JP2764483B2 - コイン清浄装置 - Google Patents
コイン清浄装置Info
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- Pinball Game Machines (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コインを清浄す
る装置に関する。
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のコイン遊技機を設置した遊技場で
は、使用後のコインを清浄したのちコイン遊技機に補給
することがなされている。このコインの清浄は、従来、
代表的に次の方法でなされていた。
は、使用後のコインを清浄したのちコイン遊技機に補給
することがなされている。このコインの清浄は、従来、
代表的に次の方法でなされていた。
【0003】1)ベルト状の搬送機に搭載して洗浄液に
浸漬したのち回転刷毛によるブラッシングを行う。
浸漬したのち回転刷毛によるブラッシングを行う。
【0004】2)プラスチック粒とコインとを混ぜ回転
容器式研磨機で研磨する。
容器式研磨機で研磨する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者におい
ては、装置が複雑でトラブルが生じ易いとともに、強固
に固着した汚れを刷毛によるブラッシングで完全に除去
することは困難であり、後者は、コインが偏平な円板形
であるとともに、両面に凹凸の模様があるため、プラス
チック粒がコイン表面を効果的に研磨できず、充分な清
浄効果が得られていない。
ては、装置が複雑でトラブルが生じ易いとともに、強固
に固着した汚れを刷毛によるブラッシングで完全に除去
することは困難であり、後者は、コインが偏平な円板形
であるとともに、両面に凹凸の模様があるため、プラス
チック粒がコイン表面を効果的に研磨できず、充分な清
浄効果が得られていない。
【0006】他方、特開昭57−1375号公報に示さ
れているように、研磨性表面を有する対向するローラ間
にコインを通しながら、また、対向するローラの回転速
度を異ならせてそのローラ間にコインを通しながら、コ
インを研磨する方法が知られている。ここで、対向する
ローラの回転速度を異ならせてそのローラ間にコインを
通して研磨性を高めようとする態様を採用する理由は、
ローラの母線を挟む若干の前後の領域において、コイン
を圧接させる過程で、コインとローラとを摺動させるも
のであると考えられる。
れているように、研磨性表面を有する対向するローラ間
にコインを通しながら、また、対向するローラの回転速
度を異ならせてそのローラ間にコインを通しながら、コ
インを研磨する方法が知られている。ここで、対向する
ローラの回転速度を異ならせてそのローラ間にコインを
通して研磨性を高めようとする態様を採用する理由は、
ローラの母線を挟む若干の前後の領域において、コイン
を圧接させる過程で、コインとローラとを摺動させるも
のであると考えられる。
【0007】しかし、この態様にあっても、当該コイン
の偏平面との接触部位は、基本的にローラの母線のみで
あり、ローラの母線を挟む前後に短い幅の、圧接の程度
により決まる領域のみであり、したがって、コインとの
接触頻度はきわめて少なく、もって研磨または清浄化効
果はきわめて小さい。
の偏平面との接触部位は、基本的にローラの母線のみで
あり、ローラの母線を挟む前後に短い幅の、圧接の程度
により決まる領域のみであり、したがって、コインとの
接触頻度はきわめて少なく、もって研磨または清浄化効
果はきわめて小さい。
【0008】この発明の目的は、コインの清浄効果が高
く、故障の起きにくいコイン清浄装置を提供することに
ある。
く、故障の起きにくいコイン清浄装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の請求項1記載の発明は、コインの厚さより幾分広い
隙間を隔ててコインの移動方向に沿って平行的に配設さ
れ、対向面がそれぞれ研磨平面となっている2枚の板
と、これらの板のうち少なくとも一方の板を相対的にそ
の板面に沿って往復動させる駆動手段とを有し、前記2
枚の板の相対的な往復動により前記研摩面を往復動させ
ることで、研磨面間に投入されたコインを研磨面との摺
動により磨きつつ移動させるように構成したことを特徴
とするコイン清浄装置である。
明の請求項1記載の発明は、コインの厚さより幾分広い
隙間を隔ててコインの移動方向に沿って平行的に配設さ
れ、対向面がそれぞれ研磨平面となっている2枚の板
と、これらの板のうち少なくとも一方の板を相対的にそ
の板面に沿って往復動させる駆動手段とを有し、前記2
枚の板の相対的な往復動により前記研摩面を往復動させ
ることで、研磨面間に投入されたコインを研磨面との摺
動により磨きつつ移動させるように構成したことを特徴
とするコイン清浄装置である。
【0010】請求項2記載の発明は、コインの厚さより
幾分広い隙間を隔ててコインの移動方向に沿って平行的
に配設された2枚の板と、この2枚の板の内面に張られ
た研磨布と、前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を
