JP2773367B2 - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP2773367B2
JP2773367B2 JP2071304A JP7130490A JP2773367B2 JP 2773367 B2 JP2773367 B2 JP 2773367B2 JP 2071304 A JP2071304 A JP 2071304A JP 7130490 A JP7130490 A JP 7130490A JP 2773367 B2 JP2773367 B2 JP 2773367B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は、商用電源により、この商用電源切断時、バ
ックアップする機能及びこの機能を保護するために設け
られたヒューズを備えた電子装置に関し、 充電用電源でバックアップする機能に対し充電用電源
を供給していても、確実にヒューズ切れを検出すること
を目的とし、 処理を行う電子回路と、電子回路に電源を供給する第
1電源供給部と、充放電可能に構成され、第1電源供給
部の電源断時、電子回路に対して電源を供給する第2電
源供給部と、第2電源供給部に対して充電用電源を供給
する充電用電源部と、第2電源供給部と、充電用電源部
及び電子回路の間に設けられたヒューズと、充電用電源
部から第2供給電源部に対する供給電圧を監視する電圧
監視部と、充電用電源部から第2電源供給部に対する電
源電圧を電圧監視部で検出する電圧以下に降下させる電
圧降下部と、電圧降下部を充電用電源部とヒューズとの
間に対して接続或いは切断状態に切り換える切換部と、
切換部を所定のタイミングで接続、切断する切断制御部
と、を構成し、或いは、種々の処理を行うとともに、外
部からの切断指示により装置を停止する電子回路と、電
子回路に電源を供給するとともに、電子回路からの電源
断指示により電源断となる第1電源供給部と、充放電可
能に構成され、第1電源供給部の電源断時、電子回路に
対して電源を供給する第2電源供給部と、第1電源供給
部とともに投入・切断され、第2電源供給部に対して充
電用電源を供給する充電用電源部と、第2電源供給部
と、充電用電源部及び電子回路の間に設けられたヒュー
ズと、を備え、 電子回路は、外部からの電源切断指示入力時、所定の
情報を書き込む書き込み部と、書き込み部に所定の情報
を書き込んだ後第1電源供給部に電源切断指示を出す電
源切断部と、第1電源供給部の切断後、第2電源供給部
からの供給電源により動作し、書き込み部の情報を別の
情報に書き換える書き換え部と、により構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、商用電源により、この商用電源切断時、バ
ックアップする機能及びこの機能を保護するために設け
られたヒューズを備えた電子装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来の技術を示す図である。
51は電子回路であり、種々を行うものである。52は電
源部であり、装置に電源を供給するものである。53は電
池であり、充放電可能であり、電源部52が停電等で断と
なった場合に、電子回路51に対して電源を供給する。54
は充電用電源部であり、電源部52に設けられ、電池53に
対して充電用電源を供給している。55はヒューズであ
り、電源充電用電源54及び電子回路51する分岐点と、電
池53との間に設けられ、電子回路の障害による電池53へ
の影響防止するためのものである。56は低電圧検出部で
あり、充電用電源部54からの供給電源が所定値以下に下
がったことを検出するものである。57乃至59はダイオー
ドであり、それぞれ必要な箇所に設けられ、逆電流を防
止している。
図にしたがって動作を説明する。
電子回路51は電源部52より、所定の電圧の電源を受取
り、内蔵している処理部であるマイクロプロセッサユニ
ット(MPU)、メモリ、ファイル等を動作させ、種々の
処理を行っている。
例えば、POS端末装置では、電子回路51に顧客との取
引の情報を処理させる。この電子回路51に対して、電源
部52から電源を供給し、電子回路51は動作している。こ
こで何らかの障害、例えば、商用電源の停電により、電
源部52から電子回路51に対する供給電源が切断されると
電子装置52の動作が停止してしまう。従って、この障害
が顧客との取引の最中発生すると、取引の情報を保護し
ないまま、電子回路51の動作を停止してしまう。そのた
め、電源が復旧しても、装置は立ち上がるものの、停電
前まで行っていた取引の情報が、保護されていないた
め、停電前の取引を継続して行うことができない。その
ため、顧客に迷惑を掛けるばかりか、取引の情報が入力
された度に集計するようなシステムにおいては、集計情
報を誤ってしまう。
このため、停電等の障害が発生しても、それまで、行
っていた取引の情報をファイル等に退避を行い、取引情
報を保証することが必要ななってくる。そのため、充電
可能な電池53を設け、通常は充電用電源部54からこの充
電53に対して、充電用電源を供給し、充電しておく。停
電が発生した場合には、情報の保証処理を行う間の電源
を電池53により供給することにより、保証処理する電子
回路51をバックアップしている。
この電池53に対する充電電圧が正常か否かを検出する
ため、低電圧検出部56が設けられている。
さらにこの電池53を異常な電圧・電流から保護するた
めに、電池53と、充電用電源部54及び電子回路51との間
にヒューズ55を挿入している。
また、電池53へ対する充電が過充電と成らないよう、
電池53へ流れる電流を制限するために、電流制限抵抗が
設けられている。しかも、要所においては、電流の方向
を一方向に規制するためにダイオード58〜60が設けられ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来の技術においは、充電用電源部
54の供給電圧は低電圧検出部56で検出しているものの、
ヒューズ55が何かの障害で切断されていても、検出する
ことができない。つまり、図中a点には、充電用電源部
54からの電圧が加わっているため、ヒューズ55が切断さ
れたとしても、低電圧検出部56では、充電用電源部54が
供給する電圧を検出してしまうため、ヒューズ55の切断
を確認することができない。
従って、ヒューズ55が切断された状態のとき、商用電
源に停電が発生し、電源部52による電源供給ができなく
なると、ヒューズ55が切断されいているため、電子回路
51が情報の保証処理を行う時間をバックアップすること
ができない。そのため、復旧後、停電前の処理を継続し
て行うことができなくなってしまう。
従って、せっかくバックアップ機能を有していても、
このバックアップ機能が無駄になってしまう。
依って、本発明では、このヒューズの切れを検出でき
る電子装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
従って、本発明は第1図及び第2図に示す様に、 1)処理を行う電子回路1と、電子回路1に電源を供給
する第1電源供給部2と、充放電可能に構成され、第1
電源供給部2の電源断時、電子回路1に対して電源を供
給する第2電源供給部3と、第2電源供給部3に対して
充電用電源を供給する充電用電源部4と、第2電源供給
部3と、充電用電源部4及び電子回路1の間に設けられ
たヒューズ5と、充電用電源部4から第2供給電源部3
に対する供給電圧を監視する電圧監視部6と、充電用電
源部4から第2電源供給部3に対する電源電圧を電圧監
視部6で検出する電圧以下に降下させる電圧降下部7
と、電圧降下部7を充電用電源部4とヒューズ5との間
に対して接続或いは切断状態に切り換える切換部8と、
切換部8を所定のタイミングで接続、切断する切換制御
部9と、 備えたことを特徴とする電子装置、或いは、 2)種々の処理を行うとともに、外部からの切断指示に
より装置を停止する電子回路21と、 電子回路21に電源を供給するとともに、電子回路(1
1)からの電源断指示により電源断となる第1電源供給
部22と、 充放電可能に構成され、第1電源供給部22の電源断
時、電子回路21に対して電源を供給する第2電源供給部
3と、 第1電源供給部22とともに投入・切断され、第2電源
供給部3に対して充電用電源を供給する充電用電源部4
と、 第2電源供給部3と、充電用電源部4及び電子回路21
の間に設けられたヒューズ5と、 を備え、 電子回路21は、 外部からの電源切断指示入力時、所定の情報を書き込
む書き込み部16と、 書き込み部16に所定の情報を書き込んだ後第1電源供
給部22に電源切断指示を出す電源切断部17と、 第1電源供給部22の切断後、第2電源供給部3からの
供給電源により動作し、書き込み部16の情報を別の情報
に書き換える書き換え部18と、 を備えたことを特徴とする電子装置、 により、目的を達成することができる。
〔作 用〕
1)充電用電源部4とヒューズ5の間に電圧降下部7を
設け、さらに切換部8を設ける。この切換部8に対し
て、確認信号出力部9から、切換信号を出力する。する
と、電圧降下部7が充電用電源4とヒューズ5の間に接
続状態となり、充電用電源4からヒューズ5に供給され
る電圧を降下させる。この電圧降下を低電圧検出部6
が、検出すれば、ヒューズ5の切断である。また、充電
用電源4からの電圧が降下しても、第2電源供給部3よ
り電源供給があれば、電圧は降下しないため、低電圧検
出部6は電圧降下を検出することがない。これは、ヒュ
ーズ5が接続状態であることを意味するものである。
2)電子回路21に対して、外部から電源切断の指示があ
った場合、情報の保証処理を行うとともに書き込み部16
に所定の情報を書込む。その後、第1電源供給部22を切
断する。この場合、ヒューズ5が接続状態にあれば、電
子装置21は第2電源供給部からの電源供給により、動作
し、書き込み部16の情報を書き換え部18により、別の情
報に書き換える。
また、ヒューズ5が切断状態にあれば、第2電源供給
部3から電源供給を受けることがないため、電子回路21
は停止し、情報の書き換えを行わない。
従って、電源投入時に、この書き込み部16の情報を検
査するば、ヒューズ5が接続状態か、切断状態かを検出
することができる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図を使用して、実施例を説明する。
尚、第1図乃至第4図を通じて、同一対象物には同一符
号を付す。
1は電子回路であり、種々の処理を行うものである。
2は電源部であり、各部に電源を供給するものである。
3は電池であり、充放電可能に構成されている。4は充
電用電源部であり、電源部2に設けられ、電池3に対し
て、充電用電源を供給している。5はヒューズであり、
電池3と充電用電源部4の間に設けられている。6は低
電圧検出部であり、特許請求の範囲でいう電圧監視部6
であり、充電用電源部4とヒューズ5の間に接続され、
この点(図中b)の電圧が所定値以下か否かを検出して
いる。7は電圧降下部であり、10はアースであり、11は
保護抵抗であり、電源降下部7はアース10及び保護抵抗
11で構成されている。8はスイッチングであり、特許請
求の範囲でいう切換部である。9は確認信号出力部であ
り、ヒューズ5の接続状態を確保するための信号を出力
するものである。12は電流制限抵抗であり、充電用電源
部4から電池3に対して供給される電圧を降下させるこ
とにより、電池3に流れる電流を制限している。13乃至
15はダイオードであり、電流の方向を一方向に規制して
いる。
通常、電子回路1は、電源部2より、ダイオード15を
介して供給される電源によって動作している。また、電
池3は、電源部2の充電用電源部4から電流制限抵抗1
2、ダイオード13及びヒューズ5を介して電源を供給さ
れ、充電を行っている。
電池3は、ヒューズ5とダイオード13の間(図中b
点)から分岐し、ダイオード14を介して、電子回路1に
電源供給を行う。
また、この図中b点には、低電圧検出部6が接続され
ており、この点の電圧を監視することにより、充電用電
源4及び電池3の電圧が所定値以下に成ったことを検出
する。
また、電流制限抵抗12とダイオード13の間(図中c
点)から、保護抵抗11及びスイッチング8が直列接続さ
れ、更にアース10に接続されている。
このスイッチング8には、確認信号出力部9の出力信
号が入力されている。スイッチング8の切り換え動作は
確認出力部9の出力信号に基づき行われる。
次に第1図の動作を説明する。
通常、電源部2からダイオード15が介して電子回路1
に電源を供給している。また、電源部2の充電用電源部
4は電流制限抵抗12、ダイオード13およびヒューズ5を
介して電池3に電源を供給する。電池3はこの充電用電
源部4からの供給電源を充電している。
ここで、ヒューズ5接続状態を確認するためには、電
子回路1の指示に基づき確認信号出力部9が確認信号を
出力する。すると、スイッチング8がオン状態となり、
図中c点の電流が保護抵抗11、スイッチング8を介し
て、アース10に流れる。これにより、電流制限抵抗12お
よび保護抵抗11で電圧降下が発生し、図中c点の電圧が
充電時の電圧より降下する。
ヒューズ5が接続状態の場合は、 上述したように図中c点に電圧降下が生じると図中b
点でもこれに伴い電圧降下が生じる。しかし、電池3よ
りヒューズ5を介して電圧が供給されるため、図中b点
の電圧は降下しない。従って、図中b点に接続さている
低電圧検出部6が電圧が所定値より下がったことを検出
してない。従って、電子回路1は確認信号出力部9より
出力信号が出力したのち、低電圧検出部6が電圧が所定
値以下になったことを検出しないので、ヒューズ5は、
接続状態にあるものとして、外部(操作者)には報知し
ない。
ヒューズ5が切断状態の場合は、 上述したように図中c点に電圧降下が生じると図中b
点でもこれに伴い電圧降下が生じる。ここでヒューズ5
が切断状態にあれば、電池3から図中b点に対して電源
供給を行うことができないため、図中b点の電圧は、所
定値以下になってしまう。従って、図中b点に接続され
いてる低電圧検出部6が図中b点の電圧が所定値以下に
なったことを検出する。従って、電子回路1は確認信号
出力部9より、確認信号が出力されたのち、図中b点の
電圧が所定値以下になったため、電源断、或いは充電用
電源部4の障害でなく、ヒューズ5が切断状態にあるこ
とを検出することができる。
電圧降下部7として、保護抵抗11およびアース8を使
用したが、別の電圧降下の手段としては、第1図(b)
のように、ダイオード13と充電用電源部4の間に開閉ス
イッチ19を設け、図中b点に対する電源供給を完全に切
断するようにしてもよい。従って、確認信号出力部6よ
り、確認信号を出力することをより、開閉スイッチ19を
開状態とし、図中b点への供給電源を切断する。ヒュー
ズ5が接続状態にあれば、電池3からの電源供給より図
中b点の電圧は降下しない。従って、低電圧検出部6は
電圧が所定値以下になったことを検出しないため、ヒュ
ーズ5は接続状態にあることを電子回路1は検出するこ
とができる。もし、ヒューズ5が切断状態にあれば、電
池3からの電源供給がないため、図中b点の電圧は0ま
で降下し、所定値以下になる。このことを低電圧検出部
6が検出することりより、電池回路1はヒューズ5が断
状態にあることを検出することができる。
第2図(不揮発性メモリ16は除く)を使用して、第1
図(a)および(b)の確認信号出力処理について説明
する。
9は確認信号出力部であり、スイッチング8に対して
確認信号を出力するものである。30はCPUであり、各部
の制御を行うものである。31はROMであり、32はRAMであ
る。33はファイルであり、必要な情報例えば、取引情報
等を記憶しておくものである。34は表示部であり、必要
な情報に表示するとともに、ヒューズの切れを通知する
等の障害通知手段としても使用される。35はキーボード
であり、必要な情報を入力するものである。36は外部イ
ンターフェイスであり、図示しない上位装置と回線を介
して接続されている。37は投入切断スイッチであり、装
置の投入切断指示を入力するものである。38はタイマで
ある。
確認信号出力部9より出力される信号は、例えば、商
用交流電源の正弦波を分周することにより、クロック信
号を出力する。このクロック信号と同期を取り、低電圧
検出部6の検出状態を監視すれば、所定間隔で信号を出
力するため、常に、ヒューズ5の接続状態を監視するこ
とができる。ヒューズ5の切断を検出した場合には、表
示部34にヒューズ5切断を示すメッセージを出力する。
このことにより、ヒューズ5の切断を操作者に通知する
ことができる。
また、装置の電源立ち上げ時に、確認信号を出力する
様にしてもよい。
つまり、投入切断スイッチ37より装置の電源投入信号
が入力されると、CPU30はIPL処理を開始する。これと同
時にタイマ38を起動する。
このタイマ38は所定の時間、例えば、装置の電源投入
時点より、装置が立ち上がり、IPL処理等を終了し、安
定する時間を予め見当をつけ、設定した時間まで、計時
する。CPU30は、タイマ38が所定値になったことを検出
すると、確認信号出力部9に対して、確認信号を出力す
る様に指示を出す。この指示に基づいて確認信号出力部
9は、確認信号を第1図(a)のスイッチング8、或い
は、第1図(b)の開閉スイッチ19に対して出力する。
このことにより、ヒューズ5の接続状態を装置電源投入
時に行うことができる。
また、キーボード35にスイッチを設け、このスイッチ
からの指示により、確認信号出力部9より確認信号を出
力し、低電圧検出部6の検出結果、つまり、図b点の電
圧が所定値より降下したことを表示部37に表示するよう
にすれば、操作者が、スイッチの押下と表示に基づい
て、ヒューズ5が切断状態にあることを検出することが
できる。
第3図は他の実施例を示す図である。
21は電子回路であり、種々の処理を行うとともに外部
からの切断指示により、装置の切断動作を行う。22は電
源部であり、各部に電源供給を行うとともに、電子回路
21からの切断指示により、切断動作を行う。他の部分に
ついては、第1図と同じであるので説明を省略する。
第2図(破線部は除く)は、第3図の電子回路1およ
び低電圧検出部6のブロック図である。
16は不揮発性メモリであり、電源供給が無くても記憶
した情報を保持する書き換え可能なメモリである。
書き込み部16は不揮発性メモリ16に対応し、電源切断
部17および書き換え部18は、CPU30が有する機能、例え
ば、第4図ステップ或いはステップである。
第4図は他の実施例の処理フローである。
この処理フローに基づき動作を説明する。
装置は、RAM32に格納された情報に基づいて通常処理
を行っている(ステップ)。
投入切断スイッチ37から電源切断指示があるか否かを
検出する(ステップ)。電源切断指示が入力されたこ
とを検出すると、CPU31の処理より、電源切断処理をお
こなう(ステップ)。この電源切断処理とは、通常処
理時には、RAM32に記憶され処理されていた情報を電源
が切断されても、消去しないようファイル33に転送す
る。また、図示しない上位装置に対して装置を切断する
旨の通知を出す等の電源切断に必要な予め定められた処
理である。
電源切断処理が終了すると、次にCPU30は、不揮発性
メモリ16に所定の情報例えば“01"をセットする(ステ
ップ)。
次に電源部22に対して切断信号を出力する(ステップ
)。
この切断信号に基づき、電源部22は切断される。
電子回路21に対する電源が切断されたか否かをCPU30
は、監視する(ステップ)。
しかし、電源部22の切断時においても電池3により、
電源のバックアップを行うため、電源部22の切断時に
は、ヒューズ5、ダイオード14を介して、電子回路21に
対して電源供給がされる。
この電池3から電源供給により、CPU30は動作し、不
揮発性メモリの情報を書き換える(ステップ)。つま
り、電源部22の切断前に不揮発性メモリ16に書き込んだ
“01"の情報を“00"に書き換える。
不揮発性メモリ16の情報を書き換えた後、装置の電源
を切断する(ステップ)。これは、例えば、電池3か
らの電源供給が無くなるのを待つ。或いは、完全に放電
させたくない場合には、電池3と電子回路21の間にスイ
ッチを設けておき、不揮発性メモリ16の情報の書き換え
が終了した時点で、このスイッチを断状態とし、電池3
から電子回路1に対する電源供給を切断するようにして
もよい。
その後、電源切断状態となる(ステップ)。
また、ヒューズ5が切断状態にある場合には、電源部
22の切断後、電池3からの電源供給がないため、CPU30
は動作出来ず、不揮発性メモリ16の情報を書き換えるこ
とができない。そのため、不揮発性メモリ16に格納され
た情報は、電源部22対する切断信号出力前に書き込まれ
た“01"のままである。
次に、電源投入指示が投入切断スイッチ37より有れ
ば、電源部2に投入指示を出し、電源を立ち上げる(ス
テップ)。
電源が立ち上がるとROM31のプログラムにより、ファ
イル33に格納された動作プログラムをRAM32に対してロ
ードする(ステップ)。
以下CPU30はこの動作プログラムに基づき動作する。
IPL処理が終了するとCPU30は不揮発性メモリ16の情報
を読出す(ステップ)。
不揮発性メモリ16内の情報が所定の情報であるか否か
を確認する(ステップ)。つまり、不揮発性メモリ16
の情報が“00"であれば、ヒューズ5が接続状態にあ
り、電源切断時に電池3の供給電源により、情報が書き
換えたと判断でき、このことは、つまり、ヒューズ5が
接続状態にあることを意味する。また、不揮発メモリ16
の情報が“01"である場合には、電池3の供給電源が無
かったもの判断できる。つまり、これは、ヒューズ5が
切断状態にあることを意味する。
もし、不揮発性メモリ16の内容がヒューズ5の切断状
態を表す情報(“01")であれば、ヒューズ5が切断状
態にあることを表示部24に表示することにより操作者に
通知する(ステップ)。
その後、通常処理を行う(ステップ)。
また、不揮発性メモリ16の内容がヒューズ5の接続状
態を示す情報(“00")であれば、ヒューズ5が接続状
態であるので操作者に対して通知することなく、通常処
理(ステップ)を行う。
〔発明の効果〕
以上のように、ヒューズ5の確認手段を設けたため、
ヒューズの接続状態の確認を行うことができる。
従って、商用電源の停電等の障害が発生しても障害に
対する処理を電池3の電源供給によって行うことができ
ることを操作者が確認できるため、安心して処理を遂行
することができる。
依って、より信頼度の高い装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例図であり、 第1図(b)は電圧降下部の他の実施例図あり、 第2図は実施例のブロック図あり、 第3図は本発明の他の実施例図であり、 第4図は他の実施例の処理フローであり、 第5図は従来技術を示す図である。 1は電子回路、2は第1電源供給部、3は第2電源供給
部、4は充電用電源部、5はヒューズ、6は電圧監視
部、7は電圧降下部、8は切換部であり、16は書き込み
部、17は電源切断部、18は書き換え部、21は電子回路、
22は電源供給部である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理を行う電子回路(1)と、 電子回路(1)に電源を供給する第1電源供給部(2)
    と、 充放電可能に構成され、第1電源供給部(2)の電源断
    時、電子回路(1)に対して電源を供給する第2電源供
    給部(3)と、 第2電源供給部(3)に対して充電用電源を供給する充
    電用電源部(4)と、 第2電源供給部(3)と、充電用電源部(4)及び電子
    回路(1)の間に設けられたヒューズ(5)と、 充電用電源部(4)から第2供給電源部(3)に対する
    供給電圧を監視する電圧監視部(6)と、 充電用電源部(4)から第2電源供給部(3)に対する
    電源電圧を電圧監視部(6)で検出する電圧以下に降下
    させる電圧降下部(7)と、 電圧降下部(7)を充電用電源部(4)とヒューズ
    (5)との間に対して接続或いは切断状態に切り換える
    切換部(8)と、 切換部(8)を所定のタイミングで接続、切断する切換
    制御部(9)と、 備えたことを特徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】種々の処理を行うとともに、外部からの切
    断指示により装置を停止する電子回路(21)と、 電子回路(21)に電源を供給するとともに、電子回路
    (21)からの電源断指示により電源断となる第1電源供
    給部(22)と、 充放電可能に構成され、第1電源供給部(22)の電源断
    時、電子回路(11)に対して電源を供給する第2電源供
    給部(3)と、 第1電源供給部(22)とともに投入・切断され、第2電
    源供給部(3)に対して充電用電源を供給する充電用電
    源部(4)と、 第2電源供給部(3)と、充電用電源部(14)及び電子
    回路(11)の間に設けられたヒューズ(5)と、 を備え、 電子回路(21)は、 外部からの電源切断指示入力時、所定の情報を書き込む
    書き込み部(16)と、 書き込み部(16)に所定の情報を書き込んだ後第1電源
    供給部(22)に電源切断指示を出す電源切断部(17)
    と、 第1電源供給部(22)の切断後、第2電源供給部(3)
    からの供給電源により動作し、書き込み部(16)の情報
    を別の情報に書き換える書き換え部(18)と、 を備えたことを特徴とする電子装置。
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