JP2761157B2 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置

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JP2761157B2 JP4209085A JP20908592A JP2761157B2 JP 2761157 B2 JP2761157 B2 JP 2761157B2 JP 4209085 A JP4209085 A JP 4209085A JP 20908592 A JP20908592 A JP 20908592A JP 2761157 B2 JP2761157 B2 JP 2761157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤ電極を工具と
して、導電性を有する被加工物間との放電エネルギーに
より、被加工物を所望の形状に切断加工するワイヤ放電
加工装置に関するものであり、特に、被加工物の加工処
理中における給電部に対する冷却方法の改良と、加工処
理中におけるワイヤ電極の冷却効率を向上させるワイヤ
ガイド機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来におけるワイヤ放電加工装
置の概略構成を示す説明図であり、1はワイヤ電極であ
り、図示しないワイヤ供給ボビンから巻き出される。2
は被加工物であり、図示しないXY駆動テーブル上に積
載されており、ワイヤ電極1に対し相対移動可能に配置
されている。5は加工液供給部であり、図示しない加工
液タンクから供給された加工液をワイヤ電極1と被加工
物2の微小間隙に噴出供給する。7はワイヤガイドであ
り、ワイヤ電極1を摺動案内しており、ケース9に固定
されている。10は冷却水導入口であり、加工液供給部
5内に開口している。12は給電部であり、ワイヤ電極
1と接触しつつ摺動し、電源14からの加工電圧をワイ
ヤ電極1に対して供給している。
【0003】次に、動作について説明する。被加工物2
に対して加工処理を実行する場合、ワイヤ電極1を供給
しながら加工電源14を動作させ、被加工物2とワイヤ
電極1との間に電圧を供給する。この場合、被加工物2
側が陽極となり、ワイヤ電極1側が陰極となる。電圧を
作用させると同時に加工液を被加工物2とワイヤ電極1
の微小間隙に供給し、放電を発生させることにより被加
工物2を切断加工する。このとき、給電部12における
ワイヤ電極1との接触抵抗により発生する熱は、冷却水
導入口10によって導入された加工液により冷却される
ため、ワイヤ電極1の断線は発生しない。このときの加
工液の流れを図中に矢印で示す。
【0004】図9は、他の従来のワイヤ放電加工装置に
おけるワイヤガイド機構の概略構成を示し、16は給電
部12の保持部であり、ベース18にネジ方式により締
め込むことにより給電部12をベース18内に固定す
る。また、40は冷却水の排水口であり、保持部16に
設けられている。
【0005】次に、動作について説明する。被加工物2
に対して加工処理を実行する場合、ワイヤ電極1を供給
しながら加工電源14を動作させ、被加工物2とワイヤ
電極1との間に電圧を供給する。この場合、被加工物2
側が陽極となり、ワイヤ電極1側が陰極となる。電圧を
作用させると同時に加工液を被加工物2とワイヤ電極1
の微小間隙に供給し、放電を発生させることにより被加
工物2を切断加工する。このとき、給電部12において
ワイヤ電極1との接触抵抗により発生する熱は、冷却水
導入口10より導入された加工液により冷却されるた
め、ワイヤ電極1の断線は発生しない。このときの加工
液の流れを図中に矢印で示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるワイヤ放
電加工装置は、以上のように構成されているので、加工
処理中の電気分解と析出により、陽極側の被加工物がイ
オン化し溶出する。その結果、陰極側のワイヤガイド機
構側に析出し固着するため、ワイヤ電極が断線する恐れ
があるという問題点があった。
【0007】この問題点を図を用いて更に詳細に説明す
る。長時間の加工処理を実行する場合、ワイヤガイド機
構側における析出物15が増加し、それにより図8に示
すように冷却水導入口10が埋まり、給電部12に対し
て冷却水が十分に供給されずワイヤ電極1が断線する不
具合があった。更に、電気的な析出による付着のため
