JP2766634B2 - 吸着パッド用アダプタ - Google Patents

吸着パッド用アダプタ

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JP2766634B2
JP2766634B2 JP9024052A JP2405297A JP2766634B2 JP 2766634 B2 JP2766634 B2 JP 2766634B2 JP 9024052 A JP9024052 A JP 9024052A JP 2405297 A JP2405297 A JP 2405297A JP 2766634 B2 JP2766634 B2 JP 2766634B2
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tube
connector
suction pad
pipe joint
joint
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茂和 永井
修三 桜井
勅 川本
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ESU EMU SHII KK
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを吸着し搬
送するための吸着パッドを、真空吸引源に接続するため
に用いられる吸着パッド用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットのアーム先端にコネクタ
を介して取り付けられる吸着パッドに対し、アダプタを
用いて、真空吸引源に接続したチューブを結合する場
合、チューブの一端部を挿入するアダプタの真空取出口
が一定方向に固定されていた。従って、ワークの搬送等
によりロボットのアームが回動しても、真空取出口は固
定された方向を向いており、その向いた方向にチューブ
が接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、アダプタの真空取出口が固定されてい
て一定方向であるから、ロボットのアームの回動に伴っ
て真空取出口に挿入されたチューブに弛みまたは捩れ若
しくは絡まり等が発生し、ワークの正確な位置決めに支
障を生ずる場合がある。また、弛み、捩れ等によりチュ
ーブ自体が損傷する場合もある。
【0004】さらに、真空取出口が固定されていること
により、真空吸引源の設置場所との関係で、真空吸引源
に接続されるチューブの取り出し方向が制限をうけてい
る場合には、チューブの長さが冗長になり、エアー配管
をする上で、余分の長さのチューブを配置するためのス
ペースが必要である。
【0005】本発明は、前記の種々の不都合を克服する
ためになされたものであり、管継手の一端部に接続され
るチューブに弛みまたは捩れ若しくは絡まり等が発生す
ることを防止して前記チューブ自体が損傷しないように
保護するとともに、チューブの配管スペースの省力化を
図ることが可能な吸着パッド用アダプタを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、真空吸引源にチューブを介して接続さ
れる管継手と、吸着パッドに接続される円筒形状のコネ
クタとを備え、前記管継手は前記コネクタの外周面を包
囲する環状体と押圧作用下に前記チューブの挟持状態を
解除するリリースブッシュとを有し、前記環状体は前記
コネクタの軸線を回動中心として所定方向に回動自在に
設けられ、前記チューブと管継手との接続部分には、該
チューブの一部と管継手の一部とを含んで前記接続部分
を包囲する継手ガイドが装着され、 前記継手ガイドは、
略半円筒状の一対の可撓性部材と、前記一対の可撓性部
材の一側縁部を相互に接合する繋ぎ目と、前記一対の可
撓性部材に相互に対向してそれぞれ形成され、前記リリ
ースブッシュを緊締する環状の凸部とを有することを特
徴とする。
【0007】本発明によれば、先ず、管継手の真空取出
口に真空吸引源に通じるチューブが接続される。そこ
で、ロボットのアーム先端に吸着パッドを接続してワー
クの搬送を行う場合、ロボットのアームの回動に応じ
て、真空取出口に挿入されたチューブを有する管継手
が、コネクタの周囲に取り付けられた環状体を介して、
コネクタの外周を回転する。
【0008】従って、ロボットのアームの回動に応じて
管継手に接続されたチューブも共に回転することによ
り、チューブに弛みや捩れ等を生じることなくワークの
搬送を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る吸着パッド用アダプ
タについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明が適用される吸着パッド用
アダプタの斜視図であり、図2は、図1に示す吸着パッ
ド用アダプタの縦断面図である。
【0011】吸着パッド用アダプタ10は、管継手11
とコネクタ12とで構成され、管継手11は管継手ボデ
イ14と環状体16とからなる。
【0012】コネクタ12は円筒形で、上部にロボット
のアームの先端部に接続するための雌ねじ部18を有
し、下部に吸着パッド1に接続するための雄ねじ部20
を有する。
【0013】管継手ボデイ14は、図示していない真空
吸引源につながるチューブ22を接続するためのチュー
ブ接続機構24を内部に有している。
【0014】また、環状体16は、コネクタ12の外周
を取り囲むように取り付けられ、回転可能に緩く接続さ
れている。環状体16が、コネクタ12の中心軸線の方
向に移動できないようにするため、図2に示すように、
コネクタ12の外周面に周溝26を刻設して凹部とし、
環状体16の内周面に凸部27を設けて係合させてい
る。コネクタ12の外周を環状体16が回転する際、コ
ネクタ12内の貫通孔28の気密性を保持するため、コ
ネクタ12の外周面に周溝30を刻設してOリング3
2、34を嵌着している。
【0015】次に、管継手ボデイ14の内部に設けられ
るチューブ接続機構24について説明する。
【0016】図3は、いわゆるワンタッチ継手を構成す
るチューブ接続機構24の部分断面分解斜視図である。
【0017】チューブ接続機構24は、チューブ22の
一端部を挿入するリリースブッシュ36の外側にガイド
部材38、コレット40、チャック部材42、シール部
材44、管継手ボデイ14を順次配置することで構成さ
れる。
【0018】まず、シール部材44は、その機能上、例
えば、天然ゴム若しくは合成ゴムの如き弾性体で形成す
ることが好ましく、その内側と外側に周回する溝46
a、46bを刻設している。
【0019】チャック部材42は、一般的には弾性に富
む金属製の平板をリング状に構成し、その側面には等間
隔にスリット48が複数個形成される。その先端部は、
爪部54を有して内側に折曲しており、図に示すように
鋭化しておくと好適である。
【0020】コレット40も、好ましくは合成ゴム等の
可撓性部材から構成され、チャック部材42と同様に、
側面に等間隔にスリット50が複数個形成される。
【0021】ガイド部材38には、環状突部56が膨出
形成されており、可撓性を有することにより環状突部5
6が管継手ボデイ14に係合する。
【0022】リリースブッシュ36は、円筒状に形成さ
れ、その先端部にエッジ58を有し、エッジ58はチャ
ック部材42の爪部54にその面を当接する。また、前
記チャック部材42、コレット40と同様に、スリット
52が複数個形成される。
【0023】さらに、チューブ接続機構24の一端側に
は、チューブ22の一部をも含んで包囲する継手ガイド
55を取り付けることが好ましい。
【0024】この継手ガイド55は、図4に示すように
一対の略半円筒形可撓性部材55a、55bからなり、
各部材の一側縁部を接合した繋ぎ目55cによりつなが
っている。
【0025】その内部には環状の凸部57a、57bが
設けられ、略半円筒形の可撓性部材55a、55bを接
合することにより、略円筒形状の継手ガイド55を使用
することができる。
【0026】本実施の形態では、図2に示すように、環
状の凸部57a、57bがリリースブッシュ36とガイ
ド部材38の間に形成された周溝59に嵌合することに
より、継手ガイド55が外れないように取り付けられ
る。
【0027】次に、動作を説明すると、チューブ22が
リリースブッシュ36の内部に導入され、管継手ボデイ
14の中央部を貫通するチューブ挿入孔60を経て、チ
ューブ22の先端がチューブ挿入孔60の底部62に当
接するまで押入される。その際、チャック部材42の爪
部54の先端が可撓性部材からなるチューブ22を挟持
する。従って、この挟持作用によりチューブ22の抜脱
が阻止される。
【0028】また、チューブ22を管継手ボデイ14か
ら取り外す場合には、リリースブッシュ36を押圧し、
可撓性に富む爪部54を外方へと撓曲させる。このた
め、爪部54はチューブ22との係合を解きチューブ2
2を抜き取ることが可能となる。このようにして、チュ
ーブ22をワンタッチ操作で容易に着脱することができ
る。
【0029】以上のようなチューブ接続機構24を用い
て、接続されたチューブ22を有する管継手ボデイ14
が、ワークの搬送等を行う場合の動作について説明す
る。
【0030】コネクタ12は、雌ねじ部18を介してロ
