JP2761561B2 - ジ[ビス―(インドリル)エチレニル]テトラハロフタリド - Google Patents

ジ[ビス―(インドリル)エチレニル]テトラハロフタリド

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JP2761561B2 JP2218849A JP21884990A JP2761561B2 JP 2761561 B2 JP2761561 B2 JP 2761561B2 JP 2218849 A JP2218849 A JP 2218849A JP 21884990 A JP21884990 A JP 21884990A JP 2761561 B2 JP2761561 B2 JP 2761561B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 本発明は呈色性のジ−[ビス−(インドリル)エチレ
ニル]テトラハロフタリドとその製造方法に関するもの
であって、さらに詳しくは、電子受容性の共反応性物質
と反応した際に、鮮やかな色を与える呈色性化合物に係
る。本発明はまた、新しい感圧性又は感熱性記録材料に
使用される、上記のような呈色性化合物の製造法に係る
ものである。複写方式で利用されている通り、支持体上
の所望領域での画像形成は、支持体上又は支持体中の呈
色性物質と電子受容性物質とを特定な位置で接触反応さ
せることで達成することができる。上記両物質が特定な
位置で接触すると、画像を得ようとする領域で色彩画像
が形成される。
[関連技術の説明] 米国特許第4,119,776号には、ビニルフタリド系呈色
剤が記載されている。幾つかのジビニルフタリド系呈色
性化合物(C1)(下式(C)に於いて、L1及びL2が置換
フェニルである化合物を指す)は、エチレン系化合物
(A1)(下式(A)に於いて、L1及びL2が置換フェニル
である化合物を指す)と、無水フタル酸(B1)(下式
(B)に於いて、各ハロゲンが個別に塩素又は臭素であ
る化合物を指す)とを、無水酢酸中で縮合させることに
より調製されている。
置換エチレン系化合物(A1)又はその前駆体(D1)
(上式(D)に於いて、L1及びL2が置換フェニルである
化合物を指す)は、メチルマグネシウムブロマイド(メ
チルグリニャール試薬としても知られている)と、ケト
ン化合物(E1)(上式(E)に於いて、L1及びL2が置換
フェニルである化合物を指す)との反応によって調製さ
れる。化合物(A1)の調製にグリニャール反応を使用す
ることは、これを大規模に合成するに際して苛酷な条件
が必要とされ、従ってまた、ジビニルフタリド(C1)の
製造にも苛酷な条件が必要とされる。
別の合成方法では、エタン化合物(F1)(先の式
(F)に於いて、L1及びL2が置換フェニルである化合物
を指す)を硝酸又は蟻酸中で、過酸化鉛と反応させてア
ルコール化合物(D1)を生成させ、この化合物(D1)を
脱水させて置換エチレン(A1)を得ている(特開昭63−
8360号参照)。
10%の酢酸を含有する無水酢酸とインドールを加熱す
ると、ビス−(インドリル)エチレン化合物(A2)(先
の式(A)に於いて、L1及びL2が1−アセチルインドル
−3−イルである化合物を指す)が、副生成物として5
〜10%の収率で得られる(J.E.Saxton,J.Chem.Soc.,195
2年,3592頁参照)。
置換インドール(2−置換及び1,2−置換)を、塩化
水素の存在下にシアン化アセチルと反応させると、1−
シアノ−1,1−ジ(3−インドリル)エタン(G)が生
成され、これらを単独又はソーダ石灰と共に真空下で加
熱することにより、ビス(インドリル)エチレン(H)
に転化する。ある場合には、置換基M及びWによって、
化合物(G)は10%の水酸化カリウムを含む水−エタノ
ール溶液で還流することにより、下記の(H)で示され
るような化合物を与える(A.K.kiang及びF.G.Mann,J.Ch
em.Soc.,1953年,594頁参照)。
M=水素,フェニル W=メチル,フェニル ビス(インドリル)エチレン(H1)(前載の式(H)
に於いて、Mが水素で、Wがメチルである化合物を指
す)は、2−メチルインドールを酢酸エチル及びナトリ
ウムエトキシドと反応させた反応生成物(融点203℃)
であると推測される。しかし、構造を具体化できるよう
