JP2761183B2 - ごみ焼却処理装置 - Google Patents

ごみ焼却処理装置

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JP2761183B2 JP6012539A JP1253994A JP2761183B2 JP 2761183 B2 JP2761183 B2 JP 2761183B2 JP 6012539 A JP6012539 A JP 6012539A JP 1253994 A JP1253994 A JP 1253994A JP 2761183 B2 JP2761183 B2 JP 2761183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はごみ焼却処理において、
特にごみの分類装置を備えたごみ焼却処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ごみ処理の方法は、焼却、埋立
て、圧縮による減量及びその埋立て、あるいは自然堆積
による堆肥化などである。通常、焼却による方法が最も
一般的であるが、可燃ごみとして収集されたごみは完全
には分類されていないで、ごみの中に含まれるものの種
類は多く、従って処理に際して選別するのは至って困難
で、焼却処理も不完全なものである。
【0003】焼却装置は、下部にスノコ状の網を張って
底部より空気を導入する焼却炉が一般的で、上部よりご
みを投入し、スノコの上で焼却し、上部より排煙し、ス
ノコの下に灰塵を集めるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の焼却炉によ
るごみの焼却処理では、可燃ごみの中には燃焼できない
不燃物や、燃焼してはいけないプラスチック類が含まれ
ていて、プラスチック類を同時に焼却炉で焼却すると、
多くの問題点を発生するものである。プラスチック類の
ごみは、ごみの総量の約15%を占め、焼却すると燃焼
しきらないで、融溶液状になり、この融溶液は焼却炉下
部のスノコを詰まらせ、また他のごみの上に覆い被さる
と、覆われたごみは燃焼しなくなり、燃焼は不完全で、
排出される灰塵の重量と容積は増大する。特に問題とな
ることは、プラスチック類のごみを燃焼すると、ダイオ
キシン、PCBなどの有害な廃ガスを発生し、二次公害
の原因となることである。
【0005】一般の可燃ごみには約60%の水分が含ま
れており、焼却炉内に投入すると、炉内温度を急激に低
下させ、不完全燃焼になるので、燃焼を助けるためオイ
ルを投入することになり、オイルの使用で焼却費用が増
大し、またオイルの投入で炉内の温度は急激に上昇し、
焼却炉は炉内温度の急激な昇降の繰り返しで炉体の損失
が激しく、焼却炉の寿命が短縮されていく。
【0006】前記焼却炉により焼却して排出される灰塵
の中には、プラスチック類による融溶液に覆われた不完
全燃焼のごみが大量に混在し、且つ不燃物の金属類、ガ
ラス類及び土石類などが約18%含まれているので、灰
塵の量は元のごみの約40%も存在し、更にこれらの灰
塵を埋立て処理するため、埋立て地の確保の問題と、埋
立て作業の経費の問題を含み、少ない費用の積もりで費
やした焼却処理の経済的効果はあまり大きくない。
【0007】本発明は、ごみ焼却処理装置に分類装置、
焼却炉、廃ガス処理装置及び廃水処理循環装置を設け、
可燃ごみの中に含まれるプラスチック類及び不燃物を分
類し、水分を取り除き、ごみを燃焼し易いように分散
し、ごみを完全に燃焼して灰塵の発生を最少にし、前記
従来の問題点を解決しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、分類装置、焼却炉、廃ガス処理
装置及び廃水処理循環装置を備えたごみ焼却装置におい
て、該分類装置には、ごみに散水し、水で流して収集す
る収集槽、ごみ袋を切り開くカッティング機構、ごみを
圧縮して水分を除く圧縮機構、圧縮されたごみを分散
し、板片状もしくは薄膜状のプラスチック類を送風で分
離する風選機構とを設け、ごみを分類し、焼却を容易に
効率良く処理できるようにすることを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
発明において、分類装置の収集槽は、収集したごみに散
水し収集槽内でごみを流水で送出する構成とする。ま
た、請求項3の発明は、請求項1記載の発明において、
分類装置のカッティング機構は、2組の交錯して排列
し、互いに逆方向に回転する三日月状カッターナイフを
備え、該カッターナイフは互いに密着せず、ごみを破砕
し、プラスチック類ごみ袋を切り開く構成とする。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1記載の
発明において、分類装置の圧縮機構は、略正三角形の頂
点に位置する3個のローラに、前下ローラと上ローラの
間隔は後下ローラと上ローラの間隔よりも広く、油圧ク
ッション機構を備えた上ローラと下ローラとの間にごみ
を通して、ごみを圧縮し、水を絞り出す構成とする。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項1記載の
発明において、分類装置の風選機構は、傾斜して設置さ
れた回転するドラムの周辺に、後方に従って大きくなる
孔を設け、周辺内部に中心方向に向かった邪魔板を設
け、該ドラム内部に送入されたごみを分散し、ドラム前
方に設けられたブロアーよりの送風で軽いプラスチック
類を吹き出す構成とする。また、請求項6の発明は、請
求項1記載の発明において、風選機構に回収機を設置
し、プラスチック類を回収し、再利用の原料化する洗浄
機、圧縮装置を設けた構成とする。
【0012】また、請求項7の発明は、焼却炉におい
て、廃ガス処理装置の廃ガスを焼却炉口より送入し、ご
みを乾燥させ、焼却を容易に効率良く処理できるように
することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、分類装置1に投入されたごみ
は、収集槽11の中で散水装置41によって水を散布さ
れ、散布された流水で底部へ送られ、カッティング機構
12によって袋入りのごみは袋が引き裂かれて、中のご
みだけが取り出され、分類水槽13によってごみの中の
比重の大きい、多くは不燃物の金属類、ガラス類、土石
類などを沈下して、第1輸送機構132によって取り除
き、水面に浮遊するごみを第2輸送機構14によって送
出し、第3輸送機構15によって一定量送出し、圧縮機
構16によって水分を絞り出し、更に風選機構17によ
って圧縮されたごみを、回転ドラム174内で回転して
分散し、軽いプラスチック類の袋などは風で吹き出して
回収し、残った可燃ごみのみが焼却炉2へ送出され、焼
却処理される。
【0014】
【実施例】本発明の詳細な実施例を、図示を基にごみ焼
却処理装置の構成と、併せてそれに基づく実施の方法を
説明する。図1は、本発明のごみ焼却処理装置の概略横
断面図である。図1において、ごみ運搬車などで運ばれ
たごみは、ごみ焼却処理装置の分類装置1の収集槽11
に投入される。収集槽11には上部に散水装置41を備
え、投入されたごみが飛散しないように散水するととも
に、散水した流水によって底部に送出する。
【0015】収集槽11底部の出口端には、図2に横断
面図を、図3に平面図を示すカッティング機構12を備
えている。カッティング機構12は、2組の交錯に排列
され互いに逆方向に回転し、三日月状をしたカッターナ
イフ121、122を備えたもので、カッターナイフ1
21と122とはナイフが密着しないで適意の間隔を持
ったもので、ごみを粉砕するのではなく、カッターナイ
フ121と122の交錯したナイフの間隔以下に破砕
し、また他の目的はプラスチック製ごみ袋に入れられた
ごみをプラスチック袋を切り開いて、中のごみを小さく
破砕し、カッティング機構12の下部に散落させること
である。
【0016】一方、切り開かれたプラスチック袋は、良
い延伸性を持っているためカッティング機構12では切
り刻まれることなく、カッターナイフ121、122に
引っかかり、垂れ下がりあるいはまつわり付く状態で、
カッターナイフ121の右方にあるカッターナイフ12
1と同方向に回転し、カッターナイフ121の下端に密
着した掻き棒123で掻き集められ、回収される。
