JP2767716B2 - 有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法 - Google Patents

有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法

Info

Publication number
JP2767716B2
JP2767716B2 JP1279921A JP27992189A JP2767716B2 JP 2767716 B2 JP2767716 B2 JP 2767716B2 JP 1279921 A JP1279921 A JP 1279921A JP 27992189 A JP27992189 A JP 27992189A JP 2767716 B2 JP2767716 B2 JP 2767716B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alcohols
group
reaction
hydrogen
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1279921A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02275887A (ja
Inventor
徹也 岩尾
修一 大坂
孝雄 榊
忠雄 西田
清 山村
誠二郎 古賀
晴雄 中川
礼治 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP1279921A priority Critical patent/JP2767716B2/ja
Publication of JPH02275887A publication Critical patent/JPH02275887A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2767716B2 publication Critical patent/JP2767716B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化
物の製造方法に関する。有機置換ナトリウム・アルミニ
ウム水素化物は、各種の有機溶剤に溶解し易く、且つ多
種類の官能基を還元することができる有用な還元剤であ
る。
〔従来技術〕
ナトリウム、アルミニウム、上記記載の〜の有機
化合物及びH2を原料として、有機置換ナトリウム・アル
ミニウム水素化物(以後SAHと略記する)を製造する方
法は公知である。
特公昭45−41214、特公昭47−1452、Inorganic synth
esis,Vol.X VIII,149P、Collection Cz−echoslov.Che
m.Commun.Vol.37,(1972),1178等によれば、 一般式 NaAlHxZ4-x (但しxは1乃至3の整数、Zは次の群すなわち アルコール類又はフェノール類 テトラヒドロフルフリルアルコール類 ジオール類の1個の水酸基をアルキル化して得られる
型のエーテルアルコール類 エーテルアルコール類とジオール類とを1分子の水を
分離するように縮合して得られる型のポリエーテルアル
コール類 テトラヒドロピラニルアルコール類、および 一般式 R2=N(−CH2nOH (但しRは同種又は異種で炭素原子1〜4個のアルキル
基、アルコキシアルキル及び炭素原子6〜8個のアリル
基からなる群から選ばれ、nは2〜4の整数である。)
からなる群 から選ばれる化合物から活性水素原子を離脱して得られ
る有機残基である) で表されるSAHの製造方法は非常に多い。代表的な製造
方法として以下のような例が挙げられる。
(1)Na+Al+2ZH→NaAlZ2H2 (2)NaZ+Al+ZH+1/2H2→NaAlZ2H2 (3)2AlZ3+3Na+Al+3H2→2NaAlZ2H2 (4)3NaZ+AlZ3+2Al+3H2→3NaAlZ2H2 (5)NaAlZ4+Na+Al+H2→2NaAlZ2H2 (6)NaAlZ4+NaAlH4→2NaAlZ2H2 (7)NaAlH4+2ZH→NaAlZ2H2+H2 上記の方法に於いて(6)、(7)のように現状では
高価で入手しがたいNaAlH4を出発原料とする方法は、容
易ではあるが製造コストが高い。
(1)のように素原料から直接合成する方法は、安価
な原料を使用することができ、工程数も少なく好まし
い。しかし、発熱及び水素圧力変化を絶えず監視調節す
る必要がある。
(2)〜(5)のごとく、ナトリウム、アルミニウム
の一部とZHとを錯体合成反応させて得た、NaZ、AlZ3、N
aAlZ4等の錯体にさらにナトリウム、アルミニウム、水
素を供給して水素添加反応を起こさせ、配位子交換反応
を起こさせる方法は、工程数は増えるが、発熱制御や水
素の圧力制御の容易さの点で好ましい。
このようにSAH合成は、錯体合成反応、水素添加反
応、配位子交換反応、配位子脱離反応、平行反応、高分
子量化反応等が同時又は個々に進行する非常に複雑な反
応である。
〔発明が解決しようとする課題〕 SAH合成反応は、水素吸収反応を含む反応であるか
ら、一般に高圧の水素中で行われる。ところが、通常の
アルミニウムを使用した場合、非常に高い水素圧力が伴
わなければSAH合成反応が進行しないという難点があっ
た。
即ち、通常のアルミニウムを原料とした場合、工業的
に生産するには、少なくとも、水素分圧で150kg/cm2
上の圧力が必要であった。これは製造装置の大幅なコス
トアップに直結し、又運転時の保安上、好ましくない点
であった。
又、反応時間が長くあることを無視して低い水素分圧
で反応を行った場合、徐々に形成されるSAHが次々と熱
分解を起こし、収率及び品質の大幅な劣化を招く結果と
なった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意検討し、
遂に本発明を完成させるに至った。
即ち本発明は、 アルコール類又はフェノール類 テトラヒドロフルフリルアルコール類 ジオール類の1個の水酸基をアルキル化して得られる
型のエーテルアルコール類 エーテルアルコール類とジオール類とを1分子の水を
分離するように縮合して得られる型のポリエーテルアル
コール類 テトラヒドロピラニルアルコール類、および 一般式 R2=N(−CH2nOH (但しRは同種又は異種で炭素原子1〜4個のアルキル
基、アルコキシアルキル及び炭素原子6〜8個のアリル
基からなる群から選ばれ、nは2〜4の整数である。)
からなる群から選ばれた有機化合物、ナトリウム、チタ
ニウムおよび/またはジルコニウムを含有するアルミニ
ウム合金および水素を反応させることを特徴とする 一般式 NaAlHXZ4-X (但しは1乃至3の整数、Zは次の群すなわち アルコール類又はフェノール類 テトラヒドロフルフリルアルコール類 ジオール類の1個の水酸基をアルキル化して得られる
型のエーテルアルコール類 エーテルアルコール類とジオール類とを1分子の水を
分離するように縮合して得られる型のポリエーテルアル
コール類 テトラヒドロピラニルアルコール類、および 一般式 R2=N(−CH2nOH (但しRは同種又は異種で炭素原子1〜4個のアルキル
基、アルコキシアルキル及び炭素原子6〜8個のアリル
基からなる群から選ばれ、nは2〜4の整数である。)
からなる群から選ばれた化合物から活性水素原子を離脱
して得られる有機残基である。) で示される有機置換ナトリウム、アルミニウム水素化物
の製造方法である。
以下本発明について更に詳しく説明する、本発明で用
いられるアルミニウム合金は、アルミニウムとチタニウ
ムおよび/またはジルコニウムを含有してなるものであ
る。
又、合金中のチタニウムおよび/またはジルコニウム
の含有量は0.01〜2wt%が好ましく、特に、0.05〜1wt%
のものが好ましい。これらの合金は通常粉末状、薄片状
で用いられるが、反応時には溶媒中に出来るだけ均一に
分散していることが好ましい。叉アルミニウム合金の粒
子径に特に制限はないが錯体NaAlZ4の存在下でナトリウ
ムとアルミニウム合金を用いて合成する場合において、
100〜300μの範囲にあるものを使用すれば、濾過速度お
よび反応速度が極めて速くなり好ましい。
本発明で用いられるナトリウムは、通常使用されてい
るいるもので良く、特に制限はない。反応時に液体状態
を保ち、撹拌等によって溶媒中に細かく均一に分散され
ていることが好ましい。
又、本発明の方法に使用する有機化合物は〜から
なる群から選ばれた化合物である。
具体的にはメチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、ブタノール、ヘキシルアルコー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールイソプロピルエーテル、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテルフェノー
ル、テトラヒドロピラニルアルコール、テトラヒドロフ
ルフリルアルコール、フェノキシエタノール、ジメチル
アミノエタノール、ジエチルアミノエタノール等であ
る、これらのうちでもエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、は特に好ましい。
水素は出来るだけ純度の高い方が好ましい。
溶媒は、SAHと反応せず、且つZHとSAHを溶解するもの
であれは特に制限はない、溶解度が大きい点で芳香族炭
化水素とエーテル系炭化水素が好ましい。例えばジエチ
ルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジ
グライム、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン
等であり特にトルエンは好適である。
原料の使用量は反応条件によって適当に調整できる。
ナトリウムはSAHの理論的生成モル量の0〜50%過剰に
用いて、脱水その他消耗量を補うことが好ましい。アル
ミニウムはSAHの理論的合成モル量の0〜50%過剰に用
いることが反応を速やかに完結させる点で好ましい。余
りに過剰に用いても経済的に不利である。
反応装置には特に制限はなく公知のものが用いられ
る。例えば撹拌機付耐圧オートクレーブ、又は、同等の
性能の反応装置で良い。
次にSAHの合成に付いて説明する。オートクレーブ内