なデータは与えられていない(A.Angeli及びG.Marchett
i,Atti.Accad.Lincei,1907年、16巻(II)、179頁参
照)。
さらに別の報告(W.Borsche及びH.Groth,1941年、549
巻、238頁参照)によれば、2−メチルインドールを塩
化アセチルと煮沸すると、ある生成物が得られ、これを
アルカリで処理すると、擬塩基(C20H18N2、薄いバラ
色、融点208℃)が得られとされている。この擬塩基が
1−(2−メチル−インドル−3−イル)−1−(2−
メチル−3−インドリデン)エタン(H2)であることは
推定されるが、しかし、その構造を窺わせるようなデー
タは示されていない。さらに、2−メチルインドールを
2−フェニルインドールに代えて得られる擬塩基ついて
も、同様な構造が提案されている。
[発明の要約] 新規な対称並びに非対称の呈色性ジ−[ビス−(イン
ドリル)エチレニル]テトラハロフタリド化合物が以下
に記述される。
すなわち、本発明に係る化合物は、次の一般式で示さ
れる呈色性のジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]
テトラハロフタリドである。
上式中、 であって、 X1,X2,X3及びX4はそれぞれ個別に塩素又は臭素から選
ばれ、R1とR7はそれぞれ個別にシクロアルキル(例えば
シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロブチル及びシ
クロプロピル)、アラルキル、アルコキシアルキル(例
えばβ−メトキシエチル)、アリールオキシアルキル
(例えばβ−フェノキシエチル)から選ばれ、R2
それぞれ個別にC1〜C8のアルキル、置換又は非置換のア
リールから選ばれ、R3,R4,R5,R6,R9,R10,R11及びR
12は、それぞれ個別に水素、ハロゲン、C1〜C8のアルキ
ル、シクロアルキル、置換又は非置換のアリール、C1
C8のアルコキシ、アリールオキシ、シクロアルコキシ、
炭素数1〜8の対称及び非対称アルキル基を含むジアル
キルアミノ、アルキルシクロアルキルアミノ、ジシクロ
アルキルアミノ、アルキルアリールアミノ、 から選ばれる。
これらのジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]テ
トラハロフタリドを製造する新しい方法も、ここに記述
される。上記一般式の化合物は、便宜上、化合物(C2)
(下式(C)に於て、各ハロゲンが個別に塩素又は臭素
であって、L1及びL2が同種又は異種のインドール残基
(J1)から個別に選択された化合物を指す)で表わすこ
とができる。これを新規化合物(C2)とする。
なお、インドール残基(J1)は、前記したL1又はL2
ある。
ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]テトラハロ
フタリド(C2)の調製は、周期律表第I族又は第II族金
属の酢酸塩の存在下又は不存在下に、無水酢酸中でビス
(インドリル)エチレン化合物(A3)(前記の式(A)
に於て、L1及びL2が同種又は異種のインドール残基(J
1)が個別に選ばれた化合物を指す)を、テトラハロ無
水フタル酸で縮合することからなる。
第1のルートでは、次の三つの原料、すなわち、対応
するインドールと、無水酢酸と、塩化亜鉛のようなルイ
ス酸又は他の電子受容体とが、それぞれ好ましくは約1:
1:0.5のモル比で、適当な溶媒中で使用される。第2の
ルートでは、対応するインドールと、塩化アセチルと
が、好ましくは約1:(0.15〜2.0)のモル比で、溶媒と
共にまたは無溶媒で、温度15〜75℃で使用される。ま
た、第3のルートは、ヴィスルマイヤー(Vilsmeier)
試薬(例えば、塩化ホスホリル、ホスゲン、塩化オキザ
リル、塩化ベンゾイル、塩化アルカンスルホニル、塩化
アレーンスルホニル、クロル蟻酸アルキル、クロル蟻酸
アリール等)の存在下、溶媒の存在下又は不存在下で、
下記の(K1)成分を、前記インドール残基(J1)で縮合
することを包含する。この第3のルートは、非対称のイ
ンドリルエチレン(すなわち、L1とL2が相違する化合物
(A3))を調製するのに好適に使用できる。
上式に於て、R1′,R2′,R3′,R4′,R5′,R6′は、前
記のL2におけるR1,R2,R3,R4,R5及びR6と同一である。
ここに記載した方法は、融通性があるものであって、
