JP2767664B2 - チュ−ブ用溶着装置 - Google Patents

チュ−ブ用溶着装置

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JP2767664B2
JP2767664B2 JP4097427A JP9742792A JP2767664B2 JP 2767664 B2 JP2767664 B2 JP 2767664B2 JP 4097427 A JP4097427 A JP 4097427A JP 9742792 A JP9742792 A JP 9742792A JP 2767664 B2 JP2767664 B2 JP 2767664B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビニ−ル、合成樹脂等
の熱溶着性材料により造られたチュ−ブの中間部を押し
潰し、このチュ−ブの内側通路を塞いだ状態で溶着す
る、簡易型のチュ−ブ用溶着装置の改良に関し、均一な
力でチュ−ブの溶着を行なうことにより、確実で安定し
た溶着を可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】例えば献血車等で採血作業を行なう場
合、塩化ビニ−ル等の軟質プラスチックで構成された採
血バッグが使用されている。この採血バッグには採血バ
ッグと同じ材質のビニ−ルチュ−ブが接続され、そのチ
ュ−ブの先端に採血針が接続されている。
【0003】採血に際しては、採血針を献血者の血管に
刺し、上記採血バッグを収納したケ−ス内を負圧にする
等により、献血者の血液を血液バッグ内に吸引する。採
血バッグ内に所定量の血液が吸引されたならば、採血作
業を中止し、上記ビニ−ルチュ−ブの中間部を塞いでい
る。これにより採血バッグ内の血液がビニ−ルチュ−ブ
を通って流出するのを防止し、また採血バッグ内に外気
が進入しないようにしている。
【0004】このようなビニ−ルチュ−ブ等の中間部を
気密に塞ぐため、従来から、高周波誘電加熱法を利用し
た溶着装置が使用されてる。高周波誘電加熱法によるビ
ニ−ルチュ−ブ溶着装置は、1対の電極を備えており、
これら電極によりビニ−ルチュ−ブ等を挟み、両電極の
間に高周波電流を流す構成となっている。この結果、両
電極により挾まれたビニ−ルチュ−ブは誘電体損失によ
り発熱して温度上昇し、軟化したビニ−ルチュ−ブ等が
上記1対の電極の間で押し潰されて、溶着される。
【0005】高周波誘電加熱法によるビニ−ルチュ−ブ
溶着装置としては、従来から各種構造のものが知られて
いるが、手に持つことのできる比較的簡便な装置とし
て、例えば実公昭54−43101号公報に開示されて
いる装置が知られている。
【0006】この従来のチュ−ブ用溶着装置は、図7に
示すように、高周波発生源を内蔵したコントロ−ルボク
ス1と、回転軸5を中心として互いに変位する1対のレ
バ−6、6と、レバ−6,6の先端部に設けられた1対
の電極2、2(溶着部3)と、この溶着部3と上記コン
トロ−ルボックス1とを結ぶケ−ブル4とから構成され
ている。
【0007】チュ−ブを溶着する場合には、電極2、2
の間でチュ−ブの中間部を挟み、コントロ−ルボックス
1からケ−ブル4を通じて、電極2、2の間に高周波電
流を印加する。この結果、ビニ−ルチュ−ブ等は、高周
波誘電に基づく発熱により軟化し、電極の間で押し潰さ
れて溶着される。
【0008】この従来装置によれば、レバ−6、6に加
えられる力が、1対の電極2、2の間でチュ−ブを押圧
する力となり、レバ−6,6を握る作業者の握力によっ
てチュ−ブの押圧力に差が生じる。このため、多数のチ
ュ−ブ溶着を行う場合、溶着にばらつきが生じやすく、
良好な溶着を安定して行なうためには、熟練が要求され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題に鑑み、常に均一な力でチュ−ブを挾持でき、そのチ
ュ−ブを確実に、かつ安定して溶着することのできる手
持ち式のチュ−ブ用溶着装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明が採用した手段は、本体ケ−スの端面に支持さ
れた第一の電極と、前記本体ケ−スの端面と対向させて
設置した可動部材と、前記可動部材における前記第一の
電極に対向する位置に支持された第二の電極と、前記可
動部材を前記本体ケ−スの端面方向に移動させるための
操作部材と、前記操作部材を開放したとき、該操作部材
を所定位置に復帰させるための第一の弾性部材と、前記
操作部材により前記可動部材を本体ケ−ス端面方向に移
動させ、前記第一電極と第二電極の間に配置されたチュ
−ブを溶着する間、該チュ−ブを一定の圧縮力で押圧す
ための第二の弾性部材を備えていることを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第一実施例を示している。こ
のチュ−ブ溶着装置は、本体ケ−ス7と、可動板10
と、操作レバ−12を備えている。本体ケ−ス7の内部
には高周波発振回路(図示せず)等が設けられており、
その本体ケ−ス7の一端面8には第一の電極9が支持さ
れている。
【0012】可動板10の下端部には腕部10aが突設
されており、この腕部10sは本体ケ−ス7に支持さ
れ、本体ケ−ス側面部の長さ方向に添って移動可能とな
っている。可動板10の内側面には、第一の電極9と対
向する部分に、第二の電極11が設けられている。
【0013】操作レバ−12は、支持片12aの端部が
本体ケ−ス7の側面部に枢支されており、この支持片1
2aの中間部と、可動板腕部10aの基端部との間に
は、引っ張りばね13が設けられている。この引っ張り
ばね13により操作レバ−12を図1の矢印a方向に回
動させると、可動板10が本体ケ−ス端面8方向に移動
し、第二の電極11が第一の電極9に向かって弾性的に
近付くことになる。
【0014】また、本体ケ−ス7と操作レバ−支持片1
2aの中間部との間には、別の引っ張りばね14が設け
られており、操作レバ−12に、図1の矢印aとは逆方
向の弾力を付与している。この引っ張りばね14によ
り、操作レバ−12は、常に所定位置まで戻るようにな
っている。操作レバ−12が所定位置まで戻ると、第二
の電極11は第一の電極9から所定距離に離れることに
なる。即ち、引っ張りばね14は、自由状態に於いて密
着巻きとなるため、操作レバ−12が戻るのに伴なっ
て、可動板10を押し、上述のように第一、第二の電極
9、11を離隔させることになる。操作レバ−12の戻
る位置は、図示しないストッパ等により規制される。
【0015】チュ−ブ用溶着装置を操作する際には、グ
リップ15を握った状態で、操作レバ−12を操作す
る。なお、図面では示していないが、可動板腕部10a
は可動板10の反対側にも設けられており、同じように
引っ張りばね13,14も本体ケ−ス7の反対側に設け
られている。
【0016】図1に示したチュ−ブ用溶着装置により、
熱溶着性材料によって造られたチュ−ブの中間部を溶着
する場合、第一電極9と第二電極11の間にチュ−ブを
挿通した後、操作レバ−12を図1の矢印a方向に回動
させる。この結果、引っ張りばね13を介して可動板1
0が本体ケ−ス一端面8方向に移動し、この可動板10
の内側面に支持された第二の電極11と第一の電極9と
の間で、上記のチュ−ブの中間部が挾持される。
【0017】この状態で、チュ−ブには引っ張りばね1
3が伸ばされたことに伴なう所定の弾力が加えられるた
め、作業者によって異なる操作レバ−12の回動の強弱
にかかわりなく、チュ−ブは、ほぼ一定の力で押圧され
ることになる。また、例えば図示しないストッパ等を設
けることにより、操作レバ−12の変位量を適当に調節
することもできる。
【0018】このようにして、チュ−ブを押さえつつ、
第一、第二の電極9、11間に本体ケ−ス7内に設けた
高周波発振回路によって、高周波電流を流せば、上記チ
ュ−ブは誘電対損失により発熱して温度上昇し、更に上
記第一、第二の電極9、11の間で押し潰され溶着され
る。
【0019】チュ−ブが溶着された後、操作レバ−12
に加えていた力を解除すれば、操作レバ−12は引っ張
りばね14の弾力により引き戻され、第二の電極11と
第一の電極9とが離れて、溶着済のチュ−ブを両電極1
1、9の間から取り出すことができる。
【0020】本発明の第二実施例を示している。この実
施例では、チュ−ブ用溶着装置を構成する本体ケ−ス7
内にオ−ルタネ−ト機構16が設けられている。このオ
−ルタネ−ト機構16は、シャ−プペンシル、ボ−ルペ
ン、或は各種キャビネット等に設けられたマグネットキ
ャッチに、従来から組み込まれているもので、繰り返し
加えられる圧縮力に応じて伸縮を繰り返す。即ち、この
オ−ルタネ−ト機構16は、一度軸方向(図2の左右方
向)に圧縮力が加えられると全長が縮み、再び圧縮力が
加えられると全長が伸びるようになっている。
【0021】オ−ルタネ−ト機構16は、その一端部
(図2の右端部)が本体ケ−ス7に結合され、他端部
(図2の左端部)が、操作レバ−12の中間部に枢支し
た引っ張りばね13結合用の結合片17に結合されてい
る。その他のチュ−ブ用溶着装置の構成は図1と同じで
ある。
【0022】図2に示したチュ−ブ用溶着装置を用い
て、熱溶着性材料により造られたチュ−ブを溶着する際
の作用は、前述した第一実施例のチュ−ブ用溶着装置と
ほぼ同じである。即ち、第一、第二の両電極9、11の
間に図2に示すようにチュ−ブ18を挿通した後、グリ
ップ15を握った状態で、手指により操作レバ−12
を、図2に実線で示す位置から同図に鎖線で示す位置ま
で回動させる。
【0023】この結果、弾性部材である引っ張りばね1
3を介して可動板10が引かれ、この可動板10の内側
面に支持された第二の電極11が第一の電極9に向って
移動する。そして、これら第一、第二の両電極9、11
の間でチュ−ブ18の中間部を挟み、前述した高周波発
熱によりチュ−ブ18の中間部を溶着する。
【0024】図2のチュ−ブ用溶着装置に於いては、操
作レバ−12を図2の鎖線位置にまで回動させることに
より、オ−ルタネ−ト機構16の全長が縮まると、操作
レバ−12に加えられていた回動力を解除した後に於い
ても、引っ張りばね14の弾力に拘らず、この操作レバ
−12が図2の鎖線状態に保持される。このため、第二
の電極11は、上記引っ張りばね13の弾力に基づい
て、第一の電極9に向けて常に一定の力で押圧される。
この結果、チュ−ブ18の溶着にばらつきが生じること
が全くなくなり、常に安定した、より確実な溶着を行な
える。
【0025】チュ−ブ18の所望位置を溶着したなら
ば、もう一度操作レバ−12を操作し、オ−ルタネ−ト
機構16に再度圧縮力を加えて、このオルタネート機構
16を伸長させる。オルタネート機構16が伸長する結
果、引っ張りばね14の弾力によりレバー12が図2の
実線位置に戻され、第二の電極11が第一の電極9から
離れる。
【0026】図3は本発明の第三実施例を示している。
この実施例では、操作レバ−12の中間部に有する結合
片17に、鉄等により造られた磁性体の吸着板19が装
着されている。また、本体ケ−ス7の内部の吸着板19
に対向する位置には、永久磁石20が装着されている。
この永久磁石20は、吸着板19が吸着された場合に、
前記引っ張りばね14の弾力にかかわらず、この吸着板
19を吸着したままの状態に保持できるだけの磁力を有
している。
【0027】また、本体ケ−ス7の後端部(図3の右端
部)には、解除部材である押圧ロッド21が、軸方向
(図3の左右方向)に変位自在に設けられている。この
押圧ロッド21の後端部は、上記本体ケ−ス7の後端部
から突出しており、この突出部を前方(図3の左方)に
押すことにより、上記吸着板19を前方に押せるように
している。
【0028】図3に示したチュ−ブ用溶着装置に於いて
は、操作レバ−12を図3の鎖線位置まで回動させる
と、操作レバ−12の結合片17に装着された吸着板1
9が、永久磁石20に吸着され、操作レバ−12に加え
ていた力を解除した後も、この操作レバ−12がそのま
まの位置に保持される。このため、チュ−ブ18が第
一、第二の電極9、11の間で、一定の力で押圧され、
チュ−ブ18の溶着をばらつきなく、常に安定して行な
える。
【0029】チュ−ブ18を溶着したならば、押圧ロッ
ド21の後端部を前方に押圧し、吸着板19を永久磁石
20から離す。この結果、上記操作レバ−12は引っ張
りばね14の弾力によって図3に実線で示す位置に戻さ
れ、第二の電極11が第一の電極9から離れる。チュ−
ブ用溶着装置その他の構成は、図1の実施例と同じであ
る。
【0030】図4は本発明の第四実施例を示している。
この実施例では、上述した第三実施例に於ける押圧ロッ
ド21を省略し、代わって永久磁石20と接する鉄心2
2、22にコイル23を巻き、電磁石24を構成してい
る。そして、コイル23の巻き方向、あるいは通電方向
を適宜選定することにより、スイッチ24aを閉じコイ
ル23に通電した場合に、永久磁石20が形成する磁界
と反対の磁界が形成されるようにしている。
【0031】このため、吸着板19と永久磁石20との
吸着を解除する場合、電磁石24に通電すれば、この電
磁石24が形成する磁界が、永久磁石20が形成する磁
界を打ち消し、吸着板19が永久磁石20から離れる。
それ以外の構成及び作用については、上述した第三実施
例と同じである。
【0032】上述した第四実施例の変形例として、永久
磁石20を省略し、電磁石24への通電時にのみ、吸着
板19を吸着可能とし、電磁石24への通電解除に伴な
って、吸着板19の吸着を解除するように構成すること
もできる。
【0033】図5は本発明の第五実施例を示している。
この実施例では操作レバ−12の中間部に係止部材26
が枢支されており、係止部材26の後端部(図5の右端
部)には爪部25が形成されている。また本体ケ−ス7
内における係止部材爪部25に対応する位置には、解除
手段をなすソレノイド27が設けられており、このソレ
ノイド27によって変位するストッパ部材28が、係止
部材爪部25と係合するようになっている。
【0034】このストッパ部材28は、ソレノイド27
への非通電時に、操作レバ−12が引っ張りばね14の
弾力に抗して回動するのに伴なって、係止部材爪部25
と係合する。また、ソレノイド27への通電に伴なって
ストッパ部材28が変位し、係止後部25との係合が外
れる。
【0035】図5の実施例によれば、第一、第二の電極
9、11(図1〜3参照)同士がチュ−ブを押圧する力
を常に一定にできる。また図5の変形例として、第一電
極9と第二電極11の距離が一定値以下になった場合
に、ソレノイド27が自動的に通電し、溶着完了後、自
動的に第一、第二の電極9、11を離隔させるように構
成することもできる。
【0036】上述の実施例は何れも、操作レバ−12の
一端を本体ケ−ス7に枢支しているが、図6に示すよう
に、操作レバ−12に固定したガイドロッド29を、グ
リップ15に設けたスラストベアリング30に挿入し、
上記操作レバ−12を直線的に移動させるように構成す
ることもできる。図6では操作レバ−12の上端部が上
述したオ−ルタネ−ト機構16と結合されている。
【0037】図6において、操作レバ−12を図面に向
かって指で右方向に引くと、第二の電極11を装着した
可動板10が右方向へ移動し、オ−ルタネ−ト機構で被
溶着チュ−ブが第一、第二電極の最適間隔で保持された
後、高周波が発振され、シ−ルが行われる。この高周波
の発振中は、発光ダイオ−ド(LED)で発振中である
ことを表示している(図示せず)。発光ダイオ−ドが消
灯或は変色すると、高周波の発振が終了し、かつ、シ−
ル動作が終了する。その後、操作レバ−12を引くこと
により、オ−ルタネ−ト機構16の動作により、第一電
極と第二電極の間隙が開き、元の位置に戻る。
【0038】上述の実施例では何れも本体ケ−ス内に高
周波発振回路、電源回路を装着している。電源部はコ−
ドを連結して外部に設置してもよいが、本体ケ−スと着
脱可能で、かつ充電可能な小型高性能電池を装着するこ
ともできる。例えば、図1において、グリップ15に電
池装着室15aを設け、これに上記電池を装着すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】上述した本発明のチュ−ブ用溶着装置に
よれば、作業者が熟練しているか否かにかかわらず、常
に均一な力でチュ−ブを挾持することができ、確実で安
定した溶着を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す概略斜視図であ
る。
【図2】本発明の第二の実施例を示す概略側面図であ
る。
【図3】本発明の第三実施例を示す概略側面図である。
【図4】本発明の第四の実施例を示す概略要部側面図で
ある。
【図5】本発明の第五の実施例を示す概略要部側面図で
ある。
【図6】本発明のレバ−支持構造の別の例を示す概略縦
断側面図である。
【図7】従来のチュ−ブ用溶着装置の一例を示す斜視図
である。
【符合の説明】
7 本体ケ−ス 8 本体ケ−ス端面 9 第一電極 10 可動板 11 第二電極 12 操作レバ− 13 引っ張りばね 14 引っ張りばね 15 グリップ 15a 電池装着室 16 オ−ルタネイト機構 17 結合片 18 チュ−ブ 19 吸着板 20 永久磁石 21 押圧ロッド 22 鉄心 23 コイル 24 電磁石 25 爪部 26 係止部材 27 ソレノイド 28 ストッパ部材 29 ガイドロッド 30 スラストベアリング

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶着性のチュ−ブを溶着する手持ち式
    の装置であり、 本体ケ−スの端面に支持された第一の電極と、 前記本体ケ−スの端面と対向させて設置した可動部材
    と、 前記可動部材における前記第一の電極に対向する位置に
    支持された第二の電極と、 前記可動部材を前記本体ケ−スの端面方向に移動させる
    ための操作部材と、 前記操作部材を開放したとき、該操作部材を所定位置に
    復帰させるための第一の弾性部材と、 前記操作部材により前記可動部材を本体ケ−ス端面方向
    に移動させ、前記第一電極と第二電極の間に配置された
    チュ−ブを溶着する間、該チュ−ブを一定の圧縮力で押
    圧するための第二の弾性部材を備えていることを特徴と
    するチュ−ブ用溶着装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は本体ケ−スに枢支した操
    作レバ−であり、前記第一の弾性部材を前記操作レバ−
    と前記本体ケ−スの間に設けると共に、前記第二の弾性
    部材を前記操作レバ−と前記可動部材との間に設け、前
    記操作レバ−を前記第一の弾性部材の弾力に抗して回動
    させ、前記第一の電極と前記第二の電極の間の前記チュ
    −ブを前記第二の弾性部材による一定の圧縮力で押圧す
    ることを特徴とする請求項1に記載のチュ−ブ用溶着装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作部材の操作に伴い伸縮と収縮を
    交互に繰り返し、収縮時に前記第一の弾性部材の弾力に
    抗して前記操作部材を保持し、前記第一電極と第二電極
    の間で前記チュ−ブを押圧すると共に、伸長時に前記第
    二の弾性部材により前記可動部材が後退して前記第二の
    が前記第一の電極から離れ前記チュ−ブの保持状態
    が解除されるオ−ルタネ−ト機構を有していることを特
    徴とする請求項1に記載のチュ−ブ用溶着装置。
  4. 【請求項4】 前記操作レバ−と共に変位する部分に支
    持された磁性部材と、 前記磁性部材に対向する位置に配置された磁石と、 前記磁性部材を磁石から離隔させる向きに押圧する解除
    部材とを有し、 前記磁性部材が前記磁石に吸着された状態で前記第二の
    電極が、前記第一の電極に近接するように構成したこと
    を特徴とする請求項2に記載のチュ−ブ用溶着装置。
  5. 【請求項5】 前記解除部材に代えて、前記磁石の近傍
    に、通電に基づいて前記磁石と逆方向の磁界を生じる電
    磁石を設けることを特徴とする請求項4に記載のチュ−
    ブ用溶着装置。
  6. 【請求項6】 前記磁石を電磁石とすることで、前記
    除部材を省略することを特徴とする請求項4に記載のチ
    ュ−ブ用溶着装置。
  7. 【請求項7】 前記操作レバ−の一部に支持され、端部
    に爪部を有する係止部材と、 前記操作レバ−が前記第二の弾性部材の弾力に抗して回
    動するに伴なって、前記係止部材の爪部と係合するスト
    ッパ部材と、 このストッパ部材と前記係止部材の爪部との係合を外す
    解除手段とを有していることを特徴とする請求項2に記
    載のチュ−ブ用溶着装置。
  8. 【請求項8】 前記解除手段が、通電に基づいて前記ス
    トッパ部材を変位させ、このストッパ部材と前記係止部
    材の爪部との係合を外すソレノイドであり、前記第一の
    電極と前記第二の電極同士の距離が所定値以下になった
    場合に、このソレノイドを通電する手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項7に記載のチュ−ブ用溶着装置。
  9. 【請求項9】 前記操作部材はガイドロッドを有し、
    ガイドロッドが、前記本体ケ−スのグリップに有するベ
    アリング部に摺動可能に挿入されており、前記操作部材
    の上端部が前記オ−ルタネ−ト機構と結合されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のチュ−ブ用溶着装置。
  10. 【請求項10】 前記本体ケ−スに電池装着室を設け、
    この電池装着室に、充電可能な電源電池を着脱可能に装
    着することを特徴とする請求項1乃至請求項9に記載の
    チュ−ブ用溶着装置。
JP4097427A 1991-04-02 1992-03-25 チュ−ブ用溶着装置 Expired - Lifetime JP2767664B2 (ja)

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JP2909091 1991-04-02
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JPH05131546A JPH05131546A (ja) 1993-05-28
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