JP2769414B2 - 照明器具の支持装置 - Google Patents

照明器具の支持装置

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JP2769414B2 JP4320761A JP32076192A JP2769414B2 JP 2769414 B2 JP2769414 B2 JP 2769414B2 JP 4320761 A JP4320761 A JP 4320761A JP 32076192 A JP32076192 A JP 32076192A JP 2769414 B2 JP2769414 B2 JP 2769414B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井において隣接され
た断面略T字状の支持バー間に配置して天井に据え付け
られるシステム天井用の照明器具を、前記支持バーに支
持させる支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】断面略T字状の支持バー(以下、Tバー
と略称する。)に支持装置を介して支持されるシステム
天井用の照明器具には、この器具のランプから発した光
の照射方向を制御するためのルーバ等の制光体を備える
ものと、備えないものとがあり、これらの器具高さは制
光体の高さ分に応じて異なっている。そして、このよう
に器具高さが異なる2種類の照明器具に共通して使用で
きる支持装置が提供されており、その一例が図8および
図9に示されている。
【0003】図8中1は照明器具の本体枠であり、これ
に連結されるとともに図示しないTバーに載置される支
持装置は、器具連結体2と、支持体3と、押さえ板ばね
4と掛止板ばね5とを備えている。
【0004】器具連結体2は本体枠1に嵌合される嵌合
部6の両側に断面コの字形状の案内部7を夫々折り曲げ
て形成され、これには掛止板ばね5の上端部がリベット
8で固定されている。案内部7は上下方向に延びてい
る。
【0005】支持体3の両側縁には、案内部7の内面に
接するフランジ部9が夫々折り曲げて形成されている。
支持体3の下部には、Tバーに載置される載置片10が
折り曲げられているとともに、押さえ板ばね4が固定さ
れている。押さえ板ばね4は、Tバーがその上端部に有
した張出し部に下側から係合して、この張出し部を載置
片10との間に挟んで、Tバー上への支持装置の載置状
態を安定させる。
【0006】支持体3の下部には、掛止板ばね5の下端
部に折り曲げ形成されたV字状掛止部5aが掛脱される
上下一対の掛止孔11,12が開けられているととも
に、上側掛止孔11に直交する上下方向の逃げ孔部13
が設けられている。逃げ孔部13は、支持体3の上下動
の際にリベット8を逃げるとともに、器具連結体2にね
じ込まれて本体枠1に当接する固定ねじ14を逃げるよ
うになっている。
【0007】この支持装置を制光体付き照明器具に適用
する場合には、支持体3を器具連結体2に対して上方に
摺動させて、掛止板ばね5の掛止部5aを上側掛止孔1
1に掛合させることにより、載置片10に対して器具連
結体2をより上方に遠ざけて使用する。また、制光体が
ない照明器具に適用するには、支持体3を器具連結体2
に対して下方に摺動させて、掛止板ばね5の掛止部5a
を図8に示されるように下側掛止孔12に掛合させるこ
とにより、載置片10に対して器具連結体2をより下方
に近付けて使用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記構成の
支持装置では、その器具連結体2に折り曲げて設けられ
る案内部7が2か所の折り曲げ部を有しているととも
に、これら案内部7を摺動する支持体3のフランジ部9
も折り曲げて形成される。しかし、折り曲げ加工におい
ては寸法のばらつきが発生し易く、これらのばらつきが
集積される結果、器具連結体2とこれに抱持されるよう
に組合わされる支持体3とはがたつき易い。
【0009】したがって、照明器具を支持した状態にお
いて、照明器具が備える放電灯安定器が発する振動が伝
わって、この支持装置において騒音を生じ易いという問
題がある。また、前記支持装置の製造においては、以上
のように折り曲げ工程が多いことと相俟って、折り曲げ
られる部分、すなわち、左右一対の案内部7およびフラ