の懸濁液を撹拌したのち通常は直ちにZHを添加してSAH
合成が開始される。
本発明に於いてはZHの添加速度は反応条件の制御や生
成したSAHの品質に影響すると共に反応液の濾過性に大
きく影響する。ZHを余り速く添加すると反応装置の反応
熱の発生が反応装置の発熱除去能力を越えたり、大量発
生する水素ガスの排出困難等の問題も発生するが特に前
記の濾過性を極めて不良にする。叉、余りに遅くても生
成したSAHを長時間高温状態にさらして品質劣化させる
ことになり経済的にも不利である。
本発明に於いて、水素の雰囲気下にアルミニウム合金
とナトリウム、溶媒、及び前記〜から選ばれる有機
化合物ZHから直接SAHを合成する方法においては、アル
ミニウム合金、ナトリウム、溶媒より成る懸濁液を先ず
ナトリウムの融点(98℃)以上、好ましくは120〜150℃
の温度、50kg/cm2以上、好ましくは50〜100kg/cm2の水
素圧力下で撹拌処理を行った後、有機化合物ZHをナトリ
ウム1モルに対して0.2〜1モル/Hrの速度で添加し、反
応せしめることで生成するSAHの品質、即ち水素含量を
理論値に近く保ちながら反応液の濾過性を極めて良好に
することが出来る。この場合の撹拌処理は1時間以上行
うことが好ましい。前記反応式(1)に示す如く、ナト
リウム1モルに対しZHは2モルを必要とする。従って、
ZHの添加期間は通常2〜10時間となるが、好ましくは4
〜8時間である。
反応温度は100〜170℃で反応を行うことが出来るが、
副反応や生成したSAHの分解を防ぎ、且つ適当な反応速
度を維持するためには120〜150℃の範囲が更に好まし
い。反応時の圧力はアルミニウム合金を使用する本発明
の場合は、過大な水素圧力を使用する必要は無く、50〜
100kg/cm2で充分な反応速度を維持することが出来る。
本発明のSAH製造方法においては、SAHの製造は撹拌処
理期間、ZH添加期間、後反応期間に別れる。そしてZH添
加期間は、ZHとナトリウムやアルミニウムの反応と共に
水素吸収反応も起こる期間であり、全製造期間中で最長
の期間である。後反応は、ZH添加終了後反応を完結させ
るために行われるもので、極短時間付け加えられる。
以上のように反応を行うと、発熱や水素の吸収が均一
に行われ反応の制御が非常に容易になる。
反応後、過剰のアルミニウム合金粉等を除去しなけれ
ばならない。除去する方法は、公知のどのような方法で
も良い。サイクロン等による遠心分離、テフロン膜等の
膜フィルター、金属またはセラミックの焼結フィルター
等のフィルターによる濾過、珪藻土等の限外濾過層を用
いた限外濾過でも良い。一般にはそれらを組み合わせて
用いる。
以上のようにして、SAHの溶液がえられるが、これは
通常、溶液のまま用いられる。しかし溶媒を除去して純
粋なSAHとして用いてもよい。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する
が、本発明の範囲はそれによって限定されるものでは無
い。
〔実施例〕
実施例1 (アルミニウムアルコラートの合成) 500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電磁撹拌機付オートク
レーブを用意し、内部を窒素ガス置換した後、脱水した
トルエンを60.4g、アルミニウム合金粉末29.7g(1.1モ
ル)を装入した、このアルミニウム合金粉末はアルミニ
ウムにチタニウムを0.2wt%含有していた。
オートクレーブ内容物をトルエンの沸点に保ちつつ、
エチレングリコールモノメチルエーテル(HO−C2H4−O
−CH3)152.2g(2モル)を1時間にわたって装入し
た、そのあと1時間撹拌を続けて反応を完結させた。Al
(−O−C2H4−O−CH3と残存アルミニウム合金粉
末を含有するトルエン溶液が合成された。
(ソジウムジヒドロ−ビス(2−メトキシ−エトキシ)
−アルミネイト(NaAl(−O−C2H4−O−CH32H2)の
合成) 次にオートクレーブを室温に冷却した後、細かく切断
したナトリウム23.5g(1.02モル)を装入した。ついで
水素で50kg/cm2に加熱した後、撹拌しつつ昇温せしめ15
0℃となった、水素は圧力が100kg/cm2になるように供給
した。
反応は水素吸収がなくなるまで行って、およそ2.5時
間を必要とした。
オートクレーブを冷却して後、内容物をセライトを用
いて濾過し、濾過は約10時間で完了した。
無色透明なトルエン溶液が得られた。此れを減圧濃縮
してトルエンを除去すると無色透明で粘稠な液体を得
た。収量は195gであり、収率は97%であった。
元素分析及びガスクロマトグラフィー分析(以下GC分
析と記す)によれば、モル比は Na:Al:HO−C2H4−O−CH3:H=1:1:2:2(理論値) に対し Na:Al:HO−C2H4−O−CH3:H=1.01:1:2:2.02 であった。
従って、ほぼ純粋なNaAl(O−C2H4−O−CH32H2
得られたものと推定される。
比較例1 アルミニウム合金粉末ではなく、チタニウムを含まな
いアルミニウム粉末を使用した以外は実施例1と同様な
実験を行った。
反応時の水素の吸収が非常に遅く、ほぼ吸収が無くな
るまで16時間を要した。セライトを用いて反応液を濾過
