JP2764359B2 - 射出成形機におけるゲートシール完了検知方法及び装置 - Google Patents

射出成形機におけるゲートシール完了検知方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機におけるゲ
ートシール完了検知方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の成形サイクルに関する性能
評価は無負荷最高速度で空運転を行った場合のドライサ
イクルタイムで表示されるのが一般的であるが、これは
型開きや型締めの速さを示すカタログデータに過ぎず、
実際の射出成形作業では、更に、樹脂の充填やゲートシ
ールに要する時間が成形サイクルの長短に大きく影響す
る。ゲートシールの所用時間はゲート周辺における樹脂
の固化状態に依存しており、ゲートシールが不完全なま
ま保圧圧力を解除してしまうと充填樹脂が収縮してヒケ
を生じたり揮発成分が発泡して気泡が生じたりし易くな
るので、少なくとも、ゲートシールが完了するまでは保
圧圧力を維持する必要があり、この間に型開き動作を行
わせることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、実際の射出成
形作業を効率良く行うためにはゲートシールのタイミン
グを適確に検出して次の工程に移行する必要があるが、
これまで、ゲートシールのタイミングを検出するための
手段は開発されておらず、また、保圧時間を不当に短く
すると前述のようにヒケや気泡の発生が危惧されるの
で、成形作業者はゲートシールの所用時間を必要以上に
長く見積もる傾向にあり、これを保圧時間や冷却時間の
設定に反映させる結果、射出成形作業のサイクルタイム
が増長されて効率の良い射出成形作業を行えないという
問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
欠点を解消し、ゲートシールの完了を適確に検出して効
率の良い射出成形作業を行うことのできる射出成形機に
おけるゲートシール完了検知方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゲートシール
完了と見做すべきスクリュー前進速度の値を予め射出成
形機の制御装置に設定値として記憶しておくと共に、射
出保圧工程におけるスクリュー前進速度を逐次検出して
前記設定値と比較し、スクリュー前進速度が前記設定値
を下回った時点をゲートシール完了として検知するよう
にした。
【0006】特に、ゲートシール完了と見做すべきスク
リュー前進速度の値をスクリュー前進速度に影響を与え
る保圧圧力や使用樹脂の種類等の成形条件に対応させて
射出成形機の制御装置に予め複数記憶しておき、設定さ
れた成形条件に対応して比較対象となる設定値を選択す
ることにより、成形条件が変化した場合でもゲートシー
ル完了を適確に検知できるようにして上記目的を達成す
るようにした。
【0007】更に、射出開始からゲートシール完了まで
の時間を測定してディスプレイに表示することによって
保圧時間の設定を適確に行えるようにすると共に、ゲー
トシール完了時点で保圧完了信号を出力することにより
適確なタイミングで射出保圧工程を切り上げて次の工程
の処理を開始できるようにした。
【0008】
【作用】ゲートシール完了と見做すべきスクリュー前進
速度の値をスクリュー前進速度に影響を与える成形条件
に対応させて、予め射出成形機の制御装置に設定値とし
て複数記憶しておく。
【0009】射出保圧工程が開始されると、射出成形機
の制御装置はゲートシール時間の計時を開始すると共
に、スクリュー前進速度を逐次検出して現在の成形条件
に対応する設定値と比較し、スクリュー前進速度が設定
値を下回った時点をゲートシール完了として検出する。
【0010】ゲートシール完了を検出した制御装置は、
この時点での計時時間をディスプレイに表示すると共
に、保圧完了信号を出力して次の工程の開始を許可す
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明のゲートシール検知方法を適用した
一実施例の射出成形機の要部を示すブロック図で、符号
1はスクリュー、符号2はスクリュー1を軸方向に駆動
する射出用のサーボモータである。また、射出用のサー