【0017】カッティング機構12の下部には、図4に
立体図を示す水を張った分類水槽13がある。分類水槽
13は底が傾斜してカッティング機構12の直下部は浅
く、後方は次第に深くなり、先端の最も深い部分は沈澱
エリア131である。沈澱エリア131の底からは、分
類水槽13の一方に傾斜して上向きに延伸したコンベア
の第1輸送機構132が構成されている。
【0018】カッティング機構12の下部へ落下したご
みは、分類水槽13の水の中に落下する。分類水槽13
に落下したごみは、比重の違いによって水の浮力を利用
して分類し、比重の大きい水に沈下するごみは殆どが金
属類、ガラス類及び土石類などの不燃物であるので、分
類水槽13に沈下し底の傾斜にそって沈澱エリア131
の底に集まり、沈澱エリア131の底からの第1輸送機
構132によって、他所へ搬出し分類される。
【0019】分類水槽13の水面の僅か上部に、前後に
並んだ図示していない回転駆動装置によって同方向に回
転する3組の軸を設け、前軸141及び中軸143には
間隔のある先端が水中に入り込む長さの多数の掻き爪1
42、144を、後軸145には間隔のない一様な水槽
全体の幅を持ち、先端がやはり水中に入り込む長さの掻
き板146を備えた第2輸送機構14が設けられてい
る。掻き爪を持った軸は2組とは限らず、分類水槽13
の大きさによって1組でも、数組設置しても良い。
【0020】分類水槽13に落下して水面に浮遊してい
るごみの多くは可燃物であるので、この可燃ごみは第2
輸送機構14が水面を後方に移動する方向に回転してい
るので、掻き爪142、144が順番に水面上に浮遊し
ているごみを掻き動かし、分類水槽13の後方に移動さ
せ、また分類水槽13全体の水は後方に流れるようにし
ている。ごみが分類水槽13の水面上を後方に移動する
と共に掻き爪142、144によってたたかれごみの水
に溶ける物は洗われ、比重の大きい物は沈澱し、同時に
浮遊するごみは水に漬けられて軟化されて行く。
【0021】分類水槽13の後端には、先端が分類水槽
13の水面下に入り、送られるごみの水を切って送出す
るネットコンベア151と、ネットコンベア151の後
方に、後記圧縮機構16に送る、やや傾斜して設置され
た送出コンベア152と、送出コンベア152の中央上
部に軸の周囲に羽根を備え、この軸と共に羽根が送出コ
ンベア152上で逆回転する回転輪153とで構成され
た第3輸送機構15がある。
【0022】分類水槽13の水面上を浮遊し、掻き板1
46によってネットコンベア151上に送り出され、水
分はネットより分類水槽13に戻り、水を切られたごみ
は第3輸送機構15の送出コンベア152上に落下送出
される。送出コンベア152上では回転輪153が逆回
転することで、羽根の間に捕獲された一定量のごみが掻
き送られて、輸送量が制御されて第3輸送機構15の後
端に送出される。
【0023】第3輸送機構15の後方には2段の圧縮機
構16を備えている。圧縮機構16は図5に横断面図を
示すように、3個のローラの軸が略正三角形の頂点に位
置するローラ161、162、163があり、前下ロー
ラ161と上ローラ162との間の間隔は、後下ローラ
163と上ローラ162との間の間隔よりも広く、且つ
上ローラ162には油圧クッション機構164を備え、
ごみを圧縮する状況に応じて上下する構成になってい
て、特に硬い物には無理に圧縮しないようになってい
る。前下ローラ161と後下ローラ163は時計方向に
回転し、上ローラ162は反時計方向に回転し、ローラ
下部には水を集める排水口165を備えている。圧縮機
構16は、状況に応じて2段に限らず、1段でも良く、
また数段接続しても良い。
【0024】第3輸送機構15後端に送り出されたごみ
は、圧縮機構16の前に溜まり、前下ローラ161及び
上ローラ162の回転に伴い、この両ローラ間に吸い込
まれ、上ローラ162の油圧クッション機構164の油
圧によって圧縮され、水を絞られ、水は下部排水口16
5より排水し、後下ローラ163及び上ローラ162に
よって更に圧縮され、継続している2段目の圧縮機構1
6に送られ、同様の動作によって圧縮処理される。
【0025】圧縮機構16の後方には風選機構17を備
えている。風選機構17は図6に横面図を、図7に図6
のA−A断面図を示すように、回転駆動機175によっ
て回転している傾斜して設置された回転ドラム174
と、回転ドラム174の前面開口部の前方にあり、回転
ドラム174内に風を吹き込むブロアー173より構成
されている。回転ドラム174は円筒状で、前面はごみ
を取り入れる開口部になっていて、円筒の周辺には多数
のふるい孔171が設けられており、このふるい孔17
1は前から後へ逐次大きくなるようにあけられ、回転ド
ラム174の周辺内部には、周辺から円筒の中心に向か
って飛び出した多数の邪魔板172が設けられている。
回転ドラム174の後端はごみを送り出す開口部になっ
ている。風選機構17の下部には回収機6が設置されて
いる。
【0026】圧縮機構16によって圧縮されたごみは、
風選機構17の回転ドラム174の前面開口部よりブロ
アー173によって回転ドラム174の中に送り込まれ
る。ごみは回転ドラム174内で、傾斜に伴って後方に
送られ、回転ドラム174の回転によって掻き廻され、
内部の邪魔板172によって圧縮されたごみは掻き広げ
られ、分散され、軽い板片状または薄い膜状のプラスチ
ック類はブロアー173によって回転ドラム174内に
吹き込まれた風によって吹き出され、回転ドラム174
周辺にあけられたふるい孔171から回転ドラム174
外に排出され、回収機6に回収される。
【0027】分散され、回転ドラム174内に残ったご
みは、傾斜に伴って後方に送られ、後端開口部より、風
選機構17の後方に設置された第4輸送機構18によっ
て焼却炉2内に送り込まれる。焼却炉2は、図1に示す
概略横断面図の如く、第4輸送機構18に連通した焼却
炉入口と、底端に灰塵の出口21、傾斜した燃焼部2
2、上部より連通した廃ガス処理装置3、この廃ガス処
理装置3には洗浄機31、集塵機32、煙突33が連続
して設置されている。洗浄機31と集塵機32との間よ
り廃ガス引き戻し管34を備え、焼却炉2の入口に開口
して、ごみを乾燥させ、燃焼を助ける熱風を送入するよ
うになっている。また廃ガスは200℃程度の高温を保
っているので、他に暖房などの熱源として利用すること
もできる。
【0028】焼却炉2下部には廃水処理循環装置4を備
え、分類水槽13、圧縮機構16、洗浄機31及び後記
洗浄機5などの廃水を集め、浄水処理して浄水配管43
で散水装置41、分類水槽13、洗浄機31及び後記洗
浄機5などへ配水し、繰り返し使用される。風選機構1
7の下部には、回転ドラム174より吹き出された軽い
プラスチック類を回収する回収機6を備え、回収機6の
下部に設けた水を張った洗浄機5内で回転翼52によっ
て移送されながら洗浄され、輸送装置53によって圧縮
装置51に送られ、圧縮されて取り出し、プラスチック
類の再利用の原料となる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、ごみ焼却処理装置に分類装置
を設けたことにより、可燃ごみに含まれる不燃物、燃焼
してはいけないものを完全に分離されるので、ごみを完
全に燃焼することができ、灰塵の発生を最少にし、元の
ごみの25%以下になり、灰塵の埋立て処理の問題もな
く、またこの灰塵は有機肥料としても利用できる効果を
もたらすものである。
【0030】分類装置に設けたカッティング機構、風選
機構及び回収機によって、プラスチック類を分離し、回
収し、再利用の原料にすることができるので、プラスチ
ック類が焼却されることがないので、有害な廃ガスを発
生することがなく、またプラスチック類の融溶液の発生
もないので、焼却炉の空気の流通を妨げることなく、ご
みのクリーンで完全な焼却処理を行える効果がある。
【0031】分類装置に設けた圧縮機構及び風選機構に
よって、分類水槽に漬けられ軟化したごみの水分を完全
に絞り、ごみを分散して焼却炉に投入し、更に廃ガス引
き戻し管の設置により、廃ガスによる熱風を炉口より送
入してごみを乾燥するので、焼却炉の温度が低下するこ
となく、ごみは非常に燃焼し易く、助燃のためのオイル
の投入などの必要はなく、完全に焼却されるので、少な
い経費で焼却処理ができる経済的に大きな効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、ごみ焼却処理装置の概略横断面図で
ある。
【図2】本発明の、カッティング機構の横断面図であ
る。
【図3】本発明の、カッティング機構の平面図である。
【図4】本発明の、分類水槽、第1輸送機構、第2輸送
機構及びネットコンベアの立体図である。
【図5】本発明の、圧縮機構の横断面図である。
【図6】本発明の、風選機構の横面図である。
【図7】本発明の、風選機構の図6のA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
1 分類装置 11 収集槽 12 カッティング機構 13 分類水槽 14 第2輸送機構 15 第3輸送機構 16 圧縮機構 17 風選機構 174 回転ドラム 2 焼却炉 3 廃ガス処理装置 4 廃水処理循環装置 41 散水装置 5 洗浄機 6 回収機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−277393(JP,A) 特開 昭48−94057(JP,A) 特開 昭61−127000(JP,A) 特開 昭60−84130(JP,A) 特開 昭50−108765(JP,A) 特開 昭63−294414(JP,A) 実開 平4−129621(JP,U) 特公 昭57−4383(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23G 5/033 F23G 5/44 B02C 18/44 B03B 9/06 B03B 7/00 B03B 9/20 B01D 53/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分類装置、焼却炉、廃ガス処理装置及び
    廃水処理循環装置を備えたごみ焼却装置において、 該分類装置には、ごみに散水し、水で流して収集する収
    集槽、 ごみ袋を切り開くカッティング機構、 ごみを圧縮して水分を除く圧縮機構、 圧縮されたごみを分散し、板片状もしくは薄膜状のプラ
    スチック類を送風で分離する風選機構とを設け、 ごみを分類し、焼却を容易に効率良く処理できるように
    することを特徴とするごみ焼却処理装置。
  2. 【請求項2】 分類装置の収集槽は、収集したごみに散
    水し収集槽内でごみを流水で送出する構成の請求項1の
    ごみ焼却処理装置。
  3. 【請求項3】 分類装置のカッティング機構は、2組の
    交錯して配列し、互いに逆方向に回転する三日月状カッ
    ターナイフを備え、該カッターナイフは互いに密着せ
    ず、ごみを破砕し、プラスチック類ごみ袋を切り開く構
    成である請求項1のごみ焼却処理装置。
  4. 【請求項4】 分類装置の圧縮機構は、略正三角形の頂
    点に位置する3個のローラに、前下ローラと上ローラの
    間隔は後下ローラと上ローラの間隔よりも広く、油圧ク
    ッション機構を備えた上ローラと下ローラとの間にごみ
    を通して、ごみを圧縮し、水を絞り出す構成である請求
    項1のごみ焼却処理装置。
  5. 【請求項5】 分類装置の風選機構は、傾斜して設置さ
    れた回転するドラムの周辺に、後方に従って大きくなる
    孔を設け、周辺内部に中心方向に向かった邪魔板を設
    け、該ドラム内部に送入されたごみを分散し、ドラム前
    方に設けられたブロアーよりの送風で軽いプラスチック
    類を吹き出す構成である請求項1のごみ焼却処理装置。
  6. 【請求項6】 風選機構に回収機を設置し、プラスチッ
    ク類を回収し、再利用の原料化する洗浄機、圧縮装置を
    設けた構成である請求項1の分類装置。
  7. 【請求項7】 焼却炉において、廃ガス処理装置の廃ガ
    スを焼却炉口より送入し、ごみを乾燥させ、焼却を容易
    に効率良く処理できるようにすることを特徴とするごみ
    焼却処理装置。
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