した後、減圧濃縮して得た粘稠な液体の収量は190gであ
り、収率は94%であった。
元素分析及びGC分析の結果、モル比は Na:Al:HO−C2H4−O−CH3:H=0.97:1:2:1.75 であった。
此れはNaAl(O−C2H4−O−CH32H2の組成からかな
り外れており、水素含有量も少ないものであることが明
らかである。
実施例2 500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電磁撹拌機付オートク
レーブを用意し、内部を窒素ガスで置換した後、脱水し
たトルエンを176g、アルミニウム合金粉末29.7g(1.1モ
ル)を装入した、このアルミニウム合金粉末はチタニウ
ムを0.4wt%含有していた。
次に細かく切断したナトリウム23.2g(1.01モル)を
装入した後オートクレーブを密栓し、内部を水素置換し
た。つづいてオートクレーブの内温を100℃に昇温した
後、エチレングリコールモノメチルエーテル152.2g(2
モル)をプランジャーポンプで1時間にわたって装入し
た。圧力の初期は水素の発生により昇圧し、後期は水素
の吸収により減圧した、圧力が90kg/cm2に達した後は一
定の圧力を保つように水素の放出又は装入を繰り返し
た。温度は自然に昇温して135℃になり、以後は一定に
保った。
水素の吸収が無くなるまで反応を行い、おおよそ5時
間を要した。
オートクレーブを冷却した後、内容物をセライトを用
いて濾過し、濾過は10時間で完了した。
無色透明なトルエン溶液が得られた。此れを減圧濃縮
してトルエンを除去すると、無色で粘稠な液体がえられ
た。
収量は197gであり、収率は98%であった。
元素分析及びGC分析によれば、モル比は Na:Al:HO−C2H4−O−CH3:H=0.99:1.01:2:2.01 であった。
従って、ほぼ純粋なNaAl(O−C2H4−O−CH)32H2
得られたものと推定される。
比較例2 アルミニウム合金粉末ではなく、チタニウムを含まな
いアルミニウム粉末を使用した以外は実施例2と同様な
実験を行った。
反応時の水素の吸収が非常に遅く、ほぼ吸収が無くな
るまで20時間を要した。反応液を濾過した後、減圧濃縮
して得た粘稠な液体の収量は185gであり、収率は92%で
あった。
元素分析及びGC分析の結果、モル比は Na:Al:HO−C2H4−O−CH3:H=0.95:1.10:2:1.60 であった。
実施例3 実施例2と同様に、500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電
磁撹拌機付オートクレーブを用意し、内部を窒素ガスで
置換した後、脱水したベンゼンを176g、アルミニウム合
金粉末14.9g(0.55モル)を装入した、このアルミニウ
ム合金粉末はジルコニウムを0.2wt%含有していた。
次に細かく切断したナトリウム11.6g(0.51モル)を
装入した後オートクレーブを密栓し、内部を水素置換し
た。つづいてオートクレーブの内温を100℃に昇温した
後、テトラヒドロフルフリルアルコール102g(1モル)
をプランジャーポンプで1時間にわたって装入した。圧
力の初期は水素の発生により昇圧し、後期は水素の吸収
により減圧した、圧力が80kg/cm2に達した後は一定の圧
力を保つように水素の放出又は装入を繰り返した。
温度は自然に昇温して140℃になり、以後は一定に保
った。
水素の吸収が無くなるまで反応を行い、おおよそ7時
間を要した。
オートクレーブを冷却した後、内容物をセライトを用
いて濾過し、10時間で濾過を完了した。
無色透明なベンゼン溶液が得られた。此れを減圧濃縮
してベンゼンを除去すると、無色で粘稠な液体がえられ
た。
収量は124.5gであり、収率は98%であった。
元素分析及びGC分析によれば、モル比は であった。
実施例4 実施例2と同様に、500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電
磁撹拌機付オートクレーブを用意し、内部をチッソガス
で置換した後、トルエン176g、チタニウム0.1wt%を含
有したアルミニウム合金粉末14.9g(0.55モル)、細か
く切断したナトリウム11.6g(0.51モル)を装入した。
続いて実施例2と同様にして、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル120g(1モル)を1時間にわたって
装入した。
温度を145℃に保ち、水素の圧力を80kg/cm2に保ちつ
つ5時間で反応を終えた。トルエンを留去し、固形物を
テトラヒドロフランで抽出し、再度濃縮して生成物を得
た。
収量は144gであり、収率は99%であった。元素分析及
びGC分析によれば、モル比は Na:Al:CH3−O−C2H4−OH:H=1.0:1.02:2:1.98 であった。
実施例5 実施例2と同様に、500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電
磁撹拌機付オートクレーブを用意し、内部をチッソガス
で置換した後、トルエン176g、チタニウム0.05wt%を含
有したアルミニウム合金粉末14.9g(0.55モル)、細か