ボモータ2にはパルスコーダ3が装着されてスクリュー
1の現在位置が検出されるようになっており、スクリュ
ー1にはスクリュー軸方向に作用する樹脂反力によって
射出圧力を検出する圧力センサ4が設けられている。
【0012】射出成形機の制御装置100は数値制御用
のマイクロプロセッサ(以下、NC用CPUという)1
12とプログラマブルマシンコントローラ用のマイクロ
プロセッサ(以下、PMC用CPUという)114とを
有し、PMC用CPU114には射出成形機のシーケン
ス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶したR
OM117およびPMC用RAM110が接続されてい
る。NC用CPU112には射出成形機を全体的に制御
する管理プログラムを記憶したROM115とクランプ
用,スクリュー回転用,エジェクタ用(図示せず)およ
び射出用等の各軸のサーボモータを駆動制御するサーボ
回路がサーボインターフェイス111を介して接続され
ている。なお、図1では射出用のサーボモータ2のため
のサーボ回路103のみを図示している。
【0013】また、105はバブルメモリやCMOSメ
モリで構成される不揮発性の共有RAMで、射出成形機
の各動作を制御するNCプログラム等を記憶するメモリ
部と射出速度や保圧圧力等を始めとする各種成形条件の
設定値,パラメータ,マクロ変数等を記憶する設定メモ
リ部とを有し、該設定メモリ部には、ゲートシール完了
と見做すべきスクリュー前進速度の設定値を様々な成形
条件に対応して複数個記憶するための設定値記憶ファイ
ルが設けられている。113はバスアービタコントロー
ラ(以下、BACという)で、該BAC113にはNC
用CPU112およびPMC用CPU114,共有RA
M105,入力回路106,出力回路107の各バスが
接続され、該BAC113によって使用するバスが制御
されるようになっている。射出用のサーボモータ2はサ
ーボ回路103に接続され、出力回路107からのトル
クリミット値とパルスコーダ3からの検出出力がサーボ
回路103に入力されており、サーボ回路103内の現
在位置記憶レジスタにより、スクリュー1の現在位置が
逐次検出されるようになっている。RAM104はデー
タの一時記憶用である。
【0014】119はオペレータパネルコントローラ1
16を介してBAC113に接続されたCRT表示装置
付手動データ入力装置(以下、CRT/MDIという)
であり、CRTからなるディスプレイ画面上に各種設定
画面や作業メニューを表示したり、各種操作キーを操作
することにより様々な設定データの入力や設定画面の選
択ができるようになっている。
【0015】また、出力回路107にはアドレス発生器
118が接続され、アドレス発生器118からのアドレ
ス指令によりRAM108およびRAM109の同一ア
ドレスが指定されるようになっている。このうち、RA
M108はA/D変換器101で変換された圧力センサ
4の出力信号を現在射出圧力として記憶し、また、RA
M109はカウンタ102にアップダウンカウントされ
たパルスコーダ3からの検出信号をスクリュー1の現在
位置として記憶する。アドレス発生器118は射出開始
時に出力回路107から出力されるサンプリング開始信
号を受けてRAM108およびRAM109の先頭アド
レスを指定し、以下、射出保圧工程が完了するまでの
間、所定のサンプリング周期毎に順次アドレス指定を歩
進してアドレス指令を出力し、RAM108およびRA
M109の対応アドレスに各サンプリング時毎の現在射
出圧力とスクリュー現在位置を一時記憶させる。この処
理で得られたサンプリングデータは、射出圧力やスクリ
ュー位置の変化を時系列で表示する高速モニタモードの
ための表示データとして利用される。
【0016】以上のような構成において、共有RAM1
05に格納されたNCプログラムおよび各種成形条件や
ROM117に格納されているシーケンスプログラム等
に基き、PMC用CPU114がシーケンス制御を行い
ながら、NC用CPU112が射出成形機の各軸のサー
ボ回路へサーボインタフェース111を介してパルスを
分配して射出成形機を駆動制御するものであり、射出成
形機全体の制御方式に関しては従来のものと同様であ
る。
【0017】次に、この実施例の作用効果を容易に理解
