JP2770084B2 - ナットリフトアップ装置 - Google Patents

ナットリフトアップ装置

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JP2770084B2
JP2770084B2 JP10183191A JP10183191A JP2770084B2 JP 2770084 B2 JP2770084 B2 JP 2770084B2 JP 10183191 A JP10183191 A JP 10183191A JP 10183191 A JP10183191 A JP 10183191A JP 2770084 B2 JP2770084 B2 JP 2770084B2
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JP
Japan
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nut
lifter
guide rail
guide rod
guide
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JP10183191A
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阿部  誠
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナット供給装置内に組
み込まれるナットリフトアップ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】工作物をロボット等によりナット締付す
る場合に、ナットをナット供給装置により一定の方向に
向けて整列してガイドレール出口に移送し、ロボット等
受け渡しを行っている。このガイドレール出口におい
てナットを受け渡しするときに、チャッキングを容易に
するために、ガイドレール出口に位置したナットをガイ
ドレールよりリフトアップしている。
【0003】従来のナットリフトアップ装置としては、
図3で示すように、ガイドレール1の出口にナット2の
下面に当接するリフタ3を昇降可能に設け、これと昇降
用シリンダ4とを結合し、ガイドレール1の出口に位置
するナット2を所定量でリフトアップする構成のもの
と、図4で示すように、前記リフタ3の上端面の中心に
ナット2ねじ穴に嵌合する小突起3aを突設した構造
のものが一般的に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置におい
て、前者の場合では、リフタ3の平坦面でナット2の下
面を持ち上げるため、振動等によりナット2の位置がズ
レたり落下する不具合がある。また後者においては、小
突起3aがナット2のねじ穴に嵌合して持ち上げるた
め、上記前者の不具合は解消されているが、この小突起
3aの周囲に凹部5が形成されるため、ガイドレール1
上を搬送されてくる最前端のナット2が凹部5に落ち込
んで傾き、小突起3aに引っ掛かって供給不良を発生す
る。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
したナットリフトアップ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、ねじ穴の軸線を上下方向に向
けたナットを整列して移送するナットフィーダのガイド
レール出口にナツトの移送方向に対し直交する方向に軸
心線を向けて固設した筒状のケーシングと、このケーシ
ング内に昇降動可能に嵌挿され、スプリングにより下降
方向に付勢されて上端面が前記ガイドレール出口の位置
でガイドレールの底面と同一面を呈しナットの下面に当
接するリフタと、このリフタ内を同心線上で相対的に昇
降動可能に貫通し、下降端で上端面が前記ガイドレール
の底面と同一面を呈し、かつ上昇動によって前記ナット
のねじ穴に嵌合可能なガイドロッドと、このガイドロッ
ドに固設されガイドロッドの所定の上昇位置で前記リフ
タの下面に当接する押し上げ部材と、前記ガイドロッド
の下端に結合した昇降用シリンダとを備えたものであ
る。
【0007】
【作用】上記の構成により、先ずガイドロッドが上昇
し、ナットのねじ穴に嵌合して位置ズレ、落下を防止
し、この状態でリフタが上昇し、ナットをフィーダのガ
イドレールよりリフトアップするものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はナットフィーダのガイドレール
であり、ねじ穴の軸線を上下方向に向けたナット2を整
列して移送する。このガイドレール1の出口にナット2
の移送方向に対し直交する方向に軸心線を向けて筒状の
ケーシング10を固設する。
【0009】前記ケーシング10内には、前記ガイドレ
ール1の出口に位置するナツト2の下面に当接する筒状
のリフタ11が昇降動可能に嵌挿され、ケーシング10
内に設けた段部12に係合して下降端が規制されてい
る。このリフタ11の下降端では上端面は前記ガイドレ
ール1の底面と同一平面を呈している。
【0010】前記リフタ11内には、ガイドロッド13
が同心線上で相対移動可能に貫通され、その上端にはナ