く切断したナトリウム11.6g(0.51モル)を装入した。
続いて実施例2と同様にして、テトラヒドロピラニル
アルコール116g(1モル)を1時間にわたって装入し
た。
温度を130℃に保ち、水素の圧力を90kg/cm2に保ちつ
つ6時間反応させた。
トルエンを留去し、固形物をテトラヒドロフランで抽
出し、再度濃縮して生成物を得た。
収量は138.2gであり、収率は98%であった。元素分析
及びGC分析によれば、モル比は であった。
実施例6 実施例2と同様に、500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電
磁撹拌機付オートクレーブを用意し、内部を窒素ガスで
置換した後、ジグライム189g、チタニウム0.01wt%を含
有したアルミニウム合金粉末14.9g(0.55モル)、細か
く切断したナトリウム11.6g(0.51モル)を装入した。
続いて実施例2と同様にして、ジメチルアミノエタノ
ール89g(1モル)を1時間にわたって装入した。
温度を130℃に保ち、水素の圧力を90kg/cm2に保ちつ
つ5時間反応させた。
実施例2と同様にして、収量は110.6gであり、収率97
%であった。
元素分析及びGC分析によれば、モル比は Na:Al:(CH32N−C2H4OH:H=1:1.01:2:1.98 であった。
実施例7 ジルコニウムを0.25wt%含有するアルミニウム合金粉
末を用いて、実施例2と同様の実験を行った。
水素の吸収反応の終了までに7時間を要した、反応液
をセライトを用いて約10時間を要して濾過し、濾過濃縮
して無色透明で粘稠な液体を得た。その収量は196gであ
り、収率は97%であった 元素分析及びGC分析によれば、モル比は Na:Al:HO−C2H4−O−CH3:H=0.98:1:2:1.98 であった。
実施例8 500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電磁撹拌機付オートク
レーブを用意し、内部を窒素ガスで置換した後、脱水し
たベンゼンを200g、アルミニウム合金粉末29.7g(1.1モ
ル)を装入した、このアルミニウム合金粉末はチタニウ
ムを0.15wt%含有していた。次に細かく切断したナトリ
ウム23.2g(1.01モル)を装入した後オートクレーブを
密栓し内部を水素置換した。
つづいてオートクレーブの内温を100℃に昇温した
後、ブチルアルコール148.2g(2モル)をプランジャー
ポンプで1時間にわたって装入した。
圧力の初期は水素の発生により昇圧し、後期は水素の
吸収により減圧する、そこで圧力が90kg/cm2に達した後
は一定の圧力を保つように水素の放出又は装入を繰り返
した。
温度は自然に昇温して140℃になり、以後は一定に保
った。
水素の吸収が無くなるまで反応を行い、おおよそ5時
間を要した。
オートクレーブを冷却した後、内容物を約10時間で濾
過した。
無色透明なベンゼン溶液が得られた。これを減圧濃縮
してベンゼンを除去すると、無色で粘稠な液体がえられ
た、収量は188.1gであり、収率は95%であった。
元素分析及びGC分析によれば、モル比は Na:Al:HO−(CH2−CH3:H=0.99:1:2:1.98 であった。
実施例9 (NaAlZ4の合成) 500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電磁撹拌機付オートク
レーブを用意し、内部を窒素ガスで置換した後、脱水し
たトルエンを55g、ナトリウム9.2g(0.4モル)200〜300
μの粒子径のアルミニウム粉末11.4g(0.42モル)を装
入した。
オートクレーブ内容物をトルエンの沸点に保ちつつ、
エチレングリコールモノメチルエーテル(HO−C2H4−O
−CH3)121.8g(1.6モル)を1.3時間に渡って装入し
た、その後1時間撹拌を続けて反応を完結させた。NaAl
(O−C2H4−O−CH340.4モルと残存アルミニウム粉
末を含有するトルエン溶液が合成された。
(NaAlZ2H2の合成) 次にオートクレーブを室温に冷却し、細かく切断した
ナトリウム9.2g(0.4モル)、と100〜200μの粒子径の
アルミニウム合金粉末11.9g(0.4モル)を装入した。こ
のアルミニウ合金粉末はチタニウムを0.2wt%含有して
いた。
次いで水素で50kg/cm2に加圧した後、撹拌しつつ昇温
せしめ140℃となった、水素は圧力が90kg/cm2になる様
に供給した、反応は水素吸収が無くなるまで行って、お
よそ3時間を必要とした。
オートクレーブを冷却して後、内容物をセライトを用
いて濾過した。無色透明なトルエン溶液がえられ、濾過
に要した時間は20分間であった。
これを減圧濃縮してトルエンを除去すると無色透明で
粘稠な液体を得た、収量は158gであり、収率は98%であ
った。
元素分析及びGC分析によれば、モル比は Na:Al:HO−(CH2−CH3:H=0.98:1:2:1.98 であり、ほぼ純粋なNaAl(−O−C2H4−O−CH32H2
得られたものと推定される。
実施例10 500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電磁撹拌機付オートク