するため、本発明の基本原理となる射出保圧工程のスク
リュー前進速度とゲートシールとの関係について説明す
る。
【0018】まず、射出開始指令でスクリュー1の前進
を開始させると、スクリュー1は予め計量された溶融樹
脂をシリンダの先端から射出し、射出成形金型への溶融
樹脂の充填を開始するが、溶融樹脂の充填が完了するま
での間はスクリュー1に大きな抵抗が作用することはな
いので、射出段階におけるスクリュー1の前進速度は非
常に速い。
【0019】射出成形金型への溶融樹脂の充填が完了し
て実質的な保圧動作に移行すると、溶融樹脂の反力が直
接スクリュー1に作用するようになるので、スクリュー
1の前進速度は射出段階の前進速度に比べて遅くなる
が、充填完了直後の段階では、シリンダ先端にクッショ
ン量として残された溶融樹脂と射出成形金型のランナお
よび金型キャビティ内の樹脂が共に溶融しているので、
スクリュー1はこれらの溶融樹脂を圧縮しながら前進を
続けることができる。
【0020】そして、充填完了から時間が経過すると射
出成形金型内の溶融樹脂が徐々に冷却固化してゆくが、
溶融樹脂が最も早く固化するのは樹脂経路の最小縮径部
を構成するゲートの部分である。
【0021】射出成形材料となる樹脂は溶融した状態で
も固化した状態でも弾性体であることに変りはなく、こ
れを圧縮すること自体は理論的に可能であるが、ゲート
シールが完了した段階ではゲート部分で固化した樹脂が
ゲートを完全に塞いでいるので金型キャビティ内の樹脂
が圧縮されるという現象が生じることはない。よって、
圧縮可能なのはシリンダ先端にクッション量として残さ
れた溶融樹脂と射出成形金型のランナに充填されている
半固化状態の樹脂のみとなる。従って、ゲートシール完
了前の段階と比べると、圧縮可能な樹脂の体積が金型キ
ャビティの体積分だけ減少することとなり、樹脂を圧縮
して前進するスクリュー1の前進速度もゲートシール完
了前の状態と比べて著しく遅くなる。
【0022】溶融樹脂の充填完了からゲートシール完了
までに必要とされる時間自体は、樹脂の溶融温度や金型
温度およびゲート径や樹脂の種類等の様々な条件により
複雑に変化するので、これを理論的に算出することは非
常に困難であるが、前述したような定性的な特徴、即
ち、ゲートシールの有無によりスクリュー1が圧縮する
ことのできる樹脂の体積が大きく変化するという点と、
圧縮可能な樹脂の体積減少に伴い樹脂を圧縮して前進す
るスクリュー1の前進速度も遅くなるという点とに基い
て、ゲートシールの有無を検知することが可能である。
【0023】つまり、本発明の基本思想は、充填完了後
のスクリュー前進速度の変化により圧縮可能な樹脂の体
積の減少、即ち、ゲートシールの有無そのものを直接的
に検知しようとするものであり、ゲートシール時間を算
術的に予測しようとするものではない。従って、樹脂の
溶融温度や金型温度およびゲート径等の要素が検出精度
に格別の影響を与えることはないが、保圧圧力の設定が
大きく異なる場合にはスクリュー1の前進速度自体が変
化する場合があるから、ゲートシール完了と見做すべき
スクリュー前進速度の値を設定保圧圧力毎に対応して設
定するようにすれば、より望ましい検出結果を得ること
ができる。
【0024】図3は共有RAM105の設定メモリ部に
設けられた設定値記憶ファイルの一例を示す概念図であ
り、この実施例では、スクリュー前進速度に影響を与え
る保圧圧力に対応してゲートシール完了の判別基準とな
るスクリュー前進速度の値を設定している。
【0025】図3におけるPh0 〜Ph1 ,Ph1 〜P
h2 ,・・・,Phn-1 〜Phn の各々はゲートシール
完了の判別基準として同一のスクリュー前進速度を用い
ることができる保圧圧力の許容幅を示すものであり、各
保圧圧力の許容幅の各々に対して各1のスクリュー前進
速度設定値Vm1 ,Vm2 ,・・・,Vmn-1 ,Vmn
が記憶されている。
【0026】なお、ゲートシール完了の判別基準となる
スクリュー前進速度設定値Vm1 ,Vm2 ,・・・,V
mn-1 ,Vmn の値を設定値記憶ファイルに設定するた
め、充填完了直後の段階で圧縮することのできる溶融樹
脂の総体積を標準的な計量条件により設定して射出シリ
ンダのノズルを封止し、各保圧圧力の許容幅を代表する
標準的な保圧圧力(Ph0 +Ph1 )/2,(Ph1 +