相対的にその板面に沿って往復動させる駆動手段とを有
し、前記2枚の板の相対的な往復動により前記研摩布の
往復動により、研磨布間に投入されたコインを研磨布と
の摺動により磨きつつ移動させるように構成したことを
特徴とするコイン清浄装置である。
幾分広い隙間を隔ててコインの移動方向に沿って平行的
に配設された2枚の板と、この2枚の板の内面に張られ
た研磨布と、前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を
相対的にその板面に沿って往復動させる駆動手段とを有
し、前記2枚の板の相対的な往復動により前記研摩布の
往復動により、研磨布間に投入されたコインを研磨布と
の摺動により磨きつつ移動させるように構成したことを
特徴とするコイン清浄装置である。
【0011】請求項3記載の発明は、コインの厚さより
幾分広い隙間を隔ててコインの移動方向に沿って平行的
に配設された2枚の板と、この2枚の板の内面に張られ
た研磨布と、前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を
その板面と直交する方向に弾性的に支持する弾性支持手
段と、前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を相対的
にその板面に沿って、前記弾性支持手段と共に往復動さ
せる駆動手段とを有し、前記2枚の板の相対的な往復動
により前記研摩布の往復動により、研磨布間に投入され
たコインを研磨布との摺動により磨きつつ移動させるよ
うに構成したことを特徴とするコイン清浄装置である。
幾分広い隙間を隔ててコインの移動方向に沿って平行的
に配設された2枚の板と、この2枚の板の内面に張られ
た研磨布と、前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を
その板面と直交する方向に弾性的に支持する弾性支持手
段と、前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を相対的
にその板面に沿って、前記弾性支持手段と共に往復動さ
せる駆動手段とを有し、前記2枚の板の相対的な往復動
により前記研摩布の往復動により、研磨布間に投入され
たコインを研磨布との摺動により磨きつつ移動させるよ
うに構成したことを特徴とするコイン清浄装置である。
【0012】請求項4記載の発明は、前記研磨布は帯状
の巻物とされ、巻取り装置により巻き取られることで前
記2枚の板間の研磨布が張り替えられる請求項3記載の
コイン清浄装置である。
の巻物とされ、巻取り装置により巻き取られることで前
記2枚の板間の研磨布が張り替えられる請求項3記載の
コイン清浄装置である。
【0013】
【作用】本発明は、2枚の板の相対的な往復動により研
摩面を往復動させることで、研磨面間に投入されたコイ
ンを研磨面との摺動により磨きつつ移動させるものであ
る。
摩面を往復動させることで、研磨面間に投入されたコイ
ンを研磨面との摺動により磨きつつ移動させるものであ
る。
【0014】研磨面は、平面であり、これが往復動する
ので、移動過程の全ての時点で、常にコインの偏平面の
全面が研磨面に接触して摺動するようになる結果、単位
移動長さ当たりの研磨、洗浄化効果が著しく高まる。
ので、移動過程の全ての時点で、常にコインの偏平面の
全面が研磨面に接触して摺動するようになる結果、単位
移動長さ当たりの研磨、洗浄化効果が著しく高まる。
【0015】請求項2に記載のコイン清浄装置は、研磨
面を研磨布としているので、研磨布を張り替えることに
より長期間わたるコイン研磨作業が可能となる。
面を研磨布としているので、研磨布を張り替えることに
より長期間わたるコイン研磨作業が可能となる。
【0016】請求項3に記載のコイン清浄装置は、研磨
布をコインの偏平面に対して弾性的に押圧しているの
で、多数のコインを均一に、かつむらのなく清浄を行う
ことができる。
布をコインの偏平面に対して弾性的に押圧しているの
で、多数のコインを均一に、かつむらのなく清浄を行う
ことができる。
【0017】請求項4に記載のコイン清浄装置は、研磨
布を巻取り装置により巻き取るだけで、2枚の板間の研
磨布を張り替えることができるので、長期間メンテナン
スフリーでコイン清浄装置を運転できる。
布を巻取り装置により巻き取るだけで、2枚の板間の研
磨布を張り替えることができるので、長期間メンテナン
スフリーでコイン清浄装置を運転できる。
【0018】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例にか
かるコイン清浄装置100を示す。このコイン清浄装置
100は、立設された縦長の機枠1と、その上部に取り
付けられたコイン投入口具2と、コイン研磨機構3と、
その下部に設置されたコイン受け具4からなる。
かるコイン清浄装置100を示す。このコイン清浄装置
100は、立設された縦長の機枠1と、その上部に取り
付けられたコイン投入口具2と、コイン研磨機構3と、
その下部に設置されたコイン受け具4からなる。
【0019】コイン投入口具2は、偏平な漏斗状を呈
し、上端が細長いコイン投入口21となっており、下端