ット2のねじ穴に嵌合可能なガイド軸14が固着されて
いる。このガイド軸14の上端面もガイドロッド13
下降端では前記リフタ11の上端面と一致した前記ガイ
ドレール1の底面と同一平面を呈している。
【0011】前記リフタ11は常に下降方向に弾機付勢
され前記段部12に係合して位置している。その機構
は、リフタ11内で前記ガイド軸14の下端に当接する
カラー15と、このカラー15内で上端をカラー15に
当接し、下端をリフタ11の下端に当接するスプリング
16とによるものである。
【0012】19はケーシング10に固定した昇降用シ
リンダである。この昇降用シリンダ19のピストンロッ
ド端にはナックル20が取付けられ、前記ガイドロッド
13の下端には前記ナックル20を抱え込むような形状
の連結部材18が設けられ、前記ナックル20に結合さ
れている。この連結部材18は前記リフタ11の下面に
当接する押し上げ部材を兼ねており、ガイドロッド13
が所定量Hだけ上昇したストロークでリフタ11の下面
に位相差を持って当接するよう位置している。尚、符号
17はガイド軸14の外周とリフタ10の内周との間に
介装されたスクレーパであり、リフタ10内への切粉や
ゴミ等の侵入を防止するものである。
【0013】次に本発明の動作について説明する。図1
は原位置状態である。この状態からガイドレール1上の
ナット2をリフトアップさせるには、図2(A)で示す
ように、昇降用シリンダ19によりガイドロッド13
上昇動させる。前記したようにガイドロッド13の下端
の連結部材18はガイドロッド13が所定量Hだけ上昇
したストローク位置でなければリフタ11の下面に当接
しないため、この時点ではリフタ11は下降端を保持し
ている。従って、ガイド軸14のみが上昇してナット2
のねじ穴に嵌合する。これにより、ナット2は定位置に
位置決めされ、かつ落下を防止した状態となる。
【0014】次いで、ガイドロッド13が所定量Hだけ
上昇したストローク位置で連結部材18がリフタ11の
下面に当接し、リフタ11はガイド軸14と共に上昇し
図2(B)で示すように、ガイド軸14が嵌合されてい
るナット2の下面に当接してナット2を所定量でリフト
アップさせるのである。このリフトアップされたナツト
2は図略のロボット等によりチャッキングされて所定の
工作物組付位置に運ばれ、ナットランナ等により締付さ
れる。前記ナット2が取出された後は、昇降用シリンダ
20の下降動で図1の原位置に復帰し、指令に基づいて
前記の動作を繰返し行うものである。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によると、下降端で
上端面がガイドレールの底面と同一面を呈し、かつ上昇
動によりナットのねじ穴に嵌合するガイド軸と、このガ
イド軸の下降端で上端面がガイドレールの底面と同一面
を呈し、前記ガイド軸がナット ねじ穴に嵌合された後
でナツトを持ち上げるリフタとによるダブルアクション
構成であるから、ナットのリフトアップときにナツト
のズレや落下が完全に防止され、確実なナットの受け渡
し作業が得られる。また、1つの昇降用シリンダにてガ
イド軸とリフタの昇降作動を行うため、コンパクトであ
り、低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図成
【図2】本発明の動作を示す断面図
【図3】従来装置の断面図
【図4】従来装置の断面図
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 ナット 10 ケーシング 11 リフタ 13 ガイドロッド 14 ガイド軸 16 スプリング 18 連結部材 19 昇降用シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ穴の軸線を上下方向に向けたナット
    を整列して移送するナットフィーダのガイドレール出口
    にナツトの移送方向に対し直交する方向に軸心線を向け
    て固設した筒状のケーシングと、 このケーシング内に昇降動可能に嵌挿され、スプリング
    により下降方向に付勢されて上端面が前記ガイドレール
    出口の位置でガイドレールの底面と同一面を呈しナット
    の下面に当接するリフタと、 このリフタ内を同心線上で相対的に昇降動可能に貫通
    、下降端で上端面が前記ガイドレールの底面と同一面
    を呈し、かつ上昇動によって前記ナットのねじ穴に嵌合
    可能なガイドロッドと、 このガイドロッドに固設されガイドロッドの所定の上昇
    位置で前記リフタの下面に当接する押し上げ部材と、前
    記ガイドロッドの下端に結合した昇降用シリンダとを備
    えたことを特徴とするナットリフトアップ装置。
JP10183191A 1991-04-08 1991-04-08 ナットリフトアップ装置 Expired - Lifetime JP2770084B2 (ja)

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JPH04310331A JPH04310331A (ja) 1992-11-02
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