Ph2 )/2,・・・,(Phn-1 〜Phn )/2を印
加したときのスクリュー1の前進速度を各保圧圧力毎に
予め実測しておき、更に、該実測値または該実測値に所
定の誤差幅をセットした値を、CRT/MDI119を
介して共有RAM105の設定メモリ部に予め入力して
おく。
【0027】図2は、射出成形機の駆動制御中にPMC
用CPU114がROM117の制御プログラムに基い
て所定周期に繰り返し実行する「ゲートシール検出処
理」の概略を示すフローチャートであり、以下、このフ
ローチャートを参照して本実施例におけるゲートシール
完了検知方法を説明する。なお、ここでいう所定周期と
は、いわゆる多重プログラミングやタイムシェアリング
の技法を用いたプログラム管理における1処理周期のこ
とであり、その実行周期は極めて短い。
【0028】所定周期毎の「ゲートシール検出処理」を
開始したPMC用CPU114は、まず、射出保圧工程
の開始段階でNC用CPU112から出力される射出開
始信号でセットされる射出保圧工程実行フラグが既にセ
ットされているか否かにより今周期の「ゲートシール検
出処理」が射出保圧工程実行中の処理であるか否かを判
別するが(ステップS1)、今周期の「ゲートシール検
出処理」が射出保圧工程実行中の処理でなければ、PM
C用CPU114は実質的な「ゲートシール検出処理」
を非実行として処理周期積算カウンタtおよび表示完了
フラグFを初期化し(ステップS13,ステップS1
4)、この周期の「ゲートシール検出処理」を終了す
る。
【0029】以下、PMC用CPU114は、NC用C
PU112の処理により従来と同様にして射出保圧工程
におけるスクリュー1の駆動制御が開始されるまでの
間、所定周期毎の「ゲートシール検出処理」におけるス
テップS1,ステップS13,ステップS14の処理の
みを繰り返し実行して、射出保圧工程の開始を待機する
こととなる。
【0030】そして、「ゲートシール検出処理」におけ
るステップS1の判別処理で射出保圧工程の開始が検出
されると、PMC用CPU114は表示完了フラグFが
セットされているか否かを判別するが(ステップS
2)、射出保圧工程開始直後の段階では該フラグFがリ
セット状態にあるので〔ステップS14の処理を参
照〕、初期値0〔ステップS13の処理を参照〕の処理
周期積算カウンタtの値を1インクリメントして射出開
始からの経過時間の計時を開始し(ステップS3)、ス
クリュー前進速度の現在値Vaと、現射出段もしくは現
保圧段に対応して共有RAM105の設定メモリ部に成
形条件として記憶された保圧圧力の設定値Phとを読み
込んで一時記憶する(ステップS4)。なお、成形条件
として記憶された保圧圧力の設定値Phに代えて、現時
点における実際の樹脂圧力をRAM108の最新アドレ
スから読み込むようにしても実質的な相違はない。
【0031】実施例の射出成形機ではスクリュー1の前
進速度を検出するための格別の手段が個別に設けられて
いるわけではないが、前述のステップS4の処理でRA
M109の最新アドレスに記憶されたスクリュー位置と
その直前のアドレスに記憶されたスクリュー位置とを読
み込んでスクリュー位置の差を求め、この差をアドレス
発生器118におけるアドレス指令周期で除してスクリ
ュー前進速度の現在値Vaを求めるようにしている。デ
ジタルサーボ回路103の速度ループで検出されるサー
ボモータ2の回転速度をNC用CPU112の処理で所
定周期毎に共有RAM105に書き込んだり、また、ハ
ードウェアサーボ回路103のF/V変換器やタコジェ
ネレータからの出力をA/D変換して共有RAM105
に逐次書き込んだりするようにしておけば、共有RAM
105に記憶されたサーボモータ2の回転速度に基いて
スクリュー前進速度の現在値Vaを読み込むようにする
ことも可能である。
【0032】また、樹脂の充填を行う各射出段の実行段
階においては狭義の設定保圧圧力というものは存在しな
いが、この段階では許容最大射出圧力に対応するトルク
リミットの値が設定保圧圧力として読み込まれることと
なる。なお、現射出段もしくは現保圧段という表現は、
射出保圧工程の射出速度や保圧圧力を多段設定する場合
があるためで、当然、射出速度および保圧圧力を共に1
段で設定することもあり、実質的な限定要素ではない。