がコインCの厚さより幾分大きい寸法のスリット状出口
22、中間が漏斗状の傾斜板部23となっている。
し、上端が細長いコイン投入口21となっており、下端
がコインCの厚さより幾分大きい寸法のスリット状出口
22、中間が漏斗状の傾斜板部23となっている。
【0020】コイン研磨機構3は、コインCの厚さより
幾分広い隙間Gを確保すべく、平行的に立設された2枚
の板31、32と、この板を平行的かつ相対的に往復動
させる駆動手段5と、前記2枚の板31、32の内面に
張られた研磨布33、34とを備える。
幾分広い隙間Gを確保すべく、平行的に立設された2枚
の板31、32と、この板を平行的かつ相対的に往復動
させる駆動手段5と、前記2枚の板31、32の内面に
張られた研磨布33、34とを備える。
【0021】この実施例では、一方の板31は機枠1に
滑車37を介して支持され、上下方向に滑動可能に保持
されている。その内面に多数の板ばね35により内側方
向に付勢されて弾性支持された研磨布押し板36が配さ
れている。また他方の板32は、前記機枠1に固定され
ている。板ばね35および研磨布押し板36は、請求項
3記載の発明における弾性支持手段を構成している。
滑車37を介して支持され、上下方向に滑動可能に保持
されている。その内面に多数の板ばね35により内側方
向に付勢されて弾性支持された研磨布押し板36が配さ
れている。また他方の板32は、前記機枠1に固定され
ている。板ばね35および研磨布押し板36は、請求項
3記載の発明における弾性支持手段を構成している。
【0022】なお弾性支持された研磨布押し板36は、
他方の板32側に設けてもよく、両側に設けてもよい。
また一方の板31および他方の板32を、共に機枠1に
滑動可能に取付け、駆動手段5で別々に往復動させても
よい。
他方の板32側に設けてもよく、両側に設けてもよい。
また一方の板31および他方の板32を、共に機枠1に
滑動可能に取付け、駆動手段5で別々に往復動させても
よい。
【0023】コイン清浄装置100は、長期間メンテナ
ンスフリーで運転することができるように、研磨布3
3、34をいずれも長い帯状の巻物3A,3Aとして備
えており、図示しない駆動手段を含む巻取り装置3B,
3Bにより巻き取ることで前記2枚の板31、32間の
研磨布33、34を張り替えることができる。
ンスフリーで運転することができるように、研磨布3
3、34をいずれも長い帯状の巻物3A,3Aとして備
えており、図示しない駆動手段を含む巻取り装置3B,
3Bにより巻き取ることで前記2枚の板31、32間の
研磨布33、34を張り替えることができる。
【0024】前記隙間Gの上端部gは、前記スリット状
出口22から排出したコインCをスムーズに隙間G内に
落下させるため、図示のごとく曲率またはテーパーによ
り幾分広く形成されていることが望ましい。
出口22から排出したコインCをスムーズに隙間G内に
落下させるため、図示のごとく曲率またはテーパーによ
り幾分広く形成されていることが望ましい。
【0025】駆動手段5は、前記一方の板31の下端部
に設置され、モーター51、回転運動を上下方向の往復
運動に変換する変換手段52、およびリンク53からな
る。
に設置され、モーター51、回転運動を上下方向の往復
運動に変換する変換手段52、およびリンク53からな
る。
【0026】駆動手段5のリンク53は前記一方の板3
1の下端部に連結されている。
1の下端部に連結されている。
【0027】コイン受け具4は、矩形の漏斗状を呈する
銅部41と、その下部に設けられた排出口42と、該排
出口42に設けられた自動開閉扉43とからなり、前記
2枚の板31、32の隙間Gの下方に設置され、研磨さ
れ隙間Gから排出、落下した清浄後のコインCを収容す
る図3はこの発明のコイン自動供給システムを示す。こ
のコイン清浄装置100は、コインCを下位から上位に
運搬する公知のコインリフト200に並設される。コイ
ンリフト200は、その上部の両側にある排出口201
の一方が、列設されたコイン遊技機群(図示せず)にコ
インCを供給するためその上方に配設されたコイン運搬
装置(コンベア)300に臨んでいる。
銅部41と、その下部に設けられた排出口42と、該排
出口42に設けられた自動開閉扉43とからなり、前記
2枚の板31、32の隙間Gの下方に設置され、研磨さ
れ隙間Gから排出、落下した清浄後のコインCを収容す
る図3はこの発明のコイン自動供給システムを示す。こ
のコイン清浄装置100は、コインCを下位から上位に
運搬する公知のコインリフト200に並設される。コイ
ンリフト200は、その上部の両側にある排出口201
の一方が、列設されたコイン遊技機群(図示せず)にコ
インCを供給するためその上方に配設されたコイン運搬
装置(コンベア)300に臨んでいる。
【0028】コインリフト200は図4〜図6に示すご
とく、移送用コンベア210(無端チェーン)の外側に
連続的に固定されたコインバケット220群を側板20
2、203間に配して、傾斜したコイン移送路を形成
し、移送用コンベア210を駆動してコインバケット2
20群に収容したコインCを移送する。コインバケット
220は、移動方向Pに沿ったコイン台221(平面