レーブを用意し内部を窒素ガスで置換した後、脱水した
トルエンを60g、NaAlZ4としてソジウムテトラキス(2
−エトキシ−エトキシ)アルミネイト(NaAl(−O−C2
H4−O−C2H5)203g(0.5モル)、細かく切断した
ナトリウム11.7g(0.51モル)、粒子径200〜300のアル
ミニウム合金粉末16.2g(0.6モル)を装入した、このア
ルミニウム合金粉末はチタニウムを0.1wt%含有してい
た。
続いて、オートクレーブの内温を100℃に昇温した
後、水素を圧力が100kg/cm2に達するまで装入し、温度
を150℃に昇温した。
反応の進行と共に水素圧力が減少するので、100kg/cm
2を保つ様に補給し、水素の吸収が無くなるまで、反応
を行い、凡そ3時間を要した。
オートクレーブを冷却した後、内容物をセライトを用
いて濾過し無色透明なトルエン溶液が得られた。濾過に
要した時間は約20分間であった。
これを減圧濃縮してベンゼンを除去すると、無色で粘
稠な液体がえられた、収量は228gであり、収率は99%で
あった。
元素分析及びGC分析によれば、モル比は Na:Al:HO−C2H4−C2H5:H=0.99:1:2:2.0 であった。
実施例11 500mlの耐圧300kg/cm2でSUS製電磁撹拌機付オートク
レーブを用意し内部を窒素ガスで置換した後、脱水した
トルエンを176g、Al合金粉末29.7g(1.1モル)を装入し
た、このAl合金粉末はアルミニウムにチタニウムを0.17
wt%含有していた、更に細断したナトリウム23.2g(1.0
1モル)を装入してオートクレーブを密閉した後、内部
を水素置換し水素の圧力を70kg/cm2とした。
次にオートクレーブの内温を120℃に昇温し、撹拌し
ながら、1時間保持した。
次にZHとしてエチレングリコールモノメチルエーテル
(HO−C2H4−O−CH3)152.2g(2モル)を6時間にわ
たってポンプにより圧入した。オートクレーブの水素圧
力は90kg/cm2に昇圧した後一定に保ち、温度はゆっくり
昇温し138℃に保った。ZH圧入終了後、水素圧力温度を
そのままに保って1時間撹拌を続けた後、反応を完了し
た。
オートクレーブを冷却し、内容物をセライトを用いて
濾過し、無色透明なトルエン溶液を得た、濾過性は良好
であり4時間で濾過は完了した。
このトルエン溶液を減圧濃縮してトルエンを除去する
と、無色で粘稠な液体が得られた。この液体の収量は19
6gであり、収率は97%であった。
元素分析及びGC分析によれば、モル比は Na:Al:HO−C2H4−O−CH3:H=0.99:1:2:1.99 であり、H/HO−C2H4−O−CH3による水素のモル比は99
%であった。
実施例12 チタニウム含有率0.35wt%のAl合金粉末を用いて、且
つZHとしてエチレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル(H−C(CH3−O−C2H4−OH)を用いZH添加時
の温度を143℃に変えた以外は実施例11と同様にして実
験を行った。
反応後の反応液の濾過性は良好であり4時間で濾過は
完了した。
収率は98%であり元素分析及びGC分析によればモル比
は Na:Al:H−C(CH32-O−C2H4−O−:H=0.98:1.01:2:
1.98 であり、H/H−C(CH32-O−C2H4−Oによる水素のモ
ル比は99%であった。
実施例13〜16 実施例11と同様な操作において、ZH添加期間と後反応
期間を変えて実験を行った結果を第1表に示す。ナトリ
ウムは1.01モルを使用しているが、0.01モル相当分は系
内の水その他で消費されたとしてZH添加速度を計算し
た。
叉、濾過性の判定は反応直後の反応器内容物全量をセ
ライトにより濾過して無色透明な液を得る最大速度での
濾過所要時間によった。
〔発明の効果〕 本発明の特徴であるアルミニウム合金を用いることに
よりSAH合成反応を副反応等の弊害なしに画期的に活性
化できる。従って、従来のアルミニウムを用いた場合に
比較して遥かに低い水素分圧で水素添加反応ができ、ま
た同一水素分圧や温度で比較すれば遥かに早く水素添加
反応を進行させることができる。SAH合成反応は各種の
反応の複雑な組み合わせによって構成されている反応で
ある、このような反応が原料として本発明のアルミニウ
ム合金を用いることにより、何らの弊害も無く画期的に
活性化されることは従来全く予想されなかったことであ
る。
更に、錯体の存在下にアルミニウム合金の粒径範囲を
選定する方法や叉、ナトリウム、及びアルミニウム合金
の溶媒懸濁液を所定の条件下で撹拌処理した後に原料有
機化合物を定められた速度で添加する方法により、反応
性を損なうことなく濾過性を大きく改善することが出来
た。
以上の如く本発明により、短時間で極めて簡単にSAH
が合成出来るようになっただけでなく、装置も簡略化す
ることが出来、大幅なコストダウンが可能となる。更に
品質面では副生物や着色が無くなり高純度のSAHが得ら
れる。
又、反応生成物中に含まれる還元作用を持つと見られ
る水素量も増加した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 晴雄 愛知県名古屋市名東区明が丘82 (72)発明者 平井 礼治 愛知県豊橋市草間町二本松75―1 審査官 脇村 善一 (56)参考文献 特開 昭58−217426(JP,A) 特開 昭58−213630(JP,A) 特公 昭45−41214(JP,B1) 特公 昭47−1452(JP,B1) 特公 昭41−19688(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 5/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶媒中で、 アルコール類またはフェノール類 テトラヒドロフルフリルアルコール類 ジオール類の1個の水酸基をアルキル化して得られる
    型のエーテルアルコール類 エーテルアルコール類とジオール類とを1分子の水を
    分離するように縮合して得られる型のポリエーテルアル
    コール類 テトラヒドロピラニルアルコール類 一般式 R2=N(−CH2nOH (但しRは同種または異種で炭素原子1乃至4個のアル
    キル基、アルコキシアルキルおよび炭素原子6乃至8個
    のアリル基からなる群から選ばれ、nは2〜4の整数で
    ある。) からなる群から選ばれた有機化合物、ナトリウム、チタ
    ニウムおよび/またはジルコニウムを含有するアルミニ
    ウム合金、及び水素を同時に反応させることを特徴とす
    る 一般式 NaAlHxZ4-x (但しxは1乃至3の整数、Zは次の群すなわち アルコール類またはフェノール類 テトラヒドロフルフリルアルコール類 ジオール類の1個の水酸基をアルキル化して得られる
    型のエーテルアルコール類 エーテルアルコール類とジオール類とを1分子の水を
    分離するように縮合して得られる型のポリエーテルアル
    コール類 テトラヒドロピラニルアルコール類 一般式 R2=N(−CH2nOH (但しRは同種または異種で炭素原子1乃至4個のアル
    キル基、アルコキシアルキルおよび炭素原子6乃至8個
    のアリル基からなる群から選ばれ、nは2〜4の整数で
    ある。) からなる群から選ばれた化合物から活性水素原子を離脱
    して得られる有機残基である。) で示される有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物
    の製造方法。
  2. 【請求項2】NaAlZ4の存在下で粒子径が100〜300μであ
    るアルミニウム合金を用いる請求項1に記載の有機置換
    ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法。
  3. 【請求項3】120〜150℃で反応を行う請求項1に記載の
    有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方
    法。
  4. 【請求項4】50〜100kg/cm2の水素圧力の下で反応を行
    う請求項1に記載の有機置換ナトリウム・アルミニウム
    水素化物の製造方法。
  5. 【請求項5】アルミニウム合金、ナトリウムおよび溶媒
    からなる懸濁液を、120〜150℃の温度、50〜100kg/cm2
    の水素圧力の下で先ず撹拌処理した後、 アルコール類またはフェノール類 テトラヒドロフルフリルアルコール類 ジオール類の1個の水酸基をアルキル化して得られる
    型のエーテルアルコール類 エーテルアルコール類とジオール類とを1分子の水を
    分離するように縮合して得られる型のポリエーテルアル
    コール類 テトラヒドロピラニルアルコール類 一般式 R2=N(−CH2nOH (但しRは同種または異種で炭素原子1乃至4個のアル
    キル基、アルコキシアルキルおよび炭素原子6乃至8個
    のアリル基からなる群から選ばれ、nは2〜4の整数で
    ある。) からなる群から選ばれた有機化合物をナトリウム1モル
    に対して0.2〜1.0モル/hrの速度で該懸濁液中に添加し
    て反応を行う請求項1に記載の有機置換ナトリウム・ア
    ルミニウム水素化物の製造方法。
  6. 【請求項6】溶媒がトルエン、ベンゼン、またはジグラ
    イム(ジエチレングリコールジメチルエーテル)である
    請求項1に記載の有機置換ナトリウム・アルミニウム水
    素化物の製造方法。
JP1279921A 1988-10-31 1989-10-30 有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法 Expired - Fee Related JP2767716B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1279921A JP2767716B2 (ja) 1988-10-31 1989-10-30 有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27328288 1988-10-31
JP63-273282 1988-10-31
JP31005288 1988-12-09
JP63-310052 1988-12-09
JP1-16246 1989-01-27
JP1624689 1989-01-27
JP1279921A JP2767716B2 (ja) 1988-10-31 1989-10-30 有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02275887A JPH02275887A (ja) 1990-11-09
JP2767716B2 true JP2767716B2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=27456537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1279921A Expired - Fee Related JP2767716B2 (ja) 1988-10-31 1989-10-30 有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2767716B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58213630A (ja) * 1982-06-03 1983-12-12 Mitsui Toatsu Chem Inc ホウ水素化ナトリウムと置換アルミニウム水素化物を併産する新規な方法
JPS58217426A (ja) * 1982-06-09 1983-12-17 Mitsui Toatsu Chem Inc ホウ水素化ナトリウムと置換アルミニウム水素化物との同時製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02275887A (ja) 1990-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3803197A (en) Method of preparation of alkyl and 2-alkoxy-ethyl silicates
US5670129A (en) Method for synthesizing aluminum hydride
JPS588073A (ja) 5−アルキルブチロラクトンの製造方法
US20020173679A1 (en) Process for the preparation of fluoropolyoxyalkylenes having one end group -CH2OH and the other end group containing chlorine
FR2472553A1 (fr) Procede de fabrication de l'ethylene glycol a partir d'un melange d'oxyde de carbone et d'hydrogene
EP0063492B1 (en) Method of making silicate esters
JP2767716B2 (ja) 有機置換ナトリウム・アルミニウム水素化物の製造方法
JP4722327B2 (ja) アセチレンジオール化合物の製造方法
EP0348223B1 (en) Novel process for the preparation of serinol
EP0183603B1 (fr) Procédé de préparation d'alcoolates cériques
US7312366B2 (en) Preparation of one intermediate for pyrethroids
JPH062686B2 (ja) 液相中でメタノ−ルを製造する方法
JPH0321556B2 (ja)
US4647706A (en) Process for the synthesis of 2,2,2-trifluoroethanol and 1,1,1,3,3,3-hexafluoroisopropanol
JPH03321B2 (ja)
US4739096A (en) Process for producing catecholborane
US5112991A (en) Process for the preparation of an organo-substituted sodium aluminum hydride
EP1061060A1 (en) Process for producing 1,2,4-butanetriol
JPH05504135A (ja) 低分子量ヒドロキシ化合物をカルボン酸ハロゲン化物と反応させる方法
JP4463627B2 (ja) トリエチレングリコールジビニルエーテルの製造方法
CA1207333A (en) Volatile cerium complexes
JPS6217593B2 (ja)
EP1326821A2 (en) Method of making fluorinated alcohols
US20240208892A1 (en) Extraction method
JPH08245477A (ja) 二酸化炭素の接触水素化によるホルムアルデヒドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees