(第
14図の28,28a,25参照)。前記電動機25の停止時、4ビ
ットマイコンにプログラムされている制御シーケンスに
より、出力端D4は間欠的に“H"→“L"→“H"→“L"とな
り、交流電源を間欠的に電動機25に通電させるととも
に、前記出力端D4より、半波ゼロクロス回路52から出力
するパルス信号と同期させた制御信号を出力させ、電動
機25に、正弦波の正の半波の一部を通電し、これによっ
て電動機25に間欠的に通電される前記交流電源をあたか
も直流を通電させたような状態にさせて電動機25に制動
をかけこれを急停止させる。即ち、電動機25は直流制動
がかけられた状態で急停止するもので、これは、コイル
に正弦波の正の半波の一部を通電させると、コイルは直
流が通電された状態となって回転子側に交流電圧が発生
して交流が流れ、この発生電力は熱として消費されるこ
とにより制動トルクが発生することに起因するものであ
る(第14図の25参照)。電動機25が停止すると、4ビッ
トマイコンLSIの出力端D3は直ちに“H"レベルから“L"
レベルとなって発光ダイオードLE1が点灯し、ホトトラ
イアックTh1を導通させ、ホトカプラPC,をオン状態にし
て電動機16を起動する。このため、繰出ローラ15が回転
し、押圧ローラ19に巻掛けられて前記繰出ローラ15との
間に挾持したシートペーパーcを、シートペーパーロー
ル11から巻戻しながら可動プレート20→ペーパー繰出口
17を経て便座3上に繰出す。そして、シートペーパーc
に穿孔した透孔34がペーパー繰出装置検出センサ33によ
り検出されると、即ち、該センサ33のホトダイオードd
の光は、透孔34→通過口37を通ってホトトランジスタT
に検知されないので、ペーパー検出回路53の出力信号が
4ビットマイコンLSIに入力されないため、直ちに、そ
の出力端D3は“H"レベルとなってホトカプラPC1がオフ
し、電動機16を急停止させる(第14図の16参照)。この
際、電動機16も、前記電動機25と同様に、直流制御がか
けられた状態で急停止される。この結果、シートペーパ
ーcはその透孔34がセンサ33と対向する位置を通過した
直後で繰出しが阻止される。前記のように、電動機16が
停止してシートペーパーcが便座3上を覆う長さ繰出さ
れると、4ビットマイコンLSIの出力端D4は直ちに“H"
レベルから“L"レベルとなり、再度ホトカプラPC2を導
通させて電動機25を起動する。このため、カム円板24に
て可動プレート20は第3図の位置から第4図のように反
時計方向側、即ち、回動プレート12側に回動し、ペーパ
ー送出路21上に横たわっているシートペーパーcを回動
プレート12側に持上げ、第4図のように、可動プレート
20の押圧片22と回動プレート12の押圧部13との間で挾持
した状態で回動プレート12を押動しながら回動をつづけ
る。この結果、シートペーパーcは、その一方を可動及
び回動プレート20,12にて挾持され、他方は繰出,押圧
ローラ15,19により挾持された状態で前記可動プレート2
0の回動に伴い、両挾持点の間で大きなテンションが加
えられるとともに、破断突起14が軽く接触する。そし
て、円板カム24が回動軸26の回動によりそのスタート地
点から約半周程度回動すると、即ち、第10図(C)及び
第14図で示すように、可動プレート位置検出センサ28の
発光が検出板30の切欠部を通ってホトトランジスタT2
受光され、逆に、センサ28aの発光が検出板31に遮光さ
れてホトトランジスタT3に受光されなくなった地点に達
すると、可動プレート20は第5図で示すように最大角度
傾斜するとともに、回動プレート12も可動プレート20に
より更に押動されて時計方向側に大きく回動し、シート
ペーパーcを、最大のテンションを加えた状態で、回動
プレート12の破断突起14によって強く押圧することとな
るため、シートペーパーcは破断突起14近くのミシン目
35から順次引裂れ第5図のように破断される。前記シー
トペーパーcの破断時、電動機16はシートペーパーcの
繰出後からこれを破断するまでの間(約1秒間)直流制
動をかけた状態で保持できるようにシーケンス制御され
ているので、繰出ローラ15は空転することなくシートペ
ーパーcにテンションをかけることができるため、破断
作業を円滑に行うことができる。このシートペーパーc
を破断した時点では、センサ28はオンし、センサ28aが
オフしているので、4ビットマイコンLSIの出力端D4
直ちに“H"レベルとなってホトカプラPC2をオフして電
動機25を前記同様急停止させる(第14図の28,28a,16,25
参照)。前記のように、回転軸26に取付けた検出板30,3
1によりセンサ28がオンし、センサ28aがオフしているの
で、電動機25は起動せず、これにより破断されたシート
ペーパーcは第5図で示すように、可動,回動の両プレ
ート20,12にて強固に挾持されているため、便座3から
滑落することはない。
シートペーパーcが便座3上に繰出されたあと、使用
