JP2759050B2 - 突発性難聴治療用医薬組成物 - Google Patents
突発性難聴治療用医薬組成物Info
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Description
の治療用医薬組成物に関する。
明のものを突発性難聴と呼んでおり、たとえば文献1に
は次のように記載されている。『昭和48年の厚生省特
定疾患突発性難聴調査研究班は、診断基準の一つとして
「発症の日時を明記できる」ことを挙げ、さらに「明ら
かな原因があるものは除外」している。すなわち突発性
難聴とは原因不明の急性感音難聴を主症状とする一つの
症候群であり、その発生機序、病態についてはいまだに
仮説のみの状態にある。発生機序については内耳循環障
害説、ウイルス感染説、内耳窓破裂説が主であるが、こ
れは突発性難聴の実験モデル作成が不可能なこと、剖検
例が極めて少なくかつ陳旧性が多いことに起因してい
る。』(文献1)。現在、突発性難聴の治療は主として
内耳の循環改善を目的としてステロイド剤、循環改善
剤、ビタミン剤の組み合わせにより行われているが、上
述の如く成因、病態が未だに明らかになっていない為、
症状の改善に決定的なものとはなっていない(文献1、
2、3)。とりわけ高度突発性難聴は、早期に治療を開
始しても実用聴力として満足のいく聴力回復が望みにく
いのが現状である。
患者の側頭骨病理所見から突発性難聴の成因としてウイ
ルス感染説を提唱するに到った( 文献4、5)。その
後、主として突発性難聴患者における血清ウイルス抗体
価の上昇を根拠としたウイルス感染説を支持する報告が
数多くなされている(文献6、7)。しかし治療面から
見ると、突発性難聴の治療に抗ウイルス剤を用いた例は
ほとんど無く、また治療効果も上がっていない。たとえ
ば文献7では、突発性難聴の治療に抗ウイルス剤を使用
することは本症の治療率を上昇する可能性があり得ると
考え、従来の治療に抗ウイルス剤(Acyclovir) を併用し
た治療方法を行っている。しかしステロイド及びAcyclo
vir 投与群、Acyclovir 投与群、ステロイド投与群の間
で改善度に有意差は認められていない。このような状況
のもと、ウイルス感染を考慮した積極的治療はほとんど
なされていないのが現状である。
ンパクとして、インターフェロン(以下、IFNと略
す)が知られている。IFNはウイルス感染をはじめと
するさまざまな要因で産生される物質で、抗ウイルス作
用、抗腫瘍作用、免疫調整作用などの生物活性を有する
サイトカインの1つである。IFNの抗ウイスル作用の
全貌は未だ解明されていないが、ウイルスを直接攻撃せ
ず細胞に作用し、2-5 oligoadenylate synthetase( 以
下、2−5ASと略す)を活性化することによりウイル
スのmRNAを破壊し、抗ウイルス作用を発揮することが知
られている( 文献10〜12)。しかし、生体内で、あ
らゆるウイルス感染に対して抗ウイルス効果を発揮する
かどうかは未だ明らかにされていない。これらIFNを
突発性難聴の治療に適用した例は未だ報告されていな
い。突発性難聴ではないが、難聴を諸症状のうちの一つ
とする帯状水痘ウイルス感染症の患者にIFN(Hu IFN-
α) を適用した例がある( 文献13)。治療の結果、他
の症状(咽頭痛、右耳痛、発熱、意識障害等)の改善は
見られた。しかし難聴は改善せず、発症後2か月の時点
でも不変であったという報告がなされている。
の新しい治療薬を提供することを目的とする。即ち本発
明の課題は、従来にない優れた効果を有する治療剤とし
て、IFNを有効成分とする突発性難聴治療剤を提供す
ることを目的とする。
の患者に対し、抗ウイルス剤としてIFNを単独あるい
は従来の治療に用いられた薬剤との併用により使用した
ところ、全例に何らかの効果が認められ、今までに見ら
れない良好な結果が得られ、本発明を完成するに到っ
た。すなわち本発明は、IFNを有効成分とする、突発
性難聴に対する治療用医薬組成物に関する。本発明の治
療用医薬組成物に含有されるIFNは、天然の原料(た
とえば白血球、繊維芽細胞、リンパ球など)、あるいは
天然由来の原料(たとえばセルラインなど)から誘導さ
れたIFNでも、組み換えDNA技術により調製された
IFNでもよい。IFNのcDNAのクローニング、あ
るいはそのcDNAの直接発現、とりわけ大腸菌での発
現の詳細については多くの発表がなされている。従っ
て、例えば組み換えIFNの調製は、例えば、Nature 2
95(1982),503-508(Grayら) 、Nature 284(1980),316-32
0、Nature 290(1981),20-26(Goeddelら)、Nucleic Aci
ds Res.8(1980),4057-4074i( ヨーロッパ特許No.174 14
3も同様) により知られた方法によって実施できる。I
FNは、たとえばα、β、γ−IFNのいずれでもよ
い。さらに、IFN−αIあるいはIFN−α2(IF
N−α2A,IFN−α2B,IFN−α2Cなど)、
またはIFN−αII(IFN−αIIあるいはω−IFN
とも呼ばれる)などのサブタイプ、天然もしくは人為的
アレル変異体、あるいは転移、欠失、挿入、修飾などを
含むIFN分子(たとえばペグ化されたIFN)これら
のIFNから得られうるハイブリッド、あるいはコンセ
ンサスIFN分子などの多数のタイプのIFNがあり、
これらのいずれもが本発明において有効に使用できる。
してIFN単独であってもよいし、他の薬剤との合剤で
あってもよい。また、IFNを薬効成分とする薬剤を、
他の薬剤との併用に供してもよい。ここで言う「他の薬
剤」とは、既知の突発性難聴治療剤、すなわちステロイ
ド剤(例えばベタメサゾン、プレドニゾロン等)、循環
改善、血管拡張剤(例えばATP、カリクレイン製剤、
プロスタグランジン、低分子デキストラン等)、ビタミ
ン剤(例えばビタミンB12等) などを含む。このよう
に、IFNを薬効成分とする薬剤を他の薬剤と併用する
ことにより、突発性難聴の治療効果を促進することもで
きる。本発明の治療用医薬組成物は、IFN及び他の薬
剤を含むキットの形態であってもよい。IFNを含有す
る本発明の治療用医薬組成物は、突発性難聴を治療する
のに好ましい投与経路に適した薬学的に許容される媒体
を含ませてもよい。例えば注射液の場合、滅菌等張塩
水、防腐剤、緩衝剤などを含んでいてもよい。また、徐
放性の治療用組成物とすることも可能である。投与量
は、1日量100 単位〜2,000 万単位程度を効果が認めら
れるまで使用することが可能であるが、1日量50万単位
〜1,000 万単位を2週間程度投与するのが好ましい。用
法としては筋肉注射による投与が好ましいが、経口投
与、坐薬としての投与、皮下注射、静脈注射、局所注
入、脳室内投与、腹腔内投与なども考えられる。
明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例
によりなんら限定されるものではない。 実施例 (1)方法 IFN−α〔IFN ALFA−2A(genetic
al recombination)〕300万単位を
連日10日間、筋肉注射により投与した。この際、循環
改善・血管拡張剤(低分子デキストラン、ATP)、ビ
タミン剤(ビタミンB12) 、ニコチン酸に加え、ステロ
イド( ベタメサゾン) 漸減療法を併用した。詳細を表1
に示す。
間に受診した突発性難聴の患者のうち、特に予後が悪い
とされる高度突発性難聴に的を絞り、初診時平均聴力が