ンジ部9が必要であるから、器具連結体2および支持体
3を夫々構成する金属材料の使用量が多く、よって、コ
ストが高いという問題もある。
【0010】本発明の目的は、器具連結体と支持体との
間でのがたつきによる騒音を防止できるとともに、製造
が容易で安価に得ることができる照明器具の支持装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、天井において
隣接された断面略T字形状の支持バー間に配置される
電灯安定器付き照明器具を、前記支持バーに支持するも
のであって、前記支持バーに載置される支持体と、この
支持体に連結されるとともに下端部が前記支持バーに上
向きに引っ掛けられる押さえばねと、前記支持体に対し
て相対的に上下方向に摺動可能に設けられて前記照明器
具に連結される器具連結体とのいずれか一方に取付けた
掛止板ばねを、他方に設けられて互いに上下方向に離間
した複数の掛止孔のいずれかに選択的に掛合させて、前
記支持バーに対する前記器具連結体の高さ位置を調節可
能とした照明器具の支持装置に適用される。そして、前
記目的を達成するために、前記支持体がその両側縁に折
り曲げ部を持たずに形成された略垂直な平板状第1プレ
ート部を備え、この第1プレート部に面接触して上下方
向に摺動されるとともに両側縁に折り曲げ部を持たずに
形成された平板状第2プレート部を前記器具連結体が備
え、これら第1,第2プレート部のうちのいずれか一方
のプレート部の幅方向両側部に、他方のプレート部の両
側縁における前記一方のプレート部とは反対面に係合さ
れる切り起こしを夫々形成し、これら切り起こしの内面
とこれを有した前記の一方のプレート部とで、これらを
前記他方のプレート部の両側縁表裏面に接触させて前記
両側縁を摺動可能に保持し、前記支持体と前記器具連結
体とを相対的に上下方向に摺動可能に設けたものであ
る。
【0012】
【作用】前記支持装置の構成において、支持体とこれに
摺動して支持バーに対する高さ位置を調節可能に設けら
れる器具連結体の各摺動部分、つまり、第1プレート部
および第2プレート部は、夫々両側縁に折り曲げ加工さ
れてなる折り曲げ部を持たない平板構造であるから、寸
法のばらつきが少ない。このことと相俟って、支持体の
第1プレート部と器具連結体の第2プレート部のうちの
一方に設けられて他方に係合される切り起こしは、プレ
ス型により形成されて、高い寸法精度で設けることがで
きる。したがって、この高精度の切り起こしおよびこれ
が形成された一方のプレート部と、これらの間に摺動可
能に保持される他方のプレート部の側縁との間における
がたつきを少なくできる。また、以上のように支持体お
よび器具連結体の各両側縁には折り曲げ部を設けないの
で、これら支持体および器具連結体の加工が簡単になる
とともに、折り曲げ部がない分に応じて支持体および器
具連結体を夫々構成する金属材料の使用量を減らすこと
ができる。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図7を照して本発明の一実施例
を説明する。図7はシステム天井用照明器具21の一例
を示す斜視図であり、この器具21は、図5および図7
に示されるように本体枠22と、電気箱23と、主反射
板24と、反射端板25と、ランプソケット26とを備
えて形成されている。また、図4に示される他の照明器
具21aは、図5および図7に示すものを照明器具本体
として、この本体の下側に配置されるルーバからなる制
光体27を備えて形成されている。
【0014】本体枠22は、断面略コ字状をなして互い
に平行に配設された2本の側枠28を、それらの端部間
に夫々わたる端部枠29a,29bで連結して形成され
ている。この本体枠22の両端部枠29a,29bには
夫々ランプソケット26が取付けられ、本体枠22の長
手方向に相対向するランプソケット26間には図示しな
い直管形けい光ランプが取付けられるようになってい
る。
【0015】一方の端部枠29bよりも大きい他方の端
部枠29a上には電気箱23が取り付けられ、この箱2
3内には放電灯安定器23a等の図示しない点灯用の各
種部品が内蔵されている。端部枠29a,29bの夫々
には主反射板24の長手方向両端部が夫々化粧ねじを介
して支持されており、この主反射板24の長手方向両端
の開口は反射端板25で塞がれている。主反射板24と
反射端板25とは下面が開口された反射体をなしている
とともに、反射端板25は図4および図5に示されるよ
うにけい光ランプが通される通孔25aを有して、ラン
プソケット26を前記反射体の内側方向から覆ってい
る。
【0016】図4に示されるように前記制光体27は、
制光体枠30と、この枠30内に着脱可能に配置される
格子状の制光体主部31とを備えている。なお、図4中
32は制光体主部31から突設されて制光体枠30に掛
脱される引っ掛け金具、33は遮光用のモヘヤである。
【0017】前記照明器具21の側枠28の長手方向両
端部には夫々本実施例に係る支持装置41が取付けら
れ、これらを介して照明器具21,21aは、天上にお
いて隣接された断面略T字形状の支持バー(図4および
図5参照、以下Tバーと略称する。)42に支持される
ようになっている。Tバー42は、照明器具21の下縁
または図示しない天井パネル或いは制光枠30が載置さ
れる水平状の下側張出し部42aと、支持装置41を載
せる上側張出し部42bとを備えている。
【0018】支持装置41は図1〜図6に示されるよう
に鋼板製の支持体43と、同じく鋼板製の器具連結体4
4と、金属製押さえ板ばね45と、金属製掛止板ばね4
6とを備えている。
【0019】支持体43は、上下方向に長い略垂直な第
1プレート部47を備え、このプレート部47の下端縁
に、この縁の中央部に位置する載置片48を折り曲げる
とともに、前記下端縁の一端部に位置して下方に垂直に
延びる延出舌片49を一体に設けている。第1プレート
部47は、その上下方向全長にわたり幅寸法に変化がな
いとともに、この幅寸法よりも上下方向の長さ寸法を長
く形成されて、その上下方向に沿う両側縁には折り曲げ
部を持たない平板構造である。
【0020】載置片48は、水平部と48aとこの先端
から斜め下方に折れ曲がる垂直部48bとから側面視略
L形をなして形成されている。また、第1プレート部4
7の下端には、押さえ板ばね45が載置片48を間に置
いて延出舌片49の反対側に位置してリベット止めされ
ている。
【0021】支持体43は、その載置片48の略垂直部
48bと延出舌片49との間にTバー42の上側張り出
し部42bを配置することにより、このTバー42上に
略垂直に立てて載置されるものであり、その載置状態
は、上側張り出し部42aに下側から弾性的に掛合され
る押さえ板ばね45により安定した状態を維持されるよ
うになっている。
【0022】支持体43には、その幅方向に延びる上下
一対の掛止孔50,51が開けられているとともに、上
側の掛止孔50と直交して上下方向に伸びる逃げ孔52
が開けられている。
【0023】前記器具連結体44は、上下一対の抱持腕
部55,56と、これらをつなぐようにして設けられた
た抱持基部57と、この基部57を支持体43側から覆
った第2プレート部58とを備えている。下側の抱持腕
部56と抱持基部57とは一体であり、上側の抱持腕部
55と第2プレート部58とは一体である。そして、こ
れらは抱持基部57と第2プレート部58を通るリベッ
ト59を介して連結されている。
【0024】リベット59は掛止板ばね46の上端を抱
持基部57に固定している。この掛止板ばね46は、下
側の抱持腕部56の抱持基部57側部分に設けた図示し
ないスリット孔を通って抱持腕部56の下方に延びてお
り、その下端部に略V字状をなして折曲げ形成された掛
止部46aは、第2プレート部58の下端部中央に設け
た切欠き60(図3,図6参照)に通されている。した
がって、掛止板ばね46はその弾性力により、第2プレ
ート部58の板厚方向に沿って掛止部46aに挿通され
ている。掛止部46aは前記掛止孔50,51に選択的
に係脱されるものである。
【0025】器具連結体44は、その抱持腕部55,5
6が前記照明器具21の側枠28を抱持するようにして
側枠28に連結される。そして、この器具本体21への
取付け状態は、第2プレート部58に設けた通孔(図示
しない)とこの通孔に連通して抱持基部57に設けた螺
孔(図示しない)を通ってねじ込まれる固定ねじ61を
締め付けて、その先端を側枠28の側面28a(図4,
図5参照)に押付けることにより、固定されるようにな
っている。
【0026】垂直状に設けられる前記第2プレート部5
8は、その上下方向全長にわたり幅寸法に変化がないと
ともに、この幅寸法を上下方向の長さ寸法よりも長くし
て形成され、その上下方向に沿う両側縁には折り曲げ部
を持たない平板構造である。この第2プレート部58の
幅寸法は前記第1プレート部47の幅寸法よりも大き
い。第1,第2プレート部47,58は互いに面接触さ
れて、相対的に上下方向に摺動可能に組み合わされてい
る。
【0027】そして、第2プレート部58の幅方向両側
部には、夫々上下一対の切り起こし62が形成されてい
る。これら切り起こし62は第2プレート部58をプレ
ス型で打ち抜く際に同時に成形加工されたものである。
各切り起こし62は、第1プレート部47の両側縁47
aにおける第2プレート部58とは反対面に係合され
て、第1プレート部47の両側縁47aを摺動可能に保
持している。
【0028】図1に示されるように各切り起こし62の
第2プレート部58から前記反対面に係合された内面ま
での切り起こし高さAは、第1プレート部47の板厚寸
法より若干大きめに設定されているとともに、第2プレ
ート部58の幅方向に対向する切り起こし62における
切り起こし基部62a相互間の間隔Bは、第1プレート
部58の幅寸法より若干大き目に設定されている。ま
た、上下方向に対向する切り起こし62の相互間隔C
は、第2プレート部58の高さ寸法の範囲内で、加工で
きる最大限の寸法に設定されている。
【0029】前記構成の支持装置41を図4に示される
ように制光体27を備える照明器具21aに適用させる
には、第3中矢印に示すように掛止板ばね46の下端部
を弾性変形させて、その掛止部46aを下側掛止孔51
から外し、そのままで、器具連結体44が支持体43に
対して上方へ移動されるように、これら支持体43の第
1プレート部47および器具連結体44の第2プレート
部58を相対的に上下方向に摺動させる。
【0030】この摺動により掛止部46aが第1プレー
ト部47の上側の掛止孔50に対向した時点で、この掛
止孔50に係止板ばね45の弾性力により係止部46a
が入り込んで引っ掛かる。こうして図4に示される状態
の支持装置41が構成される。したがって、これらの支
持装置41を介してTバー42に支持された照明器具2
1aをTバー42に対して高い位置に調整でき、それに
より、この器具21aはその下部に制光体27を配置で
きる。
【0031】そして、支持装置41を図5に示されるよ
うに制光体を備えない照明器具21に適用させるには、
上側係止孔50に引っ掛かっている係止板ばね46の係
止部46aに図4中矢印に示す方向に力を加えて、これ
を上側係止孔50から外した後に、支持体43の第1プ
レート部47および器具連結体44の第2プレート部5
8を相対的に上下方向に摺動させて、下側係止孔51に
係止板ばね46の係止部46aを引っ掛ける。それによ
り、図1〜図3、および図5に示される状態の支持装置
41が構成されて、これらの支持装置41を介してTバ
ー42に支持された照明器具21をTバー42に対して
低い位置に調整できる。
【0032】また、支持装置41における支持体43と
器具連結体44との摺動部分、つまり、第1プレート部
47および第2プレート部58とは、夫々両側縁に折り
曲げ加工されてなる折り曲げ部を持たない平板構造であ
るから、これらの寸法のばらつきは少ない。しかも、第
1プレート部47の両側縁47aの表裏面と摺動し合う
第2プレート部58の切り起こし62は、プレス型によ
り形成されて、高い寸法精度で設けることができる。
【0033】そのため、この高精度の切り起こし62お
よびこれが形成された第2プレート部58と、これらの
間に摺動可能に保持される第1プレート部47の側縁4
7aとの間のがたつきを少なくできる。したがって、照
明器具21が備える放電灯安定器23aが発する振動が
支持装置41に波及しても、それに伴って器具連結体4
4と支持体43との間でのがたつきが少なく、支持装置
41での騒音発生を少なくできる。
【0034】また、この支持装置41は、支持体43の
第1プレート部47および器具連結体44の第2プレー
ト部58の各両側縁には折り曲げ部を設けない構成であ
るので、これら支持体43および器具連結体44の加工
が簡単であり、かつ、切り起こし62は第2プレート部
47の成形と同時にプレス型で成形されて、格別な加工
工程を必要としないから、支持装置41に必要とする加