単純な(J1)よりも複雑な置換基を有するインドールを
使用して、ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]テ
トラハロフタリドを製造する場合にも、この方法を使用
することができる。つまり、必要に応じて、上記の方法
に於ける(K1)の置換基R1′及びR2′は、(J1)の置換
基R1及び/又はR2より広範囲のものとすることができ
る。ちなみに、R1′は水素、C1〜C8のアルキル、置換又
は非置換のアリール及びアルコキシであっても差し支え
なく、R2′は水素であっても差し支えない。
溶媒は好ましくは有機系のもので、より好ましくは1,
2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化有
機溶媒である。
ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]ケトラハロ
フタリド(C2)は、主として二つのルートを経て、ビス
(インドリル)エチレン(A3)と、テトラハロ無水フタ
ル酸(B)から調製される。第1のルートでは、ビス
(インドリル)エチレン(A3)とテトラハロ無水フタル
酸(B)が2:1のモル比で、無水酢酸中2〜3時間100〜
110℃に加熱される。ビス(インドリル)エチレンが酸
感応性の場合には、第I族又は第II族金属の酢酸塩を上
記の反応混合物に添加して、(C2)の収量を増大させ
る。第2のルートでは、溶媒を使用又は使用することな
く、インドール(J1)と塩化アセチルからビス(インド
リル)エチレン(A3)を生成させ、次いでこれを第I族
又は第II族金属酢酸塩と無水酢酸の存在下に、100〜110
℃で2〜3時間、テトラハロ無水フタル酸で縮合させ
る。ワンポット2段階合成法とも呼べるこの方法は、第
1のルートに比較して幾つかの利点がある。例えば、
(a)中間生成物ビス(インドリル)エチレンの単離と
精製が省略できるので、ジ−[ビス−(インドリル)エ
チレニル]テトラハロフタリド(C2)の製造方法を単純
化することができる。また、(b)不安定で単離が難し
いビス(インドリル)エチレン(A3)を反応系内でテト
ラハロ無水フタル酸(B)と縮合させて目的物(C2)を
得ることができる。
上に記述したすべての方法は、スケールアップ可能な
ものであり、様々なジ−[ビス−(インドリル)エチレ
ニル]テトラハロフタリド(C2)の調製に利用すること
ができる。幾つかの例を表1に示す。
[発明の詳述] 本発明は染料の形でスペクトルの赤外領域、すなわ
ち、約400〜700nmの波長領域を吸収し、従って感圧及び
感熱記録材料に有用な呈色性化合物の製造法を提供する
ものである。スペクトルの近赤外領域を吸光する呈色性
化合物は、像を形成した場合、光学的読取り装置で検出
できるので、商業的有用性を備えている。
さらに詳しく言えば、本発明は感圧及び感熱記録系で
利用可能な、実質的に無色ではあるが、着色可能な呈色
性化合物の新規な調製方法を提供する。これらの化合物
を用いた記録系は、光学的読取り装置で、特に700〜120
0nmの波長範囲の赤外線で読み取ることができる利点が
ある。
本発明の着色可能な呈色性化合物は、他のスペクトル
範囲をカバーする他の呈色性物質と組合わせることがで
き、より広範囲の電磁波スペクトルを吸収する像を得る
ための感圧及び感熱記録系にも利用することができる。
既存の光学的読取り装置が、上記のような画像記録系で
広く利用できることは、商業的に極めて有意義である。
本発明の呈色性化合物はまた、感光性プリント材料、
タイプライターリボン、インクその他にも使用できるこ
とが見出されている。
本発明の方法は特に二つのビニル結合を有する呈色性
化合物の調製に係る。これらの化合物は実質的に無色ま
たは僅かに着色した固体であるが、電子受容体物質と接
触反応することにより、染料に転化する。本発明の化合
物は、染料を形成した場合、典型的には暗色を呈し、近
赤外光を強く吸収する。従って、これらの化合物で形成
された画像は、波長範囲700〜1200nmの赤外波長域を検
出可能な通常の光学的読取り装置で検知することができ
る。
本発明では、ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
ル]テトラハロフタリド(C2)(式(C)に於て、各ハ
