JP2764509B2 - 分包品の重量計量装置 - Google Patents

分包品の重量計量装置

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道男 長澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉体等の内容物を封
入した分包品を製袋包装充填機で製造した際、内容物の
重量を計量する分包品の重量計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分包品の重量計量装置で
は、特開平2-205725号公報に記載されているものが知ら
れていた。
【0003】この重量計量装置は、シュート上に載置し
た分包品を、シュートに設けられたスリットから突出し
て連続的に移動するフックで押して、シュート上を搬送
させる際、シュートの途中に配置された秤量皿に載せ
て、分包品を計量していた。
【0004】そして、上記公報の重量計量装置は、秤量
皿上に分包品を載せて計量する時間を確保するため、秤
量皿の手前側におけるシュートの上方に、フックの移動
速度より早く移動して分包品を押すための早送り杆を備
えた早送り装置を設けていた。
【0005】すなわち、フックで押されて搬送される分
包品を、フックから離して秤量皿上に載せることができ
るように、秤量皿手前側から早送り装置の早送り杆によ
って突き出すように押して、秤量皿上に載せ、離れたフ
ックが再度押すまでの時間中に、計量しようとするもの
であった。
【0006】なお、早送り杆で押される分包品が、今ま
で押していたフックの1つ先の前方のフックの背面で停
止されて、その停止位置が、秤量皿上となるように、フ
ックのピッチが、設定されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の重量計
量装置では、分包品が、フックより早く移動する早送り
杆により、突き出されるように押されるため、若干跳ね
上がって秤量皿上で上下動し、その振動が停止しないう
ちに、計量してしまう場合があり、正確に計量する点
で、改善の余地があった。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、シュート上でフックに押されて搬送される分包品
を、正確に計量することができる分包品の重量計量装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る重量計量
装置は、シュート上に載置した分包品を、前記シュート
に設けられたスリットから突出して移動するフックで押
して、前記シュート上を搬送させる際、前記シュートの
途中に配置された秤量皿に載せて、前記分包品を計量す
る分包品の重量計量装置であって、前記シュートにおけ
る前記秤量皿の分包品移動方向の前部側に、前記シュー
トを遮断・開放可能に移動するストッパを備え、前記フ
ックが、前記秤量皿の直前で停止可能として、1回の移
動距離を前記秤量皿の長さ寸法より大きく間欠移動され
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用・効果】この発明に係る重量計量装置で
は、フックが、間欠移動して秤量皿の直前で停止する。
そのため、フックに押されていた分包品は、慣性力によ
って、シュート上から秤量皿上に滑るように移動する。
【0011】そして、予め、フックの移動停止時にシュ
ートを遮断するように、秤量皿の分包品移動方向の前部
側に配置させたストッパによって、分包品が、秤量皿上
で停止し、計量されることとなる。
【0012】したがって、この発明に係る重量計量装置
では、フックで押される分包品の慣性力を利用して、分
包品を秤量皿上に移動させるため、分包品が、跳ね上が
ること無く、円滑に秤量皿上に移動されて、秤量皿上で
上下に振動することを極力避けることができ、短時間で
正確に計量することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0014】実施例の重量計量装置M1は、図5に示す
製袋包装充填機M0に使用されるものであり、この製袋
包装充填機M0は、図6・7に示すように、3つの分包
Bからなる分包品Wを製造するとともに、分包品Wを7
個集積してテープTでバンディングし、箱詰めするもの
である。
【0015】そして、製袋包装充填装置M0は、図5に
示すように、計量充填装置M2、シール装置M3、カッ
タ装置M4、重量計量装置M1、集積装置M5、バンデ
ィング装置M6、図示しない箱詰装置、単包計量装置M
7、充填量調整装置M8、を備えて構成されている。
【0016】計量充填装置M2は、分包B内に充填する
内容物の量を図示しない計量凹部で計量して下方に落下
させるものであり、シール装置M3は、計量充填装置M
2からの内容物を充填しつつ2枚の包装紙F・Fを熱シ
ールして連続状に分包品Wを製造するものであり、カッ
タ装置M4は、連続した分包品Wの左右両縁のカット、
スリットS・アイノッチI(図7参照)の形成、さら
に、1個ずつの分包品Wに分離させるカット等を行なう
ものである。
【0017】重量計量装置M1は、後述するように、計
量充填装置M2からシール装置M3に落下させる内容物
の量を調整するために、分包品Wを計量するものであ
る。
【0018】集積装置M5は、分包品Wを7個集積させ
るものであり、バンディング装置M6は、集積した7個
の分包品WをテープTでくくるものであり、箱詰装置
は、テープTでバンディングした分包品を包装箱内に詰
める装置である。
【0019】また、単包計量装置M7は、計量充填装置
M2からシール装置M3に落下させる各分包Bの量を調
整するために、所定時、カッタ装置M4の所定の刃を作
動させて分包品Wを1包ずつの分包Bに分離させ、その
分包B毎に重量を計量するものである。
【0020】さらに、充填量調整装置M8は、計量充填
装置M2の図示しない計量凹部の容積を調整するもので
あり、重量計量装置M1や単包計量装置M7での計量結
果から、所定の制御装置が、制御するものである。
【0021】そして、実施例の重量計量装置M1は、図
5に示すように、カッタ装置M4と集積装置M5との間
に配置され、図1〜4に示すように、シュート2と、計
量装置本体3と、分包品Wを押すための多数のフック6
を固着させた2列のチエーンコンベヤ5と、を備えて構
成されている。
【0022】シュート2は、図1・4に示すように、秤
量皿4の前方側2Fと後方側2Bとに2分割されてお
り、それぞれ装置M1のフレーム1に固定される、底壁
2aと、底壁2aの左右の両縁から上方へ延びる側壁2
cと、を備え、底壁2aには、フック6を挿通させる2
つのスリット2b・2bが形成されている。
【0023】計量装置本体3は、上方へ延びる秤量皿4
を備え、秤量皿4は、底壁4aと、底壁4aとの間にフ
ック6を挿通させる2つのスリット4bを形成して、底
壁4aの左右の両側で上方へ突出する側壁4c・4c
と、を備えている。そして、底壁4aと各側壁4cの下
部が下方に延びて一体となり、フレーム1の所定部位に
固定された計量装置本体3に連結されている。
【0024】フック6を固着させたチェーンコンベヤ5
は、サーボモータ11で駆動される駆動スプロケット7
と所定数の従動スプロケット8とによって、間欠循環移
動されるように構成されている。1回の移動時の距離L
0は、フック6のピッチと同じ距離であり、秤量皿4の
長さ寸法L1より若干大きくしている。そして、各フッ
ク6が停止する位置は、それぞれのフック6が秤量皿4
の直前で停止する位置である。
【0025】また、実施例の重量計量装置M1では、図
1・3に示すように、秤量皿4と前方のシュート2Fと
の間に、シュート2Fにおける左右の側壁2c・2c近
傍を遮蔽・開放することができるように、水平方向へ移
動可能なストッパ9・9が配置されている。これらのス
トッパ9・9は、それぞれ、エアシリンダ10のピスト
ンロッド10aに固着されている。
【0026】そして、エアシリンダ10は、それぞれ、
装置M1のフレーム1に保持されるとともに、間欠循環
移動するチェーンコンベヤ5が停止すると同時に、ピス
トンロッド10aを伸ばし、その後、計量装置本体3が
分包品Wを計量し始める前に、ピストンロッド10aを
縮めるように構成されている。ちなみに、計量装置本体
3が計量し始める前に、ストッパ9・9を、シュート2
Fを開放するように復帰させる理由は、計量する分包品
Wにストッパ9・9が接触しないようにして、正確に分
包品Wを計量するためである。、つぎに、この実施例の
重量計量装置M1の作動態様について述べる。
