JP2771456B2 - 自動開閉洋傘 - Google Patents

自動開閉洋傘

Info

Publication number
JP2771456B2
JP2771456B2 JP6140598A JP14059894A JP2771456B2 JP 2771456 B2 JP2771456 B2 JP 2771456B2 JP 6140598 A JP6140598 A JP 6140598A JP 14059894 A JP14059894 A JP 14059894A JP 2771456 B2 JP2771456 B2 JP 2771456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
umbrella
hook
operation button
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6140598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08325A (ja
Inventor
俊光 林
榮仁 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUTA YOSAN KOSHO KOFUN JUGENKOSHI
Original Assignee
FUKUTA YOSAN KOSHO KOFUN JUGENKOSHI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUKUTA YOSAN KOSHO KOFUN JUGENKOSHI filed Critical FUKUTA YOSAN KOSHO KOFUN JUGENKOSHI
Priority to JP6140598A priority Critical patent/JP2771456B2/ja
Publication of JPH08325A publication Critical patent/JPH08325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2771456B2 publication Critical patent/JP2771456B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動開閉傘に関し、特
に開傘バネと閉傘バネを有し、操作ボタンの操作によっ
て前記開傘バネまたは前記閉傘バネの弾性力により傘が
開閉可能に構成された自動開閉傘に関する。
【0002】
【従来の技術】傘の把手に操作ボタンを取り付け、該操
作ボタンを操作することによって傘を自動的に開閉する
傘として、本出願の出願人によって提案された特開平6
−90810号の提案がある。この提案では、先端管を
外管内部に摺動自在に挿入し、外管の外周摺動自在に下
ロクロを装着し、下ロクロは、外管の菅壁に開けられた
上下方向に延びる一対のスリットに挿通されたピンによ
って上下方向に移動可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術の自
動開閉傘は、外管の管壁に一対のスリットを設けたので
外管の強度が低くなって曲がり易くなり、外管が少しで
も曲がったり捩じれたりすると傘がスムーズに開閉しな
くなることがあるという問題があった。さらに、強風に
襲われると折れることがあるという問題があった。ま
た、従来の自動開閉傘は部品数が多く、構造が複雑で故
障が発生しやすいという問題があった。
【0004】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたものであって、外管には一本の案内溝だけを設けて
強度を高めるとともに、部品数の少ない、故障が起こら
ない、信頼性の高い自動開閉傘を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達するため
に、本発明にかかる自動開閉傘は、傘軸内に設けられ、
自動開閉を司る主要部分である傘中棒機構(1)と、張
り布を張設し、これを開閉する傘骨装置(2)を含む。
【0006】前記傘中棒機構は、下端に把手(12)を
連結する内管(11)と、前記内管(11)の外側に摺
動自在に嵌合された中管(13)と、前記中管(13)
の外側に摺動自在に嵌合され、下端にフォーク(14
3)が嵌着された外管(14)と、前記中管(13)の
上端部内側に摺動自在に挿設された上端管(15)とを
有し、前記傘骨装置(2)は、前記上端管(15)の上
端に固着された上ロクロ(22)と、該上ロクロ(2
2)に内端が回動可能に支持された複数の親骨(21)
と、前記中管(13)の上端に摺動自在に装着された中
ロクロ(24)と、前記中ロクロ(24)に内端が回動