ロゲンは個別に塩素又は臭素であり、L1及びL2は同種又
は異種のインドール残基(J1)から個別に選ばれた化合
物を指す)が調製される。この化合物(C2)は、下記の
式(C)で示される化合物の一つである。
化合物(C2)の調製方法は、スケールアップに資する
ものである。
(J1)はL1又はL2であって、これらについては先に定
義されている。ハロゲンはそれぞれ個別に塩素又は臭素
である。
本発明のジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]テ
トラハロフタリドを用いて感圧又は感熱記録材料を製造
する場合、これに適した酸性の電子受容性物質には、ア
タパルジャイト、ベントナイト、モンモリロナイト、米
国特許第3,622,364号、同第3,753,761号に記載されてい
るシルトンクレーのような加工クレー等の酸性クレー物
質、米国特許第3,539,375号に記載されているフェノー
ル類やジフェノール類、米国特許第4,022,936号に記載
されているサリチル酸のような芳香族カルボン酸ないし
はその金属塩、米国特許第3,672,935号に記載されてい
るフェノール−ホルムアルデヒド重合体のような酸性重
合体、米国特許第3,732,120号に記載されているフェノ
ール−ホルムアルデヒド重合体の油溶性金属塩等が包含
される。本発明の化合物は、例えば、感圧複写紙、感熱
記録材料、電子感熱記録材料及びサーマルインキのよう
な記録材料の発色剤として有用である。
感圧複写紙は支持体シート上又はシート中に、未反応
のマーク形成成分と、一つ又は二つのマーク形成成分が
溶けた溶剤を配置することで構成され、前記の溶剤は圧
力パターンで描写された領域中の障壁が圧力の付加によ
って壊されるまで、圧壊性障壁により、マーク形成成分
の少なくとも一つから隔離された状態に保持される。従
って、マーク形成成分が互いに接触して反応すると、明
瞭なマークが形成される。
マーク形成成分を隔離状態に保持する圧壊性障壁は、
好ましくは溶液を含有するマイクロカプセルからなる。
利用されるマイクロカプセル化方法は、当業界での多く
の公知技術から選ぶことができる。良く知られた方法は
米国特許第2,800,457号、同第3,041,289号、同第3,533,
958号、同第3,755,190号、同第4,001,140号及び同第4,1
00,103号に記載されている。これらの方法は勿論、他の
方法も、本発明の呈色性化合物を含有する溶液のマイク
ロカプセル化に適している。
本発明の呈色性化合物は感圧複写紙に特に有用であっ
て、そこでは適当な酸感応性物質との反応により個有の
色を呈する無色の呈色性化合物数種が溶けたベヒクルを
含有するマーキング液が用いられる。このようなマーキ
ング液は米国特許第3,525,630号に記載されている。
感熱記録材料もマーク形成成分を使用し、そこでは1
種又はそれ以上の成分を溶融又は昇華させることによ
り、色素を形成させる。この記録材料は通常はシート状
の支持体又は基板を含む。色素形成成分は基板上の被覆
層全体に実質的に隣接して均一に分布している。この種
の記録材料を製造する場合、水性被覆媒体に色素形成成
分と、重合体であるバインダー物質と、界面活性剤と他
の添加剤を分散させた被覆組成物が調製される。
本発明の呈色性化合物は、単独又は他の呈色性化合物
との混合物として用いて、感熱記録材料に適している。
そうした記録材料の例は、米国特許第3,539,375号及び
同第4,181,771号に見ることができる。
感熱記録材料は当業界で周知であって、例えば米国特
許第3,539,375号、同第3,674,535号、同第3,746,675
号、同第4,151,748号、同第4,181,771号及び同第4,246,
318号等の多くの特許に記載されており、これらを参考
文献としてここに引用する。これらの記録材料では、塩
基性の呈色物質と酸性の発色物質が基板の被覆層に含有
せしめられ、適当な温度に加熱されると、溶融又は軟化
して両物質は反応し、着色マークが現れる。
感熱記録材料の分野では、記録材料が満足できる濃度
の着色画像を生成する温度で、熱感応性がて規定され
る。またバックグラウンドは、現像前の記録材料及び/
又は現像した記録材料の非画像の領域の着色程度で規定
される。感熱記録材料のバックグラウンドの着色を低く
抑えて、その熱感応性を維持するできることは、非常に
望ましく、極めて有用な性質である。
感熱記録材料について重要性が増している用途の一つ
は、ファクシミリの分野である。ファクシミリと言う用
語は、テレコピーと遠隔複写の両方を意味する。ファク
シミリ方式では、電子的に送信された画像がハードコピ
ーに複製される。ファクシミリ装置で使用される感熱記
録材料について要求される重要な要件の一つは、当該材
料のバックグラウンドが良好であること、換言すれば、
着色の程度が低いことである。
感熱記録材料の感度増大は、米国特許第4,470,057号
及び同第4,535,347号に記載されているように、呈色物
質及び発色物質と共に、フェニルヒドロキシナフトエー
ト化合物又はヒドロキシアニリド化合物を、色素形成組
成物中に含有させることで行われている。このような感
応剤は本発明でも有利に使用することができる。
上記の記録材料は通常はシート状である基板又は支持
体を含んでいる。本発明ではシートはウェップ、リボ
ン、テープ、ベルト、フィルム、カード等をも意味す
る。そして、シートは広い拡がりを持つ二つの面次元
と、比較的小さい厚さ次元を有する物質を意味する。支
持体、すなわち、記録材料の基板は、透明、不透明、半
透明のいずれでもよく、またそれ自体着色されていて
も、無着色であっても差し支えない。支持体は紙及び糸
状の合成物質で例示される繊維質であってよく、またセ
ロファン及び押出成形その他で得られる合成樹脂シート
のようなフィルムであってもよい。本発明の骨子は、支
持体に被覆される色素形成組成物にある。支持体物質の
種類及びタイプは、本発明にとって臨界的なものではな
い。
本発明の特長を実現させる上で必ずしも必要ではない
が、色素形成組成物にある種の感応剤を含ませると、記
録材料の性質を、特に感度を一層増大させることができ
る。1,2−ジフェノキシエタン、N−アセトアチル−O
−トルイジン、p−ベンジルビフェニル、フェニル−1
−ヒドロキシ−2−ナフトエート、ステアラミド及びp
−ヒドロキシオクタデカンアニリドのような物質は、感
応剤として有用である。これら以外の感応剤は米国特許
第4,531,140号に記載されている。
色素形成組成物の成分は、好ましくは支持体上の被覆
層の形で、互いに隣接した関係で、かつ、実質的に均一
に分布した状態で存在する。記録材料を製造するに際し
ては、色素を形成する各成分と、重合体からなるバイン
ダー物質と、界面活性剤と、他の添加剤を、水性被覆媒
体に細かく分散させた被覆組成物が調製される。この組
成物には、クレー、タルク、水酸化アルミニウム、焼成
カオリンクレー及び炭酸カルシウムのような不活性顔
料;尿素−ホルムアルデヒド樹脂顔料のような合成顔
料;カルバウナワックスのような天然ワックス;合成ワ
ックス;ステアリン酸亜鉛のような滑剤;さらには湿潤
剤及び脱泡剤を付加的に加えることができる。
色素形成成分は分散ベヒクル(好ましくは水)には実
質的に不溶性であって、これらは約1〜10ミクロン、好
ましくは約1〜3ミクロンの平均粒経に粉砕される。バ
インダー物質は実質的にベヒクルに可溶であり、場合に
よってはラテックス類も使用に適している。水溶性の好
ましいバインダーとしては、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、澱粉、変性澱粉、ゼラ
チン等を例示できる。使用に適したラテックスとして
は、ポリアクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン
等がある。バインダー物質は支持体に被覆された物質
を、感熱記録材料の使用時及び貯蔵時に遭遇する擦れ等
の外的力から、被覆されている組成物を保護するために
使用される。従って、バインダーは前記した保護が達成
できる量で、しかも色素形成成分同志の接触を妨げない
量で存在しなければならない。
組成物の塗布量は約3〜約9g/m2(gsm)、好ましくは
約5〜約6gsmの範囲が有効である。色素形成成分の実際
の量は、経済性や被覆された支持体の取扱い易さ及び性
能を考慮して調節される。
[好ましい具体例の記述] 下記の実施例ではジ−[ビス−(インドリル)エチレ
ニル]テトラハロフタリド(C2)の一般的な製造方法を
記述する。実施例はすべてを網羅するものではなく、先
に示した様々な置換基に関する規定はすべて、いかなる
化合物を調製する場合にも適用されるものである。特別
な断りがない限り、すべてのパーセント及び部は重量基
