JP2760073B2 - 車両用ウインドウ - Google Patents

車両用ウインドウ

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JP2760073B2 JP19872589A JP19872589A JP2760073B2 JP 2760073 B2 JP2760073 B2 JP 2760073B2 JP 19872589 A JP19872589 A JP 19872589A JP 19872589 A JP19872589 A JP 19872589A JP 2760073 B2 JP2760073 B2 JP 2760073B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用ウインドウ、特にフロントウインドウ
に適した車両用ウインドウに関するものである。
〔従来の技術〕
車両のフロントウインドウに付着した雨水が、サイド
ウインドウへ横流れするのを防止するために、フロント
ウインドウのウインドウプレートと車体パネルとの間に
取付けられるウインドウモールディングとして、サイド
部において集水溝を有するものが提案されている。
実公昭57−54416号には、このようなウインドウモー
ルディングとして、金属製の異形材の先端部に合成樹脂
製の突条を形成したものが示されている。しかしなが
ら、このような金属異形材からなるモールディングとし
て、サイド部において溝を形成し、アッパー部において
溝を形成しないものをアッパー部からサイド部にかけて
連続して形成するのは困難であり、特にアッパー部より
もサイド部における車体パネルの高さが高い場合に、外
観的に異和感のないウインドウモールディングを得るこ
とは困難である。
また合成樹脂製のウインドウモールディングとして
は、特開昭63−212121号に突条の裏面に合成樹脂製のせ
き部材を形成するものが示されているが、せき部材の保
水容積は大きくできず、またアッパー部とサイド部にお
ける車体パネルの高さに差がある場合に適用できない。
さらに合成樹脂製のウインドウモールディングとし
て、実開昭63−184117号には、アッパー部とサイド部と
で、頭部のウインドウプレートからの高さを変えて、ア
ッパー部とサイド部の車体パネルの高さの差に適合さ
せ、かつサイド部にせき部材を取付けたものが示されて
いるが、同様のものを金属異形材によって形成すること
は困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は上記問題点を解決するため、アッパー
部よりもサイド部における車体パネルの高さが高い場合
に、金属異形材からなるウインドウモールディングを用
いて、アッパー部において水受部を形成せず、サイド部
において水受部を形成し、しかも異和感がなく、外観が
優れた車両用ウインドウを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次の車両用ウインドウである。
(1)アッパー部よりもサイド部におけるフランジ部か
らの段差部の高さが高い車体パネル、この車体パネルの
開口部に取付けられたウインドウプレート、前記車体パ
ネルとウインドウプレートの周縁部との間に形成された
サイド部よりアッパー部の幅が大きい間隙、この間隙を
覆うようにアッパー部からサイド部にかけて連続して車
体に取付けられかつサイド部においてウインドウプレー
トとの間に段差を形成するようにコーナー部付近で外表
面側に曲げ加工された金属異形材からなるウインドウモ
ールディング、およびアッパー部において前記間隙に挿
入されかつサイド部においてウインドウプレートに当接
して水受部を形成するように前記ウインドウモールディ
ングの裏面から突出する脚部を備えた車両用ウインド
ウ。
(2)ウインドウモールディングはウインドウプレート
側に、アッパー部においてウインドウプレートと当接
し、サイド部においてウインドウプレートとの間に溝を
形成するリップを備えた上記(1)記載の車両用ウイン
ドウ。
(3)コーナー部付近において脚部に形成された切欠
部、およびこの切欠部にウインドウプレートに当接する
ように形成されたコーナースペーサを備えた上記(1)
または(2)記載の車両用ウインドウ。
〔作 用〕
本発明の車両用ウインドウは、アッパー部よりもサイ
ド部におけるフランジ部からの段差部の高さが高い車体
パネルの開口部に、ウインドウプレートを取付けて、車
体パネルとウインドウプレートの周縁部との間に、サイ
ド部よりアッパー部の幅が大きい間隙を形成する。一方