に、一旦付着した場合、析出物15の除去が困難であっ
て、メンテナンスに要する時間が長くなり作業効率が悪
いという問題点があった。
【0008】また、他の従来におけるワイヤ放電加工装
置は、以上のように構成されているので、加工液供給部
の内部における液圧が変化すると冷却水の液量が変化す
るため、給電部での接触抵抗による発熱が多くなり、冷
却が十分に行われず冷却効率が低下し、断線するという
問題点があった。
【0009】この問題点を図を用いて更に詳細に説明す
る。即ち、図10(a)に示すような段差付きの被加工
物に対する加工処理の場合や、図10(b)に示すよう
な被加工物取付け治具を使用する場合など、加工液供給
部5の内部における液圧が上がらず、冷却水流量が低下
する。このため、加工速度を速めようとして、電流を増
加させた場合、給電部での接触抵抗による発熱が多くな
り、冷却が十分に行われず、冷却効率が低下することに
なる。
【0010】また、上記不具合を解消するために冷却水
導入口の口径を大きくすることが考えられるが、そのよ
うな構成を採用すると、液圧が高いとき冷却水が多く流
れ過ぎ、給電部とワイヤ電極の接触が十分でなくなり、
給電部の寿命低下の一因となる。さらに、給電部を別回
路で冷却する方法も提案されているが、ワイヤガイドと
給電部との間のワイヤ電極に冷却水が行かず、冷却不足
でワイヤ電極が断線する恐れがあるため、加工速度を上
昇させて加工処理が実行できず処理効率が悪いという不
具合があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、長時間の加工処理においても
冷却水導入口の目詰まりが発生せず、ワイヤ断線を生じ
る恐れがなく、またメンテナンスの必要性がなく作業効
率を向上させるワイヤ放電加工装置を得ることを第1の
目的とする。
【0012】また、この発明は、上記のような問題点を
解決するためになされたもので、被加工物に段差がある
場合や、被加工物の取付け治具を使用する場合にあって
も、ワイヤ電極及び給電部を効率良く冷却でき、ワイヤ
断線が発生せず加工速度を上昇させて被加工物に対する
加工処理が可能なワイヤ放電加工装置を得ることを第2
の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるワイヤ
放電加工装置は、ワイヤ電極と被加工物との間に微小間
隙を持って、その間に放電を発生させて被加工物を切断
加工するワイヤ放電加工装置において、被加工物とワイ
ヤ電極の加工間隙に加工液を噴出供給する加工液供給手
段と、ワイヤ電極を摺動自在に案内するワイヤガイド手
段と、ワイヤ電極に加工電圧を供給する給電手段と、前
記ワイヤガイド手段と給電手段との間に設けられ、前記
加工液供給手段内に開口し、絶縁材料にて構成された冷
却水導入手段とを具備するものである。
【0014】また、ワイヤ電極と被加工物との間に微小
間隙を持って、その間に放電を発生させて被加工物を切
断加工するワイヤ放電加工装置において、被加工物とワ
イヤ電極の加工間隙に加工液を噴出供給する加工液供給
手段と、ワイヤ電極を摺動自在に案内するワイヤガイド
手段と、ワイヤ電極に加工電圧を供給する給電手段と、
前記ワイヤガイド手段と給電手段との間に設けられ、前
記加工液供給手段内に開口する冷却水導入手段を具備
し、前記ワイヤガイド手段と冷却水導入手段が一体のケ
ースに設けられ、前記冷却水導入手段が、絶縁材料にて
構成されたパイプに設けた第1導入口と前記ケースに設
けた第2導入口からなるものである。
【0015】また、前記第2導入口の口径を第1導入口
の口径に対し、大きく構成したものである。
【0016】また、ワイヤ電極と被加工物との間に微少
間隙を持って、その間に放電を発生させて被加工物を切
断加工するワイヤ放電加工装置において、被加工物とワ
イヤ電極の加工間隙に加工液を噴出供給する加工液供給
手段と、ワイヤ電極を摺動自在に支持するワイヤガイド
手段と、ワイヤ電極に加工電圧を供給する給電手段と、
前記加工液供給手段内にて開口した第1の冷却手段と、
前記給電手段に加工液を導入する第2の冷却手段とを別
個に具備すると共に、前記ワイヤガイド手段内部に、ワ
イヤ電極の走行経路とは別に前記給電手段に対する第2
の冷却手段から供給された加工液を循環させる、第2の
加工液経路を備えたものである。
【0017】また、前記ワイヤガイド手段は、前記加工
液供給手段内にて開口する冷却水導入手段と、前記加工
液供給手段外部に対し開口する冷却水排水手段と、前記
冷却水導入手段により導入された冷却水を前記給電手段
側に流出することを防止する流出防止手段とを具備する
ものである。
【0018】また、ワイヤ電極と被加工物との間に微小
間隙を持って、その間に放電を発生させて被加工物を切
断加工するワイヤ放電加工装置において、被加工物とワ
イヤ電極の加工間隙に加工液を噴出供給する加工液供給
手段と、ワイヤ電極を摺動自在に支持するワイヤガイド
手段と、ワイヤ電極に加工電圧を供給する給電手段と、
前記給電手段を冷却する冷却手段とを具備すると共に、
前記ワイヤガイド手段は、前記ワイヤ電極を案内するワ
イヤ電極案内手段と、前記ワイヤ電極案内手段の外周に
設けられた加工液排水手段とを具備するものである。
【0019】また、前記加工液排水手段は、前記ワイヤ
電極案内手段との接続を構成する接続穴と、前記加工液
供給手段の外部に対し開口する排水口とを具備するもの
である。
【0020】
【作用】この発明に係わる絶縁材料にて構成した冷却水
導入手段は、加工処理中における給電部への冷却水の導
入を可能とし、電気的析出による付着物の固着を排除す
る。
【0021】この発明における冷却水導入手段は、第1
のワイヤガイドと給電部の間におけるワイヤ電極の冷却
水を導入し、冷却水排水手段は、導入された冷却水を排
水する。また、第2のワイヤガイドは冷却水導入手段か
らの冷却水が給電部側に流入するのを防止する。
【0022】この発明におけるワイヤ電極案内手段は、
第1のワイヤガイドと給電部の間における冷却水の通過
経路を形成し、加工液排水手段は第1のワイヤガイド近
傍まできた冷却水を排水する。
【0023】
【実施例】
〔実施例1〕以下、この発明の実施例を図について説明
する。図1において、20は絶縁材料にて構成された冷
却水導入口であり、ワイヤガイド7を取り付けたダイス
ケース22とベース24に接着固定されている。この場
合における絶縁材料としては、例えば、セラミック材や
樹脂材がある。
【0024】〔実施例2〕次に、この発明の第2の実施
例について説明する。図2において、30は絶縁材料に
て構成された絶縁パイプであり、ワイヤガイド7を取り
付けたダイスケース31の内部に接着固定されている。
35は前記絶縁パイプ30に設けられた第1の冷却水導
入口である。37はダイスケース31に設けられた第2
の冷却水導入口であり、前記第1の冷却水導入口35と
ほぼ同心に設けられている。
【0025】次に、動作について説明する。ワイヤ放電
加工処理の動作については従来と同様のため説明は省略
し、長時間の加工処理時における付着物の析出に関して
説明する。冷却水導入口は絶縁材料で構成されており、
加工電流の流れは発生しない。従って、絶縁材料にて構
成されている冷却水導入口20(図1参照)或いは絶縁
パイプ30(図2参照)には陰極析出も発生しないため
付着物は固着せず、従って、目詰まりも発生もない。
【0026】また、第2の実施例における第1の冷却水
導入口35の導入口の口径は、第2の冷却水導入口37
の導入口の口径よりも小さく構成されているので、第2
の冷却水導入口37の周辺に付着した析出物が、第1の
冷却水導入口35を塞ぐこともなく、強度の高いワイヤ
ガイドが実現する。
【0027】〔実施例3〕次に、この発明の第3の実施
例について説明する。図3において、41は第2のワイ
ヤガイドであり、ケース9における第1のワイヤガイド
7と逆端に設置され、第1のワイヤガイド7と穴径を同
一またはそれ以上にて構成されている。42は冷却水導
入口であり、ケース9における第1のワイヤガイド7側
でその近傍に設けられている。冷却水導入口42の径
は、加工液供給部5内部の最低液圧時にあっても、ワイ
ヤ電極1の冷却に必要な流量を得られるように適宜設定
されている。43は冷却水排水口であり、第2のワイヤ
ガイド41側でその近傍に設けられており、ケース9と
ベース18を貫通してユニット外部の圧力の作用しない
位置に開放されている。44は給電部12の冷却配管で
あり、図示しない加工液供給タンクに接続されており、
他端は給電部12に接続されている。
【0028】次に、動作について説明する。ワイヤ放電
加工処理の動作については従来と同様のため、その説明
は省略し、給電部12及びワイヤ電極1の冷却水の流れ
について図5により説明する。給電部12部分の冷却水
は、給電部12の冷却配管44よりベース18に導入さ
れ、給電部12ではワイヤ電極1に沿って流れ、その
後、給電部12の保持部16における冷却水の排水口4
0よりユニット外に排水される。第1のワイヤガイド7
と、給電部12の間におけるワイヤ電極1の冷却水は、
加工処理中における加工液供給部5内部の圧力により、
冷却水導入口42より導入され、ワイヤ電極1に沿って
流れる。その後、冷却水排水口43よりユニット外に排
水される。その冷却水は、第2のワイヤガイド41によ
り給電部12側へ流れ込むことはない。
【0029】〔実施例4〕次に、この発明の第4の実施
例について説明する。図4において、50はワイヤ電極
案内部であり、ここではパイプを用いることにより、第
1のワイヤガイド7と給電部12を接続している。52
は加工液排水部であり、前記ワイヤ電極案内部50の外
周に設けられた管路53と、第1のワイヤガイド7の近
傍でワイヤ電極案内部50と接続される接続穴57と、
ケース9と、ベース18を貫通してユニット外部に開口
する排水口59とにより構成されている。
【0030】次に、動作について説明する。ここでも、
上記第3の実施例と同様に冷却水の流れを図6により説
明する。給電部12部分の冷却水及び、第1のワイヤガ
イド7と、給電部12の間におけるワイヤ電極1の冷却
水は、冷却配管44よりベース18に導入され、給電部
12方向と、第1のワイヤガイド7方向へ分岐される。
給電部12部分の冷却水は、ワイヤ電極1に沿って流
れ、その後、給電部12の保持部16に設けられた冷却
水の排水口40よりユニット外に排水される。また、第
1のワイヤガイド7と、給電部12の間におけるワイヤ
電極1の冷却水は、ワイヤ電極案内部50の内部をワイ
ヤ電極1に沿って流れる。その後、加工液排水部52に
より排水される。即ち、接続穴57を通って管路53に
戻り、排水口59よりユニット外部に排水される。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、加工
液供給手段内に開口する冷却水導入手段を絶縁材料にて
構成したので、また、ワイヤガイド手段と冷却水導入手
段を一体のケースに設け、前記冷却水導入手段を絶縁材
料にて構成したパイプに設けた第1導入口と、ケースに
設けた第2導入口により構成したので、陰極側のワイヤ
ガイド機構側への析出固着が発生せず、給電部の冷却水
導入口を塞ぐことなく加工処理を実行でき、その結果、
冷却効率の低下がないため、ワイヤ断線の無い長時間加
工を可能とし、また、メンテナンスも不要となり、作業
効率を向上させる効果がある。
【0032】また、この発明によれば、冷却水導入口が
第1のワイヤガイドと、給電部の間のワイヤ電極の冷却
水を導入し、冷却水排水口が導入された冷却水を排水
し、また、第2のワイヤガイドは、冷却水導入口からの
冷却水が給電部側に流入するのを防止する。更に、ワイ
ヤ電極案内手段は、第1のワイヤガイドと給電部の間に
おける冷却水の通過経路を形成し、加工液排水口は第1
のワイヤガイド近傍まできた冷却水を排水するため、被
加工物に段差がある場合や、被加工物の取付け治具を使
用する場合にあっても、ワイヤ電極及び給電部を効率良
く冷却でき、ワイヤ断線が発生せず加工速度を上昇させ
て被加工物に対する加工処理が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るワイヤ放電加工装置の概略構成
(実施例1)を示す断面図である。
【図2】この発明に係るワイヤ放電加工装置の概略構成
(実施例2)の要部を示す断面図である。
【図3】この発明に係るワイヤ放電加工装置の概略構成
(実施例3)を示す断面図である。
【図4】この発明に係るワイヤ放電加工装置の概略構成
(実施例4)を示す断面図である。
【図5】上記実施例3の冷却水の流れを示す説明図であ
る。
【図6】上記実施例4の冷却水の流れを示す説明図であ
る。
【図7】従来におけるワイヤ放電加工装置の概略構成を
示す断面図である。
【図8】従来におけるワイヤ放電加工装置の長時間加工
処理後における析出物の固着の発生状況を示す断面図で
ある。
【図9】従来におけるワイヤ放電加工装置のワイヤガイ
ド部分の構成を示す断面図である。
【図10】従来におけるワイヤ放電加工装置における問
題発生時の被加工物の状態を示し、(a)は段差付きの
被加工物に対する加工処理の場合を示す図、(b)は被
加工物取付け治具を使用する加工処理の場合を各々示す
図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ電極 2 被加工物 5 加工液供給部 7 (第1の)ワイヤガイド 12 給電部 20 冷却水導入口 30 絶縁パイプ 35 第1の冷却水導入口 37 第2の冷却水導入口 40 排水口 41 第2のワイヤガイド 42 冷却水導入口 43 冷却水排水口 44 冷却水配管 50 ワイヤ電極案内部 52 加工液排水部 57 接続穴 59 排水口

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ電極と被加工物との間に微小間隙
    を持って、その間に放電を発生させて被加工物を切断加
    工するワイヤ放電加工装置において、被加工物とワイヤ
    電極の加工間隙に加工液を噴出供給する加工液供給手段
    と、ワイヤ電極を摺動自在に案内するワイヤガイド手段
    と、ワイヤ電極に加工電圧を供給する給電手段と、前記
    ワイヤガイド手段と給電手段との間に設けられ、前記加
    工液供給手段内に開口し、絶縁材料にて構成された冷却
    水導入手段とを具備することを特徴とするワイヤ放電加
    工装置。
  2. 【請求項2】 ワイヤ電極と被加工物との間に微小間隙
    を持って、その間に放電を発生させて被加工物を切断加
    工するワイヤ放電加工装置において、被加工物とワイヤ
    電極の加工間隙に加工液を噴出供給する加工液供給手段
    と、ワイヤ電極を摺動自在に案内するワイヤガイド手段
    と、ワイヤ電極に加工電圧を供給する給電手段と、前記
    ワイヤガイド手段と給電手段との間に設けられ、前記加
    工液供給手段内に開口する冷却水導入手段を具備し、前
    記ワイヤガイド手段と冷却水導入手段が一体のケースに
    設けられ、前記冷却水導入手段が、絶縁材料にて構成さ
    れたパイプに設けた第1導入口と前記ケースに設けた第
    2導入口からなることを特徴とするワイヤ放電加工装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2導入口の口径を第1導入口の口
    径に対し、大きく構成したことを特徴とする請求項2記
    載のワイヤ放電加工装置。
  4. 【請求項4】 ワイヤ電極と被加工物との間に微少間隙
    を持って、その間に放電を発生させて被加工物を切断加
    工するワイヤ放電加工装置において、被加工物とワイヤ
    電極の加工間隙に加工液を噴出供給する加工液供給手段
    と、ワイヤ電極を摺動自在に支持するワイヤガイド手段
    と、ワイヤ電極に加工電圧を供給する給電手段と、前記
    加工液供給手段内にて開口した第1の冷却手段と、前記
    給電手段に加工液を導入する第2の冷却手段とを別個に
    具備すると共に、前記ワイヤガイド手段内部に、ワイヤ
    電極の走行経路とは別に前記給電手段に対する第2の冷
    却手段から供給された加工液を循環させる、第2の加工
    液経路を備えたこと特徴とするワイヤ放電加工装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤガイド手段は、前記加工液供
    給手段内にて開口する冷却水導入手段と、前記加工液供
    給手段外部に対し開口する冷却水排水手段と、前記冷却
    水導入手段により導入された冷却水を前記給電手段側に
    流出することを防止する流出防止手段とを具備すること
    を特徴とする請求項4記載のワイヤ放電加工装置。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤガイド手段は、前記ワイヤ電
    極を案内するワイヤ電極案内手段と、前記ワイヤ電極案
    内手段の外周に設けられた加工液排水手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項4記載のワイヤ放電加工装置。
  7. 【請求項7】 前記加工液排水手段は、前記ワイヤ電極
    案内手段との接続を構成する接続穴と、前記加工液供給
    手段の外部に対し開口する排水口とを具備することを特
    徴とする請求項6記載のワイヤ放電加工装置。
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