準である。
合成された新規化合物について、分光学的データも得
られている。
実施例1 3,3−ビス−[1,1−ビス(1−β−メトキシエチル−2
−メチルインドル−3−イル)エチレン−2−イル]−
4,5,6,7−テトラクロロフタリドのワンステップ2段階
調製(表1、番号3参照) 1−β−メトキシエチル−2−メチルインドール(1
9.0g0.1モル)を、塩化アセチル(16.0g0.2モル)と共
に、室温で5時間撹拌した。この反応混合物に、酢酸ナ
トリウム(16.4g0.2モル)と、無水酢酸(30ml)と、テ
トラクロロ無水フタル酸(7.2g0.025モル)を加えて100
℃で2時間加熱し、室温に冷却し、過剰量の水酸化ナト
リウム水溶液とトルエンと撹拌した。60℃で30分間撹拌
後、トルエン層を分離後、熱水で2回洗浄し、乾燥濃縮
させた。この残液をイソプロパノールで温めて濾過し
た。得られた生成物をシリカゲルのカラムクロマトグラ
フで精製し、次いでクロロホルム/イソプロパノールか
ら再結晶させた。収量11.3%(43%)。淡黄色固体。融
点140〜142℃。
この生成物の溶液をフェノール樹脂コート紙に塗布す
ると、607nm及び815nmに最小反射率を持つ緑青色を呈
し、シルトンクレーコート紙に塗布すると、610nm及び8
08nmに最小反射率を持つ青色を呈する。
標題の化合物C60H58N4O6Cl4の 計算値 C :67.16% 分析値 C :67.17% H : 5.45% H : 5.44% N : 5.22% N : 5.10% Cl:13.22% Cl:13.19% 実施例2 3,3−ビス[1−(1−エチル−2−メチルインドル−
3−イル)−1−(1−β−メトキシエチル−2−メチ
ルインドル−3−イル)エチレン−2−イル]−4,5,6,
7−テトラクロロフタリドの調製(表1、番号9参照) 1−(1−エチル−2−メチルインドル−3−イル)
−1−(1−β−メトキシエチル−2−メチルインドル
−3−イル)エチレン(3.7g,0.01モル)と、テトラク
ロロ無水フタル酸(1.5g,0.005モル)とを、無水酢酸
(15ml)中で2時間120℃に加熱し、室温に冷却後、水
酸化ナトリウム水溶液(100ml,10%)とトルエン(100m
l)で処理した。30分間激しく撹拌後、トルエン層を分
離し、熱水で洗浄後、乾燥して減圧下に濃縮した。残液
をシリカゲルのクロマトグラフで精製した。得られた生
成物をメタノールと加熱し、室温まで冷却後、濾過し
た。これを2回繰り返した。収量2.6g(51%)。褐色粉
末。融点213〜217℃。
この生成物の溶液をフェノール樹脂コート紙に塗布す
ると、612nm及び808nmに最小反射率を持つ緑色を呈し、
シルトンクレーコート紙に塗布すると、609nm及び809nm
に最小反射率を持つ青緑色を呈する。
標題の化合物C58H54N4O4Cl14の 計算値 C :68.77% 分析値 C :68.44% H : 5.37% H : 5.15% N : 5.53% N : 5.30% Cl:14.00% Cl:14.61% 上記したところは、本発明の操作方法、好ましい具体
例及び本発明の原理を説明するものであるが、本発明は
これに限定されるものではない。本発明の範囲とその精
神を逸脱しない限り、各種の変更を加えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ樹脂コート紙及びシルト
ンコート紙に、本発明の化合物である3,3−ビス[1−
(1−エチル−2−メチルインドル−3−イル)−1−
(1−β−メトキシエチル−2−メチルインドル−3−
イル)エチレン−2−イル]4,5,6,7−テトラクロロフ
タリドを塗布した場合の400〜1200nmでの反射率(%)
を示すグラフである。 第3図及び第4図は、それぞれ樹脂コート紙及びシルト
ンコート紙に、本発明の化合物である3,3−ビス[1,1−
ビス(1−シクロヘキシル−2−メチルインドル−3−
イル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラブロモ
フタリドを塗布した場合の400〜1200nmでの反射率
(%)を示すグラフである。

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の式で示される呈色性のジ−[ビス−
    (インドリル)エチレニル]テトラハロフタリド 上式中、 であって、 X1,X2,X3及びX4はそれぞれ個別に塩素又は臭素であり、 R1とR7はそれぞれ個別にシクロアルキル、アラルキル、
    アルコキシアルキル及びアリールオキシアルキルから選
    ばれ、R2とR8はそれぞれ個別にC1〜C8のアルキル及び置
    換又は非置換のアリールから選ばれ、 R3,R4,R5,R6,R9,R10,R11及びR12はそれぞれ個別に水素C
    1〜C8のアルキル、シクロアルキル、置換又は非置換ア
    リール、ハロゲン、C1〜C8のアルコキシ、アリールオキ
    シ、シクロアルコキシ、C1〜C8の対称又は非対称アルキ
    ルを有するジアルキルアミノ、アルキルシクロアルキル
    アミノ、ジシクロアルキルアミノ、アルキルアリールア
    ミノ、 から選ばれる。
  2. 【請求項2】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]
    テトラハロフタリドが である請求項1記載の呈色性化合物。
  3. 【請求項3】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]
    テトラハロフタリドが である請求項1記載の呈色性化合物。
  4. 【請求項4】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]
    テトラハロフタリドが である請求項1記載の呈色性化合物。
  5. 【請求項5】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]
    テトラハロフタリドが である請求項1記載の呈色性化合物。
  6. 【請求項6】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]
    テトラハロフタリドが である請求項1記載の呈色性化合物。
  7. 【請求項7】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニル]
    テトラハロフタリドが である請求項1記載の呈色性化合物。
  8. 【請求項8】R2とR8がアルキルであり、R3,R4,R5,R6,
    R9,R10,R11及びR12がそれぞれ水素である請求項1記載
    の呈色性化合物。
  9. 【請求項9】下記の式で示される呈色性のジ−[ビス−
    (インドリル)エチレニル]テトラハロフタリド 上式中、 であって、 X1,X2,X3及びX4はそれぞれ個別に塩素又は臭素であり、 R3,R4,R5,R6,R9,R10,R11及びR12の少なくとも一つはシ
    クロアルキル、アルキルアリールアミノ、 であり、残りはそれぞれ個別に水素、C1〜C8のアルキ
    ル、シクロアルキル、置換又は非置換アリール、ハロゲ
    ン、C1〜C8のアルコキシ、アリールオキシ、シクロアル
    コキシ、C1〜C8の対称又は非対称アルキルを有するジア
    ルキルアミノ、アルキルシクロアルキルアミノ、ジシク
    ロアルキルアミノ又はアルキルアリールアミノであり、
    R1,R2,R7及びR8はそれぞれ個別にC1〜C8のアルキル、置
    換又は非置換のアリールから選ばれる。
  10. 【請求項10】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが である請求項9記載の化合物。
  11. 【請求項11】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが 但し、A=C1〜C8のアルキル である請求項9記載の化合物。
  12. 【請求項12】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが である請求項9記載の化合物。
  13. 【請求項13】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが である請求項9記載の化合物。
  14. 【請求項14】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが である請求項9記載の化合物。
  15. 【請求項15】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが である請求項9記載の化合物。
  16. 【請求項16】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが である請求項9記載の化合物。
  17. 【請求項17】ジ−[ビス−(インドリル)エチレニ
    ル]テトラハロフタリドが である請求項9記載の化合物。
  18. 【請求項18】下記の式で示される非対称の呈色性ジ−
    [ビス−(インドリル)エチレニル]テトラハロフタリ
    上式中、インドール残基L1及びL2 であって、 X1,X2,X3及びX4はそれぞれ個別に塩素又は臭素であり、 R1とR7はそれぞれ個別にC1〜C8のアルキル置換又は非置
    換のアリール、シクロアルキル、アルコキシアルキル又
    はアリールオキシアルキルであり、R2とR8はそれぞれ個
    別にC1〜C8のアルキル又は置換もしくは非置換のアリー
    ルであり、 R3,R4,R5,R6,R9,R10,R11及びR12はそれぞれ個別に水
    素、C1〜C8のアルキル、シクロアルキル、置換又は非置
    換アリール、ハロゲン、C1〜C8のアルコキシ、アリール
    オキシ、シクロアルコキシ、C1〜C8の対称又は非対称ア
    ルキルを有するジアルキルアミノ、アルキルシクロアル
    キルアミノ、ジシクロアルキルアミノ、アルキルアリー
    ルアミノ、 から選ばれ、 各L1は同種又は異種であって、L1の少なくとも一つがL2
    の少なくとも一つと同一でない場合各L2は同種又は異種
    である。
  19. 【請求項19】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  20. 【請求項20】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  21. 【請求項21】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  22. 【請求項22】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  23. 【請求項23】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  24. 【請求項24】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  25. 【請求項25】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  26. 【請求項26】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  27. 【請求項27】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  28. 【請求項28】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  29. 【請求項29】非対称の呈色性ジ−[ビス−(インドリ
    ル)エチレニル]テトラハロフタリドが である請求項18記載の化合物。
  30. 【請求項30】R1及びR7が個別にアルキル又はアルコキ
    シアルキルであり、R2及びR8が個別にアルキルであり、
    R3,R4,R5,R6,R9,R10,R11及びR12がそれぞれ個別に水
    素、アルコキシ、ジアルコキルアミノ、 から選ばれ、L1の少なくとも一つはL2の少なくとも一つ
    と同一でない請求項18記載の呈色性ジ−[ビス−(イン
    ドリル)エチレニル]テトラハロフタリド。
  31. 【請求項31】R1とR7が個別にアルキル又はアルコキシ
    アルキルであり、R2とR8が個別にアルキルであり、R3,R
    4,R5,R9,R10,R11及びR12がそれぞれ個別に水素、アルキ
    ル又はハロゲンであり、L1の少なくとも一つはL2の少な
    くとも一つと同一でない請求項18記載の呈色性ジ−[ビ
    ス−(インドリル)エチレニル]テトラハロフタリド。
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