ボットのアーム先端に取り付けられており、ワークを吸
着し搬送する場合、ロボットのアームの回動に応じて弧
を描いて移動する。その際、コネクタ12の外側に取り
付けられた環状体16は、コネクタ12の周囲を回転す
る。従って、環状体16と一体的に構成された管継手ボ
デイ14も共に回転する。
【0031】このように、管継手ボデイ14と環状体1
6とを備える管継手11が、コネクタ12の外周を回転
できることにより、管継手11に接続されるチューブ2
2も共に回転することができ、多方向の自由度を有す
る。
【0032】また、アダプタにワンタッチ継手を内蔵す
ることにより、一層チューブの着脱が容易となり、エア
ー配管に便利である。
【0033】さらに、継手ガイド55を設け、その凸部
57a、57bがリリースブッシュ36を緊締すること
により、チューブ22の脱けるのを防止するとともに、
チューブ22を管継手ボデイ14の回転する変位方向に
導くことができ、接続部分からチューブ22が折れ曲が
らないように作用する。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コネク
タの外周上で管継手を回転させることができるので、管
継手に接続されたチューブは、ワーク搬送等を行うに際
し弛みや捩れ等を生じることなくスムーズに真空吸引源
につなげることができる。
【0035】また、管継手における真空取出口は固定さ
れておらず、コネクタの軸心を中心として360度回転
が可能であるため、エアー配管をする場合にスペースが
狭くてすむとともに、チューブの長さも真空吸引源から
真空取出口までロボットのアームの回動に伴う最短距離
で接続することが可能である。
【0036】さらに、チューブが接続される管継手の一
端部に継手ガイドを設けることにより、前記管継手から
チューブが抜脱することを防止するとともに、該チュー
ブを管継手の変位方向に導くことにより、接続部分から
チューブが折れ曲がることを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る吸着パッド用アダプ
タの斜視図である。
【図2】図1における吸着パッド用アダプタの縦断面図
である。
【図3】管継手ボデイにおけるチューブ接続機構の部分
断面分解斜視図である。
【図4】継手ガイドを開いた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…吸着パッド 10…吸着パッ
ド用アダプタ 11…管継手 12…コネクタ 14…管継手ボデイ 16…環状体 18…雌ねじ部 20…雄ねじ部 22…チューブ 24…チューブ
接続機構 26、30…周溝 27…環状体の
凸部 28…貫通孔 32、34…O
リング 36…リリースブッシュ 38…ガイド部
材 40…コレット 42…チャック
部材 44…シール部材 46a、46b
…溝 48、50、52…スリット 54…爪部 55…継手ガイド 56…環状突部 58…エッジ 60…チューブ
挿入孔 62…底部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25J 15/06,19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空吸引源にチューブを介して接続される
    管継手と、吸着パッドに接続される円筒形状のコネクタ
    とを備え、前記管継手は前記コネクタの外周面を包囲す
    る環状体と押圧作用下に前記チューブの挟持状態を解除
    するリリースブッシュとを有し、前記環状体は前記コネ
    クタの軸線を回動中心として所定方向に回動自在に設け
    られ、前記チューブと管継手との接続部分には、該チュ
    ーブの一部と管継手の一部とを含んで前記接続部分を包
    囲する継手ガイドが装着され、 前記継手ガイドは、略半円筒状の一対の可撓性部材と、
    前記一対の可撓性部材の一側縁部を相互に接合する繋ぎ
    目と、前記一対の可撓性部材に相互に対向してそれぞれ
    形成され、前記リリースブッシュを緊締する環状の凸部
    とを有す ることを特徴とする吸着パッド用アダプタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の吸着パッド用アダプタにお
    いて、前記環状体の内周面および前記コネクタの外周面
    の一方には環状の凸部設けられ、他方には環状の凹部
    設けられることを特徴とする吸着パッド用アダプタ。
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