JP2758824B2 - ヘッドキャリッジ組立て体 - Google Patents

ヘッドキャリッジ組立て体

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JP2758824B2
JP2758824B2 JP2173094A JP2173094A JP2758824B2 JP 2758824 B2 JP2758824 B2 JP 2758824B2 JP 2173094 A JP2173094 A JP 2173094A JP 2173094 A JP2173094 A JP 2173094A JP 2758824 B2 JP2758824 B2 JP 2758824B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドキャリッジ組立
て体に関し、特にフロッピィディスク装置に使用するヘ
ッドキャリッジ組立て体に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル磁気ディスク(以下FDと
称す)を記録媒体とするフロッピィディスク装置に使用
するヘッドキャリッジ組立て体は、磁気ヘッドを担持し
て移動させるヘッドキャリッジ組立て体を有しており、
このヘッドキャリッジ組立て体は、FDの半径方向に磁
気ヘッドを移動させると共に、FDの指定された位置に
おいて回転するFDと摺動しながら情報の記録または再
生を行っている。
【0003】従来の公知例としては特願平5−2489
41号が知られている。
【0004】この従来のヘッドキャリッジ組立て体につ
いて図面を参照して説明する。
【0005】図4は従来のヘッドキャリッジ組立て体の
一例を示す斜視図、図5は図4に示すキャリッジ5に取
り付ける前のホルダー4を示した斜視図である。
【0006】図4において、磁気ヘッド6aはキャリッ
ジ5上に搭載されている。この磁気ヘッド6aに対向し
て設けられている磁気ヘッド6bはホルダー4の先端部
に装着され、ホルダー4の他端は板状バネ3の一端に保
持されている。
【0007】板状バネ3の他端はキャリッジ5から突出
している取付け部5aにビス7a,7bで固定されてい
る。
【0008】この時、取付部5a上端面には荷重基台8
が設けられ、板状バネ3の一部には舌状に切り起こされ
た荷重バネ部2があり、この両者が前述のネジ止め時に
荷重バネ部2を押し上げる(変形させる)ことにより、
荷重バネ部2を下方にたわませ、磁気ヘッド6bを媒体
に対して加圧する構造となっている。
【0009】従って、前述の加圧された圧力は、荷重基
台8の高さと図5に示す荷重バネ部2の初期形状、曲げ
角θや板厚H、板幅B、長さLによって決定され、前述
の組立て工程においては、加圧の調整ができなかった。
【0010】また、他の公知例としては特開昭63−1
88856号公報が知られている。
【0011】この従来例について図面を参照して説明す
る。
【0012】図6は他の従来例のキャリッジ組立を説明
するための断面拡大図である。
【0013】この従来例の加圧調整機構は、磁気ヘッド
14に荷重を与えるピポット板バネ16とこれに一体的
に形成された調整板バネ17を調整ネジ20により押
し、調整板バネ17の変形による反力をピポット板バネ
16に加えて磁気ヘッド14の荷重を調整している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のヘッド
キャリッジ組立て体は、FDを適切に加圧するために、
荷重バネ部2の板厚Hおよび板幅B、長さLの高精度化
が必要であり、なおかつ板状バネ3と荷重バネ2とがな
す曲げ角θの微調整を実施していたため、調整工数およ
び費用が多大にかかるという問題点があった。
【0015】また、従来のヘッドキャリッジ組立て体
は、調整ネジによって調整する方法の場合は、調整板バ
ネと調整ネジとが接点であることから、その接点が磁気
ヘッドの中心線からはずれる可能性が大であり、その結
果、磁気ヘッドが媒体に対して片当り状態となり、磁気
ヘッドが媒体を損傷したり、記録再生が正しく行われな
いなどの問題点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のヘッドキャリッ
ジ組立て体は、先端部に第一の磁気ヘッドを担持するホ
ルダーと、ホルダーの末端部に一端を保持された板状バ
ネと、第一の磁気ヘッドに対向する第二の磁気ヘッドを
担持するキャリッジの後端部にて板状バネの他端をビス
固定し板状バネの略中央部に荷重バネ部を設けたヘッド
キャリッジ組立て体において、板状バネと荷重バネ部と
の間に面方向移動可能な荷重調整板を設けたことを特徴
としており、また、荷重調整板におけるビス固定用の穴
形状を楕円または三角形、またはその穴を少なくとも2
箇所の段をつけた形状としたことを特徴としている。
【0017】さらには、荷重調整板における荷重バネ部
との接合部において、鉛直方向に段差を設けたことを特
徴としている。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本発明によるヘッドキャリッジ組立
て体の一実施例を示す斜視図、図2は図1の実施例の荷
重調整板1と荷重バネ2の位置関係を示した平面図であ
る。
【0020】図1において、本実施例のヘッドキャリッ
ジ組立て体は、磁気ヘッド6bが担持されたホルダー4
を上下方向に変位可能に支持し、他端を取り付け部5a
にビス7a,7bにて固定される板状バネ3の一部(概
略中央部)に磁気ヘッド6bがFDを加圧するための荷
重バネ部2を設けている。
【0021】さらに、キャリッジ5の後端部に位置する
取り付け部5aの上部において、板状バネ3と荷重バネ
2の間に荷重調整板1が配置されている。
【0022】ここで、荷重バネ部2を上方向にたわませ
ると共に荷重調整板1の先端部におけるせり出し部にの
せることにより、板状バネ3のビス7a,7bにて固定
させる箇所を中心としてホルダー4を回転させ、ひいて
は磁気ヘッド6bがFDを加圧している。
【0023】荷重調整板1のビス7a,7bの挿入部形
状は荷重を高低させることが可能な楕円形状となってい
る。
【0024】図2に示すように、ビス7a,7bの挿入
部における楕円にそって荷重調整板1を前後させること
により、荷重バネ部2のたわみ量を調整できるので、容
易に適切な荷重調整が可能となる。
【0025】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照して説明する。
【0026】図3(a),(b),(c)は本発明によ
るヘッドキャリッジ組立て体の他の実施例に使用する荷
重調整板1を示す斜視図である。
【0027】図3(a)は荷重調整板1のビス7a,7
bの挿入部形状が三角形となっており、ビス7a,7b
に対し荷重調整板1を三角形の1辺に沿って移動させる
ことにより荷重調整が可能である。
【0028】図3(b)は荷重調整板1のビス7a,7
bの挿入部形状が荷重調整が可能な方向において階段状
になっており、各段にビス7a,7bを位置決めするこ
とにより、荷重調整が可能である。
【0029】図3(c)は荷重調整板1における荷重バ
ネ部2との接合部において、鉛直方向に段付となってお
り、荷重調整板1を移動させることにより、荷重バネ部
2との接合部高さが可変となり、荷重調整が可能であ
る。
【0030】このことにより、荷重バネ部2の板厚H、
長さL、板幅Bおよび荷重バネ2と板状バネ3とのなす
角度θの高精度化が不要となる。
【0031】荷重調整板1はステンレス鋼や、ABS樹
脂、ポリカーボネィト等のプラスチックで形成されてい
ても同様の効果を有する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヘッドキ
ャリッジ組立て体は、荷重調整板において、ビス固定用
の穴を楕円、三角、階段などの形状にすることにより、
荷重調整板を前後に移動させることで荷重を容易に調整
することが可能となり、また、荷重調整板の荷重バネ部
との接合部において、鉛直方向に段を付けることによ
り、荷重調整板を左右に移動させることで荷重を容易に
調整することが可能となり、低工数で磁気ヘッドをFD
に適切な荷重で加圧させることができ、調整工数および
費用を低減できるという効果を奏する。
【0033】また、本発明のヘッドキャリッジ組立て体
は、板バネの面に平行移動可能な荷重調整板のキャリッ
ジ中心線に対して直角な部分で、荷重バネ部に線接触し
た状態で磁気ヘッドの荷重調整ができるため、媒体面に
対して磁気ヘッド摺動面を均一に荷重することが可能に
なり、磁気ヘッドによる媒体の損傷を無くし、記録再生
を正しく行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドキャリッジ組立て体の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の荷重調整板1と荷重バネ2の位
置関係を示した平面図である。
【図3】本発明によるヘッドキャリッジ組立て体の他の
実施例に使用する荷重調整板1を示す斜視図である。
【図4】従来のヘッドキャリッジ組立て体の一例を示す
斜視図である。
【図5】図4に示すキャリッジ5に取り付ける前のホル
ダー4を示した斜視図である。
【図6】他の従来例のキャリッジ組立を説明するための
断面拡大図である。
【符号の説明】
1 荷重調整板 2 荷重バネ 3 板状バネ 4 ホルダー 5 キャリッジ 5a 取り付け部 6a,6b 磁気ヘッド 7a,7b ビス 8 荷重基台 14 磁気ヘッド 16 ピポット板バネ 17 調整板バネ 20 調整ネジ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/49 G11B 17/32 G11B 21/21

