JP2775030B2 - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

Info

Publication number
JP2775030B2
JP2775030B2 JP63212609A JP21260988A JP2775030B2 JP 2775030 B2 JP2775030 B2 JP 2775030B2 JP 63212609 A JP63212609 A JP 63212609A JP 21260988 A JP21260988 A JP 21260988A JP 2775030 B2 JP2775030 B2 JP 2775030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
circuit
output
constant current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63212609A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0261707A (ja
Inventor
寿雄 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP63212609A priority Critical patent/JP2775030B2/ja
Publication of JPH0261707A publication Critical patent/JPH0261707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2775030B2 publication Critical patent/JP2775030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安定した定電流を出力できるようにした定
電流回路に関する。
〔従来の技術〕
定電流回路として、第2図に示す回路がある。この回
路は、電源投入時にトランジスタQ11がオンしてその出
力電流をトランジスタQ14(スタート用)のベースに流
し、これによりトランジスタQ11とカレントミラー接続
されたトランジスタQ10、Q9がオンする。トランジスタQ
10がオンするとカレントミラー接続されたバンドギャッ
プ回路としてのトランジスタQ12、Q13がオンし、トラン
ジスタQ11の電流I11を決定する。この電流I11によりト
ランジスタQ10、Q9の出力電流が最終的に決定されるこ
とになる。
トランジスタQ9は出力側トランジスタであり、出力定
電流I0を設定する。即ち、トランジスタQ9の出力電流I9
はトランジスタQ6をオンさせて、トランジスタQ4をオン
させ、このトランジスタQ4とカレントミラー接続された
トランジスタQ3をオンさせ、これによりトランジスタQ5
をオンさせる。そして、このトランジスタQ5とカレント
ミラー接続されたトランジスタQ2、Q1をオンさせて、そ
のトランジスタQ1から定電流I0が出力される。
なお、トランジスタQ7、Q8、抵抗R5は温度補償用であ
る。また、トランジスタQ2はトランジスタQ1のベース電
圧を検出してトランジスタQ6に帰還するためのものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、この回路では、トランジスタQ14はそのベ
ース電流IB14がトランジスタQ11の電流I11から分流して
供給されて、定常時でもオン状態を保持する。従って、
このベース電流IB14が変動すると、電流I11が変動する
のでトランジスタQ11とカレントミラー接続されている
トランジスタQ10、Q9の電流I10、I9も変動する。そし
て、電流I10は更にI11を変動させ、また電流I9はトラン
ジスタQ4の電流を変動させ、最終的には出力電流I0を変
動させることになる。
このような変動の要因として、電源電圧VCCの変動が
ある。つまり電源電圧VCCが変動すると、トランジスタQ
14のエミッタのB点の電圧VB、ベースのA点の電圧VA
変動して、そのトランジスタQ14のベース電流IB14が変
化する。
この電流IB14は、トランジスタQ14のhFEとコレクタ電
流I14とで、 IB14=I14/hFE で得られるので、電流IB14の変化分であるΔIB14は、電
流I14の変化分ΔI14とで、 ΔIB14=ΔI14/hFE として得られる。この変化分ΔIB14は基準となる電流I
11に加算され、上述したように、I12、I9、I3を変化さ
せて、出力電流I0の変動を招くことになるのである。
本発明の目的は、電源電圧の変動の影響を受けずに固
定した定電流を出力できるようにした定電流回路を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
このために本発明は、第1のトランジスタ(Q11)を
基準側とし、第2のトランジスタ(Q9)および第3のト
ランジスタ(Q10)を出力側とする第1のカレントミラ
ー回路と、前記第3のトランジスタ(Q10)により供給
される電流を入力する第4のトランジスタ(Q12)を基
準側とし、エミッタに第1の抵抗(R12)が接続された
第5のトランジスタ(Q13)を出力側として前記第1の
トランジスタにベース電流を供給するようにしたバンド
ギャップ回路を構成する第2のカレントミラー回路と、
スタート時に前記第1のトランジスタにベース電流を自
身のベース電流により供給する第6のトランジスタ(Q1
4)と、該第6のトランジスタ(Q14)のエミッタに接続
された第2の抵抗(R13)とを具備し、前記第2のトラ
ンジスタ(Q9)の出力電流に対応した電流を定電流とし
て出力するようにした定電流回路において、前記第6の
トランジスタ(Q14)のコレクタ、エミッタにコレク
タ、エミッタが各々接続され、前記第2のトランジスタ
(Q9)の出力電流が流れることにより導通して前記第6
のトランジスタ(Q14)を遮断させる第7のトランジス
タ(Q15)を接続して構成した。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。第1図はそ
の一実施例の定電流回路を示す図である。従来の第2図
に示したものと同一のものには同一の符号を付した。本
実施例では、トランジスタQ14にエミッタ抵抗R13を共通
とするように並列にトランジスタQ15を接続し、そのト
ランジスタQ15のベースと抵抗10との間に、抵抗14とト
ランジスタQ17の直列回路を接続して、そのトランジス
タQ17にトランジスタQ16をカレントミラー接続し、その
トランジスタQ16をトランジスタQ8のコレクタに接続し
ている。
従って、この回路では、電源投入時にトランジスタQ1
1、Q14がオンして、トランジスタQ10、Q12、Q13がオン
する。これにより、トランジスタQ12、Q13、Q14には、
おのおの電流I12、I13、I14が流れる。電流I14は、VB/R
13で与えられる。
この時点では、トランジスタQ14のベース電流IB14
トランジスタQ14の電流増幅率をhFE14とすると、 IB14=I14/hFE14 で定まり、トランジスタQ11から流れる電流I11から分流
して供給される。従って、 I13=I11−IB14 という関係が得られる。
一方、トランジスタQ9もトランジスタQ11とカレント
ミラー接続されているので、オン状態となって電流I9
流れ、トランジスタQ6、Q7、Q8をオンさせ、出力電流I0
を供給する。このとき、トランジスタQ8のオンにより、
トランジスタQ16がオンするので、トランジスタQ17がオ
ンして、抵抗値がR7=R14の関係にあれば、トランジス
タQ16、Q17を流れる電流I16、I17は、I16=I17(比較的
大きな電流)となって、トランジスタQ15のベースに供
給され、そのベースのF点の電位VFが、トランジスタQ1
4のベースのA点の電位VAよりも高くなり、この結果ト
ランジスタQ15がオン、Q14がオフするように切り替わ
り、これが定常状態となる。
従って、トランジスタQ14のベース電流IB14は零とな
り、この結果、 I13=I12=I11 となって電流IB14の影響を全く受けないようになる。つ
まり、電流電圧VCCの変動による電圧VAの変化に依存さ
れない電流I12、I13が流れる。そして、電流I9、I6も電
源電圧VCCの変動に対して影響されない安定した電流と
なり、電流I6は電流I3に転移されて、定電流出力I0も電
源電圧の依存性の少ない安定した電流となる。
〔発明の効果〕
以上から本発明によれば、バンドギャップ回路のスタ
ータとして機能するトランジスタのベース電流をバンド
ギャップ電流に全く影響を与えないようにしたので、電
源変動に対して安定性の高い定電流出力を得ることがで
きる。また、スタータ用のトランジスタのhFEのバラツ
キや、動作電流の値の影響を受けることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の定電流回路の回路図、第2
図は従来の同回路図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のトランジスタ(Q11)を基準側と
    し、第2のトランジスタ(Q9)および第3のトランジス
    タ(Q10)を出力側とする第1のカレントミラー回路
    と、前記第3のトランジスタ(Q10)により供給される
    電流を入力する第4のトランジスタ(Q12)を基準側と
    し、エミッタに第1の抵抗(R12)が接続された第5の
    トランジスタ(Q13)を出力側として前記第1のトラン
    ジスタにベース電流を供給するようにしたバンドギャッ
    プ回路を構成する第2のカレントミラー回路と、スター
    ト時に前記第1のトランジスタにベース電流を自身のベ
    ース電流により供給する第6のトランジスタ(Q14)
    と、該第6のトランジスタ(Q14)のエミッタに接続さ
    れた第2の抵抗(R13)とを具備し、前記第2のトラン
    ジスタ(Q9)の出力電流に対応した電流を定電流として
    出力するようにした定電流回路において、 前記第6のトランジスタ(Q14)のコレクタ、エミッタ
    にコレクタ、エミッタが各々接続され、前記第2のトラ
    ンジスタ(Q9)の出力電流が流れることにより導通して
    前記第6のトランジスタ(Q14)を遮断させる第7のト
    ランジスタ(Q15)を接続したこと特徴とする定電流回
    路。
JP63212609A 1988-08-29 1988-08-29 定電流回路 Expired - Fee Related JP2775030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63212609A JP2775030B2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 定電流回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63212609A JP2775030B2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 定電流回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0261707A JPH0261707A (ja) 1990-03-01
JP2775030B2 true JP2775030B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=16625521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63212609A Expired - Fee Related JP2775030B2 (ja) 1988-08-29 1988-08-29 定電流回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2775030B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62254218A (ja) * 1986-04-28 1987-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 定電流回路
JP2679062B2 (ja) * 1987-11-30 1997-11-19 ミツミ電機株式会社 定電圧発生回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0261707A (ja) 1990-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100450921B1 (ko) 직류전류를생성하기위한회로장치및이를포함하는호출기
KR100233761B1 (ko) 밴드 갭 기준 회로
JP2005011067A (ja) 定電圧発生器
JPS59108122A (ja) 定電流発生回路
JPH077341A (ja) 高電力供給排除比を持つ対称的なバイポーラバイアス電流源
JP2704245B2 (ja) 基準電圧発生回路
JPH0797301B2 (ja) 差動電圧源
US4603290A (en) Constant-current generating circuit
JP2775030B2 (ja) 定電流回路
JPH04315207A (ja) 電源回路
US4667145A (en) Voltage regulator circuit
JPH11205045A (ja) 電流供給回路およびバイアス電圧回路
KR900002547A (ko) 대수 증폭회로
JP3529601B2 (ja) 定電圧発生回路
US5014019A (en) Amplifier circuit operable at low power source voltage
KR20000020853A (ko) 온도 변화에 안정된 바이어스 전류 발생 회로
JPH0732328B2 (ja) 電流源型出力回路
JPH0656569B2 (ja) 安定化電源回路
JP2834337B2 (ja) 定電圧回路および電源回路
JP3406468B2 (ja) 定電圧発生回路
KR100399962B1 (ko) 전류원 회로
JPH06120784A (ja) ウインドウコンパレータ
JPH05259755A (ja) 電圧電流変換回路
JP3920530B2 (ja) クリップ回路
JPH0355908A (ja) 利得制御増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees