JP2774731B2 - 画像形成装置のプロセスキット - Google Patents

画像形成装置のプロセスキット

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JP2774731B2
JP2774731B2 JP4096378A JP9637892A JP2774731B2 JP 2774731 B2 JP2774731 B2 JP 2774731B2 JP 4096378 A JP4096378 A JP 4096378A JP 9637892 A JP9637892 A JP 9637892A JP 2774731 B2 JP2774731 B2 JP 2774731B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電転写型のレーザプ
リンタ等の画像形成装置に内包される感光体ドラムやク
リーニングユニット等の各構成ユニットを複数組み合わ
せた画像形成装置のプロセスキットに関し、特に、装置
本体に上方から装着されるプロセスキットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】静電転写型のレーザプリンタ等の画像形
成装置の場合、その使用が長時間に及ぶと感光体の交換
をはじめとするユニットの交換や調整が必要となり、通
常このような保守作業は専門の知識を持つサービスマン
に任せる必要があった。
【0003】そこで、近年、装置に内包される感光体ド
ラムや現像ユニットあるいはクリーニングユニット等の
各構成ユニットを複数組み合わせたプロセスキットを装
置本体に対して着脱可能にすることにより、専門の知識
を持つサービスマンに頼ることなく、使用者自身が上記
のようなプロセスキットを交換するだけで、上記のよう
な保守作業を行えるような画像形成装置も用いられるよ
うになっている。
【0004】このような画像形成装置では、専門の知識
を持たない使用者自身がプロセスキットの交換作業を行
うということで、できるだけ容易にその作業を行えるよ
うにすることが要求される。
【0005】しかし、近年においては、装置の小型・軽
量、低コスト化に対応するために、感光体ドラムが外部
に露出しているようなタイプのプロセスキットが用いら
れることが多くなっている。このようなプロセスキット
においては、プロセスキットの装着時に感光体ドラムが
他の部材に当接すれば、容易にその表面部に傷がついて
しまうため、プロセスキットの装着時には大変慎重に装
着作業を行わなければならない。
【0006】このため、上記のような画像形成装置の場
合、通常、プロセスキット装着時に使用者が装着状態を
目視できると共に、装置の薄型化にも対応できるよう
に、装置本体の上部を開放して、装置本体の上方からプ
ロセスキットを装着するようになっている。
【0007】通常、上記プロセスキットには、その装着
時に使用者が持ち上げるための把手が備えられる。この
プロセスキットに備えられる把手としては、特公昭61
−18181号公報に開示されているように、トナーを
収納するユニットがプロセスキットに組み込まれている
とき、把手を握ってプロセスキットを運ぶ際にトナーが
一方に片寄らないように考慮された、プロセスキットの
長手方向に沿って延びる棒状の把手が一般的であり、上
記のような装置本体の上方から装着するタイプのプロセ
スキットでは、上記把手はプロセスキットの上部に設け
られる。
【0008】そして、使用者は上記把手を握り、プロセ
スキットの長手方向を水平に保ちながら持ち上げて、プ
ロセスキットを装置本体に装着する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
プロセスキットの装着作業を行う際、使用者によっては
上記の把手の略中央を片手で握って作業することもあり
得る。しかし、プロセスキットの長手方向を水平に保ち
ながら持ち上げたとき、把手の中央を片手で支持しただ
けでは支持状態が不安定であり、プロセスキットが重
く、また長くなる程バランスがとり難いものである。こ
のため、プロセスキットを装置本体に装着するとき、バ
ランスを崩して、例えば露出している感光体ドラムを装
置本体側の部材に当ててしまい、感光体ドラムを傷つけ
てしまうといった事態を招来しかねない。特に、把手の
支持位置が中央部からずれて支持された場合には、プロ
セスキットが傾いたまま装着されることになり、プロセ
スキット装着時の不安定度がより増すことになる。
【0010】また、専門の知識を持たない使用者により