可能に支持され、外端がそれぞれに対応する前記親骨
(21)に回動可能に係着された複数の中間骨(23)
と、前記外管(14)の外側に摺動自在に装着された下
ロクロ(26)と、該下ロクロ(26)に内端が回動可
能に支持され、外端がそれぞれに対応する前記親骨(2
1)に回動可能に係着された複数の支骨(25)とを有
している。
【0007】さらに、本発明にかかる自動開閉傘は、前
記中管(13)内に設けられ、前記上端管(15)を前
記中管(13)内より突出させる方向に付勢力を与える
開傘バネ(3)と、前記中管(13)内に設けられ、前
記内管(11)を前記中管(13)内より突出させる方
向に付勢力を与える閉傘バネ(4)とを有している。
【0008】さらに、前記把手(12)に上下に摺動可
能に取付けられた操作ボタン(51)と、前記内管(1
1)内に摺動自在に挿入され、前記操作ボタン(51)
に連結されて操作ボタン(51)と連動するように設け
られた下制御管(52)と、連桿(531)の下端に連
結され、内管(11)の内部に摺動自在に設けられたス
ライドブロック(53)と、連桿(531)の上端に係
着されて前記スライドブロック(53)と連動する上制
御管(54)と、該上制御管(54)の管壁に、外側の
方向に突出するように形成された突起部(541)と、
前記操作ボタン(51)内に設けられたラチェット(5
13)の操作によって前記傘中捧機構(1)と係脱して
前記閉傘バネ(4)及び開傘バネ(3)を圧縮状態と
し、またこの状態を解放するように設けられたフックレ
バー(58)とを備えてなる制御装置(5)を含んでい
る。
【0009】そして、前記開傘バネ(3)が圧縮された
閉傘状態の下で前記操作ボタン(51)を上方へ押し上
げることによって前記突起部(541)で前記下ロクロ
(26)内のフック(261)を押し出すように作動さ
せて前記下ロクロ(26)と前記中管(13)の係合を
解除して、圧縮されていた開傘バネ(3)を解放して開
傘を行い、該操作ボタン(51)を下方へ押し下げて前
記フックレバー(58)を回動させて圧縮されていた閉
傘バネ(4)を解放して閉傘を行うように構成さる。
【0010】又、外管(14)には、下ロクロ(26)
のフック(261)の摺動を案内する案内溝(141)
が外管(14)の管壁に上下方向に1本のみ形成されて
いる。
【0011】
【作用】下ロクロ(26)のフック(261)は外管
(14)に開けられた案内溝(141)に摺動自在に嵌
入されてその摺動が案内される。
【0012】外管(14)には1本の案内溝(141)
だけが形成されているので、従来の装置の外管に一対の
案内溝を開けた構成に比して強度が強くなる。
【0013】
【実施例】次に、本発明にかかる好適な実施例を図面に
従って説明する。
【0014】図に示すように、本発明の自動開閉傘は、
傘中棒機構(1)と、傘骨装置(2)と、開傘バネ
(3)と、閉傘バネ(4)と、制御装置(5)より構成
される。
【0015】前記傘中棒機構は、下端に把手(12)を
連結する内管(11)と、前記内管(11)の外側に摺
動自在に嵌合された中管(13)と、前記中管(13)
の外側に摺動自在に嵌合され、下端にフォーク(14
3)が嵌着された外管(14)と、前記中管(13)の
上端部内側に摺動自在に挿設された上端管(15)とか
らなる。
【0016】前記傘骨装置(2)は、前記上端管(1
5)の上端に固着された上ロクロ(22)と、該上ロク
ロ(22)に内端が回動可能に支持された複数の親骨
(21)と、前記中管(13)の上端に摺動自在に装着
された中ロクロ(24)と、前記中ロクロ(24)に内
端が回動可能に支持され、外端がそれぞれに対応する前
記親骨(21)に回動可能に係着された複数の中間骨
(23)と、前記外管(14)の外側に摺動自在に装着
された下ロクロ(26)と、該下ロクロ(26)に内端
が回動可能に支持され、外端がそれぞれに対応する前記
親骨(21)に回動可能に係着された複数の支骨(2
5)からなる。
【0017】前記開傘バネ(3)は、下端(31)が前
記中管(13)の上端近傍に設けられた上段係止部(1
30)に係合し、上端(32)が前記上端管(15)の
下縁に係合してこれらの上段係止部(130)と前記上
端管(15)の下縁に挟まれた状態で、前記中管(1
3)の内側に配置されている。
【0018】前記閉傘バネ(4)は、下端(41)が前
記内管(11)の上端(110)に係合し、上端(4
2)が該中管(13)の中段係止部(131)に係合し
て、これらの内管上端(110)と中管の中段係止部
(131)の間に挟まれた状態で、前記中管(13)の
内側に配置される。
【0019】そして、前記制御装置(5)は、前記把手
(12)に上下に摺動可能に取付けられた操作ボタン
(51)と、前記操作ボタン(51)と、前記操作ボタ
ン(51)内に回動可能に支持されたラチェット(51
3)と、前記操作ボタン(51)から前記傘中棒(1)