金属異形材をコーナー部付近で外表面側に曲げ加工して
ウインドウモールディングを形成する。このとき必要に
よりコーナー部における脚部を切欠き、また切欠部にコ
ーナースペーサを形成する。そしてウインドウモールデ
ィングを車体パネルとウインドウプレートの周縁部との
間の間隙を覆うように取付ける。このときアッパー部に
おいてモールディングの脚部を間隙に挿入してモールデ
ィングをウインドウプレートに当接させ、サイド部では
脚部をウインドウプレートに当接させて、脚部により水
受部を形成する。
この状態で使用すると、雨水は水受部に集められて流
下し、サイドウインドウへの横流れは生じない。またウ
インドウモールディングはアッパー部からサイド部にか
けて連続しているので、異和感はなく、優れた外観を呈
する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は実施例の一部の斜視図、第2図ないし第5図
はそれぞれII−IIないしV−V断面図である。図におい
て、1はウインドウ(フロントウインドウ)であって、
アッパー部2よりもサイド部3におけるフランジ部4bか
らの段差部4aの高さが高い車体パネル4、この車体パネ
ル4の開口部5に取付けられたウインドウプレート6、
車体パネル4とウインドウプレート6の周縁部6aとの間
に形成されたサイド部3よりアッパー部2の幅が大きい
間隙7、およびこの間隙7を覆うようにアッパー部2か
らサイド部3にかけて連続して取付けられかつサイド部
3においてウインドウプレート6との間に段差8を形成
するようにコーナー部9付近で外表面側に曲げ加工され
たウインドウモールディング10からなる。
車体パネル4の高さおよび間隙7の幅はアッパー部2
およびサイド部3ではそれぞれ一定であり、コーナー部
9付近において徐々に変化している。
ウインドウモールディング10は金属異形材11からな
り、部分的に樹脂部12によって被覆されている。そして
アッパー部2において間隙7に挿入され、かつサイド部
3においてウインドウプレート6に当接して水受部13を
形成するようにウインドウモールディング10の裏面から
突出する脚部14が設けられている。またウインドウモー
ルディング10はウインドウプレート6側に、アッパー部
2においてウインドウプレート6と当接し、サイド部3
においてウインドウプレート6との間に溝15を形成する
リップ16を有する。
ウインドウモールディング10の車体パネル4側および
脚部14にはそれぞれ対向する方向に係止部17、18が形成
され、また内部空間19にも係止部20が形成されている。
脚部14および係止部18はコーナー部9付近で切欠かれ、
その切欠部21には、モールディング10の曲げ加工量に相
当する高さを有するコーナースペーサ22が係止部20と係
合するように射出成形により一体成形され、コーナー部
9における段差8を埋めてウインドウプレート6に当接
している。
モールディング10の内部空間19には、長手方向に間隔
をおいて樹脂製の取付クリップ23が挿入され、アッパー
部2およびサイド部3では第2図に示すように、係合部
24、25、26が係止部17、18、20と係合し、コーナー部9
では第3図に示すように、係合部27、28が係止部17、20
に係合するとともに、係合部29がウインドウプレート6
と係合している。サイド部3では第5図中にクリップは
図示されていないが、第3図のコーナー部9と同様に係
合部が係止部17、20に係合するとともに、係合部がウイ
ンドウプレート6と係合している。取付クリップ23の下
部には取付脚30が突出し、車体パネル4の段差部4aに両
面粘着テープ等の接着材31で固着された取付部材32に係
合している。取付脚30はその取付位置に応じて、車体パ
ネル4の高さに対応した突出長さを有している。また接
着材31および取付部材32は段差部4aの全長にわたって取
付けられているが、省略して図示されている。33はウイ
ンドウプレート6を車体パネル4のフランジ部4bに固着
する接着剤、34はダムラバーである。
上記のウインドウ1は、アッパー部2よりもサイド部
3における高さが高い車体パネル4の開口部5に、接着
剤33によりウインドウプレート6を取付けて、車体パネ
ル4とウインドウプレート6の周縁部6aとの間に、サイ
ド部3よりアッパー部2の幅が大きい間隙7を形成す
る。そして車体パネル4の段差部4aに接着材31により取
付部材32を固着する。
一方、金属板を所定断面形状にロール成形した後、押
出成形により樹脂部12を積層した異形材11の両端末をク
ランプしてテンションをかけながら曲げ型に押し当てて
コーナー部9を含めて車体パネル4の外周形状に対応す
るように軸線曲げを行うとともに、ウインドウプレート
6の面方向の曲げ加工を行ってコーナー部9を形成し、
脚部14を切欠いて切欠部21にコーナースペーサ22を形成
する。コーナースペーサ22は別部品を固着してもよく、
また射出成形等により一体成形してもよい。
こうして製造されたモールディング10の内部空間19に
取付クリップ23を挿入し、取付脚30を取付部材32と係合
させるようにして、モールディング10を取付ける。この
とき、ウインドウモールディング10を車体パネル4とウ
インドウプレート6の周縁部6aとの間の間隙7を覆うよ
うに取付ける。そしてアッパー部2においてモールディ
ング10の脚部14を間隙7に挿入してモールディング10の
リップ16をウインドウプレート6に当接させ、サイド部
3では脚部14をウインドウプレート6に当接させて、脚
部14により水受部13を形成する。
この状態で使用すると、雨水は水受部13(溝15)に集
められて流下し、サイドウインドウへの横流れは生じな
い。またウインドウモールディング10はアッパー部2か
らサイド部3にかけて連続しているので、異和感はな
く、優れた外観を呈する。
なお、上記の説明において、モールディング10、取付
クリップ23等の細部構造については図示のものに限定さ
れず、変更可能である。また取付方法も上記説明のもの
に限定されず、モールディング10をウインドウプレート
6に取付けた後に車体パネル4に取付けてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、モールディングをコーナー部付近に
おいて外表面側に曲げ加工し、その脚部をアッパー部に
おいてウインドウプレートと車体パネルの間隙に挿入
し、サイド部においてウインドウプレートに当接させて
水受部を形成するようにしたので、アッパー部よりもサ
イド部における車体パネルのフランジ部からの段差部の
高さが高い場合に、金属異形材からなるウインドウモー
ルディングを用いて、アッパー部において水受部を形成
せず、サイド部において水受部を形成し、しかも異和感
がなく、外観が優れた車両用ウインドウが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の一部の斜視図、第2図ないし第5図は
それぞれII−IIないしV−V断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、2はア
ッパー部、3はサイド部、4は車体パネル、5は開口
部、6はウインドウプレート、7は間隙、8は段差、9
はコーナー部、10はウインドウモールディング、11は金
属異形材、13は水受部、14は脚部、15は溝、16はリッ
プ、21は切欠部、22はコーナースペーサ、23は取付クリ
ップ、32は取付部材、4aは段差部、4bはフランジ部であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アッパー部よりもサイド部におけるフラン
    ジ部からの段差部の高さが高い車体パネル、この車体パ
    ネルの開口部に取付けられたウインドウプレート、前記
    車体パネルとウインドウプレートの周縁部との間に形成
    されたサイド部よりアッパー部の幅が大きい間隙、この
    間隙を覆うようにアッパー部からサイド部にかけて連続
    して車体に取付けられかつサイド部においてウインドウ
    プレートとの間に段差を形成するようにコーナー部付近
    で外表面側に曲げ加工された金属異形材からなるウイン
    ドウモールディング、およびアッパー部において前記間
    隙に挿入されかつサイド部においてウインドウプレート
    に当接して水受部を形成するように前記ウインドウモー
    ルディングの裏面から突出する脚部を備えた車両用ウイ
    ンドウ。
  2. 【請求項2】ウインドウモールディングはウインドウプ
    レート側に、アッパー部においてウインドウプレートと
    当接し、サイド部においてウインドウプレートとの間に
    溝を形成するリップを備えた請求項(1)記載の車両用
    ウインドウ。
  3. 【請求項3】コーナー部付近において脚部に形成された
    切欠部、およびこの切欠部にウインドウプレートに当接
    するように形成されたコーナースペーサを備えた請求項
    (1)または(2)記載の車両用ウインドウ。
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