JP2772219B2 - エアバッグ組立体 - Google Patents

エアバッグ組立体

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JP2772219B2
JP2772219B2 JP5132203A JP13220393A JP2772219B2 JP 2772219 B2 JP2772219 B2 JP 2772219B2 JP 5132203 A JP5132203 A JP 5132203A JP 13220393 A JP13220393 A JP 13220393A JP 2772219 B2 JP2772219 B2 JP 2772219B2
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    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
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    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/276Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means to vent the inflation fluid source, e.g. in case of overpressure

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概ねエアバッグ組立体
に係り、より詳しくは最小数のファスナエレメントをも
って結合装置とエアバッグとカバーとがリアクション装
置に結合されたエアバッグ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載エアバッグ組立体は、一般
に、激突や衝突が発生したときに協働して搭乗者を保護
するインフレータとエアバッグとカバーとリアクション
装置とを含んでいる。エアバッグ組立体は、通常、リア
クション装置を介して車両の構造部分に取り付けられ
る。例えば助手席側のエアバッグ組立体の場合は、リア
クション装置は車載計器パネルのための指示構造体に取
り付けられる。カバーは、搭乗者室からエアバッグ組立
体の残りの部品を切り離しているが、たいていは車載計
器パネルの一部を形成するよう設計されている。
【0003】車両に取り付けられると、エアバッグ組立
体は車両の衝突が発生したときにエアバッグを展開させ
るよう作動する。厳密には、衝突が発生したときに、イ
ンフレータが膨張用流体をエアバッグに供給する。この
膨張用流体の供給により、エアバッグが拡張してカバー
内に連続的に(ただし殆ど瞬時にして)開口が形成さ
れ、エアバッグをして搭乗者室内に押し出し、エアバッ
グを完全に膨張させて搭乗者が車両の構造部分を痛打し
ないよう緩衝する。エアバッグ組立体には熱シールドが
組み込まれ、展開中にインフレータによって伝達される
熱から車両を保護している。
【0004】エアバッグ産業では、エアバッグ組立体を
作るのに新規でより費用効果の高い方法がますます重要
になりつつある。より詳しくは、エアバッグ組立体は目
下のところ大多数の自動車に装着されつつある。顧客が
要求し、かつ車両安全のための連邦法規の要求が拡大し
続けているため、将来に亙って組み込まれるエアバッグ
組立体の数は増加し続けるであろう。自動車メーカがこ
の高まりつつある要求に応えられるようにするため、エ
アバッグ組立体を効率よく経済的に製造できるようにす
る単純で効果的な技術に対する飽くなき要求がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】製造上の経費と複雑さ
に影響する一つの要因は、エアバッグ組立体の個々の部
品の製作にある。現存する多くのエアバッグ組立体で
は、リアクション装置及び又は熱シールド等の特定の部
品は、数種の部品をボルト締めやリベット打ち或いは溶
接により合体形成した多部品構造体である。こうした多
部品構造体は満足のいくものであることが証明されてい
るが、片や関連する製作技術は時として非常に複雑であ
り、かつ時間がかかるものである。より詳しくは、多部
品構造体の製作には、様々な部品を正規の向きに整合又
は配置し、そこでこれら整合された部品を相互にボルト
締めやリベット打ち或いは溶接する必要がある。
【0006】さらに、部品が多部品構造体であるかどう
かに関係なく、部品には通常エアバッグ組立体の主ファ
スナエレメント(主締結要素)を受け入れる結合孔を形
成しなければならない。これら結合孔の位置(とさらな
る処理によって形成しなくてはならない他の特徴)は、
しばしば多方向穿孔や打ち抜きによって形成しなくては
ならないようになっている。従って、これらのさらなる
処理ステップを遂行するため、部品を複数の向きに整合
又は配置することがしばしば必要になる。
【0007】製造の経費及び複雑さに影響する他の要因
は、エアバッグ組立体内へのインフレータの組み込みに
ある。インフレータは通常、エアバッグ組立体の最大重
量部品であり、かくしてこの部品を早くから組み込むこ
とは普通望ましいことではない。その上、インフレータ
の移送及び又は格納は、しばしばエアバッグ組立体の他
の部品には適用されないしかるべき安全規則に従うこと
を伴う。従って、多くの製造業者は、エアバッグ組立体
へのインフレータの組み込みを、エアバッグ組立体の他
の部品よりも遅い段階でかつ又は異なる場所に組み込む
ことを好む。
【0008】しかも、製造効率に影響する他の要因は、
エアバッグ組立体の個々の部品を合体させる組立にあ
る。代表的な組立プロセスでは、エアバッグは(ボルト
やリベットといった)一組のファスナエレメントをもっ
てリアクション装置に結合され、カバーはファスナエレ
メントの追加の組をもってリアクション装置に結合され
る。エアバッグ組立体が熱シールドを含む場合は、この
部品もまたファスナエレメントとともにリアクション装
置に結合される。
【0009】一般に、エアバッグ組立体内に組み込まれ
るファスナエレメントの数が増えるほど、組立技術は複
雑化する。ある種のエアバッグ組立体の設計は、エアバ
ッグとカバーを合体結合させるのに一組のファスナエレ
メントを用いてきたが、そうした設計はエアバッグ組立
体1個当たり20又はそれ以上の個別ファスナエレメン
トが必要である(例えば、1991年2月19日に出願
され、本発明の譲り受け人に譲渡された米国特許出願第
07/657,423号参照)。さらに、多くのエアバ
ッグ組立体では、ファスナエレメント用に唯一自由に選
択できるのは、ファスナエレメントのロック部分の視察
を防ぐ目隠しリベットである。
【0010】これらの理由から、本出願人はエアバッグ
組立体には以下の要求が残っているものと信ずる。
(i)多部品構造体及び又は多方向穿孔に関連した複雑
な製作技術を避け、(ii)エアバッグ組立体の他の部
品よりも遅らせてかつ又は異なる位置にインフレータを
組み込むことができ、(iii)ファスナエレメントの
数を最小化し、目隠しリベットの必要性を取り除く。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、しかるべき部
品が、圧断により効率よく経済的に形成され、さらに単
一方向の形成及び穿孔により処理されるエアバッグ組立
体を提供する。従って、多部品構造及び又は多方向穿孔
に関連する複雑な製作技術は避けられる。さらに、関連
する組立方法により、エアバッグ組立体内へのインフレ
ータの組み込みが、エアバッグ組立体の他の部品よりも
遅らせられ、異なる場所にさせられる。さらにまた、エ
アバッグ組立体のファスナエレメント(締結要素)は、
好ましくはロック部がエアバッグ組立体の外部から可視
の6個のファスナエレメントからなる。従って、ファス
ナエレメントの数は最小化され、目隠しリベットの必要
性は取り除かれる。
【0012】より詳しくは、本発明は、インフレータと
