JP2758491B2 - 磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリ - Google Patents

磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリ

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JP2758491B2 JP2223136A JP22313690A JP2758491B2 JP 2758491 B2 JP2758491 B2 JP 2758491B2 JP 2223136 A JP2223136 A JP 2223136A JP 22313690 A JP22313690 A JP 22313690A JP 2758491 B2 JP2758491 B2 JP 2758491B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はビデオテープレコーダ、デジタルオーデイ
オテープレコーダの如き磁気記録再生装置、特にその固
定シリンダに関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来の磁気記録再生装置の回転ヘッドアセン
ブリの縦断面図、第5図は第4図の固定シリンダの要部
拡大断面図、第6図は第5図の固定シリンダの外周面の
磁気テープ巻終わり部分で磁気テープがたわんでいる様
子を示す要部拡大図である。
図において、1は磁気テープ、2は磁気テープ1を案
内するリード溝201を外周面202に有する固定シリンダ、
3は固定シリンダ2に固定された中心軸、4は軸受、5
は中心軸3、軸受4等からなる回転部分を介して固定シ
リンダ2から回転可能に支持された回転シリンダ、501
は回転シリンダ5の外周面、6は回転シリンダ5に取付
けられ、磁気テープ1に情報を記録し、または磁気テー
プ1に既に記録されている情報を再生する磁気ヘツド、
7は磁気ヘツド6と固定側の信号処理回路(図示せず)
との間で情報を非接触で授受するロータリトランス、8
は回転シリンダ5を回転駆動するモータである。
次に上記磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリの
動作について説明する。モータ8によつて回転シリンダ
5を回転させると、磁気ヘツド6も中心軸3を中心とし
て回転し、リード溝201に沿つて案内されて固定シリン
ダ2及び回転シリンダ5の外周面202、501上を走行する
磁気テープ1に情報を記録再生する。この時、記録また
は再生される情報は磁気ヘツド6からロータリトランス
7を介して固定側の信号処理回路との間で授受される。
ところで、従来の固定シリンダ2をたとえば切削加工
によつて形成する際に、リード溝201の固定シリンダ底
面203からの高さhを、固定シリンダ2の中心部204から
の距離Rが大きくなつても同一となるように形成してい
た。これはリード溝201をバイトを用いて切削加工する
際に加工が容易なためである。
また、従来の固定シリンダ2をコスト低減化を狙つ
て、成形加工によつて形成する際にも、リード溝201の
固定シリンダ底面203からの高さhを、固定シリンダ2
の中心部204からの距離Rが大きくなつても同一となる
ように形成していた。
ところが、固定シリンダ2を成形加工によつて形成す
る際には、金型のリード溝形成面の加工精度を確保する
ため、リード溝201の幅tに相当する部分の幅を切削加
工する際よりも数倍大きくする必要があつた。そのた
め、成形加工による固定シリンダ2のリード溝201の幅
tは、切削加工によるものよりも数倍大きくならざるを
得なかつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリは以
上のように構成されていたので、磁気テープ1が成形加
工によつて形成された固定シリンダ2の外周面202に巻
回する際に、第6図に示したように磁気テープ1が、リ
ード溝201のエツジ205に乗り上げてたわんでしまい、ひ
どいときには座屈し、いずれの場合も正常な記録再生が
できないという問題があつた。なお、本来磁気テープ1
の下端101が走行すべき軌跡を破線で示す。
この問題は特に磁気テープ1が固定シリンダ2の外周
面202に巻回する際の巻始め部分や、巻終わり部分で、
頻繁に発生した。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、成形加工で固定シリンダ2を形成して
も、磁気テープ1が、リード溝201のエツジ205に乗り上
げることなく正常な記録再生が可能な固定シリンダを搭
載した磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリを得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る磁気記録再生装置の回転ヘツドアセン
ブリは、固定シリンダのリード溝を、固定シリンダ底面
からの高さが、固定シリンダの中心部からの距離が大き
くなるに従つて低くなるように形成するとともに、該リ
ード溝の形状を平面部がなく一様の傾斜面となるように
することによって、磁気テープが、リード溝のエツジに
乗り上げることなく正常な記録再生が可能となるように
したものである。
〔作用〕
この発明における固定シリンダは、リード溝を、固定
シリンダ底面からの高さが、固定シリンダの中心部から
の距離が大きくなるに従つて低くなるように形成するこ
とによつて、磁気テープが、リード溝のエツジに乗り上
げることなく正常な記録再生が可能となるようにしたも
のである。
〔実施例〕
以下この発明の実施例を第1図乃至第3図について説
明する。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置
の回転ヘツドアセンブリの縦断面図、第2図は第1図の
固定シリンダの要部拡大断面図、第3図は第2図の固定
シリンダの外周面の磁気テープ巻終わり部分で磁気テー
プがたわむことなく正常に走行している様子を示す要部
拡大図である。なお、上記従来のものと同一もしくは相
当部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図において、固定シリンダ2は、リード溝201を、底
面203からの高さhが、中心部204からの距離Rが大きく
なるに従つて低くなるように形成されているとともに、
該リード溝201を、平面部のない一様の傾斜面に形成し
ている。つまり、リード溝201の底部が、段部(エッジ
部)がなく一様に外側へ拡がるように傾斜している。
こうすることによつて、固定シリンダ2を低コストな
成形加工によつて形成しても、第3図に示したように、
磁気テープ1が、リード溝201のエツジ205に乗り上げる
ことなく正常に走行することが可能になつた。その結
果、従来、特に磁気テープ1が固定シリンダ2の外周面
202に巻回する際の巻始め部分や、巻終わり部分で、頻
繁に発生していた磁気テープ1のたわみや座屈が一掃さ
れ正常な記録再生が可能となつた。
また、リード溝201の幅tに相当する金型のリード溝
形成面の幅を大きくすることが可能なので、加工精度は
従来通りに容易に確保される。
リード溝201の傾斜角αの大きさは、磁気テープ1
が、リード溝201のエツジ205に乗り上げることなく正常
に走行し、かつ磁気テープ1が、リード溝201から滑り
落ちない範囲であればどのような値をとつても構わな
い。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、固定シリンダのリー
ド溝を、固定シリンダ底面からの高さが、固定シリンダ
の中心部からの距離が大きくなるに従つて低くなるよう
に、平面部のない一様の傾斜面に形成したので、成形加
工によつて形成しても、磁気テープがリード溝のエツジ
に乗り上げることなく正常な記録再生が可能で、かつ低
コストな固定シリンダを搭載した磁気記録再生装置の回
転ヘツドアセンブリが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
回転ヘツドアセンブリの縦断面図、第2図は第1図の固
定シリンダの要部拡大断面図、第3図は第2図の固定シ
リンダの外周面の磁気テープ巻終わり部分で磁気テープ
がたわむことなく正常に走行している様子を示す要部拡
大図、第4図は従来の磁気記録再生装置の回転ヘツドア
センブリの縦断面図、第5図は第4図の固定シリンダの
要部拡大断面図、第6図は第5図の固定シリンダの外周
面の磁気テープ巻終わり部分で磁気テープがたわんでい
る様子を示す要部拡大図である。 図において、1は磁気テープ、2は固定シリンダ、201
はリード溝、202は外周面、203は底面、204は中心部、
5は回転シリンダである。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/61

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに情報を記録再生する磁気記録
    再生装置の回転ヘツドアセンブリであって、上記磁気テ
    ープを外周面に巻回し、かつ上記磁気テープを案内する
    リード溝を外周面に成形加工により形成された固定シリ
    ンダと、上記固定シリンダの中心部に取りつけられた回
    転部分に回転可能に支持される回転シリンダとからなる
    ものにおいて、上記リード溝の上記固定シリンダ底面か
    らの高さを、上記固定シリンダの中心部からの距離が大
    きくなるに従って低くなるように形成するとともに、該
    リード溝の形状を水平部分のない一様の傾斜面としたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブ
    リ。
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