JP2775153B2 - フラッシング装置 - Google Patents
フラッシング装置Info
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- JP2775153B2 JP2775153B2 JP63054152A JP5415288A JP2775153B2 JP 2775153 B2 JP2775153 B2 JP 2775153B2 JP 63054152 A JP63054152 A JP 63054152A JP 5415288 A JP5415288 A JP 5415288A JP 2775153 B2 JP2775153 B2 JP 2775153B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばカソリン給油所などに設置され、自
動車のオイルパン内部を清掃するフラッシング装置に関
する。
動車のオイルパン内部を清掃するフラッシング装置に関
する。
かかる給油所では自動車のエンジンオイルの交換も行
っており、オイルパンから古いエンジンオイルを抜き取
って新しいものを給油している。ところで、このオイル
交換にあたり、エンジンオイルは粘度が高いのでオイル
パンの内壁に付着している分については完全に抜き取る
ことがむずかしく、オイルパン内に残ってしまう。
っており、オイルパンから古いエンジンオイルを抜き取
って新しいものを給油している。ところで、このオイル
交換にあたり、エンジンオイルは粘度が高いのでオイル
パンの内壁に付着している分については完全に抜き取る
ことがむずかしく、オイルパン内に残ってしまう。
このため、古いエンジンオイルが残留したままで、新
しいエンジンオイルを給油すると、新しいエンジンオイ
ルに古いものが混ざって汚れてしまう。そこで、古いエ
ンジンオイルを抜き取った後、新しいオイルを給油する
前に、オイルパン内にフラッシングオイルを入れこれで
オイルパン内を清掃することが行われている。
しいエンジンオイルを給油すると、新しいエンジンオイ
ルに古いものが混ざって汚れてしまう。そこで、古いエ
ンジンオイルを抜き取った後、新しいオイルを給油する
前に、オイルパン内にフラッシングオイルを入れこれで
オイルパン内を清掃することが行われている。
このオイルパン内の清掃いわゆるフラッシングは、エ
ンジンオイルを抜き取る装置で行っている。新しいフラ
ッシングオイルを入れた容器からこのフラッシングオイ
ルを注出してノズルでオイルパン内に供給し、フラッシ
ングした後、抜き取り、これをはじめに抜き取ったエン
ジンオイルを一旦収納しその汚れ度を見る廃油ディスプ
レイ容器に入れた後、同じく古いエンジンオイルを収納
する廃油タンクへと落し込んでいる。
ンジンオイルを抜き取る装置で行っている。新しいフラ
ッシングオイルを入れた容器からこのフラッシングオイ
ルを注出してノズルでオイルパン内に供給し、フラッシ
ングした後、抜き取り、これをはじめに抜き取ったエン
ジンオイルを一旦収納しその汚れ度を見る廃油ディスプ
レイ容器に入れた後、同じく古いエンジンオイルを収納
する廃油タンクへと落し込んでいる。
そして、オイルパン内の汚れは１回のフラッシングで
はきれいにおとすことがむずかしく、通常２回フラッシ
ングを行っており、従来、かかる２回のフラッシングは
それぞれ新しいフラッシングオイルを用いて同じ操作で
これを行っていた。
はきれいにおとすことがむずかしく、通常２回フラッシ
ングを行っており、従来、かかる２回のフラッシングは
それぞれ新しいフラッシングオイルを用いて同じ操作で
これを行っていた。
このため、１回のエンジンオイル交換につき、２回分
の新しいフラッシングオイルが必要となり、しかも２回
目のフラッシングに使用したフラッシングオイルは汚れ
が少ないにもかかわらずこれも廃油タンク内へ廃棄する
こととなり、コスト高となっていた。
の新しいフラッシングオイルが必要となり、しかも２回
目のフラッシングに使用したフラッシングオイルは汚れ
が少ないにもかかわらずこれも廃油タンク内へ廃棄する
こととなり、コスト高となっていた。
また、２回のフラッシングは、１回毎に同じ作業を繰
り返すこととなり、手間と時間を要し作業能率がよくな
かった。
り返すこととなり、手間と時間を要し作業能率がよくな
かった。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、１回目
以降のフラッシングに使用した汚れの少ないフラッシン
グオイルの再利用を図り、しかもそのためにポンプを格
別に設置する必要もなく再利用するフラッシングオイル
を溜める容器とポンプへの流路を切り換える弁だけを設
けるだけの簡単な構造で、経済的で安価にしかも迅速に
複数回のフラッシングが継続して行なえ、作業能率を向
上できるフラッシング装置を提供することにある。
以降のフラッシングに使用した汚れの少ないフラッシン
グオイルの再利用を図り、しかもそのためにポンプを格
別に設置する必要もなく再利用するフラッシングオイル
を溜める容器とポンプへの流路を切り換える弁だけを設
けるだけの簡単な構造で、経済的で安価にしかも迅速に
複数回のフラッシングが継続して行なえ、作業能率を向
上できるフラッシング装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、ケース１の下部に
廃油タンク２と新油タンク３を設け、ケース１の上部に
廃油ディスプレイ容器４と再利用フラッシングオイルデ
ィスプレイ容器５を設け、廃油ディスプレイ容器４と廃
油タンク２を弁10dを介して連結し、廃油ディスプレイ
容器４と再利用フラッシングオイルディスプレイ容器５
と新油タンク３をそれぞれ弁10a,10b,10cを介して正逆
転駆動するポンプ６の一方の口に連結し、ケース外に導
出して先端にノズル７を有するホース８に前記ポンプ６
の他方の口を連結し、スイッチSW1，SW2，SW3，SW4のオ
ンオフ信号を受けて各弁10a,10b,10c,10dの開閉および
ポンプ６の駆動を制御する制御装置15を設け、該制御装
置15は弁10aを開いてポンプ６を正転駆動して自動車の
オイルパン内の廃油を廃油ディスプレイ容器４へ抜き取
り、また、抜き取り後に弁10dを開いて廃油ディスプレ
イ容器４内の廃油を廃油タンク２へ流下させるようスイ
ッチSW1をオンオフし、弁10bを開いてポンプ６を逆転駆
動して再利用フラッシングオイルディスプレイ容器５内
の再利用フラッシングオイルを自動車のオイルパン内へ
供給するようスイッチSW2をオンし、弁10aを開いてポン
プ６を正転駆動して自動車のオイルパン内の再利用フラ
ッシングオイルを廃油ディスプレイ容器４内へ抜き取る
ようスイッチSW3をオンし、弁10cを開いてポンプ６を逆
転駆動して新油タンク３内のフラッシングオイルを自動
車のオイルパン内へ供給するようスイッチSW4をオンす
るように制御することを要旨とするものである。
廃油タンク２と新油タンク３を設け、ケース１の上部に
廃油ディスプレイ容器４と再利用フラッシングオイルデ
ィスプレイ容器５を設け、廃油ディスプレイ容器４と廃
油タンク２を弁10dを介して連結し、廃油ディスプレイ
容器４と再利用フラッシングオイルディスプレイ容器５
と新油タンク３をそれぞれ弁10a,10b,10cを介して正逆
転駆動するポンプ６の一方の口に連結し、ケース外に導
出して先端にノズル７を有するホース８に前記ポンプ６
の他方の口を連結し、スイッチSW1，SW2，SW3，SW4のオ
ンオフ信号を受けて各弁10a,10b,10c,10dの開閉および
ポンプ６の駆動を制御する制御装置15を設け、該制御装
置15は弁10aを開いてポンプ６を正転駆動して自動車の
オイルパン内の廃油を廃油ディスプレイ容器４へ抜き取
り、また、抜き取り後に弁10dを開いて廃油ディスプレ
イ容器４内の廃油を廃油タンク２へ流下させるようスイ
ッチSW1をオンオフし、弁10bを開いてポンプ６を逆転駆
動して再利用フラッシングオイルディスプレイ容器５内
の再利用フラッシングオイルを自動車のオイルパン内へ
供給するようスイッチSW2をオンし、弁10aを開いてポン
プ６を正転駆動して自動車のオイルパン内の再利用フラ
ッシングオイルを廃油ディスプレイ容器４内へ抜き取る
ようスイッチSW3をオンし、弁10cを開いてポンプ６を逆
転駆動して新油タンク３内のフラッシングオイルを自動
車のオイルパン内へ供給するようスイッチSW4をオンす
るように制御することを要旨とするものである。
本発明によれば、オイルパンへの２回目のフラッシン
グに使用した汚れの少ないフラッシングオイルは、オイ
ルパンから廃油を拭き取り、また、オイルパンに新油を
供給するポンプを共用してこのポンプの作用とポンプへ
の流路を切り換える弁の開閉によりこれを廃棄せず使用
済みのフラッシングオイルを収納する容器に一旦溜めて
おき、これを次の自動車のオイルパンの第１回目のフラ
ッシングに使用することができる。そして、このフラッ
シングオイルの再利用はポンプの正逆転の切り換えとポ
ンプに接続される新油タンク、廃油タンク、廃油ディス
プレイ容器と再利用フラッシングオイルディスプレイ容
器との間に設けた弁の切り換えとによって連続して簡単
に行える。
グに使用した汚れの少ないフラッシングオイルは、オイ
ルパンから廃油を拭き取り、また、オイルパンに新油を
供給するポンプを共用してこのポンプの作用とポンプへ
の流路を切り換える弁の開閉によりこれを廃棄せず使用
済みのフラッシングオイルを収納する容器に一旦溜めて
おき、これを次の自動車のオイルパンの第１回目のフラ
ッシングに使用することができる。そして、このフラッ
シングオイルの再利用はポンプの正逆転の切り換えとポ
ンプに接続される新油タンク、廃油タンク、廃油ディス
プレイ容器と再利用フラッシングオイルディスプレイ容
器との間に設けた弁の切り換えとによって連続して簡単
に行える。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明のフラッシング装置の実施例を示す説
明図で、ケース１内に古いエンジンオイルや１回目のフ
ラッシングに使用したフラッシングオイルを溜める廃油
タンク２と、新しフラッシングオイルを収納してある新
油タンク３とを配設し、ケース１内上方など見易い位置
に抜き取った古いエンジンオイルを一旦収納する透明な
廃油ディスプレイ容器４と２回目のフラッシングに使用
したフラッシングオイルを溜めておく同じ透明な再利用
フラッシングオイルディスプレイ容器５とを配設する。
明図で、ケース１内に古いエンジンオイルや１回目のフ
ラッシングに使用したフラッシングオイルを溜める廃油
タンク２と、新しフラッシングオイルを収納してある新
油タンク３とを配設し、ケース１内上方など見易い位置
に抜き取った古いエンジンオイルを一旦収納する透明な
廃油ディスプレイ容器４と２回目のフラッシングに使用
したフラッシングオイルを溜めておく同じ透明な再利用
フラッシングオイルディスプレイ容器５とを配設する。
そして、同じケース１内に正逆転駆動するポンプ６を
設け、このポンプ６の一方の口に先端にノズル７を有す
るホース８を連結し、他方の口を前記廃油ディスプレイ
容器４と管9aを介して、再利用フラッシングオイルディ
スプレイ容器５と管9bを介して、及び新油タンク３と管
9cを介してそれぞれ連結するとともに、これら各管9a〜
9cの途中にそれぞれ弁10a,10b,10cを設けた。また、ポ
ンプ６と廃油ディスプレイ容器４とを連結する管9aの途
中で弁10aよりも廃油ディスプレイ容器４側からさらに
廃油タンク２に連通する管9dを分岐しこの管9dの途中に
弁10dを設ける。
設け、このポンプ６の一方の口に先端にノズル７を有す
るホース８を連結し、他方の口を前記廃油ディスプレイ
容器４と管9aを介して、再利用フラッシングオイルディ
スプレイ容器５と管9bを介して、及び新油タンク３と管
9cを介してそれぞれ連結するとともに、これら各管9a〜
9cの途中にそれぞれ弁10a,10b,10cを設けた。また、ポ
ンプ６と廃油ディスプレイ容器４とを連結する管9aの途
中で弁10aよりも廃油ディスプレイ容器４側からさらに
廃油タンク２に連通する管9dを分岐しこの管9dの途中に
弁10dを設ける。
ケース１の前面にポンプ６の駆動や弁10a〜10dの開閉
を制御するスイッチSW1，SW2，SW3，SW4を設ける。
を制御するスイッチSW1，SW2，SW3，SW4を設ける。
ノズル７は、第２図に示すようにオイルパンのオイル
ゲージ部が曲線状に形成されていることから、かある曲
がりくねっているオイルゲージ部への挿入が可能なよ
う、材質としては柔軟性のある樹脂パイプ11を用い、そ
の先端にはオイルパンの底に達したことを、感知しやす
くするため金属製の口金12を取付けておく。
ゲージ部が曲線状に形成されていることから、かある曲
がりくねっているオイルゲージ部への挿入が可能なよ
う、材質としては柔軟性のある樹脂パイプ11を用い、そ
の先端にはオイルパンの底に達したことを、感知しやす
くするため金属製の口金12を取付けておく。
そして、第３図に示すように、スイッチSW1〜SW4、弁
10a〜10dおよびポンプ６を制御装置15に結線する。
10a〜10dおよびポンプ６を制御装置15に結線する。
次に使用法及び動作について説明すると、エンジンオ
イルの交換を行うには、まずノズル７の自動車のオイル
パン内に挿入する。この時、ノズル７の先端がオイルパ
ンの底に達すると、先端の口金12がオイルパンにぶつか
り金属音が発し、あるいは硬いもの同士がふれ合う感触
がノズル７を持つ手に伝わることで、ノズル７の先端が
オイルパンの底に達したことを外部から知ることができ
る。よって、さらにノズル７を差込むことがなく、ノズ
ルの先端がオイルパン内で折れ曲がって油面上へ出てし
まうおそれはない。
イルの交換を行うには、まずノズル７の自動車のオイル
パン内に挿入する。この時、ノズル７の先端がオイルパ
ンの底に達すると、先端の口金12がオイルパンにぶつか
り金属音が発し、あるいは硬いもの同士がふれ合う感触
がノズル７を持つ手に伝わることで、ノズル７の先端が
オイルパンの底に達したことを外部から知ることができ
る。よって、さらにノズル７を差込むことがなく、ノズ
ルの先端がオイルパン内で折れ曲がって油面上へ出てし
まうおそれはない。
なお、再利用フラッシングオイルディスプレイ容器５
にはフラッシングを１回行ったあとのオイルが収納され
ている。
にはフラッシングを１回行ったあとのオイルが収納され
ている。
次に、スイッチSW1を押すと、オン信号が制御装置15
に入力し（ステップイ）、制御装置15の働きにより、弁
10aが開き弁10dが閉じ、ポンプ６が正転する（ステップ
ロ）。この状態では他の弁10c,10dは閉じているから、
オイルパン内の使用済みの古いオイルはノズル７からホ
ース８を通ってポンプ６により管9aを通って廃油ディス
プレイ容器４内に吸上げられここに溜まる。
に入力し（ステップイ）、制御装置15の働きにより、弁
10aが開き弁10dが閉じ、ポンプ６が正転する（ステップ
ロ）。この状態では他の弁10c,10dは閉じているから、
オイルパン内の使用済みの古いオイルはノズル７からホ
ース８を通ってポンプ６により管9aを通って廃油ディス
プレイ容器４内に吸上げられここに溜まる。
よって、この容器４内のオイルの汚れ具合を外部から
チェックし、ノズル７からエアーが吸込まれるようにな
ったならば、エンジンオイルの抜き取りが終了したもの
と判断してスイッチSW1をオフする（ステップハ）。
チェックし、ノズル７からエアーが吸込まれるようにな
ったならば、エンジンオイルの抜き取りが終了したもの
と判断してスイッチSW1をオフする（ステップハ）。
その結果、ポンプ６が停止し弁10aが閉じ、今度は弁1
0dが開くので（ステップニ）、廃油ディスプレイ容器４
内の廃オイルは管3dを通って廃油タンク２内へと自然落
下する。
0dが開くので（ステップニ）、廃油ディスプレイ容器４
内の廃オイルは管3dを通って廃油タンク２内へと自然落
下する。
このようにしてオイルパンから古いエンジンオイルが
抜き取られたならば、次に、ステップSW2をオンして
（ステップホ）、弁10bを開き、ポンプ６を例えば５秒
間だけ逆転し（ステップヘ）、再利用フラッシングオイ
ルディスプレイ容器５内にある２回目のフラッシングに
使用した使用済みのフラッシングオイルを管9bからオイ
ルパン内へと供給する。
抜き取られたならば、次に、ステップSW2をオンして
（ステップホ）、弁10bを開き、ポンプ６を例えば５秒
間だけ逆転し（ステップヘ）、再利用フラッシングオイ
ルディスプレイ容器５内にある２回目のフラッシングに
使用した使用済みのフラッシングオイルを管9bからオイ
ルパン内へと供給する。
ここで、ポンプ６の駆動時間を５秒と設定したのは容
器５内のフラッシングオイル例えば3l分全てがオイルパ
ンへと供給される時間として約５秒を要するためであ
る。
器５内のフラッシングオイル例えば3l分全てがオイルパ
ンへと供給される時間として約５秒を要するためであ
る。
そして、５秒経過後（ステップト）、ポンプ６が停止
して弁10bが閉じ（ステップチ）、次に自動車のエンジ
ンを２〜３分駆動してオイルパン内の１回目のフラッシ
ングを行い、フラッシングが終了すれば、再びSW1をオ
ンして第４図のフロー図に示すエンジンオイルを抜き取
る時と同様の動作によりオイルパン内の汚れたフラッシ
ングオイルを廃油ディスプレイ容器４内へ溜め、汚れ具
合をチェックしたのち廃油タンク２へと排出する。
して弁10bが閉じ（ステップチ）、次に自動車のエンジ
ンを２〜３分駆動してオイルパン内の１回目のフラッシ
ングを行い、フラッシングが終了すれば、再びSW1をオ
ンして第４図のフロー図に示すエンジンオイルを抜き取
る時と同様の動作によりオイルパン内の汚れたフラッシ
ングオイルを廃油ディスプレイ容器４内へ溜め、汚れ具
合をチェックしたのち廃油タンク２へと排出する。
次に、スイッチSW3をオンして（ステップリ）、弁10c
を開き、ポンプ６を例えば４秒間だけ逆転する（ステッ
プヌ）。
を開き、ポンプ６を例えば４秒間だけ逆転する（ステッ
プヌ）。
これにより、新油タンク３内の新しいフラッシングオ
イルが例えば3l分だけ管9cを通って、ホース８、ノズル
７からオイルパン内へ供給されるから、４秒通過後（ス
テップル）、ポンプ６が停止して弁10cが閉じたならば
（ステップヲ）、自動車のエンジンを再び２〜３分駆動
してオイルパンの２回目のフラッシングを行う。
イルが例えば3l分だけ管9cを通って、ホース８、ノズル
７からオイルパン内へ供給されるから、４秒通過後（ス
テップル）、ポンプ６が停止して弁10cが閉じたならば
（ステップヲ）、自動車のエンジンを再び２〜３分駆動
してオイルパンの２回目のフラッシングを行う。
フラッシングが終了すればスイッチSW4をオンし（ス
テップワ）、弁10bを開いてポンプ６を正転して（ステ
ップカ）、この２回目のフラッシングに使用したフラッ
シングオイルをノズル７からホース８、管9bを通して再
利用フラッシングオイルディスプレイ容器５へと溜め
る。
テップワ）、弁10bを開いてポンプ６を正転して（ステ
ップカ）、この２回目のフラッシングに使用したフラッ
シングオイルをノズル７からホース８、管9bを通して再
利用フラッシングオイルディスプレイ容器５へと溜め
る。
よって、２回目のフラッシングに使用したフラッシン
グオイルの汚れ具合を容器５を介してチェックし、ノズ
ル７からエアーが吸込まれるようになったならば２回目
のフラッシングオイルの抜き取りが終了したと判断し、
スイッチSW4をオフする（ステップヨ）。これにより、
弁10bが閉じポンプ６が停止する（ステップタ）。
グオイルの汚れ具合を容器５を介してチェックし、ノズ
ル７からエアーが吸込まれるようになったならば２回目
のフラッシングオイルの抜き取りが終了したと判断し、
スイッチSW4をオフする（ステップヨ）。これにより、
弁10bが閉じポンプ６が停止する（ステップタ）。
このようにして再利用フラッシングオイルディスプレ
イ容器５内に汲上げられた２回目のフラッシングに使用
したフラッシングオイルは、次回の第１回目のフラッシ
ングに使用するためのものとしてこの容器５内に溜めて
おく。
イ容器５内に汲上げられた２回目のフラッシングに使用
したフラッシングオイルは、次回の第１回目のフラッシ
ングに使用するためのものとしてこの容器５内に溜めて
おく。
以上のようにしてフラッシングが終了したならば、別
途、エンジンオイル給油機から、あるいはオイル缶から
直接、新しいエンジンオイルをオイルパンに給油する。
途、エンジンオイル給油機から、あるいはオイル缶から
直接、新しいエンジンオイルをオイルパンに給油する。
なお、前記した使用例では、フラッシングの回数は２
回で、再利用するフラッシングオイルを溜めておく容器
も１個設けただけであるが、これに限定されるものでは
なく、フラッシングは２回以上適宜回数行ってもよく、
フラッシング回数に対応して再利用するフラッシングオ
イルを溜めておく容器を適宜複数個設けることも可能で
ある。
回で、再利用するフラッシングオイルを溜めておく容器
も１個設けただけであるが、これに限定されるものでは
なく、フラッシングは２回以上適宜回数行ってもよく、
フラッシング回数に対応して再利用するフラッシングオ
イルを溜めておく容器を適宜複数個設けることも可能で
ある。
また、フラッシングオイルを供給し終わってからエン
ジンを駆動するようにしたが、フラッシングオイル給油
中、エンジンを駆動し続けても支障はない。
ジンを駆動するようにしたが、フラッシングオイル給油
中、エンジンを駆動し続けても支障はない。
以上述べたように本発明のフラッシング装置は、前回
のオイル交換時に２回目のフラッシングに使用したフラ
ッシングオイルを次回のオイル交換時の第１回目のフラ
ッシングに再使用するので、経済的でコストダウンを図
ることができる。
のオイル交換時に２回目のフラッシングに使用したフラ
ッシングオイルを次回のオイル交換時の第１回目のフラ
ッシングに再使用するので、経済的でコストダウンを図
ることができる。
しかもそのためにポンプを別途格別に設ける必要はな
く、新油の供給や廃油の抜き取りに使用するポンプを共
用でき、再利用するフラッシングオイルを溜める容器と
該容器とポンプとの間に切り換え弁を配設するだけの簡
単な構造で所期の目的を達成できるものである。
く、新油の供給や廃油の抜き取りに使用するポンプを共
用でき、再利用するフラッシングオイルを溜める容器と
該容器とポンプとの間に切り換え弁を配設するだけの簡
単な構造で所期の目的を達成できるものである。
第１図は本発明のフラッシング装置の実施例を示す説明
図、第２図はノズル先端の縦断正面図、第３図はブロッ
ク図、第４図〜第７図は動作を示すフローチャートであ
る。 １…ケース、２…廃油タンク ３…新油タンク、４…廃油ディスプレイ容器 ５…再利用フラッシングオイルディスプレイ容器 ６…ポンプ、７…ノズル ８…ホース、9a,9b,9c,9d…管 10a,10b,10c,10d…弁、11…樹脂パイプ 12…口金 SW1，SW2，SW3，SW4…スイッチ
図、第２図はノズル先端の縦断正面図、第３図はブロッ
ク図、第４図〜第７図は動作を示すフローチャートであ
る。 １…ケース、２…廃油タンク ３…新油タンク、４…廃油ディスプレイ容器 ５…再利用フラッシングオイルディスプレイ容器 ６…ポンプ、７…ノズル ８…ホース、9a,9b,9c,9d…管 10a,10b,10c,10d…弁、11…樹脂パイプ 12…口金 SW1，SW2，SW3，SW4…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16N 33/00 B60S 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】ケース１の下部に廃油タンク２と新油タン
ク３を設け、ケース１の上部に廃油ディスプレイ容器４
と再利用フラッシングオイルディスプレイ容器５を設
け、廃油ディスプレイ容器４と廃油タンク２を弁10dを
介して連結し、廃油ディスプレイ容器４と再利用フラッ
シングオイルディスプレイ容器５と新油タンク３をそれ
ぞれ弁10a,10b,10cを介して正逆転駆動するポンプ６の
一方の口に連結し、ケース外に導出して先端にノズル７
を有するホース８に前記ポンプ６の他方の口を連結し、
スイッチSW1，SW2，SW3，SW4のオンオフ信号を受けて各
弁10a,10b,10c,10dの開閉およびポンプ６の駆動を制御
する制御装置15を設け、該制御装置15は弁10aを開いて
ポンプ６を正転駆動して自動車のオイルパン内の廃油を
廃油ディスプレイ容器４へ抜き取り、また、抜き取り後
に弁10dを開いて廃油ディスプレイ容器４内の廃油を廃
油タンク２へ流下させるようスイッチSW1をオンオフ
し、弁10bを開いてポンプ６を逆転駆動して再利用フラ
ッシングオイルディスプレイ容器５内の再利用フラッシ
ングオイルを自動車のオイルパン内へ供給するようスイ
ッチSW2をオンし、弁10aを開いてポンプ６を正転駆動し
て自動車のオイルパン内の再利用フラッシングオイルを
廃油ディスプレイ容器４内へ抜き取るようスイッチSW3
をオンし、弁10cを開いてポンプ６を逆転駆動して新油
タンク３内のフラッシングオイルイを自動車のオイルパ
ン内へ供給するようスイッチSW4をオンするように制御
することを特徴とするフラッシング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63054152A JP2775153B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | フラッシング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63054152A JP2775153B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | フラッシング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01229199A JPH01229199A (ja) | 1989-09-12 |
| JP2775153B2 true JP2775153B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12962576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63054152A Expired - Fee Related JP2775153B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | フラッシング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2775153B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PT852685E (pt) * | 1995-09-26 | 2003-09-30 | C H & I Tech Inc | Sistema para mudanca de fluidos |
| JP4849951B2 (ja) * | 2006-05-01 | 2012-01-11 | 株式会社岡常歯車製作所 | 可搬性オイル交換装置 |
| JP2007297113A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Itoo:Kk | オイル交換装置 |
| JP2007297114A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Itoo:Kk | オイル交換装置 |
| JP5020281B2 (ja) * | 2009-05-18 | 2012-09-05 | 久男 宮本 | 液体吸引機 |
| JP4853799B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2012-01-11 | 株式会社タツノ・メカトロニクス | オイル交換装置 |
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| JPH0696972B2 (ja) * | 1986-07-08 | 1994-11-30 | エムケ−精工株式会社 | オイル交換装置 |
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1988
- 1988-03-08 JP JP63054152A patent/JP2775153B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01229199A (ja) | 1989-09-12 |
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