JP2764777B2 - 充填装置用脱気装置 - Google Patents

充填装置用脱気装置

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JP2764777B2 JP28320092A JP28320092A JP2764777B2 JP 2764777 B2 JP2764777 B2 JP 2764777B2 JP 28320092 A JP28320092 A JP 28320092A JP 28320092 A JP28320092 A JP 28320092A JP 2764777 B2 JP2764777 B2 JP 2764777B2
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英昭 広瀬
隆幸 ▲すぎ▼本
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昭宣 小野
孝晃 清水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填装置へ充填物を移
送する充填液移送管内に残留しているエアーを外部に排
出する充填装置用脱気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、充填装置はクリーンルーム内で
殺菌されたボトル等の容器に、予め殺菌した充填液を充
填する装置であり、複数個の容器保持部と充填ノズルと
を所定間隔をへだてて配置している。そして、図4に示
すように、加圧タンク1内の充填液は、充填液移送管
2、充填装置3の充填ノズル、を介して容器内に充填さ
れる。
【0003】従来の充填装置3では、充填装置3の充填
液移送管2内にエアーが残留していると充填量目にばら
つきが生じるので、上記移送管2内のエアーの残留をな
くすために、充填稼働前に大量の充填液を移送管内に流
してエアーのブローを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に加圧タン
ク1から充填液を供給して充填装置3からブローするだ
けでは、系内に残留するエアーを完全に系外に排出する
ことができず、特に、図5に示すように、充填ノズルに
繋がる充填液移送管2の最上部分において、充填液a中
にエアーbが残留することが多い。エアーが残留した状
態で充填を開始すると、充填作業中に充填液が不規則に
エアーが含まれた状態で充填ノズルに供給されるので、
エアーの作用で一時的に充填ノズル内の圧力が低下す
る。そのため、従来の方法では以下に述べるように問題
点が生じる。 (1)充填ノズル内の圧力が低下した時点で、当該充填
量目は所定量よりも少なくなりやすく、充填量目がばら
つきやすくなる。 (2)上記圧力変動は、充填ノズル内で充填液の流路と
装置作動部との間を仕切るベローズに対して物理的なダ
メージを与え、ベローズを破損することがあり、装置作
動部から製品へのコンタミが生じることがある。 (3)充填稼働前に大量の充填液(水)を移動管内に流
すことは、ロスが大きい。
【0005】本発明は、上記課題を解決するために、充
填開始前に、系内に残留するエアーを確実に外部に排出
することができ、充填量目のばらつきや充填ノズル内の
ベローズの破損等を防止できる充填装置用脱気装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、充填装置の充填ノズルに繋がる充填液移
送管の最上部に、その充填液移送管内に残留するエアー
を外部に排出するためのエアー排出弁を設けた充填装置
用脱気装置において、前記エアー排出弁は、充填液移送
管に接続され管内を開閉する第1切換弁と、その第1切
換弁の出力側に並列に接続された、管内を開閉する第2
切換弁及び管内の通過流量を調節できる流量制御弁と、
前記第2切換弁及び流量制御弁との出力側に接続され、
排出方向のみの流体の流れを許す逆止弁とから、構成さ
れている。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る充填装置用脱気装置の実
施例を図面に基づいて説明する。この脱気装置Aは、図
1に示すように、充填装置3の充填ノズルに繋がる充填
液移送管2における最上部にエアー排出弁を設けて構成
されている。このエアー排出弁は、第1切換弁4と、第
1切換弁4の出力側に並列に接続された第2切換弁5及
び流量制御弁6と、第2切換弁5及び流量制御弁6との
出力側に接続された逆止弁7とで構成されている。第1
切換弁4及び第2切換弁5は、2ポート2位置切換弁で
あり、管内を開閉することができる。流量調整弁6はニ
ードル弁等のように、管路の断面積を変化させて、管内
の通過流量を調整する弁である。逆止弁7は一方向(図
中、左側から右側)の流体(充填液等)の流れを許し、
逆方向(図中、右側から左側)の流れを阻止する弁であ
る。
【0008】本発明に係る脱気装置Aの作用について説
明する。まず、蒸気滅菌を行うために、第1切換弁4と
第2切換弁5とを開状態にして、加圧タンク1から供給
された系内の蒸気ドレンを第1切換弁4,第2切換弁5
を介して外部に排出する(図1参照)。次に、第2切換
弁5を閉状態にして、予め開度を調整された流量調整弁
6を介して蒸気を排出することにより、系内に滅菌に必
要な圧力を保持する。同時に、充填装置3の側にも蒸気
が供給され、充填ノズル先端に取り付けられたCIP
(滅菌)用キャップを介して蒸気を排出する(図2参
照)。蒸気排出後は、第1切換弁4を閉状態にして、蒸
気滅菌を終了する(図3参照)。
【0009】次に、加圧タンクから充填液(この実施例
の場合、水である)を供給し、同時に第1切換弁4,第
2切換弁5を開状態にすると、系内に残留するエアー
は、第1切換弁4,第2切換弁5を介して外部に排出さ
れる(図1参照)。なお、この場合充填ノズルのバルブ
は閉状態である。そして、エアーが排出される時間を経
験的に求め、タイマー制御により、上記操作開始後上記
求めた時間が経過した時点で、充填ノズルのバルブを開
いて、ノズルから充填液を容器に放出する。このブロー
により、ノズル部等に残留するエアーを完全に排出する
ことができる。エアー排出後は、第1切換弁4,第2切
換弁5を共に閉状態にしてブローを終了する(図3参
照)。この場合も、上記の操作開始後ノズル部等に残留
するエアーを排出可能な時間をタイマー制御して、ブロ
ー終了を指示する。なお、流量制御弁6は、各段階にお
いて一定の開度の状態で保持されている。
【0010】
【発明の効果】本発明の脱気装置は、充填装置の充填ノ
ズルに繋がる充填液移送管の最上部にエアー排出弁が設
けられているので、充填開始前に、系内に残留するエア
ーを確実に外部に排出することができ、充填量目のばら
つきや充填ノズル内のベローズの破損等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充填装置用脱気装置の一実施例を
示す作動説明図であり、第1切換弁及び第2切換弁が開
状態にある。
【図2】本発明に係る充填装置用脱気装置の一実施例を
示す作動説明図であり、第1切換弁が開状態に、第2切
換弁が閉状態にある。
【図3】本発明に係る充填装置用脱気装置の一実施例を
示す作動説明図であり、第1切換弁及び第2切換弁が閉
状態にある。
【図4】従来の充填装置の脱気手段を示す説明図であ
る。
【図5】図4のB部拡大図である。
【符号の説明】
A…脱気装置、 1…加圧タンク、 2…充填液移送管、 3…充填装置、 4…第1切換弁、 5…第2切換弁、 6…流量制御弁 7…逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑田 篤司 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 小野 昭宣 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 清水 孝晃 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 39/04 F16L 55/07

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填装置の充填ノズルに繋がる充填液移送
    管の最上部に、その充填液移送管内に残留するエアーを
    外部に排出するためのエアー排出弁を設けた充填装置用
    脱気装置において、 前記エアー排出弁は、充填液移送管に接続され管内を開
    閉する第1切換弁と、その第1切換弁の出力側に並列に
    接続された、管内を開閉する第2切換弁及び管内の通過
    流量を調節できる流量制御弁と、前記第2切換弁及び流
    量制御弁との出力側に接続され、排出方向のみの流体の
    流れを許す逆止弁とからなる、ことを特徴とする充填装
    置用脱気装置。
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