プロセスキットの装着作業が行われるため、使用者は、
プロセスキット装着後、プロセスキットが正規の装着位
置に確実に装着されているかどうかが判断できない。こ
のため、プロセスキットが正規の装着位置から外れた位
置に装着されているのに気づかないままに、開放されて
いた装置本体の上部が閉じられることもあり、これによ
り感光体ドラム等が傷ついてしまうという事態にもなり
兼ねない。
【0011】しかも、プロセスキット等を取り出し、画
像形成装置の構成部材の清掃を行う場合には、清掃部材
をプロセスキットとは別途設けるか、または用意する必
要があり、面倒でもある。
【0012】本発明は上記の点に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、プロセスキットを装置本体に装着す
る際に、プロセスキットをバランスよく支持した状態で
装着作業が行えると共に、プロセスキットが正規の装着
位置に確実に装着されているかどうかが容易に判断で
き、専門の知識を持たない使用者の誰もが、プロセスキ
ットの装着作業を正確且つ容易に行うことができる画像
形成装置のプロセスキットを提供することにある。
【0013】また、本発明は、プロセスキットを装着す
る際に把手を利用すると同時に、該把手を画像形成装置
を構成する他の部材の清掃手段を兼ねるようにすること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
プロセスキットは、上記の課題を解決するために、画像
形成装置を構成する棒状ユニットと、この棒状ユニット
を長手方向に対して水平に支持する棒状ユニット支持手
段と、この棒状ユニット支持手段に設けられる把手部材
とを有し、画像形成装置本体に上方から装着される画像
形成装置のプロセスキットにおいて、以下の手段を講じ
ている。
【0015】即ち、上記把手部材は、固定把手部に対し
て可動可能となる可動把手部を可撓性材料にて一体成型
にて連結してなり、上記棒状ユニット支持手段の両端部
に設けられ、上記可動把手部側に画像形成装置本体の所
定の装着位置にプロセスキットを固定する位置決め固定
手段が設けられている。
【0016】また、本発明による上記把手部材は、棒状
ユニット支持手段に着脱可能であって、この把手部材に
清掃部材を設けている。
【0017】
【作用】上記の構成によれば、プロセスキットは使用者
に把手を撮んで持ち上げられ、画像形成装置本体に上方
から装着される。
【0018】上記プロセスキットの棒状ユニットは、棒
状ユニット支持手段により長手方向に対して水平に支持
されている。この棒状ユニット支持手段の両端部には把
手部材が設けられているので、使用者がプロセスキット
を持ち上げるときは、必然的に両手で両端部の把手部材
を撮んで持ち上げることになる。
【0019】そして、棒状ユニットの長手方向を水平に
保ちながら持ち上げる場合、棒状ユニットが重く長い程
バランスがとり難いが、持ち上げられたプロセスキット
は、確実に両端部が支持され、両手でバランスがとられ
るため、プロセスキットの支持状態は常に安定してい
る。従って、誰がプロセスキットの装着作業を行って
も、プロセスキットをバランスよく支持した状態で操作
することができる。
【0020】また、プロセスキットには位置決め固定手
段が設けられているので、専門の知識を持たない使用者
であっても、プロセスキットが装置本体の所定の装着位
置に確実に装着されているかどうかが容易に判断でき
る。
【0021】さらに、上記位置決め固定手段が把手部材
の可動把手部側に設けられているので、プロセスキット
の装着作業時においては、把手部材以外の部材に触れる
必要がない。しかも、把手部材は可撓性材料にて固定把
手部と可動把手部とを一体成型しているため、撓み等を
利用することでプロセスキットの固定及びその解除が簡
単になるだけでなく、可動把手部や固定手段をプロセス
キットに組み込む手間が省ける。
【0022】しかも、上記把手部材は、清掃部材を一体
的に取り付けていることから、棒状ユニット支持手段に
対し取り外し、これにて他の画像形成装置の構成部材の
清掃を行うことができる。つまり、プロセスキットを画
像形成装置本体より取り出した後、把手部材をユニット
支持部材より取り外し、例えばコロナ放電器等の放電線
(ワイヤ)を、清掃部材にて清掃することができる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図9に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0024】本実施例の画像形成装置としての静電転写
型のレーザプリンタは、図7に示すように、装置本体1
の上部1aが開閉自在に構成されており、装置本体1の
上部1aを開放して、後述のプロセスキット2の着脱を
行うようになっている。
【0025】装置本体1の上部1aには、図2に示すよ
うに、半導体レーザ装置10およびミラー11が設けら
れている。そして、半導体レーザ装置10から照射され
るレーザ光がミラー11にて反射され、下方に設けられ
た感光体ドラム12上に照射されるようになっている。
【0026】上記感光体ドラム12は、その表面に光導
電層が形成されており、図示しないドラム駆動手段に駆
動されて同図中の矢印方向に回転するようになってい
る。
【0027】上記感光体ドラム12の周囲には、メイン
チャージャ(コロナ放電器)13と、トナーボックス1
4を有する現像ユニット15と、転写チャージャ16
と、クリーニングユニット17とがこの順に設けられて
いる。
【0028】本実施例の場合、棒状ユニットとしての上
記感光体ドラム12、メインチャージャ13およびクリ
ーニングユニット17が、棒状ユニット支持手段として
の支持フレーム3(図1)により一体的に支持されて、
プロセスキット2を構成している。
【0029】上記メインチャージャ13は、感光体ドラ
ム12の表面を所定の電位に帯電させるようになってい
る。上記現像ユニット15は、トナーボックス14から
供給されるトナーにより感光体ドラム12表面に形成さ
れた静電潜像を現像するようになっている。上記転写チ
ャージャ(コロナ放電器)16は、レジストローラ37
から給紙される用紙に、感光体ドラム12表面に形成さ
れたトナー像を転写するようになっている。上記クリー
ニングユニット17は、転写後に感光体ドラム12表面
に残存しているトナーを除去して回収するようになって
いる。
【0030】上記感光体ドラム12の下方には、用紙を
収容する給紙カセット18が装着されている。上記給紙
カセット18は用紙収納部22を有しており、この用紙
収納部22には用紙を上方に押し上げる用紙ホッパー2
3が設けられている。上記給紙カセット18の上方に
は、給紙カセット18内の用紙を1枚づつ取り出して用
紙搬送方向へと送り出すピックアップローラ19が配設
されている。
【0031】上記ピックアップローラ19の用紙搬送方
向側には、ピックアップローラ19により送り出された
用紙を上方に配された給紙ローラ39へと導く用紙搬送
路21が形成されている。上記給紙ローラ39は、上記
給紙カセット18あるいは手挿給紙部24から供給され
た用紙をレジストローラ37へと搬送するようになって
いる。
【0032】上記レジストローラ37の一端の周面には
複数の凸部37a…が形成されており、上記凸部37a
付近には凸部37aに当接してレジストローラ37の回
転を止める掛けがね36を有するローラ停止ソレノイド
が設けられている。即ち、レジストローラ37は、ロー
ラ停止ソレノイドにより回転のタイミングが制御され、
上記転写チャージャ16により転写が行われるタイミン
グで感光体ドラム12に用紙を供給するようになってい
る。
【0033】また、感光体ドラム12に対する用紙搬送
方向には、転写後の用紙を定着ユニット25へと搬送す
る搬送路26と、用紙に転写されたトナー像を加熱定着
させる定着ユニット25と、定着ユニット25通過後の
用紙を搬送する搬送ローラ27がこの順に配設されてい
る。さらに、搬送ローラ27の上方には用紙排出ローラ
28が配設されている。
【0034】また、装置本体1の上部1aには、フェイ
スダウントレイ29が傾斜を成して設けられており、搬
送ローラ27により搬送された用紙は搬送路30により
上方へと導かれ、用紙排出ローラ28により機外へ排出
され、用紙の印刷面が下向きの状態でフェイスダウント
レイ29上に載置されるようになっている。
【0035】ここで、上記プロセスキット2の詳細につ
いて以下に説明する。
【0036】図1に示すように、感光体ドラム12、メ
インチャージャ13およびクリーニングユニット17
(図2)は、支持フレーム3により長手方向に対して水
平に支持されている。上記感光体ドラム12は、回転可
能に軸支されており、その表面は外部に露出した状態と
なっている。
【0037】上記支持フレーム3の左右両端部には、把
手部材4,4が設けられている。上記把手部材4,4
は、プロセスキット2の重心を通過する上方位置に設け
られ、把手部材4,4を撮んで持ち上げた場合、プロセ
スキット2が回転して傾くことがないようになってい
る。
【0038】上記把手部材4は、図3に示すように、固
定把手部5と、固定把手部5と対向する可動把手部6と
の下端がU字状リブ部7により連結され、さらに固定把
手部5側下部に取付部8が形成されたものであり、可撓
性の樹脂あるいは金属を材料として一体成型により得ら
れる。
【0039】上記固定把手部5および可動把手部6の上
端には、それぞれ滑り止めの凹凸が形成された持手部5
a,6aが形成されており、持手部5a,6aに指をか
けて撮めば、図4に示すように、U字状リブ部7が撓ん
で可動把手部6が固定把手部5方向へ変位し、指を離せ
ば可動把手部6は再びもとの位置に戻るようになってい
る。
【0040】上記取付部8にはビス孔8aが形成されて
おり、把手部材4はビス32により支持フレーム3に固
着されており、このビス32にて容易に支持フレーム3
より取り外すことができる。また、把手部材4の支持フ
レーム3への着脱は、このビス32に限らず、取付部8
に固定用のツメ部を形成し、支持フレーム3側にツメ部
と嵌合する凹部を形成し、これにより着脱構成としても
よい。
【0041】また、可動把手部6における持手部6aの
下方には、装置本体1側に設けられた後述の固定凹部3
1bと嵌合してプロセスキット2を装置本体1の装着位
置に固定する位置決め固定手段としての固定爪9が突設
されている。
【0042】また、上記把手部材4は、支持フレーム3
の外側に略半分はみ出すように設けられている。そし
て、装置本体1のプロセスキット2の装着位置における
左右両側板には、図5および図6に示すように、上記把
手部材4の支持フレーム3の外側にはみ出した部分が入
り込んで(このとき、把手部材4の可動把手部6は固定
把手部5の方に変位して、固定把手部5と可動把手部6
との間隔がガイド溝31の幅以下の状態となってい
る)、プロセスキット2を装着位置へと導くガイド溝3
1が形成されている。また、上記ガイド溝31における
可動把手部6と対向する面には、可動把手部6に突設さ
れた固定爪9が嵌合する固定凹部31bが形成されてい
る。
【0043】更に、上記把手部材4には、図8に示すよ
うに固定把手部5と、可動把手部6と対向する面(内
側)に例えばコロナ放電器のワイヤを清掃するための清
掃部材33を貼り付けて、一体的に清掃部材が設けられ
ている。この清掃部材33は、フェルトあるいはスポン
ジ等の比較的柔らかい材質のものにて形成される。特
に、清掃部材33は、プロセスキットの両端部に設けら
れる把手部材4,4に設けてもよいが、少なくとも一方
の把手部材4に設ければよい。この場合、少なくとも清
掃部材33を設けた把手部材4を、棒状ユニット支持部
材3に対して着脱可能に設けてる。
【0044】上記の構成において、本レーザプリンタに
おける印刷動作について以下に説明する。
【0045】印刷動作の際には、図2に示すように、感
光体ドラム12の表面が、感光体ドラム12の回転に伴
ってメインチャージャ13と対向するときに所定電位に
帯電される。一方、半導体レーザ装置10からは印刷画
像に対応した光量のレーザ光が照射され、このレーザ光
はミラー11により反射されて同図中一点鎖線で示すよ
うに感光体ドラム12の表面に導かれる。これにより、
感光体ドラム12の表面の露光された部位だけが除電さ
れ、感光体ドラム12の表面に印刷画像に対応した静電
潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット15
と対向する際、トナーが付着することにより現像され
る。
【0046】一方、用紙は、給紙カセット18からピッ
クアップローラ19により用紙搬送路21へ送り出され
た後、給紙ローラ39によりレジストローラ37に搬送
されるか、手挿給紙部24から給紙ローラ39によりレ
ジストローラ37に搬送される。そして、上記用紙は、
所定のタイミングでレジストローラ37により感光体ド
ラム12に送られ、転写チャージャ16によりトナー像
が用紙に転写される。転写後、用紙は搬送路26を介し
て定着ユニット25に搬送され、定着ユニット25によ
り転写されたトナー像が加熱定着される。その後、用紙
は搬送ローラ27に搬送されて搬送路30を通り、用紙
排出ローラ28によりフェイスダウントレイ29へと排
出される。
【0047】ここで、プロセスキット2を交換等にて装
置本体1に装着する場合の操作手順を以下に説明する。
【0048】先ず、図7に示すように、装置本体1の上
部1aを開く。次に、プロセスキット2の左右の把手部
材4,4の持手部6aに親指、持手部5aに他の指をか
けて撮み(図3)、両手でバランスをとりながらプロセ
スキット2を持ち上げて、装置本体1の開放部上方から
装置本体1の装着位置へと降下させて行く。
【0049】そして、図5および図6に示すように、装
置本体1の側板のガイド溝31に上記把手部材4の支持
フレーム3の外側にはみ出した部分が入り込むように位
置合わせをし、固定爪9が固定凹部31bに嵌合するま
でプロセスキット2を降下させれば、プロセスキット2
は装着位置に正確に装着される。このとき、把手部材
4,4の持手部5a,6aを撮み寄せることなくプロセ
スキット2に上下方向の力を加えても、プロセスキット
2がその位置から動かなければ、プロセスキット2が確
実に装着されている。そして、最後に開かれていた装置
本体1の上部1aを閉じる。
【0050】逆に、プロセスキット2を装置本体1から
取り出す場合の操作手順は以下の通りである。
【0051】先ず、装置本体1の上部1aを開く。次
に、把手部材4,4の各持手部5a,6aに指をかけて
撮めば、U字状リブ部7が撓んで可動把手部6が固定把
手部5方向へ変位し、固定爪9が固定凹部31bから外
れるので、両手でバランスをとりながらプロセスキット
2を真っ直ぐ上方に持ち上げれば、プロセスキット2を
装置本体1から取り出すことができる。
【0052】上記のように、本プロセスキット2には、
上記支持フレーム3の左右両端部に把手部材4,4が設
けられているので、使用者がプロセスキット2を持ち上
げるときは、必然的に両手で把手部材4,4を撮むこと
になる。即ち、持ち上げられたプロセスキット2は、両
端部が支持され、両手でバランスがとられるため、プロ
セスキット2の支持状態は常に安定している。
【0053】このため、誰がプロセスキット2の着脱作
業を行っても、プロセスキット2はバランスよく支持さ
れるので、プロセスキット2の着脱作業時に、従来のよ
うにバランスを崩して露出した感光体ドラム12を装置
本体1側の部材に当てて傷付けてしまうというような事
態を、極力減少させることができる。
【0054】また、プロセスキット2の把手部材4には
固定爪9が設けられており、専門の知識を持たない使用
者であっても、プロセスキット2が正規の装着位置に確
実に装着されているかどうかが容易に判断できる。この
ため、従来のように、プロセスキット2が正規の装着位
置から外れた位置に装着されているのに気づかないまま
に装置本体1の上部1aが閉じられ、感光体ドラム12
が傷ついてしまうという事態を回避することができる。
【0055】また、位置決め固定手段としての固定爪9
が把手部材4に設けられているので、プロセスキット2
の着脱作業は、把手部材4を撮むだけでよく、煩わしい
操作を全く必要としない。
【0056】しかも、保守等によりプロセスキット2を
取り出し、コロナ放電器等のワイヤの清掃を行う場合に
ついては、上述に説明の通り、まずプロセスキット2を
装置本体より取り出す。そして、清掃部材33を設けた
把手部材4をプロセスキット2本体より取り外す。取り
外した把手部材4を図9に示すように、コロナ放電器
(メインチャ−ジャ13、転写チャージャ16)の開口
部34より、チャージャの内部に把手部材4の持手部5
a,6aを挿入し、清掃部材33にてワイヤ35を挟む
ようにU字状のリブ近傍を挟圧する。これにより、ワイ
ヤを35は清掃部材33にて挟まれ、そのままの状態
で、把手部材4をワイヤ35に沿って左右に移動させる
ことで清掃が行われる。
【0057】以上のようにしてコロナ放電器の清掃が終
了しれば、他の保守等を行った後、上述と逆に、把手部
材4をプロセスキット2本体に取り付け、プロセスキッ
ト2が画像形成装置本体に装着される。
【0058】このように、本レーザプリンタにおいて
は、専門の知識を持たない使用者の誰もがプロセスキッ
ト2の装着作業を正確且つ容易に行うことができる。
【0059】尚、本実施例においては、棒状ユニットと
しての上記感光体ドラム12、メインチャージャ13お
よびクリーニングユニット17が、支持フレーム3によ
り一体的に支持されてプロセスキット2を構成している
が、棒状ユニットはこれら限定されず、例えば現像ユニ
ットや用紙搬送ローラであってもよい。また、支持フレ
ーム3により一体的に支持される棒状ユニットの数も何
ら問うものではない。例えば棒状ユニットとしてトナー
ボックス14を有する現像ユニット15がプロセスキッ
ト2に組み込まれている場合、プロセスキット2が持ち
上げられてもトナーボックス14の水平状態が保たれる
ので、トナーボックス14内のトナーが一方に片寄るこ
とはなく、プロセスキット2の装着後、トナーの片寄り
のために部分的に現像が不可能になるようなことはな
い。
【0060】
【発明の効果】本発明のプロセスキットは、以上のよう
に、把手部材は棒状ユニット支持手段の両端部に設けら
れ、且つ、上記把手部材には、画像形成装置本体の所定
の装着位置にプロセスキットを固定する位置決め固定手
段が設けられている構成である。
【0061】それゆえ、棒状ユニットの長手方向を水平
に保ちながらプロセスキットを持ち上げる場合、棒状ユ
ニットが重く長い程バランスがとり難いが、持ち上げら
れたプロセスキットは、確実に両端部が支持され、両手
でバランスがとられるため、プロセスキットの支持状態
は操作する人によらず常に安定している。また、専門の
知識を持たない使用者であっても、プロセスキットが装
置本体の所定の装着位置に確実に装着されているかどう
かが容易に判断できる。さらに、プロセスキットの装着
作業時においては、把手部材以外の部材をさわる必要が
ない。
【0062】従って、本画像形成装置のプロセスキット
は、専門の知識を持たない使用者の誰もが、プロセスキ
ットの装着作業を正確且つ容易に行うことができる。こ
れは、把手部材が固定把手部と可動把手部を可撓性材料
にて一体成型していることもあり、両手で把手部材を持
って着脱する時に、プロセスキットの固定及びその解除
が行えるためでもある。また、固定把手部に可撓性材料
にて一体成型された可動把手部側に固定手段を設けるこ
とで、プロセスキットの固定及びその解除のために、別
途固定手段を組み込むといった面倒な組み立て作業もな
くなる。
【0063】また、把手部材に清掃部材を設け、該把手
部材をプロセスキットに対し着脱可能に設けることで、
画像形成装置の他の構成部材の清掃を簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、レーザプ
リンタのプロセスキットを示す斜視図である。
【図2】上記レーザプリンタの概略の全体構成図であ
る。
【図3】上記プロセスキットの把手部材を示す斜視図で
ある。
【図4】上記把手部材の可動把手部の可動状態を示す説
明図である。
【図5】上記プロセスキットが装置本体に装着される状
態を示す説明図である。
【図6】上記プロセスキットが装置本体に装着された状
態を示す説明図である。
【図7】上記プロセスキットが装置本体に対して着脱さ
れる状態を示す概略の斜視図である。
【図8】上記プロセスキットの把手部材に清掃部材を設
けた状態の一例を示す斜視図である。
【図9】上記把手部材によるコロナ放電器の清掃状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 プロセスキット 3 支持フレーム(棒状ユニット支持手段) 4 把手部材 9 固定爪(位置決め固定手段) 10 感光体ドラム(棒状ユニット) 13 メインチャージャ(棒状ユニット) 17 クリーニングユニット(棒状ユニット) 31 ガイド溝 31a 固定凹部 33 清掃部材 35 コロナ放電用のワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 550 - 556 B41J 29/00 G03G 15/08 G03G 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置を構成する棒状ユニット
    と、この棒状ユニットを長手方向に対して水平に支持す
    る棒状ユニット支持手段と、この棒状ユニット支持手段
    に設けられる把手手段とを有し、画像形成装置本体に上
    方から装着される画像形成装置のプロセスキットにおい
    て、 上記把手部材は、固定把手部に対して可動可能となる可
    動把手部を可撓性材料にて一体成型にて連結してなり、
    上記棒状ユニット支持手段の両端部に設けられ、上記可
    動把手部側に画像形成装置本体の所定の装着位置にプロ
    セスキットを固定する位置決め固定手段が設けられてい
    ることを特徴とする画像形成装置のプロセスキット。
  2. 【請求項2】 上記把手部材の少なくとも一方を、上記
    棒状ユニット支持手段に着脱可能に設け、該把手部材に
    清掃部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置のプロセスキット。
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