結合装置とエアバッグとカバーとリアクション装置とか
らなるエアバッグ組立体を提供するものである。インフ
レータは、エアバッグに膨張用流体を供給するよう位置
決めされている。結合装置とエアバッグとカバーは、本
質的に6個又はそれ以下のファスナエレメントからなる
一組のファスナエレメントをもってリアクション装置に
結合される。エアバッグ組立体はさらに、インフレータ
の後部を包み込みかつリアクション装置に結合される熱
シールドが備わっている。本発明の一実施例では、熱シ
ールドはファスナエレメントによってリアクション装置
に結合されている。本発明の他の実施例では、熱シール
ドはリアクション装置とともに一体品として形成されて
いる。
【0013】各ファスナエレメントには、軸部と軸部に
雌雄嵌合してファスナエレメントを所望位置にロックす
るロック部とが備わっている。完成済みのエレメント組
立体では、ロック部はエアバッグ組立体の外部から可視
である。軸部は、組立技術をより簡単化するため好まし
くは結合装置に一体的に合体される。
【0014】リアクション装置は、インフレータの前部
を受け入れるインフレータ収容部と、インフレータ収容
部を囲繞する結合面とを含んでいる。結合装置もまた、
インフレータの前部を受け入れるインフレータ収容部
と、インフレータ収容部を囲繞する結合面とを含んでい
る。ファスナエレメントは、結合装置の結合面に合体さ
れ、リアクション装置の結合面を挿通して延びている。
リアクション装置及び結合装置の結合面はいずれも平面
であり、結合面は互いに平行に配設される。本発明の一
実施例では、熱シールドは、結合装置及びリアクション
装置の結合面に平行に配設された平坦な結合面を含んで
いる。ファスナエレメントは、熱シールドの結合面を挿
通して延びていて、これにより熱シールドをリアクショ
ン装置に結合している。
【0015】本発明はまた、インフレータと熱シールド
と結合装置とエアバッグとカバーとリアクション装置と
を提供するステップからなるエアバッグ組立体の組立方
法を提供するものである。インフレータは、熱シールド
に結合されてインフレータ/シールド準組立体を形成す
る。結合装置とエアバッグとカバーは、合体結合されて
エアバッグ/カバー準組立体を形成し、エアバッグ/カ
バー準組立体は、リアクション装置に結合されてリアク
ション/エアバッグ/カバー準組立体を形成する。イン
フレータ/シールド準組立体は、そこでリアクション/
エアバッグ/カバー準組立体に結合され、エアバッグ組
立体が完成する。インフレータ/シールド準組立体をリ
アクション/エアバッグ/カバー準組立体に結合させる
ステップは、エアバッグ/カバー準組立体を形成するス
テップとは異なる場所で遂行される。
【0016】本方法にはさらに、好ましくは結合ステッ
プを完成させるのに用いられる一組の主ファスナエレメ
ントを提供するステップが備わっている。より詳しく
は、主ファスナエレメントは、結合装置とエアバッグと
カバーとを合体してエアバッグ/カバー準組立体を形成
するのと、リアクション装置をエアバッグ/カバー準組
立体に結合してリアクション/エアバッグ/カバー準組
立体を形成するのと、インフレータ/シールド準組立体
をリアクション/エアバッグ/カバー準組立体に結合し
てエアバッグ組立体を完成させるのとに用いられる。
【0017】この方法で形成されたリアクション/エア
バッグ/カバー準組立体では、結合装置とエアバッグと
カバーは一組のファスナエレメントをもってリアクショ
ン装置に結合される。各ファスナエレメントは、エアバ
ッグとカバーとリアクション装置とを挿通して延びてい
る。カバーの各部は、リアクション装置と結合装置との
間に挟持される。
【0018】本発明になるエアバッグ組立体の他の組立
方法は、インフレータと熱シールドと結合装置とエアバ
ッグとカバーとリアクション装置とを提供するステップ
からなる。熱シールドとリアクション装置は、合体結合
されて熱シールド/リアクション複合装置を形成し、イ
ンフレータは熱シールド/リアクション複合装置に結合
されてリアクション/インフレータ/シールド準組立体
を形成する。結合装置とエアバッグとカバーは、そこで
合体結合されてエアバッグ/カバー準組立体を形成す
る。リアクション/インフレータ/シールド準組立体と
エアバッグ/カバー準組立体は、そこで合体結合されて
エアバッグ組立体を完成する。
【0019】本発明のこれら及び他の特徴は、特許請求
の範囲のなかで完全に記述され、かつ特別に指摘されて
いる。以下の詳細な添付図面は、特定の図解的実施例を
詳細に提起しているが、これらの実施例は本発明の原理
が適用される様々な方法のうちのごく少数を示すに過ぎ
ない。
【0020】
【実施例】さて、図面を詳しく参照するに、本発明にな
るエアバッグ組立体20は、図1,2、3に示されてい
る。エアバッグ組立体20は、インフレータ100と熱
シールド200と結合装置300とエアバッグ400と
カバー500とリアクション装置600とを含む。図示
のエアバッグ組立体20は、車両の助手席側での使用に
用いられる。このため、リアクション装置600は、取
り付けブラケットを介して車載計器パネルのための支持
構造体に取り付けられるよう設計されている。カバー5
00は、エアバッグ組立体の残りの部品を搭乗者室とは
切り離しているが、車載計器パネルの一部を形成するよ
う設計されている。
【0021】車両に取り付けられると、エアバッグ組立
体20は、車両が衝突したときにエアバッグ400を展
開させるよう作動する。特に、衝突が発生したときは、
インフレータ100がエアバッグ400に対して膨張用
流体を供給する。膨張用流体の供給によりエアバッグ4
00が拡張してカバー500内に連続的に(ただし殆ど
瞬時にして)開口が形成され、エアバッグをして搭乗者
室内に押し出し、エアバッグを完全に拡張して搭乗者が
車両の構造部分を痛打しないよう緩衝する。熱シールド
200がエアバッグ組立体に組み込まれていて、エアバ
ッグ400の展開中にインフレータ100によって伝達
される熱から車両を保護するようになっている。
【0022】エアバッグ組立体20は、しかるべき部品
が効率よくかつ経済的に製造されるよう設計されてい
る。より詳しくは、熱シールド200と結合装置300
とリアクション装置600は、好ましくは圧断により形
成されさらに単一方向への穿孔により処理されたモノリ
シック構造である(この文脈での「モノリシック」は、
継ぎ目や縫い目のない材料からなる構造を指す)。そう
であるから、複数の部品を溶接やボルト締めかつ又はリ
ベット打ちにより合体させなければならない多部品構造
体に通常関連する複雑な組立ステップは避けられる。さ
らに、これらの部品の製作中に多方向穿孔ステップを遂
行する必要はない。
【0023】エアバッグ組立20を組立てるため、イン
フレータ100は熱シールド200に結合され、インフ
レータ/シールド組立体22を形成する(図4参照)。
個別の組立ステップにて、結合装置300とエアバッグ
400とカバー500は合体結合され、エアバッグ/カ
バー準組立体24を形成する(図9〜10参照)。エア
バッグ/カバー準組立体24は、そこでリアクション装
置600に結合され、リアクション/エアバッグ/カバ
ー準組立体26を形成する(図16参照)。その後、イ
ンフレータ/シールド準組立体22は、リアクション/
エアバッグ/カバー準組立体26に結合され、エアバッ
グ組立体20が完成する(図19参照)。かくして、イ
ンフレータ/シールド準組立体22(と従ってインフレ
ータ100)のエアバッグ組立体20への組み込みは、
製造要求に応じて遅らせたり或いは遅らせなかったりで
きる。
【0024】エアバッグ組立体20の部品はまたファス
ナエレメント(締結要素)の数が最小化されるよう設計
されている。より詳しくは、好ましい実施例にあって
は、ファスナエレメントは本質的に6個の主ファスナエ
レメント28からなる。各ファスナエレメント28は、
好ましくは結合装置300に一体的に合体される軸部2
8aと、軸部28aに雌雄嵌合してファスナエレメント
28を所定位置にロックするロック部28bとからなる
(この文脈における「一体的合体」とは、合体されて一
つのユニットを形成することを意味する)。エアバッグ
組立体20の組立中は、主ファスナエレメント28は、 i.結合装置300をエアバッグ400とカバー500
に結合し、エアバッグ/カバー準組立体24を形成する
(図11参照)。
【0025】ii.リアクション装置600をエアバッ
グ/カバー準組立体500に結合し、リアクション/エ
アバッグ/カバー準組立体26を形成する(図17参
照)。
【0026】iii.インフレータ/シールド準組立体
22をリアクション/エアバッグ/カバー組立体26に
結合し、エアバッグ組立体20を完成する(図20参
照)。
【0027】さらに、エアバッグ組立体20の設計は、
目隠しリベットの必要性を取り除き、主ファスナエアバ
ッグ28のロック部28bは査察目的に対し容易に可視
かつアクセス可能である。こうして、エアバッグ組立体
20内に用いられる主ファスナエレメント28の数に関
係なく、組立技術は単純化される。
【0028】続く小区分では、エアバッグ組立体20の
各部品を詳しく述べ、組立技術のより詳細な説明が続
く。本発明になるエアバッグ組立体の他の実施例20’
がそこで記述される。
【0029】インフレータ100 インフレータ100は、膨張用流体源(図示せず)を封
入する筒状ハウジング110を含む(図4参照)(この
文脈における「筒状」は、半径方向の寸法よりも実質的
な大きな軸方向寸法を有するハウジングを指す)。ラジ
アルフランジ112は筒状ハウジング110の軸端を囲
繞しており、ハウジング110の軸方向外形はこのフラ
ンジ端に向けて傾斜している。流体源は、点火されて窒
素等の不活性ガスを大量に発生する化学混合物からなる
ものでよい。
【0030】インフレータハウジング110は、ハウジ
ングの約140度の円弧部分を構成する前部114と、
ハウジングの残りの部分を構成する後部116とを有す
る(図4、5、6参照)。主放出オリフィス118は、
前部114上に位置している。副放出オリフィス120
は、後部116上に主放出オリフィス118とは直径を
挟んで対向配置されている。エアバッグ20の展開中、
膨張流体はハウジング110から主放出オリフィス11
8を介して放出され、エアバッグ400を膨張させる。
展開中にハウジング110内の圧力が所定レベルに達し
たときに、副放出オリフィス120がハウジング110
から膨張用流体を解放又は排出させる。図示の実施例で
は、主放出オリフィス118は、前部114の底部領域
に配置されており、これによりガスは下方に放出される
(図6参照)。
【0031】インフレータ100は、さらに熱シールド
200に結合させるための結合部材を含む。図示の実施
例では、結合部材は突起122と一対の突起124とロ
ック部材126とを含む。突起122,124は、筒状
ハウジング110の「非フランジ化」端部から軸方向に
延びている。突起122は中央側に配置されていて外側
が螺子切られており、好ましくは非対称形の断面構造を
有する(図4参照)。より好ましくは、突起122の断
面構造は、「D」形であって、「D」の平坦側が主放出
オリフィス118に向けて対向している(図5、6参
照)。突起124は、中央突起122に対して半径方向
に配設されていて、形状は好ましくは筒状であり、かく
して対称形の環状断面を有する。ロック部材126は、
好ましくはD形突起122に雌雄嵌合するよう設計され
た内螺子付きナットである。
【0032】熱シールド200 熱シールド200は、大まかにはパラボラ状断面を有す
る缶体に似ており、主壁210と側壁212と結合フラ
ンジ214とを有する(図4、5、6参照)。インフレ
ータ/シールド準組立体22内では、主壁210は、イ
ンフレータハウジング110の後部116を包み込んで
おり、側壁212はインフレータ結合部材122,12
4,126と協働してインフレータ100と熱シールド
200とを合体結合している(図19参照)。完成済み
エアバッグ組立体20では、結合フランジ214は主フ
ァスナエレメントと協働し、インフレータ/シールド準
組立体22をリアクション/エアバッグ/カバー準組立
体26に結合している(図2参照)。
【0033】主壁210は概ねパラボラ状の断面形状で
あり、インフレータハウジング110り後部116に密
着するというよりはむしろ柔らかく囲繞している(図
4、6参照)。しかしながら、主壁210は、壁210
をしてこのパラボラ形状から逸脱させる側方ストラップ
のほぞ穴216と中央タブのほぞ穴218とを含んでい
る(図5、7参照)。さらに、主壁210は、ほぞ穴2
16,218と主壁210の残りの部分との間で移行部
を形成する三角形状の移行領域220を含んでいる(図
4参照)。
【0034】側方ストラップのほぞ穴216は、主壁2
10の側端に隣接して配置されており、環状のストラッ
プ形状に適合している(図4、5参照)。タブのほぞ穴
218は、主壁210の天/底前端に隣接して中央側に
配置されており、やや湾曲するタブ形状に適合している
(図4、7参照)。インフレータ/シールド準組立体2
2では、ストラップのほぞ穴216とタブのほぞ穴21
8は、インフレータハウジング110の後部116のし
かるべき領域を緊密に把持する。特に、側方ストラップ
のほぞ穴216は、副放出オリフィス120の外方に位
置する環状側部領域を把持しており、中央タブのほぞ穴
218は副放出オリフィス120の上下に配置された天
/底タブ領域を緊密に把持する。こうして、熱シールド
200は、インフレータハウジング110を緊密に把持
するが、一方で同時にまた副放出オリフィス120を邪
魔することはない。
【0035】主壁210はさらに、壁210の後部領域
に位置する長円の開口224の列を含む(図4、6参
照)。完成済みインフレータ/シールド準組立体22で
は、開口224はインフレータ100の副放出オリフィ
ス120に整合している(図21参照)。開口224の
長円構造は、インフレータの向きの範囲においてこの整
合性を達成させる。開口224は、好ましくは単一方向
の穿孔技術により形成される。
【0036】側壁212は、主壁210の一側端を閉じ
ており、かくしてパラボラ状の形状をなす(図5、6、
7参照)。側壁212は、D形状の開口226及び環状
の開口228を含んでおり、それらは完成済みインフレ
ータ/シールド組立体22内で、それぞれインフレータ
結合部材122,124を受け入れる。D形状開口22
6(と対応するインフレータ結合部材122)の非対称
構造は、インフレータ100が所望の方向に位置決めさ
れることを保証している。
【0037】結合フランジ214は、主壁210の前端
と側壁212の前端とから延びて3側面フレームを形成
している(図4参照)。6個の台形部230と4個の窪
み232を除き、結合フランジ214は壁210,21
2の前端の周りに大まかには垂直に薄い境界を形成して
いる。台形部230は、ほぞ穴216,218(と隣接
する移行領域220)から実質的に垂直に延びている。
6個の台形部230は、実質的に同じ平面内に位置して
おり、寄せ集まって熱シールド200のための結合面を
形成している。各台形部230は結合口236を含んで
おり、完成済みエアバッグ組立体20では該結合口が主
ファスナエレメント28の軸部28aを受け入れる。結
合口236は、好ましくは単一方向穿孔技術により形成
される。
【0038】窪み232は、側方台形部230か又は側
方ストラップのほぞ穴216から延びる部分のちょうど
内側に配置される(図4参照)。完成済みエアバッグ組
立体20では、以下により詳しく説明するように、窪み
232はカバー500の整合部材と協働する(図3参
照)。窪み232は、好ましくは熱シールド200の圧
断ステップ中に形成される。
【0039】結合装置300 結合装置300は、天/底壁310と側壁311と後壁
312とを含む蓋に似た構造をなす(図9〜12参
照)。天/底壁310は後壁312の天/底端から垂直
に前方に延びており(図11,12参照)、図9に示し
たように配置された指形状のリブ314を含む。下記に
より詳しく説明するように、リブ314はリアクション
装置600上の同様のリブと協働し、エアバッグ組立体
20の展開中にリアクション装置600が口を「パクパ
ク」しないように護る。
【0040】側壁311は、後壁312の側端から垂直
に前方に延びており、天/底端において天/底壁310
に合体する(図11,12参照)。
【0041】後壁312は、矩形開口を囲繞して画成す
るリップ318を構成するインフレータ収容部316
と、リップ318を囲繞する平坦な結合面320とを含
んでいる。インフレータ収容部316内の開口は、イン
フレータ前部114を収容するよう設計されていて、好
ましくはインフレータハウジング110のこの部分を受
け入れるような形状と大きさを有する(図11,12参
照)。リップ318は、結合面320から後方(壁31
0と311とは反対方向)に突出している。
【0042】6個の主ファスナエレメント28すなわち
より詳しくはこれらのエレメントの軸部28aは、結合
面320に合体されている。軸部28aは、結合面32
0の天及び底領域から後方(リップ328と同方向)に
突出している。これらの軸部28aは、好ましくは結合
装置300と一体的に合体される(図11参照)。さも
なくば、結合面320は、個々の主ファスナエレメント
の軸部を受け入れる大きさと形状と位置とをもった6個
の開口を含むものでもよい。
【0043】図22に示されたエアバッグ/カバー準組
立体の修正された形状24*では、結合装置300*
は、インフレータ収容開口316*を画成する後壁31
2*を備えている。インフレータ収容開口316*は、
インフレータハウジング110の前部114を受け入れ
る形状と大きさとを有する。内側リップ350*は、矩
形開口の周囲に前方に延びており、外側リップ352*
は、後壁312*周縁の周囲に前方に延びている。後壁
312*は、平坦な結合面を含んでおり、主ファスナエ
レメントの軸部28aは、この結合面の天及び底領域か
ら後方に突出している。軸部28aは、好ましくは結合
装置300*に一体的に合体される。さもなくば、結合
面は、個々の主ファスナエレメントを受け入れる大きさ
と形状と配置とをもった6個の開口を含むものでもよ
い。
【0044】エアバッグ400 エアバッグ400には、ナイロンのごとき適当な可撓性
繊維から形成され、流体導入口414を画成する口部4
12を有するバッグ410が備わっている(図9〜12
参照)。エアバッグ400は、さらに口部412に適当
な方法で合体されるリテーナ部材416を含んでいる。
図示の好ましい態様では、リテーナ部材416は、バッ
グ410の口部412内に形成された縁取り417内に
固定的に封入されている。リテーナ部材416は、弾性
特性をもったコードで構成してもよい。さもなくば、リ
テーナ部材416は、ナイロンやステンレス鋼といった
材料でできた非弾性バンドからなるものでもよい。
【0045】バッグ410の口部412は、主ファスナ
エレメント28、すなわちより詳しくはこれらのエレメ
ントの軸部28aを受け入れるような大きさと配置をも
った6個の結合口418を有する。結合口418は、好
ましくはリテーナ部材416が開口418と流体導入口
414との間に位置決めされるよう配置される。完成済
みのエアバッグ/カバー準組立体24では、結合装置3
00は、バッグ410内に位置決めされ、軸部28aは
開口418を通って突出し、リテーナ部材416は結合
装置のリップ318と軸部28aとの間に拘束される
(図17参照)。
【0046】図22に示すエアバッグ/カバー準組立体
の修正形状24*では、エアバッグ400*は、流体導
入口を画成する口部412*を有する繊維バッグ410
*を備えている。結合装置300*は、バッグ410*
の口部412*内に形成された縁取り417*内に固定
的に封入するようにして、直接エアバッグ400*に合
体される。縁取り417*は、主ファスナエレメント2
8、すなわちより詳しくはこれらのエレメントの軸部2
8aを受け入れるような大きさと配置をもった6個の結
合口418*を有する。完成済みのエアバッグ/カバー
準組立体24*では、軸部28aは開口418*を通っ
て突出し、結合装置300*は本質的にエアバッグ40
0*のためのリテーナ部材としても機能する。
【0047】カバー500 カバー500の構造は、関連図面を参照するにもっとも
良く記述される(図10〜12,15参照)。それは、
大まかにはU形状断面をもったトラフに似た構造体とし
て概ね記述される。この構造体は、前壁510と側壁5
12と天/底壁514とから形成されている。好ましく
は、カバー500は、車載計器パネルをモールドするの
に一般的に用いられるポリ塩化ビニルのごとき材料から
一体品として形成される。
【0048】図1に戻って簡単に参照することによって
恐らく最もよく理解されるように、完成済みエアバッグ
組立体20が一旦車両に組み込まれると、通常はカバー
500の前壁510は可視となる。このため、前壁51
0は好ましくはエアバッグ組立体20が組み込まれる計
器パネルに調和するよう設計される。図示の実施例で
は、前壁510は実質的には矩形形状(図1参照)を有
しており、やや湾曲している(図11,12参照)。
【0049】側壁512は基本的には、前壁510と天
/底壁514との間に領域が跨がっており、かくしてこ
の目的を達成するに適当な構造を有する(図15参
照)。好ましくは、側壁512は、天端又は底端にて天
及び底壁514に合体しているが、それらの前端にて前
壁510には合体していない。こうして、エアバッグ組
立体20の展開中に、前壁510は容易に側壁512か
ら分離する。
【0050】天及び底壁514は、それぞれ基部516
と末端部518と結合フランジ520とを含む(図1
1,12参照)。基部516は、前壁510の天/底端
から内方に折り曲げてあり、末端部518は、基部51
6から延びていて互いにほぼ平行であり、結合フランジ
520は末端部518の自由端から内方に垂直に延びて
いる。底部の基部516はV形切り込み522の形で設
計された脆弱部を含んでいる。エアバッグ組立体20の
展開中、カバー500は切り込み522にて切り離さ
れ、前壁510を上方に回動させて膨張するエアバッグ
400のための開口をつくり出す。
【0051】天及び底部の末端部518はともに、図1
0に示したように配置された指形状の凹み524を含
む。エアバッグ/カバー準組立体24内では、末端部5
18は結合装置300の天及び底壁310に隣接して位
置決めされている(図17,18参照)。リアクション
/エアバッグ/カバー準組立体26では、末端部518
は結合装置300及びリアクション装置600の天/底
壁間に挟持されている(図20,21参照)。凹み52
4は、結合装置300上のリブ314とリアクション装
置600上の同様のリブにもまた適合している。こうし
て、凹み524は、エアバッグ/カバー準組立体24の
組立て中及び又はリアクション/エアバッグ/カバー準
組立体26の組立て中に整合部材として機能する。
【0052】頂部結合フランジ520は、3個の開口5
26を含んでおり、底部結合フランジ520は3個の開
口528を含んでいる。エアバッグ/カバー準組立体2
4では、これらの6個の開口526/528は、6個の
主ファスナエレメント28すなわちより詳しくはこれら
のエレメントの軸部28aを受け入れる。頂部開口52
6は、閉じた円形開口の形をしており、そこを通って軸
エレメント28aが挿入される(図13参照)。底部開
口528はオメガ形状すなわち鍵穴の形状であり、軸部
28a当たりに留められる閉じていない開口である(図
14参照)。開口(すなわち頂部の閉じた開口526と
底部の閉じていない開口528)を選んだのは、カバー
500がエアバッグ組立体20の展開中に上方に回動す
るからである。
【0053】各結合フランジ520は、2個の整合部材
すなわち側方又は外部開口526/528に隣接して配
置された2個の整合部材又は突起を含んでいる(図1
0,12参照)。突起530は、好ましくは結合フラン
ジ520の残部とともにモールドされる。完成済みエア
バッグ組立体20では、突起530は熱シールド200
内の窪み232によって受け入れられる(図3参照)。
さらに、(以下にもっと詳しく説明されるように)突起
530は、リアクション/エアバッグ/カバー準組立体
26の組立て中に、リアクション装置600のしかるべ
き特徴と協働する。
【0054】リアクション装置600 リアクション装置600は、天/底壁610と側壁61
1と後壁612とを含むボックス形状の構造を備えてい
る(図16、17、18参照)。リアクション/エアバ
ッグ/カバー準組立体26では、結合装置300はリア
クション装置600の壁によって形成されたキャビティ
内に位置決めされており、エアバッグ400とカバー5
00の適当な部分がリアクション装置600の壁と結合
装置300の壁との間に挟持されている(図20,21
参照)。リアクション装置600は従って結合装置30
0の大きさに似ているが、それよりも大きい。
【0055】天/底壁610は、後壁612の天/底端
から垂直に前方に延びており、図16に示すごとく配列
された指形状のリブ614を含む。リブ614は、結合
装置300のリブ314と協働してエアバッグ組立体2
0の展開中にリアクション装置600が口を「パクパ
ク」しないよう保護する。リアクション/エアバッグ/
カバー準組立体26では、カバー500の窪み524は
リブ314と614との間に挟持されている(図20,
21参照)。
【0056】側壁611は後壁612の側端から垂直に
前方に延びていて、その天/底端において天/底壁61
0に合体している(図20,21参照)。
【0057】後壁612は、インフレータ収容部616
とインフレータ収容部616を囲繞する結合部618と
を含む。インフレータ収容部616は、インフレータハ
ウジング110の前部114を受け入れるような大きさ
をもった矩形口をただ画成するだけでもよい。しかしな
がら、好ましい実施例では、インフレータ収容部616
には、インフレータフランジ112の前部を含め、イン
フレータの前部114の外形に適合する湾曲する圧痕が
備わっている(図16参照)。
【0058】湾曲する圧痕は一連の開口619を含んで
おり、それらが完成済みエアバッグ組立体20ではイン
フレータ100の主放出オリフィス118に整合してい
る(図18参照)(何故なら、図示のエアバッグ組立体
20は下方に膨張用流体を導くよう設計されていて、開
口619はインフレータ収容部616上に中心側よりは
むしろ下方にオフセットして配置されているからであ
る)。リアクション装置の開口619は、好ましくはイ
ンフレータの主放出オリフィス118よりも実質的に領
域が大きく、これにより厳密な整合は不要である。さら
に、主ファスナエレメント28のロック部28bは、好
ましくはリアクション装置の開口619を通り抜けるこ
とができないよう選定される。後者の特徴は、組立工程
中にうっかりしてロック部28を誤配置することから護
ってくれる。開口619は、単一方向穿孔技術により形
成できる。
【0059】結合部618は、インフレータ収容部61
6を囲繞しており、概ね平坦な表面を構成している(図
16,17,18参照)。結合部の天及び底領域が寄せ
集まってリアクション装置600の結合面を構成してい
る。結合面は、6個の結合孔620を含んでおり、それ
らは主ファスナエレメント28、すなわちこれらのエレ
メントの軸部28aを受け入れるような大きさと形状と
配置とを有する(図20参照)。結合面はさらに、側方
開口すなわち外部開口620の内側に隣接して配置され
た4個の開口を含んでいる。リアクション/エアバッグ
/カバー26では、開口622は、カバー突起530を
受け入れる。開口620,622は、好ましくは単一方
向穿孔技術により形成される。
【0060】上記のごとく、リアクション装置600
は、取り付けブラケット21を介して車載計器パネルの
ための支持構造体に結合されるよう設計されている(図
1参照)。しかしながら、ある種の車両にとっては図2
3に示したリアクション装置の修正形状600*の方が
より望ましい(リアクション装置600*の各部に単一
のアスタリスク(*)を付し、同一符号でリアクション
装置600とリアクション装置600*の同一構成部分
を示してある)。リアクション装置600*では、取り
付けブラケット21は取り除いてあり、周辺取り付けフ
ランジ650*が車載計器パネルに直接結合用に設けら
れている。リアクション装置600*は、好ましい圧断
工程により形成されるならば特に好都合であり、何故な
らこの製作工程が必然的にそうしたフランジを生み出す
からである。取り付けブラケット21を取り除くことに
より、これらのブラケットをリアクション装置に取り付
けるのに必要な溶接は避けられる。
【0061】さもなくば、取り付けブラケット21が用
いられるならば、それらは別個の組立ステップによって
リアクション装置に溶接されるべきであろう。その結
果、溶接ステップが完全に避けられない場合は、図24
に示したリアクション装置600*がより経済的に製造
することができよう(リアクション装置600*の各部
に二重のアスタリスク(**)を付し、同一符号でリア
クション装置600とリアクション装置600**の同
一構成部分を示してある)。リアクション装置600*
*では、側壁611**は天/底壁610**に溶接さ
れる。リアクション装置600*内の関連する開口は、
やはり単一方向穿孔技術によって形成されよう。
【0062】G.組立体 エアバッグ組立体20の組立に含まれるあるステップ
は、インフレータ100を熱シールド200に結合して
インフレータ/シールド準組立体22を形成することか
らなる(図4,5,6参照)。このステップでは、イン
フレータ100は、熱シールド200の主壁210によ
り形成されたキャビティ内に挿入される。インフレータ
100は、そこでインフレータの結合部材すなわち突起
122,124が熱シールドの側壁212内の開口22
6,228内に完全に挿入されるよう取り扱われる。イ
ンフレータ100とシールド200は、インフレータ1
00内にでのこの挿入が熱シールド200に対して正確
に方向付けされるよう設計されている。インフレータ1
00はそこで、側壁212から外方に延びるD形状突起
122の末端部にロック部材126を雌雄嵌合させるか
又はねじ込むことにより、この位置にロックされる。
【0063】インフレータ/シールド準組立体22で
は、インフレータ100の前部114は熱シールド20
0及び主放出オリフィス118の点から所望の方向に突
き出ている(図19,21参照)。さらに、インフレー
タ100の後部116は熱シールド200により完全に
遮蔽されており、副放出オリフィス120は主壁210
の後部領域内の長円開口224に整合している(図21
参照)。さらにまた、熱シールドのほぞ穴216,21
8は、インフレータの後部116の適当な場所を緊密に
把持している(図20参照)。
【0064】エアバッグ組立体20の他の組立ステップ
は、結合装置300とエアバッグ400とカバー500
を合体結合してエアバッグ/カバー準組立体24を形成
することからなる(図9,10参照)。この組立ステッ
プでは、主ファスナエレメント28の軸部28aは結合
装置300に合体される。好ましくは、この合体ステッ
プは、結合装置300の製作中に達成され、軸部28a
は結合装置300に一体的に合体される。
【0065】エアバッグの口部412は、そこで結合装
置300の周囲に位置決めされ、主ファスナエレメント
の軸部28aは、エアバッグ開口418を挿通して挿入
される。リテーナ部材416が可撓性コードを構成する
場合は、この位置決めは、リテーナ部材416を伸長し
て口部412を結合装置300の周囲に引っ張ることに
より達成される。リテーナ部材416が非可撓性コード
を構成する場合は、結合部材300はバッグ410の流
体導入口内に挿入され、そこで適当な位置に導き入れら
れる。エアバッグ400が結合装置300に対して適切
に位置決めされると、リテーナ部材416はリップ32
0と軸部28aとの間に位置する(図17参照)。
【0066】別のエアバッグ準組立体22*を用いるな
らば、主ファスナエレメント28の軸部28aは結合装
置300*に(好ましくは一体的に)合体される。結合
装置300*はそこで、(好ましくはバッグ410*の
縁取り417*内に固着することにより)エアバッグ4
00*に結合され、かつ主ファスナエレメント28の軸
部28aがエアバッグの開口418*を通って挿入され
る。
【0067】エアバッグ400が結合装置300に適切
に結合された後、カバー500は結合装置300に結合
されてエアバッグ/カバー準組立体24が完成する。特
に、カバーの天/底壁514の末端部518は、結合装
置300の天及び底壁310に隣接して位置決めされる
(図17,18参照)。さらに、図面には特別に図示は
していないが、カバー側壁512に類似の部分が結合装
置300の側壁311に隣接して位置決めされる。この
位置決めは、好ましくは頂部の3個の主ファスナエレメ
ント28の軸部28aを頂部の閉じた開口526を介し
て挿入し、結合装置300とエアバッグ400の周囲に
カバー500を引っ張り、そこで底部の3個の主ファス
ナエレメント28を鍵穴状の底部開口528を介して留
めることにより達成される(エアバッグ/カバー準組立
体の代わりの形24*を用いた場合は、同様の組立ステ
ップが用いられよう)。
【0068】完成済みのエアバッグ/カバー準組立体2
4では、エアバッグの流体導入口414は結合装置30
0のインフレータ収容部316に整合している。バッグ
410の口部412は、結合装置300とカバー500
との間に捕捉されており、バッグ410の残りの部分は
カバー500の壁により形成されたキャビティ内に折り
畳まれている(図17,18参照)。リテーナ部材41
6は、結合装置300のリップ318とカバーの天/底
壁514の結合フランジ520の自由端との間に位置し
ている。
【0069】さらに、完成済みのエアバッグ/カバー準
組立体24では、カバーの天/底壁310の指形状の窪
み524は結合装置300の同様の形状のリブ314に
整合される(図16参照)(事実、窪み524とリブ3
14は、エアバッグ/カバー準組立体24の組立中に結
合装置300に対してカバー500を正確に整合させ
る)。主ファスナエレメント28の軸部28aは、カバ
ーの天/底壁514の結合フランジ520から後方に延
び(図16,17参照)、突起530は同様に延びてい
る(図16,18参照)。
【0070】エアバッグ/カバー準組立体24はそこ
で、リアクション装置600に結合され、リアクション
/エアバッグ/カバー準組立体26を形成する(図1
6,17,18参照)。特に、結合装置300と、エア
バッグ400とカバー500との結合部は、リアクショ
ン装置600の壁により形成されたキャビティ内に受け
入れられる。主ファスナエレメント28の軸部28a
は、結合部618内の結合口620を介して挿入され
(図17参照)、カバー突起530は結合部618内の
開口622を介して挿入される(図18参照)(リアク
ション装置の代替形600*と600**のうちの一方
が用いられる場合は、同様の組立ステップが用いられ、
かつ又はエアバッグ/カバー準組立体の代替形24*が
用いられる場合は、同様の組立ステップが用いられ
る)。
【0071】完成済みのリアクション/エアバッグ/カ
バー準組立体26では、リアクション装置600のイン
フレータ収容部616が結合装置300のインフレータ
収容部316を挿通し、かつエアバッグの流体導入口4
14を挿通して延びている。エアバッグのリテーナ部材
416は、リアクション装置の後壁612と結合装置3
00のリップ318とカバーの天/底壁514の結合フ
ランジ520の自由端との間に捕捉されている。カバー
の天/底壁514の結合フランジ520は、結合装置3
00及びリアクション装置600の後壁312,612
間に捕捉されている。
【0072】さらに、完成済みのリアクション/エアバ
ッグ/カバー準組立体26では、カバーの天/底壁の末
端部518は結合装置300及びリアクション装置60
0の天/底壁310,610間に捕捉されている。カバ
ーの窪み524は結合装置300及びリアクション装置
600上のリブ314,614間に挟持されている。主
ファスナエレメント28の軸部28aは、リアクション
装置の後壁612の結合部618から後方に延びており
(図19,20参照)、カバー突起530が同様に延び
ている(図19,21参照)。
【0073】リアクション/エアバッグ/カバー準組立
体26が一旦完成すると、インフレータ/シールド準組
立体22は準組立体26に結合されてエアバッグ組立体
20が完成する(図19参照)。エアバッグ組立体20
のこの完成は、リアクション/エアバッグ/カバー準組
立体26の完成の直後に同じ位置で行われる。さもなく
ば、インフレータ/シールド準組立体22のリアクショ
ン/エアバッグ/カバー準組立体26への結合は延期さ
れ、かつ又は製造要求がそう指図するのであれば、異な
る場所で行われる。こうして、エアバッグ組立体20へ
のインフレータ100の組み込みは、製造要求に応じて
遅延されたり遅延されなかったりする。
【0074】インフレータ/シールド準組立体22をリ
アクション/エアバッグ/カバー準組立体26に結合す
るため、主ファスナエレメント28の軸部28aは、熱
シールドの結合フランジ214内の開口236を介して
挿入される(図20参照)。同時に、カバー突起530
は結合フランジ214内の窪み232によって受け入れ
られる(図21参照)。この結合構成では、インフレー
タハウジング110の前部114はリアクション装置6
00のインフレータ収容部616内に位置決めされ、主
放出オリフィス118は開口619に整合する(図3参
照)。
【0075】さらに、上記の結合構成では、主ファスナ
エレメント28の軸部28aは、熱シールドの結合フラ
ンジ214から後方に延びる。主ファスナエレメント2
8のロック部28bはそこで、軸部28aの露出部に雌
雄嵌合されてエアバッグ組立体20を組立状態にロック
する(熱シールドの主壁210上のほぞ穴216,21
8により、ロック部28bを都合よく扱うことができ
る)。好ましい実施例では、ロック部28bは軸部28
aに溶接されて不正操作が効かないロックを生み出す。
目隠しリベットが不要であるため、主ファスナエレメン
ト28のロック部28aは検査目的で容易に可視かつア
クセス可能である。加えて、部品の結合面が平行面内位
置していて、主ファスナエレメント28のロック部28
bが単一方向に駆動され、かつ好ましい実施例では単一
平面内で溶接されるからである。
【0076】エアバッグ組立体20’ さて、さらに図25を参照するに、本発明の他の実施例
になるエアバッグ組立体20’が図示されている。エア
バッグ組立体20’は、多くの点でエアバッグ組立体2
0に類似しており、インフレータ100’,熱シールド
200’,結合装置300’,エアバッグ400’,カ
バー500’,リアクション装置600’,偏向装置7
00’を含む。インフレータ100’,エアバッグ40
0’,カバー500’は、エアバッグ組立体20の類似
部品と実質的に同一であり、従って詳述はしない。エア
バッグ組立体20’の残りの部品は、(同一ではない
が)エアバッグ組立体20の類似部品と同様である。従
って、エアバッグ組立体20’の各部を示す符号にダッ
シュ符号(’)を添えて、同一符号が類似部分を指すよ
うにしてある。
【0077】エアバッグ組立体20と比較すると、エア
バッグ組立体20’では、熱シールド200’とリアク
ション装置600’は一体品で形成されている。さもな
くば、熱シールド200’は結合フランジ214を含ま
ない点を除いて熱シールド200と本質的に同一であ
る。代わりに、主壁210’の前端はリアクション装置
600’の結合部618’に一体的に合体している。リ
アクション装置600’は、インフレータ収容部61
6’がインフレータハウジング110’の前部114’
を受け入れる大きさと形状の矩形孔を画成している点を
除いて、リアクション装置600と本質的に同一であ
る。複合された熱シールド/リアクション装置200’
/600’は、好ましくは圧断により形成されてさらに
単一方向穿孔技術により処理される。
【0078】結合装置300’は、後壁312’がリッ
プ318を含まない点を除いて、結合装置300と本質
的に同一である。さらに、インフレータ収容部316’
には、インフレータの前部114’の中央部分の外形に
適合する湾曲する圧痕が備わっいる。湾曲する圧痕は一
連の開口(図示せず)を含んでいて、開口は完成された
エアバッグ組立体20’内でインフレータの主放出オリ
フィスに整合する。結合装置300’は、好ましくは圧
断されて形成され、さらに単一方向穿孔により処理され
る。
【0079】偏向装置700’には、矩形口の形をした
インフレータ収容部712’をもつ矩形の主壁710’
が備わっている。前方に延びるリップ714’が開口7
12’を囲繞している。完成済みのエアバッグ組立体2
0’では、偏向装置700’は、リアクション装置の後
壁612’の結合部618’と結合装置の後壁312’
の結合部320’との間に位置決めされている。図面を
参照すると最も説明しやすいが、偏向装置700’はイ
ンフレータ収容開口616’とエアバッグ400’及び
カバー500’の結合部との間の物理的障壁を形成して
いる。こうして、偏向装置700’は、エアバッグ組立
体20’の展開中に、膨張用流体をエアバッグ400及
びカバー500の結合部から遠ざけるよう偏向し、膨張
用流体をエアバッグの流体導入口414’に向けて導
く。
【0080】エアバッグ組立体20’を組立てるため、
インフレータ100’は複合熱シールド/リアクション
装置200’/600’に結合され、リアクション/イ
ンフレータ/シールド準組立体を形成する。個別の組立
てステップでは、結合装置300’とエアバッグ40
0’とカバー500’は、合体結合されてエアバッグ/
カバー準組立体を形成する。その後、エアバッグ/カバ
ー準組立体とリアクション/インフレータ/シールド準
組立体と偏向装置700’とは合体結合され、エアバッ
グ組立体20’が完成する。そうであるから、リアクシ
ョン/インフレータ/シールド準組立体(従ってインフ
レータ100’)のエアバッグ組立体20’への組み込
みは、製造要求に応じて遅延されたり遅延されなかった
りする。
【0081】エアバッグ組立体20’の部品はまた、フ
ァスナエレメントの数が最小化され、かつ好ましくは本
質的には6個の主ファスナエレメント28’を構成する
よう設計されている。各ファスナエレメント28’は、
結合装置300’に一体的に合体される軸部28a’
と、軸部28a’に雌雄嵌合してファスナエレメント2
8’を所望位置にロックするロック部28b’とを備え
ている。エアバッグ組立体20’の組立中に、主ファス
ナエレメント28’は、i.結合装置300’とエアバ
ッグ400’とカバー500’とを合体結合し、エアバ
ッグ/カバー準組立体を形成する。そして、ii.エア
バッグ/カバー準組立体とリアクション/インフレータ
/シールド準組立体と偏向装置700’とを合体結合
し、エアバッグ組立体20’を完成する。
【0082】さらに、エアバッグ組立体20の設計にと
っても同じように、エアバッグ組立体20’の設計は目
隠しリベットの必要性を取り除き、部品結合面は平行面
内に配置される。こうして、組立技術は、エアバッグ組
立体20’内で使用される主ファスナエレメントの数に
関係なく簡単化される。
【0083】
【発明の効果】さて、お判りのように、本発明は以下の
エアバッグを提供する。多部品構造及び又は多方向穿孔
に関連する複雑な製作技術を避け、エアバッグ組立体内
へのインフレータの組み込みをエアバッグ組立体の他の
部品とは時間的に遅らせるか及び又は異なる位置とし、
ファスナエレメントの数を最小化し、目隠しリベットの
必要性を取り除く。
【0084】本発明は、策定の好ましい実施例に関して
図示されかつ記述したが、他の当業者がこの明細書を読
んで理解したときに等価な変更や修正が想起されること
は明白である。本発明は、そうしたすべての等価な変更
や修正を含むものであり、添付の請求の範囲によっての
み制限されるものである。
【0085】前部や後部や頂部や底部や側面等の特定の
関係を示す用語は、本発明の好ましい実施例の記述に用
いられたが、これらの用語はまた添付の請求の範囲にも
使用されることは特記さるべきである。これらの用語を
使用することは、ただ明瞭さのためを思ってであり、本
発明を特定の方向に制限する意図からではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるエアバッグ組立体の斜視図であ
る。
【図2】図1の2−2線に沿って見た完成済みエアバッ
グ組立体の断面図。
【図3】図1の3−3線に沿って見た完成済みエアバッ
グ組立体の断面図。
【図4】インフレータを熱シールドに結合して形成され
たインフレータ/シールド準組立体の頂部分解図。
【図5】図4の5−5線に沿って見た断面図。
【図6】図4の6−6線に沿って見た断面図。
【図7】図4の7−7線に沿って見た断面図。
【図8】図4の8−8線に沿って見た断面図。
【図9】図9,10を合わせると、結合装置とエアバッ
グとカバーを合体結合して形成したエアバッグ/カバー
準組立体の頂部分解図を形成する。
【図10】図9,10を合わせると、結合装置とエアバ
ッグとカバーを合体結合して形成したエアバッグ/カバ
ー準組立体の頂部分解図を形成する。
【図11】図9,10の11−11線に沿って見た断面
図。
【図12】図9,10の12−12線に沿って見た断面
図。
【図13】図11の13−13線に沿って見た断面図。
【図14】図11の14−14線に沿って見た断面図。
【図15】図10の15−15線に沿って見た断面図。
【図16】カバー/エアバッグ準組立体をリアクション
装置に結合させて形成したリアクション/エアバッグ/
カバー準組立体の頂部分解截図。
【図17】図16の17−17線に沿って見た断面図。
【図18】図16の18−18線に沿って見た断面図。
【図19】エアバッグ/カバー/リアクション装置準組
立体とインフレータ/シールド準組立体を示すエアバッ
グ組立体の分解図。
【図20】図19の20−20線に沿って見た断面図。
【図21】図19の21−21線に沿って見た断面図。
【図22】エアバッグ/カバー組立体の修正形状の断面
図。
【図23】リアクション装置の修正形状の断面図。
【図24】リアクション装置の他の修正形状の断面図。
【図25】本発明になるエアバッグ組立体の他の断面
図。
【符号の説明】
20 エアバッグ組立体 100 インフレータ 200 熱シールド 300 結合装置 400 エアバッグ 500 カバー 600 リアクション装置 700 偏向装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リン・エム・レッドモンド アメリカ合衆国ミシガン州48047,ニュ ー・ボルティモア,フォックス・ポイン ト・ドライヴ 51964 (72)発明者 デニス・エフ・ファークハー アメリカ合衆国ミシガン州48047,ニュ ー・ボルティモア,ウエストウッド 28760 (56)参考文献 特開 昭63−141851(JP,A) 特開 昭47−21838(JP,A) 実開 平1−81158(JP,U) 実公 昭51−27539(JP,Y2)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれた状態と展開された状態とを
    とる膨張可能エアバッグと、 前記エアバッグを膨張させるために膨張用流体を供給す
    るインフレータと、 前記エアバッグの展開中に前記インフレータによって伝
    達される熱から車両を保護し、前記インフレータを部分
    的に装着している熱シールドと、 折り畳まれた状態にある前記エアバッグを被覆するカバ
    ーと、 前記エアバッグの展開中に生じた力を分散させるリアク
    ション装置と、 前記エアバッグ、前記カバー、前記リアクション装置、
    前記熱シールドを一体に結合する結合装置と、からな
    り、 該結合装置は天/底壁、側壁、後壁とからなる蓋状構造
    体と及び1組のファスナエレメントとを有し、該各ファ
    スナエレメントの一部分が前記結合装置の前記蓋状構造
    体の後壁に一体に合体されかつ該後壁から前記エアバッ
    グ、前記カバー、前記リアクション装置、前記熱シール
    ドを貫通していることを特徴としたエアバッグ組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記ファスナエレメントの各々は、前記結合装置の後壁
    から延びる軸部と該軸部に嵌合して前記該軸部を所望位
    置にロックするロック部とを具備し、 該ロック部は前記リアクション装置の外部に位置してい
    る、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記リアクション装置は前記インフレータの前部を受け
    入れるインフレータ収容部をもった後壁を含んでいる、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記結合装置は、前記インフレータの前部を受け入れる
    インフレータ収容部をもつ後壁と、前記インフレータ収
    容部を囲繞する平坦な結合面とを含んでおり、 前記リアクション装置は、前記インフレータ収容部を囲
    繞する平坦な結合面を有する後壁を含んでおり、 前記ファスナエレメントは、前記結合装置の前記結合面
    に合体され、 前記ファスナエレメントは、前記リアクション装置の前
    記結合面を挿通して延びており、 前記結合装置の前記結合面と前記リアクション装置の前
    記結合面は、互いに平行な平面内に配設される、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記結合装置のインフレータ収容部は、前記インフレー
    タハウジングの前部を受け入れる形状と大きさをもった
    矩形孔を画定する、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  6. 【請求項6】 請求項8記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記結合装置のインフレータ収容部は、前記インフレー
    タの前記前部の中央部分の外形に適合し、かつ前記イン
    フレータの前記主放出オリフィスに整合する湾曲する圧
    痕を具備する、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記エアバッグは、可撓性繊維から形成され、かつ流体
    導入口を画成する口部を有するバッグからなり、 前記口部は、前記各ファスナエレメントの前記部分を受
    け入れるような大きさと配置を有する結合口を含んでお
    り、 前記カバーは、前記ファスナエレメントの前記各部を受
    け入れる結合口を含む結合フランジを備え、 前記口部と前記カバーの結合フランジは、前記結合装置
    の前記後壁と前記リアクション装置の前記後壁との間に
    挟持されている、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記エアバッグはさらに、前記口部に合体されるリテー
    ナ部材を含んでおり、 該リテーナ部材は、前記流体導入口と前記エアバッグの
    結合口との間に位置決めされている、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のエアバッグ組立体におい
    て、 前記熱シールドは、前記リアクション装置に一体的に合
    体され、 前記エアバッグ組立体はさらに偏向装置を具備し、該偏
    向装置は、前記エアバッグの口部と前記カバーの結合フ
    ランジとから膨張用流体を遠ざけるよう偏向し、かつ前
    記エアバッグ組立体の展開中に前記膨張用流体を前記エ
    アバッグの流体導入口に向けて導く、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のエアバッグ組立体にお
    いて、 前記偏向装置は、前記リアクション装置の前記結合面と
    前記結合装置の前記結合面との間に位置決めされてい
    る、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のエアバッグ組立体にお
    いて、 前記結合装置は実質的には単体の構造からなる、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のエアバッグ組立体にお
    いて、 前記インフレータは、半径方向寸法と該半径方向寸法よ
    りも実質的に大きな軸方向寸法とを有する筒状ハウジン
    グを含んでおり、 前記インフレータはさらに、前記ハウジングに取り付け
    られた結合部材を含んでおり、 前記ハウジングは、流体源を封入しており、かつ前部と
    後部とを含んでおり、 前記ハウジングの前記前部は、前部エアバッグ組立体の
    展開中に前記エアバッグに膨張用流体を解放する主放出
    オリフィスを含む、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のエアバッグ組立体に
    おいて、 前記カバーは整合用突起を含んでおり、 前記リアクション装置は、前記突起を受け入れる整合用
    開口を含んでおり、 前記熱シールドは、前記整合用突起を受け入れる窪みを
    含む、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のエアバッグ組立体に
    おいて、 前記リアクション装置は、前記インフレータハウジング
    の前記前部を受け入れるインフレータ収容部と該インフ
    レータ収容部を囲繞する平坦な結合面とを有する後壁を
    具備し、 前記平坦な結合面は前記整合用開口を含んでおり、 前記カバーは、前壁と天壁と底壁とを備え、前記天及び
    底壁は前記前壁から内方に延びており、 前記天及び底壁は、前記リアクション装置及び前記結合
    装置の前記後壁間に挟持された結合フランジを含んでお
    り、 前記整合用突起は、前記カバーの前記結合フランジから
    後方に延びており、 前記熱シールドは、前記インフレータハウジングの後部
    を包み込み、かつ前記窪みを含む主壁を含んでいる、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  15. 【請求項15】 請求項12記載のエアバッグ組立体に
    おいて、 前記熱シールドは、主壁と側壁と結合フランジとを含ん
    でおり、 前記主壁は、前記インフレータハウジングの前記後部を
    包み込んでおり、 前記側壁は、前記インフレータの結合部材と協働し、前
    記インフレータと前記熱シールドとを合体結合させる、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のエアバッグ組立体に
    おいて、 前記インフレータハウジングの前記後部は、前記エアバ
    ッグの展開中に前記ハウジングから膨張用流体を排出す
    る副放出オリフィスを画成しており、 前記主壁はさらに、前記壁の後部領域上に位置し、かつ
    前記インフレータの前記副放出オリフィスに整合する開
    口列を含む、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
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