JPS6338504Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6338504Y2 JPS6338504Y2 JP1982028223U JP2822382U JPS6338504Y2 JP S6338504 Y2 JPS6338504 Y2 JP S6338504Y2 JP 1982028223 U JP1982028223 U JP 1982028223U JP 2822382 U JP2822382 U JP 2822382U JP S6338504 Y2 JPS6338504 Y2 JP S6338504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact plate
- switch
- contacts
- conductive contact
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、家庭用の吊り下げ照明器具に用い
られるプルスイツチ等、操作部に連動して回転す
る導電接触板を使用するスイツチの改良に関する
ものである。
られるプルスイツチ等、操作部に連動して回転す
る導電接触板を使用するスイツチの改良に関する
ものである。
第１図は本出願人等が先に提案したこの種のプ
ルスイツチの分解図を示す。同図において、１は
スイツチ本体で、２はスイツチの操作部であるレ
バー、３はレバー２の上下動案内をする案内筒３
０を設けた照明器具の部品ブロツク上本体、４は
スイツチ本体収納筒４０を設けた部品ブロツク下
本体である。スイツチ本体１は、レバー２に復帰
力を与えるスプリング１０、レバー２の上下動を
回転動に変換する回転子１１、回転子１１の回転
に応じて、二つの係合爪１２ａによつて一方向回
転（時計方向）する導電接触板１２、この導電接
触板１２の回転角に応じてその二つの接触子１２
ｂ，１２ｃに接触するラチエツト状の端子９ａ，
９ｂ，９ｃを選択的に変える固定子８、この固定
子８のラチエツト爪８ａ内側に延伸している共通
端子９ｄと上記導電接触板１２とを常時導通させ
るスプリング１４から構成される。このような構
成において、レバー２を下方に引くとそのレバー
の上方に形成されている爪２ａ，２ｂと回転子１
１のテーパ面５ａ，５ｂとの相互作用によつて回
転子１１が所定の角度だけ時計方向に回転し、そ
れに応じて導電接触板１２も所定の角度だけ時計
方向に回転する。これによつて接触子１２ｂまた
は１２ｃが、導電板の端子９ａ〜９ｃのいずれか
の端子に接触するとその接触した端子が共通端子
９ｄに接続される。以上の動作が連続すること
で、つまりレバー２の操作を繰り返すことで導電
接触板１２を介して共通端子９ｄに接続する端子
を切換えていくことができる。
ルスイツチの分解図を示す。同図において、１は
スイツチ本体で、２はスイツチの操作部であるレ
バー、３はレバー２の上下動案内をする案内筒３
０を設けた照明器具の部品ブロツク上本体、４は
スイツチ本体収納筒４０を設けた部品ブロツク下
本体である。スイツチ本体１は、レバー２に復帰
力を与えるスプリング１０、レバー２の上下動を
回転動に変換する回転子１１、回転子１１の回転
に応じて、二つの係合爪１２ａによつて一方向回
転（時計方向）する導電接触板１２、この導電接
触板１２の回転角に応じてその二つの接触子１２
ｂ，１２ｃに接触するラチエツト状の端子９ａ，
９ｂ，９ｃを選択的に変える固定子８、この固定
子８のラチエツト爪８ａ内側に延伸している共通
端子９ｄと上記導電接触板１２とを常時導通させ
るスプリング１４から構成される。このような構
成において、レバー２を下方に引くとそのレバー
の上方に形成されている爪２ａ，２ｂと回転子１
１のテーパ面５ａ，５ｂとの相互作用によつて回
転子１１が所定の角度だけ時計方向に回転し、そ
れに応じて導電接触板１２も所定の角度だけ時計
方向に回転する。これによつて接触子１２ｂまた
は１２ｃが、導電板の端子９ａ〜９ｃのいずれか
の端子に接触するとその接触した端子が共通端子
９ｄに接続される。以上の動作が連続すること
で、つまりレバー２の操作を繰り返すことで導電
接触板１２を介して共通端子９ｄに接続する端子
を切換えていくことができる。
以上のように、回転する導電接触板とこの接触
板に対向配置する固定板とを備える通常のスイツ
チにおいては、導電接触板の接触子と固定板のラ
チエツト状に形成された複数の端子との接触関係
を変えることでスイツチ切換えをおこなうように
している。
板に対向配置する固定板とを備える通常のスイツ
チにおいては、導電接触板の接触子と固定板のラ
チエツト状に形成された複数の端子との接触関係
を変えることでスイツチ切換えをおこなうように
している。
しかしながら上記のスイツチは、導電接触板の
接触子先端が尖鋭であるため、第１図に示すよう
に接触子が複数個有る場合、各接触子がラチエツ
ト部の山部を越えるタイミングが常に一致しない
問題があつた。特にレバーをゆつくり引いたとき
にその傾向があり、タイミングのずれが大きい場
合には接点切換えが不自然となるばかりか、場合
によつてはそのタイミングのずれのためにスイツ
チとして機能しないこともあつた。
接触子先端が尖鋭であるため、第１図に示すよう
に接触子が複数個有る場合、各接触子がラチエツ
ト部の山部を越えるタイミングが常に一致しない
問題があつた。特にレバーをゆつくり引いたとき
にその傾向があり、タイミングのずれが大きい場
合には接点切換えが不自然となるばかりか、場合
によつてはそのタイミングのずれのためにスイツ
チとして機能しないこともあつた。
この考案は上記に鑑みてなされたもので、接触
子の形状を変えるだけで各接触子の動作タイミン
グのずれることのない、スムーズな切換動作を確
実にするスイツチの提供を目的とする。
子の形状を変えるだけで各接触子の動作タイミン
グのずれることのない、スムーズな切換動作を確
実にするスイツチの提供を目的とする。
この考案は、要約すれば、導電接触板の複数の
接触子それぞれの先端を折曲したことを特徴とす
る。
接触子それぞれの先端を折曲したことを特徴とす
る。
第２図はこの考案に係るスイツチに使用する導
電接触板の一例を示し、また第３図はその接触板
の動作を説明する図である。
電接触板の一例を示し、また第３図はその接触板
の動作を説明する図である。
構成においてこの考案のスイツチが第１図のス
イツチと相違するのは、接触子１２ｂ，１２ｃの
先端が折曲されている欠点である。第２図におい
て１２ｄ，１２ｅがこの折曲部である。なお他の
同一構成部分には第１図に示す導電接触板と同一
符号を付してある。
イツチと相違するのは、接触子１２ｂ，１２ｃの
先端が折曲されている欠点である。第２図におい
て１２ｄ，１２ｅがこの折曲部である。なお他の
同一構成部分には第１図に示す導電接触板と同一
符号を付してある。
第３図は、固定子８を展開した状態で導電接触
板１２の動作を説明する図であり、図の左側は接
触子１２ｂが固定子８の山部８ａを越えるときの
動作を、図の右側は接触子１２ｃが山部８ｂを越
えるときの動作を示している。
板１２の動作を説明する図であり、図の左側は接
触子１２ｂが固定子８の山部８ａを越えるときの
動作を、図の右側は接触子１２ｃが山部８ｂを越
えるときの動作を示している。
各接触子１２ｂ，１２ｃは、導電接触板１２の
移動に応じて固定子８のラチエツト面を摺動して
いくが、山部８ａ，８ｂを越えるときには折曲部
１２ｄ，１２ｅが接触する状態になる。このと
き、もし折曲部１２ｄ，１２ｅが無ければ、接触
子１２ｂ，１２ｃの先端と山部８ａ，８ｂの頂部
との接触が不安定となるため、それぞれの接触点
で接触子が山部を越えるタイミングが一致しない
可能性があるが、この実施例のように各接触子の
先端を折曲することによつて、一方の接触子が山
部を越えようとするときにその接触子を押す力が
反力として生じ、しかもその反力に基づいて接触
板に回転力が作用するようになつて他方の接触子
もその回転によつて山部を越えるように動作す
る。すなわち、一方の接触子が山部を越えようと
しているときには、他方の接触子も同時に山部を
越えようとし、その際に接触板に作用する回転力
が上記の動作をさらに促進することによつて、結
局両者の接触子がほぼ同時に山部を越えるように
なる。このような接触子の相互作用は、山部を越
えるタイミングを同一にするとともに、その越え
る時間をより短かくしようとする作用をも伴う。
したがつて、接触板の移動速度、つまりレバー
（操作部）の操作速度が速くても遅くても、接点
切換えのスムーズなスイツチにすることができ
る。
移動に応じて固定子８のラチエツト面を摺動して
いくが、山部８ａ，８ｂを越えるときには折曲部
１２ｄ，１２ｅが接触する状態になる。このと
き、もし折曲部１２ｄ，１２ｅが無ければ、接触
子１２ｂ，１２ｃの先端と山部８ａ，８ｂの頂部
との接触が不安定となるため、それぞれの接触点
で接触子が山部を越えるタイミングが一致しない
可能性があるが、この実施例のように各接触子の
先端を折曲することによつて、一方の接触子が山
部を越えようとするときにその接触子を押す力が
反力として生じ、しかもその反力に基づいて接触
板に回転力が作用するようになつて他方の接触子
もその回転によつて山部を越えるように動作す
る。すなわち、一方の接触子が山部を越えようと
しているときには、他方の接触子も同時に山部を
越えようとし、その際に接触板に作用する回転力
が上記の動作をさらに促進することによつて、結
局両者の接触子がほぼ同時に山部を越えるように
なる。このような接触子の相互作用は、山部を越
えるタイミングを同一にするとともに、その越え
る時間をより短かくしようとする作用をも伴う。
したがつて、接触板の移動速度、つまりレバー
（操作部）の操作速度が速くても遅くても、接点
切換えのスムーズなスイツチにすることができ
る。
なお、上記実施例では接触子の数を２個とした
が、この数はそれ以上であつてもいい。
が、この数はそれ以上であつてもいい。
以上のように、この考案のスイツチは複数個の
各接触子の先端を折曲する構造であるので、操作
状態に無関係に常にスムーズな切換動作をおこな
わせることができる。
各接触子の先端を折曲する構造であるので、操作
状態に無関係に常にスムーズな切換動作をおこな
わせることができる。
第１図はこの考案の前提であるプルスイツチの
一例の分解図、第２図Ａ，Ｂはこの考案に係るス
イツチに使用する導電接触板一例の平面図、正面
図、第３図は同接触板の動作を説明する図であ
る。 １２……導電接触板、１２ｂ，１２ｃ……接触
子、１２ｄ，１２ｅ……折曲部、８……固定子。
一例の分解図、第２図Ａ，Ｂはこの考案に係るス
イツチに使用する導電接触板一例の平面図、正面
図、第３図は同接触板の動作を説明する図であ
る。 １２……導電接触板、１２ｂ，１２ｃ……接触
子、１２ｄ，１２ｅ……折曲部、８……固定子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端を折曲した複数の接触子を有し操作部に連
動して回転する導電接触板と、この導電接触板の
回動に応じて前記接触子に接触するラチエツト状
の端子を選択的に変える固定子と、を備え、 前記導電接触板の回転により前記ラチエツト状
の端子を、前記接触子が次々に山越えすることに
より切り換えが行われるスイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2822382U JPS58131527U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2822382U JPS58131527U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58131527U JPS58131527U (ja) | 1983-09-05 |
| JPS6338504Y2 true JPS6338504Y2 (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=30040085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2822382U Granted JPS58131527U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | スイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58131527U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS436582Y1 (ja) * | 1966-08-03 | 1968-03-25 | ||
| JPS4917985U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-15 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4976270U (ja) * | 1972-10-23 | 1974-07-02 | ||
| JPS5794129U (ja) * | 1980-11-29 | 1982-06-10 |
-
1982
- 1982-02-27 JP JP2822382U patent/JPS58131527U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS436582Y1 (ja) * | 1966-08-03 | 1968-03-25 | ||
| JPS4917985U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58131527U (ja) | 1983-09-05 |
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