者は便座3に着座し、打抜片36を便器2内に垂下させて
用足しを行う。前記使用者が便座3に着座すると、着座
検出回路54のホトセンサPSの内部が機械的手段により遮
光されてその出力信号が4ビットマイコンLSIに入力さ
れないので、その出力端D3,D4は“H"レベルとなってい
る。このため、着座中に誤ってペーパー繰出スイッチ40
を投入しても電動機16,25は起動せず、用足中にシート
ペーパーcの挾持が解けたり、あるいは、シートペーパ
ーcが不意に繰出されて紙詰りを起すようなことはない
(第14図のPS,25,16参照)。
用足を終えて使用者が便座3から離れると、着座検出
回路54のホトセンサPSは、機械的手段による遮光状態か
ら開放されるため、ホトセンサPSの出力端からの出力信
号が4ビットマイコンLSIに入力されて、その出力端D4
が直ちに“L"レベルとなってホトカプラPC2を導通させ
電動機25を起動する(第14図のPS,25参照)。このた
め、カム円板24の回動により可動プレート20は第5図の
位置、即ち、シートペーパーcを挾持している状態か
ら、第5図の時計方向側に回動され、シートペーパーc
の挾持を解く。そして、カム円板24の回動により、回動
軸26に取付けた検出板30,31が、第10図(D)で示すよ
うに、可動プレート位置検出センサ28,28aをオンさせる
位置まで回動すると、両センサ28,28aからの出力信号が
4ビットマイコンLSIに入力されてその出力端D4は“H"
レベルとなり、ホトカプラPC2をオフさせて電動機25を
急停止させる(第14図の28,28a,25参照)。この結果、
可動プレート20は第3図のように、シートペーパーcの
繰出時と同様に、ペーパー送出路21と平行する位置で回
動が停止される。この状態で、シートペーパーcを手に
持って便器3内に捨てるか、あるいは、洗浄水を流し既
に便器2内に水没している打抜片36を介して便座3上の
シートペーパーcを便器2内部に引きずり込み、汚水と
一緒に排出する。前記のように、可動プレート20が第3
図の位置まで後退すると、回動プレート12は可動プレー
ト20による押圧が解かれるため、ばねdによってストッ
パーeと当接する位置まで自動復帰する。又、使用者が
便座3から離れる時点では、シートペーパーcはまだ回
動,可動両プレート12,20により挾持されているので、
シートペーパーcが臀部にまつわりくつことはない。
シートペーパーcが便座3から除去されると、ペーパ
ー検出回路53の出力信号が4ビットマイコンLSIに入力
され、その出力端D4を“L"レベルにかえ電動機25を起動
する。このため、カム円板24により可動プレート20は第
3図の状態から第6図で示すように、ペーパー繰出口17
を閉鎖する方向に回動し、閉鎖部材hがペーパー繰出口
17を閉鎖する地点に達すると、検出板30,31は第10図
(A)で示すように、原位置に復帰し、即ち、センサ28
をオフし、センサ28aをオンさせることにより、4ビッ
トマイコンLSIの入力端F1にセンサ28aの入力信号が入力
されるものの、入力端Fにはセンサ28の信号が入力され
ないので、出力端D4は“H"レベルとなって電動機25を急
停止させる。このため、ペーパー繰出口17は閉鎖部材h
により確実に閉鎖されて汚水がケーシング4内に浸入す
るのを阻止する(第14図の28,28a,25参照)。前記セン
サ28がオフし電動機25を停止させて可動プレート20が原
位置に復帰すると、センサ28がオフしていることによ
り、4ビットマイコンLSIの出力端D3が“L"レベルとな
って電動機16が起動され、シートペーパーcを第6図で
示すように可動プレート20の中半まで進出させる。この
場合、電動機16の運転時間は制御シーケンスによりタイ
マ設定されている。このように,シートペーパーcをあ
らかじめ可動プレート20の上まで進出させておくことに
より、次の繰出時、シートペーパーcのケーシング4内
での紙詰りを未然に防ぐことができる。この場合、可動
プレート20は第6図のようにケーシング4内においてほ
ぼ水平状態に保持されているので、シートペーパーcは
進出にあたり、円滑に可動プレート20上に繰出すことが
できる。
なお、ペーパー繰出スイッチ40を投入してから一定時
間、例えば、約5秒経過してもシートペーパーcが便座
3上に繰出されないときは、シートペーパーcの透孔34
がペーパー繰出位置検出センサ33にて検出されないため
であり、このような場合は、4ビットマイコンの出力端
D5が“L"レベルとなり、紙トラブルランプ42を点灯させ
て紙トラブルが生じたことを表示させるとともに、出力
端D3が“H"レベルとなって電動機16を急停止させ、シー
トペーパーロール11から無駄なシートペーパーcの巻戻
しを阻止するように構成されている。
更に、便座3を起立させたときは、着座時と同様に、
ホトセンサPSが作動してシートペーパーcの繰出しを阻
止するように設けられている。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように構成されているので、次
に示すような効果を有する。
(1) 本発明は、ケーシング内においてローラ部材に
より繰出されるシートペーパーを載架する可動プレート
は、回動軸に設けた検出板の回転に合せ、可動プレート
位置検出センサにより、シートペーパーの繰出し状態か
ら破断・挾持、挾持状態の解除、ペーパー繰出口の閉鎖
の各段階を検出し、その検出信号にて駆動制御装置がシ
ーケンス制御されて駆動・停止するように構成されてい
るので、シートペーパーの繰出,破断,挾持、挾持解
除、ペーパー繰出口閉鎖の各作業が確実に、かつ、正確
なタイミングで行われ、シートペーパーの自動繰出しを
円滑に行うことができる。
(2) 前記可動プレートには、ペーパー繰出口との間
において、汚水浸入防止用の閉鎖部材が可動プレートの
可動を妨げることなく設けられているため、この種の便
座の不使用時、汚水が機器内部に浸入してシートペーパ
ーを汚損したり、汚水の付着によりシートペーパーの繰
出を妨げたり金属部品が発錆したりするのを防ぐことが
できる。
(3) 更に、本発明はシートペーパーの除去後、駆動
制御装置によるローラ部材を駆動し、次に使用するシー
トペーパーを可動プレートの中半位置まで進出させるよ
うに構成されており、しかも、このときには、可動プレ
ートは閉鎖部材によりペーパー繰出口を閉鎖し、かつ、
ケーシング内においてほぼ水平状態に保持されているこ
とにより、シートペーパーの進出が円滑に行えるととも
に、次のシートペーパーの繰出時、シートペーパーの先
端が可動プレート上に乗載されていることにより、ロー
ラ部材に挾持されていることによってシートペーパー先
端部の巻ぐせによるケーシング内での紙づまりを防ぐこ
とができ、シートペーパーの便座への繰出しが、紙詰り
を生ずることなく円滑,良好に行うことができる利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の薄葉体繰出装置を洋式便器に設置した
状態を示す斜視図、第2図は同上の側面図、第3図ない
し第6図は薄葉体繰出装置の動作状態を順次示す要部の
縦断面図、第7図は薄葉体繰出装置の要部を縦断して示
す正面図、第8図は第7図の要部を示す平面図、第9図
は検出板の取付状態を示す断面図、第10図(A)ないし
(D)は検出板と可動プレート位置検出センサとの各駆
動段階における位置関係を説明する説明図、第11図は薄
葉体の斜視図、第12図は駆動手段の電気回路図、第13図
は本発明便座における動作状態を説明するためのフロー
チャート図、第14図は同じくタイミングチャート図であ
る。 12……回動プレート、15……繰出ローラ、 17……ペーパー繰出口、19……押圧ローラ、 20……開閉手段、 A……ペーパー繰出・破断装置、 B……駆動手段、c……薄葉体、 h……閉鎖部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 庄吉 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 野々村 勝巳 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 山下 直治 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 審査官 三輪 学 (56)参考文献 特開 平1−262824(JP,A) 特開 平1−135321(JP,A) 特開 平1−285230(JP,A) 実開 平2−79895(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 13/20 A47K 13/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄葉体を挟持して便座上に繰出す繰出手段
    と、前記繰出手段によって繰出される薄葉体を便座上に
    案内する所定経路の一部を構成する開閉手段及びこの開
    閉手段の上側において薄葉体を開閉手段との間で挟持
    し、かつ、薄葉体を前記繰出手段との間でテンションを
    加えて薄葉体のミシン目を破断する破断突起を具備した
    回動プレートとからなるペーパー繰出・破断手段と、前
    記ペーパー繰出・破断手段の開閉手段を段階的に、か
    つ、回動プレートと追随させて駆動制御させる駆動手段
    とを備えたことを特徴とする薄葉体繰出装置。
  2. 【請求項2】前記駆動手段によって多段階に駆動制御さ
    れる開閉手段に、薄葉体の繰出口を開閉自在に閉鎖させ
    る閉鎖部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の薄
    葉体繰出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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