部)を有し、該コイン台221にはコインCを引っ掛け
て移動させる係止壁222が形成されている。
とく、移送用コンベア210(無端チェーン)の外側に
連続的に固定されたコインバケット220群を側板20
2、203間に配して、傾斜したコイン移送路を形成
し、移送用コンベア210を駆動してコインバケット2
20群に収容したコインCを移送する。コインバケット
220は、移動方向Pに沿ったコイン台221(平面
部)を有し、該コイン台221にはコインCを引っ掛け
て移動させる係止壁222が形成されている。
【0029】移送用コンベア210はローラチェーン2
30の両端を繋いだものであり、スプロケット231、
232、233で回転自在に支持されている。ローラチ
ェーン230には、コインバケット220を固定するた
めに、アタッチメントを備え、アタッチメントにコイン
バケット220が固定されている。スプロケット23
1、232、233はギャドモーターM(図3に示す)
で駆動される。
30の両端を繋いだものであり、スプロケット231、
232、233で回転自在に支持されている。ローラチ
ェーン230には、コインバケット220を固定するた
めに、アタッチメントを備え、アタッチメントにコイン
バケット220が固定されている。スプロケット23
1、232、233はギャドモーターM(図3に示す)
で駆動される。
【0030】またコイン受け具4の排出口42と、コイ
ンリフト200の下部に設けられたコインリフト200
のコイン採り入れ口204とは、樋6により連絡されて
おり、排出口42から重力の作用で樋6に落下したコイ
ンCは、該樋6を滑動してコイン溜240内に入り、コ
インリフト200により上方に運搬される。
ンリフト200の下部に設けられたコインリフト200
のコイン採り入れ口204とは、樋6により連絡されて
おり、排出口42から重力の作用で樋6に落下したコイ
ンCは、該樋6を滑動してコイン溜240内に入り、コ
インリフト200により上方に運搬される。
【0031】次に、上記コイン自動供給システムの作動
を説明する。コインリフト200の排出口201の他方
から排出されたコインCは、コイン清浄装置100のコ
イン投入口具2に供給され、そのスリット状出口22か
ら立った状態で2枚の板31、32間の隙間Gに次々と
投入される。
を説明する。コインリフト200の排出口201の他方
から排出されたコインCは、コイン清浄装置100のコ
イン投入口具2に供給され、そのスリット状出口22か
ら立った状態で2枚の板31、32間の隙間Gに次々と
投入される。
【0032】この際、一方の板31が駆動手段5のリン
ク53により、上下方向に往復動されるのにつれて、そ
の板31に張られた研摩布33も往復動されるので、隙
間Gの研磨布33、34間に入ったコインCは、研磨布
33、34により両面を磨かれながら徐々に下降し2枚
の板31、32の下端からコイン受け具4内に落下す
る。このコイン受け具4内のコインCは、定期的に自動
開閉扉43が開かれることにより排出口42から排出さ
れ、樋6により前記コインリフト200の下部に設けら
れているコイン溜240に導かれる。また前記排出口2
01から排出されたコインCの他部は島(コイン遊技機
を列設しもの)の上部にコインCを運搬し、各遊技機の
不足に応じて各遊技機にコインCを供給する。
ク53により、上下方向に往復動されるのにつれて、そ
の板31に張られた研摩布33も往復動されるので、隙
間Gの研磨布33、34間に入ったコインCは、研磨布
33、34により両面を磨かれながら徐々に下降し2枚
の板31、32の下端からコイン受け具4内に落下す
る。このコイン受け具4内のコインCは、定期的に自動
開閉扉43が開かれることにより排出口42から排出さ
れ、樋6により前記コインリフト200の下部に設けら
れているコイン溜240に導かれる。また前記排出口2
01から排出されたコインCの他部は島(コイン遊技機
を列設しもの)の上部にコインCを運搬し、各遊技機の
不足に応じて各遊技機にコインCを供給する。
【0033】上記実施例においては、2枚の板31、3
2は、上下方向に相対的に往復動するが、左右方向また
は回転方向に相対的に往復動させてもよい。また2枚の
板31、32は必ずしも垂直である必要はなく、コイン
が研摩布33,34間を傾斜して配置されていてもよ
い。
2は、上下方向に相対的に往復動するが、左右方向また
は回転方向に相対的に往復動させてもよい。また2枚の
板31、32は必ずしも垂直である必要はなく、コイン
が研摩布33,34間を傾斜して配置されていてもよ
い。
【0034】さらに、上記実施例では、2枚の板31、
32の内側に、別部材としての研摩布33,34を、板
ばね35および研磨布押し板36を介して張った例であ
るが、板31、32自体にこれらの対向面に研磨面を形
成したり、その対向面に研磨布を貼着するようにしても
よい。
32の内側に、別部材としての研摩布33,34を、板
ばね35および研磨布押し板36を介して張った例であ
るが、板31、32自体にこれらの対向面に研磨面を形
成したり、その対向面に研磨布を貼着するようにしても
よい。
【0035】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、コイン
の清浄効果が高く、故障の起きにくいコイン清浄装置を
得ることができる。
の清浄効果が高く、故障の起きにくいコイン清浄装置を
得ることができる。
【図1】コイン清浄装置の斜視図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】コイン供給システムの要部の斜視図である。
【図4】コインリフトの側面図である。
【図5】コインバケットの斜視図である。
【図6】コインリフトの上部の正面図断面図である。
1…機枠、2…コイン投入口具、3…コイン研磨機構、
4…コイン受け具、5…駆動手段、100…コイン清浄
装置、200…コインリフト、300…コイン運搬装
置。
4…コイン受け具、5…駆動手段、100…コイン清浄
装置、200…コインリフト、300…コイン運搬装
置。
Claims (4)
- 【請求項1】コインの厚さより幾分広い隙間を隔ててコ
インの移動方向に沿って平行的に配設され、対向面がそ
れぞれ研磨平面となっている2枚の板と、 これらの板のうち少なくとも一方の板を相対的にその板
面に沿って往復動させる駆動手段とを有し、 前記2枚の板の相対的な往復動により前記研摩面を往復
動させることで、研磨面間に投入されたコインを研磨面
との摺動により磨きつつ移動させるように構成したこと
を特徴とするコイン清浄装置。 - 【請求項2】コインの厚さより幾分広い隙間を隔ててコ
インの移動方向に沿って平行的に配設された2枚の板
と、 この2枚の板の内面に張られた研磨布と、 前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を相対的にその
板面に沿って往復動させる駆動手段とを有し、 前記2枚の板の相対的な往復動により前記研摩布の往復
動により、研磨布間に投入されたコインを研磨布との摺
動により磨きつつ移動させるように構成したことを特徴
とするコイン清浄装置。 - 【請求項3】コインの厚さより幾分広い隙間を隔ててコ
インの移動方向に沿って平行的に配設された2枚の板
と、 この2枚の板の内面に張られた研磨布と、 前記2枚の板のうち少なくとも一方の板をその板面と直
交する方向に弾性的に支持する弾性支持手段と、 前記2枚の板のうち少なくとも一方の板を相対的にその
板面に沿って、前記弾性支持手段と共に往復動させる駆
動手段とを有し、 前記2枚の板の相対的な往復動により前記研摩布の往復
動により、研磨布間に投入されたコインを研磨布との摺
動により磨きつつ移動させるように構成したことを特徴
とするコイン清浄装置。 - 【請求項4】前記研磨布は帯状の巻物とされ、巻取り装
置により巻き取られることで前記2枚の板間の研磨布が
張り替えられる請求項3記載のコイン清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210701A JP2764483B2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | コイン清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210701A JP2764483B2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | コイン清浄装置 |
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JPH0549750A JPH0549750A (ja) | 1993-03-02 |
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ID=16593667
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2764483B2 (ja) |
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Family Cites Families (2)
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JPS53116940A (en) * | 1977-03-23 | 1978-10-12 | Fujio Sasaki | Device for polishing and conveying pachinko pinballs |
JPH0230705B2 (ja) * | 1980-06-06 | 1990-07-09 | Namihiko Ogasawara | Koinshikyugikiretsusochokoinryutsusochi |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3210701A patent/JP2764483B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0549750A (ja) | 1993-03-02 |
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