工工数が少なく、容易に製造できる。しかも、第1,第
2プレート部47,58の両側縁に折り曲げ部がないか
ら、支持体43および器具連結体44を夫々構成する金
属材料の使用量を減って、材料コストが下げることがで
きる。したがって、安価に支持装置41を作ることがで
きる。
【0035】なお、前記一実施例は以上のように構成し
たが、第2プレート部を第1プレート部よりも上下方向
に長くして、このプレート部に係止孔を設けるととも
に、係止板ばねを第1プレート部に設けて実施してもよ
いとともに、係止孔は3つ以上設けても良い。また、第
1プレート部の幅を第2プレート部の幅よりも広くし
て、この第1プレート部に切り起こしを設けて、これら
を第2プレート部の両側縁に係合させてもよい。さら
に、いずれか一方のプレート部の両側部に夫々設けられ
る切り起こしは上下方向に連続する長い構成としても差
支えない。
【0036】
【発明の効果】以上詳記したように本発明に係る照明器
具の支持装置においては、支持体とこれに対して上下方
向に相対的に摺動可能な器具連結体との間におけるがた
つきを少なくできるから、照明器具側から波及する振動
に基づく器具連結体と支持体との間でのがたつきによる
騒音を防止できる。さらに、支持体および器具連結体の
各両側縁での折り曲げ加工が不要であるので容易に製造
でき、その上、このことと相俟って前記折り曲げ加工の
省略に伴い支持体および器具連結体を夫々構成する金属
材料の使用量を少なくなり、安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る支持装置の構成を示す
斜視図。
【図2】同実施例に係る支持装置の構成を示す正面図。
【図3】同実施例に係る支持装置の構成を裏側から見て
示す斜視図。
【図4】同実施例に係る支持装置で制光体付きの照明器
具を支持した状態を示す断面図。
【図5】同実施例に係る支持装置で制光体を備えない照
明器具を支持した状態を示す断面図。
【図6】図2中Z−Z線に沿う断面図。
【図7】同実施例に係る支持装置が取付けられた照明器
具を示す斜視図。
【図8】従来例に係る支持装置の構成を示す斜視図。
【図9】同従来例に係る支持装置の構成を示す平面図。
【符号の説明】
21…照明器具、 41…支持装置、 42…支持バー、 43…支持体、 44…器具連結体、45…押さえ板ばね、 46…掛止板ばね、 47…第1プレート部、 50,51…掛止孔、 58…第2プレート部、 62…切り起こし。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井において隣接された断面略T字形状
    の支持バー間に配置される放電灯安定器付き照明器具
    を、前記支持バーに支持するものであって、前記支持バ
    ーに載置される支持体と、この支持体に連結されるとと
    もに下端部が前記支持バーに上向きに引っ掛けられる押
    さえばねと、前記支持体に対して相対的に上下方向に摺
    動可能に設けられて前記照明器具に連結される器具連結
    体とのいずれか一方に取付けた掛止板ばねを、他方に設
    けられて互いに上下方向に離間した複数の掛止孔のいず
    れかに選択的に掛合させて、前記支持バーに対する前記
    器具連結体の高さ位置を調節可能とした照明器具の支持
    装置において、 前記支持体がその両側縁に折り曲げ部を持たずに形成さ
    れた略垂直な平板状第1プレート部を備え、この第1プ
    レート部に面接触して上下方向に摺動されるとともに両
    側縁に折り曲げ部を持たずに形成された平板状第2プレ
    ート部を前記器具連結体が備え、 これら第1,第2プレート部のうちのいずれか一方のプ
    レート部の幅方向両側部に、他方のプレート部の両側縁
    における前記一方のプレート部とは反対面に係合される
    切り起こしを夫々形成し、これら切り起こしの内面とこ
    れを有した前記の一方のプレート部とで、これらを前記
    他方のプレート部の両側縁表裏面に接触させて前記両側
    縁を摺動可能に保持し、前記支持体と前記器具連結体と
    を相対的に上下方向に摺動可能に設けたことを特徴とす
    る照明器具の支持装置。
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