JP2776448B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP2776448B2
JP2776448B2 JP4310683A JP31068392A JP2776448B2 JP 2776448 B2 JP2776448 B2 JP 2776448B2 JP 4310683 A JP4310683 A JP 4310683A JP 31068392 A JP31068392 A JP 31068392A JP 2776448 B2 JP2776448 B2 JP 2776448B2
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裕宣 西田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスプレイ装置に関す
るものであり、更に詳しくは、8文字セグメントの発光
ダイオード(以下「LED」という)から成るディスプレ
イ装置等のディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来より一般的に使用されてい
る8文字のLEDディスプレイ装置の正面図であり、図
4は、そのA−A線断面図(一部省略)である。このディ
スプレイ装置は、注型タイプのものであり、プラスチッ
ク製のケース1中に配されたセグメントを構成する樹脂
部10によって表示を行うようになっている。また、そ
の表示は、図3に示すように、8文字を構成する7つの
セグメントとドットを構成する1つのセグメントとで、
各セグメント全体を発光又は消灯させることにより行う
ようになっている。発光及び消灯は、各セグメントを構
成する樹脂部10内部に、光源としてそれぞれ設けられ
た2つのLEDチップ3によって行われる。
【0003】このディスプレイ装置の製造方法を、図3
及び図4に基づいて説明する。用いるケース1の樹脂部
10に相当する部分は、貫通孔となっており、他の部分
には背面に硬化時の応力緩和用の凹部が形成されてい
る。ケース1の前記貫通孔の正面側(発光面20となる
側)に注型テープを貼付した後、透明なエポキシ樹脂(エ
ポキシ樹脂11bに相当する)にフィラー12bが拡散
材として分散された拡散タイプのエポキシ樹脂混合物
を、ケース1の背面側から注入する。尚、同時にセグメ
ント外の前記凹部にも空注型される。
【0004】上記拡散タイプのエポキシ樹脂混合物とし
ては、例えばエポキシ樹脂の主剤NT-8006A(日東電気工
業(株)社製)80重量%及びヒューズレックス(高純度石
英ガラスパウダーの登録商標,粒径:φ1〜8μm,富士
デヴィソン化学(株)社製)20重量%から成るMBDT(日東
電気工業(株)社製)と硬化剤NT-8006B(日東電気工業(株)
社製)との混合物(NT-8006AとNT-8006Bとの重量比が1:1)
を用いることができる。
【0005】脱泡後、光源となるLEDチップ3が前記
貫通孔内に位置し、樹脂部10内に埋まるように、LE
Dチップ3が実装された基板2をケース1に載せ、オー
ブンで加熱硬化させる。尚、図4に示すように、LED
チップ3は基板2上のパターン(不図示)とワイヤ4で電
気的に接続されている。最後に、前記注型テープを剥離
すると、フィラー12bを分散させたエポキシ樹脂11
b中に、LEDチップ3が配され、エポキシ樹脂11b
及びフィラー12bから成る樹脂部10の1つの面を発
光面20とする発光部を複数個備えた構造(図3及び図
4)のディスプレイ装置が得られる。
【0006】上記のように、従来より拡散タイプのエポ
キシ樹脂混合物を用いているのは、透明な樹脂のみを用
いた場合には、LEDチップ3のみが樹脂部10内に光
って見えてしまい、1つのセグメント全体の発光が均一
にならないからである。つまり、LEDチップ3からの
光を樹脂部10全体で均一化するため、エポキシ樹脂1
1bの中に拡散材であるフィラー12bを分散状態に成
し、フィラー12aによってLEDチップ3からの光を
散乱させることにより、1つのセグメントの発光面20
全体からの均一な発光を可能としているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、LEDチップ3から発せられた光がフィラー12b
で散乱されることによって、フィラー12bの表面や内
部及びエポキシ樹脂11b内で、光が弱められ、輝度が
低下してしまうといった問題がある。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであって、発光面全体からの均一な発光を、従来のデ
ィスプレイ装置よりも高い輝度で行いうるディスプレイ
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のディスプレイ装置は、拡散材を分散させた樹脂
中に、少なくとも1つの光源を配し、前記樹脂の少なく
とも1つの面を発光面とする発光部を複数個備えたディ
スプレイ装置において、前記樹脂中の拡散材の密度を、
前記光源側よりも前記発光面側の方で高くした構成とな
っている。
【0010】
【作用】このような構成によると、樹脂中の光源側での
拡散材の密度は小さいため、光源からの光は拡散しにく
く弱められにくいが、樹脂中の発光面側では拡散材の密
度が大きくなっているため、光源からの光は拡散され、
その結果、発光面全体から均一な高輝度発光が行われ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例の要部構成を概略的に示
す断面図(一部省略)であり、図3に示す正面図のA−A
線断面図に相当する。図2は本実施例の構成を概略的に
示す断面図であり、図3に示す正面図のB−B線断面図
に相当する。
【0012】本実施例では、沈殿タイプのエポキシ樹脂
混合物を用いることにより、樹脂部10中のフィラー1
