JP2773836B2 - 集積回路用レイアウト配線のネット抽出方法 - Google Patents

集積回路用レイアウト配線のネット抽出方法

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JP2773836B2 JP63174669A JP17466988A JP2773836B2 JP 2773836 B2 JP2773836 B2 JP 2773836B2 JP 63174669 A JP63174669 A JP 63174669A JP 17466988 A JP17466988 A JP 17466988A JP 2773836 B2 JP2773836 B2 JP 2773836B2
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [目次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5、6図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1、2図) 作用 実施例 第1実施例(第3、4図) 第2実施例 発明の効果 [概要] 集積回路、特にLSI,VLSIのレイアウト配線のネットを
求めるネット抽出方法を関し、 より短時間でネット抽出を行うことを目的とし、 一直線のレイアウト配線であるラインの全接続点を求
め、次に、該接続点に、該接続点を端点又は中間点とす
るラインを対応させ、または該ラインに、該ラインの端
点又は中間点である該接続点を対応させ、次に、一方に
端子を有するラインにネット区別記号を付し、次に、該
ネット区別記号が付されたラインが属する接続点につい
て、該接続点に属する他のラインに該ネット区別記号と
同一のネット区別記号を付し、または該ネット区別記号
が付されたラインに属する接続点と同一接続点を有する
他のラインに該ネット区別記号と同一のネット区別記号
を付し、この最後の処理を繰り返し実行することによ
り、全ラインについてネット区別記号を求めるよう構成
する。
[産業上の利用分野] 本発明は、集積回路、特にLSI、VLSIのレイアウト配
線のネットを求めるネット抽出方法に関する。
[従来の技術] LSIの大規模化に伴い、実際の配線をレイアウトした
レイアウト配線が論理設計上の配線に一致しているかど
うかを検証する処理時間が長くなり、その処理時間の大
部分を占めるネット抽出処理の高速化が要請されてい
る。
従来のネット抽出方法を第5図及び第6図に基づいて
説明する。
以下、レイアウト配線上の屈曲しない一直線をライン
と称し、第5図において横方向(X方向)のラインを横
ライン、縦方向(Y方向)のラインを縦ラインと称す。
第5図に示すレイアウト配線は10本の異なるラインか
らなり、各ラインの始点及び終点をSi、Ei(i=1〜1
0)で示す。左端のS1、S4、S8及び右端のE1、E2、E5、E
7、E8、E10は端子であるとする。
計算機には各ラインの始点及び終点の座標が入力され
ており、計算機は第6図に示すフローチャートに基づい
てスリット法でネットを抽出する。すなわち、 (50)第5図左側から右側へ順次処理するために、全ラ
インを始点SiのX座標について小さい順に並べ変える。
なお、 (始点SiのX座標値)≦(終点EiのX座標値)であるも
のとする。
(51)次に、端子又は縦ライン上を通る、Y軸に平行な
グリッドG1〜G4を設定する。このグリッド間をスリット
と称し、以下ではスリット単位で処理を行う。このた
め、横ラインをグリッドG1〜G4で分割する。例えば、S
1、E1間のラインはこれをライン1、2及び3に分割す
る。第5図において、×印は分割点を示す。
(53)以下の処理ループにおいて、グリッドG1から処理
を開始する為に、グリッド番号iを1に初期設定する。
(54)最初に、グリッドG1上に始点を有するラインにつ
いて、始点のY座標で小さい順に並べ変える。第5図で
はS1、S4、S8の順に並び変える。
(55)最初はi=1であり、 (56)第5図において、左側端子を有するラインにネッ
ト番号を割り付ける。具体的には、ライン1にn1、ライ
ン7にn2、ライン12にn3のネット番号を割り付ける。
(59)次に、iの値をインクリメントする。
(60)i<imax=4であるので、ステップ54へ戻り、 (54)グリッドG2について上記並べ変えを行う。
(55)i≠1であるので、 (57)グリッドG2上の縦ラインにネット番号を次のよう
にして付す。
すなわち、縦ライン6上には横ライン7の終点E4が存
在するので、縦ライン6には横ライン7と同一のネット
番号n2を付す。また、縦ライン15の始点S9に横ライン12
の終点が存在するので、縦ライン15には横ライン12と同
一のネット番号n3を付す。
(58)次に、グリッドG2の右側横ラインにネット番号を
次のようにして付す。
すなわち、ライン2の始点にライン1の終点が存在す
るので、ライン2にはライン1と同一のネット番号n1を
付す。また、ライン4の始点にはライン6の始点が存在
するので、ライン4にはライン6と同一のネット番号n2
を付す。
以下、ステップ60でi=4になるまで上記同様の処理
を行う。
このように、スリット単位で処理を順次行うことによ
り、全ラインにネット番号を付すことができる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記スリット法では、横ラインをグリッドで
分割するので多数のライン(上記例では、分割前は10
本、分割後は17本)について処理を行う必要があり、ネ
ット抽出処理時間が長くなるという問題点があった。
本発明の目的は、より短時間でネット抽出を行うこと
ができる、集積回路用レイアウト配線のネット抽出方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 1)第1図は本第1発明の原理構成を示すフローチャー
トである。
第1発明では、次の処理(1)〜(4)を順に行った
後、処理(4)を繰り返し実行することにより、全ライ
ンについてネット区別記号を求める。
(1)一直線のレイアウト配線であるラインの全接続点
を求める。
(2)該接続点に、該接続点を端点又は中間点とするラ
インを対応させる。
(3)一方に端子を有するラインにネット区別記号を付
す。
(4)該ネット区別記号が付されたラインが属する接続
点について、該接続点に属する他のラインに該ネット区
別記号と同一のネット区別記号を付す。
2)第2図は本第2発明の原理構成を示すフローチャー
トである。
第2発明では、次の処理(1)、(2′)、(3)、
(4′)を順に行った後、処理(4′)を繰り返し実行
することにより、全ラインについてネット区別記号を求
める。
(1)一直線のレイアウト配線であるラインの全接続点
を求める。
(2′)該ラインに、該ラインの端点又は中間点である
該接続点を対応させる。
(3)一方の端子を有するラインにネット区別記号を付
す。
(4′)該ネット区別記号が付されたラインに属する接
続点と同一接続点を有する他のラインに該ネット区別記
号と同一のネット区別記号を付す。
[作用] ラインの接続点とラインとを対応させ、接続点または
ラインに着目して処理を行うので、従来例のようにライ
ンをグリッドで分割する必要がない。
したがって、その分、処理時間が短くなり、ネット抽
出処理が高速で行われる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
(1)第1実施例 第3図は第5図と同一のレイアウト配線を示す。
図中、Si、Ei(i=1〜10)はそれぞれ一直線のレイ
アウト配線であるラインiの始点及び終点を示す。
次に、第4図に示すフローチャートに基づいて、本第
1実施例におけるネット抽出手順を説明する。
(70)第3図左側から右側へ順次処理するために、全
ラインを始点SiのX座標について小さい順に並べ変え
る。なお、 (始点SiのX座標値)≦(終点EiのX座標値)であるも
のとする。
(71)次に、ラインの全接続点C1〜C16を求める。第
3図において、◇は接続点を示す。なお、端子S1、S4、
S8、E1、E2、E5、E7、E8及びE10は不図示の回路素子ま
たは配線との接続点である。第3図において、例えば、
ライン1の始点S1が接続点C1に対応し、ライン2の始点
S2とライン3の始点S3とが1つの接続点C4に対応し、ラ
イン4の終点E4とライン3の中間点とが1つの接続点C5
に対応する。
(72)次に、下記表1に示す如く、各接続点に、その
接続点を端点または中間点とするラインのライン番号を
持たせる。例えば、接続点C4にはライン番号2及び3を
持たせる。
(73)以下の処理ループにおいて、グリッドG1から処理
を開始する為に、グリッド番号iを1に初期設定する。
(74)最初に、グリッドG1上に始点を有するラインにつ
いて、始点のY座標で小さい順に並べ変える。第3図で
はS1、S4、S8の順に並び変える。
(75)最初はi=1であり、 (76)第3図において、左側端子を有するラインにネッ
ト番号を割り付ける。具体的には、ライン1にn1、ライ
ン4にn2、ライン8にn3のネット番号を割り付ける。
(79)次に、iの値をインクリメントする。
(80)i<imax=4であるので、ステップ74へ戻り、 (74)グリッドG2について上記並べ変えを行う。
(75)i≠1であるので、 (77)次に、グリッドG2の左側横ラインを持つ、グリッ
ドG2上の接続点、第3図では接続点C5及びC7について、
これら接続点の持つ他のラインにネット番号を次のよう
にして付す。すなわち、第1図及び上記表1では、接続
点C5に属するライン4にネット番号n2が付されているの
で、ライン3にもこれと同一のネット番号n2を付す。ま
た、接続点C7に属するライン8にネット番号n3が付され
ているので、ライン9にもこれと同一のネット番号n3を
付す。
(78)次に、グリッドG2上の縦ラインを持つ、グリッド
G2上の接続点、第3図では接続点C4、C6及びC8につい
て、これら接続点の持つ他のラインにネット番号を前記
の如くして付す。すなわち、第1図及び上記表1では、
接続点C4、C6については、ライン3にライン番号n2が付
されているので、ライン2、5にもこれと同一のネット
番号n2を付す。また、接続点C8については、ライン9に
ネット番号n3が付されているので、ラインC2にもこれと
同一のネット番号n3を付す。
(79)次にiの値を3にする。
(80)i<imaxであるので、ステップ74へ戻り、以上の
処理を繰り返す。
これにより、接続点C9については、ライン6にネット
番号n2が付され、接続点C10については、ライン7にネ
ット番号n2が付される。
このようにして、全ラインにネット番号が付され、ス
テップ80でi≧imaxと判定されてネット抽出処理が終了
する。
(2)第2実施例 上記第1実施例では、接続点にライン番号を持たせる
場合を説明したが、本発明は接続点とライン番号とを対
応付ければよく、ライン番号に接続点を持たせる構成で
あってもよい。この構成の対応関係を下記表2に示す。
上記表2において、第1実施例と同様に、最初に、ラ
イン1にネット番号n1を付し、ライン4にネット番号n2
を付し、ライン8にネット番号n3を付す。
次に、ネット番号n2を有するライン4に接続点C5が属
するので、この接続点C5が属するライン3にもネット番
号n2を付す。次に、ネット番号n3を有するライン8に接
続点C7が属するので、この接続点C7が属するライン9に
もネット番号n3を付す。
次に、ネット番号n2を有するライン3に接続点C4が属
するので、この接続点C4が属するライン2にもネット番
号n2を付す。以下同様の処理を行う。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明に係る集積回路用レイアウ
ト配線のネット抽出方法によれば、ラインの接続点とラ
インとを対応させ、接続点またはラインに着目して処理
を行うので、従来のようにラインをグリッドで分割する
必要がなく、また、接続点を求めてしまえば、ネットを
求める段階ではデータを全て点として取り扱え、ライン
の長さという概念を考えずにネットを求めることがで
き、したがって、処理時間が短くなり、ネット抽出処理
を高速で行うことができるという優れた効果を奏し、集
積回路の開発期間短縮化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明の原理構成を示すフローチャート、 第2図は本第2発明の原理構成を示すフローチャートで
ある。 第3図及び第4図は本発明の第1実施例に係り、 第3図は集積回路用レイアウト配線のネット抽出方法説
明図、 第4図は集積回路用レイアウト配線のネット抽出手順を
示すフローチャートである。 第5図及び第6図は従来例に係り、 第5図は集積回路用レイアウト配線のネット抽出方法説
明図、 第6図は集積回路用レイアウト配線のネット抽出手順を
示すフローチャートである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の処理(1)〜(4)を順に行った後、
    処理(4)を繰り返し実行することにより、全ラインに
    ついてネット区別記号を求めることを特徴とする集積回
    路用レイアウト配線のネット抽出方法。 (1)一直線のレイアウト配線であるラインの全接続点
    を求める。 (2)該接続点に、該接続点を端点又は中間点とするラ
    インを対応させる。 (3)一方に端子を有するラインにネット区別記号を付
    す。 (4)該ネット区別記号が付されたラインが属する接続
    点について、該接続点に属する他のラインに該ネット区
    別記号と同一のネット区別記号を付す。
  2. 【請求項2】次の処理(1)、(2′)、(3)、
    (4′)を順に行った後、処理(4′)を繰り返し実行
    することにより、全ラインについてネット区別記号を求
    めることを特徴とする集積回路用レイアウト配線のネッ
    ト抽出方法。 (1)一直線のレイアウト配線であるラインの全接続点
    を求める。 (2′)該ラインに、該ラインの端点又は中間点である
    該接続点を対応させる。 (3)一方に端子を有するラインにネット区別記号を付
    す。 (4′)該ネット区別記号が付されたラインに属する接
    続点と同一接続点を有する他のラインに該ネット区別記
    号と同一のネット区別記号を付す。
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