の横方向に突出し、前記外管(l4)の下案内溝(14
2)と内管(11)のスリット(112)を貫通して下
制御管(52)の下端に係合して該下制御管(52)を
前記操作ボタン(51)と上下連動するようにしたピン
(512)と、連桿(531)の下端に連結され、内管
(11)の内部に摺動自在に設けられたスライドブロッ
ク(53)と、前記連桿(531)の上端に係着されて
前記スイドブロック(53)と連動する上制御管(5
4)と、該上制御管(54)の管壁に、外側の方向に突
出するように形成され、上制御管(54)の操作によっ
て下ロクロ(26)内のフック(261)を押圧して下
ロクロ(26)と中管(13)の係合を解除する突起部
(541)と、該上制御管(54)内に設けられ、常時
該上制御管(54)の側面から突出して中管(13)の
内壁に当接して該上制御管(54)の該中管(13)内
での摺動を安定させる弾性部材(57)と、該内管(1
1)の下端部に回動可能に支持され、上フック部(58
1)が該下制御管(52)と内管(11)を貫通して中
管(13)を係止し、下フック部(582)は該下制御
管(52)、内管(11)及び外管(14)を貫通して
操作ボタン(51)内のラチェット(513)の操作に
よって回動するフックレバー(58)と、からなる。ま
た、外管(14)は、その側面に案内溝(141)が設
けられ、前記フック(261)がこの案内溝(141)
内を摺動する。なお、前記上下案内溝(141)、(1
42)は管壁を凹入させて形成された上下方向に延在す
る凹部のことである。
【0020】次に、本発明の自動開閉傘の開閉動作を説
明する。
【0021】この自動開閉傘が図6に示す開傘状態から
閉じる場合、開傘状態のもとに、操作ボタン(51)を
下方に摺動させて下制御管(52)を下方に移動させる
と、該操作ボタン(51)内にあるラチェット(51
3)が押されてフックレバー(58)の下フック部(5
82)が押入されてフックレバー(58)は回動し、そ
の上フック部(581)は中管(13)のフック孔(1
33)から脱離する。それによって今迄圧縮されていた
閉傘バネ(4)が解放されてその弾力が発揮されて中管
(13)が上方へ押し上げられ、上制御管(54)は相
対的に下方へ移動して中管(13)の中段係止部(13
1)の上端(131a)に当接し、下ロクロ(26)を
相対的に下方へ移動させて、下ロクロ(26)内のフッ
ク(261)を中管(13)の下フック孔(134)と
係合させ、これによって傘骨装置(2)を閉じると共
に、開傘バネ(3)をリセットするように圧縮して、図
1に示すような閉傘状態にする。
【0022】この自動開閉傘を開ける場合は、まず図1
に示す状態に於いて傘中棒(1)を把手(12)の方向
へ圧縮して閉傘バネ(4)を圧縮付勢するとともに、こ
れによって下ロクロ(26)のフック(261)を外管
(14)の案内溝(141)に沿って相対的に下降させ
フックレバー(58)の上フック部(581)を中管
(13)のフック孔(133)と係合させる。これと同
時にフックレバー(58)の下フック部(582)を、
図3に示すように外管(14)下端に取り付けられたフ
ォーク(143)のスリット(143a)内に挿入させ
る。外管(14)は、その一側面のみに上案内溝(14
1)が設けられている。よって、従来の技術(特開平6
−90810号)のように外管の管壁に一対の案内溝を
設けたために外管が湾曲し易く、そのために開傘・閉傘
の動作がスムーズに行われないといった問題がない。
【0023】開傘瞬間の動作を説明すると、図4および
図5に示すように、傘が閉じられた状態では開傘バネ
(3)は付勢された状態にある。この状態で操作ボタン
(51)を上方へ摺動させると、操作ボタン(51)内
に設けられたラチェット(513)は上方へ移動するが
フックレバー(58)は、フォーク(143)に係止さ
れているので下フック部(582)は回動しない。従っ
てフックレバー(58)の上フック部(581)は中管
(13)のフック孔(133)と係合した状態か維持さ
れる。然し該操作ボタン(51)内の横ピン(512)
は操作ボタン(51)と共に下方へ移動するので、下制
御管(52)を連動させて上方へ移動し、内管(11)
内にあるスライドブロック(53)と上制御管(54)
を上方へ押し上げ、上制御管(54)の突起部(54
1)は下ロクロ(26)のフック(261)を外側へ押
し出して該フック(261)と中管(13)の下フック
孔(134)の係合を解除して、今迄圧縮状態にあって
付勢されていた開傘バネ(3)の押圧を解放する。これ
によって上端管(15)が上方へ押し上げられ、傘骨装
置(2)は上方へ引き上げられ、下ロクロ(26)は上
昇してそのフック(261)は上昇して外管(14)の
案内溝上縁(141a)と中管(13)の上フック孔
(135)に係合し、下ロクロ(26)が外管(14)