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に第一の磁気ヘッドを担持するホ
    ルダーと、前記ホルダーの末端部に一端を保持された板
    状バネと、前記第一の磁気ヘッドに対向する第二の磁気
    ヘッドを担持するキャリッジの後端部にて前記板状バネ
    の他端をビス固定し前記板状バネの略中央部に荷重バネ
    部を設けたヘッドキャリッジ組立て体において、前記板
    状バネと前記荷重バネ部との間に面方向移動可能な荷重
    調整板を設けたことを特徴とするヘッドキャリッジ組立
    て体。
  2. 【請求項2】 前記荷重調整板における前記ビス固定用
    の穴形状を楕円としたことを特徴とする請求項1記載の
    ヘッドキャリッジ組立て体。
  3. 【請求項3】 前記荷重調整板における前記ビス固定用
    の穴形状を三角としたことを特徴とする請求項1記載の
    ヘッドキャリッジ組立て体。
  4. 【請求項4】 前記荷重調整板における前記ビス固定用
    の穴を少なくとも2箇所の段をつけた形状としたことを
    特徴とする請求項1記載のヘッドキャリッジ組立て体。
  5. 【請求項5】 前記荷重調整板における前記荷重バネ部
    との接合部において鉛直方向に段差を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のヘッドキャリッジ組立て体。
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