JP2774175B2 - トーキーメッセージ送出方式 - Google Patents

トーキーメッセージ送出方式

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JP2774175B2 JP2060837A JP6083790A JP2774175B2 JP 2774175 B2 JP2774175 B2 JP 2774175B2 JP 2060837 A JP2060837 A JP 2060837A JP 6083790 A JP6083790 A JP 6083790A JP 2774175 B2 JP2774175 B2 JP 2774175B2
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【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第13〜16図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作 用(第1図) 実 施 例(第2〜12図) 発明の効果 〔概 要〕 頭出しの必要があるトーキーメッセージの送出方式に
関し、 複数の加入者端末が同じトーキーメッセージを要求し
た場合でも、待ち時間を少なくできるようにして、サー
ビス性の向上と、回線の無効保留時間の短縮化とをはか
れるようにすることを目的とし、 交換機の通話路に、複数のトーキートランクを介し
て、トーキーメッセージを発生するアナウンスメント装
置が接続されたものにおいて、アナウンスメント装置の
1つのトーキーメッセージが複数のトーキートランクを
介して送出可能に構成され、交換機の通話路に収容され
た加入者端末からトーキーメッセージ要求があった場
合、トーキーメッセージの頭出し要求を複数のトーキー
トランクを通じてアナウンスメント装置に送出し、この
アナウンスメント装置から最も早く上記の頭出し要求に
対する応答を受けたトーキートランクを介して、加入者
端末へトーキーメッセージの送出を行なうように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、頭出しの必要があるトーキーメッセージの
送出方式に関する。
近年、交換機サービスの1つとして、加入者から要求
があると、交換機付設のアナウンスメント装置から所要
のトーキーメッセージを送り出すというサービスがあ
る。かかるトーキーメッセージは所要の情報を合成音声
等にして提供している。この場合、加入者はトーキーメ
ッセージを聴くときはいつも初めから聴きたいという要
請があるため、加入者から要求があると、要求されたト
ーキーメッセージについて頭出しを行なって送出するも
のが提案されている。
〔従来の技術〕
第13図は従来のトーキーメッセージ送出サービスを有
する交換機システムのブロック図であるが、この第13図
において、1は通話路(NW)、2は中央制御装置(C
C)、3は主記憶装置(MM)、4は情報受信分配装置(S
RD)、5−i(i=1,2,・・,n)はトーキートランク、
6はアナウンスメント装置、7−j(j=1,2,・・,N)
はディジタルトランク、8−jは加入者端末である。
ここで、通話路1は、第14図に示すように、1次およ
び2次の時間スイッチ部(PTSW,STSW)11,12と空間分割
スイッチ部13とをそなえており、1次スイッチ部11は1
次スイッチ制御装置14にて制御され、2次スイッチ部12
は2次スイッチ制御装置15にて制御され、空間分割スイ
ッチ部13は空間スイッチ制御装置16にて制御され、これ
らの制御装置14〜16は、中央処理系と通話路網系とのイ
ンタフェースとしての情報受信分配装置4を介して、中
央制御装置2によって制御されるようになっている。
トーキートランク5−iは加入者端末8−jからの要
求があれば、その要求をアナウンスメント装置6へ通知
する機能を有しており、更にアナウンスメント装置6は
複数のトーキーメッセージMSG−iを送出するため複数
のメッセージ送出部6−iを有している。なお、1つの
トーキーメッセージMSG−iに対しては1つのトーキー
トランク5−iが割り当てられている。従って、あるト
ーキーメッセージMSG−iを送出するには、これに対応
するトーキートランク5−iを通じてしか送出すること
ができないようになっている。
また、トーキートランク5−iおよびディジタルトラ
ンク7−jも中央制御装置2の制御配下にあるが、アナ
ウンスメント装置6は中央制御装置2によって直接制御
されてはいない。
このような構成により、加入者端末8−jからトーキ
ー接続要求があると、中央制御装置2側では、第15図に
示すように、要求メッセージ種別からトーキートランク
番号を抽出して、該当するトーキートランク5−iへ頭
出し要求を送出して(ステップa1)、その後は、頭出し
通知待ち状態となる(ステップa2)。
一方、当該トーキートランク5−iでは、上記の頭出
し要求を受けると(ステップb1)、このトーキートラン
ク5−iは、頭出し要求をアナウンスメント装置6へ送
出して(ステップb2)、アナウンスメント装置6の該当
するメッセージ送出部6−iからの応答を待つ(ステッ
プb3)。そして、アナウンスメント装置6の該当するメ
ッセージ送出部6−iから応答があると(ステップb
4)、更に中央制御装置2へ応答を返す(ステップb
5)。
中央制御装置2は、この応答を受けると(ステップa
3)、該当加入者端末と該当トーキートランクとの通話
パスを接続する(ステップa4)。これによって、トーキ
ーメッセージ送出中となる(ステップa5)。このとき該
当トーキートランク5−iもトーキーメッセージMSG−
i送出中となっている(ステップb6)。
その後、加入者端末8−jからの解放要求があると、
中央制御装置2は、ステップa6で、トーキー解放を該当
トーキートランク5−iへ送出してから、該当加入者端
末と該当トーキートランク5との通話パスを解放する
(ステップa7)。
また、該当トーキートランク5−iでは、上記のトー
キー解放命令を受けると(ステップb7)、ステップb8
で、他の使用者がいるかどうかを判断して、もしまだ他
の使用者がいれば、トーキー送出中を継続させる(ステ
ップb9)が、いなければ、アナウンスメント装置6の該
当するメッセージ送出部6−iへトーキー送出停止を要
求して(ステップb10)、空き状態になる(ステップb1
1)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のトーキーメッセージ
送出方式では、1つのトーキーメッセージMSG−iに対
しては1つのトーキートランク5−iが割り当てられて
いるので、第16図に示すように、例えば加入者端末8−
1だけがトーキーメッセージMSG−iを要求している場
合は、あまり問題はないが、例えば加入者端末8−2〜
8−4がトーキーメッセージMSG−2を要求するような
場合は、遅く要求した加入者端末は次の頭出しまで無音
のまま待たされるという課題がある。
特に、メッセージ時間の長いものなどでは、待ち時間
が長くなってしまい、これによりサービス性が低下する
とともに、回線の無効保留時間が長くなってしまい、料
金的にも不経済であるという課題がある。
かかる課題は例えば国際電話のための交換局におい
て、上記のようなトーキーメッセージサービスを提供す
る場合に大きい。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、複
数の加入者端末が同じトーキーメッセージを要求した場
合でも、待ち時間を少なくできるようにして、サービス
性の向上と、回線の無効保留時間の短縮化とをはかっ
た、トーキーメッセージ送出方式を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
この第1図においても、1は通話路(NW)、2は中央
制御装置(CC)、3は主記憶装置(MM)、4は情報受信
分配装置(SRD)、5−i(i=1,2,・・,n)はトーキ
ートランク、6はアナウンスメント装置、7−j(j=
1,2,・・,N)はディジタルトランク、8−jは加入者端
末であり、トーキートランク5−iは加入者端末8−j
からの要求があれば、その要求をアナウンスメント装置
6へ通知する機能を有しており、更にアナウンスメント
装置6は複数のトーキーメッセージMSG−iを有してい
るが、1つのトーキーメッセージ(例えばMSG−1)に
対して複数のトーキートランク(例えば5−1〜5−
3)が割り当てられている。すなわち、トーキーメッセ
ージMSG−1を送出しうる例えば3つのメッセージ送出
部6−1〜6−3を有しており、トーキーメッセージMS
G−1の頭出し要求を複数のトーキートランク5−1〜
5−3を通じて受けると、これらのメッセージ送出部6
−1〜6−3からそれぞれトーキーメッセージMSG−1