2aの密度を、LEDチップ3側よりも発光面20側の
方で高くした構成としており、そのほかは前記従来例と
同様に構成されている。図1に示すように、フィラー1
2aの高密度部分15によって、LEDチップ3からの
光が拡散されるので、前記従来例(図4)と同様、各樹脂
部10の発光面20全体の発光を行うことができる。
【0013】しかも、本実施例の構成によると、樹脂部
10におけるLEDチップ3側でのフィラー12aの密
度は小さいため、LEDチップ3から発せられた光(図
1中の矢印)は拡散しにくく弱められにくいが、樹脂部
10における発光面20側では、フィラー12aの密度
が大きくなっているため、LEDチップ3からの光は高
密度部分15で拡散される。その結果、発光面20全体
から均一に高輝度発光させることができるのである。
【0014】次に、本実施例の製造方法を、図1及び図
2に基づいて説明する。用いるケース1の樹脂部10に
相当する部分は、貫通孔となっており、他の部分には背
面に硬化時の応力緩和用の凹部が形成されている。ケー
ス1の前記貫通孔の正面側(発光面20となる側)に注型
テープを貼付した後、透明なエポキシ樹脂(硬化後のエ
ポキシ樹脂11aに相当する)にフィラー12aが分散
された沈殿タイプのエポキシ樹脂混合物を、ケース1の
背面側から注入する。尚、同時にセグメント外の前記凹
部にも空注型される。
【0015】上記沈殿タイプのエポキシ樹脂混合物とし
ては、一般に市販されているものをもちいることができ
る。例えば、主剤NT-8006A(日東電気工業(株)社製)50
重量%及びフィラーであるヒューズレックス(高純度石
英ガラスパウダーの登録商標,粒径:φ1〜24μm,
(株)龍森社製)50重量%から成るMBD(日東電気工業
(株)社製)と、硬化剤NT-8006B(日東電気工業(株)社製)
との混合物(NT-8006AとNT-8006Bとの重量比が1:1)を用
いることができる。尚、エポキシ樹脂に限らず、他の透
明な樹脂から成る沈殿タイプの樹脂混合物を用いてもよ
い。
【0016】脱泡後、LEDチップ3が前記貫通孔内に
位置し、かつ、樹脂部10内に埋まるように、LEDチ
ップ3が表面実装された基板2をケース1に載せ、オー
ブンで加熱硬化させる。尚、図2に示すように、基板2
の背面側には端子ピン7が設けられており、この端子ピ
ン7は基板2上のパターン(不図示)と電気的に接続され
ている。そして、このパターンとLEDチップ3とがワ
イヤ4で電気的に接続されている。
【0017】NT-8006AとNT-8006Bとから成るエポキシ樹
脂は、加熱初期において粘度が低下するため、フィラー
(ヒューズレックス)12aは、エポキシ樹脂中を沈殿す
る。フィラー12aが沈殿した状態で、エポキシ樹脂が
加熱硬化することにより、フィラー12aの高密度部分
15が形成される。最後に、前記注型テープを剥離する
と、図1及び図2に示す構造のディスプレイ装置が得ら
れる。
【0018】このように、光の拡散を行うフィラー12
aの高密度部分15は、樹脂部10の発光面20側の一
部分を成しているにすぎないので、光のロスが少なくな
り、輝度の低下が防止されるのである。また、エポキシ
樹脂11aに対するフィラー12aの混合比及び用いる
フィラー12aの種類を変更する以外は、従来例と同条
件で製造することができるため、コストを上げることな
く高輝度化を図ることが可能である。
【0019】尚、フィラー12aの高密度部分15を形
成する代わりに、発光面20に光を拡散させるためのフ
ィルムを貼付しても同様の効果が得られる。但し、その
場合フィルムの貼付・剥離のための工程が増えるので、
その分コストは高くなってしまう。
【0020】本実施例のようなセグメントタイプのディ
スプレイ装置に限らず、砲弾タイプのLEDランプを沈
殿タイプのエポキシ樹脂混合物で構成し、ケースに対し
ドットマトリックス状に配することによりディスプレイ
を構成してもよい。その場合のLEDランプの製造は、
例えばLEDランプの先端部が底部を成すポリプロピレ
ン製の型に、沈殿タイプのエポキシ樹脂混合物を入れ、
型に基板を載せ、加熱硬化後、型から抜くことにより行
う。得られたLEDランプの先端部(発光面を成す)には
フィラーの高密度部分が形成されるため、上記実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、拡散
材を分散させた樹脂中に、少なくとも1つの光源を配
し、前記樹脂の少なくとも1つの面を発光面とする発光
部を複数個備えたディスプレイ装置において、前記樹脂
中の拡散材の密度を、前記光源側よりも前記発光面側の
方で高くする構成となっているので、拡散材によって光
が弱められず、その結果、発光面全体からの均一な発光
を、従来のディスプレイ装置よりも高い輝度で行いうる
ディスプレイ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成を概略的に示す断
面図。
【図2】本発明の一実施例の構成を概略的に示す断面
図。
【図3】本発明の一実施例及び従来例の外観を示す平面
図。
【図4】本発明の従来例の要部構成を概略的に示す断面
図。
【符号の説明】
1 …ケース 2 …基板 3 …LEDチップ 4 …ワイヤ 7 …端子ピン 10 …樹脂部 11a …エポキシ樹脂 12a …フィラー 15 …高密度部分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡散材を分散させた樹脂中に、少なくとも
    1つの光源を配し、前記樹脂の少なくとも1つの面を発
    光面とする発光部を複数個備えたディスプレイ装置にお
    いて、 前記樹脂中の拡散材の密度を、前記光源側よりも前記発
    光面側の方で高くしたことを特徴とするディスプレイ装
    置。
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