5分法(250、500、1000、2000、400
0Hzの5周波数の聴力の算術平均を測る方法)で70
dB以上、発症1週間以内の患者(N=24、年齢:2
0〜78才、男:7名、女:17名、初診時平均聴力:
86.6dB(5分法)、右12耳、左12耳、平均受
診日:3.4日)のみとした(表2)。
IFN−αの使用、それに伴う副作用の説明などを十分
に行い、同意の上でこの治療法を行った。ただし、この
24名の患者のうち3名は糖尿病があったためステロイ
ド療法は併用せず、IFN−αと循環改善剤、血管拡張
剤のみを使用した。対照群として、1988年1月〜1
992年7月の間、ステロイド漸減療法を行った患者の
うち初診時平均聴力が5分法で70dB以上、発症1週
間以内の患者(N=45、年齢13〜89、男:26
名、女:19名、初診時平均聴力:85.1dB(5分
法)、右20耳、左25耳、平均受診日:3.8日)の
治療成績を用いた。治療効果の判定には、表3に示す厚
生省突発性難聴研究班の聴力回復判定基準により、4段
階で分類した。
る他施設の成績(文献1、2、8、9)と大差無いもの
である。この両者の比較からも明らかなように、IFN
−α投与群では、完全治癒が約半数の24名中12名
で、不変の症例は1例もなかった。一方、対照群では、
治癒が20%の45名中9名、不変が全体の1/3にあ
たる45名中15名有り、IFN−α投与群と大きな差
が認められた。有効率は以下の通りであった。 有効率;IFN−α群:100%、対照群:66.7% (X2 test:X2 =9.97,p<0.001
6)。 さらに少なくともひとつ以上のスケールアウト(5つの
周波数のうち少なくとも1つの周波数における聴力が、
以下に示す表4のスケールアウト認定dB以上のもの)
を含む平均聴力90dB以上のより高度の難聴症例に限
って比較してみた。
では、24名中10名がこれに該当し、治癒:3名、著
明回復6名:回復:1名であったのに対し、対照群では
45名中14名が該当したが、治癒、著明回復の症例が
1例もなく、回復:4名、不変:10名という結果であ
った。有効率は以下の通りであった。 有効率;IFN−α群:100%、対照群:28.5% (Fisher’s Exact test,2−ta
il:p<0.0001) また、糖尿病を有しステロイド療法を併用できなかった
3名の患者の予後は各々、治癒、著明回復、回復であっ
た。また、IFN−α 300万単位でも、副作用は見
られなかった。これらの治療成績の結果から、従来法で
治療が困難であった、より高度の突発性難聴にもIFN
−αは有効であることがわかった。
2−5AS活性が抗ウイルス作用の指標となる(文献1
0〜12)。そこでIFN−α投与群に対し、外来初診
時、およびIFN−α投与開始3日後に血液中の2−5
AS活性の測定を行い、予後との間に何らかの関係がな
いか検討した。この際、2−5AS活性測定は、2−5
ASにより合成される2−5Aの量をRadio Immuno Ass
ay(2 antibody method) で測定することにより行った。
測定には栄研科学社製の「2−5Akit」を用いた。
図2はIFN−α投与前後での2−5AS活性の変化と
予後との関係を示すものである。2−5ASは100p
mol/dl以上の値で抗ウイルス活性を持つ(SRL
社「2′−5′オリゴアデニル酸合成酵素検査マニュア
ルコード5462)。図2で見る通りほとんどの症例で
はIFN−α投与前では2−5ASの値が100pmo
l/dl以下で抗ウイルス作用がないと考えられる。一
方、IFN−α投与3日後では100pmol/dl以
上の値をとるものが多く、とくに治癒したものは1例を
除き、ほぼ全例2−5AS活性の上昇が認められた(P
aired−t test: t=6.14,p<0.
0001)。
S活性値を予後に分けて示してみた。治癒した症例の9
1.7%(12例中11例)、著明回復した症例の7
0.0%(10例中7例)は2−5AS活性の上昇が認
められるが、回復の症例では2例とも2−5AS活性の
上昇が認められていないという結果になっている。これ
は、IFN−α投与3日後の2−5AS活性の上昇と予
後とに相関があるといえる。(Fisher's Exact test,2-
tail:p=0.054) 。以上の如く、IFN−α投与3日目で
は75.0%(24例中18例)で2−5AS活性の上
昇が見られていることから、これらの症例では外部から
投与したIFN−αにより2−5AS活性の上昇が誘発
され抗ウイルス状態が作り出されたと考えられる。しか
も2−5AS活性が高かった症例の大半が従来の治療に
比較して有意に予後良好であったことは、突発性難聴の
成因にウイルスが何らかの形で関与していることを示唆
している。
解析.Audiol Jpn,30 :124-140,1987. 2.柳田則之,鈴木康之,村橋けい子,他:突発性難聴
SCALE OUT 症例の予後と病態.耳鼻臨床,75:769-77
8,1982. 3.Mattox,D.E.and Lyles,C.A.:Idiopathic sudden se
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i,M.,et al:The pathology of sudden deafness.Laryng
oscope,72:1142-1157,1962. 5.Schuknecht,H.F.and Donovan,E.D.:The pathology
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ch Otorhinolaryngol,(Berlin)243:1-15,1986 6.本藤 良、倉田 毅、野村恭也、他: 突発性難聴患
者における単純ヘルペスウイルスの血清疫学的検討. 耳
鼻 28:878-884,1982. 7.中西 弘、榎本雅夫、寒川高男:突発性難聴に対す
る抗ウイルス剤の点滴静注療法の検討.耳鼻臨床 81:
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耳傷害に対するインターフェロン髄腔内投与、耳喉 57
(8)621-628 頁,1985.
療成績を示す。
始3日後の2−5AS活性の変化を示す。(2−5AS
は100pmol/dl以上で抗ウイルス活性を持
つ。)
S活性値を予後に分けて示す。○は2−5AS活性10
0pmol/dl以上を、●は2−5AS活性100p
mol/dl以下を表す。
Claims (13)
- 【請求項1】 インターフェロンを有効成分とする、突
発性難聴に対する治療用医薬組成物。 - 【請求項2】 インターフェロンが単独、あるいは他の
薬剤との合剤である、請求項1記載の治療用医薬組成
物。 - 【請求項3】 インターフェロンを有効成分とする、突
発性難聴治療効果促進のための請求項1または2記載の
治療用医薬組成物。 - 【請求項4】 インターフェロンを有効成分とし、且つ
他の薬剤との併用に供するものである、請求項1〜3の
いずれかに記載の治療用医薬組成物。 - 【請求項5】 インターフェロンを単独に含有し、且つ
他の薬剤との併用に供するものである、請求項4記載の
治療用医薬組成物。 - 【請求項6】 インターフェロンと他の薬剤とを含むキ
ットの形態にある請求項1〜5のいずれかに記載の治療
用医薬組成物。 - 【請求項7】 他の薬剤がステロイドを含むものであ
る、請求項1〜6のいずれかに記載の治療用医薬組成
物。 - 【請求項8】 インターフェロンと薬学的に許容される
媒体を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか
に記載の治療用医薬組成物。 - 【請求項9】 インターフェロンが天然物から誘導され
るか、又は組み換えDNA技術により調製されるもので
ある、請求項1〜8のいずれかに記載の治療用医薬組成
物。 - 【請求項10】 インターフェロンが天然あるいは組み
換えアルファーインターフェロンであることを特徴とす
る、請求項1〜9のいずれかに記載の治療用医薬組成
物。 - 【請求項11】 インターフェロン単独、あるいは他の
1種もしくはそれ以上の薬剤とともに、薬学的に許容し
うる媒体とインターフェロンとを混合することからなる
突発性難聴の治療用医薬の製造方法。 - 【請求項12】 インターフェロンが天然物から誘導さ
れるか、又は組み換えDNA技術により調製されるもの
である、請求項11記載の製造方法。 - 【請求項13】 インターフェロンが天然あるいは組み
換えアルファーインターフェロンである、請求項12記
載の製造方法。
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