JP2777558B2 - 溝 蓋 - Google Patents

溝 蓋

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JP2777558B2
JP2777558B2 JP7278936A JP27893695A JP2777558B2 JP 2777558 B2 JP2777558 B2 JP 2777558B2 JP 7278936 A JP7278936 A JP 7278936A JP 27893695 A JP27893695 A JP 27893695A JP 2777558 B2 JP2777558 B2 JP 2777558B2
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JP
Japan
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pole
chain
tip
groove
tread
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JP7278936A
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JPH09119168A (ja
Inventor
啓吉 桶屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI SEISAKUSHO JUGEN
Original Assignee
OKI SEISAKUSHO JUGEN
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  • Sewage (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に敷地の出入口
等に配設され、柵の構成要素たるポールを支持し収納し
得る溝蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】夜間の駐車場等では、防犯上の観点から
車両乗り入れを禁止するために、出入口に柵を設置する
のが一般的となっているが、日中はその柵が邪魔となる
ために簡単な操作で柵を撤去でき且つ収納スペースを必
要としないことが求められている。従って、この様な柵
のポールを支持するベースとしては、単にポールを地面
に起立した状態で支持するだけでは足りず、ポール全体
を収納し得る縦穴状の空隙を地下に形成し、ポールを出
没させる構造が主流となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のポールベースは地面への配設工事を必要とする他、
縦穴へゴミや砂埃等が侵入し蓄積するとポールの収納が
困難となるにもかかわらず、縦穴がポールの長さと同程
度の深さを有するために、容易に取り除くことができな
いという問題があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みて成されたもの
であって、前記従来の機能を損なわずして、配設工事を
必要とせず、ゴミや砂埃等の蓄積で機能を損なう事のな
い柵を支持する溝蓋の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明による溝蓋は、踏み板に柵のポール
を、該ポールの一方の端部を支点として起伏可能に支持
して成り、前記踏み板には、倒伏状態のポールを踏み板
の表面より下へ没する状態で収納するための長孔を、該
踏み板の長手方向に沿って設けると共に、倒伏状態のポ
ールを下方より支える支持手段を設け、前記ポールは、
当該ポールの先端部で開口した中空部を具備し、当該中
空部には、鎖又はロープがその全体が離脱することなく
引き出せるように収納され、当該鎖又はロープの先端部
には、ポールの先端部に保持されるヘッドが付設してあ
ることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明による溝蓋の実施の形
態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、その一例で
ある。この実施の形態は、平板上の鉄板に滑り止めを施
して踏み板1とし、該踏み板1の下方に、柵の構成要素
たる円筒状のポール2が伏した状態で通過し得る長孔3
を穿設すると共に、該長孔の下方に、ほぼ伏した状態の
ポール2が収められる空間であるところの収納部5を設
け、ポール2の一方の端部を支点として、該ポール2が
長孔3を通過して起伏し得るよう支持したものである。
【0007】図2の如くポール2の基端部中央に、ポー
ル2を貫通し且つポール2の長手方向に長い支え孔6を
穿設し、該踏み板1に設けた長孔3の端部の裏面側に、
ポール2の揺動の支点となる支持部7を設ける。支持部
7には、踏み板1の表面から少なくともポール2の直径
の半分長以上の下の位置に、ポール2の支え孔6に挿通
する揺動軸8が支持されており、その揺動軸8の真下に
ポール2の基端が嵌まる止め輪9が上下に開口する状態
で配置され、その支持部7と溶着されている。踏み板1
に設けた前記長孔3は、ポール2の直径よりやや広めの
幅と、ポール2の長さよりやや長めの長さに設定されて
おり、起伏する際のポール2が容易に通過することがで
きる。
【0008】而して、ポール2が倒伏し踏み板1の表面
より下へ没して収納部5へ収納されている状態或いは起
伏の過程にあっては、揺動軸8が、支え孔6の基端側に
位置することで揺動可能となる。一方、ポール2が踏み
板1の表面に対して起立している状態にあっては、揺動
軸8が支え孔6の先端側へ摺動し、ポール2の基端が止
め輪9の開口部10に落ち込むことによって、揺動不能
となり起立状態が安定することとなる。
【0009】また、図2の如くポール2の中空部11に
は、鎖12が収納されると共に、該鎖12を引き出すた
めの引出孔13が先端部の端面に設けてあり、更に中空
部11の下部には収納した鎖12の垂れ下がりを防止す
るための底板30が固着してある。該鎖12の先端部に
は、該ポール2と組を成すポールに固定するためのリン
グ14を設けたヘッド15が取り付けられており、鎖1
2の末端には、ポール2の先端部の引出孔13からの鎖
12全体の離脱を防止すべく止め金具16が取り付けら
れている。鎖12のヘッド15は、収納時にはポール2
の先端部の端面に設けられた引出孔13へ回転ロック
式、即ち、ヘッド15の掛止部17と、ポール2の端面
の引出孔13の周縁にその孔13の一部として形成され
た切込み18(図3参照)とを合わせた状態で、掛止部
17をポール2の内部へ挿入し、鍔部28がポール2の
端面へ当接した状態で左右いずれかへ90度前後回転さ
せることにより保持される。
【0010】図5は、この溝蓋を裏側から見た様子を示
したものである。この実施の形態では、断面がL字状と
なる様に曲げ成形した補強材を、踏み板1にかかる荷重
に応じて縦横に適宜溶着してあるが、溝蓋の長手方向に
走る縦補強材19のうちの一対を、ポールが収納される
領域の側壁20,20として兼用し、溝蓋の幅方向に走
る横補強材21のうちの一本を、ポール2を下から支え
る支持手段4として兼用してある。この様に、ポール2
が収納される収納部5の下方を開放したことにより、ゴ
ミや砂埃等が侵入したとしても蓄積することは無く、ポ
ール2の設置や収納が妨げられることはなくなる。踏み
板1の補強材は、敷地やその周辺に配設された溝の側壁
上縁の形状に応じて、踏み板の縁に設ける場合もある
し、その縁からやや内側に入った箇所に設ける場合もあ
るが、踏み板の全周縁に亘って同じ高さとなるように固
着すれば、補強材が脚部としての機能を果たし、溝以外
の平坦な箇所にも安定して載置することができる。
【0011】本発明による溝蓋において、踏み板1は、
例えば鉄等を用い、適当な重量をもって安定性を持たせ
ることが好ましいが、ポール2は、適度な強度は要求さ
れるものの軽量である方が扱い易いので、例えばアルミ
合金等を筒状に成形して用いることが望ましい。又、踏
み板1の形状は特に限定するものではなく、例えば図6
に示すように網状とする等、踏み板1の表面が平面的な
ものであれば良いし、踏み板1に設けた長孔3の下方に
形成される収納部5は、本実施の形態の様に、長孔3を
設けるために切り込んだ踏み板1の一部29が下方に折
り返されて成る一対の側板22,22(図2参照)と、
該側板22,22を横断する一本の横補強材21より成
る支持手段4(図5参照)で構成しても良いが、長孔3
の下方に有底溝状の収納体を固着したり、収納部5とな
る空間の周囲に側板や底板を設けることなくポールを受
け得るように、例えばU字状の支え金具を、長孔3に沿
って裏面側に適宜固着しても良い。更に、ポール2も円
筒状以外に、断面が三角形乃至多角形等の筒状に成形し
ても良いが、その際、ポール2の起立状態を維持する止
め輪9の形状はその断面形状に合わせて設定しなければ
成らない。
【0012】本発明による溝蓋の実施態様としては、例
えば図7の如く、敷地の出入口の両脇にポール25,2
6を一本づつ配設して使用する場合は、出入口に配設す
る溝蓋のうち、その両脇の溝蓋23,24にのみ本発明
による溝蓋を使用し、そのうちの一方の溝蓋23が支持
するポール25には鎖12を収納し、他方の溝蓋14の
ポール26にあっては鎖は収納せず、そのポール26の
先部に鎖12を掛け止めるリング或いはフック27等を
固着しておく。又、他の実施態様として、例えば敷地の
全周に亘って柵を配設する場合は、各溝蓋のポール全て
に鎖を収納し且つ全てのポールの先端部に、隣のポール
の鎖を掛け止めるリング或いはフック27等を固着して
おく(図2参照)。尚、ポール間に渡し掛ける物は、鎖
以外にロープ等を用いても良い。
【0013】
【発明の効果】以上の如く本発明による溝蓋を使用すれ
ば、簡単な操作で柵を配置・撤去でき且つ収納スペース
を必要としないことは元より、地面への配設工事が不要
となる他、ポールが収納される空間の下方を開放すれ
ば、ゴミや砂埃等の侵入・蓄積でポールの設置や収納が
妨げられることもない。更に、遊びスペースとなり易い
溝の上方が柵を構成するポールのベースとして利用でき
る事により、敷地を有効利用する見地においても都合が
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による溝蓋の実施の形態の一例を示す斜
視図である。
【図2】本発明による溝蓋の実施の形態の要部断面図で
ある。
【図3】本発明による溝蓋の実施の形態におけるポール
の端面を示す平面図である。
【図4】ポールの中空部に収納される鎖のヘッドの一例
を示す裏面図である。
【図5】本発明による溝蓋の実施の形態の一例を示す裏
面図である。
【図6】本発明による溝蓋の別の実施の形態を示す斜視
図である。
【図7】本発明による溝蓋の使用態様図である。
【符号の説明】
1 踏み板 2 ポール 3 長孔 4 支持手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏み板(1)に柵のポール(2)を、該
    ポール(2)の一方の端部を支点として起伏可能に支持
    して成り、前記踏み板(1)には、倒伏状態のポール
    (2)を踏み板(1)の表面より下へ没する状態で収納
    するための長孔(3)を、該踏み板(1)の長手方向に
    沿って設けると共に、倒伏状態のポール(2)を下方よ
    り支える支持手段(4)を設け、前記ポール(2)は、
    当該ポールの先端部で開口した中空部(11)を具備
    し、当該中空部(11)には、鎖(12)又はロープが
    その全体が離脱することなく引き出せるように収納さ
    れ、当該鎖(12)又はロープの先端部には、ポール
    (2)の先端部に保持されるヘッド(15)が付設して
    ある溝蓋。
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JPS6032234Y2 (ja) * 1981-01-26 1985-09-26 株式会社福原鋳物製作所 柵柱付溝蓋

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