【0027】計量充填装置M2・シール装置M3・カッ
タ装置M4を経て、分包品Wがシュート20から重量計
量装置M1のシュート2B上に載置されると、その分包
品Wは、間欠循環移動するフック6・6に左右の縁付近
を押されて、シュート2B上を間欠送りされる(図2参
照)。
【0028】そして、分包品Wが計量装置本体3の秤量
皿4の直前に配置されて、チェーンコンベヤ5・5が停
止すると、それまでフック6・6に押されていた分包品
Wは、慣性力によって、シュート2B上から秤量皿4上
に滑るように移動する(図1参照)。
【0029】その際、チェーンコンベヤ5の停止時にシ
ュート2Fをストッパ9・9で遮断するように、エアシ
リンダ10・10がピストンロッド10aを伸ばしてい
るため、ストッパ9・9によって、分包品Wが、秤量皿
4上で停止する。
【0030】そして、エアシリンダ10・10が、ピス
トンロッド10aを介して、シュート2Fを開放するよ
うにストッパ9・9を復帰させて、計量装置本体3が、
分包品Wを計量することとなる。
【0031】その後、チェーンコンベヤ5・5が移動し
始め、再び、計量後の分包品Wがフック6・6に押され
るとともに、後続の分包品Wが、後のフック6・6に押
され、後続の分包品Wが秤量皿4の直前に配置される
と、既述の工程が繰り返され、計量後の分包品Wは、順
次、集積装置M5に移送されることとなる。
【0032】なお、計量結果によって、分包品Wが不良
品となった場合には、所定の制御装置が、充填量調整装
置M8を作動させるとともに、集積装置M5に移送され
る際、製袋包装充填機M0の製造ラインから排出するよ
うに構成されている。
【0033】以上のように、実施例の重量計量装置M1
では、フック6・6で押される分包品Wの慣性力を利用
して、分包品Wを秤量皿4上に移動させるため、分包品
Wが、跳ね上がること無く、円滑に秤量皿4上に移動さ
れて、秤量皿4上で上下に振動することを極力避けるこ
とができ、短時間で正確に計量することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す側面図であり、分包
品が秤量皿上で停止した状態を示す図である。
【図2】同実施例の他の状態を示す側面図である。
【図3】図1のIII −III 部位の概略断面図である。
【図4】図2のIV−IV部位の概略断面図である。
【図5】実施例の装置が使用される製袋包装充填機の概
略図である。
【図6】実施例の装置が使用される製袋包装充填機で製
造する製品の斜視図である。
【図7】実施例の装置で計量する分包品の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2…シュート、 2b…スリット、 4…秤量皿、 6…フック、 9…ストッパ、 W…分包品、 M1…重量計量装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田 亨 静岡県藤枝市築地392番地 株式会社ツ ムラ 静岡工場内 (72)発明者 長澤 道男 静岡県藤枝市築地392番地 株式会社ツ ムラ 静岡工場内 (72)発明者 石井 唯雄 愛知県名古屋市西区名塚町2丁目103番 地 (56)参考文献 特開 平3−275408(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 57/10 G01G 11/00 G01G 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シュート上に載置した分包品を、前記シ
    ュートに設けられたスリットから突出して移動するフッ
    クで押して、前記シュート上を搬送させる際、前記シュ
    ートの途中に配置された秤量皿に載せて、前記分包品を
    計量する分包品の重量計量装置であって、 前記シュートにおける前記秤量皿の分包品移動方向の前
    部側に、前記シュートを遮断・開放可能に移動するスト
    ッパを備え、 前記フックが、前記秤量皿の直前で停止可能として、1
    回の移動距離を前記秤量皿の長さ寸法より大きく間欠移
    動されることを特徴とする分包品の重量計量装置。
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