をトーキートランク5−1〜5−3へ送出することがで
きるのである。従って、あるトーキーメッセージMSG−
1を送出する場合、複数のトーキートランク5−1〜5
−3のいずれかを通じて送出することができるようにな
っている。
なお、他のトーキーメッセージMSG−2〜MSG−m(m
<n)については、それぞれメッセージ送出部6−3〜
6−nから送出されるようになっている。
〔作 用〕
上述の本発明のトーキーメッセージ送出方式では、交
換機の通話路1に収容された例えば加入者端末8−1か
ら時刻taにトーキーメッセージMSG−1の要求があった
場合は、トーキーメッセージの頭出し要求が複数のトー
キートランク(例えばトーキートランク5−1〜5−
3)を通じてアナウンスメント装置6に送出され、この
アナウンスメント装置(6)から最も早く上記の頭出し
要求に対する応答を受けたトーキートランク(この場
合、例えばトーキートランク5−1)を介して、この加
入者端末8−1へトーキーメッセージMSG−1の送出が
行なわれる。
さらに、その後、加入者端末8−1において、まだト
ーキーメッセージMSG−1が終了していないときに、例
えば加入者端末8−2から時刻tbにおいて同じトーキー
メッセージMSG−1の要求があった場合は、トーキート
ランク5−1は使用中であるので、トーキーメッセージ
の頭出し要求が他のトーキートランク5−2,5−3を通
じてアナウンスメント装置6に送出され、このアナウン
スメント装置6から最も早く上記の頭出し要求に対する
応答を受けたトーキートランク(今度は例えばトーキー
トランク5−3)を介して、この加入者端末8−2へト
ーキーメッセージMSG−1の送出が行なわれる。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図で、この
第2図において、電子交換機は、通話路(NW)1,中央制
御装置(CC)2,主記憶装置(MM)3,情報受信分配装置
(SRD)4をそなえて構成されており、更にこの交換機
は、複数のディジタルトランク7−j(j=1,2,・・,
N)を介して複数の加入者端末8−jを収容している。
なお、通話路1は、1次および2次の時間スイッチ部
(PTSW,STSW)と空間分割スイッチ部とをそなえてお
り、1次スイッチ部は1次スイッチ制御装置にて制御さ
れ、2次スイッチ部は2次スイッチ制御装置にて制御さ
れ、空間分割スイッチ部は空間スイッチ制御装置にて制
御されるようになっており(この構成は第14図参照)、
これらの制御装置は、中央処理系と通話路網系とのイン
タフェースとしての情報受信分配装置を介して、中央制
御装置によって制御されるようになっている。
また、この交換機は、複数のトーキートランク5−i
(i=1,2,・・,n)をそなえており、各トーキートラン
ク5−iには、アナウンスメント装置6が接続されてい
る。ここで、トーキートランク5−iは加入者端末8−
jからの要求があれば、その要求をアナウンスメント装
置6へ通知する機能を有しており、更にアナウンスメン
ト装置6は複数のトーキーメッセージMSG−iを有して
いるが、1つのトーキーメッセージ(例えばMSG−1)
に対して複数のトーキートランク(例えば5−1〜5−
3)が割り当てられている。すなわち、トーキーメッセ
ージMSG−1を送出しうる3つのメッセージ送出部6−
1〜6−3を有しており、これらのメッセージ送出部6
−1〜6−3からそれぞれトーキーメッセージMSG−1
をトーキートランク5−1〜5−3へ送出することがで
きるのである。従って、あるトーキーメッセージMSG−
1を送出する場合、複数のトーキートランク5−1〜5
−3のいずれかを通じて送出することができるようにな
っている。
なお、他のトーキーメッセージMSG−2〜MSG−m(m
<n)については、それぞれメッセージ送出部6−3〜
6−nから送出されるようになっている。
ところで、この実施例にかかるトーキーメッセージ送
出方式では、通話路1に収容された加入者端末8−jか
らトーキーメッセージ(トーキー接続)要求があった場
合、アナウンスメント装置6から最も早くトーキーメッ
セージの頭出し通知を受けたトーキートランク5−iを
選択して、このトーキートランク5−iを介して、この
加入者端末8−jへトーキーメッセージの送出を行なう
ようになっている。すなわち、第3図に示すように、ト
ーキートランク5−iから頭出し要求を出した後、アナ