【0033】スクリュー前進速度の現在値Vaと成形条
件としての保圧圧力の設定値Phを読み込んだPMC用
CPU114は、次いで、ファイル検索のための前処理
として設定値検索指標iの値を初期化し(ステップS
5)、更に、指標iの値を1インクリメントして(ステ
ップS6)、該指標iの値が設定値記憶ファイルにおけ
る設定値の記憶個数nに達しているか否かを判別する
(ステップS7)。
【0034】設定値検索指標iの値が記憶個数nに達し
ていなければ、PMC用CPU114は該指標iの現在
値に基いて共有RAM105の設定値記憶ファイルの第
iアドレスにアクセスし、設定保圧圧力の許容幅の下限
Phi-1 と上限Phi を読み込んで、現射出段もしくは
現保圧段に対応する成形条件として記憶された保圧圧力
の設定値Phが、設定値記憶ファイルの第iアドレスに
記憶された設定保圧圧力の許容幅の下限Phi-1 と上限
Phi の範囲に含まれているか否かを判別する(ステッ
プS8,ステップS9)。
【0035】このとき、ステップS8およびステップS
9の判別結果が共に真であれば、現射出段もしくは現保
圧段に対応する成形条件として記憶された保圧圧力の設
定値Phが設定値記憶ファイルの第iアドレスに記憶さ
れた設定保圧圧力の許容幅の下限Phi-1 と上限Phi
の範囲に含まれていることを意味し、また、ステップS
8もしくはステップS9の判別結果のいずれか一方でも
偽となれば、現射出段もしくは現保圧段に対応する成形
条件として記憶された保圧圧力の設定値Phが設定値記
憶ファイルの第iアドレスに記憶された設定保圧圧力の
許容幅の範囲に含まれていないことを意味する。
【0036】そこで、ステップS8もしくはステップS
9の判別結果のいずれか一方でも偽となった場合、PM
C用CPU114は再びステップS6の処理に復帰して
設定値検索指標iの値を1インクリメントし、ステップ
S8およびステップS9の判別結果が共に真となって現
射出段もしくは現保圧段に対応する保圧圧力の設定値P
hを含む許容幅を備えた設定値記憶ファイルのアドレス
iが検出されるまでの間、もしくは、ステップS7の判
別結果が真となって検索すべきデータがなくなるまでの
間、前記と同様にしてステップS6〜ステップ9の検索
処理のループを繰り返し実行する。なお、ステップS7
の判別結果が真となった場合には、この射出段もしくは
保圧段の保圧圧力設定値に対してゲートシール完了を検
出するためのスクリュー前進速度が設定されていないこ
とを意味するので、PMC用CPU114は、このまま
当該処理周期の「ゲートシール検出処理」を終える。
【0037】一方、ステップS8およびステップS9の
判別結果が共に真となって現射出段もしくは現保圧段の
設定保圧圧力Phに対応する許容幅を備えた設定値記憶
ファイルのアドレスiが検出された場合、PMC用CP
U114は、更に、この許容幅に対応する設定値記憶フ
ァイルの第iアドレスからゲートシール完了の判別基準
となるスクリュー前進速度の設定値Vmiを読み込み、現
時点におけるスクリュー前進速度Vaが設定値Vmiを下
回っているか否かを判別することとなる(ステップS1
0)。
【0038】既に説明したように、射出開始直後の段階
ではスクリュー1に大きな抵抗は作用せず、スクリュー
1の前進速度Vaの値が非常に大きいので、スクリュー
前進速度Vaがゲートシール完了の判別基準となるスク
リュー前進速度の設定値Vmiを下回ることはなく、ステ
ップS10の判別結果は偽となり、PMC用CPU11
4は、このまま当該処理周期の「ゲートシール検出処
理」を終える。
【0039】以下、PMC用CPU114は、NC用C
PU112による射出保圧工程のスクリュー制御が行わ
れる間、前記と同様、所定周期毎の「ゲートシール検出
処理」でステップS1〜ステップS10の処理を繰り返
し実行することとなるが、射出開始から樹脂の充填が完
了するまでの間はスクリュー1に大きな抵抗が作用する
ことはないので、スクリュー前進速度の現在値Vaがゲ
ートシール完了の判別基準となるスクリュー前進速度の
設定値Vmiを下回ることはなく(ステップS10の判別
結果が偽)、また、樹脂の充填が完了して初期の保圧動
作が開始された場合でも、シリンダ先端にクッション量
として残された溶融樹脂と射出成形金型のランナおよび
金型キャビティ内の溶融樹脂を圧縮しながらスクリュー
1が一定速度以上の速さで前進を続けることができるの
で、スクリュー1の前進速度は遅くなるものの、やは
り、ステップS10の判別結果は偽となる。
【0040】つまり、充填が完了して初期の保圧動作が
開始された時にスクリュー1に作用する樹脂の反力は、
充填完了直後の段階で圧縮することのできる溶融樹脂の
総体積を標準的な計量条件により設定して射出シリンダ
のノズルを封止し、現保圧段の成形条件である設定保圧
圧力に対応する標準的な保圧圧力(Phi-1 +Phi)
/2でスクリューを駆動した時の反力にほぼ等しいか
ら、スクリュー前進速度の現在値Vaが保圧圧力(Ph
i-1 +Phi )/2に対応して設定記憶されたゲートシ
ール完了のスクリュー前進速度の設定値Vmiを下回るこ
とはない。厳密にいえば、単純にノズルを封止して保圧
圧力を印加した場合のスクリュー前進速度と射出成形金
型内に溶融樹脂を充填して保圧圧力を印加した場合のス
クリュー前進速度とでは差があるが、予め、負の誤差幅
を考慮して設定値Vmiの値を決めるようにしておけば問
題が生じることはない。
【0041】そして、PMC用CPU114が所定周期
毎の「ゲートシール検出処理」でステップS1〜ステッ
プS10の処理を繰り返し実行する間に、射出成形金型
内のゲート部分に充填されている樹脂が固化してゲート
シールが完了すると、この部分の樹脂がゲートを完全に
塞いで金型キャビティ内の樹脂を孤立化させるので、ス
クリュー1が圧縮することのできる樹脂はシリンダ先端
にクッション量として残された溶融樹脂と射出成形金型
のランナに充填されている半固化状態の樹脂のみとな
り、ゲートシール完了前の段階と比べて圧縮可能な樹脂
の体積が減少し、樹脂を圧縮して前進するスクリュー1
の前進速度Vaもゲートシール完了前の状態と比べると
著しく遅くなり、ゲートシール完了の判別基準となるス
クリュー前進速度の設定値Vmiを下回ることとなる。
【0042】所定周期毎の「ゲートシール検出処理」で
ステップS1〜ステップS10の処理を繰り返し実行す
るPMC用CPU114は、スクリュー1の前進速度V
aが設定値Vmiを下回ったことをステップS10の判別
処理で検出し、これをゲートシールの完了として検知
し、次いで、表示完了フラグFをセットすることにより
当該射出保圧工程におけるゲートシールの完了を記憶す
ると共に(ステップS11)、当該射出保圧工程の開始
後「ゲートシール検出処理」の処理周期毎に逐次1ずつ
インクリメントされてきた処理周期積算カウンタtの値
に「ゲートシール検出処理」の処理周期τを乗じて、当
該射出保圧工程のゲートシール時間“t・τ”を求め、
ゲートシール時間“t・τ”の値をCRT/MDI11
9のディスプレイ画面に表示して成形作業者に知らせ、
保圧完了信号を出力して(ステップS12)、この周期
の「ゲートシール検出処理」を終了する。
【0043】以下、PMC用CPU114は所定周期毎
の「ゲートシール検出処理」を繰り返し実行することと
なるが、当該1射出保圧工程でのゲートシールの完了を
検出した時点で既に表示完了フラグFがセットされてい
るので、次周期以降の「ゲートシール検出処理」ではス
テップS3〜ステップS12に至る処理が非実行とされ
る。
【0044】そして、NC用CPU112の処理に基く
当該1射出保圧工程分のスクリュー1の駆動制御が完了
すると、射出保圧工程実行フラグがリセットされて「ゲ
ートシール検出処理」におけるステップS1の判別結果
が偽となり、PMC用CPU114は処理周期積算カウ
ンタtおよび表示完了フラグFを初期化して(ステップ
S13,ステップS14)、以下、「ゲートシール検出
処理」におけるステップS13およびステップS14の
処理のみを繰り返し実行して次のサイクルの射出保圧工
程が開始されるのを待機する。
【0045】なお、前述のステップS12の処理でCR
T/MDI119のディスプレイ画面に表示された当該
1射出保圧工程のゲートシール時間“t・τ”の値は、
次のサイクルの射出保圧工程で実施される「ゲートシー
ル検出処理」で新たなゲートシール時間“t・τ”が更
新表示されるまでの間、CRT/MDI119のディス
プレイ画面にそのまま保持される。
【0046】PMC用CPU114は以上に述べた「ゲ
ートシール検出処理」における一連の処理を1射出保圧
工程毎に同様のアルゴリズムで繰り返し実行し、各射出
保圧工程毎のゲートシールタイミングを検出してゲート
シール時間“t・τ”をCRT/MDI119のディス
プレイ画面に更新表示すると共に、ゲートシールタイミ
ングの検出に同期して保圧完了信号を出力することとな
る。
【0047】CRT/MDI119のディスプレイ画面
を参照するだけで直前に実施された1射出保圧工程での
ゲートシール時間“t・τ”を知ることができるので、
オペレータは、この値に基いて保圧圧力の保持時間や冷
却時間等の成形条件を容易かつ適確に設定することがで
き、無駄な保圧時間や冷却時間を省いて射出成形サイク
ルを高速化することができる。また、オペレータ自らが
ゲートシール時間“t・τ”を参照して保圧時間や冷却
時間を再設定する代わりに、ステップS12で出力され
る保圧完了信号を用いてNC用CPU112の制御に基
く次工程の計量動作を自動的に開始させて保圧時間を短
縮することも可能である(冷却時間が短くても良い場
合)。
【0048】一実施例として、保圧過程におけるスクリ
ュー1の前進速度に最も大きな影響を与える保圧圧力に
対応してゲートシール完了と見做すべきスクリュー前進
速度の設定値を記憶するようにした例について説明した
が(図3参照)、保圧過程におけるスクリュー1の前進
速度に影響を与える他の成形条件、例えば、使用樹脂の
種類に対してゲートシール完了と見做すべきスクリュー
前進速度の設定値を記憶するようにしても良いし、更
に、保圧過程におけるスクリュー1の前進速度に影響を
与える複数の成形条件を組み合わせ、その各々に対応し
てゲートシール完了と見做すべきスクリュー前進速度の
設定値を記憶するようにしても良い。
【0049】また、複数の成形条件を組み合わせてゲー
トシール完了と見做すべきスクリュー前進速度の設定値
を決めるような場合、例えば、保圧圧力と使用樹脂の種
類とを組み合わせてスクリュー前進速度の設定値を決め
るような場合では、保圧過程におけるスクリュー1の前
進速度に大きな影響を与える保圧圧力のみを設定値記憶
ファイルに登録しておき、更に、成形作業を実施する段
階で使用樹脂の種類をCRT/MDI119から入力し
て使用樹脂に対応する補正係数を制御装置に記憶させる
ことにより、ゲートシール完了と見做すべき前進速度の
設定値が選択される毎、該設定値に補正係数を乗じてス
テップS8およびステップS9の判別処理を行わせるよ
うにすることも可能である。また、より簡単にゲートシ
ールを検出するため、保圧圧力に関係せず、単に、スク
リュー速度の現在値が設定された所定のスクリュー前進
速度以下となったときにゲートシール完了を検出するよ
うにしても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明のゲートシール完了検知方法は、
ゲートシール完了と見做すべきスクリュー前進速度の値
を予め射出成形機の制御装置に設定値として記憶してお
くと共に、射出保圧工程におけるスクリュー前進速度と
前記設定値との大小関係を逐次比較し、その判別結果に
基いて、スクリューが圧縮可能な樹脂の体積の大小、即
ち、金型キャビティ内の樹脂とランナおよび射出シリン
ダ内の樹脂とが一体的に圧縮されるものであるのか、ま
たは、ランナおよび射出シリンダ内の樹脂のみが圧縮さ
れるものであるのかを判定するようにしたので、金型キ
ャビティ内の樹脂とランナとを区切るゲートがシールさ
れているか否かを適確に検知することができる。
【0051】特に、スクリュー前進速度に影響を与える
成形条件、例えば、保圧圧力の違い等に応じて、ゲート
シール完了と見做すべきスクリュー前進速度の設定値を
複数設定記憶すると共に、判別基準となる設定値の値を
成形条件に応じて選択してからゲートシールの判別操作
を行うようにしているので、成形条件に変更があった場
合でもゲートシールのタイミングを適確に検知すること
ができる。
【0052】更に、射出開始からゲートシール完了に至
る所用時間をディスプレイ上に表示するようにしたの
で、ゲートシールの所用時間に基いて保圧圧力の保持時
間や冷却時間等の成形条件を容易かつ適確に設定するこ
とができ、無駄な保圧時間や冷却時間を省いて射出成形
サイクルを高速化することができる。しかも、ゲートシ
ールが完了した時点で保圧完了信号を自動出力するよう
にしているので、ゲートシールが検知された段階で直ち
に射出成形動作に関わる次の処理を開始させることも可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲートシール検知方法を適用した一実
施例の射出成形機の要部を示すブロック図である。
【図2】同実施例の射出成形機の制御装置による「ゲー
トシール検出処理」の概略を示すフローチャートであ
る。
【図3】制御装置に設けられた設定値記憶ファイルの概
要を示す概念図である。
【符号の説明】
1 スクリュー 2 射出用のサーボモータ 100 制御装置 102 カウンタ 105 共有RAM 109 RAM 112 数値制御用のマイクロプロセッサ(NC用CP
U) 114 プログラマブルマシンコントローラ用のマイク
ロプロセッサ(PMC用CPU) 117 ROM 119 ディスプレイとなるCRTを備えた手動データ
入力装置

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートシール完了と見做すべきスクリュ
    ー前進速度の値をスクリュー前進速度に影響を与える成
    形条件に対応させて予め射出成形機の制御装置に設定値
    として複数記憶しておくと共に、設定された成形条件
    に対応する前記設定値を選択し、射出保圧工程における
    スクリュー前進速度を逐次検出して前記設定値と比較
    し、スクリュー前進速度の現在値が前記設定値を下回っ
    た時点をゲートシール完了として検知するようにした射
    出成形機におけるゲートシール完了検知方法。
  2. 【請求項2】 前記設定値は少なくとも保圧圧力によっ
    て決められる請求項1記載の射出成形機におけるゲート
    シール完了検知方法。
  3. 【請求項3】 前記設定値は保圧圧力および使用樹脂の
    種類によって決められる請求項1記載の射出成形機にお
    けるゲートシール完了検知方法。
  4. 【請求項4】 射出開始から前記ゲートシール完了まで
    の時間を測定して制御装置のディスプレイに表示するよ
    うにした請求項1,請求項2または請求項3記載の射出
    成形機におけるゲートシール完了検知方法。
  5. 【請求項5】 ゲートシール完了時点で保圧完了信号を
    出力するようにした請求項1,請求項2,請求項3また
    は請求項4記載の射出成形機におけるゲートシール完了
    検知方法。
  6. 【請求項6】 保圧工程時のスクリュー前進速度に影響
    を与える成形条件に対応させてゲートシール完了と見做
    すべきスクリュー前進速度の値を設定値として予め複数
    組記憶する記憶手段と、設定された成形条件に対応する
    前記設定値を選択する手段と、射出保圧工程におけるス
    クリュー前進速度を逐次検出する検出手段と、該検出手
    段で検出されたスクリュー前進速度と前記選択手段で選
    択した設定値とを比較する比較手段とを備え、スクリュ
    ー前進速度の現在値が前記設定値を下回った時点をゲー
    トシール完了として検知するようにした射出成形機にお
    けるゲートシール完了検知装置
  7. 【請求項7】 前記保圧工程時のスクリュー前進速度に
    影響を与える成形条件は保圧圧力であり、前記記憶手段
    に保圧圧力に対応させてゲートシール完了と見做すべき
    スクリュー前進速度の値を設定値として予め複数組記憶
    している請求 項6記載のゲートシール完了検知装置
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JPS63312128A (ja) * 1987-06-15 1988-12-20 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機の保圧工程制御装置
JPH01218814A (ja) * 1988-02-27 1989-09-01 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機の成形品良否判定装置

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