の上端突縁部(140)まで上昇したところで上端突縁
部(140)に当接してさらに外管(14)は押し上げ
られて、外管(14)の下端に嵌着されているフォーク
(143)が上昇し、操作ボタン(51)内のラチェッ
ト(513)は内側へ回動してフックレバー(58)の
下フック部(582)の上側の位置まで来る。これによ
って次の閉傘操作の際に、操作ボタン(51)を下方へ
摺動すると、ラチェット(513)はフックレバー(5
8)の下フック部(282)を下方へ押し下げるのでフ
ックレバー(58)は回動してその上フック部(58
1)が中管(13)のフック孔(133)から外れて閉
傘バネ(4)の圧縮状態を解放することが可能となる。
また前記中管(13)の上フック孔(135)は縦方向
に長い孔に形成される。これによって、傘を開傘状態で
使用中に風力(W)による風当りが強い場合、傘骨装置
(2)を少々押し下げると、下ロクロ(26)のフック
(261)は該中管(13)の上フック孔(135)内
で少々下方へ移動するので、使用者は一時的に傘の開度
を少々小さくして風か当たる面積を少なくして風当りを
低減することが可能となる。
【0024】さらに本発明では外管(14)の下端にフ
ォーク(143)を取付けて傘が閉傘状態では、フック
レバー(58)の下フック部(582)が該フォーク
(143)の切溝(143a)内に嵌入するように配置
して、使用者が操作ボタン(51)を押し上げた場合或
いは傘骨装置(2)が束縛によって開傘ができない状態
の下では、操作ボタン(51)を下方に摺動しても操作
ボタン内のラチェット(513)が誤動作してフックレ
バー(58)を回動させて閉傘バネ(4)を解放して中
管(13)か不意に突出して他人を怪我させたり、次に
閉傘動作ができなくなるようなことがない。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、上制御管(54)は、
突起部(541)によって下ロクロ(26)内のフック
(261)を押し出して下ロクロ(26)と中管(1
3)の係合を解除するようにしたので、上制御管(5
4)の構造が従来の自動開閉傘より簡単になり、信頼性
が高く製造コストも低くなる。
【0026】又、下ロクロ(26)のフック(261)
を外管(14)に開けられた案内溝(141)内で上下
摺動するように構成し、外管(14)は一本の案内溝
(141)だけが形成されているので、従来の技術の一
対の案内溝を開けた構成に比して強度が高く、外管が曲
がることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動開閉傘を開傘状態から閉傘した後
の状態を示す断面国である。
【図2】本発明の自動開閉傘の上制御管の弾性部材の構
成を示す部分断面図である。
【図3】本発明の自動開閉傘の閉傘バネをリセットした
状態を示す断面図である。
【図4】開傘の瞬間を示す断面図である。
【図5】図4の一部を拡大した断面図である。
【図6】開傘後の状態を示す断面図である。
【図7】図6の一部を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1 傘中捧機構 2 傘骨装置 3 開傘バネ 4 閉傘バネ 5 制御装置 11 内管 12 把手 13 中管 14 外管 15 上端管 21 親骨 22 上ロクロ 23 中間骨 24 中ロクロ 25 支骨 26 下ロクロ 51 操作ボタン 52 下制御管 54 上制御管 57 弾性部材 58 フックレバー 261 フック 513 ラチェット 541 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45B 1/00 - 27/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に把手(12)を連結する内管(1
    1)と、前記内管(11)の外側に摺動自在に嵌合され
    た中管(13)と、前記中管(13)の外側に摺動自在
    に嵌合され、上端に外側に拡がる上端突縁部(140)
    を有する外管(14)と、前記中管(13)の上端部内
    側に摺動自在に挿設された上端管(15)とからなる傘
    中棒機構(1)と、 前記上端管(15)の上端に固着された上ロクロ(2
    2)と、該上ロクロ(22)に内端が回動可能に支持さ
    れた複数の親骨(21)と、前記中管(13)の上端に
    摺動自在に装着された中ロクロ(24)と、前記中ロク
    ロ(24)に内端が回動可能に支持され、外端がそれぞ
    れに対応する前記親骨(21)に回動可能に係着された
    複数の中間骨(23)と、前記外管(14)の外側に摺
    動自在に装着され、前記上端突縁部(140)に当接し
    て上方向の動きを規制される下ロクロ(26)と、該下
    ロクロ(26)に内端が回動可能に支持され、外端がそ
    れぞれに対応する前記親骨(21)に回動可能に係着さ
    れた複数の支骨(25)からなる傘骨装置(2)と、 前記中管(13)内に設けられ、前記上端管(15)を
    前記中管(13)内より突出させる方向に付勢力を与え
    る開傘バネ(3)と、 前記中管(13)内に設けられ、前記内管(11)を前
    記中管(13)内より突出させる方向に付勢力を与える
    閉傘バネ(4)と、 前記把手(12)に上下に摺動可能に取付けられた操作
    ボタン(51)と、前記内管(11)内に摺動自在に挿
    入され、前記操作ボタン(51)に連結されて操作ボタ
    ン(51)と連動するように設けられた下制御管(5
    2)と、連桿(531)の下端に連結され、内管(1
    1)の内部に摺動自在に設けられたスライドブロック
    (53)と、連桿(531)の上端に係着されて前記ス
    ライドブロック(53)と連動する上制御管(54)
    と、該上制御管(54)の管壁に、外側の方向に突出す
    るように形成された突起部(541)と、前記操作ボタ
    ン(51)内に設けられたラチェット(513)の操作
    によって前記傘中捧機構(1)と係脱して前記閉傘バネ
    (4)及び開傘バネ(3)を圧縮状態とし、またこの状
    態を解放するように設けられたフックレバー(58)と
    を備えてなる制御装置(5)を含み、 前記開傘バネ(3)が圧縮された閉傘状態の下で前記操
    作ボタン(51)を上方へ押し上げることによって前記
    突起部(541)で前記下ロクロ(26)内のフック
    (261)を押し出すように作動させて前記下ロクロ
    (26)と前記中管(13)の係合を解除して、圧縮さ
    れていた開傘バネ(3)を解放して開傘を行い、該操作
    ボタン(51)を下方へ押し下げて前記フックレバー
    (58)を回動させて圧縮されていた閉傘バネ(4)を
    解放して閉傘を行うように構成されたことを特徴とする
    自動開閉傘。
  2. 【請求項2】 前記制御装置(5)は、前記上制御管
    (54)内に設けられ常時該上制御管(54)の側面か
    ら突出して前記中管(13)の内壁に当接して該上制御
    管(54)の該中管(13)内での摺動を安定させる弾
    性部材(57)を含むことを特徴とする請求項1記載の
    自動開閉傘。
  3. 【請求項3】 前記外管(14)の下端にはフォーク
    (143)が嵌着され、当該フォーク(143)は、前
    記フックレバー(58)の下フック部(582)が進入
    し、この状態で当該下フック部(582)と前記ラチェ
    ット(513)の係合を阻止するスリット(143a)
    を有し、 前記下ロクロ(26)は、開傘状態において、前記外管
    の上端突縁部(140)に当接し、さらにこれを押し上
    げて前記フォークのスリット(143a)内に進入して
    いる下フック部(582)を相対的にスリット(143
    a)内より退避させ、前記ラチェット(513)と下フ
    ック部(582)が係合可能な状態とすることを特徴と
    する請求項1記載の自動開閉傘。
  4. 【請求項4】 前記上制御管(54)は、外側の方向に
    突出するように形成され、該上制御管(54)の操作に
    よって下ロクロ(26)内のフック(261)を押圧し
    て下ロクロ(26)と中管(13)の係合を解除する突
    起部(541)を含むことを特徴とする請求項1記載の
    自動開閉傘。
  5. 【請求項5】 前記操作ボタン(51)には、内管(1
    1)の下端に設けられた長スリット(112)に挿通
    し、当該長スリット(112)に案内されて移動するピ
    ン(512)が設けられ、前記長スリット(112)と
    前記ピン(512)によって操作ボタン(51)が移動
    案内されるようにしたことを特徴とする 請求項1記載の
    自動開閉傘。
JP6140598A 1994-06-22 1994-06-22 自動開閉洋傘 Expired - Lifetime JP2771456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6140598A JP2771456B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 自動開閉洋傘

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6140598A JP2771456B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 自動開閉洋傘

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08325A JPH08325A (ja) 1996-01-09
JP2771456B2 true JP2771456B2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=15272431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6140598A Expired - Lifetime JP2771456B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 自動開閉洋傘

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2771456B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7481413B2 (en) 2004-06-14 2009-01-27 Zurn Industries, Llc Flush actuator assembly and method therefor
US7913708B2 (en) 2004-10-20 2011-03-29 Kwong Yuen Yung One-handed operating mechanism for opening and closing umbrella

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0690810A (ja) * 1992-08-14 1994-04-05 Fukuta Yosan Kosho Kofun Yugenkoshi 自動開閉洋傘
JP3094123U (ja) * 2002-11-19 2003-06-06 株式会社サカモト 首振りキャラクターを備えた筆記用具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08325A (ja) 1996-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0595096B1 (en) Locking/unlocking manipulation mechanism disposed on the handlebars of baby carriage
US7155946B2 (en) Mortise lock having double locking function
US5178174A (en) Silently smoothly operating automatic umbrella controlled by single push button
EP0761120B1 (en) Multiple-fold automatic umbrella with simplified control means
JPH0722882U (ja) ベビーカーの遠隔操作機構
US5645094A (en) Multiple-fold automatic umbrella with reinforced ribs and simplified mechanism
JP2000054713A (ja) 連動棒シャッタ
CA2132600C (en) Reliably operated automatic umbrella with upwardly and downwardly thrusted push button
JP2771456B2 (ja) 自動開閉洋傘
GB2291678A (en) Stay with catch
US5383072A (en) Door lock apparatus for use in a tape recorder
JP2504946Y2 (ja) ドアロック装置
JPH0767405B2 (ja) 自動開閉傘
JP3146820B2 (ja) 自動販売機の扉ロック機構
JP2924849B2 (ja) 電動シャッターの手動・電動切替装置
JP2727284B2 (ja) ブラインドの昇降装置
JP2632632B2 (ja) 洋 傘
JP3997628B2 (ja) シャッター装置
JPS6364821B2 (ja)
JP4130857B2 (ja) 係止装置
JPH0690810A (ja) 自動開閉洋傘
WO1996002723A1 (en) Stay with catch
JPS602815Y2 (ja) 自動閉傘式折畳洋傘における開傘状態維持装置
JP2520147Y2 (ja) 保管庫の扉開閉機構
KR920009878B1 (ko) 자동 개폐식 우산

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees