JP2763420B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JP2763420B2 JP2763420B2 JP17000791A JP17000791A JP2763420B2 JP 2763420 B2 JP2763420 B2 JP 2763420B2 JP 17000791 A JP17000791 A JP 17000791A JP 17000791 A JP17000791 A JP 17000791A JP 2763420 B2 JP2763420 B2 JP 2763420B2
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- recording
- magnetic recording
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、回転消去ヘッドを備
えた磁気記録再生装置（以下、「ＶＴＲ」という）に関
し、詳しくは、インサート記録時およびつなぎ撮り時の
画質および音質の改善を図ったＶＴＲに関する。
えた磁気記録再生装置（以下、「ＶＴＲ」という）に関
し、詳しくは、インサート記録時およびつなぎ撮り時の
画質および音質の改善を図ったＶＴＲに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２中のＡは、従来の回転消去ヘッドを
備えたＶＴＲの記録信号処理回路である。図において、
１はオートマチッククロマコントロール（以下、「ＡＣ
Ｃ」という）回路で、入力された信号のレベルを決定す
る。２はコンバータで、周波数の変換を行う。３はミュ
ート回路で、通過する信号をカットする。４はミックス
回路で、輝度信号とクロマ信号をミックスして記録ヘッ
ドへ信号を送出する。５はキラー回路で、クロマ信号の
バースト信号を検出してそのレベルの状態を判定し、バ
ースト信号なしと判定したときミュート信号を出力す
る。６はＡＣＣ制御回路で、クロマ信号のレベルの状態
を出力し、ＡＣＣ回路１を制御する。
備えたＶＴＲの記録信号処理回路である。図において、
１はオートマチッククロマコントロール（以下、「ＡＣ
Ｃ」という）回路で、入力された信号のレベルを決定す
る。２はコンバータで、周波数の変換を行う。３はミュ
ート回路で、通過する信号をカットする。４はミックス
回路で、輝度信号とクロマ信号をミックスして記録ヘッ
ドへ信号を送出する。５はキラー回路で、クロマ信号の
バースト信号を検出してそのレベルの状態を判定し、バ
ースト信号なしと判定したときミュート信号を出力す
る。６はＡＣＣ制御回路で、クロマ信号のレベルの状態
を出力し、ＡＣＣ回路１を制御する。
【０００３】Ｂはフライングイレース回路で、７は発振
回路で消去信号を発生する。８はコントロール用のマイ
クロコンピュータで、フライングレース回路の動作制御
を行なう。９は切替スイッチで、マイクロコンピュータ
８に制御される。１０はフライングイレースヘッドで、
消去電流が通され、図示していない磁気テープのトラッ
ク上に書き込まれている信号を消去する。１１は増幅器
で、発振回路７から出力された消去信号を増幅し、フラ
イングイレースヘッド１０へ消去電流を供給する。
回路で消去信号を発生する。８はコントロール用のマイ
クロコンピュータで、フライングレース回路の動作制御
を行なう。９は切替スイッチで、マイクロコンピュータ
８に制御される。１０はフライングイレースヘッドで、
消去電流が通され、図示していない磁気テープのトラッ
ク上に書き込まれている信号を消去する。１１は増幅器
で、発振回路７から出力された消去信号を増幅し、フラ
イングイレースヘッド１０へ消去電流を供給する。
【０００４】次に、インサート記録時およびつなぎ録り
時の動作について説明する。映像信号のクロマ信号がＡ
ＣＣ回路１に入力され、一定の信号レベルに調整されて
出力される。このクロマ信号はコンバータ２で信号周波
数変換され、ミックス回路４で輝度信号とミックスされ
る。ミックス回路４から出力されたビデオ信号は、図示
していないビデオヘッドに供給され、磁気テープのトラ
ック上に記録される。
時の動作について説明する。映像信号のクロマ信号がＡ
ＣＣ回路１に入力され、一定の信号レベルに調整されて
出力される。このクロマ信号はコンバータ２で信号周波
数変換され、ミックス回路４で輝度信号とミックスされ
る。ミックス回路４から出力されたビデオ信号は、図示
していないビデオヘッドに供給され、磁気テープのトラ
ック上に記録される。
【０００５】その間に、ＡＣＣ制御回路６はコンバータ
２で周波数が変換された信号レベルを読み取り、この信
号レベルに応じた制御信号をＡＣＣ回路１に送出し、コ
ンバータ２から出力されるクロマ信号の振幅レベルを決
定する。他方、キラー回路５はクロマ信号のバースト信
号のレベルを検知し、バースト信号が検知されないとき
はミュート信号を出力して、ミュート回路３でクロマ信
号が送出されるのをカットする。
２で周波数が変換された信号レベルを読み取り、この信
号レベルに応じた制御信号をＡＣＣ回路１に送出し、コ
ンバータ２から出力されるクロマ信号の振幅レベルを決
定する。他方、キラー回路５はクロマ信号のバースト信
号のレベルを検知し、バースト信号が検知されないとき
はミュート信号を出力して、ミュート回路３でクロマ信
号が送出されるのをカットする。
【０００６】次に、フライングイレース回路Ｂの発振回
路７で発生された消去信号は、マイクロコンピュータ８
に制御されるスイッチ９を介して増幅回路１１に入力さ
れ、増幅されたのちフライングイレースヘッド１０に供
給され、磁気テープのトラック上に記録されている信号
を消去し、図示していない記録ヘッドによって、新たな
信号が記録されて、レインボーノイズ等のない美しいつ
なぎ取りが行われる。
路７で発生された消去信号は、マイクロコンピュータ８
に制御されるスイッチ９を介して増幅回路１１に入力さ
れ、増幅されたのちフライングイレースヘッド１０に供
給され、磁気テープのトラック上に記録されている信号
を消去し、図示していない記録ヘッドによって、新たな
信号が記録されて、レインボーノイズ等のない美しいつ
なぎ取りが行われる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転消去ヘッド
を備えた磁気記録再生装置は、以上のように構成されて
いるので、カラーバースト信号を有する映像信号が記録
されている磁気テープのトラック上に、カラーバースト
信号の無いビデオ信号をインサート記録した場合、画質
および音質共に問題にならない程度の消し残りが生じ、
この残った信号の再生信号が、再生信号復調回路で誤動
作を起こす原因となる。この問題を解消するため、消去
電流を大きくして消し残りが生じないようにすると、ビ
ート等の妨害が多くなり、また消費電力の増加をまねく
という別の問題が生じる。
を備えた磁気記録再生装置は、以上のように構成されて
いるので、カラーバースト信号を有する映像信号が記録
されている磁気テープのトラック上に、カラーバースト
信号の無いビデオ信号をインサート記録した場合、画質
および音質共に問題にならない程度の消し残りが生じ、
この残った信号の再生信号が、再生信号復調回路で誤動
作を起こす原因となる。この問題を解消するため、消去
電流を大きくして消し残りが生じないようにすると、ビ
ート等の妨害が多くなり、また消費電力の増加をまねく
という別の問題が生じる。
【０００８】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、カラーバースト信号を有しない映
像信号をインサート記録した場合でも、最適な消去が行
えるとともに、カラーバースト信号を有する映像信号を
インサート記録する場でも、ビート等の妨害の発生を防
止することができる磁気記録再生装置を得ることを目的
とする。
めになされたもので、カラーバースト信号を有しない映
像信号をインサート記録した場合でも、最適な消去が行
えるとともに、カラーバースト信号を有する映像信号を
インサート記録する場でも、ビート等の妨害の発生を防
止することができる磁気記録再生装置を得ることを目的
とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気記録
再生装置は、記録時およびインサート記録時に、記録映
像信号のカラーバースト信号の有無を検出し、バースト
信号が検出されないときだけ消去電流が大きくなるよう
に切替える手段を備えた点を特徴とする。
再生装置は、記録時およびインサート記録時に、記録映
像信号のカラーバースト信号の有無を検出し、バースト
信号が検出されないときだけ消去電流が大きくなるよう
に切替える手段を備えた点を特徴とする。
【００１０】
【作用】この発明によれば、記録映像信号にバースト信
号が無いときだけ消去電流を大きくして記録残りが生じ
ないようにしたので、再生信号復調回路の誤動作や、発
振回路からの妨害の生じないインサート記録およびつな
ぎ撮りを行うことができる。
号が無いときだけ消去電流を大きくして記録残りが生じ
ないようにしたので、再生信号復調回路の誤動作や、発
振回路からの妨害の生じないインサート記録およびつな
ぎ撮りを行うことができる。
【００１１】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１はこの実施例のブロック回路図で、図２に示
した従来例と同一の部分には、同一符号を付して説明を
省略する。図において、１１は第１の増幅器、１２は第
１の増幅器１１よりも出力レベルの大きい第２の増幅
器、１３は切替スイッチで、キラー回路５から出力され
るミュート信号によって制御される。
する。図１はこの実施例のブロック回路図で、図２に示
した従来例と同一の部分には、同一符号を付して説明を
省略する。図において、１１は第１の増幅器、１２は第
１の増幅器１１よりも出力レベルの大きい第２の増幅
器、１３は切替スイッチで、キラー回路５から出力され
るミュート信号によって制御される。
【００１２】次に、この実施例の従来例と異なる部分の
動作を説明する。キラー回路５がバースト信号有と判定
してミュート信号を出力すると、スイッチ１３は第１の
増幅器１１側に切り替り、従来例と同様に、適当な大き
さの消去電流をフライングイレースヘッド１０に供給す
る。
動作を説明する。キラー回路５がバースト信号有と判定
してミュート信号を出力すると、スイッチ１３は第１の
増幅器１１側に切り替り、従来例と同様に、適当な大き
さの消去電流をフライングイレースヘッド１０に供給す
る。
【００１３】次に、キラー回路５がバースト信号無と判
定してミュート信号を送出すると、第２のスイッチ１３
は第２の増幅器１２側に切り替り、消し残りが生じない
大きさの消去電流をフライングイレースヘッド１０に供
給する。このため、磁気テープのトラック上に記録され
ている信号は、再生時に妨害の生じないレベルにまで消
去される。
定してミュート信号を送出すると、第２のスイッチ１３
は第２の増幅器１２側に切り替り、消し残りが生じない
大きさの消去電流をフライングイレースヘッド１０に供
給する。このため、磁気テープのトラック上に記録され
ている信号は、再生時に妨害の生じないレベルにまで消
去される。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、フラ
イングイレースヘッドに供給する消去電流を、記録映像
信号からバースト信号が検出されないときだけバースト
信号を有する場合よりも大きくし、再生信号の処理時に
妨害を生じないレベルにまで消去するようにしたので、
バースト信号の無い映像信号をインサート記録およびつ
なぎ撮り記録を行なった時でも、レインボーノイズ等の
ない美しい記録ができる効果が得られる。
イングイレースヘッドに供給する消去電流を、記録映像
信号からバースト信号が検出されないときだけバースト
信号を有する場合よりも大きくし、再生信号の処理時に
妨害を生じないレベルにまで消去するようにしたので、
バースト信号の無い映像信号をインサート記録およびつ
なぎ撮り記録を行なった時でも、レインボーノイズ等の
ない美しい記録ができる効果が得られる。
【図１】この発明の一実施例の構成を示すブロック回路
図である。
図である。
【図２】従来の磁気記録再生装置の記録信号処理回路お
よびフライングイレース回路の構成を示すブロック回路
図である。
よびフライングイレース回路の構成を示すブロック回路
図である。
１ オートマチッククロマコントロール（ＡＣＣ）回路 ２ コンバータ ３ ミュート回路 ５ キラー回路 １０ フライングイレースヘッド １１ 第１の増幅器 １２ 第２の増幅器 １３ 切替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 5/024
Claims (1)
- 【請求項１】 フライングイレースヘッドを有する磁気
記録再生装置において、記録する映像信号がカラーバー
スト信号を有しないものであるときだけ、上記フライン
グイレースヘッドに供給する消去電流の量が大きくなる
ように切り替える手段を備えたことを特徴とする磁気記
録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17000791A JP2763420B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17000791A JP2763420B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0520611A JPH0520611A (ja) | 1993-01-29 |
| JP2763420B2 true JP2763420B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=15896863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17000791A Expired - Fee Related JP2763420B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2763420B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP17000791A patent/JP2763420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0520611A (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |