JP2759609B2 - キッチンカウンタのシンク構造 - Google Patents

キッチンカウンタのシンク構造

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JP2759609B2
JP2759609B2 JP7950994A JP7950994A JP2759609B2 JP 2759609 B2 JP2759609 B2 JP 2759609B2 JP 7950994 A JP7950994 A JP 7950994A JP 7950994 A JP7950994 A JP 7950994A JP 2759609 B2 JP2759609 B2 JP 2759609B2
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pocket
drain
flange surface
hole
sink body
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幸雄 内田
康浩 水嶋
一平 丸尾
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YAMAHA RIBINGU TETSUKU KK
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば流し台、収納
ボックスあるいは調理台などが適宜組み合わせ並設配置
された厨房設備におけるキッチンカウンタのシンク構造
に関するもので、特に、シンク本体へのポケット形成手
段に工夫を施すことにより、ポケット部の清掃性及び清
潔感の向上を図るとともに、ポケット形成部位における
水漏れを確実に防止するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキッチンカウンタのシン
ク構造においては、図5に示すように、ステンレススチ
ール製のシンク本体aの上端周縁にバック側に向け水切
り段差部bを介して張出し形成した比較的幅広のフラン
ジ面bにポケット孔cを開口形成し、このポケット孔c
の内周端縁dを立上り形成する一方、前記ポケット孔c
に有底箱型のポケット部材eを表面側から被せるように
挿入して、このポケット部材eの上端周縁に外側に屈曲
形成したフランジ部fを前記ポケット孔cの内周端縁d
に係合させることにより、ポケット部材eを取外し可能
にしてなる構成を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造のものでは、シンク本体aのポケット孔c
にポケット部材eを表面側から被せるように挿入してな
るために、それらの係合部位の隙間から水漏れを生じ易
いばかりでなく、ポケット部材eのフランジ部fがシン
ク本体aのフランジ面bに突出するために、シンク本体
aのフランジ面bの清掃が行ないにくい。
【0004】しかも、ポケット部材eが有底箱型からな
るために、ポケット部材eの内底面部にゴミや水が溜り
易く、不潔感を与えるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】この発明の目的は、ポケット形成部位に
おける水漏れを確実に防止し、ポケット部の清掃性及び
清潔感の向上を図ることができるようにしたキッチンカ
ウンタのシンク構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明は、内底面部に開口形成された排水口
に排水配管系に接続するストレーナが装着されたシンク
本体と、このシンク本体の上端周縁に少なくともバック
側に水切り段差部を介して張出し形成した比較的幅広の
フランジ面と、このバック側のフランジ面に表面側から
バーリング加工にて開口形成したポケット孔と、このポ
ケット孔の裏面側に屈曲して突出する内周端縁に向けそ
の上端開口周縁を前記フランジ面の裏面側から当接させ
て溶接にて互いに部分的に固着し接合してなるととも
に、それらの接合部位の周囲にシーリング剤を塗布して
なる有底箱型のポケット部材と、このポケット部材の底
面に設けられ、かつ前記ストレーナの排水配管系に排水
管を介して接続される排水孔とを具備してなる構成とし
たものである。
【0007】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、シンク本体の上端周縁にバック側に水切り
段差部を介して張出し形成した比較的幅広のフランジ面
に、ポケット孔を表面側からバーリング加工にて開口形
成し、このポケット孔の裏面側に屈曲して突出する内周
端縁に有底箱型のポケット部材の上端開口周縁を、シン
ク本体のフランジ面の裏面側から当接させて溶接にて互
いに部分的に固着し接合してなるとともに、それらの接
合部位の周囲にシーリング剤を塗布してなるために、従
前のようなシンク本体のポケット孔とポケット部材との
接合部位からの水漏れが確実に防止され、しかも、それ
らの接合部位がシンクフランジ面に突出しないために、
清掃が容易に行なえる。
【0008】また、ポケット部材の底面にシンク本体に
装着されたストレーナの排水配管系に排水管を介して接
続される排水孔を設けてなるために、ポケット部材の内
底面部の清掃が容易で、ゴミや水が溜ることがなく、清
潔感の向上が図れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1から図4に
示す図面に基づいて詳細に説明すると、図1に示すよう
に、図中1はキッチンカウンタのシンク部を形成するス
テンレススチール製のシンク本体である。
【0010】このシンク本体1は、内底面部2に排水口
3が開口形成されているとともに、その上端周縁1aに
は、水切り段差部4が形成されている。
【0011】そして、前記シンク本体1のバック側上端
縁には、水切り段差部4を介して比較的幅広のフランジ
面5が張出し形成され、このフランジ面5には、図2に
示すように、ポケット孔6が表面側からバーリング加工
にて開口形成されていて、このポケット孔6の内周端縁
6aを裏面側に突出するように屈曲させている。
【0012】また、図中10は有底箱型のポケット部材
で、このポケット部材10の底面には、排水孔11が開
口形成されているとともに、その上端開口周縁10aに
は、フランジ部12が形成されている。
【0013】すなわち、前記ポケット部材10は、その
上端開口周縁10aのフランジ部12を、前記シンク本
体1のフランジ面5の裏面側から前記ポケット孔6の内
周端縁6aに当接させてスポット溶接あるいは点溶接等
にて互いに部分的に溶接Pすることにより固着し接合し
てなるとともに、図3に示すように、それらの接合部位
の周囲にシーリング剤7を塗布してなる構成を有するも
のである。
【0014】さらに、図中8は前記シンク本体1の排水
口3に装着されたストレーナで、このストレーナ8は、
図4に示すように、排水配管系9に接続されているとと
もに、このストレーナ8には、前記ポケット部材10の
排水孔11に接続された排水管13が接続されるように
なっている。
【0015】なお、図中14は前記ポケット部材10の
底面に取外し自在に敷設した金網状の目皿で、この棚1
4上に食器洗い用の洗剤やスポンジ等の台所用品Wが載
置して収納されるようになっているものである。
【0016】しかして、上記の構成によれば、シンク本
体1のフランジ面5に表面側からバーリング加工にてポ
ケット孔6を開口形成し、このポケット孔6の裏面側に
屈曲して突出する内周端縁6aに有底箱型のポケット部
材10の上端開口周縁10aに形成したフランジ部12
を、シンク本体1のフランジ面5の裏面側から当接させ
て溶接Pにて互いに部分的に固着し接合してなるため
に、それらの接合部位がシンクフランジ面5に突出する
ことがない。
【0017】また、シンク本体1のポケット孔6とポケ
ット部材10との接合部位の周囲にシーリング剤7を塗
布してなるために、水漏れが確実に防止される。
【0018】さらに、ポケット部材10の底面に設けた
排水孔11をシンク本体1に装着されたストレーナ8に
排水管13を介して接続してなるために、ゴミや水が溜
ることがない。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、シンク本体の上端周縁にバック側に向け水切り段
差部を介して張出し形成した比較的幅広のフランジ面
に、ポケット孔を表面側からバーリング加工にて開口形
成し、このポケット孔の裏面側に屈曲して突出する内周
端縁に有底箱型のポケット部材の上端開口周縁を、シン
ク本体のフランジ面の裏面側から当接させて溶接にて互
いに部分的に固着し接合してなるとともに、それらの接
合部位の周囲にシーリング剤を塗布してなることから、
従前のようなシンク本体のポケット孔とポケット部材と
の接合部位からの水漏れを確実に防止することができ、
しかも、それらの接合部位がシンクフランジ面に突出し
ないために、清掃を容易に行なうことができる。
【0020】また、ポケット部材の底面にシンク本体に
装着されたストレーナの排水配管系に排水管を介して接
続される排水孔を設けてなるために、ポケット部材の内
底面部の清掃を容易に行なうことができるとともに、ゴ
ミや水が溜ることがなく、清潔感の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るキッチンカウンタのシンク構
造の一実施例を示す外観図。
【図2】 同じくポケット部材の接合状態を示す要部拡
大断面斜視図。
【図3】 図2のA部における拡大断面図。
【図4】 同じくシンク全体構成の概略的断面図。
【図5】 従来のシンク部の構造を要部拡大して示す概
略的断面図。
【符号の説明】
1……シンク本体、1a……上端周縁、2……内底面
部、3……排水口、4……水切り段差部、5……フラン
ジ面、6……ポケット孔、6a……内周端縁、7……シ
ーリング剤、8……ストレーナ、9……排水配管系、1
0……ポケット部材、10a……上端開口周縁、11…
…排水孔、12……フランジ部、13……排水管、P…
…溶接点。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内底面部に開口形成された排水口に排水
    配管系に接続するストレーナが装着されたシンク本体
    と、 このシンク本体の上端周縁に少なくともバック側に水切
    り段差部を介して張出し形成した比較的幅広のフランジ
    面と、 このバック側のフランジ面に表面側からバーリング加工
    にて開口形成したポケット孔と、 このポケット孔の裏面側に屈曲して突出する内周端縁に
    向けその上端開口周縁を前記フランジ面の裏面側から当
    接させて溶接にて互いに部分的に固着し接合してなると
    ともに、それらの接合部位の周囲にシーリング剤を塗布
    してなる有底箱型のポケット部材と、 このポケット部材の底面に設けられ、かつ前記ストレー
    ナの排水配管系に排水管を介して接続される排水孔とを
    具備したことを特徴とするキッチンカウンタのシンク構
    造。
JP7950994A 1994-03-25 1994-03-25 キッチンカウンタのシンク構造 Expired - Lifetime JP2759609B2 (ja)

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