ウンスメント装置6からの応答通知のずれ(位相差,時
間差)から最適なトーキートランク5−iを選択して、
このトーキートランク5−iを介して、この加入者端末
8−jへトーキーメッセージを送出するのである。
上述の構成により、加入者端末8−jからトーキー接
続要求があると、中央制御装置2側では、第12図に示す
ように、要求メッセージ種別より同一メッセージをもつ
全トーキートランク番号(1〜3)を抽出して、該当す
るトーキートランク5−1〜5−3へ頭出し要求を送出
して(ステップA1〜A3)、その後は、頭出し通知待ち状
態となる(ステップA4)。
一方、各トーキートランク5−1〜5−3では、上記
の頭出し要求を受けると(ステップB1,C1,D1)、各トー
キートランク5−1〜5−3は、頭出し要求をアナウン
スメント装置6のメッセージ送出部6−1〜6−3へ送
出して、アナウンスメント装置6のメッセージ送出部6
−1〜6−3からの応答を待つ(ステップB2,C2,D2)。
そして、アナウンスメント装置6のメッセージ送出部6
−1〜6−3から応答があると(ステップB3,C3,D3)、
更に中央制御装置2へ応答を返す(ステップB4,C4,D
4)。
中央制御装置2は、この応答を受けると(ステップA
5)、ステップA6で、どのトーキートランクからの応答
であるかを判定する。
もし、応答を受けたトーキートランク(一番早く応答
を受けたもの)がトーキートランク5−1であれば、こ
のトーキートランク5−1と要求を出した加入者端末8
−jとの通話パスを形成するとともに(ステップA7)、
トーキー解放を他のトーキートランク5−2,5−3へ送
出する(ステップA8,A9)。
また、応答を受けたトーキートランク(一番早く応答
を受けたもの)がトーキートランク5−2あるいは5−
3であれば、このトーキートランク5−2あるいは5−
3と要求を出した加入者端末8−jとの通話パスを形成
するとともに(ステップA10あるいはA13)、トーキー解
放を他のトーキートランク5−1,5−3あるいは5−1,5
−2へ送出する(ステップA11,A12あるいはA13,A14)。
これによって、トーキーメッセージ送出中となる(ス
テップA16)。
つまり、中央制御装置2は、加入者端末8−jから例
えばトーキーメッセージMSG−1に対するトーキー接続
要求があった場合、トーキーメッセージの頭出し要求を
複数のトーキートランク5−1〜5−3を通じてアナウ
ンスメント装置6に送出し、このアナウンスメント装置
6から最も早く上記の頭出し要求に対する応答を受けた
トーキートランク(例えば、5−1)を介して、加入者
端末8−jへトーキーメッセージの送出を行なうのであ
る。
なお、このとき該当トーキートランクはトーキーメッ
セージMSG−1送出中となるが(ステップB5,C5,D5)、
トーキー解放通知を受けたトーキートランクでは、上記
のトーキー解放命令を受けると(ステップB6,C7,D7)、
ステップB7,C7,D7で、他の使用者がいるかどうかを判断
して、もしまだ他の使用者がいれば、トーキー送出中を
継続させる(ステップB8,C8,D8)が、いなければ、アナ
ウンスメント装置6のメッセージ送出部へトーキー送出
停止を要求して(ステップB9,C9,D9)、空き状態になる
(ステップB10,C10,D10)。
また、加入者端末8−jからの解放要求があると、中
央制御装置2は、トーキー解放を該当トーキートランク
を送出し、通話パスを解放する一方、該当トーキートラ
ンクでは、上記のトーキー解放命令を受けると、他の使
用者がいるかどうかを判断して、もしまだ他の使用者が
いれば、トーキー送出中を継続させる、いなければ、ア
ナウンスメント装置6のメッセージ送出部へトーキー送
出停止を要求して、空き状態になる。
次に、具体例について項目を分けて説明する。
(1)まず、トーキーメッセージMSG−1の要求が皆無
のとき、位相は全て同じとなっている。
(2)その後、第4図に示すように、加入者端末8−1
から最初のトーキーメッセージ要求があった場合は、ト
ーキートランク5−1〜5−3へ同時に頭出し要求を行
ない、これを受けてトーキートランクは個々にアナウン
スメント装置6へメッセージ送出要求を行なう。
(3)アナウンスメント装置6はこの要求を受けて、そ
れぞれトーキーメッセージMSG−1を送出するメッセー
ジ送出部6−1〜6−3を独立に制御し頭出し通知を対
応するトーキートランク5−1〜5−3へ送出する。
(4)この場合、頭出し要求時期がトーキートランク5
−1〜5−3とも同じであり、位相差も第8図に示すよ
うにないが、中央制御装置2は1台で多重処理を行なっ
ているため、トーキートランク5−1〜5−3に対する
処理の順序等で、必ず時間差をもって、アナウンスメン
ト装置6からの頭出し応答を受信する。
(5)このようにして頭出し応答に位相差が生じるた
め、頭出し通知を受けたトーキートランクのうち最も早
いものを選択する。なお、選択されなかったトーキート
ランクに対しては、解放要求を行なう。今、選択された
トーキートランクをトーキートランク5−1とすると、
このときのパス接続状態は第5図のようになる。
(6)ところで、上記のように選択されたトーキートラ
ンク5−1と選択されなかったトーキートランク5−2,
5−3とでは、第9図に示すように位相差が生じる。
(7)次に、加入者端末8−2がトーキーメッセージMS
G−1を要求したとすると、この場合も上記(2),
(3)項と同様に、トーキートランク5−1〜5−3へ
頭出し要求を行なう。
(8)そして、中央制御装置2は上記(5)項と同様
に、最も早く頭出し通知を受けたトーキートランクを選
択し、選択されなかったトーキートランクに対しては解
放要求を出す。この場合、メッセージ送出部6−2,6−
3からのトーキートランク5−2,5−3が選択される可
能性が高い。
今、選択されたトーキートランクをトーキートランク
5−2とすると、このときのパス接続状態は第6図のよ
うになる。
(9)ここまでで、トーキートランク5−1〜5−3間
に第10図に示すような位相差が生じたことになる。
(10)次に、加入者端末8−3がトーキーメッセージMS
G−1を要求したとすると、この場合も上記(7)〜
(9)項と同様にして、最も早い頭出しを受けたトーキ
ートランク(この場合、トーキートランク5−3)に接
続される。今、選択されたトーキートランクをトーキー
トランク5−3とすると、このときのパス接続状態は第
7図のようになる。
(11)さらに、第7図に示すように、加入者端末8−4
がメッセージを要求したとすると、この場合、既にトー
キートランク5−1〜5−3が位相差をもって使用され
ているが、この場合の処理方法も上述の場合と同じであ
る。すなわち、中央制御装置2が最も早く頭出し通知を
受けたトーキートランクを選択し、多重接続される(第
7図参照)。この場合も、トーキートランク5−1〜5
−3間に第11図に示すように位相差が生じている。そし
て、この場合、選択されたトーキートランクをトーキー
トランク5−2とすると、このときのパス接続状態は第
7図のようになる。
次に、呼終了時の作用について説明する。
例えば、加入者端末8−2のオンフックにより、トー
キートランク5−2につながれた呼を解放したとして
も、この場合、同じトーキートランク5−2を使用して
いる加入者端末が他にもいるから(加入者端末8−3が
使用しているから)、加入者端末8−4とトーキートラ
ンク5−2との通話パスを解放するだけにする。
一方、加入者端末8−1のオンフックのように、他に
同じトーキートランク5−1を使用している加入者端末
がいない場合は、加入者端末8−1とトーキートランク
5−1との通話パスを解放するとともに、メッセージの
ストップ要求をアナウンスメント装置6側のメッセージ
送出部6−1へ送る。
さらに、トーキートランク5−1〜5−3につながれ
ている加入者端末が全てなくなると、全てのトーキーメ
ッセージMSG−1の送出がストップされる。
なお、その後に、加入者端末からトーキーメッセージ
MSG−1の要求があると、前述の(1)以降の処理を行
なう。
このようにして、複数の加入者端末が同じトーキーメ
ッセージMSG−1を要求した場合でも、このトーキーメ
ッセージMSG−1の頭出しが行なわれるまでの待ち合わ
せ時間を平均的に短縮することができ、これによりサー
ビス性が向上するほか、回線の無効保留時間の縮小化を
はかることができるので、経済的である。
そして、特に、トーキーメッセージの録音時間が長い
場合は、その効果が十分に発揮される。
また、本実施例では、トーキーメッセージMSG−mの
記録方式(つまり、メッセージの送出タイミング)自体
には特別な工夫を施していないので、メッセージ送出部
6−iの構成を変更する必要が無く、これにより、本方
式の汎用性の向上も大いに寄与する。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明のトーキーメッセージ送
出方式によれば、アナウンスメント装置の1つのトーキ
ーメッセージが複数のトーキートランクを介して送出可
能に構成され、交換機の通話路に収容された加入者端末
からトーキーメッセージ要求があった場合、トーキーメ
ッセージの頭出し要求を複数のトーキートランクを通じ
て該アナウンスメント装置に送出し、このアナウンスメ
ント装置から最も早く上記の頭出し要求に対する応答を
受けたトーキートランクを介して、この加入者端末へト
ーキーメッセージの送出を行なうので、複数の加入者端
末が同じトーキーメッセージを要求した場合でも、トー
キーメッセージの頭出しが行われるまでの待ち合わせ時
間を平均的に短縮することができ、これによりサービス
性を向上できるほか、回線の無効保留時間の短小化をは
かることができ、これにより経済的に有利となる利点が
ある。また、トーキーメッセージの送出タイミング自体
には特別な工夫を施していないので、メッセージを送出
するための装置の構成を変更する必要が無く、これによ
り、本方式の汎用性の向上にも大いに寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第3〜7図はいずれも本発明の一実施例の作用を説明す
るためのブロック図、 第8〜11図は本発明の一実施例の作用を説明するための
タイムチャート、 第12図は本発明の一実施例の作用を説明するためのフロ
ーチャート、 第13図は従来例を示すブロック図、 第14図は通話路の構成を示すブロック図、 第15図は従来例の作用を説明するためのフローチャー
ト、 第16図は従来例の作用を説明するためのブロック図であ
る。 図において、 1は通話路、 2は中央制御装置、 3は主記憶装置、 4は情報受信分配装置、 5−iはトーキートランク、 6はアナウンスメント装置、 6−iはメッセージ送出部、 7−jはディジタルトランク、 8−jは加入者端末、 11は1次スイッチ部、 12は2次スイッチ部、 13は空間分割スイッチ部、 14は1次スイッチ制御装置、 15は2次スイッチ制御装置、 16は空間スイッチ制御装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒木 専二 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通第一通信ソフトウェア株式 会社内 (72)発明者 佐治 貞代 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通第一通信ソフトウェア株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭49−85907(JP,A) 特開 昭55−135460(JP,A) 特開 昭60−113564(JP,A) 特開 昭60−178763(JP,A) 特開 昭62−6569(JP,A) 特開 昭62−206959(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/50 H04Q 3/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換機の通話路(1)に、複数のトーキー
    トランク(5−i)を介して、トーキーメッセージを発
    生するアナウンスメント装置(6)が接続されたものに
    おいて、 該アナウンスメント装置(6)の1つのトーキーメッセ
    ージが複数のトーキートランク(5−i)を介して送出
    可能に構成され、 該交換機の通話路(1)に収容された加入者端末(8−
    i)からトーキーメッセージ要求があった場合、トーキ
    ーメッセージの頭出し要求を該複数のトーキートランク
    (5−i)を通じて該アナウンスメント装置(6)に送
    出し、該アナウンスメント装置(6)から最も早く該頭
    出し要求に対する応答を受けたトーキートランク(5−
    i)を介して、該加入者端末(8−i)へトーキーメッ
    セージの送出を行なうことを 特徴とする、トーキーメッセージ送出方式。
JP2060837A 1990-03-12 1990-03-12 トーキーメッセージ送出方式 Expired - Fee Related JP2774175B2 (ja)

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