JP2760778B2 - 額縁用押え具 - Google Patents
額縁用押え具Info
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Description
書、絵画、色紙などを室内に飾るのに使用する額縁に備
えられている裏板を押える押え具の改良に関する。
提案されている。一例を挙げれば、図8示の如き構成の
押え具が知られている。この従来技術は、外片5’と内
片6’との間に押え具取付溝7’を有し、外片5’内端
に係止突条8’が一体形成された額縁1’に取付けら
れ、その額縁の裏板10’を押圧する額縁用押え具であ
って、上記外片5’の裏側に位置するリヤ突片12’
と、上記押え具取付溝7’内に位置するフロント突片1
3’とを押え具本体14’に一体形成し、これら両突片
12’、13’間に上記係止突条8’に着脱可能に係合
する係合溝15’を形成し、上記押え具本体14の反突
片側に上記裏板10’を弾性的に押圧する押圧片16’
を一体形成すると共に、上記リヤ突片12’の表面には
壁面に対して摩擦抵抗となる凹凸部23’を形成したと
いう構成である。この従来技術によるときは、額縁1’
の押え具取付溝7’に額縁用押え具11’を取付けてし
まえば、弾性的な押圧片16’で裏板10’押圧しえる
ので、その裏板をしっかり押えることができる。処が額
に納められているジグソーパズル、書、絵画、色紙F’
等(以下、色紙F’等と称す)を交換するに際して裏板
10’を外す際は、額縁1’に取付けられている額縁用
押え具11’をそのつど額縁1’から外し、色紙A’等
の交換が終了したら、前記押え具11’を再び額縁1’
に取付けなければならず、使い勝手が良いといえない。
本発明は、このような課題の解決を目指すもので、額縁
用押え具を額縁からいちいち外さなくても、色紙等の交
換を容易に行い得る使い勝手に優れる額縁用押え具の提
案を目的とする。
達成するため、中空額縁の取付溝に取付ける取付部と、
該額縁の裏板を押える押え部とで構成した額縁用押え具
であって、前記取付部は取付基部に立設した連結部の根
元における取付基部上面の対称部位に前記取付溝の係止
部に係止する球面部を形成し、かつ該球面部を結ぶ仮想
線を交差する方向の前記連結部の根元における取付基部
上面の対称部位に前記取付溝の係止部に係止する係止突
部を突設し、前記押え部は前記連結部における取付基部
構成端部と反対側の端部に押え基部を構成すると共に、
その押え基部に中空額縁の裏板を弾性的に押える弾発押
え杆を突設したということである。前記取付部は取付基
部の弾発押え杆突設側側面を凸形円弧面に構成する。前
記連結部は、弾発押え杆突設側側面に連結部中心線と平
行な縦突条を突設する。
る。額縁用押え具Aは、中空額縁Bの取付溝B1に取付
ける取付部A1と、該額縁の裏板B3を押える押え部A
2とで構成する。
嵌める取付基部A3の略中央部上面に連結部A4を略断
面円形に立設し、この連結部を中心にして取付溝B1内
の取付基部A3を回動可能にする。取付部A1は、取付
基部A3の上面対称部位、詳しくは連結部A4の根元に
おける前記対称部位に球面部A5を膨設し、前記連結部
A4を中心にして取付基部A3を回動させる際は、中空
額縁Bの取付溝B1の係止部B2に係止している球面部
A5によって、摩擦抵抗少く、スムースに回動しえるよ
うに構成する。取付部A1は、前記球面部A5を結ぶ仮
想線を交差する方向(詳しくは直角に交差する方向)の
連結部A4の根元における取付基部A3上面の対称部位
に取付溝B1の係止部B2に係止する係止突部A6を突
設し、連結部A4を中心にして回動された取付基部A3
を移動しないように固定し、併せてガタつきを防止す
る。
押え杆突設側の側面を凸形円弧面A9(丸カッコ形A
9)に構成し、連結部A4を中心にした回動をスムース
に行い得るように構成する。取付部A1は、連結部A4
の弾発押え杆突設側の側面に連結部自体の中心線(軸
心)と平行な縦突条A10を突設し、前記取付溝B1の
係止部B2の対向面間において係止部B2の一側面に圧
接し、取付基部A3を移動しないように、かつガタつか
ないように固定する。
部構成端部(図1、図2で連結部A4の下端部)と反対
側の端部(同図で連結部A4の上端部)に押え基部A7
を構成し、この押え基部を取付溝B1の係止部B2上に
表出配置するようにする。押え部A2は、押え基部A7
の一端をやや薄肉に延設して弾発押え杆A8を突設し、
その押え杆の先端部で裏板B3を弾性的に押えられるよ
うに構成する。
の一端部(図1、図2で下端部)に取付基部A3が構成
され、かつ他端部(同図で上端部)に押え基部A7が構
成され、連結部A4が取付溝B1の係止部B2の対向面
間を貫通し、取付基部A3及びそこに構成されている球
面部A5や係止突部A6などが取付溝B1内に嵌装さ
れ、前記押え基部A7に弾発押え杆A8が突設されてい
る構成である。従って、前記したように連結部A4を中
心にして取付溝B1内の取付基部A3を回動すれば、球
面部A5、係止突部A6、弾発押え杆A8なども同時に
回動する。
杆A8が裏板B3を弾性的に押えている状態において、
弾発押え杆A8を持上げて矢印方向へ回すことにより、
図6示、図7示の如く弾発押え杆A8を取付溝B1の係
止部B2上に変位(90°変位)させることが可能にな
り、この図6示、図7示の状態で裏板B3及び色紙F等
を額から取出すことが可能になって、額縁用押え具Aを
そのつど額縁Bに脱着せしめないで済み、使い勝手の良
い製品になし得る。また、取付部A1の取付基部A3の
弾発押え杆突設側側面を凸形円弧面A9(丸カッコ形A
9)に構成してあるので、連結部A4を中心とする回動
をスムースに行い得る。
面に連結部中心線と平行な縦突条A10を突設したこと
により、取付溝B1の係止部B2の対向面間に連結部A
4を貫通せしめれば、縦突条A10も一緒に貫通し、そ
の突条が弾発押え杆A8と同じ側に配設されていること
により、図5示の如く該押え杆が裏板B3を弾性的に押
えている間は、縦突条A10が係止部B2の一つの側縁
に圧接して、弾発押え杆A8の裏板押え態様を維持せし
め、同時に取付基部A3がガタつかないように、かつ移
動しないように固定する。処で球面部A5は、弾発押え
杆A8が裏板B3を弾性的に押えている図5示の状態に
あっては、押え基部A7に作用する上向の力によって、
係止部B2の下面に圧接し、前記縦突条A10と相俟っ
て弾発押え杆A8の裏板押え態様を安定的に維持せしめ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 中空額縁の取付溝に取付ける取付部と、
該額縁の裏板を押える押え部とで構成した額縁用押え具
であって、前記取付部は取付基部に立設した連結部の根
元における取付基部上面の対称部位に前記取付溝の係止
部に係止する球面部を形成し、かつ該球面部を結ぶ仮想
線と交差する方向の前記連結部の根元における取付基部
上面の対称部位に前記取付溝の係止部に係止する係止突
部を突設し、前記押え部は前記連結部における取付基部
構成端部と反対側の端部に押え基部を構成すると共に、
その押え基部に額縁の裏板を弾性的に押える弾発押え杆
を突設した額縁用押え具。 - 【請求項2】 額縁用押え具の取付部における取付基部
の弾発押え杆突設側側面を凸形円弧面に構成した請求項
1記載の額縁用押え具。 - 【請求項3】 額縁用押え具の連結部において弾発押え
杆突設側側面に連結部中心線と平行な縦突条を突設した
請求項1又は2に記載の額縁用押え具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14163696A JP2760778B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 額縁用押え具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14163696A JP2760778B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 額縁用押え具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313317A JPH09313317A (ja) | 1997-12-09 |
JP2760778B2 true JP2760778B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=15296659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14163696A Expired - Lifetime JP2760778B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 額縁用押え具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760778B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4537734B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-09-08 | 株式会社ヤマダ | 額の裏板押え具 |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP14163696A patent/JP2760778B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09313317A (ja) | 1997-12-09 |
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