JP2776359B2 - 1回の動作で切替えが可能な状態切り替えスイッチ - Google Patents

1回の動作で切替えが可能な状態切り替えスイッチ

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JP2776359B2
JP2776359B2 JP8033066A JP3306696A JP2776359B2 JP 2776359 B2 JP2776359 B2 JP 2776359B2 JP 8033066 A JP8033066 A JP 8033066A JP 3306696 A JP3306696 A JP 3306696A JP 2776359 B2 JP2776359 B2 JP 2776359B2
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浩 谷井
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誠治 後藤
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、状態切り替え用の
スイッチに関し、特に1回の動作で切り替えが可能な状
態切り替えスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の状態切り替え用のスイッ
チとしては、状態ポジション(可動接点)が複数ある場
合において、これらの接点が1列に並んでいる構成とさ
れたもの、あるいは同一円周上に複数の接点を配したロ
ータリースイッチがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の状態切り替え用のスイッチでは、様々な状態切り
替えを行う際に、ある状態(可動接点)から別の状態
(可動接点)へ移行するのに、中間の状態ポジション
(可動接点)を通る場合があり、誤動作を生じやすいと
いう問題点があった。
【0004】また、ロータリースイッチは、その構造の
特徴からシャフトを回転させて状態の切り替えを行うた
め、少なくとも2本の指でシャフトをつまみ、これをね
じって状態を切り替える操作が必要とされる。
【0005】従って、本発明は、上記事情に鑑みて為さ
れたものであって、状態の変更を1回でしかも他の状態
ポジションを通ることなく行え、操作性を特段に向上し
た全く新規な切り替えスイッチを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の状態切り替えスイッチは、3つの状態を切
り替えるスイッチの構造において、略三角形状をした絶
縁基板の各頂点に接点を有し、各接点間の中間点に可動
片を支える3個の支点と、共通接触子を有するスイッチ
本体と、三角形の各辺にプッシュロッドを案内するガイ
ド溝を備え、前記スイッチ本体の3個の支点のうち2個
の支点に支えられて上下動する導電性の可動片と、一端
が前記可動片のガイド溝に沿って移動するスイッチレバ
ーと、前記スイッチレバーと前記スイッチ本体の間をボ
ールジョイントによって支持した構造と、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】また、本発明は、複数の状態を切り替える
スイッチにおいて、絶縁基板上において前記複数の状態
に対応して所定の多角形形状の頂点に接点を備えるとと
もに、各接点間の中間点に可動片を支えるための支点を
備え、さらに共通接触子を有するスイッチ本体と、平面
からみた形状が前記多角形とされ、該多角形の頂点には
下部に可動接点を備え、該多角形の各頂点を結ぶ経路に
は案内溝(ガイド溝)が設けられてなり、前記スイッチ
本体の所定数の支点に支えられて上下動する可動片と、
一端が前記可動片のガイド溝に沿って移動するスイッチ
レバーと、前記スイッチレバーを、その一端が前記可動
片のガイド溝に沿って移動自在となるようにして、前記
スイッチ本体に支持する手段と、を備え、一の状態(第
1の可動接点)から他の状態(第2の可動接点)の切り
替えの際に、前記スイッチレバー端部が第3の可動接点
を通過することなく前記可動片の前記ガイド溝を移動し
て前記他の状態に切り替えがなされることを特徴とする
ものである。
【0008】上記構成のもと、本発明は、複数の状態、
例えば3つまたは4つの状態ポジション(可動接点)を
三角形または四角形の各々の頂点に配した機構により、
どの状態ポジション(可動接点)からどの状態ポジショ
ン(可動接点)に移る場合でも、別の状態ポジション
(可動接点)を通ることがなく、1回の動作で誤動作が
なく状態の切り替えが行えるもので、誤動作の発生を回
避すると共に操作性を向上している。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態の構成を示す図であり、3ポジションスイッチ
の構成を説明するための斜視図である。
【0010】図1を参照すると、本実施形態に係る状態
切り替え3ポジションスイッチ1は、切り替えレバー2
を有し、この切り替えレバー2の先端部は導電性の可動
片3に接している。可動片3は三角形を構成し、三角形
の3つの各々の頂点に異なる状態ポジション、すなわち
可動接点41、42、43を有し、これらを結ぶ3辺
(三角形の周縁部)にはそれぞれガイド溝51、52、
53が互いに連通した状態で設けられている。切り替え
レバー2はスイッチ本体と好ましくはボールジョイント
(玉継手)機構によって支持され、先端部が可動片のガ
イド溝に沿って摺動自在に移動するプッシュロッド(押
し棒)4を有する。
【0011】スイッチ本体は、三角形状をした絶縁基板
5の各頂点に接点を有し、各接点間の中間点に、可動片
3を支える3個の支点を有し、各頂点に共通接触子を有
する。すなわち、ガイド溝51、52、53の下には、
各々の3辺の中間位置に対応して、スイッチ本体の絶縁
基板5の上に突起型形状の支点61、62、63を有
し、可動接点41、42、43の各々の下にはそれぞれ
共通接触子を有している。なお、図1では、可動接点4
1の下に設けられた共通接触子71のみが示されてお
り、また3つの接点のうち2つの接点81、82のみ示
されている。
【0012】次に、図1に示した状態切り替え用スイッ
チの操作方法としては、切り替えレバー2を動かすこと
により、切り替えレバー2の先端がガイド溝51、5
2、53上を摺動して、可動接点41、42、43に到
達すると可動接点が各々下にある接触子71、72、7
3(72、73は不図示)と接触し、導通するようにな
る。図1においては、切り替えレバー2のプッシュロッ
ド4の端部は可動接点43に位置し、可動片3は2個の
支点62、63で支えられている。
【0013】図2に示す本発明の第2の実施形態におい
ては、図1の可動片3が、平面型の三角形ではなく、三
角錐状に構成されている。操作方法は、図1の場合と同
様である。なお、図2には、レバーは省略されている。
【0014】図3に示す本発明の第3の実施形態におい
ては、可動片3が平面の四角形とされ、4つの状態ポジ
ション(可動接点)を有している。可動片3は四角形の
各頂点を結ぶ各辺及び対角線にガイド溝を備え、四角形
の対角線と辺のガイド溝の間の領域は三角錐状の突起型
形状とされ、切り替えレバー2(不図示)はガイド溝に
案内されて、各可動接点41、42、43、44の間を
一回の動作で、他の接点を通過することなく切り替え移
動できる。
【0015】なお、上記実施形態では、3つ及び4つの
状態を有する切り替えスイッチの構成を説明したが、例
えば本発明の原理に従い、可動接点を五角形形状の頂点
に配し、各辺にガイド溝を備えると共に及び各頂点を結
ぶスター型形状に配されたガイド溝を備えることによ
り、5つの状態の切り替えを行うスイッチも同様にして
構成することができる。以上、本発明の実施の形態を説
明したが、本発明は上記形態に限定されるのではなく、
本発明の原理に準ずる各種形態を含むことは勿論であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の状態ポジションを持っているスイッチにおいても
1回の動作で、しかも別の状態ポジションを通ることな
く状態の切り替えが可能になり、誤動作を回避するとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 状態切り替え3ポジションスイッチの全体図 2 スイッチレバー(切り替えレバー) 3 可動片 41、42、43、44 可動接点 51、52、53、54 ガイド溝 61、62、63、64 支点 71 共通接触子 81、82、83 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 誠治 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−136722(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 25/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3つの状態を切り替えるスイッチの構造に
    おいて、 略三角形の形状をした絶縁基板の各頂点に接点を有し、
    各接点間の中間点に可動片を支える3個の支点を有する
    とともに、共通接触子を有するスイッチ本体と、 三角形の各辺にガイド溝を備え、前記スイッチ本体の3
    個の支点のうち2個の支点に支えられて上下動する導電
    性の可動片と、 一端が前記可動片のガイド溝に沿って移動するスイッチ
    レバーと、前記スイッチ本体に、前記スイッチレバーを
    その一端が前記可動片のガイド溝に沿って移動自在に支
    持する機構と、 を備えたことを特徴とする切り替えスイッチ。
  2. 【請求項2】複数の状態を切り替えるスイッチにおい
    て、 絶縁基板上において前記複数の状態に対応して所定の多
    角形形状の頂点に接点を備えるとともに、各接点間の中
    間点に可動片を支えるための支点を備え、さらに共通接
    触子を有するスイッチ本体と、 平面からみた形状が前記多角形とされ、該多角形の頂点
    には下部に可動接点を備え、該多角形の各頂点を結ぶ経
    路には案内溝(ガイド溝)が設けられてなり、前記スイ
    ッチ本体の所定数の支点に支えられて上下動する可動片
    と、 一端が前記可動片のガイド溝に沿って移動するスイッチ
    レバーと、 前記スイッチレバーを、その一端が前記可動片のガイド
    溝に沿って移動自在となるようにして、前記スイッチ本
    体に支持する手段と、 を備え、 一の状態(第1の可動接点)から他の状態(第2の可動
    接点)の切り替えの際に、前記スイッチレバー端部が第
    3の可動接点を通過することなく前記可動片の前記ガイ
    ド溝を移動して前記他の状態に切り替えがなされること
    を特徴とする切り替えスイッチ。
  3. 【請求項3】少なくとも3つ以上の状態を切り替えるス
    イッチの機構を具備することを特徴とする請求項2記載
    の切り替えスイッチ。
  4. 【請求項4】前記スイッチレバーが、端部が前記可動片
    のガイド溝を摺動自在に移動する押し棒を備えたことを
    特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の切り替
    えスイッチ。
  5. 【請求項5】前記スイッチレバーを前記スイッチ本体に
    ボールジョイント機構で支持したことを特徴とする請求
    項1から4のいずれか一に記載の切り替えスイッチ。
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